JP2018133904A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の電力変換部を備える電力変換装置の寿命が短くなることを抑える。
【解決手段】互いに並列接続される複数の双方向DCDCコンバータ11と、複数の双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する制御部13とを備える電力変換装置1において、複数の双方向DCDCコンバータ11は、電池21の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、電池21の放電時、入力される電力を系統用電力に変換し、制御部13は、電池21の充電時、複数の双方向DCDCコンバータ11のうち記憶部14に記憶した充電積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させ、電池21の放電時、複数の双方向DCDCコンバータ11のうち記憶部14に記憶した放電積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させる。
【選択図】図1
【解決手段】互いに並列接続される複数の双方向DCDCコンバータ11と、複数の双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する制御部13とを備える電力変換装置1において、複数の双方向DCDCコンバータ11は、電池21の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、電池21の放電時、入力される電力を系統用電力に変換し、制御部13は、電池21の充電時、複数の双方向DCDCコンバータ11のうち記憶部14に記憶した充電積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させ、電池21の放電時、複数の双方向DCDCコンバータ11のうち記憶部14に記憶した放電積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電力変換装置に関する。
電力変換装置として、例えば、互いに並列接続される複数の電力変換部を備え、要求電力を電力変換部の数で割った電力をすべての電力変換部からそれぞれ出力させるものがある。
関連する技術として、例えば、特許文献1がある。
しかしながら、上述のように、互いに並列接続される複数の電力変換部を備え、要求電力を電力変換部の数で割った電力をすべての電力変換部からそれぞれ出力させる電力変換装置では、電力変換装置の使用時間の増加に伴って各電力変換部の寿命が短くなり、電力変換装置全体の寿命が短くなるという懸念がある。
そこで、本発明の一側面に係る目的は、複数の電力変換部を備える電力変換装置の寿命が短くなることを抑えることである。
本発明に係る一つの形態である電力変換装置は、互いに並列接続される複数の双方向電力変換部と、複数の双方向電力変換部の動作を制御する制御部とを備える。
複数の双方向電力変換部は、電池の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、電池の放電時、入力される電力を系統用電力に変換する。
複数の双方向電力変換部は、電池の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、電池の放電時、入力される電力を系統用電力に変換する。
制御部は、複数の双方向電力変換部のそれぞれの充電時間または充電電力の充電積算値と、放電時間または放電電力の放電積算値とを記憶する記憶部を有する。
制御部は、電池の充電時、複数の双方向電力変換部のうち記憶部に記憶した充電積算値が小さい双方向電力変換部を優先して動作させ、電池の放電時、複数の双方向電力変換部のうち記憶部に記憶した放電積算値が小さい双方向電力変換部を優先して動作させる。
制御部は、電池の充電時、複数の双方向電力変換部のうち記憶部に記憶した充電積算値が小さい双方向電力変換部を優先して動作させ、電池の放電時、複数の双方向電力変換部のうち記憶部に記憶した放電積算値が小さい双方向電力変換部を優先して動作させる。
本発明によれば、複数の双方向電力変換部を備える電力変換装置の寿命が短くなることを抑えることができる。
以下、図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、実施形態の電力変換装置の一例を示す図である。
図1は、実施形態の電力変換装置の一例を示す図である。
図1に示す電力変換装置1は、例えば、車両2に搭載される電池21または家3に設置される家電機器などの負荷31へ電力を出力する充電スタンドであって、互いに並列接続される複数の双方向DCDCコンバータ11(11−1、11−2、・・・、12−n)(電力変換部)と、双方向DC/ACコンバータ12と、各双方向DCDCコンバータ11及び双方向DC/ACコンバータ12の動作を制御する制御部13とを備える。なお、制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、またはプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)により構成される。また、双方向DCDCコンバータ11及び双方向DC/ACコンバータ12は、絶縁型、非絶縁型のいずれでもよい。
電池21は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの充放電可能な電池であり、車両2に搭載される走行用モータや電装機器などに電力を供給する。
また、車両2に備えられる制御部22は、電池21の充電時、ユーザの指示や電池21の状態などに基づいて、電力変換装置1から電池21へ出力される電力が所定の電力になるように電流指令値Ic1を電力変換装置1へ出力する。
また、車両2に備えられる制御部22は、電池21の充電時、ユーザの指示や電池21の状態などに基づいて、電力変換装置1から電池21へ出力される電力が所定の電力になるように電流指令値Ic1を電力変換装置1へ出力する。
