JP2018133492A - 鉄心部およびコイルを備えたリアクトル、モータ駆動装置、パワーコンディショナおよび機械 - Google Patents

鉄心部およびコイルを備えたリアクトル、モータ駆動装置、パワーコンディショナおよび機械 Download PDF

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健一 塚田
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Abstract

【課題】大型化することなしに、コイルの温度が上昇するのを避ける。【解決手段】リアクトル(5)は、外周部鉄心(20)と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合された少なくとも三つの鉄心コイル(31〜33)とを含む。少なくとも三つの鉄心コイルのそれぞれは、鉄心(41〜43)と該鉄心に巻回されたコイル(51〜53)とから構成されている。コイルのそれぞれと外周部鉄心との間には隙間(70)が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄心部およびコイルを備えたリアクトル、モータ駆動装置、パワーコンディショナおよび機械に関する。
通常、リアクトルは複数の鉄心と、これら鉄心に巻回された複数のコイルとを有している。このようなリアクトルにおいては、磁束が漏洩して、隣接したコイルを貫通し、コイル内に渦電流を発生させ、その結果、コイルの温度が上昇するという問題があった。
このため、特許文献1には、「リアクトル30のリアクトルケース32の内部は、リアクトル側循環路64に接続される。リアクトルケース32の内部には、リアクトル30を構成するコア34とコイル36が収納されており、その収納空間の余地部分に冷媒66が循環して通過する」ことが開示されている。
特開2009-49082号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるリアクトルでは、冷媒を循環させるためにリアクトルケースが必要となり、その結果、構造が大型化する。
それゆえ、大型化することなしに、コイルの温度が上昇するのを避けられるリアクトル、およびそのようなリアクトルを備えたモータ駆動装置、パワーコンディショナおよび機械を提供することが望まれている。
本開示の1番目の態様によれば、外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合された少なくとも三つの鉄心コイルと、を具備し、前記少なくとも三つの鉄心コイルのそれぞれは、鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとから構成されており、前記コイルのそれぞれと前記外周部鉄心との間には隙間が形成されている、リアクトルが提供される。
1番目の態様においては、コイルのそれぞれと外周部鉄心との間に隙間が形成されているので、冷却効果を高められ、コイルの温度が上昇するのを避けられる。さらに、リアクトルケースおよび冷媒用の冷却装置が不要となるので、リアクトルを小型化できると共に、製造費用を低減できる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
第一の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。 図1に示されるリアクトルの端面図である。 図2に示されるリアクトルの部分拡大図である。 第二の実施形態に基づくリアクトルの端面図である。 第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。 第三の実施形態に基づくリアクトルの他の斜視図である。 第四の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図である。 第四の実施形態に基づくリアクトルの側面図である。 第五の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図である。 第五の実施形態に基づくリアクトルの側面図である。 リアクトルを含む機械を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は第一の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。さらに、図2は図1に示されるリアクトルの端面図である。図1および図2に示されるように、リアクトル5は、断面が六角形状の外周部鉄心20と、外周部鉄心20の内面に接するかまたは結合している少なくとも三つの鉄心コイル31〜33とを含んでいる。また、鉄心の数は3の倍数であるのが好ましく、それにより、リアクトル5を三相リアクトルとして使用できる。なお、外周部鉄心20が円形または他の多角形形状であってもよい。
