JP2018133287A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】滞留水または滞留気体の排出が阻害されないように排出マニホールド内に排出管を配置すること。【解決手段】燃料電池FCは、燃料電池の内部のアノード排ガスを燃料電池の外部に排出するための排出マニホールドを備える。排出マニホールドには、排出管45が配置され、排出管45を支持する1または複数の支持部41と、排出管45の先端部45aを排出マニホールドの閉鎖端E2から離間した位置に配置する係止部43を含む支持機構400が備えられている。【選択図】図5

Description

本開示は燃料電池に関する。
燃料電池における出口側燃料ガス連通孔および出口側酸化ガス連通孔の奥側に滞留する水を燃料電池の外部に排出するために、出口側燃料ガス連通孔内にステイプレートを介して排水パイプを配置する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。なお、出口側燃料ガス連通孔および出口側酸化ガス連通孔が積層されて形成される連通路は、一般的にマニホールドとも呼ばれている。
特開2001−266925号公報
しかしながら、従来の技術においては、出口側燃料ガス連通孔の奥側における排水パイプの先端は絶縁性確保のため樹脂製キャップで塞がれていた。また、排水パイプの先端が樹脂製キャップで塞がれていない場合であっても、排水パイプの先端が出口側燃料ガス連通孔の奥側に位置するターミナルプレートやインシュレータプレートによって塞がれ、滞留する水を排出できない可能性が有る。また、ステイプレートによって出口側燃料ガス連通孔の流路面積が削減されるという問題もあった。なお、冷却液を連通する冷却液マニホールド内における滞留気体の排出においても同様の問題がある。
したがって、燃料電池において、滞留水または滞留気体の排出が阻害されないように排出マニホールド内に排出管を配置すること、排出マニホールドの流路面積の削減を低減するように排出管を配置することが望まれている。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の態様として実現することが可能である。
第1の態様は、燃料電池を提供する。第1の態様に係る燃料電池は、前記燃料電池の内部の反応排ガスまたは冷却液を前記燃料電池の外部に排出するための排出マニホールドであって、開放端と閉鎖端とを有する排出マニホールドと、前記排出マニホールド内に配置されている排出管であって、前記開放端の側に位置する第1の端部と前記閉鎖端の側に位置する第2の端部とを有する排出管と、前記排出マニホールド内において前記排出管を支持する支持機構であって、前記排出管を支持する1または複数の支持部と、前記排出管の第2の端部を前記排出マニホールドの前記閉鎖端から離間した位置に配置する係止部を含む支持機構と、を備える。
第1の態様に係る燃料電池によれば、排出マニホールド内において排出管を支持する支持機構が、排出管を支持する1または複数の支持部と、排出管の第2の端部を排出マニホールドの閉鎖端から離間した位置に配置する係止部を含むので、滞留水または滞留気体の排出が阻害されないように排出マニホールド内に排出管を配置すること、排出マニホールドの流路面積の削減を低減するように排出管を配置することができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記支持機構はさらに、前記排出管を保持する保持部を含んでも良い。この場合には、排出管の位置ずれを抑制または防止することができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記排出マニホールドは、前記反応排ガスを排出するためのガス排出マニホールドであり、前記排出管および前記支持機構は、前記排出マニホールドにおいて前記燃料電池の配置時に鉛直方向下側となる位置に備えられていても良い。この場合には、ガス排出マニホールドにおける滞留水を円滑に燃料電池の外部に排出させることができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記排出マニホールドは、前記冷却液を排出するための液体排出マニホールドであり、前記排出管および前記支持機構は、前記排出マニホールドにおいて前記燃料電池の配置時に鉛直方向上側となる位置に備えられていても良い。