JP2018133793A - 情報装置および通信装置並びに通信装置の通信方法 - Google Patents

情報装置および通信装置並びに通信装置の通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信装置に所望のネットワーク構成の設定を行わせつつ、通信装置と自動的に通信を確立することができる情報装置を提供する。【解決手段】情報装置200は、通信装置100と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な情報装置であって、前記通信装置100に対し、前記第2の通信を介するネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を、前記情報装置200の通信形態に応じて生成するコントローラと、前記通信装置に対して前記第1の通信を介して前記接続形態情報を送る通信部と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、情報装置の通信形態に応じて通信装置と自動的に通信を確立するネットワーク機器連携技術に関する。
通信規格IEEE802.11を利用する無線LANが普及している。無線LAN(Local Area Network)ネットワークを構成するためには、無線LANの識別情報であるSSID(Service Set Identifier)及び無線LANのセキュリティに関する情報を含む通信パラメータを通信装置に設定する必要がある。無線LAN通信用の通信パラメータの設定方法は、特許文献1に記載されている。
特開2016−32280号公報
本開示は、情報装置の多様な通信形態に応じて通信装置と自動的に通信を確立することで、ネットワーク機器の連携を図り易くする。
本開示の情報装置は、通信装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な情報装置であって、前記通信装置に対し、前記第2の通信を介するネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を、前記情報装置の通信形態に応じて生成するコントローラと、前記通信装置に対して前記第1の通信を介して前記接続形態情報を送る通信部と、を備える。
本開示の通信装置は、情報装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な通信装置であって、前記情報装置から、前記第1の通信を介して、前記第2の通信を介するネットワーク構成の設定を行うために必要な接続形態情報を受信する通信部と、前記通信部で受信した前記接続形態情報に応じて前記情報装置と前記第2の通信を開始する制御部と、を備える。
本開示の通信装置の通信方法は、情報装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な通信装置の通信方法であって、前記通信装置は、前記情報装置から前記第1の通信を介して起動信号を受けて起動し、前記通信装置は、自身がアクセスポイント及びステーションのいずれで動作するかを選択して前記情報装置と前記第2の通信を行う。
本開示にかかる情報装置は、接続形態情報に基づいて通信装置に所望のネットワーク構成の設定を行わせつつ、通信装置と自動的に通信を確立するのに有効である。
また本開示にかかる通信装置は、接続形態情報に基づいてネットワーク構成の設定を行いつつ、情報装置と自動的に通信を確立するのに有効である。
また本開示にかかる通信装置の通信方法は、接続形態情報に基づいてネットワーク構成の設定を行いつつ、通信装置が情報装置と自動的に通信を確立するのに有効である。
図1は、実施の形態1にかかるデジタルカメラとスマートフォンとの接続形態の一例を示す図である。 図2は、デジタルカメラの電気的構成図である。 図3は、スマートフォンの電気的構成図である。 図4は、スマートフォンとデジタルカメラとの間での通信動作を示すシーケンス図である。 図5は、スマートフォンの通信形態に応じて接続形態情報を生成する動作を示すフローチャートである。 図6は、デジタルカメラをWakeUpする前のネットワーク構成を示す図である。 図7は、接続形態情報の一例を示す図である。 図8は、デジタルカメラがWi−Fi接続を確立した後のネットワーク構成を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
[実施の形態1]
