JP2018132865A - 電子機器、電子機器の処理代行依頼方法および情報処理システム - Google Patents

電子機器、電子機器の処理代行依頼方法および情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークに接続するデバイスの状態に応じて動的にシステムを構成する。【解決手段】電子機器は、機器情報管理部、取得部、検知部、および、機器連携処理部を備える。機器情報管理部は、ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報を管理する。取得部は、周囲の情報を取得する。検知部は、取得された周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する。機器連携処理部は、特定イベントの検知に応じて周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に、他の機器のうちその機能を備えている機器を機器情報に基づいて選択してその処理の代行を、ネットワークを介して依頼する。【選択図】図2

Description

本技術は、電子機器に関する。詳しくは、ネットワークにより接続される複数の電子機器から構成される情報処理システム、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
インターネットの普及に伴い、複数のデバイスをインターネットにより接続してシステムを構成するようになっている。例えば、いわゆるモノのインターネット(IoT)のシステムにおいて、ユーザ入力に基づいてシステムサーバがデバイスコンフィギュレーションを行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−045964号公報
上述の従来技術では、複数のデバイスを接続したシステムにおいて、自動的にコンフィギュレーションを行っている。しかしながら、この従来技術では、システムサーバがユーザ入力に基づいて集中管理によって設定を行うため、各デバイスの接続状態に応じてシステムサーバが設定変更を行う必要がある。そのため、ネットワークの接続状態の影響を受けやすいこのようなシステムにおいては、実用性に欠けるという問題がある。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、ネットワークに接続するデバイスの状態に応じて動的にシステムを構成することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報を管理する機器情報管理部と、周囲の情報を取得する取得部と、取得された上記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知部と、上記特定イベントの検知に応じて上記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に上記他の機器のうちその機能を備えている機器を上記機器情報に基づいて選択してその処理の代行を上記ネットワークを介して依頼する機器連携処理部とを具備する電子機器、その電子機器を用いた情報処理システムおよびその電子機器の処理代行依頼方法である。これにより、自機において管理されている機器情報に基づいて他機に代行処理を依頼するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記機器情報管理部は、上記他の機器に代行を依頼した際の依頼内容をさらに管理するようにしてもよい。これにより、他機に依頼した代行処理の内容を認識させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記機器連携処理部は、上記代行を依頼した機器においてエラーが発生した場合に上記他の機器のうちその機能を備えているさらに別の機器を上記機器情報に基づいて選択して上記処理の代行を、上記ネットワークを介して依頼するようにしてもよい。これにより、エラーの発生に応じて依頼先の機器を変更するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記機器情報管理部は、自身の機器に関する機器情報をさらに管理し、上記機器連携処理部は、上記他の機器から処理の代行の依頼を受けた場合に上記自身の機器に関する機器情報に基づいて上記依頼された処理の代行の可否を判断するようにしてもよい。これにより、他機から依頼された代行処理を受けるか否かを判断するという作用をもたらす。また、この場合において、上記機器情報管理部は、上記他の機器から処理の代行の依頼を受けた際の依頼内容をさらに管理するようにしてもよい。これにより、他機から依頼された代行処理の内容を認識させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記機器情報は、各々の機器が他の機器に対して代行処理として提供可能な機能の一覧情報を含むようにしてもよい。これにより、代行処理を依頼するか否かの判断に供するという作用をもたらす。なお、上記提供可能な機能は、当該機器の処理負荷に応じて動的に変化してもよい。
また、この第1の側面において、上記取得部は、上記周囲の情報として画像データを撮像して取得してもよく、また、上記周囲の情報として音、温度、湿度、圧力、加速度、磁気、または、放射線量のうちの少なくとも一つを測定して取得してもよい。
