JP2018136268A - プリフォームの胴部の検査装置及び検査方法 - Google Patents

プリフォームの胴部の検査装置及び検査方法 Download PDF

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Katsushi Takatsu
勝志 高津
紗代子 岩田
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Abstract

【課題】側壁に付着した樹脂異物等の透明体を検出可能なプリフォームの胴部検査装置を提供する。【解決手段】プリフォームの胴部検査装置は、プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射する光源と、プリフォームの側方から撮像して撮像画像を得るカメラと、撮像画像に基づいて、プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出する検査部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料用容器の前駆体であるプリフォームの胴部の検査装置及び検査方法に関する。
現在、飲料用容器、例えばペットボトル等の樹脂製容器は、一般的に、樹脂材料を射出成形によって前駆体であるプリフォームが形成された後、成形温度で高圧流体を吹き込んで延伸させて形成されている。
このプリフォームの側壁に欠陥があると、高圧流体を吹き込んだ際にパンクしたり欠陥が広がる等の問題が生じる。そこで、プリフォームの段階で欠陥を検出する必要がある。一般的には、プリフォームの側壁の後ろから光(バックライト)を当ててプリフォームを透過した透過光を用いて異物等(光を透過しにくい不透明性の異物、樹脂の白化、気泡等)の欠陥を検出する検査手法が行われている。
特開平11−30593号公報
しかし、本発明者らは、欠陥が、プリフォームより透過性が低い異物や樹脂の白化、プリフォームの側壁と屈折率が異なる気泡等である場合には、上記方法が有効であったが、プリフォームと同程度の透過性を有する樹脂異物等の透明体が側壁に付着した場合には、側壁と樹脂異物等とのコントラストが低く、安定した検査が出来ないという問題を発見した。
本発明は、側壁に付着した樹脂異物等の透明体を検出可能なプリフォームの胴部検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係るプリフォームの胴部検査装置は、プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射する光源と、
前記プリフォームを側方から撮像して撮像画像を得るカメラと、
前記撮像画像に基づいて、前記プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出する検査部と、
を含む。
本発明に係るプリフォームの胴部検査装置によれば、側壁に付着した樹脂異物等の透明体を検出できる。
実施の形態1に係るプリフォームの胴部検査装置の構成を示す概略斜視図である。 図1のプリフォームの胴部検査装置のz軸正方向から見た平面図である。 プリフォームの概要を示す側面図である。 鉛直下方から照射した入射光と透明体による拡散光との関係を示す概略断面図である。 実施の形態1に係るプリフォームの胴部検査方法のフローチャートである。 実施の形態2に係るプリフォームの胴部検査装置の構成を示す概略斜視図である。 図6のプリフォームの胴部検査装置のz軸正方向から見た平面図である。 実施の形態2に係るプリフォームの胴部検査方法のフローチャートである。
第1の態様に係るプリフォームの胴部検査装置は、プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射する光源と、
前記プリフォームを側方から撮像して撮像画像を得るカメラと、
前記撮像画像に基づいて、前記プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出する検査部と、
を備える。
第2の態様に係るプリフォームの胴部検査装置は、上記第1の態様において、前記光源を第1光源とし、前記カメラを第1カメラとすると共に、前記検査部を第1検査部として、さらに、前記プリフォームの側壁の面に対して垂直方向から光を照射する第2光源と、
前記プリフォームの側壁から出射する透過光による撮像画像を得る第2カメラと、
前記透過光による撮像画像に基づいて前記プリフォームの側壁における欠陥を検出する第2検査部と、
を備えてもよい。
第3の態様に係るプリフォームの胴部検査装置は、上記第2の態様において、前記第1検査部は、前記第2カメラによる撮像画像に基づいて検査領域を設定してもよい。