実施の形態1では、情報装置の多様な通信形態に応じて通信装置のネットワーク構成を自動で設定出来る。これにより、情報装置と通信装置との連携操作がスムーズに行われる。具体的には、実施の形態1では、情報装置としてスマートフォン、通信装置としてデジタルカメラを例に挙げて説明する。そして実施の形態1では、たとえばデジタルカメラは、スマートフォンからの起動信号に応じて起動すると、スマートフォンの多様な通信形態に応じて、自動的に、より通信容量の大きい通信(例えばWi−Fi)のネットワークに接続され、スマートフォンと通信できる。これによりユーザは、デジタルカメラで撮影した画像データを、スマートフォンで再生、加工、あるいはネットワーク上にアップロードできる。あるいはユーザは、デジタルカメラで撮影する際に、スマートフォンで遠隔からズームやフォーカシング等のデジタルカメラの操作ができる。以下、図1〜図7を用いて、実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1にかかるデジタルカメラ100(通信装置)とスマートフォン200(情報装置)との接続形態の一例を示す図である。
実施の形態1にかかるスマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して第1の通信(たとえば、Bluetooth(登録商標、以下同様) Low Energy;BT−LE通信)でWakeUp信号(起動信号)を送ってデジタルカメラ100を自動起動させる。その後にスマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して第1の通信でスマートフォン200の通信形態に応じて生成された接続情報を送る。デジタルカメラ100は接続情報に応じてネットワーク構成を決定し第2の通信(たとえば、Wi−Fi通信)を開始する。これにより、スマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して所望のネットワーク構成を設定させることができる。
以下、実施の形態1にかかるデジタルカメラ100及びスマートフォン200の構成と、動作について説明する。
[1.構成]
以下図を用いて、実施の形態1にかかるデジタルカメラ100及びスマートフォン200の構成を説明する。
[1−1.デジタルカメラの構成]
図2は、デジタルカメラ100の電気的構成図である。デジタルカメラ100は、光学系110を介して形成された被写体像をCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ115で撮像する。CMOSイメージセンサ115は、撮像した被写体像に基づく撮像データ(RAWデータ)を生成する。画像処理部120は、撮像により生成された撮像データに対して各種処理を施して画像データを生成する。コントローラ135は、画像処理部120にて生成された画像データを、カードスロット140に装着されたメモリカード145に記録する。また、コントローラ135は、使用者による操作部150の操作を受け付けて、メモリカード145に記録された画像データを液晶モニタ130上に表示させること(再生)ができる。
光学系110は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、光学式手ぶれ補正レンズ(Optical Image Stabilizer:OIS)、絞り、シャッタ等を含む。光学系110に含まれる各種レンズの枚数は、何枚でもよい。また光学系110は、それぞれ複数のレンズで構成された複数のユニットで構成されていてもよい。
CMOSイメージセンサ115は、光学系110を介して形成された被写体像を撮像して撮像データを生成する。CMOSイメージセンサ115は、所定のフレームレート(例えば、30フレーム/秒)で新しいフレームの画像データを生成する。CMOSイメージセンサ115における、撮像データの生成タイミング及び電子シャッタ動作は、コントローラ135によって制御される。なお、実施の形態1のデジタルカメラ100には、撮像素子としてCMOSイメージセンサが搭載されているが、撮像素子はCMOSイメージセンサに限定されない。撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやNMOS(n-Channel Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなど、他のイメージセンサが用いられてもよい。
画像処理部120は、CMOSイメージセンサ115から出力された撮像データに各種の処理を施して、画像データを生成する。また画像処理部120は、メモリカード145から読み出した画像データに各種の処理を施して、液晶モニタ130に表示するための画像を生成する。各種の処理としては、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されない。画像処理部120は、ハードワイヤードな電子回路で構成されてもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成されてもよい。
液晶モニタ130は、デジタルカメラ100の背面に備わる。液晶モニタ130は、画像処理部120にて処理された画像データに基づく画像を表示する。なお、液晶モニタは、表示装置の一例であり、表示装置として、有機EL(Electro Luminescence)モニタなど、他のモニタを用いてもよい。