この場合には、液体排出マニホールドにおける滞留気体を円滑に燃料電池の外部に排出させることができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記保持部は前記開放端の側に配置され、前記支持部は、前記保持部と前記係止部との間に配置されていても良い。保持部が開放端の側に配置されることによって、支持機構への排出管の挿入を容易化することができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記燃料電池は、1対のセパレータと、前記1対のセパレータの間に配置され、電解質膜を保持するフレームとを含む単位電池が複数積層されることによって形成され、前記1対のセパレータおよび前記フレームは積層時に前記排出マニホールドを形成する排出マニホールド形成口を備え、前記支持機構は、前記フレームが有する前記排出マニホールド形成口に形成されていても良い。排出マニホールドにおける滞留水または滞留気体を円滑に排出することによって、燃料電池内における反応ガスまたは冷却液の流動性を向上させることができる。
第1の態様に係る燃料電池において、前記支持機構はさらに、前記1対のセパレータが有する前記排出マニホールド形成口の少なくとも一方に形成されていても良い。この場合には、支持機構の剛性を向上させることができる。
第1の実施形態に係る燃料電池の全体構成を模式的に示す説明図。 第1の実施形態に係る燃料電池の側面を模式的に示す説明図。 第1の実施形態に係る燃料電池に用いられるフレームを示す説明図。 第1の実施形態に係る燃料電池に用いられるセパレータを示す説明図。 第1の実施形態に係る燃料電池におけるアノード排ガスマニホールドの縦断面図。 支持部が形成されているフレームのアノード排ガスマニホールドの拡大図。 保持部が形成されているフレームのアノード排ガスマニホールドの拡大図。 係止部が形成されているフレームのアノード排ガスマニホールドの拡大図。 第1の実施形態に係る燃料電池における排出管および支持機構の作用効果を示す説明図。 第2の実施形態に係る燃料電池に用いられるセパレータを示す説明図。 第3の実施形態に係る燃料電池の各マニホールドを示す説明図。
本開示に係る燃料電池について以下、図面を参照しつつ説明する。
第1の実施形態:
図1は第1の実施形態に係る燃料電池の全体構成を模式的に示す説明図である。図2は第1の実施形態に係る燃料電池の側面を模式的に示す説明図である。
第1の実施形態に係る燃料電池FCは、図2に示すように、フレーム10、アノードセパレータ20、カソードセパレータ30、第1のターミナルプレート50aおよび第2のターミナルプレート50bを備えている。フレーム10、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30は、単位燃料電池FCUを形成し、単位燃料電池FCUが複数積層された積層体の両端部に第1のターミナルプレート50aおよび第2のターミナルプレート50b、第1の絶縁プレート51aおよび第2の絶縁プレート51b、並びに第1のエンドプレート52aおよび第2のエンドプレート52bが配置されて、燃料電池FCが形成される。なお、単位燃料電池FCUはセル、単位電池、あるいは、単に燃料電池と呼ばれ、単位燃料電池FCUまたはセルが積層されてなる燃料電池FCが燃料電池スタックと呼ばれることもある。アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30は、総称して一対のセパレータと呼ぶことができる。燃料電池FCは、例えば、車両、船舶といった移動体に搭載されても良く、あるいは、施設の電源として定置されても良い。
フレーム10、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30には、それぞれ、アノードガス供給口11i、21i、31i、アノード排ガス排出口11e、21e、31e、冷却液供給口12i、22i、32i、冷却液排出口12e、22e、32e、カソードガス供給口13i、23i、33i、カソード排ガス排出口13e、23e、33eが形成されている。なお、図1においては、簡略化のため、アノードセパレータ20におけるアノードガス供給口21iを代表的に示し、フレーム10およびカソードセパレータ30におけるアノードガス供給口については符号11i、31iを付して図示を省略している。冷却液排出口およびカソードガス排出口についても同様に符号12e、32eおよび13e、33eをアノードセパレータ20における冷却液排出口22eおよびアノードガス排出口23eに付して図示を省略している。