本技術によれば、ネットワークに接続するデバイスの状態に応じて動的にシステムを構成することができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態における監視システムの全体構成例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるカメラ100の構成の一例を示す図である。 本技術の実施の形態における機器情報の項目の例を示す図である。 本技術の実施の形態における監視システムの駐車場における適用例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるカメラ100の外観例を示す図である。 本技術の実施の形態における監視システムの処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の実施の形態におけるカメラ100によるイベント処理の処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の実施の形態におけるカメラ100によるエラー処理の処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の第2の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における管理情報の具体例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるカメラ100による録画内容の再生処理の処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の第3の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本技術の第4の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本技術の第5の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態におけるバッテリ残量と代行処理との関係例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態における代行処理の具体例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態の変形例におけるシステムの構成例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態の他の変形例におけるシステムの構成例を示す図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(監視システムの例)
2.第2の実施の形態(処理代行のユースケース)
3.第3の実施の形態(ビーコンを利用した例)
4.第4の実施の形態(画像解析を代行する例)
5.第5の実施の形態(センサ全般に適用した例)
6.第6の実施の形態(機器の状態を指標とした例)
<1.第1の実施の形態>
[監視システムの構成]
図1は、本技術の実施の形態における監視システムの全体構成例を示す図である。この監視システムは、近距離通信のネットワークにより相互に接続される複数のカメラ100から構成される。複数のカメラ100を利用することにより、広い領域を監視することが可能となる。複数のカメラ100の各々は、互いに処理の代行を他機に依頼し、または、他機から依頼された処理を代行することにより、他のカメラ100との連携処理を行う。
カメラ100は、その周囲の情報を取得して、基地局210等を介してサーバ400に送信する。ここで、近距離通信のネットワークとしては、例えば、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)等が想定される。
また、カメラ100は、長距離通信により基地局210に接続して、ゲートウェイ220からインターネット300を介してサーバ400と通信を行う。ここで、長距離通信の通信方式としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)等の移動体通信が想定される。
サーバ400は、カメラ100によって取得された周囲の情報を受信して、必要に応じて、その周囲の情報をユーザが携帯する携帯端末510や監視モニタ520等に報知する。
図2は、本技術の実施の形態におけるカメラ100の構成の一例を示す図である。このカメラ100は、センシング部110と、データ処理部120と、認識処理部130と、制御部140と、通信部150とを備える。
センシング部110は、画像データや各種の物理量を取得するものであり、撮像部111、センサ112、画像処理部113、および、信号処理部114を備える。
撮像部111は、所定の監視範囲を撮像して、撮像結果として得られた画像データを取得するものである。この撮像部111によって得られた画像データは、上述の周囲の情報の一例である。なお、この画像データは、動画データまたは所定の周期で撮像される静止画データである。
画像処理部113は、撮像部111によって得られた画像データに対して、認識処理の前処理としてデモザイク、階調補正、色調補正、ノイズ除去、歪補正、サイズ補正等の画像処理を行うものである。
センサ112は、音、温度、湿度、圧力、加速度、磁気、放射線量等の物理量をそれぞれ測定して、センサ情報を取得するものである。また、センサ112は、電磁波等を照射して、その反射波に基づいて照射範囲の状態を検出して、センサ情報を取得もよい。このセンサ112によって得られたセンサ情報は、上述の周囲の情報の一例である。
信号処理部114は、センサ112によって得られたセンサ情報をAD(Analog to Digital)変換した後、認識処理の前処理としてノイズ除去、周波数解析等の信号処理を行うものである。
認識処理部130は、画像データ等に基づいて特定イベントを検知するものであり、特徴量抽出部131および報知判定部132を備える。この監視システムにおいて、特定イベントとしては、例えば、不審者、不審物の進入、火災の発生等の監視対象となるものが想定される。また、この例では画像データ等に基づいて特定イベントを検知することを想定したが、他のカメラ100等からの動作指示などの明示的な要求を特定イベントとして検知してもよい。