鉄心コイル31〜33のそれぞれは、鉄心41〜43と鉄心41〜43に巻回されたコイル51〜53とを含んでいる。なお、外周部鉄心20および鉄心41〜43は、複数の鉄板、炭素鋼板、電磁鋼板を積層するか、または圧粉鉄心から作成される。
図2から分かるように、鉄心41〜43は互いにおおよそ同一の寸法であり、外周部鉄心20の周方向におおよそ等間隔に配置されている。図2においては鉄心41〜43のそれぞれの半径方向外側端部は外周部鉄心20に接している。
さらに、鉄心41〜43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約120度である。そして、鉄心41〜44の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜103を介して互いに離間している。
言い換えれば、第一の実施形態においては鉄心41の半径方向内側端部は、隣接する二つの鉄心42、43のそれぞれの半径方向内側端部とギャップ101、103を介して互いに離間している。他の鉄心42〜43についても同様である。なお、ギャップ101〜103の寸法は互いに等しいことが理想的であるが、等しくなくても良い。また、後述する実施形態においては、ギャップ101〜103等の表記および鉄心コイル31〜33等の表記を省略する場合がある。
このように、第一の実施形態においては鉄心コイル31〜33を外周部鉄心20の内側に配置している。言い換えれば、鉄心コイル31〜33は外周部鉄心20により取囲まれている。このため、コイル51〜53からの磁束が外周部鉄心20の外部に漏洩するのを低減できる。
さらに、鉄心コイル31の半径方向外側端部の両側において略三角形状の切欠60が外周部鉄心20の内面に形成されている。切欠60は外周部鉄心20の内面から外面に向かう方向に形成されている。このため、そのような切欠60が形成された外周部鉄心20を備えたリアクトル5は従来技術の場合よりも軽量になる。
図3は図2に示されるリアクトルの部分拡大図である。図3に示されるように、切欠60は外周部鉄心20の内面に対して半径方向外側に凹む第一部分61と、第一部分61に対して垂直な第二部分62とを含んでいる。切欠60の第一部分61および第二部分62は、コイル51の端面および周面にそれぞれ対面している。
そして、切欠60に対応する位置において外周部鉄心20とコイル51との間には隙間70が形成されている。隙間70は切欠60の第一部分61とコイル51の端面との間に形成された第一隙間71と、切欠60の第二部分62とコイル51の周面との間に形成された第二隙間72とを含んでいる。言い換えれば、単一の切欠60によって第一隙間71および第二隙間72を容易に形成できる。さらに、隙間70は、隣接する二つの鉄心41、42と外周部鉄心20との間に形成された第三隙間73を含む。厳密に言えば、第三隙間73は隣接する二つの鉄心41、42と外周部鉄心20とコイル51、52とにより取囲まれた領域である。このような第三隙間73により冷却効果をさらに高められる。なお、他の鉄心42、43にも同様な切欠60および隙間70が形成されているので、鉄心42、43の切欠60および隙間70については説明を省略する。
このように、第一の実施形態においては、コイル51〜53のそれぞれと外周部鉄心20との間に隙間70が形成されているので、冷却効果を高められ、コイル51〜53の温度が上昇するのを避けられる。さらに、リアクトル5の中心にギャップ101〜103が形成されているので、冷却効果をさらに高められる。
従って、リアクトル5はリアクトルケースおよび冷媒用の冷却装置を排除でき、リアクトル5を小型化できると共に、製造費用を低減することが可能である。さらに、切欠60が外周部鉄心20に形成されているので、リアクトル5を軽量にすることもできる。
図4は第二の実施形態に基づくリアクトルの端面図である。図4に示されるリアクトル5は、外周部鉄心20と、外周部鉄心20に磁気的に互いに連結する四つの鉄心コイル31〜34とを含んでいる。また、鉄心の数は4以上の偶数であるのが好ましく、それにより、リアクトル5を単相リアクトルとして使用できる。
図4においては、八角形状の外周部鉄心20の内側に鉄心コイル31〜34が配置されている。なお、外周部鉄心20が円形であってもよい。これら鉄心コイル31〜34はリアクトル5の周方向におおよそ等間隔で配置されている。
図面から分かるように、それぞれの鉄心コイル31〜34は、半径方向に延びる鉄心41〜44と該鉄心に巻回されたコイル51〜54とを含んでいる。鉄心41〜44のそれぞれの半径方向外側端部は、外周部鉄心20に接するか、もしくは外周部鉄心20と一体的に形成されている。