第4の態様に係るプリフォームの胴部検査装置は、上記第2の態様において、前記第2検査部によって検出された欠陥と、前記第1検査部によって前記撮像画像によって検出された欠陥と、を対比して、前記欠陥の種別を特定してもよい。
第5の態様に係るプリフォームの胴部検査方法は、プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射するステップと、
前記プリフォームを側方から撮像した撮像画像を得るステップと、
前記撮像画像に基づいて、前記プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出するステップと、
を含む。
第6の態様に係るプリフォームの胴部検査方法は、上記第5の態様において、さらに、前記プリフォームの側壁の面に対して垂直方向から光を照射するステップと、
前記プリフォームの側壁から出射する透過光による撮像画像を得るステップと、
前記透過光による撮像画像に基づいて前記プリフォームの側壁における欠陥を検出するステップと、
を含んでもよい。
第7の態様に係るプリフォームの胴部検査方法は、上記第6の態様において、前記透明性の異物による欠陥を検出するステップにおいて、前記透過光による撮像画像に基づいて、前記撮像画像の検査領域を設定してもよい。
第8の態様に係るプリフォームの胴部検査方法は、上記第6の態様において、さらに、前記透過光による撮像画像に基づいて検出された欠陥と、前記透明性の異物による欠陥と、を対比して、前記欠陥の種別を特定するステップを含んでもよい。
以下、実施の形態に係るプリフォームの胴部検査方法について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
<プリフォームの胴部検査装置>
図1は、実施の形態1に係るプリフォームの胴部検査装置20の構成を示す概略斜視図である。図2は、図1のプリフォームの胴部検査装置20のz軸正方向から見た平面図である。図3は、プリフォーム10の概要を示す側面図である。図4は、鉛直下方から照射した入射光22と透明体による拡散光24との関係を示す概略断面図である。
このプリフォームの胴部検査装置20は、光源12と、カメラ14a、14b、14cと、検査部16と、を備える。光源12によって、プリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向から光を照射する。カメラ14a、14b、14cによって、プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する拡散光24による撮像画像を得る。検査部16によって拡散光による撮像画像に基づいて、プリフォーム10の側壁2における樹脂異物等の欠陥(透明体)5を検出する。
このプリフォームの胴部検査装置20によれば、従来の透過光による検査に比べてプリフォーム10の側壁2の面に平行方向から光を照射しているので、側壁2自体による拡散光24をほとんど検出することがない。一方、側壁2に付着した透明体5が存在する場合には、図4に示すように、透明体5は、入射光22に対して角度をなす傾斜面を有するので拡散光24を生じる。そこで、プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する拡散光24による撮像画像に基づいて、プリフォーム10の側壁2における樹脂異物等の欠陥(透明体)5を検出することができる。
以下に、このプリフォームの胴部検査装置20を構成する構成部材について説明する。
<プリフォーム>
プリフォーム10は、例えば、ペットボトル等の飲料用容器の前駆体であるプリフォームである。このプリフォーム10は、例えば、樹脂材料を射出成形等によって成形される。図3に示すように、プリフォーム10は、口部1、胴部(側壁)2、底部3を有する。口部1は、その後の高圧流体を吹き込んで延伸する場合にもそのまま維持され、ペットボトル等の口部となる。図4では、樹脂異物等の透明体5が側壁2の内面に付着している様子を示しているが、側壁2の外面に付着する場合もある。なお、欠陥は、透明体に限られず、例えば、黒点(コゲ)、白化(変性)、われ、キズ等がある。樹脂異物等の透明体以外の欠陥は、透過光による撮像画像によって検出できる。また、底部3は封止されており、肉厚が側壁2と同程度のフラット部とその中央にゲート部(図示せず)と呼ばれる肉厚部分を有する。
<光源(第1光源)>
光源12は、プリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向から光を照射するように配置される。好ましくは、光源12は、プリフォーム10の底部3の鉛直下方に設けられており、プリフォーム10の底面側から光を照射してもよい。又は、光源12はプリフォーム10の口部1の上方に設けられ、プリフォーム10の天面側(プリフォーム10の開口面に対して垂直な方向)から光を照射してもよい。底面側又は天面側から光を照射することで、側壁2の全面を均一に照明できる。また、光源12は、プリフォーム10の底部3全体を照射できる面光源である。光源12には、例えば、ランプ、LED等の通常しうる光源であれば使用できる。