フレーム10、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30が積層されることによって、アノードガス供給口11i、21i、31iは、アノードガス供給マニホールドAMiを形成し、アノード排ガス排出口11e、21e、31eは、アノード排ガス排出マニホールドAMeを形成する。アノード排ガス排出マニホールドAMeには、滞留水の排出を促進するための排出管45が配置されている。冷却液供給口12i、22i、32iは冷却液供給マニホールドLMiを形成し、冷却液排出口12e、22e、32eは冷却液排出マニホールドLMeを形成する。冷却液排出マニホールドLMeは液体排出マニホールドと呼ぶこともできる。カソードガス供給口13i、23i、33iはカソードガス供給マニホールドCMiを形成し、カソード排ガス排出口13e、23e、33eはカソード排ガス排出マニホールドCMeを形成する。アノード排ガス排出口11e、21e、31e、カソード排ガス排出口13e、23e、33eおよび冷却液排出口12e、22e、32eは、排出マニホールド形成口と呼ぶことができる。
燃料電池FCに供給された燃料ガスは、アノードガス供給マニホールドAMiから図示しない燃料ガス内部流路を介してアノード排ガス排出マニホールドAMeに流れ、燃料オフガスとして燃料電池FCから排出される。同様に、燃料電池FCに供給された冷却液は、冷却液供給マニホールドLMiから図示しない冷却液内部流路を介して冷却液排出マニホールドLMeに流れ、燃料電池FCから排出される。同様に、燃料電池FCに供給された酸化ガスは、カソードガス供給マニホールドCMiをから図示しない酸化ガス内部流路を介してカソード排ガス排出マニホールドCMeに流れ、酸化オフガスとして燃料電池FC外部に排出される。なお、燃料ガスおよび酸化ガスは共に電気化学反応に用いられる反応ガスであるから両者を区別することなく反応ガスと呼び、電気化学反応に供した後の反応ガスを反応排ガスと呼ぶことができる。燃料ガスとしては水素ガスを、酸化ガスとしては空気を用いることができる。
第1および第2のターミナルプレート50a、50bは、燃料電池FCにおいて電気化学反応により生成された電力を取り出すための出力電極として機能する金属製の板状部材である。第1および第2の絶縁プレート51a、51bは、第1および第2のエンドプレート52a、52bと、第1および第2のターミナルプレート50a、50bとを電気的に絶縁するための非導電性材料、例えば、樹脂製またはゴム製の板状部材である。第1および第2のターミナルプレート50a、50bは、燃料電池FCを積層された状態で固定するためのベースプレートとして用いられる金属製、または高強度の樹脂製の板状部材であり、強度を持たせるために、燃料電池FCを構成する他の板状部材よりも厚い板厚を有している。燃料電池FCは、第1および第2のターミナルプレート50a、50bを、例えば、図示しないボルトおよびナットから構成される締結具で締結することによって、積層状態で固定される。
図3は第1の実施形態に係る燃料電池に用いられるフレームを示す説明図である。フレーム10は、絶縁性を有していれば良く、例えば、樹脂製、ガラス製の基材の両面に接着層が形成された三層構造を有する板状部材またはフィルム状部材である。フレーム10の中央には、開口部が形成されており、開口部には電解質膜60が配置されている。電解質膜としては、例えば、固体高分子形の電解質膜の両面に触媒層が形成されている膜電極接合体が用いられ得る。
フレーム10は、長手方向の両端部に、複数の開口部を有している。複数の開口部には、フレームアノードガス供給口11i、フレームアノード排ガス排出口11e、フレーム冷却液供給口12i、フレーム冷却液排出口12e、フレームカソードガス供給口13i、フレームカソード排ガス排出口13eが含まれる。フレームアノード排ガス排出口11eには、単位燃料電池FCUが積層され燃料電池FCが構成された際に排出管45が挿管、配置される。フレームアノード排ガス排出口11eの鉛直方向下側には、排出管45を支持、係止または保持するための支持機構400が形成されている。支持機構400の詳細については後述する。排出管45により排出する対象は液体、すなわち水であり、重力によってアノード排ガス排出マニホールドAMeに溜まりやすいので、支持機構400は、排出効率の観点から鉛直方向下側に形成されている。なお、鉛直方向は、燃料電池FCが載置対象体に載置または配置された際の鉛直方向を意味する。