また、家3に備えられる制御部32は、ユーザの指示や系統33から分電盤34を介して負荷31へ出力される電流などに基づいて、電力変換装置1から分電盤34を介して負荷31へ出力される電力が所定の電力になるように電流指令値Ic2を電力変換装置1へ出力する。なお、制御部32は、例えば、CPU、マルチCPU、またはプログラマブルなデバイスにより構成される。
各双方向DCDCコンバータ11のうち、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11は、電池21の充電時、入力される電力(双方向DC/ACコンバータ12から出力される電力)を電池21の充電用電力に変換し、電池21へ出力する。また、各双方向DCDCコンバータ11のうち、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11は、電池21の放電時、入力される電力(電池21から出力される電力)を系統用電力に変換し、双方向DC/ACコンバータ12及び分電盤34を介して負荷31へ出力する。
双方向DC/ACコンバータ12は、電池21の充電時、分電盤34から出力される交流電力を直流電力に変換し、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11を介して電池21へ出力する。また、双方向DC/ACコンバータ12は、電池21の放電時、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11から出力される直流電力を交流電力に変換し、分電盤34を介して負荷31へ出力する。
制御部13は、電池21の充電時、充電積算値として、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの充電時間の積算値(電力変換装置1の使用開始から現在までにおいて、双方向DCDCコンバータ11から電池21へ電力が出力される時間の積算値)、または、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの充電電力の積算値(電力変換装置1の使用開始から現在までにおいて、双方向DCDCコンバータ11から電池21へ出力される電力の積算値)を求める。
また、制御部13は、電池21の放電時、放電積算値として、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの放電時間の積算値(電力変換装置1の使用開始から現在までにおいて、双方向DCDCコンバータ11から双方向DC/ACコンバータ12へ電力が出力される時間の積算値)、または、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの放電電力の積算値(電力変換装置1の使用開始から現在までにおいて、双方向DCDCコンバータ11から双方向DC/ACコンバータ12へ出力される電力の積算値)を求める。
また、制御部13は、電池21の充電時、充電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11または充電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11から優先して動作させる。また、制御部13は、電池21の放電時、放電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11または放電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させる。
このように、実施形態の電力変換装置1では、電池21の充電時、充電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11または充電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11から優先して動作させ、電池21の放電時、放電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11または放電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させる構成であるため、各双方向DCDCコンバータ11から出力される電力を時分割で電池21または負荷31へ出力させることができる。これにより、実施形態の電力変換装置1は、要求電力を双方向DCDCコンバータ11の数で割った電力をすべての双方向DCDCコンバータ11から出力される場合に比べて、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの動作時間を短くすることができるため、各双方向DCDCコンバータ11の寿命が短くなることを抑えることができ、電力変換装置1全体の寿命が短くなることを抑えることができる。制御部13は、双方向DCDCコンバータ11毎の充電時間と放電時間とを合算した積算値又は充電電力と放電電力とを合算した積算値ではなく、充電時間の積算値及び放電時間の積算値又は充電電力の積算値及び放電電力の積算値をそれぞれ算出するとともに、電池21の充電時には、充電時間又は充電電力の積算値(充電積算値)に基づき動作させる双方向DCDCコンバータ11を選択し、電池21の放電時には、放電時間又は放電電力の積算値(放電積算値)に基づき動作させる双方向DCDCコンバータ11を選択している。従って、充電時と放電時とで双方向DCDCコンバータ11の動作に偏りが生じることを抑制できる。すなわち、充電時間と放電時間とを合算した積算値又は充電電力と放電電力とを合算した積算値に基づき双方向DCDCコンバータ11を動作させた場合、複数の双方向DCDCコンバータ11のうち、充電時に主に動作する双方向DCDCコンバータ11と放電時に主に動作する双方向DCDCコンバータ11とが発生する可能性がある。この点、制御部13は充電時と放電時とで区別した充電積算値と放電積算値に基づき動作させる双方向DCDCコンバータ11を選択しているため、充電時と放電時とで各双方向DCDCコンバータ11を偏り無く動作させることができる。