<カメラ>
カメラ14a、14b、14cによって、プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する拡散光による撮像画像を得る。カメラ14a、14b、14cは、光源12に対してプリフォーム10を挟んで対向する箇所ではなく、光源12とプリフォーム10とを結ぶ線に対して、プリフォーム10と各カメラ14a(14b、14c)とを結ぶ線がほぼ90°をなすように配置される。側壁2に付着した透明体5の鉛直方向(z軸方向)からの入射光22に対して角度をなす傾斜面は、鉛直上方及び鉛直下方にそれぞれ存在する。そこで、透明体5の傾斜面による拡散光24が強くなるxy平面上にカメラ14a、14b、14cを配置することが好ましい。このように配置したカメラ14a、14b、14cによって、図4に示すように、側壁2に沿った入射光22ではなく、透明体5によって散乱された拡散光24を観測できる。
カメラ14a、14b、14cは、少なくとも1台あればよいが、側壁2の全周にわたって欠陥を検出するにはおよそ3台設けることが好ましい。3台のカメラ14a、14b、14cは、およそ50°〜60°の間隔を空けて配置することが好ましい。また、図1及び図2に示すように、3台のカメラ14a、14b、14cは、xy平面内でプリフォーム10を中心としてほぼ等距離に円形を描くように配置される。カメラ14a、14b、14cは、例えば、CCD、CMOS等の撮像素子と、撮像素子を制御する撮像制御手段とを含んでもよい。
<検査部>
検査部16によって、拡散光による撮像画像に基づいて、プリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体)5を検出する。検査部16は、カメラ14a、14b、14c及び光源12と接続されている。具体的には、拡散光による撮像画像において、輝度の高い箇所を検出することによって透明体5の箇所を検出できる。つまり、輝度の高い箇所は、入射光22に対して角度をなす透明体5の傾斜面による拡散光によって輝度が高くなっていると考えられる。
この検査部16は、例えば、電気回路によって物理的な構成として実現してもよい。あるいは、コンピュータ上で動作するコンピュータソフトウエアによって実現してもよい。コンピュータは、通常の構成要素であるCPU、ROM、RAM、ハードディスク、入出力インタフェース等のうち上記校正動作を実行できる必要最小限の機能を有していればよい。
<プリフォームの胴部検査方法>
図5は、実施の形態1に係るプリフォーム10の胴部検査方法のフローチャートである。
(1)プリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向から光を照射する(S01)。具体的には、プリフォーム10の底部3の鉛直下方に設けられた光源12からプリフォーム10の底部3を介してプリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向から光を照射する。なお、底部3の鉛直下方に限られず、鉛直上方から照射してもよい。
(2)プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する拡散光による撮像画像を得る(S02)。具体的には、xy平面内でプリフォーム10を中心としてほぼ等距離に円形を描くように配置された3台のカメラ14a、14b、14cによって、拡散光による撮像画像を得る。
(3)拡散光による撮像画像に基づいて、プリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体)5を検出する(S03)。具体的には、カメラ14a、14b、14c及び光源12と接続された検査部において、拡散光による撮像画像において、輝度の高い箇所を検出することによって透明体5の箇所を検出する。
以上によって、拡散光による撮像画像に基づいて、プリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体)5を検出することができる。
(実施の形態2)
<プリフォームの胴部検査装置>
図6は、実施の形態2に係るプリフォームの胴部検査装置20aの構成を示す概略斜視図である。図7は、図6のプリフォームの胴部検査装置20aのz軸正方向から見た平面図である。
このプリフォームの胴部検査装置20aは、実施の形態1に係るプリフォームの胴部検査装置と対比すると、プリフォーム10の側壁2の面に対して垂直方向から光を照射する第2光源18を備えている点で相違している。また、カメラ14a、14b、14cによって、プリフォームの側壁の面の垂直方向から出射する透過光による撮像画像を得る点においても相違している。さらに、検査部16において、透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥を検出する点においても相違している。