図4は第1の実施形態に係る燃料電池に用いられるセパレータを示す説明図である。セパレータには、既述の通り、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30が含まれる。アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30は、詳細な構成において異なる構成を備え得るが、それら異なる構成は、本実施形態に影響を及ぼさないので、以下ではアノードセパレータ20およびカソードセパレータ30を総括してセパレータと呼んで説明する。セパレータ20、30は、例えば、ステンレス鋼、チタン、チタン合金からなる金属製、あるいは、カーボン製の板状部材である。セパレータ20、30の一の面には、燃料電池の内部に冷却液を導くための冷却液内部流路25、35が形成されている。なお、冷却液内部流路25、35は、セパレータ20、30の少なくともいずれか一方に形成されていれば良い。また、図示しないアノードセパレータ20の他の面には、燃料電池の内部に、燃料ガスを導くための燃料ガス内部流路が形成され、図示しないカソードセパレータ30の他の面には、燃料電池の内部に、酸化ガスを導くための酸化ガス内部流路が形成されている。アノードセパレータアノードガス供給口21iは、燃料ガス内部流路を介してアノードセパレータアノード排ガス排出口21eと連通され、カソードセパレータカソードガス供給口33iは、酸化ガス内部流路を介してカソードセパレータカソード排ガス排出口33eと連通されている。
セパレータ20、30は、長手方向の両端部に、複数の開口部を有している。アノードセパレータ20が有する複数の開口部には、アノードセパレータアノードガス供給口21i、アノードセパレータアノード排ガス排出口21e、アノードセパレータ冷却液供給口22i、アノードセパレータ冷却液排出口22e、アノードセパレータカソードガス供給口23i、アノードセパレータカソード排ガス排出口23eが含まれる。カソードセパレータ20g有する複数の開口部には、カソードセパレータアノードガス供給口31i、カソードセパレータアノード排ガス排出口31e、カソードセパレータ冷却液供給口32i、カソードセパレータ冷却液排出口32e、カソードセパレータカソードガス供給口33i、カソードセパレータカソード排ガス排出口33eが含まれる。アノードセパレータ冷却液供給口22iおよびアノードセパレータ冷却液排出口22eは、冷却液内部流路25を介して連通され、カソードセパレータ冷却液供給口32iおよびカソードセパレータ冷却液排出口32eは、冷却液内部流路35を介して連通されている。各セパレータアノード排ガス排出口21e、31eには、単位燃料電池FCUが積層され燃料電池FCが構成された際に排出管45が挿管、配置される。
フレーム10の一面にアノードセパレータ20が貼り合わされ、フレーム10の他面にカソードセパレータ30が貼り合わされ、単位燃料電池FCUが形成される。なお、フレームの表面および裏面には、接着層が形成されているので、フレーム10と、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30とはそれぞれ密着し、反応ガスおよび冷却液に対するシール性能が提供される。
図5は、第1の実施形態に係る燃料電池におけるアノード排ガス排出マニホールドの縦断面図である。図5は、図1に示す5−5線によって燃料電池FCを長手方向に沿って切断したアノード排ガス排出マニホールドAMeを中心とする縦断面図である。アノード排ガス排出マニホールドAMeは、開放端E1と閉鎖端E2とを有しており、アノード排ガスは、閉鎖端E2から開放端E1に向かって流動する。なお、図5においては支持機構400の説明を容易にするため、フレーム10、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の相対寸法は実際の寸法とは異なっており、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の厚さは、フレーム10の厚さよりも厚いことが多い。