特徴量抽出部131は、前処理された画像データやセンサ情報から、特定イベントの検知に必要となる特徴量を抽出するものである。報知判定部132は、特徴量抽出部131から供給される特徴量の変化に基づいて、特定イベントの発生の有無を判定するものである。画像データから検知される特定イベントとしては、例えば、動体として検知された不特定の物体、データベースに登録された特定の人物などが考えられる。また、センサ情報から検知される特定イベントとしては、例えば、周囲の音が所定のレベルを超えた場合や、周辺温度が所定の温度を超えた場合などが考えられる。
データ処理部120は、画像データのエンコードやメタ情報の付加などのデータ処理を行うものであり、画像データ符号化部121および送信データ整形部122を備える。
画像データ符号化部121は、画像処理部113から供給された画像データを所定のエンコード方式に従って符号化するものである。この画像データ符号化部121は、報知判定部132から特定イベントの発生が通知された場合、画像処理部113からの画像データをキャプチャして、符号化を行う。
送信データ整形部122は、画像データ符号化部121によって符号化された画像データに対して、報知判定部132によって検知された特定イベントを表す情報や検知時刻等のメタ情報を付加することにより、送信データとして整形するものである。
制御部140は、各種制御を行うものであり、電源制御部141、機器情報管理部142、および、機器連携処理部143を備える。
電源制御部141は、(図示しない)バッテリの充電制御を行うものである。この電源制御部141は、バッテリの状態を監視して、例えばその残量を機器情報管理部142に通知する。
機器情報管理部142は、複数のカメラ100のそれぞれの機器情報を管理するものである。また、機器情報管理部142は、連携処理の結果として得られた各種ファイルに関する管理情報も保持する。この管理情報は、依頼された代行処理により得られたファイルの属性に加えて、その依頼内容も記憶する。これら機器情報および管理情報は、機器連携処理部143からの要求に応じて供給される。機器情報および管理情報の具体的な内容については後述する。
機器連携処理部143は、機器情報管理部142から供給される機器情報に基づいて、他のカメラ100に処理の代行を依頼するか否かを判断して、他のカメラ100との連携処理を制御するものである。
通信部150は、外部と通信を行うものであり、通信インターフェース151を備える。通信インターフェース151は、機器連携処理部143からの指示に従って、近距離通信または長距離通信の通信を行う。また、この通信インターフェース151は、送信データを保持する送信バッファを備える。なお、通信方式についてはカメラ100が有する機能に依存するものであり、近距離通信のみを行う機種もあれば、近距離通信および長距離通信の両者の通信機能を有する機種もあり得る。
[機器情報]
図3は、本技術の実施の形態における機器情報の項目の例を示す図である。機器情報管理部142は、カメラ100毎に関連付けて機器情報を管理する。この機器情報は、他のカメラ100に関する機器情報だけでなく、自身に関する機器情報も管理することができる。機器情報管理部142において管理される機器情報は、例えば、固有情報、機能情報、イベント情報、電源情報、および、通信情報に分類される。
固有情報は、そのカメラ100に固有の情報であり、例えば、MACアドレスおよび設置位置がこれに該当する。機能情報は、そのカメラ100が有する機能に関する情報であり、例えば、代理可能機能がこれに該当する。イベント情報は、そのカメラ100が取り扱うイベントに関する情報であり、例えば、検知間隔がこれに該当する。電源情報は、そのカメラ100の電源に関する情報であり、例えば、バッテリ残量および閾値がこれに該当する。通信情報は、そのカメラ100の通信機能に関する情報であり、例えば、送信状態および送信バッファ状態がこれに該当する。
MACアドレスは、そのカメラ100を一意に識別するための物理アドレスである。ネットワークにおいてカメラ100を一意に識別できるものであれば、MACアドレス以外の情報を用いてもよい。
設置位置は、そのカメラ100が設置されている位置を示す情報である。この設置位置としては、例えば、GPS(Global Positioning System)により測位された座標情報を用いることができる。ただし、GPSによって測位できない屋内環境などではカメラ設置時に作業者が設定することも想定される。また、この設置位置は、必ずしもGPSである必要はなく、ある基準位置からの相対座標でも構わない。
代理可能機能は、他のカメラ100に対して代行処理として提供可能な機能の一覧情報である。この代理可能機能として何を提供するかはそのカメラ100の状況に応じて変更することができる。例えば、そのカメラ100の処理負荷に応じて動的に変化するようにしてもよい。
検知間隔は、そのカメラ100において特定イベントが検知された平均間隔を表す情報である。なお、平均する期間(データ数)については観測対象によって具体的な最適値は異なる。
バッテリ残量は、そのカメラ100のバッテリ残量を、例えば百分率で表す情報である。閾値は、バッテリ残量の程度を区分するための閾値であり、例えば、バッテリ残量を高、中、低に3区分する場合、2つの閾値が用いられる。ただし、必ずしも3分割である必要はなく、ユースケースやバッテリ特性に応じて決定することができる。
送信状態は、長距離通信によってサーバ400にデータ送信を行っているか否かを表す情報である。送信バッファ状態は、送信バッファに格納されている送信データの数を表す情報である。
機器情報の各項目のうち、代理可能機能、バッテリ残量、閾値、送信状態、および、送信バッファ状態は、他機から要求される代行処理の可否の判定に利用される。そして、代行処理が可能であると判定された場合、機器情報の各項目のうち、MACアドレス、設置位置、代理可能機能、検知間隔、および、バッテリ残量が代行処理の依頼元に送信される。ただし、機器情報の全項目を代行処理の依頼元に送信するようにしてもよい。