コントローラ135は、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御する。コントローラ135は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、コントローラ135は、画像処理部120などと共に1つの半導体チップで構成されてもよい。またコントローラ135は、内部にROM(Read Only Memory)を有している。ROMには、他の通信機器とのWi−Fi通信を確立するために必要なSSID(Service Set Identifier)、パスワードとなるWPA(Wi−Fi Protected Access)キーが記憶されている。コントローラ135は、必要に応じて、ROMからSSID、WPAキーを読み出すことができる。また、ROMには、オートフォーカス制御(AF制御)や、通信制御に関するプログラム(つまり機器組み込みであってBT−LE通信およびWi−Fi通信の通信制御を行う通信制御アプリ136)の他、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御するためのプログラムが記憶されている。
バッファメモリ125は、画像処理部120やコントローラ135のワークメモリとして機能する記憶媒体である。バッファメモリ125は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などにより実現される。
カードスロット140は、メモリカード145を着脱可能な接続手段である。カードスロット140は、メモリカード145を電気的及び機械的に接続可能である。メモリカード145は、内部にフラッシュメモリ等の記録素子を備えた外部メモリである。メモリカード145は、画像処理部120で生成される画像データなどのデータを格納できる。
二次電池147は、デジタルカメラ100に電力を供給するための充電池である。例えば、デジタルカメラ100においては、リチウムイオン電池で構成される。
操作部150は、デジタルカメラ100の外装に備わっている操作釦や操作レバー等のハードキーの総称であり、使用者による操作を受け付ける。操作部150は使用者による操作を受け付けると、コントローラ135に種々の動作指示信号を通知する。
Wi−Fiモジュール155は、通信規格IEEE802.11に準拠した通信を行う通信モジュールである。デジタルカメラ100は、Wi−Fiモジュール155を介して、Wi−Fiモジュールを搭載した他の通信機器と通信することができる。デジタルカメラ100は、Wi−Fiモジュール155を介して、他の通信機器と直接通信を行ってもよいし、アクセスポイント経由で通信を行ってもよい。
Bluetoothモジュール160(通信部)は、通信規格802.15.1すなわち、Bluetoothに準拠した通信を行う通信モジュールである。Bluetoothモジュール160は、比較的通信ビットレートが高く、通信エリアが数メートル以上である通信が可能である。本実施の形態では、Bluetoothモジュール160は、BLE(Bluetooth Low Energy)と呼ばれる省電力機能を備え、長時間使用に適するバージョン4.0と、電波到達距離が長く家中にしっかり電波が届くClass1をサポートする。
[1−2.スマートフォンの構成]
図3は、スマートフォン200の電気的構成図である。スマートフォン200は、画像処理部205にて生成された画像データが示す画像を、液晶モニタ215に表示することができる。液晶モニタ215の表面にはタッチパネル210が配置されており、使用者によるタッチ操作を受け付けることができる。また、スマートフォン200は操作部230を有し、操作部230上でタッチパネル210による操作以外の操作を行うことができる。コントローラ225は、Wi−Fiモジュール235、Bluetoothモジュール240を介して、他の通信機器と通信することができる。
画像処理部205は、フラッシュメモリ245から読み出した画像データに各種の処理を施して、液晶モニタ215に表示するための画像を生成する。各種処理としては、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されない。画像処理部205は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。
タッチパネル210は、使用者の指等の接触を検出して操作情報をコントローラ225に出力する入力デバイスである。タッチパネル210は、液晶モニタ215の表面に配置されている。タッチパネル210の方式は、抵抗膜方式でも、静電容量方式でも、他の方式であっても構わない。
液晶モニタ215は、コントローラ225から指示された画面を表示する表示デバイスである。
バッファメモリ220は、コントローラ225が各種処理動作を実行するために必要な情報を一時的に格納するメモリである。