第1の実施形態において、アノード排ガス排出口11eに形成されている支持機構400には、支持部41、保持部42および係止部43が含まれる。アノード排ガス排出マニホールドAMeの開放端E1側には保持部42を有する1または複数のフレーム10が配置され、閉鎖端E2側には係止部43を有する1または複数のフレーム10が配置されている。アノード排ガス排出マニホールドAMeの開放端E1側と閉鎖端E2側の間には、支持部41を備える1または複数のフレーム10が配置されている。アノード排ガス排出マニホールドAMeの開放端E1から閉鎖端E2にかけては、アノード排ガス排出口11eにおける水を排出するための排出管45が配置されている。排出管45は、開放端E1側に位置する第1の端部としての基端部45bと閉鎖端E2側に位置する第2の端部としての先端部45aとを有する。排出管45は、例えば、樹脂管、ゴム管、ガラス管のいずれかであって良い。なお、燃料電池FC使用時における振動、温度変化等に起因する損傷を避けるために、排出管45は、可撓性を有する材料であり、樹脂やゴム材によって形成されていることが望ましい。支持機構400は、アノード排ガス排出マニホールドAMeの開放端E1から閉鎖端E2にかけて、排出管45を所定位置に支持する。
図6は支持部が形成されているフレームのアノード排ガス排出マニホールドの拡大図である。支持部41は、フレーム10を平面視した際に、排出管45が貫通する貫通口と、アノード排ガス排出マニホールドAMeの中心方向に開口部とを含む略C字状形状を有している。支持部41は、排出管45は、排出管45を少なくとも予め定められた位置において支持できれば良い。支持部41は、開口部を有する略C字状形状を有することにより、排出管45が挿入される際に、排出管45の先端部45aとの当接時に変形し、干渉を低減して、排出管45の挿入を容易化できる。なお、支持部41の形状は略C字状形状に限られず、アノード排ガス排出口11eの鉛直方向下側において、アノード排ガス排出マニホールドAMeの中心方向に開口部を有し、排出管45と接触し、所定位置において支持できる形状であればよい。例えば、アノード排ガス排出口11eの側面から鉛直方向下側に向かって突出するI字状、L字状の突部であっても良い。
図7は保持部が形成されているフレームのアノード排ガス排出マニホールドの拡大図である。保持部42は、フレーム10を平面視した際に、排出管45が貫通する貫通口を含む略O字状形状を有している。保持部42は、排出管45が貫通口から外れないように開口部を有しておらず、排出管45を所定位置において保持している。保持部42を備えることによって、燃料電池FCの動作時における振動、縦G、横Gによる排出管45の位置ずれが防止される。なお、保持部42は、排出管45を支持機構400に挿入する際に排出管45をガイドするガイド部としても機能するので、燃料電池FCにおいて排出管45の挿入が開始される開放端E1側に配置されていることが望ましい。また、アノード排ガス排出マニホールドAMeの全長にわたって配置されていると、排出管45を挿入する際に先端部45aとの干渉が発生し、挿入作業の効率が低下するおそれがあるので、アノード排ガス排出マニホールドAMeの一部に配置されていることが望ましい。
図8は係止部が形成されているフレームのアノード排ガス排出マニホールドの拡大図である。係止部43は、フレーム10を平面視した際に、アノード排ガス排出マニホールドAMeの中心方向に開口部を有する略C字状形状を有している。また、係止部43は、排出管45の先端面、すなわち、排出管45の先端部45aの端面部の一部と当接する当接部43aを有する。なお、係止部43は、支持部41と同一形状として排出管45の先端部45aの端面部の一部と当接するようにオフセット配置されていても良い。排出管45の先端部45aの端面部と当接または先端部45aの端面部を係止する位置に配置されることによって、係止部43は、排出管45の先端部45aの位置を所望の位置に規定することができる。具体的には、係止部43が、ターミナルプレート50bに隣接または近接するフレーム10に形成されることによって、排出管45の先端部45aと、ターミナルプレート50bとの当接が防止され、ターミナルプレート50bによる排出管45の先端面の封止あるいは部分的な封止を回避することができる。この結果、アノード排ガス排出マニホールドAMeの閉鎖端E2側に存在する水の排出の阻害を防止することができる。なお、排出管45は管状であるから、端面部は環状の面を有している。なお、係止部43は、排出管45の中心軸と同軸上に中心軸を有する開口部を備える略O字状形状であっても良い。係止部43は、排出管45の外径寸法よりも小さく内径寸法よりも大きな環状形状、あるいは、排出管45の内径寸法よりも小さな開口部を有する板形状を有し得る。この場合、係止部43はオフセット配置されていなくても、排出管45の先端部45aを係止することができる。