さらに、鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図4においては鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約90度である。そして、鉄心41〜44の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜104を介して互いに離間している。
言い換えれば、第二の実施形態においては鉄心41の半径方向内側端部は、隣接する二つの鉄心42、44のそれぞれの半径方向内側端部とギャップ101、104を介して互いに離間している。他の鉄心42〜44についても同様である。なお、ギャップ101〜104の寸法は互いにおおよそ等しいものとする。
従って、ギャップ101〜104からなる単一の略X字形状のギャップがリアクトル5の中心に形成されることになる。これらギャップ101〜104もリアクトル5の周方向に等間隔で配置されている。第二の実施形態においても、四つの鉄心コイル31〜34が外周部鉄心20により囲まれているので、コイル51〜54から発生した磁界が外周部鉄心20の外部に漏洩がない。
さらに、第一の実施形態と同様に、鉄心コイル31〜34の半径方向外側端部の両側において略三角形状の切欠60が外周部鉄心20の内面に形成されている。切欠60は外周部鉄心20の内面に対して半径方向外側に凹む第一部分61と、第一部分61に対しておおよそ垂直な第二部分62とを含んでいる。
そして、切欠60に対応する位置において外周部鉄心20とコイル51〜54との間には隙間70が形成されている。図3を参照して説明したのと同様に、第二の実施形態においても、隙間70は切欠60の第一部分61とコイル51〜54の端面との間に形成された第一隙間71と、切欠60の第二部分62とコイル51〜54の周面との間に形成された第二隙間72とを含むものとする。従って、図4に示される単相リアクトル5の場合であっても、第一の実施形態と同様な効果が得られることは明らかであろう。
以下に説明されるリアクトル5は三相リアクトルおよび単相リアクトルのいずれであってもよいものとする。図5Aおよび図5Bは第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。図5Aにおいては、リアクトル5の軸方向が水平方向になるように配置されている。図5Bにおいては、リアクトル5の軸方向が鉛直方向になるように配置されている。これら図面に示されるように、リアクトル5の端部には、冷却ファン6が取付けられている。冷却ファン6は図示しないモータにより駆動されるものとする。
冷却ファン6が駆動されると、冷却ファン6からの気流がリアクトル5の隙間70および/またはギャップ101〜104を通ってリアクトル5の軸方向に流れる。このため、リアクトル5のコイル51〜54の冷却効果をさらに高められる。
図6Aは第四の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図であり、図6Bは第四の実施形態に基づくリアクトルの側面図である。これら図面に示されるように、リアクトル5の両端には、端板81、82がそれぞれ配置されている。端板81、82はリアクトル5の端部を密閉閉鎖する蓋部としての役目を果たす。なお、端板81、82は外周部鉄心20等と同一の材料から形成されていても、他の材料、例えば樹脂から形成されていてもよい。
端板81、82には貫通孔85、86がそれぞれ形成されている。そして、一方の端板81の貫通孔85は、図示しない冷却装置から延びる冷媒用管路に接続されているものとする。端板81、82によりリアクトル5の両端が閉鎖された状態においては、一方の端板81の貫通孔85と他方の端板82の貫通孔86とは、リアクトル5の隙間70および/またはギャップ101〜104を通じて互いに連通する。
冷却装置により冷却された冷媒が管路を通って一方の端板81の貫通孔85に供給されると、冷媒は貫通孔85を通ってリアクトル5に到達する。次いで、冷媒はリアクトル5の隙間70および/またはギャップ101〜104を通ってリアクトル5の軸方向に進み、他方の端板82の貫通孔86に到達して、他方の端板82から排出される。
この場合には、貫通孔85、86が形成された端板81、82をリアクトル5の両端に配置することにより、冷媒をリアクトル5内に容易に流通させられる。従って、冷却効果をさらに高めることができる。さらに、端板81、82を配置するのみであるので、リアクトルケースを用いる場合よりも、リアクトル5の寸法、特に直径を小さくすることができる。