コントローラ225は、スマートフォン200を構成する各部の動作を制御する。コントローラ225は、画像処理部205、タッチパネル210、液晶モニタ215、バッファメモリ220、操作部230、フラッシュメモリ245、Wi−Fiモジュール235及びBluetoothモジュール240に電気的に接続されている。コントローラ225は、ハードワイヤードな電子回路で構成されてもよいし、マイクロコンピュータなどで構成されてもよい。また、コントローラ225は、画像処理部205などと共に1つの半導体チップで構成されてもよい。また、コントローラ225は内部にROMを有している。ROMには、他の通信機器とのWi−Fi通信を確立するために必要なSSID、WPAキーが記憶されている。コントローラ225は、必要に応じて、ROMからSSID、WPAキーを読み出すことができる。また、ROMには、通信制御に関するプログラム、BT−LE通信およびWi−Fi通信の通信制御を行う通信制御アプリ226の他、スマートフォン200全体の動作を統括制御するためのプログラムが記憶されている。通信制御アプリ226はスマートフォン200を購入後にROMにインストールされる。
Wi−Fiモジュール235は、通信規格IEEE802.11に準拠した通信を行う通信モジュールである。スマートフォン200は、Wi−Fiモジュール235を介して、Wi−Fiモジュールを搭載した他の通信機器と通信することができる。スマートフォン200は、Wi−Fiモジュール235を介して、他の通信機器と直接通信を行ってもよいし、アクセスポイント経由で通信を行ってもよい。
Bluetoothモジュール240(通信部)は、通信規格802.15.1すなわち、Bluetoothに準拠した通信を行う通信モジュールである。Bluetoothモジュール240は、比較的通信ビットレートが高く、通信エリアが数メートル以上である通信が可能である。本実施の形態では、Bluetoothモジュール240は、BLE(Bluetooth Low Energy)と呼ばれる省電力機能を備え、長時間使用に適するバージョン4.0と、電波到達距離が長く家中にしっかり電波が届くClass1をサポートする。
フラッシュメモリ(以下単に「メモリ」という。)245は、スマートフォン200で撮影した画像データ等を格納する。
なお、スマートフォン200は、電話機能やインターネット通信機能やカメラ機能を備えていてもよい。
[2.動作]
図4は、スマートフォンとデジタルカメラとの間で実現されるWi−Fi接続動作を示すシーケンス図である。
以下に図4を用いてスマートフォン200がデジタルカメラ100に対して所望のネットワーク構成を設定させ、スマートフォン200とデジタルカメラ100との間でWi−Fi接続を確立させる動作について説明する。
まずスマートフォン200の使用者は、スマートフォン200のBluetooth機能をオンする(ステップS40)。
次にステップS41において、スマートフォン200のコントローラ225は使用者の指示に従い、デジタルカメラ100を起動させるために、スマートフォン200のBluetoothモジュール160を用いてWakeUp信号をデジタルカメラ100に送る。デジタルカメラ100はWakeUp信号を受けて電源をオンして自動起動する(ステップS42)。
次にステップS43において、スマートフォン200は自身の通信形態に応じて接続情報(接続形態情報、接続ID(Identification))を生成する。図5は、スマートフォンの通信形態に応じて接続形態情報を生成する動作を示すフローチャートである。図5の処理はスマートフォン200のコントローラ225の通信制御アプリ226を用いて実現される。
図5のステップS51では、コントローラ225は自装置(スマートフォン200)がAP(アクセスポイント)として動作しているかを確認し、そうであると判断すれば(ステップS51でYES)、通信相手であるデジタルカメラ100をSTA(ステーション)に設定する(ステップS54)。このケースは、図6のケース(c)に該当し、スマートフォン200がテザリングモードで動作している状態である。
ステップS51においてコントローラ225は自装置がAP(アクセスポイント)として動作していない(ステップS51でNO)と判断すれば、ステップS52に移行する。ステップS52では、コントローラ225は他の機器がAPとして動作しているかを確認し、そうであると判断すれば(ステップS52でYES)、通信相手であるデジタルカメラ100をSTAに設定する(ステップS54)。このケースは、図6のケース(b)に該当し、スマートフォン200がWi−Fiの無線AP300に接続されている状態である。ステップS52においてコントローラ225は他の機器がAPとして動作していない(ステップS52でNO)と判断すれば、通信相手であるデジタルカメラ100をAPに設定する(ステップS53)。このケースは、図6のケース(a)に該当し、スマートフォン200がWi−Fiを使用していない状態である。以上の動作を経て図7に示す接続形態情報が得られる。
