JP2018136788A - 決済制御システムおよび決済制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティが高い状態で正確な金額を決済すること。
【解決手段】決済制御システムは、制御装置1と情報処理装置2とを有する。制御装置1は、荷物3の配送を依頼するユーザの生体情報を取得する生体取得部1aと、荷物3の大きさに関する情報を計測するセンサ1bと、荷物3の重量を計測する重量計1cと、ユーザの生体情報と、荷物3の大きさに関する情報と荷物3の重量とを情報処理装置2に送信する制御部1dとを備える。情報処理装置2は、ユーザ情報4と料金情報5と決済番号情報6とを記憶する記憶部2aと、ユーザ情報4を参照し、生体情報に対応するユーザを特定し、料金情報5を参照し、荷物3の大きさに関する情報と荷物3の重量とに基づいて金額を特定し、決済番号情報6を参照し、特定したユーザに対応する決済番号を特定し、決済を実行する装置に対して、金額を決済番号で決済するように指示する制御部2bと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、決済制御システムおよび決済制御方法に関する。
商品の購入金額やサービスに対する金額を決済する手段として、クレジットカードを用いた決済が知られている。クレジットカードに関する技術が提案されている。例えば、販売管理サーバは、利用者の生体認証データを取得し、利用者を特定できた場合、利用者のクレジットカード番号で商品の購入金額を決済する。
特開2016−157294号公報
ところで、荷物の配送を依頼するユーザは、コンビニエンスストアや集荷所などに荷物を持っていく。コンビニエンスストアなどの店員は、荷物の大きさなどを巻尺などで計測する。荷物の配送に掛る金額は、計測した結果に基づいて決定される。人為的ミスにより計測に誤りがあった場合、荷物の配送に掛る金額は、誤った金額になる。
また、荷物の配送に掛る金額をクレジットカードで決済する場合は、スキミングされる可能性が高い。
1つの側面では、本発明は、セキュリティが高い状態で正確な金額を決済できる決済制御システムおよび決済制御方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、決済制御システムが提供される。この決済制御システムは、制御装置と、情報処理装置とを有する。制御装置は、荷物の配送を依頼するユーザの生体情報を取得する生体取得部と、荷物の大きさに関する情報を計測するセンサと、荷物の重量を計測する重量計と、ユーザの生体情報を情報処理装置に送信し、荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とを情報処理装置に送信する制御部と、を備える。情報処理装置は、ユーザとユーザの生体情報とに対応するユーザ情報と、荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とに対応する荷物の配送に掛る金額を示す料金情報と、ユーザと決済番号とに対応する決済番号情報とを記憶する記憶部と、ユーザ情報を参照し、制御装置から受信したユーザの生体情報に対応するユーザを特定し、料金情報を参照し、制御装置から受信した荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とに基づいて金額を特定し、決済番号情報を参照し、ユーザの生体情報から特定したユーザに対応する決済番号を特定し、決済を実行する装置に対して、金額を決済番号で決済するように指示する制御部と、を備える。
また、1つの態様では、決済制御方法が提供される。この決済制御方法は、制御装置が、荷物の配送を依頼するユーザの生体情報を取得し、荷物の大きさに関する情報を計測し、荷物の重量を計測し、ユーザの生体情報を情報処理装置に送信し、荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とを情報処理装置に送信し、情報処理装置が、ユーザとユーザの生体情報とに対応するユーザ情報を参照し、制御装置から受信したユーザの生体情報に対応するユーザを特定し、荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とに対応する荷物の配送に掛る金額を示す料金情報を参照し、制御装置から受信した荷物の大きさに関する情報と荷物の重量とに基づいて金額を特定し、ユーザと決済番号とに対応する決済番号情報を参照し、ユーザの生体情報から特定したユーザに対応する決済番号を特定し、決済を実行する装置に対して、金額を決済番号で決済するように指示する。
1つの側面では、セキュリティが高い状態で正確な金額を決済できる。
第1の実施の形態の決済制御システムを示す図である。 第2の実施の形態の決済制御システムを示す図である。 第2の実施の形態の端末装置の具体例を示す図である。 第2の実施の形態の端末装置のハードウェアの例を示す図である。 第2の実施の形態の赤外線センサによる計測を説明するための図である。 第2の実施の形態の認証サーバのハードウェア例を示す図である。 第2の実施の形態の決済制御システムが有する各装置の機能例を示す図である。 第2の実施の形態の静脈認証テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の履歴テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態のサイズテーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の発送エリアテーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の配送エリアテーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の料金テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の割引テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の顧客テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その1)である。 第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その2)である。 第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その3)である。 第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込まない場合の例を示すシーケンス図(その1)である。 第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込まない場合の例を示すシーケンス図(その2)である。 第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込む場合の例を示すシーケンス図(その1)である。 第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込む場合の例を示すシーケンス図(その2)である。 第2の実施の形態の端末装置が実行する処理の例(その1)を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の端末装置が実行する処理の例(その2)を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の認証サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の配送先サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の決済制御サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の顧客テーブルの例を示す図である。 第3の実施の形態の決済制御サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の決済制御システムを示す図である。決済制御システムは、制御装置1と情報処理装置2とを有する。制御装置1と情報処理装置2とは、ネットワークを介して接続する。
制御装置1は、生体取得部1a、センサ1b、重量計1c、制御部1dを有する。生体取得部1aは、例えば、ユーザの顔を撮像するカメラや静脈センサなどである。センサ1bは、例えば、赤外線センサである。制御部1dは、例えば、プロセッサである。プロセッサには、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。また、制御部1dは、マルチプロセッサであってもよい。
生体取得部1aは、荷物の配送を依頼するユーザの生体情報を取得する。なお、生体情報は、ユーザの身体的特徴であり、ユーザ固有の情報である。例えば、生体情報は、ユーザの手のひらの静脈、指紋、瞳孔、声紋などである。生体取得部1aは、例えば、荷物3の配送を依頼するユーザXの生体情報Yを取得する。