[駐車場における適用例]
図4は、本技術の実施の形態における監視システムの駐車場における適用例を示す図である。この例では、駐車場における駐車スペース毎にカメラ100が設置されている。また、敷地内には、駐車料金を精算するための精算器611が設置されている。
カメラ100は、待機状態においては、低解像度の撮像を省電力モードにより行い、動体検知を試みる。いずれかの駐車スペースに車が進入すると、その駐車スペースに対応するカメラ100は、その車の進入を検知する。この検知をトリガとして、カメラ100は通常電力モードとなり、高解像度の撮像を行い、例えばナンバープレート領域の画像データをサーバ400に送信する。
カメラ100同士は、メッシュネットワークを構築しており、画像データの送信や撮像そのものを他のカメラ100に依頼することができる。撮像を依頼された依頼先のカメラ100は、依頼元のカメラ100に代わって撮像を行って画像データを生成する。また、送信を依頼された依頼先のカメラ100は、依頼元のカメラ100に代わって基地局210を介してサーバ400に画像データの送信を行う。
図5は、本技術の実施の形態におけるカメラ100の外観例を示す図である。このカメラ100は、撮像部101と、マイク102と、スピーカ103と、照明部104と、ソーラーパネル105とを備える。
撮像部101は、周囲の画像を撮像するものであり、光学レンズや撮像素子などからなる。この撮像部101は、高感度および高画質であることが望ましい。マイク102は、周囲の音声を取得するものである。撮像部101によって撮像された画像およびマイク102によって取得された音声は、サーバ400に送信される。
スピーカ103は、音声を出力する機器である。異常を検知した場合に、このスピーカ103から警告音を出力することができる。また、監視モニタ520等からオペレータがサーバ400を介してスピーカ103に音声を出力するようにしてもよい。
照明部104は、周囲を照らすためのライト等である。この照明部104は、撮像範囲の明るさに応じて、撮像時に可視光または不可視光を照射してもよい。また、この照明部104は、動体が検知された際に自動的に点灯するようにしてもよい。
ソーラーパネル105は、太陽光発電を行うパネルである。カメラ100は屋外に設置されるため、このソーラーパネル105からの電力を利用することによりバッテリの使用を抑制することが望ましい。
[監視システムの動作]
図6は、本技術の実施の形態における監視システムの処理手順の一例を示す流れ図である。カメラ100の各々は、以下の手順を繰り返しながら機器情報管理部142において管理される機器情報の更新を行う。
機器情報管理部142は、他のカメラ100に関する機器情報を更新するとともに、自身に関する機器情報を公開する(ステップS911)。そのために、通信部150は他のカメラ100と相互に通信を行い、機器情報をやりとりする。この場合の通信は、比較的データ量が少ないため、近距離通信により行う。
画像取得タイミングが到来すると(ステップS912:Yes)、以下のステップS913以降の処理を行う。この画像の取得タイミングは、例えば、10秒間に1回等と予め定められており、ユーザが任意に設定および変更できる。
撮像部111は、監視範囲の映像を撮像して、撮像結果として得られた画像データを取得する(ステップS913)。画像データが得られると、画像処理部113は、その画像データに対して前処理として画像処理を行う(ステップS914)。そして、特徴量抽出部131は、前処理された画像データから、特定イベントの検知に必要となる特徴量を抽出する(ステップS915)。
報知判定部132は、特徴量抽出部131から供給された特徴量の変化に基づいて、特定イベントの発生の有無を判定する(ステップS916)。特定イベントが発生したと判断すると(ステップS916:Yes)、画像データ符号化部121が画像データを符号化し、送信データ整形部122が符号化された画像データを送信データとして整形して送信バッファにキューイングする(ステップS917)。
その後、イベント処理(ステップS920)が行われた後に、機器情報管理部142は、自身の機器情報を更新する(ステップS919)。上述のように、この更新された自身の機器情報は、他のカメラに公開される(ステップS911)。
図7は、本技術の実施の形態におけるカメラ100によるイベント処理(ステップS920)の処理手順の一例を示す流れ図である。
カメラ100は、自身の未処理のデータがあれば(ステップS921:Yes)、以下のステップS922以降の処理を行う。機器連携処理部143は、機器情報管理部142において管理される自機および他機の機器情報を参照して(ステップS922)、他のカメラ100に処理の代行を依頼するか否かを判断する(ステップS923およびS924)。すなわち、未処理のデータについて、自機において処理できる機能や、他機において処理できる機能を比較して、他機に処理の代行を依頼すべきか否かを判断する。
他機に処理の代行を依頼しないと判断した場合(ステップS923:No)や、他に代行可能な機器が存在しない場合(ステップS924:No)、その未処理のデータは自機において処理を実行する(ステップS925)。このとき、必要に応じて、自機の機器情報を更新する。
他機に処理の代行を依頼すると判断し(ステップS923:Yes)、代行可能なカメラ100が存在する場合(ステップS924:Yes)、そのカメラ100に処理の代行を依頼する(ステップS926)。これにより、依頼先において代行処理が試行され、その結果が通知される。このとき、必要に応じて、自機の機器情報を更新する。また、代行処理の依頼先のカメラ100からエラーが発生した旨の通知を受けた場合(ステップS927:Yes)、エラー処理(ステップS940)を行う。このエラー処理については後述する。