図4に戻って、ステップS44では、スマートフォン200はBluetoothモジュール160を用いて接続情報をデジタルカメラ100に送信する。ここで接続情報は第2の通信を確立するために必要な接続ID(SSID)と、デジタルカメラ100にネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を含む。なお、デジタルカメラ100がAPとなる場合には、接続情報に接続IDが含まれなくてもよい。接続形態情報は、図7に示すデジタルカメラ100と無線AP300のペアの情報である。例えば、Wi−Fi接続前のスマートフォンの通信形態が図6のケース(a)の場合は、接続形態情報10は(デジタルカメラ100:AP,無線AP300:なし)である。Wi−Fi接続前のスマートフォンの通信形態が図6のケース(b)の場合は、接続形態情報20は(デジタルカメラ100:STA,無線AP300:ある)である。Wi−Fi接続前のスマートフォンの通信形態が図6のケース(c)の場合は、接続形態情報30は(デジタルカメラ100:STA,無線AP300:なし)である。なお、接続形態情報に図7に示すような、スマートフォン200がAP及びSTAのいずれであるかを示す情報を加えてもよい。
そしてステップS45において、デジタルカメラ100のコントローラ135は、受信した接続形態情報を読み取り、デジタルカメラ100の設定すべきネットワーク構成を決定する。
ステップS46において、デジタルカメラ100のコントローラ135は、ステップS45で決定したネットワーク構成が形成されるようにデジタルカメラ100にSSIDとWPAキーを用いてスマートフォン200又は他の無線AP300に対してWi−Fi接続を確立させる。
なお、本実施の形態では、図4のシーケンスを開始する前にデジタルカメラ100はWi−Fiに接続されたことがあり、スマートフォン200からWi−Fi通信を確立するために必要なWPAキーを取得し、デジタルカメラ100のROMに記憶しているとする。
また、デジタルカメラ100は無線AP300に対してWi−Fi接続の履歴があり、他の無線AP300に対してWi−Fi接続を確立するために必要なSSIDとWPAキーはROMに記憶されているとする。
図8は、デジタルカメラがWi−Fi接続を確立した後のネットワーク構成を示す図である。Wi−Fi接続前の図6のケース(a)は、Wi−Fi接続が確立された後、図8のケース(a)のように、デジタルカメラ100がAPとして動作する。Wi−Fi接続前の図6のケース(b)は、Wi−Fi接続が確立された後、図8のケース(b)のように、デジタルカメラ100がスマートフォン200と同じ無線AP300に接続する。Wi−Fi接続前の図6のケース(c)は、Wi−Fi接続が確立された後、図8のケース(c)のように、デジタルカメラ100がAPとして動作するスマートフォン200に接続する。なお図8(b)の場合は、デジタルカメラ100がスマートフォン200とWi−Fi通信する場合、直接ではなく無線AP300を介して通信は実行される。
従来のBT通信を用いたリモート起動方式のデジタルカメラは、自身がアクセスポイントとして動作してスマートフォンとWi‐Fi通信が可能であった。したがって、スマートフォンは、デジタルカメラとWi−Fi通信する場合、デジタルカメラとだけWi−Fi通信が可能であり、例えば無線アクセスポイントを経由するインターネット通信はできなかった。またスマートフォンがいわゆるテザリングモードで動作中の場合、スマートフォンはアクセスポイントとして設定されているため、スマートフォンとデジタルカメラとはWi−Fi通信できなかった。本実施の形態では、リモート起動方式を用いてもスマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して所望のネットワーク構成を設定させることができる。つまり、スマートフォン200の多様な通信形態に応じて、デジタルカメラ100をアクセスポイント及びステーションの一方に設定できる。そのため、スマートフォン200は、図8のケース(b)のように、デジタルカメラ100と無線アクセスポイント(無線AP)300を介してWi-Fi通信している状態で、無線AP300を介してインターネット通信が可能となる。あるいは、スマートフォン200がテザリングモードで動作中も、スマートフォン200とデジタルカメラ100とはWi−Fi通信できる。
[3.まとめ]
以上のように、情報装置(スマートフォン200)は、スマートフォン200の通信形態に応じて接続情報を生成するコントローラ225(接続情報生成部)と、通信装置(デジタルカメラ100)に対して第1の通信(BT−LE通信)を介して接続情報を送る通信部(Bluetoothモジュール240)と、を備える。上記接続情報は、第2の通信(Wi−Fi通信)を確立するために必要な接続ID(SSID)と、デジタルカメラ100にネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を含む。