図9は第1の実施形態に係る燃料電池における排出管および支持機構の作用効果を示す説明図である。燃料ガスAGは、アノード排ガス排出マニホールドAMiへ導入され、酸化ガスとの電気化学反応により生成される水Wは、重力および燃料ガス内部流路における燃料ガスの流れによって、アノード排ガス排出マニホールドAMeへと流動する。図9に示すように燃料電池FCが、搭載面に対して角度θをなすように傾けて搭載される搭載姿勢を有する場合には、特に、閉鎖端E2側において滞留水RWが発生しやすい。第1の実施形態に係る燃料電池FCにおいては、支持機構400によって、排出管45の先端部45aが閉鎖端E2から離間されて保持されるので、滞留水RWは排出管45に取り込まれ易くなり、排出管45の基端部45b排出される滞留水RWは、アノード排ガス排出マニホールドAMeの排出口11aから燃料排ガスAOGと共に燃料電池FCの外部に排出される。図9に示す例において、第1のエンドプレート52aは、排出口11aに向かってアノード排ガス排出マニホールドAMeの断面積が小さくなる開口部を有している。この結果、ベンチュリー効果によって、燃料排ガスAOGの流速は増大し、排出口11aにおける圧力は低下し、閉鎖端E2と排出口11aとの間の圧力差が増大され、排出管45から滞留水RWが排出される。
以上説明したように、第1の実施形態に係る燃料電池FCによれば、アノード排ガス排出マニホールドAMeの閉鎖端E2側に配置されるフレーム10は、アノード排ガス排出口11eに支持機構400の1つである係止部43を備える。係止部43を備えない従来の態様では、挿入により配置される排出管45の先端を正確に所定の位置に配置することは容易でなく、また、燃料電池FCの搭載対象である、例えば、車両からの振動によって排出管45の先端位置はずれてしまう。これに対して、係止部43を備えることによって、排出管45の先端部45aは係止部43と当接し、係止され、排出管45の先端部45aをアノード排ガス排出マニホールドAMeの閉鎖端E2から離間した所望の位置にて係止することができる。したがって、排出管45の挿入時および燃料電池FCの運用時を問わず、排出管45の先端部45aの全部または一部が閉鎖端E2において塞がれる、すなわち、先端部45aの全部がターミナルプレート50bと当接して塞がれ滞留水が排出管45に取り込まれない、あるいは先端部45aの一部が塞がれ滞留水RWが排出管45に取り込まれにくくなるといった問題を解消することができる。滞留水RWが円滑に排出されることによって、滞留水RWによるアノード排ガス排出マニホールドAMeの流路断面積の減少といった問題も解決され、燃料電池FC内部における燃料ガスおよび燃料排ガスの円滑な流動を実現することができる。この結果、燃料電池FCにおける発電効率を向上させることができる。燃料電池FCの搭載姿勢によっては、アノード排ガス排出マニホールドAMeの閉鎖端E2には、特に滞留水RWが溜まりやすくなるが、そのような搭載姿勢においても、第1の実施形態に係る燃料電池FCによれば、排出管45へ滞留水RWを円滑に取り込み燃料電池FCの外部へ排出させることができる。
第1の実施形態における支持機構400は、フレーム10におけるアノード排ガス排出口11eに形成されているので、別体の支持機構をアノード排ガス排出マニホールドAMeに配置する作業は不要となり、また、別体の支持機構を配置する場合と比較して、支持機構の寸法を小さくすることができる。この結果、アノード排ガス排出マニホールドAMeの流路断面に占める支持機構の専有面積を小さくすることが可能となり、アノード排ガスの排出の阻害を抑制または防止することができる。
第2の実施形態:
図10は、第2の実施形態に係る燃料電池に用いられるセパレータを示す説明図である。第1の実施形態においては、フレーム10にのみ支持機構400が形成されていた。第2の実施形態においては、フレーム10に加えて、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方に支持機構400が形成されている。なお、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方が支持機構400を有する点を除き、第2の実施形態に係る燃料電池の構成は、第1の実施形態に係る燃料電池FCの構成と同様であるから図示を省略する。アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方に形成される支持機構400は、支持部41、保持部42、係止部43の任意の組み合わせであっても良い。なお、係止部43については、係止部43を備えるフレーム10と一体化されるアノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方に形成されていることが望ましい。