カメラ100は、上述のステップS921において、自身の未処理のデータがないと判断した場合(ステップS921:No)、他機から処理の代行依頼があれば(ステップS931:Yes)、以下のステップS932以降の処理を行う。機器連携処理部143は、機器情報管理部142において管理される自機の機器情報を参照して(ステップS932)、自機において処理の代行を行うことができるか否かを判断する(ステップS933)。その結果、自機において処理の代行を行うことができると判断した場合には(ステップS933:Yes)、自機において処理の代行を行う(ステップS934)。
その後、代行の依頼元である他機に対して代行結果を通知する(ステップS935)。すなわち、自機において処理の代行(ステップS934)が成功した場合には、代行処理が終了した旨を通知する。また、処理の代行ができなかった場合(ステップS933:No)、または、処理の代行(ステップS934)を行った結果として失敗した場合には、代行処理ができずエラーが発生した旨を通知する。
図8は、本技術の実施の形態におけるカメラ100によるエラー処理(ステップS940)の処理手順の一例を示す流れ図である。上述のように、代行処理の依頼先のカメラ100からエラーが発生した旨の通知を受けた場合には、エラーの理由に応じて、以下のエラー処理を行う。
まず、処理のリトライ(再試行)が可能であれば(ステップS941:Yes)、エラーの発生したカメラ100に対してリトライを依頼する(ステップS942)。一方、処理のリトライが不可能であれば(ステップS941:No)、機器連携処理部143は、機器情報管理部142において管理される自機の機器情報を参照して、他に連携して処理を代行できるカメラ100がないかを検索する(ステップS943)。検索の結果、他に処理を代行できるカメラ100が存在する場合(ステップS943:Yes)、そのカメラ100に処理の代行を新たに依頼する(ステップS944)。
一方、他に処理を代行できるカメラ100が存在しない場合(ステップS943:No)、機器情報管理部142はエラーの発生を自機の管理情報に記録する(ステップS945)。このとき、ユーザに対してエラーを通知することができる場合(ステップS946:Yes)、ユーザにエラーを通知する(ステップS947)。例えば、長距離通信により携帯端末510に対して通知を送信する。さらに、カメラ100の照明部104を点滅させ、または、スピーカ103から警告音を出力してもよい。このようなエラー通知の際においても、機器間の連携により処理の代行を行ってもよい。すなわち、通知方法によって有効度の高いものを実現するよう試みることができる。
このように、本技術の第1の実施の形態の監視システムによれば、複数のカメラ100が、互いに処理の代行を他機に依頼し、または、他機から依頼された処理を代行することにより、他のカメラ100との連携処理を行うことができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、イベントの代行処理について概要を説明したが、以下の実施の形態では、それぞれユースケースを想定して、より具体的な処理について説明する。
[システムの構成]
図9は、本技術の第2の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。この例のシステムは、3台のカメラ100と、設置デバイス109と、クラウド401とを備える。3台のカメラ100には、それぞれ識別番号C1、C2およびC3が付されている。設置デバイス109は、設置(オンプレミス)型の機器である。クラウド401は、ネットワークを介してアクセスされる機器である。
この例では、カメラC1は、カメラ機能と、録画機能と、音声再生機能と、音声録音機能と、移動体通信機能と、画像解析(Vision Computing)機能とを備える。カメラC2は、カメラ機能と、温度センサ機能とを備える。カメラC3は、カメラ機能と、音声再生機能と、移動体通信機能と、画像解析機能とを備える。設置デバイス109は、顔認識機能と、静脈認証機能と、指紋認証機能と、録画機能とを備える。
[第1のユースケース]
第1のユースケースでは、図9のシステムにおいて、特定イベントの発生により、カメラC2が撮像した画像データを録画しようとする場合を想定する。この場合、カメラC2は、自機では録画機能を持たないため、他の機器に録画処理の代行を依頼する。
ここでは、カメラC1が依頼先として選択されたものとする。これにより、カメラC2が撮像した画像データは、近距離通信を介してカメラC1にストリーミング転送され、カメラC1の録画機能によってカメラC1のストレージに録画される。
なお、この例では1つのストレージに記録することを想定したが、複数のストレージを用いるようにしてもよい。これにより、ネットワークに接続されているシステム全体のストレージを自機のストレージのように利用することができる。また、あるストレージに空き容量がなくなっても、他のストレージを用いて、記録を継続することができる。この場合、各ストレージの使用量のうち最も空き容量が多いストレージに記録することが考えられる。
図10は、本技術の第2の実施の形態における管理情報の具体例を示す図である。上述の例において、カメラC2が撮像した画像データがカメラC1のストレージに動画ファイルとして録画された場合、それぞれの管理情報は図示したようになる。すなわち、カメラC1およびC2の管理情報においては、そのファイルを一意に識別するためのインデックスに対応して、ファイルの「形式」、「時刻」、「依頼機器」および「内容」がそれぞれ記録される。これらの項目は、他の機器に代行処理を依頼した際の依頼内容、または、他の機器から代行処理の依頼を受けた際の依頼内容を示すことになる。
「形式」は、そのファイルの形式であり、この例では、動画ファイルを想定しているため、「動画」である旨が記されている。「時刻」は、そのファイルの録画時刻を示すものであり、開始時刻および終了時刻が記されている。