図2は、双方向DCDCコンバータ11−1の回路例を示す図である。なお、他の双方向DCDCコンバータ11−2〜11−nの回路例も双方向DCDCコンバータ11−1と同様とする。
図2に示す双方向DCDCコンバータ11−1は、絶縁型の双方向DCDCコンバータであって、コンデンサC1と、スイッチング素子S11〜S14と、ダイオードD11〜D14と、トランスTと、コンデンサC2と、スイッチング素子S21〜S24と、ダイオードD21〜D24とを備える。なお、スイッチング素子S11〜S14及びスイッチング素子S21〜S24は、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)により構成される。スイッチング素子S11〜S14及びスイッチング素子S21〜S24をMOSFETにより構成する場合、ダイオードD11〜D14及びダイオードD21〜S24をMOSFETの寄生ダイオードとしてもよい。
コンデンサC1の一方端子は、電池21の正極端子、スイッチング素子S11の一方端子、スイッチング素子S13の一方端子、ダイオードD11のカソード端子、及びダイオードD13のカソード端子に接続されている。コンデンサC1の他方端子は、電池21の負極端子、スイッチング素子S12の一方端子、スイッチング素子S14の一方端子、ダイオードD12のアノード端子、及びダイオードD14のアノード端子に接続されている。スイッチング素子S11の他方端子は、トランスTの1次コイルL1の一方端子、スイッチング素子S12の他方端子、ダイオードD11のアノード端子、及びダイオードD12のカソード端子に接続されている。スイッチング素子S13の他方端子は、1次コイルL1の他方端子、スイッチング素子S14の他方端子、ダイオードD13のアノード端子、及びダイオードD14のカソード端子に接続されている。
コンデンサC2の一方端子は、双方向DC/ACコンバータ12の正極側入出力端子T+、スイッチング素子S21の一方端子、スイッチング素子S23の一方端子、ダイオードD21のカソード端子、及びダイオードD23のカソード端子に接続されている。コンデンサC2の他方端子は、双方向DC/ACコンバータ12の負極側入出力端子T−、スイッチング素子S22の一方端子、スイッチング素子S24の一方端子、ダイオードD22のアノード端子、及びダイオードD24のアノード端子に接続されている。スイッチング素子S21の他方端子は、トランスTの2次コイルL2の一方端子、スイッチング素子S22の他方端子、ダイオードD21のアノード端子、及びダイオードD22のカソード端子に接続されている。スイッチング素子S23の他方端子は、2次コイルL2の他方端子、スイッチング素子S24の他方端子、ダイオードD23のアノード端子、及びダイオードD24のカソード端子に接続されている。
制御部13は、電池21の充電時、スイッチング素子S21、S24をオンさせるとともにスイッチング素子S22、S23をオフさせた後、スイッチング素子S21、S24をオフさせるとともにスイッチング素子S22、S23をオンさせることを繰り返す。また、制御部13は、電池21の充電時、スイッチング素子S11〜S14をオン、オフさせない。これにより、双方向DC/ACコンバータ12からコンデンサC2へ出力される直流電力が交流電力に変換され2次コイルL2から1次コイルL1へ伝わる。1次コイルL1に伝わった交流電力は、ダイオードD11〜D14により整流され、コンデンサC1により平滑された後、直流電力として電池21へ出力される。
また、制御部13は、電池21の放電時、スイッチング素子S11、S14をオンさせるとともにスイッチング素子S12、S13をオフさせた後、スイッチング素子S11、S14をオフさせるとともにスイッチング素子S12、S13をオンさせることを繰り返す。また、制御部13は、電池21の放電時、スイッチング素子S21〜S24をオン、オフさせない。これにより、電池21からコンデンサC1へ出力される直流電力が交流電力に変換され1次コイルL1から2次コイルL2へ伝わる。2次コイルL2に伝わった交流電力は、ダイオードD21〜D24により整流され、コンデンサC2により平滑された後、直流電力として双方向DC/ACコンバータ12へ出力される。
なお、双方向DC/ACコンバータ12は、スイッチング素子を備え、そのスイッチング素子が制御部13によりオン、オフすることで、入力される直流電力を交流電力に変換したり、入力される交流電力を直流電力に変換したりするものとし、トランスTなどの損失が大きい素子を備えていないものとする。
このように、双方向DCDCコンバータ11に損失が大きい素子(トランスTなど)を備え、双方向DC/ACコンバータ12に損失が大きい素子を備えていない構成であるため、双方向DCDCコンバータ11は、双方向DC/ACコンバータ12よりもトランスTの発熱によって故障する可能性が高い。
実施形態の電力変換装置1では、各双方向DCDCコンバータ11それぞれの動作時間を低減させることができるため、各双方向DCDCコンバータ11の損失が大きい素子による発熱を抑えることができ、各双方向DCDCコンバータ11の故障を低減することができる。
また、実施形態の電力変換装置1では、電池21の充電時と放電時とで異なるスイッチング素子が使用される構成であり、充電時間の積算値と放電時間の積算値が互いに異なったとしても、または、充電電力の積算値と放電電力の積算値が互いに異なったとしても、電池21の充電時、充電時間または充電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させ、電池21の放電時、放電時間または放電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させる構成であるため、電池21の充電時に動作するスイッチング素子S21〜S24の劣化に伴う各双方向DCDCコンバータ11の寿命や電池21の放電時に動作するスイッチング素子S11〜S14の劣化に伴う各双方向DCDCコンバータ11の寿命が短くなることを抑えることができ、電力変換装置1全体の寿命が短くなることを抑えることができる。