センサ1bは、荷物3の大きさに関する情報を計測する。例えば、荷物3の大きさに関する情報は、荷物3の縦、横、高さの情報である。すなわち、センサ1bは、荷物3に対する水平方向であって直角に交わる2辺の長さと荷物3に対して鉛直方向の1辺の長さを計測する。例えば、センサ1bは、荷物3の上方から光を照射し、荷物3に反射した光を受光する。センサ1bは、受光した光に基づいて荷物3の縦、横の長さを計測する。センサ1bは、荷物3の側面に移動し、荷物3の側面から光を照射し、荷物3に反射した光を受光する。センサ1bは、受光した光に基づいて荷物3の高さを計測する。なお、制御装置1は、センサを2つ有してもよい。1つのセンサは、荷物3の上方に設置されて、荷物3の縦、横の長さを計測する。他のセンサは、荷物3の側面に光を照射できる位置に設置されて、荷物3の高さを計測する。制御装置1は、センサを2つ有することで、荷物3の大きさに関する情報を計測する時間を短くできる。
重量計1cは、荷物3の重量を計測する。制御部1dは、生体取得部1aが取得したユーザの生体情報を情報処理装置2に送信する。例えば、制御部1dは、生体取得部1aが取得したユーザXの生体情報Yを情報処理装置2に送信する。
制御部1dは、センサ1bが計測した荷物3の大きさに関する情報と重量計1cが計測した荷物3の重量とを情報処理装置2に送信する。
情報処理装置2は、記憶部2aと制御部2bとを有する。記憶部2aは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置でもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でもよい。制御部2bは、例えば、プロセッサである。プロセッサには、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどを含み得る。また、制御部2bは、マルチプロセッサであってもよい。
記憶部2aは、ユーザ情報4を記憶する。ユーザ情報4は、ユーザとユーザの生体情報とに対応する情報である。例えば、ユーザ情報4は、ユーザXとユーザXの生体情報Yとに対応する情報である。また、記憶部2aは、料金情報5を記憶する。料金情報5は、センサ1bが計測した荷物3の大きさに関する情報と重量計1cが計測した荷物3の重量とに対応する荷物3の配送に掛る金額を示す。例えば、料金情報5は、センサ1bが計測した荷物3の大きさに関する情報と重量計1cが計測した荷物3の重量との場合に荷物3の配送に掛る金額Aを示す。更に、記憶部2aは、決済番号情報6を記憶する。決済番号情報6は、ユーザと決済番号とに対応する情報である。例えば、決済番号は、クレジットカード番号、プリペイドカード番号、デビットカード番号である。例えば、決済番号情報6は、ユーザXと決済番号Zとに対応する情報である。
制御部2bは、ユーザ情報4を参照し、制御装置1から受信したユーザの生体情報に対応するユーザを特定する。例えば、制御部2bは、ユーザ情報4を参照し、制御装置1から受信した生体情報Yに対応するユーザXを特定する。
制御部2bは、料金情報5を参照し、制御装置1から受信した荷物3の大きさに関する情報と荷物3の重量とに基づいて金額を特定する。例えば、制御部2bは、料金情報5を参照し、制御装置1から受信した荷物3の大きさに関する情報と荷物3の重量とに基づいて金額Aを特定する。
制御部2bは、決済番号情報6を参照し、ユーザの生体情報から特定したユーザに対応する決済番号を特定する。例えば、制御部2bは、決済番号情報6を参照し、ユーザXに対応する決済番号Zを特定する。
制御部2bは、決済を実行する装置(図示を省略)に対して、特定した金額を決済番号で決済するように指示する。例えば、制御部2bは、決済を実行する装置に対して、金額Aを決済番号Zで決済するように指示する。なお、決済を実行する装置は、ネットワークを介して情報処理装置2に接続する。決済番号Zがクレジットカード番号の場合、決済を実行する装置は、例えば、クレジットカード会社が使用する装置である。
第1の実施の形態によれば、制御装置1は、センサ1bと重量計1cにより荷物3を計測するため、正確に荷物3を計測できる。情報処理装置2は、荷物3について正確に計測されているため、荷物3の配送に掛かる金額を正確な金額で決済させることができる。また、第1の実施の形態によれば、決済制御システムは、荷物3の配送に掛かる金額を決済する場合に、コンビニエンスストアなどの店員にクレジットカードを提示しなくて済むので、スキミングされることを防ぐことができる。
よって、第1の実施の形態によれば、決済制御システムは、セキュリティが高い状態で正確な金額を決済できる。
また、制御装置1が料金情報5を記憶してもよい。例えば、制御装置1が有する記憶部は、料金情報5を記憶する。そして、制御装置1は、センサ1bが計測した荷物3の大きさに関する情報と重量計1cが計測した荷物3の重量とを情報処理装置2に送信しないで、料金情報5を参照し、荷物3の大きさに関する情報と荷物3の重量とに基づいて金額Aを特定する。制御装置1は、金額Aを情報処理装置2に送信する。情報処理装置2は、決済を実行する装置に対して、金額Aを決済番号Zで決済するように指示する。
さらに、制御装置1は、ユーザXが所持している送り状を読み込んだ場合、金額Aに対して割引を行ってもよい。割引を行う場合、制御装置1は、割引額を示す割引情報を制御装置1の記憶部に格納する。制御装置1は、割引情報が示す割引額で金額Aを割引く。制御装置1は、割引後の金額を情報処理装置2に送信する。そして、情報処理装置2は、決済を実行する装置に対して、割引後の金額を決済番号Zで決済するように指示する。
ここで、送り状は、伝票ともいう。また、送り状には、発送元と配送先に関する内容が記載されている。ユーザXは、制御装置1に送り状を読み込ませることで、発送元と配送先に関する内容を制御装置1に入力する手間を省くことができる。そのため、ユーザXが制御装置1を用いて配送の手続きを行う時間は、短くなる。ユーザXの手続き時間を短くすることで、制御装置1を次に利用するユーザの待ち時間を短くできる。このように、一人あたりの手続き時間を短くすることを推奨するために、制御装置1は、荷物3の配送に掛る金額に対して割引を行う。すなわち、制御装置1は、荷物3の配送に掛る金額に対して割引を行うことで、一人あたりの手続き時間を短くできる。
制御装置1は、ユーザXが送り状番号を入力した場合、金額Aに対して割引を行ってもよい。送り状番号は、荷物3の発送元および配送先に関する情報と対応付けられている。情報処理装置2は、荷物3の発送元および配送先に関する情報を記憶する。情報処理装置2は、制御装置1から送り状番号を受信した場合、荷物3の発送元および配送先に関する情報を制御装置1に送信する。これにより、ユーザXは、制御装置1で荷物3の発送元および配送先を確認することができる。制御装置1は、送り状番号の入力を受け付けた場合、制御装置1の記憶部が記憶する割引情報が示す割引額で金額Aを割引く。制御装置1は、割引後の金額を情報処理装置2に送信する。そして、情報処理装置2は、決済を実行する装置に対して、割引後の金額を決済番号Zで決済するように指示する。
このように、ユーザXは、送り状番号を入力することで、発送元および配送先に関する情報を制御装置1に入力する手間を省くことができる。そのため、ユーザXが制御装置1を用いて配送の手続きを行う時間は、短くなる。ユーザXの手続き時間を短くすることで、制御装置1を次に利用するユーザの待ち時間を短くできる。このように、一人あたりの手続き時間を短くすることを推奨するために、制御装置1は、割引を行う。すなわち、制御装置1は、割引を行うことで、一人あたりの手続き時間を短くできる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の決済制御システムを示す図である。決済制御システムは、端末装置100、認証サーバ200、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400、決済サーバ500を有する。端末装置100、認証サーバ200、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400、決済サーバ500は、互いにネットワーク90を介して接続されている。例えば、ネットワーク90は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)やインターネットなどの広域ネットワークでもよい。
端末装置100は、荷物の配送を依頼するユーザに使用される。例えば、端末装置100は、集荷所やコンビニエンスストアに設置される。
認証サーバ200は、静脈認証を行う。配送先管理サーバ300は、ユーザが過去に指定した配送先の履歴を記憶する。決済制御サーバ400は、荷物の配送に掛る金額の決済制御を行う。決済サーバ500は、決済を実行する。クレジットカード番号で決済する場合、決済サーバ500は、例えば、クレジットカード会社のサーバである。
なお、端末装置100は、第1の実施の形態の制御装置1の一形態である。認証サーバ200、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400は、第1の実施の形態の情報処理装置2の一形態である。
図3は、第2の実施の形態の端末装置の具体例を示す図である。端末装置100は、ディスプレイ11、キーボード12、静脈センサ13、赤外線センサ14a,14b、重量計15、送り状口16、スキャナ17、プリンタ18を有する。
ディスプレイ11は、荷物600の配送に関する内容の画面を表示する。キーボード12は、0〜9の番号ボタンを含む。静脈センサ13は、ユーザの手のひらから静脈パターンを示す静脈情報を取得する。赤外線センサ14a,14bは、荷物600の縦、横、高さを計測する。重量計15は、荷物600の重量を計測する。