さらに、図7Aは第五の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図であり、図7Bは第四の実施形態に基づくリアクトルの側面図である。これら図面に示されるように、リアクトル5の両端には、前述したのと同様な端板81、82がそれぞれ配置されている。ただし、第五の実施形態における端板81、82には貫通孔は形成されていない。リアクトル5はリアクトル5は外周部鉄心20を含んでいるので、端板81、82によりリアクトル5の両端が閉鎖されると、リアクトル5の内部は完全に密閉されることになる。
第五の実施形態においては、一方の端板81をリアクトル5の一方の端部に取付ける。次いで、リアクトル5の他方の端部から冷媒を隙間70および/またはギャップ101〜104に充填する。所望量だけ冷媒を充填した後に、他方の端板82によりリアクトル5の他方の端部を閉鎖する。
このように、第五の実施形態においては、端板81、82をリアクトル5の両端に配^装着するのみで、冷媒をリアクトル5内に容易に封入できる。また、端板81、82を配置するのみであるので、リアクトルケースを用いる場合よりも、リアクトル5の寸法、特に直径を小さくすることができる。
図8はリアクトルを含む機械を示す図である。図8においては、リアクトル5はモータ駆動装置またはパワーコンディショナにおいて使用されている。そして、機械がそのようなモータ駆動装置またはパワーコンディショナを含んでいる。
このような場合には、リアクトル5を含むモータ駆動装置、パワーコンディショナ、機械などを容易に提供できるのが分かるであろう。また、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれる。
本開示の態様
1番目の態様によれば、外周部鉄心(20)と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合された少なくとも三つの鉄心コイル(31〜33)と、を具備し、前記少なくとも三つの鉄心コイルのそれぞれは、鉄心(41〜43)と該鉄心に巻回されたコイル(51〜53)とから構成されており、前記コイルのそれぞれと前記外周部鉄心との間には隙間(70)が形成されている、リアクトルが提供される。
2番目の態様によれば、1番目の態様において、さらに、前記少なくとも三つの鉄心コイルのうちの一つの鉄心コイルと該一つの鉄心コイルに隣接する鉄心コイルとの間には磁気的に連結可能なギャップ(101〜103)が形成されている。
3番目の態様によれば、1番目または2番目の態様において、前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は3の倍数である。
4番目の態様によれば、1番目または2番目の態様において、前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は4以上の偶数である。
5番目の態様によれば、1番目から4番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心の内面には切欠(60)が形成されており、前記隙間は、前記コイルの端面と前記外周部鉄心の内面との間の第一隙間(71)および前記コイルの周面と前記外周部鉄心の前記切欠との間の第二隙間(72)とを含む。
6番目の態様によれば、1番目から5番目のいずれかの態様において、前記隙間は、隣接する二つの前記鉄心と前記外周部鉄心との間に形成された第三隙間(73)を含む。
7番目の態様によれば、1番目から6番目のいずれかの態様において、前記リアクトルの一端に冷却ファン(6)が配置される。
8番目の態様によれば、1番目から6番目のいずれかの態様において、前記リアクトルの両端には、貫通孔(85、86)が形成された端板(81、82)それぞれが装着されており、冷媒が一方の端板の貫通孔から前記隙間を通って他方の端板の貫通孔に連通するようにした。
9番目の態様によれば、1番目から6番目のいずれかの態様において、前記リアクトルの両端には、端板(81、82)がそれぞれ配置されており、前記リアクトルの前記隙間に冷媒が充填されている。
10番目の態様によれば、1番目から9番目のいずれかの態様のリアクトルを含むモータ駆動装置が提供される。
11番目の態様によれば、10番目の態様のモータ駆動装置を具備した機械が提供される。
12番目の態様によれば、1番目から9番目のいずれかの態様のリアクトルを具備したパワーコンディショナが提供される。
13番目の態様によれば、12番目の態様のパワーコンディショナを具備した機械が提供される。
態様の効果
1番目の態様においては、コイルのそれぞれと外周部鉄心との間に隙間が形成されているので、冷却効果を高められ、コイルの温度が上昇するのを避けられる。さらに、リアクトルケースおよび冷媒用の冷却装置が不要となるので、リアクトルを小型化できると共に、製造費用を低減できる。