図3は、制御部13の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部13は、電池21を充電するための指示(電池21へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic1が入力されていないときで(S31:No)、かつ、電池21を放電するための指示(負荷31へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic2が入力されていないとき(S32:No)、現在の状態(すべての双方向DCDCコンバータ11や双方向DC/ACコンバータ12を動作させない状態)を維持する。
まず、制御部13は、電池21を充電するための指示(電池21へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic1が入力されていないときで(S31:No)、かつ、電池21を放電するための指示(負荷31へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic2が入力されていないとき(S32:No)、現在の状態(すべての双方向DCDCコンバータ11や双方向DC/ACコンバータ12を動作させない状態)を維持する。
次に、制御部13は、電流指令値Ic1が入力されると(S31:Yes)、その電流指令値Ic1に基づいて、電池21を充電するために電力変換装置1から出力させる必要がある電力P1を算出する(S33)。例えば、電池21の充電時の電力変換装置1の出力電圧が200[V]、電流指令値Ic1が20[A]である場合、制御部13は、200[V]×20[A]=4[kW]を計算することにより、電力変換装置1から出力させる必要がある電力P1として4[kW]を算出する。
次に、制御部13は、電力P1を電力変換装置1から出力するために動作させる必要がある絶縁型双方向DCDCコンバータ11の数、すなわち、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数を算出する(S34)。例えば、電力P1が4[kW]、電池21の充電時の各双方向DCDCコンバータ11の最大出力電力が2[kW]である場合、制御部13は、4[kW]/2[kW]=2を計算することにより、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数として2を算出する。
次に、制御部13は、電池21の充電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充電時間の積算値が小さい順に抽出する(S35)。例えば、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が2である場合、制御部13は、図4(a)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充電時間の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充電時間の積算値のうち充電時間の積算値が最も小さい「30[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、放電時間の積算値が2番目に小さい「32[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」を抽出する。
なお、S35において、制御部13は、電池21の充電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充放電時間の積算値が小さい順に抽出してもよい。例えば、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が2である場合、制御部13は、図4(b)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充放電時間の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充放電時間の積算値のうち充放電時間の積算値が最も小さい「50[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、充放電時間の積算値が2番目に小さい「54[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」を抽出する。
また、双方向DCDCコンバータ11と充電時間の積算値とが関係付けられている情報や双方向DCDCコンバータ11と充放電時間の積算値とが関係付けられている情報は制御部13の記憶部14に記憶されているものとする。なお、制御部13に有する記憶部14は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などにより構成される。
そして、制御部13は、抽出した双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する(S36)。これにより、電流指令値Ic1に基づく電力が電池21へ出力され、電池21が充電される。また、電池21の充電時、各双方向DCDCコンバータ11の充電時間の積算値や充放電時間の積算値を均一化させることができ、一部の双方向DCDCコンバータ11の寿命のみが短くなることを抑えることができる。
一方、制御部13は、電流指令値Ic2が入力されると(S32:Yes)、その電流指令値Ic2に基づいて、負荷31へ電力を供給するために電力変換装置1から出力させる必要がある電力P2を算出する(S37)。例えば、電池21の放電時の電力変換装置1の出力電圧が200[V]、電流指令値Ic2が30[A]である場合、制御部13は、200[V]×30[A]=6[kW]を計算することにより、電力変換装置1から出力させる必要がある電力P2として6[kW]を算出する。