送り状口16は、送り状の投入口である。スキャナ17は、送り状口16に投入された送り状の内容を読み取る。プリンタ18は、様々な情報を送り状に印刷する。また、端末装置100は、紙幣および硬貨の投入口を有してもよい。
次に、端末装置100のハードウェアについて説明する。
図4は、第2の実施の形態の端末装置のハードウェアの例を示す図である。端末装置100は、プロセッサ101、RAM102、HDD103、通信インタフェース104、グラフィック処理ユニット105および入出力インタフェース106を有する。各ユニットが端末装置100のバスに接続されている。
プロセッサ101は、端末装置100全体を制御する。プロセッサ101は、複数のプロセッシング要素を含むマルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。また、プロセッサ101は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせでもよい。
RAM102は、端末装置100の主記憶装置である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM102は、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。
HDD103は、端末装置100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103には、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。端末装置100は、フラッシュメモリやSSDなどの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
通信インタフェース104は、ネットワーク90を介して、他の装置と通信を行う。グラフィック処理ユニット105は、ディスプレイ11と接続している。グラフィック処理ユニット105は、プロセッサ101の制御の下に、各種の情報をディスプレイ11に表示させる。
入出力インタフェース106は、キーボード12、静脈センサ13、赤外線センサ14a,14b、重量計15、スキャナ17、プリンタ18、タッチパネル19と接続している。また、入出力インタフェース106は、記録媒体20に対する情報の書き込みおよび読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。
入出力インタフェース106は、キーボード12、静脈センサ13、赤外線センサ14a,14b、重量計15、スキャナ17、プリンタ18、タッチパネル19から送られてくる信号を、バスを介してプロセッサ101に送信する。また、入出力インタフェース106は、可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バスを介してプロセッサ101に送信する。さらに、入出力インタフェース106は、プロセッサ101から送られてくる制御信号を、バスを介して対応するユニットへ送信する。
キーボード12、静脈センサ13、赤外線センサ14a,14b、重量計15、スキャナ17、プリンタ18については、図3で説明をしたので省略する。タッチパネル19は、透過型のタッチパネルであり、入力や入力内容の修正等の際に操作される。
記録媒体20は、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスクである。また、記録媒体20は、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。また、入出力インタフェース106は、バーコードリーダと接続してもよい。
図5は、第2の実施の形態の赤外線センサによる計測を説明するための図である。赤外線センサ14aは、荷物600の縦、横の長さを計測する。赤外線センサ14bは、荷物600の高さを計測する。
図5(A)は、赤外線センサ14aがX軸方向の荷物600の一辺の長さを計測する場合を示している。赤外線センサ14aは、荷物600の上方向から赤外線を荷物600に照射する。赤外線センサ14aは、荷物600に反射した赤外線を受光する。赤外線センサ14aは、受光した赤外線に基づいて線L1の長さを計測する。これにより、赤外線センサ14aは、荷物600の縦の長さを計測できる。
図5(B)は、赤外線センサ14aがY軸方向の荷物600の一辺の長さを計測する場合を示している。赤外線センサ14aは、荷物600の上方向から赤外線を荷物600に照射する。赤外線センサ14aは、荷物600に反射した赤外線を受光する。赤外線センサ14aは、受光した赤外線に基づいて線L2の長さを計測する。これにより、赤外線センサ14aは、荷物600の横の長さを計測できる。
図5(C)は、赤外線センサ14bがZ軸方向の荷物600の一辺の長さを計測する場合を示している。赤外線センサ14bは、荷物600の側面から赤外線を荷物600に照射する。赤外線センサ14bは、荷物600に反射した赤外線を受光する。赤外線センサ14bは、受光した赤外線に基づいて線L3の長さを計測する。これにより、赤外線センサ14aは、荷物600の高さを計測できる。
このように、赤外線センサ14a,14bは、荷物600の縦、横、高さを計測する。
なお、荷物600の縦、横、高さの情報は、第1の実施の形態の荷物3の大きさに関する情報の一形態である。
次に、認証サーバ200のハードウェアについて説明する。
図6は、第2の実施の形態の認証サーバのハードウェア例を示す図である。認証サーバ200は、プロセッサ201、RAM202、HDD203、画像信号処理部204、入力信号処理部205、読み取り装置206および通信インタフェース207を有する。各ユニットが認証サーバ200のバスに接続されている。
プロセッサ201は、認証サーバ200全体を制御する。プロセッサ201は、複数のプロセッシング要素を含むマルチプロセッサであってもよい。プロセッサ201は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。また、プロセッサ201は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM202は、認証サーバ200の主記憶装置である。RAM202は、プロセッサ201に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM202は、プロセッサ201による処理に用いる各種データを記憶する。
HDD203は、認証サーバ200の補助記憶装置である。HDD203は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD203には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。認証サーバ200は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
画像信号処理部204は、プロセッサ201からの命令に従って、認証サーバ200に接続されたディスプレイ21に画像を出力する。ディスプレイ21としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなど各種のディスプレイを用いることができる。
入力信号処理部205は、認証サーバ200に接続された入力デバイス22から入力信号を取得し、プロセッサ201に出力する。入力デバイス22としては、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスやキーボードなどの各種の入力デバイスを用いることができる。認証サーバ200には、複数の種類の入力デバイスが接続されてもよい。
読み取り装置206は、記録媒体23に記録されたプログラムやデータを読み取る装置である。記録媒体23として、例えば、フレキシブルディスクやHDDなどの磁気ディスク、CDやDVDなどの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体23として、例えば、フラッシュメモリカードなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。読み取り装置206は、例えば、プロセッサ201からの命令に従って、記録媒体23から読み取ったプログラムやデータをRAM202またはHDD203に格納する。
通信インタフェース207は、ネットワーク90を介して、他の装置と通信を行う。
なお、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400、決済サーバ500も認証サーバ200と同様のハードウェアにより実現できる。
次に、決済制御システムが有する各装置の機能を説明する。
図7は、第2の実施の形態の決済制御システムが有する各装置の機能例を示す図である。端末装置100は、記憶部110、制御部120を有する。記憶部110は、例えば、RAM102またはHDD103に確保した記憶領域として実装される。記憶部110は、制御部120の処理に用いられる情報を記憶する。
制御部120は、例えば、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実装される。制御部120は、静脈センサ13からユーザの静脈情報を取得する。制御部120は、取得した静脈情報を認証サーバ200に送信する。また、制御部120は、静脈情報から特定したユーザが過去に指定した配送先の履歴の送付を配送先管理サーバ300に指示する。