「依頼機器」は、そのファイルの依頼元または依頼先の機器を一意に識別する識別子である。カメラC1の管理情報の依頼機器は「C2」であり、録画処理を依頼した元の機器がカメラC2であることを示している。カメラC2の管理情報の依頼機器は「C1」であり、録画処理の代行処理を依頼した先の機器がカメラC1であることを示している。
「内容」は、対応するファイルが機器内のストレージに格納されている場合には、その格納場所を記す。一方、対応するファイルが機器内のストレージに格納されていない場合には、イベントの内容が記される。この例では、「侵入者検知」であることが記されている。
カメラC2は、自身の管理情報を参照して、録画処理の代行処理を依頼した先の機器がカメラC1であることを把握する。その録画内容を再生するためには、カメラC1に対して録画データの供給を要求する。カメラC1は、自身の管理情報を参照して、その録画データの格納場所を認識して辿ることができ、その録画データの内容をカメラC2に供給することができる。
図11は、本技術の実施の形態におけるカメラ100による録画内容の再生処理の処理手順の一例を示す流れ図である。
録画内容を再生する際、カメラ100は、自機の機器情報管理部142に保持される管理情報を参照して、再生対象となる録画データを記録する機器が複数のカメラ100の何れであるかを探索する(ステップS951)。その結果、自機に記録されていることが判明すると(ステップS952:Yes)、自機から録画データを読み出して(ステップS953)、再生を行う(ステップS958)。
一方、自機に記録されていない場合(ステップS952:No)、他機に記録されていれば(ステップS954:Yes)、その機器に対して録画データの供給を依頼する(ステップS956)。そして、依頼先から録画データを受信すると(ステップS957)、その録画データを再生する(ステップS958)。
また、他機にも記録されていなければ(ステップS954:No)、データが存在しない旨をユーザに通知する(ステップS955)。例えば、録画先の機器が、持ち去りや故障などにより発見できなくなった場合である。その際、例えば、「録画データ(録画先:C1)が見つかりません。C1の状態をご確認ください。」といったメッセージを出力することが考えられる。
[第2のユースケース]
第2のユースケースでは、図9のシステムにおいて、特定イベントの発生により、カメラC2が撮像した画像データを画像解析して、その解析結果とともに録画しようとする場合を想定する。この場合、カメラC2は、自機では画像解析機能および録画機能を持たないため、他の機器に画像解析機能および録画処理の代行を依頼する。
ここでは、クラウド401における画像解析を実行するために、カメラC3が移動体通信の代行処理の依頼先として選択されたものとする。これにより、カメラC2が撮像した画像データは、近距離通信を介してカメラC3にストリーミング転送され、カメラC3の移動体通信機能によってクラウド401に画像解析が依頼される。 クラウド401において画像解析が行われ、その解析結果データがカメラC3を介してカメラC2に通知される。
また、カメラC2は、録画機能の代行依頼先としてカメラC1を選択したものとする。これにより、カメラC2が撮像した画像データおよびクラウド401による解析結果データは、近距離通信を介してカメラC1にストリーミング転送され、カメラC1の録画機能によってカメラC1のストレージに録画される。
[第3のユースケース]
第3のユースケースでは、図9のシステムにおいて、特定イベントの発生により、カメラC2が撮像した画像データを録画するとともに顔認識し、その結果、異常者であることが検知された場合に警告音を出力して、外部に通知することを想定する。この場合、カメラC2は、自機ではこれらの機能を持たないため、他の機器にそれぞれの処理の代行を依頼する。
まず、顔認識および録画を行うための代行処理の依頼先として設置デバイス109が選択されたものとする。これにより、カメラC2が撮像した画像データは、近距離通信を介して設置デバイス109にストリーミング転送され、設置デバイス109において顔認識処理および録画処理が行われる。設置デバイス109における顔認識の結果、異常者であると判定されると、その認識結果がカメラC2に通知される。
ここで、カメラC2は、音声再生の代行依頼先としてカメラC1を選択したものとする。これにより、カメラC2からの警告音データが近距離通信を介してカメラC1に転送され、カメラC1の音声再生機能によってカメラC1から警告音が出力される。
また、カメラC2は、異常者が検知された旨をクラウド401から携帯端末に対して通知するために、移動体通信の代行依頼先としてカメラC3を選択したものとする。これにより、カメラC2からの通知内容が近距離通信を介してカメラC3に転送され、カメラC3の移動体通信機能によってクラウド401に通知が送信されて、クラウド401から携帯端末に対して通知が行われる。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、特定イベントの発生に対して、自機において扱うことができない処理の代行を他機に依頼することにより、システム全体として処理を実現することができる。
<3.第3の実施の形態>
上述の第2の実施の形態では、それぞれの機器が固有の機能を有する不均一なシステムを想定したが、低機能かつ安価な機器を多く設けることにより、システム全体として高度な機能を提供することが可能である。この第3の実施の形態では、特定の機器に機能を集中させて、簡易な機器により構成したシステムについて説明する。
[システムの構成]
図12は、本技術の第3の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。この例のシステムは、4台のカメラ100と、クラウド401とを備える。4台のカメラ100には、それぞれ識別番号C1乃至C4が付されている。このうち、カメラC1は高度な機能を備えており、他のカメラC2乃至4は低機能かつ安価な機器である。クラウド401は、ネットワークを介してアクセスされる機器である。