次に、制御部13は、電力P2を電力変換装置1から出力するために動作させる必要がある双方向DCDCコンバータ11の数、すなわち、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数(負荷31へ所望な電力を供給するために必要な双方向DCDCコンバータ11の数)を算出する(S38)。例えば、電力P2が6[kW]、電池21の放電時の各双方向DCDCコンバータ11の最大出力電力が2[kW]である場合、制御部13は、6[kW]/2[kW]=3を計算することにより、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数として3を算出する。
次に、制御部13は、電池21の放電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を放電時間の積算値が小さい順に抽出する(S39)。例えば、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が3である場合、制御部13は、図4(c)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と放電時間の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各放電時間の積算値のうち放電時間の積算値が最も小さい「20[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、放電時間の積算値が2番目に小さい「22[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」と、放電時間の積算値が3番目に「23[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−1」を抽出する。
なお、双方向DCDCコンバータ11と放電時間の積算値とが関係付けられている情報は制御部13の記憶部に記憶されているものとする。
また、S39において、制御部13は、電池21の放電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充放電時間の積算値が小さい順に抽出してもよい。例えば、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が3である場合、制御部13は、図4(b)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充放電時間の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充放電時間の積算値のうち充放電時間の積算値が最も小さい「50[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、充放電時間の積算値が2番目に小さい「54[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」と、充放電時間の積算値が3番目に小さい「56[時間]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−1」を抽出する。
そして、制御部13は、抽出した双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する(S40)。これにより、電流指令値Ic2に基づく電力が負荷31へ出力される。また、電池21の放電時、各双方向DCDCコンバータ11の放電時間の積算値や充放電時間の積算値を均一化させることができ、一部の双方向DCDCコンバータ11の寿命のみが短くなることを低減することができる。
図5は、制御部13の動作の他の例を示すフローチャートである。
まず、制御部13は、電池21を充電するための指示(電池21へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic1が入力されていないときで(S51:No)、かつ、電池21を放電するための指示(負荷31へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic2が入力されていないとき(S52:No)、現在の状態(すべての双方向DCDCコンバータ11や双方向DC/ACコンバータ12を動作させない状態)を維持する。
まず、制御部13は、電池21を充電するための指示(電池21へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic1が入力されていないときで(S51:No)、かつ、電池21を放電するための指示(負荷31へ電力を出力するための指示)として電流指令値Ic2が入力されていないとき(S52:No)、現在の状態(すべての双方向DCDCコンバータ11や双方向DC/ACコンバータ12を動作させない状態)を維持する。
次に、制御部13は、電流指令値Ic1が入力されると(S51:Yes)、その電流指令値Ic1に基づいて、電池21を充電するために電力変換装置1から出力させる必要がある電力P1を算出する(S53)。例えば、電池21の充電時の電力変換装置1の出力電圧が200[V]、電流指令値Ic1が20[A]である場合、制御部13は、200[V]×20[A]=4[kW]を計算することにより、電力変換装置1から出力させる必要がある電力P1として4[kW]を算出する。
次に、制御部13は、電力P1を電力変換装置1から出力するために動作させる必要がある双方向DCDCコンバータ11の数、すなわち、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数を算出する(S54)。例えば、電力P1が4[kW]、電池21の充電時の各双方向DCDCコンバータ11の最大出力電力が2[kW]である場合、制御部13は、4[kW]/2[kW]=2を計算することにより、充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数として2を算出する。