制御部120は、赤外線センサ14a,14bから荷物600の縦、横、高さの情報を取得する。制御部120は、重量計15から荷物600の重量を取得する。制御部120は、荷物600の縦、横、高さの情報、荷物600の重量などを決済制御サーバ400に送信する。
認証サーバ200は、記憶部210、登録部220、認証部230を有する。記憶部210は、RAM202またはHDD203に確保した記憶領域として実装される。記憶部210は、静脈認証テーブルを記憶する。静脈認証テーブルには、静脈認証に用いる情報が登録される。登録部220および認証部230は、例えば、プロセッサ201が実行するプログラムのモジュールとして実装される。登録部220は、静脈認証テーブルに静脈情報などを登録する。認証部230は、静脈認証を実行する。
配送先管理サーバ300は、記憶部310、取得部320を有する。記憶部310は、配送先管理サーバ300のRAMまたはHDDに確保した記憶領域として実装される。記憶部310は、履歴テーブルを記憶する。履歴テーブルには、過去に指定した配送先の情報が登録される。取得部320は、例えば、配送先管理サーバ300のプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実装される。取得部320は、端末装置100から履歴の送付指示を受信した場合、履歴テーブルから履歴を取得する。取得部320は、取得した履歴を端末装置100に送信する。
決済制御サーバ400は、記憶部410、料金処理部420、決済制御部430を有する。記憶部410は、決済制御サーバ400のRAMまたはHDDに確保した記憶領域として実装される。記憶部410は、サイズテーブル、発送エリアテーブル、配送エリアテーブル、料金テーブル、割引テーブル、顧客テーブルを記憶する。サイズテーブルには、荷物のサイズに関する情報が登録される。発送エリアテーブルには、発送エリアに関する情報が登録される。配送エリアテーブルには、配送エリアに関する情報が登録される。料金テーブルには、料金に関する情報が登録される。割引テーブルには、割引額が登録される。顧客テーブルには、荷物の配送に掛る金額を決済するための情報が登録される。
料金処理部420および決済制御部430は、例えば、配送先管理サーバ300のプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実装される。料金処理部420は、サイズテーブル、発送エリアテーブル、配送エリアテーブル、料金テーブルを参照し、荷物600の縦、横、高さの情報、荷物600の重量などに基づいて、荷物の配送に掛る金額を特定する。また、料金処理部420は、特定した荷物の配送に掛る金額に対して割引を実行する。割引については、後で説明する。決済制御部430は、決済サーバ500に決済を指示する。
次に、認証サーバ200、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400に格納される情報について説明する。
図8は、第2の実施の形態の静脈認証テーブルの例を示す図である。静脈認証テーブル211は、認証サーバ200の記憶部210に格納される。静脈認証テーブル211は、名前、住所、電話番号、静脈情報の項目を含む。名前の項目は、名前を示す。住所の項目は、住所を示す。電話番号の項目は、電話番号を示す。静脈情報の項目は、静脈情報を示す。
例えば、静脈認証テーブル211は、名前が“U1”、住所が“AD1”、電話番号が“TE1”、静脈情報が“B1”を示す。これは、名前“U1”の住所が“AD1”、電話番号が“TE1”であることを示す。また、名前“U1”の静脈情報が“B1”であることを示す。
図9は、第2の実施の形態の履歴テーブルの例を示す図である。履歴テーブル311は、配送先管理サーバ300の記憶部310に格納される。履歴テーブル311は、発送人、配送先の項目を含む。配送先は、名前、住所、電話番号の項目を含む。発送人の項目は、過去に配送を依頼した者の名前を示す。配送先の項目は、発送人が過去に指定した配送先を示す。
例えば、履歴テーブル311は、発送人が“U1”、名前(配送先)がU11、住所(配送先)が“AD11”、電話番号(配送先)が“TE11”を示す。これは、発送人“U1”が、過去に、名前“U11”を配送先として指定したこと示す。また、名前“U11”の住所が“AD11”、電話番号が“TE11”であることを示す。
図10は、第2の実施の形態のサイズテーブルの例を示す図である。サイズテーブル411は、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。サイズテーブル411は、サイズID(identifier)、合計値、重量の項目を含む。
サイズIDの項目は、荷物のサイズの識別子を示す。合計値の項目は、赤外線センサ14a,14bが計測した荷物の縦、横、高さの合計値を示す。重量の項目は、重量計15が計測した荷物の重量を示す。例えば、図5の荷物600の線L1〜L3の長さの合計値が70cm、荷物600の重量が3kgの場合、荷物600のサイズIDは、80である。
図11は、第2の実施の形態の発送エリアテーブルの例を示す図である。発送エリアテーブル412は、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。発送エリアテーブル412は、発送エリア、都道府県名の項目を含む。発送エリアの項目は、発送エリアを示す。都道府県名の項目は、発送地の都道府県名を示す。例えば、発送エリアテーブル412は、“青森県”が発送エリア“北東北”に属することを示す。
図12は、第2の実施の形態の配送エリアテーブルの例を示す図である。配送エリアテーブル413は、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。配送エリアテーブル413は、配送エリア、都道府県名の項目を含む。配送エリアの項目は、配送エリアを示す。都道府県名の項目は、配送地の都道府県名を示す。例えば、配送エリアテーブル413は、“宮城県”が配送エリア“南東北”に属することを示す。
図13は、第2の実施の形態の料金テーブルの例を示す図である。料金テーブルは、発送エリア毎に存在する。発送エリア毎の料金テーブルは、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。発送エリア毎の料金テーブルは、同じ項目を含む。発送エリア毎の料金テーブルを区別しない場合は、単に料金テーブル414とする。
料金テーブル414は、サイズID、配送エリアの項目を示す。サイズIDの項目は、荷物のサイズの識別子を示す。配送エリアの項目は、配送エリアを示す。料金処理部420は、料金テーブル414を参照することで、荷物の配送に掛かる金額を特定することができる。
例えば、料金テーブル414を発送エリア“北東北”の料金テーブルとする。荷物600のサイズIDを“80”とする。荷物600の発送地を“青森県”、配送地を“宮城県”とする。料金処理部420は、発送エリアテーブル412を参照し、“青森県”が発送エリア“北東北”に属することを特定する。料金処理部420は、配送エリアテーブル413を参照し、“宮城県”が配送エリア“南東北”に属することを特定する。料金処理部420は、料金テーブル414を参照し、荷物600のサイズIDが“80”、配送エリアが“南東北”であることから、荷物600の配送に掛かる金額が“M22”であることを特定する。
図14は、第2の実施の形態の割引テーブルの例を示す図である。割引テーブル415は、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。割引テーブル415は、割引額の項目を含む。割引額の項目は、料金処理部420が料金テーブル414から特定した金額に対して割引する金額を示す。
図15は、第2の実施の形態の顧客テーブルの例を示す図である。顧客テーブル416は、決済制御サーバ400の記憶部410に格納される。顧客テーブル416は、名前、住所、電話番号、クレジットカード番号の項目を含む。名前の項目は、名前を示す。住所の項目は、住所を示す。電話番号の項目は、電話番号を示す。クレジットカード番号の項目は、クレジットカードの識別番号を示す。
例えば、顧客テーブル416は、名前が“U1”、住所が“AD1”、電話番号が“TE1”、クレジットカード番号“CR1”を示す。これは、名前“U1”の住所が“AD1”、電話番号が“TE1”であることを示す。また、名前“U1”が所有するクレジットカードの番号が“CR1”であることを示す。
次に、端末装置100のディスプレイ11に表示される画面について説明する。
図16は、第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その1)である。図16(A)は、ディスプレイ11に表示される初期画面701を示す。初期画面701は、会員カードボタンと静脈認証ボタンを含む。ユーザは、会員カードによる手続きで荷物600の配送を依頼したい場合、会員カードボタンを押下する。また、ユーザは、静脈認証による手続きで荷物600の配送を依頼したい場合、静脈認証ボタンを押下する。
図16(B)は、ディスプレイ11に表示される認証画面702を示す。認証画面702は、静脈認証を行う旨を示す。ユーザは、認証画面702を視認して、静脈センサ13に手のひらをかざす。また、認証画面702は、取消ボタンを含む。ユーザは、静脈認証による手続きを中止したい場合、取消ボタンを押下する。