第2の実施形態に係る燃料電池によれば、金属製のアノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方に支持機構400が形成されているので、樹脂製のフレーム10にのみ支持部41、保持部42および係止部43を形成する場合と比較して、支持部41、保持部42および係止部43の剛性を向上させることができる。なお、フレーム10に支持機構400を備えず、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30の少なくともいずれか一方に支持機構400備えられても良い。
第3の実施形態:
図11は、第3の実施形態に係る燃料電池の各マニホールドを示す説明図である。第3の実施形態に係る燃料電池FCでは、冷却液排出マニホールドLMeに支持機構410を備えている。第3の実施形態によれば、冷却液に含まれる滞留ガスの円滑な排出を実現することが可能となり、燃料電池FCの冷却効率を向上させることができる。冷却液排出マニホールドLMeに支持機構410が備えられる場合、排出対象は気体であるから、支持機構410は、冷却液排出マニホールドLMeの鉛直方向上側に配置される。なお、支持機構400を備えるアノード排ガス排出マニホールドAMeおよびカソード排ガス排出マニホールドCMeに加えて、冷却液排出マニホールドLMeに支持機構410が備えられていても良い。
変形例:
(1)第1の変形例:第1および第2の実施形態においては、支持機構400は保持部42を有しているが、保持部42は備えられていなくても良い。支持部41の開口寸法よりも排出管45の外径寸法が大きい場合には、支持部41によって排出管45を配置位置に保持することができる。また、係止部43に排出管45の先端部45aを支持する凹部を形成し、支持部41の機能を有する係止部43を備えても良い。この場合には、支持部41は備えられなくて良い。
(2)第2の変形例:第1および第2の実施形態においては、アノード排ガス排出マニホールドAMeに支持機構400を備える実施形態について説明した。支持機構は、アノード排ガス排出マニホールドAMeに代えて、あるいは、アノード排ガス排出マニホールドAMeに加えて、カソード排ガス排出マニホールドCMeに備えられても良い。この場合には、カソード排ガス排出マニホールドCMeにおける滞留水の排出を促進させることが可能となり、燃料電池FCの発電効率を向上させることができる。
(3)第3の変形例:第1および第2の実施形態における、支持部41、保持部42および係止部43の位置は、説明した位置に限られず、他の位置であっても良い。例えば、保持部42は、開放端E1側のみならず、アノード排ガス排出マニホールドAMeの中間位置に配置されていても良い。この場合であっても、アノード排ガス排出マニホールドAMeにおいて排出管45は保持され、また、アノード排ガス排出マニホールドAMeの中間位置における排出管45の位置ずれを防止することができる。係止部43は、閉鎖端E2から1つ目のフレーム10にのみ形成されていても良く、閉鎖端E2から3つ目以降のフレーム10に形成されていても良い。すなわち、係止部43は、排出管45の先端部45aと閉鎖端E2との当接を防止することができる位置に配置されていれば良い。なお、アノードセパレータ20およびカソードセパレータ30に係止部43に相当する係止部が形成される場合においても、係止部は、排出管45の先端部45aと閉鎖端E2との当接を防止することができる位置に配置されていれば良い。
(4)第4の変形例:第1および第2の実施形態においては、フレーム10と一体に形成されている支持機構400を用いて説明したが、排出管45の先端部45aと閉鎖端E2との当接を防止することができる位置に係止部を有する支持機構に対して予め排出管45を挿入し、排出管45と共に支持機構をアノード排ガス排出マニホールドAMeに配置させても良い。この場合にも、係止部43によって、排出管45挿入時および燃料電池FCの運用時における排出管45の先端部45aと閉鎖端E2との当接は防止され、滞留水は排出管45を介して燃料電池FCの外部に円滑に排出される。