次に、制御部13は、電池21の充電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充電電力の積算値が小さい順に抽出する(S55)。例えば、充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が2である場合、制御部13は、図6(a)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充電電力の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充電電力の積算値のうち充電電力の積算値が最も少ない「300[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、充電電力の積算値が2番目に小さい「302[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」を抽出する。
なお、S55において、制御部13は、電池21の充電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充放電電力の積算値が小さい順に抽出してもよい。例えば、電池21の充電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が2である場合、制御部13は、図6(b)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充放電電力の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充放電電力の積算値のうち充放電電力の積算値が最も小さい「500[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、充放電電力の積算値が2番目に小さい「504[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」を抽出する。
また、双方向DCDCコンバータ11と充電電力の積算値とが関係付けられている情報や双方向DCDCコンバータ11と充放電電力の積算値とが関係付けられている情報は制御部13の記憶部14に記憶されているものとする。
そして、制御部13は、抽出した双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する(S56)。これにより、電流指令値Ic1に基づく電力が電池21へ出力され、電池21が充電される。また、電池21の充電時、各双方向DCDCコンバータ11の充電電力の積算値や充放電電力の積算値を均一化させることができ、一部の双方向DCDCコンバータ11の寿命のみが短くなることを低減することができる。
一方、制御部13は、電流指令値Ic2が入力されると(S52:Yes)、その電流指令値Ic2に基づいて、負荷31へ電力を供給するために電力変換装置1から出力させる必要がある電力P2を算出する(S57)。例えば、電池21の放電時の電力変換装置1の出力電圧が200[V]、電流指令値Ic2が30[A]である場合、制御部13は、200[V]×30[A]=6[kW]を計算することにより、電力変換装置1から出力させる必要がある電力P2として、6[kW]を算出する。
次に、制御部13は、電力P2を電力変換装置1から出力するために動作させる必要がある双方向DCDCコンバータ11の数、すなわち、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数(負荷31へ所望な電力を供給するために必要な双方向DCDCコンバータ11の数)を算出する(S58)。例えば、電力P2が6[kW]、電池21の放電時の各双方向DCDCコンバータ11の最大出力電力が2[kW]である場合、制御部13は、6[kW]/2[kW]=3を計算することにより、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数として3を算出する。
次に、制御部13は、電池21の放電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を放電電力の積算値が小さい順に抽出する(S59)。例えば、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が3である場合、制御部13は、図6(c)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と放電電力の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各放電電力の積算値のうち放電電力の積算値が最も小さい「200[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、放電電力の積算値が2番目に小さい「202[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」と、放電電力の積算値が3番目に小さい「203[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」を抽出する。
なお、双方向DCDCコンバータ11と放電電力の積算値とが関係付けられている情報は制御部13の記憶部14に記憶されているものとする。
また、S59において、制御部13は、電池21の放電に必要な数の双方向DCDCコンバータ11を充放電電力の積算値が小さい順に抽出してもよい。例えば、電池21の放電に必要な双方向DCDCコンバータ11の数が3である場合、制御部13は、図6(b)に示すように、双方向DCDCコンバータ11と充放電電力の積算値とが関係付けられている情報を参照して、各充放電電力の積算値のうち充放電電力の積算値が最も小さい「500[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−2」と、充放電電力の積算値が2番目に小さい「504[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−3」と、充放電電力の積算値が3番目に小さい「506[kW]」に対応する「双方向DCDCコンバータ11−1」を抽出する。