図16(C)は、ディスプレイ11に表示される送り状判定画面703を示す。送り状判定画面703は、送り状ありボタンと送り状なしボタンを含む。ユーザは、送り状口16に送り状を投入している場合、送り状ありボタンを押下する。ユーザは、送り状口16に送り状を投入していない場合、送り状なしボタンを押下する。なお、ユーザが送り状を投入するタイミングは、送り状判定画面703が表示されている間でもよいし、初期画面701が表示されている間でもよい。また、送り状には、発送元および配送先などの情報が記載されているものとする。
図17は、第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その2)である。図17(A)は、ディスプレイ11に表示される送り状内容画面704を示す。送り状内容画面704は、ユーザが送り状判定画面703の送り状ありボタンを押下したとき、ディスプレイ11に表示される。送り状内容画面704は、スキャナ17が読み取った送り状の内容を含む。例えば、送り状内容画面704は、送り状に記載されている発送人の住所、名前、電話番号を含む。また、送り状内容画面704は、送り状に記載されている受取人の住所、名前、電話番号を含む。
送り状内容画面704は、確認ボタンを含む。ユーザは、送り状内容画面704の内容が正しい場合、確認ボタンを押下する。
図17(B)は、ディスプレイ11に表示される履歴画面705を示す。履歴画面705は、ユーザが送り状判定画面703の送り状なしボタンを押下したとき、ディスプレイ11に表示される。
履歴画面705は、過去に配送先として指定した受取人に関する情報を含む。ユーザは、受取人に関する情報の中から配送先を選択する。履歴画面705は、確認ボタンを含む。ユーザは、配送先を選択後、確認ボタンを押下する。また、ユーザは、荷物600の配送先に関する情報が履歴画面705に表示されていない場合、タッチパネル19を用いて配送先に関する情報を入力する。
図18は、第2の実施の形態の端末装置に表示される画面の例を示す図(その3)である。図18は、ディスプレイ11に表示される料金確認画面706を示す。料金確認画面706は、荷物600の計測が終了し、金額が確定したときに表示される。料金確認画面706は、割引額の項目を含む。割引額の項目は、割引が行われた場合に金額が表示される。割引が行われるか否かについては、後で説明する。
料金確認画面706は、確認ボタンと取消ボタンを含む。ユーザは、料金確認画面706に表示された金額を了承する場合、確認ボタンを押下する。ユーザは、料金確認画面706に表示された金額を了承しない場合、取消ボタンを押下する。
なお、図16〜18で示した画面は、ディスプレイ11に表示される画面の一例であり、図16〜18で示した画面以外の画面もディスプレイ11に表示される。
次に、決済制御システムで実行される主な処理の概要について、シーケンス図を用いて説明する。
図19は、第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込まない場合の例を示すシーケンス図(その1)である。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ST101)端末装置100は、静脈センサ13を介して、ユーザの静脈情報を取得する。
(ST102)端末装置100は、ユーザの静脈情報を認証サーバ200に送信する。
(ST103)認証サーバ200は、静脈認証を実行する。
(ST104)認証サーバ200は、認証結果通知を端末装置100に送信する。認証結果通知は、ユーザを特定した旨を示しているものとする。また、認証結果通知は、特定したユーザの名前、住所、電話番号を含む。
(ST105)端末装置100は、送り状を読み込んでいないことを検出する。端末装置100は、特定したユーザの履歴送付指示を配送先管理サーバ300に送信する。
(ST106)配送先管理サーバ300は、特定したユーザの履歴を端末装置100に送信する。履歴は、特定したユーザが過去に配送先として指定した受取人に関する情報である。
(ST107)端末装置100は、履歴画面705をディスプレイ11に表示する。ユーザは、配送先を選択する。
(ST108)端末装置100は、計測処理を実行する。詳細には、端末装置100は、赤外線センサ14a,14bが計測した荷物600の縦、横、高さの情報を取得する。また、端末装置100は、重量計15が計測した荷物600の重量を取得する。以下、荷物600の縦、横、高さの情報および荷物600の重量を計測情報とする。
(ST109)端末装置100は、計測情報、送り状なし、荷物600の発送地および配送地の都道府県名、特定したユーザの名前を決済制御サーバ400に送信する。
図20は、第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込まない場合の例を示すシーケンス図(その2)である。以下、図20に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ST111)決済制御サーバ400は、計測情報、送り状なし、荷物600の発送地および配送地の都道府県名、特定したユーザの名前を端末装置100から受信する。決済制御サーバ400は、サイズテーブル411、発送エリアテーブル412、配送エリアテーブル413、料金テーブル414を参照し、計測情報、荷物600の発送地および配送地の都道府県名に基づいて、荷物の配送に掛る金額を確定する。
(ST112)決済制御サーバ400は、確定した金額を示す料金通知を端末装置100に送信する。
(ST113)端末装置100は、料金確認画面706をディスプレイ11に表示する。ユーザは、料金を確認し、確認ボタンを押下する。
(ST114)端末装置100は、料金確認通知を決済制御サーバ400に送信する。
(ST115)決済制御サーバ400は、顧客テーブル416を参照し、ステップST111で受信したユーザの名前に対応するクレジットカード番号を特定する。決済制御サーバ400は、決済指示を決済サーバ500に送信する。決済指示は、特定したクレジットカード番号、配送に掛る金額、特定したユーザの名前、住所、電話番号などを含む。
(ST116)決済サーバ500は、決済が完了した旨の完了通知を決済制御サーバ400に送信する。
(ST117)決済制御サーバ400は、決済が完了した旨の完了通知を端末装置100に送信する。
(ST118)端末装置100は、送り状に金額などを印刷する。端末装置100は、送り状を送り状口16から出力する。
図21は、第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込む場合の例を示すシーケンス図(その1)である。以下、図21に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ST121)端末装置100は、静脈センサ13を介して、ユーザの静脈情報を取得する。
(ST122)端末装置100は、ユーザの静脈情報を認証サーバ200に送信する。
(ST123)認証サーバ200は、静脈認証を実行する。
(ST124)認証サーバ200は、認証結果通知を端末装置100に送信する。認証結果通知は、ユーザを特定した旨を示しているものとする。また、認証結果通知は、特定したユーザの名前、住所、電話番号を含む。
(ST125)端末装置100は、送り状を読み込んでいることを検出する。端末装置100は、スキャナ17が読み込んだ送り状の内容を含む送り状内容画面704をディスプレイ11に表示する。
(ST126)端末装置100は、計測処理を実行する。詳細には、端末装置100は、赤外線センサ14a,14bが計測した荷物600の縦、横、高さの情報を取得する。また、端末装置100は、重量計15が計測した荷物600の重量を取得する。以下、荷物600の縦、横、高さの情報および荷物600の重量を計測情報とする。
(ST127)端末装置100は、計測情報、送り状あり、荷物600の発送地および配送地の都道府県名、特定したユーザの名前を決済制御サーバ400に送信する。
図22は、第2の実施の形態の端末装置が送り状を読み込む場合の例を示すシーケンス図(その2)である。以下、図22に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ST131)決済制御サーバ400は、計測情報、送り状なし、荷物600の発送地および配送地の都道府県名、特定したユーザの名前を端末装置100から受信する。決済制御サーバ400は、サイズテーブル411、発送エリアテーブル412、配送エリアテーブル413、料金テーブル414を参照し、計測情報、荷物600の発送地および配送地の都道府県名に基づいて、荷物の配送に掛る金額を特定する。決済制御サーバ400は、割引テーブル415を参照し、特定した金額に対して割引を行う。
(ST132)決済制御サーバ400は、割引後の金額を荷物の配送に掛る金額に確定する。
(ST133)決済制御サーバ400は、確定した金額を示す料金通知を端末装置100に送信する。
(ST134)端末装置100は、料金確認画面706をディスプレイ11に表示する。ユーザは、料金を確認し、確認ボタンを押下する。
(ST135)端末装置100は、料金確認通知を決済制御サーバ400に送信する。
(ST136)決済制御サーバ400は、顧客テーブル416を参照し、ステップST131で受信したユーザの名前に対応するクレジットカード番号を特定する。決済制御サーバ400は、決済指示を決済サーバ500に送信する。決済指示は、特定したクレジットカード番号、配送に掛る金額、特定したユーザの名前、住所、電話番号などを含む。
(ST137)決済サーバ500は、決済が完了した旨の完了通知を決済制御サーバ400に送信する。
(ST138)決済制御サーバ400は、決済が完了した旨の完了通知を端末装置100に送信する。