このプリフォームの胴部検査装置20では、従来の透過光(例えば、赤色LED)に加え樹脂異物検出用の光学構成を追加したことを特徴とする。具体的には、底部3又は口部1の上面(天面)から拡散光(例えば、青色LED)を照射して、樹脂異物等の透明体5が明るく撮像可能な光学条件を考案したものである。
つまり、このプリフォームの胴部検査装置20aによれば、従来と同様に透過光(バックライト)による撮像画像を用いた欠陥検査も合わせて行うことができる。そこで、樹脂異物等の透明体だけでなく、例えば、黒点(コゲ)、白化(変性)、われ、キズ、気泡等の欠陥も検出できる。また、透過光による撮像画像に基づいて、前記拡散光による撮像画像の検査領域を補正してもよい。具体的には、透過光による画像から検査領域(例えば胴部2の領域)を抽出し、抽出した検査領域に対して拡散光による画像から樹脂異物等を検出する。さらに、透過光による撮像画像に基づいて検出された欠陥と、拡散光による撮像画像によって検出された欠陥と、を対比して、欠陥の種別を特定してもよい。
以下に、このプリフォームの胴部検査装置20aを構成する追加の構成部材について説明する。
<第2光源>
第2光源18によって、プリフォーム10の側壁2の面に対して垂直方向から光を照射する。この第2光源18は、各カメラ14a、14b、14cとプリフォーム10を挟んで互いに対向するように配置されている。なお、第2光源18は、各カメラ14a、14b、14cと少なくとも一部において対向していればよい。これによって、第2光源18からの光がプリフォーム10を透過して、各カメラ14a、14b、14cに達する。
また、第1光源12からプリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向から第1の波長(例えば、青色照明)の光を照射すると共に、第2光源18からプリフォーム10の側壁2の面に対して垂直方向から第1の波長とは異なる第2の波長の光(例えば、赤色照明)を同時に照射してもよい。これによって、多種類の欠陥を同時に検出できる。
あるいは、第1光源12からのプリフォーム10の側壁2の面に対して平行方向からの光の照射と、第2光源18からのプリフォーム10の側壁2の面に対して垂直方向からの光の照射と、を時間分割して切り替えて行ってもよい。この場合には、第1光源12の光と第2光源18の光とを同じ波長とすることができる。
なお、時間分割して切り替えて照射した場合には時間がかかるので、効率性を考慮すれば同時に照射するほうが好ましい。
<カメラ>
カメラ14a、14b、14cによって、プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する透過光による撮像画像を得る。この場合、カメラ14a、14b、14cは、拡散光による撮像画像を得ると共に、透過光による撮像画像を得る。なお、透過光による撮像画像を得るためのカメラは、拡散光による撮像画像を得るためのカメラと別々に設けてもよい。カメラの配置及び効率を考慮すれば一組のカメラ14a、14b、14cによって、拡散光による撮像画像を得ると共に、透過光による撮像画像を得ることが好ましい。なお、拡散光による撮像画像と透過光による撮像画像とを一つのカメラで同時に得る場合には、第1の波長の拡散光による撮像画像と、第2の波長の透過光による撮像画像と、を一つの画像から波長分離によって得ることができる。
<検査部>
検査部16によって、透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥を検出する。この場合、検査部16は、拡散光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体)5を検出すると共に、透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥を検出する。なお、透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥を検出する検査部は、拡散光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体)5を検出する検査部と別々に設けてもよい(第1検査部と第2検査部)。検査部16の配置及び効率を考慮すれば、同じ検査部によって拡散光による撮像画像及び透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥(透明体を含む)を検出することが好ましい。
<プリフォームの胴部検査方法>