そして、制御部13は、抽出した双方向DCDCコンバータ11の動作を制御する(S60)。これにより、電流指令値Ic2に基づく電力が負荷31へ出力される。また、電池21の放電時、各双方向DCDCコンバータ11の放電電力の積算値や充放電電力の積算値を均一化させることができ、一部の双方向DCDCコンバータ11の寿命のみが短くなることを低減することができる。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
例えば、図7に示すように、各双方向DCDCコンバータ11と双方向DC/ACコンバータ12との接続点に、太陽光発電装置4及び定置式蓄電装置5を接続してもよい。
例えば、図7に示すように、各双方向DCDCコンバータ11と双方向DC/ACコンバータ12との接続点に、太陽光発電装置4及び定置式蓄電装置5を接続してもよい。
太陽光発電装置4は、太陽光パネル41と、DCDCコンバータ42(電力変換部)と、DCDCコンバータ42の動作を制御する制御部43とを備える。
制御部43は、電力変換装置1の制御部13から出力される電流指令値Ic3に基づいて、太陽光パネル41から出力される電力が双方向DC/ACコンバータ12及び分電盤34を介して負荷31へ出力されるように、または、太陽光パネル41から出力される電力が制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11を介して電池21へ出力されるように、DCDCコンバータ42の動作を制御する。なお、制御部43は、例えば、CPU、マルチCPU、またはプログラマブルなデバイスにより構成される。
制御部43は、電力変換装置1の制御部13から出力される電流指令値Ic3に基づいて、太陽光パネル41から出力される電力が双方向DC/ACコンバータ12及び分電盤34を介して負荷31へ出力されるように、または、太陽光パネル41から出力される電力が制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11を介して電池21へ出力されるように、DCDCコンバータ42の動作を制御する。なお、制御部43は、例えば、CPU、マルチCPU、またはプログラマブルなデバイスにより構成される。
定置式蓄電装置5は、定置式バッテリー51と、双方向DCDCコンバータ52(電力変換部)と、制御部53とを備える。
制御部53は、定置式バッテリー51の充電時、系統33から分電盤34及び双方向DC/ACコンバータ12を介して出力される電力が、定置式バッテリー51の充電用電力に変換されるように、双方向DCDCコンバータ52の動作を制御する。
制御部53は、定置式バッテリー51の充電時、系統33から分電盤34及び双方向DC/ACコンバータ12を介して出力される電力が、定置式バッテリー51の充電用電力に変換されるように、双方向DCDCコンバータ52の動作を制御する。
また、制御部53は、定置式バッテリー51の放電時、定置式バッテリー51から出力される電力が、双方向DC/ACコンバータ12及び分電盤34を介して負荷31へ出力されるように、双方向DCDCコンバータ52の動作を制御する。
また、制御部53は、電池21の充電時、定置式バッテリー51から出力される電力が、電力変換装置1の制御部13から出力される電流指令値Ic4に基づく電力に変換されるように、双方向DCDCコンバータ52の動作を制御する。
また、制御部53は、電池21の放電時、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11から出力される電力が、定置式バッテリー51の充電用電力に変換されるように、双方向DCDCコンバータ52の動作を制御する。
なお、制御部53は、例えば、CPU、マルチCPU、またはプログラマブルなデバイスにより構成される。
また、各双方向DCDCコンバータ11は、太陽光パネル41に接続されるDCDCコンバータ42及び定置式バッテリー51に接続される双方向DCDCコンバータ52の少なくとも1つに接続されるように構成してもよい。このように構成することにより、電池21から負荷31へ出力される電力の不足分を太陽光パネル41から出力される電力や定置式バッテリー51から出力される電力で補うことができる。また、系統33から電池21へ出力される電力の不足分を太陽光パネル41から出力される電力や定置式バッテリー51から出力される電力で補うことができる。
また、例えば、図8に示すように、電力変換装置1に複数の双方向DC/ACコンバータ12(12−1〜12−n)を備えるように構成してもよい。双方向DC/ACコンバータ12−1は双方向DCDCコンバータ11−1に直列接続され、双方向DC/ACコンバータ12−2は双方向DCDCコンバータ11−2に直列接続され、・・・、双方向DC/ACコンバータ12−nは双方向DCDCコンバータ11−nに直列接続されている。各双方向DC/ACコンバータ12のうち、制御部13により動作が制御される双方向DC/ACコンバータ12は、電池21の充電時、分電盤34から出力される交流電力を直流電力に変換し、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11を介して電池21へ出力する。また、各双方向DC/ACコンバータ12のうち、制御部13により動作が制御される双方向DC/ACコンバータ12は、電池21の放電時、制御部13により動作が制御される双方向DCDCコンバータ11から出力される直流電力を交流電力に変換し、分電盤34を介して負荷31へ出力する。