(ST139)端末装置100は、送り状に金額などを印刷する。端末装置100は、送り状を送り状口16から出力する。
次に、各装置が実行する処理について、フローチャートを用いて説明する。
図23は、第2の実施の形態の端末装置が実行する処理の例(その1)を示すフローチャートである。以下、図23に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S11)制御部120は、ディスプレイ11に初期画面701を表示する。ユーザは、会員カードボタン、静脈認証ボタンの何れかを押下する。制御部120は、静脈認証が選択されたか否かを判定する。静脈認証が選択された場合(S11のYes)、制御部120は、ディスプレイ11に認証画面702を表示する。そして、制御部120は、処理をステップS17に進める。静脈認証が選択されなかった(会員カードが選択された)場合(S11のNo)、制御部120は、処理をステップS12に進める。
(S12)制御部120は、静脈情報を登録するか否かの画面をディスプレイ11に表示する。ユーザは、静脈情報を登録するか否かを選択する。
制御部120は、ユーザが静脈情報の登録を選択したか否かを判定する。ユーザが静脈情報の登録を選択した場合(S12のYes)、制御部120は、処理をステップS13に進める。ユーザが静脈情報の登録を選択しなかった場合(S12のNo)、制御部120は、処理をステップS16に進める。
(S13)制御部120は、静脈センサ13からユーザの静脈情報を取得する。制御部120は、ユーザの静脈情報を認証サーバ200に送信する。制御部120は、ユーザがタッチパネル19を用いて入力した名前、住所、電話番号を認証サーバ200に送信する。また、制御部120は、静脈情報の登録指示を認証サーバ200に送信する。
これにより、ユーザの静脈情報などが、静脈認証テーブル211に登録される。
(S14)制御部120は、認証サーバ200から登録完了通知を受信する。
(S15)制御部120は、静脈情報の登録証を送り状口16から出力する。静脈情報の登録証は、送り状口16以外に設けられた端末装置100の出力口から出力されてもよい。制御部120は、ディスプレイ11に認証画面702を表示する。そして、制御部120は、処理をステップS17に進める。
(S16)制御部120は、端末装置100が有するバーコードリーダが読み取った会員カードの情報を取得する。そして、制御部120は、処理をステップS20に進める。
(S17)制御部120は、静脈センサ13からユーザの静脈情報を取得する。
(S18)制御部120は、ユーザの静脈情報を認証サーバ200に送信する。また、制御部120は、静脈認証の指示を認証サーバ200に送信する。
(S19)制御部120は、認証サーバ200から認証結果通知を受信する。認証結果通知がユーザを特定した旨を示している場合、認証結果通知は、特定したユーザの名前、住所、電話番号を含む。
また、認証結果通知が認証できなかった旨を示している場合、制御部120は、静脈認証できなかった旨の画面をディスプレイ11に表示する。そして、制御部120は、初期画面701をディスプレイ11に表示し、処理を終了する。
(S20)制御部120は、送り状判定画面703をディスプレイ11に表示する。ユーザは、送り状ありボタン、送り状なしボタンの何れかを押下する。制御部120は、送り状を読み込んでいるかを確認する。制御部120は、送り状を読み込んでいるか否かを判定する。送り状を読み込んでいる場合(S20のYes)、制御部120は、処理をステップS21に進める。送り状を読み込んでいない場合(S20のNo)、制御部120は、処理をステップS31に進める。
(S21)制御部120は、スキャナ17が読み取った送り状の内容を含む送り状内容画面704をディスプレイ11に表示する。
制御部120は、発送人の住所から発送地の都道府県名を取得する。例えば、制御部120は、スキャナ17が読み取った送り状の内容をテキスト形式に変換する。制御部120は、テキスト形式に変換された発送人の住所から都道府県名を特定する。また、制御部120は、受取人の住所から配送地の都道府県名を取得する。例えば、制御部120は、テキスト形式に変換された受取人の住所から都道府県名を特定する。
制御部120は、ユーザが送り状内容画面704の確認ボタンを押下したことを検出した場合、処理をステップS34に進める。
図24は、第2の実施の形態の端末装置が実行する処理の例(その2)を示すフローチャートである。以下、図24に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S31)制御部120は、静脈情報から特定したユーザの履歴送付指示を配送先管理サーバ300に送信する。履歴送付指示は、認証結果通知が含んでいたユーザの名前を含む。
(S32)制御部120は、静脈情報から特定したユーザの履歴を配送先管理サーバ300から受信する。制御部120は、履歴画面705をディスプレイ11に表示する。詳細には、制御部120は、認証結果通知が含んでいたユーザの名前、住所、電話番号を履歴画面705の発送人の欄に表示する。制御部120は、配送先管理サーバ300から受信した履歴を履歴画面705の受取人の欄に表示する。なお、制御部120は、静脈情報から特定したユーザの履歴がない場合、配送先の住所、氏名、電話番号の入力を促す画面をディスプレイ11に表示する。
ユーザは、履歴画面705を視認して、配送先を選択する。
(S33)制御部120は、ユーザが履歴画面705の確認ボタンを押下したことを検出する。これにより、制御部120は、ユーザが選択した配送先を検出する。
また、制御部120は、発送人の住所から発送地の都道府県名を取得する。制御部120は、配送先の住所から配送地の都道府県名を取得する。
(S34)制御部120は、赤外線センサ14a,14bから荷物600の縦、横、高さの情報を取得する。すなわち、制御部120は、赤外線センサ14aから荷物600の線L1の長さを取得する。制御部120は、赤外線センサ14aから荷物600の線L2の長さを取得する。制御部120は、赤外線センサ14bから荷物600の線L3の長さを取得する。
(S35)制御部120は、重量計15から荷物600の重量を取得する。
(S36)制御部120は、線L1〜L3の長さの合計値を算出する。制御部120は、算出した合計値、荷物600の重量、送り状の有無、発送地および配送地の都道府県名、静脈情報から特定したユーザの名前(認証結果通知が含んでいたユーザの名前)を決済制御サーバ400に送信する。
(S37)制御部120は、料金通知を決済制御サーバ400から受信する。料金通知は、割引額、荷物の配送に掛る金額を含む。なお、送り状を読み込んでいない場合、割引額は、0円である。
制御部120は、割引額、荷物の配送に掛る金額を含む料金確認画面706をディスプレイ11に表示する。ユーザは、料金確認画面706を視認し、了承した場合、確認ボタンを押下する。
(S38)制御部120は、ユーザが料金確認画面706の確認ボタンを押下したことを検出する。制御部120は、料金確認通知を決済制御サーバ400に送信する。
なお、制御部120は、ユーザが料金確認画面706の取消ボタンを押下したことを検出した場合、処理を終了する。
(S39)制御部120は、決済が完了した旨の完了通知を決済制御サーバ400から受信する。
(S40)制御部120は、プリンタ18に対して、荷物の配送に掛る金額および割引額を送り状に印刷するように指示する。制御部120は、発送人および受取人の住所、名前、電話番号が送り状に記載されていない場合、プリンタ18に対して、認証結果通知が含んでいたユーザの名前などとステップS33で検出した配送先に関する情報とを送り状に印刷するように指示する。制御部120は、印刷後、送り状を送り状口16から出力する。
図25は、第2の実施の形態の認証サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。以下、図25に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S41)認証部230は、端末装置100から静脈認証の指示を受信したか否かを判定する。静脈認証の指示を受信した場合(S41のYes)、認証部230は、処理をステップS44に進める。静脈認証の指示を受信しない場合、すなわち、静脈情報の登録の指示を受信した場合(S41のNo)、認証部230は、処理をステップS42に進める。
(S42)登録部220は、端末装置100から受信したユーザの名前、住所、電話番号、静脈情報を静脈認証テーブル211に登録する。
(S43)登録部220は、登録完了通知を端末装置100に送信する。そして、登録部220は、処理を終了する。
(S44)認証部230は、静脈認証テーブル211を参照し、端末装置100から受信した静脈情報に基づいて静脈認証を行う。例えば、認証部230は、端末装置100から受信した静脈情報と静脈認証テーブル211に登録されている静脈情報とを比較照合することでユーザの名前を特定する。
(S45)認証部230は、認証結果通知を端末装置100に送信する。また、認証部230は、ユーザを特定した場合、特定したユーザの名前、住所、電話番号を認証結果通知に含める。そして、認証部230は、処理を終了する。
図26は、第2の実施の形態の配送先サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。以下、図26に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S51)取得部320は、履歴送付指示を端末装置100から受信する。履歴送付指示は、静脈認証で特定したユーザの名前を含む。