これにより、スマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して所望のネットワーク構成を設定させることができる。
同様に、通信装置(デジタルカメラ100)は、第1の通信(BT−LE通信)を介して情報装置(スマートフォン200)から接続情報を受信する通信部(Bluetoothモジュール160)と、通信部で受信した接続情報に応じてスマートフォン200と第2の通信(Wi−Fi通信)を開始するコントローラ135とを備える。上記接続情報は、Wi−Fi通信を確立するために必要な接続ID(SSID)と、デジタルカメラ100にネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を含む。
これにより、デジタルカメラ100は、スマートフォン200が所望するネットワーク構成を自身に設定することができる。
また通信装置(デジタルカメラ100)の通信方法は、情報装置(スマートフォン200)と第1の通信(BT−LE通信)及び第2の通信(Wi‐Fi通信)を介して通信可能な通信装置の通信方法である。この通信装置の通信方法は、通信装置が、情報装置から第1の通信を介して起動信号を受けて起動し、自身がアクセスポイント及びステーションのいずれで動作するかを選択して情報装置と第2の通信を行う。
これによりデジタルカメラ100は、スマートフォン200が所望するネットワーク構成を自身に設定することができる。
[他の実施の形態]
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1においてスマートフォン200がAPとなっている場合(つまり上記図6のケース(c)の場合)でも、スマートフォン200の通信制御アプリ226は自身がAPであることを検出できない場合がある。又は、OS(Operation System)の種類によっては、スマートフォン200がテザリングモードにある状態で既に他の機器をSTAとしてWi−Fi接続している場合、さらにSTAを追加してWi−Fi接続できない場合がある。このような場合には、スマートフォン200は、デジタルカメラ100をAPとする接続形態情報を送る。つまり、スマートフォン200がAPの場合でもデジタルカメラ100をAPとする図8のケース(a)の形態で接続することにする。
また実施の形態1では、図5のステップS52で他の機器がAPとして設定されていないと判断された場合(ステップS52でNO)、図8のケース(a)に示すように、スマートフォン200をSTAとして設定し、デジタルカメラをAPとして設定したが、スマートフォン200をAPとして設定し、デジタルカメラ100をSTAとして設定してもよい。図8のケース(a)に示すように、スマートフォン200をSTAに設定する場合は、複数のスマートフォン200がデジタルカメラ100に対してWi−Fi通信可能であり、多様な用途に有用である。つまりスマホーフォン200がSTAであれば、複数のスマートフォン200とデジタルカメラ100とを対応付ける際に便利である。例えば集合写真を撮影する場合を想定すると、デジタルカメラ100をAPとすれば、複数の人のスマートフォンをSTAとすることで、複数の人が同時に写真を取得できる。ただし、複数のデジタルカメラ100とスマートフォン200とを通信させるなど特殊な用途があれば、スマートフォンをAP、デジタルカメラ100をSTAに設定してもよい。
また実施の形態1においてWi−Fiの接続時にWPAキーの入力を省くため、Wi−Fiの事前接続によりにWPAキーを保存することにした。上記図6のケース(b)の場合において、デジタルカメラ100はスマートフォン200が接続している無線AP300に接続したことがない場合、スマートフォン200とデジタルカメラ100のWi−Fiの事前接続があれば、デジタルカメラ100はデジタルカメラ100をAPとする図8のケース(a)の形態で接続することにする。なお、スマートフォン200は、OS管理のWPAキーを取得できれば、BT−LEを介してWPAキーを送信可能である。つまりスマートフォン200のOSの種類によっては、第1の通信(BT−LE)を介してWPAキーを送受可能である。したがって、スマートフォン200の種類に応じて、デジタルカメラ100と無線AP300との事前接続が無くてもデジタルカメラ100が無線AP300をアクセスポイントとしてWi−Fi接続できるようにしてもよい。あるいは、スマートフォン200の種類に応じて、デジタルカメラ100とスマートフォン200との事前接続が無くてもデジタルカメラ100がスマートフォン200をアクセスポイントとしてWi−Fi接続できるようにしてもよい。