以上、実施例、変形例に基づき本開示について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定するものではない。本開示は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本開示にはその等価物が含まれる。たとえば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…フレーム、11a…排出口、11e…フレームアノード排ガス排出口、11i…フレームアノードガス供給口、12e…フレーム冷却液排出口、12i…フレーム冷却液供給口、13e…フレームカソード排ガス排出口、13i…フレームカソードガス供給口、20…アノードセパレータ、21e…アノードセパレータアノード排ガス排出口、21i…アノードセパレータアノードガス供給口、22e…アノードセパレータ冷却液排出口、22i…アノードセパレータ冷却液供給口、23e…アノードセパレータカソード排ガス排出口、23i…アノードセパレータカソードガス供給口、25…冷却液内部流路、30…カソードセパレータ、31e…カソードセパレータアノード排ガス排出口、31i…カソードセパレータアノードガス供給口、32e…カソードセパレータ冷却液排出口、32i…カソードセパレータ冷却液供給口、33e…カソードセパレータカソード排ガス排出口、33i…カソードセパレータカソードガス供給口、35…冷却液内部流路、41…支持部、42…保持部、43…係止部、43a…当接部、45…排出管、45a…先端部、45b基端部、50a…第1のターミナルプレート、50b…第2のターミナルプレート、51a…第1の絶縁プレート、51b…第2の絶縁プレート、52a…第1のエンドプレート、52b…第2のエンドプレート、60…電解質膜、400、410…支持機構、AG…燃料ガス、AMe…アノード排ガス排出マニホールド、AMi…アノードガス供給マニホールド、AOG…燃料排ガス、CMe…カソード排ガス排出マニホールド、CMi…カソードガス供給マニホールド、E1…開放端、E2…閉鎖端、FC…燃料電池、FCU…単位燃料電池、LMe…冷却液排出マニホールド、LMi…冷却液供給マニホールド、RW…滞留水、W…水

Claims (7)

  1. 燃料電池であって、
    前記燃料電池の内部の反応排ガスまたは冷却液を前記燃料電池の外部に排出するための排出マニホールドであって、開放端と閉鎖端とを有する排出マニホールドと、
    前記排出マニホールド内に配置されている排出管であって、前記開放端の側に位置する第1の端部と前記閉鎖端の側に位置する第2の端部とを有する排出管と、
    前記排出マニホールド内において前記排出管を支持する支持機構であって、前記排出管を支持する1または複数の支持部と、前記排出管の第2の端部を前記排出マニホールドの前記閉鎖端から離間した位置に配置する係止部を含む支持機構と、
    を備える燃料電池。
  2. 請求項1に記載の燃料電池において、
    前記支持機構はさらに、前記排出管を保持する保持部を含む、燃料電池。
  3. 請求項1または2に記載の燃料電池において、
    前記排出マニホールドは、前記反応排ガスを排出するためのガス排出マニホールドであり、
    前記排出管および前記支持機構は、前記排出マニホールドにおいて前記燃料電池の配置時に鉛直方向下側となる位置に備えられている、燃料電池。
  4. 請求項1または2に記載の燃料電池において、
    前記排出マニホールドは、前記冷却液を排出するための液体排出マニホールドであり、
    前記排出管および前記支持機構は、前記排出マニホールドにおいて前記燃料電池の配置時に鉛直方向上側となる位置に備えられている、燃料電池。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記保持部は前記開放端の側に配置され、前記支持部は、前記保持部と前記係止部との間に配置されている、燃料電池。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料電池において、
    前記燃料電池は、1対のセパレータと、前記1対のセパレータの間に配置され、電解質膜を保持するフレームとを含む単位電池が複数積層されることによって形成され、
    前記1対のセパレータおよび前記フレームは積層時に前記排出マニホールドを形成する排出マニホールド形成口を備え、
    前記支持機構は前記フレームが有する前記排出マニホールド形成口に形成されている、燃料電池。
  7. 請求項6に記載の燃料電池において、
    前記支持機構はさらに、前記1対のセパレータが有する前記排出マニホールド形成口の少なくともいずれか一方に形成されている、燃料電池。
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