この例では、カメラC1は、カメラ機能と、録画機能と、音声再生機能と、音声録音機能と、移動体通信機能と、ビーコン検知機能とを備える。一方、カメラC2乃至4は、カメラ機能と、ビーコン検知機能とを備える。このように、カメラC1乃至4は、ビーコン検知機能を備え、携帯端末510から発信されるビーコン信号を検知する。携帯端末510はビーコン信号を発信しており、ユーザが携帯端末510とともに移動すると、カメラC1乃至4がそのビーコン信号を受信して検知する。このビーコン信号の検知を特定イベントとして、カメラC1乃至4は録画処理を実行する。
カメラC1が自身でビーコン信号を検知した場合には、そのまま自機の録画機能を用いて自機のストレージに録画する。一方、カメラC2乃至4がビーコン信号を検知した場合には、自機に録画機能を備えないため、カメラC1に録画処理の代行を依頼する。これにより、カメラC2乃至4の何れかが撮像した画像データは、近距離通信を介してカメラC1にストリーミング転送され、カメラC1のストレージに録画される。
このように、本技術の第3の実施の形態によれば、低機能かつ安価な機器を多く設けて、ビーコン信号の検知を特定イベントとして高度な機能を有する機器に処理代行を依頼することにより、システム全体として高度な機能を提供することができる。
<4.第4の実施の形態>
上述の第3の実施の形態では、ビーコン信号の検知を特定イベントとして録画を行う例について説明したが、ビーコン信号を前提とせずにシステムを構築することも可能である。この第4の実施の形態では、特定イベントの検知処理を代行する例について説明する。
[システムの構成]
図13は、本技術の第4の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。この例のシステムは、4台のカメラ100と、クラウド401とを備える。4台のカメラ100には、それぞれ識別番号C1乃至C4が付されている。このうち、カメラC1は高度な機能を備えており、他のカメラC2乃至4は低機能かつ安価な機器である。クラウド401は、ネットワークを介してアクセスされる機器である。
この例では、カメラC1は、カメラ機能と、録画機能と、音声再生機能と、音声録音機能と、移動体通信機能と、画像解析機能とを備える。一方、カメラC2乃至4は、カメラ機能を備える。カメラC2乃至4は、撮像した画像データを、例えば30分に1回程度の頻度で近距離通信を介してカメラC1に送信して、画像解析を依頼する。その結果、異常が検知された場合には、特定イベントが発生したものとして、その解析結果が依頼元の機器に通知される。
異常が検知された際の動作は、上述の実施の形態と同様の処理を行うことが可能であり、例えば、カメラC1の移動体通信機能によってクラウド401に異常発生の旨の通知が送信されて、クラウド401から携帯端末に対して通知が行われる。
このように、本技術の第4の実施の形態によれば、低機能かつ安価な機器を多く設けて、高度な機能を有する機器に処理代行を依頼することができる。ユーザにとっては、既存資産の流用や、引コストによる機能追加が可能となるという利点がある。また、複数の機能を有する複数の機器が同時にその機能を動作させてしまうとピーク消費電力が大きくなってしまうが、この実施の形態のように負荷を分散することにより、発熱量による熱暴走を防ぐこともできる。
<5.第5の実施の形態>
上述の実施の形態では、動画データに基づいて特定イベントの発生を検知していたが、それ以外の情報に基づいて特定イベントの発生を検知してもよい。この第5の実施の形態では、周囲の情報として音声データに基づいて特定イベントの発生を検知する例について説明する。
[システムの構成]
図14は、本技術の第5の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。この例のシステムは、3台のデバイス108と、クラウド401とを備える。3台のデバイス108には、それぞれ識別番号D1乃至D3が付されている。クラウド401は、ネットワークを介してアクセスされる機器である。
この例では、デバイスD1は、録画機能と、録音機能と、警告メッセージ生成機能とを備える。デバイスD2は、スピーカおよびマイクを備える。デバイスD3は、警告灯、人感センサおよび移動体通信機能を備える。
ここでは、デバイスD2のマイクにより取得した音声データを録音しつつ、音声解析結果に応じて録音処理、警告音の出力、および、警告灯の点灯を行うことを想定する。まず、デバイスD2は、マイクにより取得した音声データの録音の代行処理をデバイスD1に依頼する。これにより、デバイスD1において録音が行われる。
また、デバイスD2は、マイクにより取得した音声データの解析をクラウド401に依頼するために、移動体通信の代行依頼先としてデバイスD3を選択する。これにより、デバイスD2からの音声データが近距離通信を介してデバイスD3に転送され、デバイスD3の移動体通信機能によってクラウド401に音声データが送信される。ここでは、クラウド401における音声解析の結果、「女性、悲鳴」であると判定されたものとする。この判定結果は、デバイスD3を介してデバイスD2に通知される。
通知を受けたデバイスD2は、「女性、悲鳴」に基づく警告メッセージの生成の代行処理をデバイスD1に依頼する。この依頼を受けたデバイスD1は、例えばTTS(Text To Speech)技術を用いて、「異常検知。警告します。女性の悲鳴を検知しました!」等の警告メッセージを生成する。この警告メッセージの音声データはデバイスD2に送信され、デバイスD2のスピーカから警告メッセージに応じた警告音が出力される。
また、デバイスD2は、デバイスD3に対して警告灯の点灯の代行処理を依頼する。これにより、デバイスD3の警告灯が点灯する。
この例の場合、安価なデバイスD2を多数設置し、デバイスD1およびD3を1台ずつ設置することにより、全体としてコストの低い警報システムを構築することができる。