(S52)取得部320は、履歴テーブル311を参照し、履歴送付指示が示すユーザが過去に指定した配送先に関する履歴を取得する。詳細には、取得部320は、履歴テーブル311の発送人の項目を参照し、履歴送付指示が示すユーザの名前を特定する。例えば、取得部320は、履歴送付指示が名前“U1”を示している場合、履歴テーブル311の発送人の項目から発送人“U1”を特定する。取得部320は、発送人“U1”に対応する配送先の名前、住所、電話番号を取得する。例えば、取得部320は、発送人“U1”に対応する配送先の名前“U11”、住所“AD11”、電話番号“TE11”を取得する。
(S53)取得部320は、履歴を端末装置100に送信する。そして、取得部320は、処理を終了する。
図27は、第2の実施の形態の決済制御サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。以下、図27に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(S61)料金処理部420は、合計値、荷物600の重量、送り状の有無、発送地および配送地の都道府県名、静脈情報から特定したユーザの名前を端末装置100から受信する。
(S62)料金処理部420は、サイズテーブル411を参照し、端末装置100から受信した合計値、荷物600の重量に対応するサイズIDを特定する。料金処理部420は、発送エリアテーブル412を参照し、端末装置100から受信した発送地の都道府県名に対応する発送エリアを特定する。料金処理部420は、配送エリアテーブル413を参照し、端末装置100から受信した配送地の都道府県名に対応する配送エリアを特定する。
料金処理部420は、特定した発送エリアの料金テーブルを参照し、特定したサイズID、配送エリアに基づいて金額を特定する。
(S63)料金処理部420は、ステップS61で端末装置100から送り状ありの情報を受信しているか否かを判定する。送り状ありの情報を受信している場合(S63のYes)、料金処理部420は、処理をステップS64に進める。送り状なしの情報を受信している場合(S63のNo)、料金処理部420は、ステップS62で特定した金額を荷物の配送に掛る金額に確定する。そして、料金処理部420は、処理をステップS65に進める。
(S64)料金処理部420は、ステップS62で特定した金額を割引テーブル415の割引額で割引く。料金処理部420は、割引後の金額を荷物の配送に掛る金額に確定する。
(S65)料金処理部420は、料金通知を端末装置100に送信する。料金通知は、割引額、確定した金額を含む。
(S66)決済制御部430は、料金確認通知を端末装置100から受信する。
(S67)決済制御部430は、顧客テーブル416を参照し、ステップS61で端末装置100から受信した、静脈情報から特定したユーザの名前に対応するレコードを特定する。決済制御部430は、特定したレコードの情報と確定した金額とを決済指示に含める。すなわち、決済指示は、静脈情報から特定したユーザの名前、住所、電話番号、クレジットカード番号、確定した金額を含む。
(S68)決済制御部430は、決済指示を決済サーバ500に送信する。これにより、決済サーバ500は、静脈情報から特定したユーザのクレジットカード番号で確定した金額を決済する。
(S69)決済制御部430は、決済が完了した旨の完了通知を決済サーバ500から受信する。
(S70)決済制御部430は、決済が完了した旨の完了通知を端末装置100に送信する。そして、処理を終了する。
第2の実施の形態によれば、端末装置100は、赤外線センサ14a,14bと重量計15により荷物600を計測するため、正確に荷物600を計測できる。決済制御サーバ400は、荷物600について正確に計測されているため、荷物600の配送に掛かる金額を正確な金額で決済させることができる。また、第2の実施の形態によれば、決済制御システムは、荷物600の配送に掛かる金額を決済する場合に、コンビニエンスストアなどの店員にクレジットカードを提示しなくて済む。そのため、決済制御システムは、スキミングされることを防ぐことができる。
よって、第2の実施の形態によれば、決済制御システムは、セキュリティが高い状態で正確な金額を決済できる。
第2の実施の形態によれば、端末装置100が送り状を読み込んだ場合、決済制御サーバ400は、割引を行う。ユーザは、発送元と配送先に関する内容が送り状に記載されているため、端末装置100に送り状を読み込ませることで、配送先に関する内容などを端末装置100に入力する手間を省くことができる。そのため、ユーザが端末装置100を用いて配送の手続きを行う時間は、短くなる。ユーザの手続き時間を短くすることで、端末装置100を次に利用するユーザの待ち時間を短くできる。このように、一人あたりの手続き時間を短くすることを推奨するために、決済制御システムは、割引を行う。すなわち、決済制御システムは、割引を行うことで、一人あたりの手続き時間を短くできる。
また、決済制御サーバ400は、端末装置100が送り状を読み込んだ場合以外でも割引を実行してもよい。例えば、決済制御サーバ400は、ユーザが送り状番号を端末装置100に入力した場合、割引を実行する。詳細には、ユーザは、ユーザが所有するPC(Personal Computer)を用いて、発送元と配送先に関する情報を配送先管理サーバ300に登録する。配送先管理サーバ300は、送り状番号をPCに送信する。これにより、ユーザは、送り状番号を取得する。端末装置100は、ステップS20,S21,S31〜S33を実行せずに、ユーザがキーボード12などで入力した送り状番号を配送先管理サーバ300に送信する。端末装置100は、送り状番号に対応する発送元と配送先に関する情報を配送先管理サーバ300から取得する。端末装置100は、発送元と配送先に関する情報をディスプレイ11に表示し、発送元と配送先の確認をユーザに促す。端末装置100は、ユーザが発送元と配送先を確認した後、ステップS34の処理から順に処理を実行する。端末装置100は、ステップS38で送り状の有無に替えて、送り状番号の入力の有無を決済制御サーバ400に送信する。決済制御サーバ400は、送り状番号の入力が有った場合、割引を実行する。
このように、ユーザは、送り状番号を入力することで、発送元と配送先に関する情報を端末装置100に入力する手間を省くことができる。そのため、ユーザが端末装置100を用いて配送の手続きを行う時間は、短くなる。ユーザの手続き時間を短くすることで、端末装置100を次に利用するユーザの待ち時間を短くできる。このように、一人あたりの手続き時間を短くすることを推奨するために、決済制御システムは、割引を行う。すなわち、決済制御システムは、割引を行うことで、一人あたりの手続き時間を短くできる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を説明する。前述の第2の実施の形態と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態の顧客テーブル416および決済制御サーバの処理の一部が異なる。
図28は、第3の実施の形態の顧客テーブルの例を示す図である。顧客テーブル416aは、記憶部410に格納される。顧客テーブル416aは、名前、住所、電話番号、優先度、決済番号の項目を含む。名前の項目は、名前を示す。住所の項目は、住所を示す。電話番号の項目は、電話番号を示す。優先度の項目は、優先度を示す。決済番号は、荷物600の配送に掛る金額を決済するための番号を示す。
例えば、顧客テーブル416は、名前が“U1”、住所が“AD1”、電話番号が“TE1”を示す。また、顧客テーブル416は、優先度が“1”、決済番号が“プリペイドカード番号C1”を示す。顧客テーブル416は、優先度が“2”、決済番号が“デビットカード番号C2”を示す。顧客テーブル416は、優先度“3”、決済番号“クレジットカード番号C3”を示す。
これは、名前“U1”の住所が“AD1”、電話番号が“TE1”であることを示す。また、“プリペイドカード番号C1”、“デビットカード番号C2”、“クレジットカード番号C3”の中で、最も優先的に荷物600の配送に掛る金額を決済するための番号が、“プリペイドカード番号C1”であることを示す。また、“プリペイドカード番号C1”で決済できない場合(残高不足の場合)、荷物600の配送に掛る金額を“デビットカード番号C2”で決済することを示す。“デビットカード番号C2”で決済できない場合(残高不足の場合)、荷物600の配送に掛る金額を“クレジットカード番号C3”で決済することを示す。
図29は、第3の実施の形態の決済制御サーバが実行する処理の例を示すフローチャートである。図29は、図27のステップS67,S68に替えて、ステップS67a,S68aを実行する点が図27と異なる。そのため、図29では、ステップS67a,S68aを説明し、他のステップについては処理の説明を省略する。
(S67a)決済制御部430は、顧客テーブル416aを参照し、ステップS61で端末装置100から受信した、静脈情報から特定したユーザの名前に対応するレコードを特定する。決済制御部430は、特定したレコードの中で最も高い優先度の決済番号を特定する。決済制御部430は、特定したレコードに含まれる名前、住所、電話番号、最も高い優先度の決済番号、荷物600の配送に掛る金額を決済指示に含める。決済制御部430は、決済指示を決済サーバ500に送信する。