また、例えば、制御部13は、電池21の充電時、充電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11から優先して動作させ、電池21の放電時、放電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させるように構成してもよい。
また、例えば、制御部13は、電池21の充電時、充電電力の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11から優先して動作させ、電池21の放電時、放電時間の積算値が小さい双方向DCDCコンバータ11を優先して動作させるように構成してもよい。
1 電力変換装置
11 双方向DCDCコンバータ
12 双方向DC/ACコンバータ
13 制御部
14 記憶部
2 車両
21 電池
22 制御部
3 家
31 負荷
32 制御部
33 系統
34 分電盤
11 双方向DCDCコンバータ
12 双方向DC/ACコンバータ
13 制御部
14 記憶部
2 車両
21 電池
22 制御部
3 家
31 負荷
32 制御部
33 系統
34 分電盤
Claims (6)
- 互いに並列接続される複数の双方向電力変換部と、前記複数の双方向電力変換部の動作を制御する制御部とを備える電力変換装置であって、
前記複数の双方向電力変換部は、電池の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、前記電池の放電時、入力される電力を系統用電力に変換し、
前記制御部は、
前記複数の双方向電力変換部のそれぞれの充電時間または充電電力の充電積算値と、放電時間または放電電力の放電積算値とを記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、
前記電池の充電時、前記複数の双方向電力変換部のうち前記記憶部に記憶した前記充電積算値が小さい前記双方向電力変換部を優先して動作させ、
前記電池の放電時、前記複数の双方向電力変換部のうち前記記憶部に記憶した前記放電積算値が小さい前記双方向電力変換部を優先して動作させる
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置であって、
前記充電積算値は、前記充電時間の積算値であり、
前記放電積算値は、前記放電時間の積算値であり、
前記制御部は、
前記電池の充電時、動作させる必要がある前記双方向電力変換部の数を求め、その求めた数の前記双方向電力変換部を前記充電時間の積算値が小さい順に抽出し、その抽出した前記双方向電力変換部を動作させ、
前記電池の放電時、動作させる必要がある前記双方向電力変換部の数を求め、その求めた数の前記双方向電力変換部を前記放電時間の積算値が小さい順に抽出し、その抽出した前記双方向電力変換部を動作させる
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置であって、
前記充電積算値は、前記充電電力の積算値であり、
前記放電積算値は、前記放電電力の積算値であり、
前記制御部は、
前記電池の充電時、動作させる必要がある前記双方向電力変換部の数を求め、その求めた数の前記双方向電力変換部を前記充電電力の積算値が小さい順に抽出し、その抽出した前記双方向電力変換部を動作させ、
前記電池の放電時、動作させる必要がある前記双方向電力変換部の数を求め、その求めた数の前記双方向電力変換部を前記放電電力の積算値が小さい順に抽出し、その抽出した前記双方向電力変換部を動作させる
ことを特徴とする電力変換装置。 - 互いに並列接続される複数の双方向電力変換部と、前記複数の双方向電力変換部の動作を制御する制御部とを備える電力変換装置であって、
前記双方向電力変換部には、電池の充電時、入力される電力を充電用電力に変換し、前記電池の放電時、入力される電力を系統用電力に変換し、
前記制御部は、
前記複数の双方向電力変換部のそれぞれの充放電時間または充放電電力の積算値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記電池の充電時または前記電池の放電時、前記積算値が小さい前記双方向電力変換部を優先して動作させる
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の電力変換装置であって、
前記複数の双方向電力変換部の接続点と系統との間に設けられる非絶縁型双方向DC/ACコンバータを備え、
前記複数の双方向電力変換部は、それぞれ、絶縁型双方向DCDCコンバータである
ことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の電力変換装置であって、
前記複数の双方向電力変換部は、太陽光パネルに接続される電力変換部及び定置式バッテリーに接続される電力変換部の少なくとも1つに接続される
ことを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017025799A JP2018133904A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017025799A JP2018133904A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018133904A true JP2018133904A (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63249906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017025799A Pending JP2018133904A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018133904A (ja) |
-
2017
- 2017-02-15 JP JP2017025799A patent/JP2018133904A/ja active Pending
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