2番目の態様においては、外周部鉄心内部にギャップが形成されているので、冷却効果をさらに高められる。
3番目の態様においては、リアクトルを三相リアクトルとして使用できる。
4番目の態様においては、リアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
5番目の態様においては、切欠が外周部鉄心に形成されているので、リアクトルを軽量にできる。また、切欠によって、コイルの端面側と周面側とに隙間を容易に形成することができる。
6番目の態様においては、第三隙間により冷却効果をさらに高められる。
7番目の態様においては、冷却ファンからの気流がリアクトルの隙間を軸方向に流れるので、冷却効果をさらに高められる。
8番目の態様においては、貫通孔が形成された端板をリアクトルの両端に装着するのみで、冷媒をリアクトル内に容易に流通させられる。端板を装着するのみであるので、リアクトルケースを用いる場合よりも、リアクトルを小型にできる。
9番目の態様においては、外周部鉄心が存在しているので、端板をリアクトルの両端に配置するのみで、冷媒をリアクトル内に封入できる。端板を配置するのみであるので、リアクトルケースを用いる場合よりも、リアクトルを小型にできる。
10番目から13番目の態様においては、リアクトルを備えたモータ駆動装置、パワーコンディショナ、および機械を容易に提供できる。
典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
5 リアクトル
6 冷却ファン
31〜34 鉄心コイル
41〜44 鉄心
51〜54 コイル
60 切欠
61 第一部分
62 第二部分
70 隙間
71 第一隙間
72 第二隙間
73 第三隙間
81、82 端板
85、86 貫通孔
101〜104 ギャップ

Claims (13)

  1. 外周部鉄心と、
    前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合された少なくとも三つの鉄心コイルと、を具備し、
    前記少なくとも三つの鉄心コイルのそれぞれは、鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとから構成されており、
    前記コイルのそれぞれと前記外周部鉄心との間には隙間が形成されている、リアクトル。
  2. さらに、前記少なくとも三つの鉄心コイルのうちの一つの鉄心コイルと該一つの鉄心コイルに隣接する鉄心コイルとの間には磁気的に連結可能なギャップが形成されている、請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は3の倍数である請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  4. 前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は4以上の偶数である請求項1または請求項2に記載のリアクトル。
  5. 前記外周部鉄心の内面には切欠が形成されており、
    前記隙間は、前記コイルの端面と前記外周部鉄心の内面との間の第一隙間および前記コイルの周面と前記外周部鉄心の前記切欠との間の第二隙間とを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のリアクトル。
  6. 前記隙間は、隣接する二つの前記鉄心と前記外周部鉄心との間に形成された第三隙間を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のリアクトル。
  7. 前記リアクトルの一端に冷却ファンが配置される、請求項1から6のいずれか一項に記載のリアクトル。
  8. 前記リアクトルの両端には、貫通孔が形成された端板それぞれが配置されており、冷媒が一方の端板の貫通孔から前記隙間を通って他方の端板の貫通孔に連通するようにした、請求項1から6のいずれか一項に記載のリアクトル。
  9. 前記リアクトルの両端には、端板がそれぞれ配置されており、前記リアクトルの前記隙間に冷媒が充填されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のリアクトル。
  10. 請求項1から9のうちのいずれか一項に記載のリアクトルを具備したモータ駆動装置。
  11. 請求項10に記載のモータ駆動装置を具備した機械。
  12. 請求項1から9のうちのいずれか一項に記載のリアクトルを具備したパワーコンディショナ。
  13. 請求項12に記載のパワーコンディショナを具備した機械。
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