なお、決済番号がプリペイドカード番号の場合、決済サーバ500は、プリペイドカード番号で決済を実行可能なサーバである。決済番号がデビットカード番号の場合、決済サーバ500は、デビットカード番号で決済を実行可能なサーバである。決済番号がクレジットカード番号の場合、決済サーバ500は、クレジットカード番号で決済を実行可能なサーバである。
また、決済制御部430は、後述するステップS68aで決済サーバ500から残高不足通知を受信したと判定した場合、顧客テーブル416aの優先度順に決済番号を特定する。決済制御部430は、特定した決済番号を含めた決済指示を決済サーバ500に送信する。
例えば、静脈情報から特定したユーザが名前“U1”、かつ、ステップS68aで決済サーバ500から“プリペイドカード番号C1”の残高不足通知を受信した場合、決済制御部430は、“デビットカード番号C2”を含めた決済指示を決済サーバ500に送信する。送信後、ステップS68aで決済サーバ500から“デビットカード番号C2”の残高不足通知を受信した場合、決済制御部430は、“クレジットカード番号C3”を含めた決済指示を決済サーバ500に送信する。
(S68a)決済制御部430は、決済サーバ500から残高不足通知を受信したか否かを判定する。残高不足通知は、決済指示に含まれていた決済番号の残高不足により決済できなかった旨を示すものである。残高不足通知を受信した場合(S68aのYes)、決済制御部430は、処理をステップS67aに進める。残高不足通知を受信しなかった場合(S68aのNo)、決済制御部430は、処理をステップS69に進める。
第3の実施の形態によれば、決済制御システムは、荷物の配送に掛る金額をクレジットカード番号以外の決済番号でも決済できる。また、決済制御システムは、残高不足の場合、他の決済番号で決済できる。
また、第2の実施の形態および第3の実施の形態の認証サーバ200、配送先管理サーバ300、決済制御サーバ400の機能を1つのサーバで実現してもよい。
1 制御装置
1a 生体取得部
1b センサ
1c 重量計
1d,2b 制御部
2 情報処理装置
2a 記憶部
3 荷物
4 ユーザ情報
5 料金情報
6 決済番号情報

Claims (9)

  1. 制御装置と情報処理装置とを有し、
    前記制御装置は、
    荷物の配送を依頼するユーザの生体情報を取得する生体取得部と、
    前記荷物の大きさに関する情報を計測するセンサと、
    前記荷物の重量を計測する重量計と、
    前記ユーザの生体情報を前記情報処理装置に送信し、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とを前記情報処理装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記ユーザと前記ユーザの生体情報とに対応するユーザ情報と、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とに対応する前記荷物の配送に掛る金額を示す料金情報と、前記ユーザと決済番号とに対応する決済番号情報とを記憶する記憶部と、
    前記ユーザ情報を参照し、前記制御装置から受信した前記ユーザの生体情報に対応する前記ユーザを特定し、前記料金情報を参照し、前記制御装置から受信した前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とに基づいて前記金額を特定し、前記決済番号情報を参照し、前記ユーザの生体情報から特定した前記ユーザに対応する前記決済番号を特定し、決済を実行する装置に対して、前記金額を前記決済番号で決済するように指示する制御部と、
    を備える、
    決済制御システム。
  2. 前記制御装置が備える前記制御部は、読み込んだ送り状情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が備える前記記憶部は、割引額を示す割引情報を記憶し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記送り状情報を前記制御装置から受信した場合、前記金額を前記割引額で割引き、前記決済を実行する装置に対して、割引後の金額を前記決済番号で決済するように指示する、
    請求項1に記載の決済制御システム。
  3. 前記制御装置が備える前記制御部は、入力を受け付けた送り状番号を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が備える前記記憶部は、割引額を示す割引情報を記憶し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記制御装置から前記入力を受け付けた送り状番号を受信した場合、前記金額を前記割引額で割引き、前記決済を実行する装置に対して、割引後の金額を前記決済番号で決済するように指示する、
    請求項1に記載の決済制御システム。
  4. 前記制御装置は、さらに、記憶部を備え、
    前記制御装置が備える前記記憶部は、前記料金情報を記憶し、
    前記制御装置が備える前記制御部は、前記料金情報を参照し、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とに基づいて前記金額を特定し、特定した前記金額を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記決済を実行する装置に対して、前記制御装置から受信した前記金額を前記決済番号で決済するように指示する、
    請求項1に記載の決済制御システム。
  5. 前記制御装置が備える前記記憶部は、割引額を示す割引情報を記憶し、
    前記制御装置が備える前記制御部は、送り状を読み込んだ場合、特定した前記金額を前記割引額で割引き、割引後の金額を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記決済を実行する装置に対して、前記割引後の金額を前記決済番号で決済するように指示する、
    請求項4に記載の決済制御システム。
  6. 前記情報処理装置が備える前記記憶部は、前記ユーザと複数の決済番号と優先度との対応関係を示す前記決済番号情報を記憶し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記決済番号情報を参照し、前記ユーザの生体情報から特定した前記ユーザに対応する前記複数の決済番号のうち、前記優先度に基づいて第1の決済番号を特定し、前記決済を実行する装置に対して、前記第1の決済番号で前記金額または前記割引後の金額を決済するように指示し、前記決済を実行する装置から前記金額または前記割引後の金額を前記第1の決済番号で決済できない旨を受信した場合、前記優先度に基づいて第2の決済番号を特定し、前記決済を実行する装置に対して、前記第2の決済番号で前記金額または前記割引後の金額を決済するように指示する、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の決済制御システム。
  7. 前記制御装置が備える前記制御部は、前記荷物の発送地と前記荷物の配送地とを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が備える前記記憶部は、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量と前記荷物の発送地と前記荷物の配送地との場合に前記荷物の配送に掛る前記金額を示す前記料金情報を記憶し、
    前記情報処理装置が備える前記制御部は、前記料金情報を参照し、前記制御装置から受信した前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量と前記荷物の発送地と前記荷物の配送地とに基づいて前記金額を特定する、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の決済制御システム。
  8. 前記制御装置は、さらに、他のセンサを備え、
    前記制御装置が備える前記センサと前記他のセンサは、前記荷物の大きさに関する情報を計測する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の決済制御システム。
  9. 制御装置が、
    荷物の配送を依頼するユーザの生体情報を取得し、前記荷物の大きさに関する情報を計測し、前記荷物の重量を計測し、前記ユーザの生体情報を情報処理装置に送信し、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が、
    前記ユーザと前記ユーザの生体情報とに対応するユーザ情報を参照し、前記制御装置から受信した前記ユーザの生体情報に対応する前記ユーザを特定し、前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とに対応する前記荷物の配送に掛る金額を示す料金情報を参照し、前記制御装置から受信した前記荷物の大きさに関する情報と前記荷物の重量とに基づいて前記金額を特定し、前記ユーザと決済番号とに対応する決済番号情報を参照し、前記ユーザの生体情報から特定した前記ユーザに対応する前記決済番号を特定し、
    決済を実行する装置に対して、前記金額を前記決済番号で決済するように指示する、
    決済制御方法。
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