図8は、実施の形態2に係るプリフォームの胴部検査方法のフローチャートである。なお、このプリフォームの胴部検査方法では、上記図5に記載のフローチャートも合わせて行う。
(1)プリフォーム10の側壁2の面に対して垂直方向から光を照射する(S11)。具体的には、各カメラ14a、14b、14cとプリフォーム10を挟んで互いに対向するように配置された第2光源18からプリフォーム10に光を照射する。
(2)プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する透過光による撮像画像を得る(S12)。具体的には、カメラ14a、14b、14cによって、プリフォーム10の側壁2の面の垂直方向から出射する透過光による撮像画像を得る。この透過光による撮像画像によって、プリフォーム10の領域を特定できるので、実施の形態1における拡散光による撮像画像において、プリフォーム10の領域を補正できる。
(3)透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥を検出する(S13)。具体的には、透過光による撮像画像において、透過率の異なる箇所を欠陥として検出する。
以上によって、実施の形態1における拡散光による撮像画像に基づく樹脂異物等の透明体の検出に加えて、透過光による撮像画像に基づいてプリフォーム10の側壁2における欠陥、例えば、黒点(コゲ)、白化(変性)、われ、キズ等を検出することができる。
上記光学系の採用により、透過光による異物の検査感度と、樹脂異物等の透明体の検査感度と、についてそれぞれ独立した設定が可能である。また、複数の光学条件について同時に撮像することでプリフォームの胴部検査装置の設置スペースの縮小化についても効果がある。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係るプリフォームの胴部検査装置によれば、側壁に付着した樹脂異物等の透明体を検出できる。そこで、プリフォームの胴部検査装置として有用である。
1 口部
2 胴部(側壁)
3 底部
5 透明体
10 プリフォーム
12 光源(第1光源)
14a、14b、14c カメラ
16 検査部
18 第2光源
20、20a プリフォームの胴部検査装置
22 入射光
24 拡散光

Claims (8)

  1. プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射する光源と、
    前記プリフォームを側方から撮像して撮像画像を得るカメラと、
    前記撮像画像に基づいて、前記プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出する検査部と、
    を備えた、プリフォームの胴部検査装置。
  2. 前記光源を第1光源とし、前記カメラを第1カメラとすると共に、前記検査部を第1検査部として、さらに、前記プリフォームの側壁の面に対して垂直方向から光を照射する第2光源と、
    前記プリフォームの側壁から出射する透過光による撮像画像を得る第2カメラと、
    前記透過光による撮像画像に基づいて前記プリフォームの側壁における欠陥を検出する第2検査部と、
    を備える、請求項1に記載のプリフォームの胴部検査装置。
  3. 前記第1検査部は、前記第2カメラによる撮像画像に基づいて検査領域を設定する、請求項2に記載のプリフォームの胴部検査装置。
  4. 前記第2検査部によって検出された欠陥と、前記第1検査部によって検出された欠陥と、を対比して、前記欠陥の種別を特定する、請求項2に記載のプリフォームの胴部検査装置。
  5. プリフォームの側壁の面に対して平行方向から光を照射するステップと、
    前記プリフォームを側方から撮像した撮像画像を得るステップと、
    前記撮像画像に基づいて、前記プリフォームの側壁における透明性の異物による欠陥を検出するステップと、
    を含む、プリフォームの胴部検査方法。
  6. さらに、前記プリフォームの側壁の面に対して垂直方向から光を照射するステップと、
    前記プリフォームの側壁から出射する透過光による撮像画像を得るステップと、
    前記透過光による撮像画像に基づいて前記プリフォームの側壁における欠陥を検出するステップと、
    を含む、請求項5に記載のプリフォームの胴部検査方法。
  7. 前記透明性の異物による欠陥を検出するステップにおいて、前記透過光による撮像画像に基づいて検査領域を設定する、請求項6に記載のプリフォームの胴部検査方法。
  8. さらに、前記透過光による撮像画像に基づいて検出された欠陥と、前記透明性の異物による欠陥と、を対比して、前記欠陥の種別を特定するステップを含む、請求項6に記載のプリフォームの胴部検査方法。
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