実施の形態1では、情報装置としてスマートフォン200を用い、通信装置としてデジタルカメラ100を用いた。しかし、情報装置および通信装置は、複数種類の通信手段(たとえば、BT−LE通信、Wi−Fi通信など)を備えておれば、他の電子機器でもよい。他の電子機器としては、PC(Personal Computer)やタブレット端末などが挙げられる。また実施の形態1では、通信装置としてデジタルカメラを例に挙げたが、たとえばドライブレコーダや家電、他のモバイル端末、IOT(Internet of Things)が搭載された電子機器等であってもよい。家電とは、冷蔵庫や電子レンジ、空調機器等を含む。また、他のモバイル端末には、例えば心拍数・呼吸数・血圧・体温等のバイタルサインを取得するモバイル端末が挙げられる。これらの通信装置のうち、通信装置自体が固定されていないモバイル端末であること、さらに通信装置と情報装置との間で送受信するデータが比較的大きいこと、さらに通信装置と情報装置との間の距離が起動信号を送受信できる程度の距離であること、などの条件を満たす通信装置は、より実施の形態1の通信装置として適している。
実施の形態1では、情報装置と通信装置との間でBT−LE通信を用いて起動信号の送受信を行ったが、通信手段はBT−LE通信に限られない。情報装置及び通信装置に備わる通信手段であれば、代替の通信手段はBluetoothやNFC(Near Field Communication)等であってもよい。つまり、情報装置の通信部はBluetoothモジュール240以外の無線通信モジュールであってもよい。通信装置の通信部は、Bluetoothモジュール160以外の無線通信モジュールであってもよい。
本開示は、通信相手に対して所望のネットワーク構成を設定したい情報装置に適用可能である。具体的には、PCやタブレット端末などに、本開示は適用可能である。
10,20,30 接続形態情報
100 デジタルカメラ(通信装置)
120 画像処理部
125 バッファメモリ
130 液晶モニタ
135 コントローラ
136 通信制御アプリ
145 メモリカード
147 二次電池
150 操作部
155 Wi−Fiモジュール
160 Bluetoothモジュール(通信部)
200 スマートフォン(情報装置)
205 画像処理部
215 液晶モニタ
220 バッファメモリ
225 コントローラ
226 通信制御アプリ
230 操作部
235 Wi−Fiモジュール
240 Bluetoothモジュール(通信部)
300 無線AP

Claims (8)

  1. 通信装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な情報装置であって、
    前記通信装置に対し、前記第2の通信を介するネットワーク構成の設定を行わせるために必要な接続形態情報を、前記情報装置の通信形態に応じて生成するコントローラと、
    前記通信装置に対して前記第1の通信を介して前記接続形態情報を送る通信部と、
    を備えた、
    情報装置。
  2. 前記接続形態情報は、前記通信装置がアクセスポイント及びステーションのいずれであるかを示す情報と、無線アクセスポイントの有無の情報と、を含む、請求項1記載の情報装置。
  3. 前記通信部は、前記通信装置に対して前記第1の通信を介して前記通信装置を起動させる起動信号を送る、請求項1記載の情報装置。
  4. 情報装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な通信装置であって、
    前記情報装置から、前記第1の通信を介して、前記第2の通信を介するネットワーク構成の設定を行うために必要な接続形態情報を受信する通信部と、
    前記通信部で受信した前記接続形態情報に応じて、前記情報装置と前記第2の通信を開始するコントローラと、を備えた、
    通信装置。
  5. 前記接続形態情報は、前記通信装置がアクセスポイント及びステーションのいずれであるかを示す情報と、無線アクセスポイントの有無の情報と、を含む、請求項4記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、前記情報装置から前記第1の通信を介して前記通信装置を起動させる起動信号を受信する、請求項4記載の通信装置。
  7. 情報装置と第1の通信及び第2の通信を介して通信可能な通信装置の通信方法であって
    前記通信装置は、前記情報装置から前記第1の通信を介して起動信号を受けて起動し、
    前記通信装置は、自身がアクセスポイント及びステーションのいずれで動作するかを選択して前記情報装置と前記第2の通信を行う、
    通信装置の通信方法。
  8. 前記通信装置以外に通信可能な前記アクセスポイントがある場合、前記通信装置は、自身を前記ステーションとして選択し、前記通信装置以外に通信可能な前記アクセスポイントが無い場合、前記通信装置は、自身を前記アクセスポイントとして選択して、前記情報装置と前記第2の通信を行う、請求項7に記載の通信装置の通信方法。
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