このように、本技術の第5の実施の形態によれば、音声データに基づいて特定イベントの発生を検知して、処理の代行を他機に依頼することができる。
<6.第6の実施の形態>
上述の実施の形態では、各機器の機能に着目して処理の代行を依頼していたが、各機器の状態を指標として処理の代行を依頼するようにしてもよい。この第6の実施の形態では、バッテリの状態を指標として処理の代行を依頼する例について説明する。以下では、イベント処理に伴う機能を自機が有しており、バッテリの状態に応じて負荷分散のために他機に代行処理を依頼する場合について説明する。
図15は、本技術の第6の実施の形態におけるバッテリ残量と代行処理との関係例を示す図である。この例では、バッテリ残量を「高」、「中」、「低」の3段階に分けている。バッテリ残量が閾値Bth1以上であれば、バッテリ残量は「高」に分類される。バッテリ残量が閾値Bth2以上、かつ、閾値Bth1未満であれば、バッテリ残量は「中」に分類される。バッテリ残量が閾値Bth2未満であれば、バッテリ残量は「低」に分類される。
バッテリ残量が「高」に分類された場合、自機が該当機能を有していれば、処理の代行を依頼せずに、自機においてその処理を実行する。また、他機から処理代行の依頼を受けた場合、自機が該当機能を有していれば、その処理を実行する。
バッテリ残量が「中」に分類された場合、基本的には、他機に処理の代行を依頼する。ただし、依頼先となる他機が見つからない場合には、自機が該当機能を有していれば、自機においてその処理を実行する。また、他機から処理代行の依頼を受けた場合、代行処理が不可能であるとして、依頼元に通知する。
バッテリ残量が「低」に分類された場合、他機に処理の代行を依頼する。また、他機から処理代行の依頼を受けた場合、代行処理が不可能であるとして、依頼元に通知する。
図16は、本技術の第6の実施の形態における代行処理の具体例を示す図である。同図におけるaに示されるように、カメラC1は、バッテリ残量が60%であり、「中」に分類されたものとする。また、カメラC2は、バッテリ残量が90%であり、「高」に分類されたものとする。また、カメラC3は、バッテリ残量が80%であり、「高」に分類されたものとする。また、カメラC4は、バッテリ残量が50%であり、「中」に分類されたものとする。
カメラC1は、代行処理を他機に依頼するために他機の機器情報を参照し、他のカメラC2乃至4の状態を調べる。その結果、バッテリ残量が「高」に分類され、設置位置がカメラC1に最も近いカメラC3を代行処理の依頼先として選定する。これにより、カメラC1は、同図におけるbに示されるように、例えば、画像データのサーバへの代行送信を、近距離通信によってカメラC3に依頼する。
代行送信の依頼を受けたカメラC3は、同図におけるcに示されるように、長距離通信により基地局を介して、サーバに画像データを送信する。
このように、本技術の第6の実施の形態によれば、各機器の状態を指標として処理の代行を依頼することができる。
なお、ここでは、バッテリ残量と設置位置を指標として依頼先を選定する例について説明したが、その指標は一例である。例えば、バッテリ残量および設置位置に加えて、イベントの検知間隔が長い機器を選択するようにしてもよい。これにより、直近の稼働率が低い機器を選択することができる。
[変形例]
図17は、本技術の第6の実施の形態の変形例におけるシステムの構成例を示す図である。上述の実施の形態では、カメラ100の各々が代行処理の依頼の要否を自律的に判断していたが、この判断をサーバにより集中的に行うようにしてもよい。
この例においては、全てのカメラ100が移動体通信機能を有しており、ゲートウェイ220からインターネット300を介してサーバ400に接続することができる。また、カメラ100の各々の機能は共通であり、バッテリ残量に応じて何れかのカメラ100における処理を他のカメラ100が代行処理するものとする。
そのため、カメラ100の各々は、定期的にサーバ400にバッテリ残量を通知する。サーバ400は、全てのカメラ100のイベント発生頻度やバッテリ消費速度を監視している。そして、サーバ400は、カメラ100の各々のバッテリ残量に偏りが生じると、負荷分散のために何れかのカメラ100における処理を他のカメラ100に代行するよう指示する。例えば、撮影頻度が高いカメラ100の画像データ送信処理を、他の撮影頻度が低いカメラ100に代行処理させるように、サーバ400から指示を行う。
図18は、本技術の第6の実施の形態の他の変形例におけるシステムの構成例を示す図である。この例では、バッテリ残量が少ないカメラ100が特定イベントを検知した場合、撮影範囲が異なる他のカメラ100に撮影等の代行処理を行うように、サーバ400から指示を行う。これにより、消費電力の平滑化を図ることができる。
例えば、カメラC1が自機の至近距離において自動車612が侵入したことを検知すると、基地局210を介してサーバ400にその旨を通知する。これにより、サーバ400は、バッテリ残量が多く、かつ、自動車612が撮影範囲となる他のカメラC2を探索して、カメラC2に撮像の代行処理を行うよう指示する。これにより、カメラC2は撮像を行って、取得した画像データをサーバ400に送信する。
このように、本技術の実施の形態によれば、ネットワークに接続した機器間において代行処理を行うことにより、システム内の機器において連携処理を行うことができる。そのため、システムにおいて実現したい全ての機能を全ての機器に設ける必要がなく、同一機能および性能を有する機器に統一する必要がなくなるため、システム導入費用を低減することができる。また、バッテリや録画ストレージなどのリソースに不足が生じた場合、他の機器に代行処理を依頼することにより、負荷を分散して、システム全体のリソースを平滑化することができる。また、システムの構築後において、機器の故障などが生じた場合にも、全ての機器を交換する必要はなく、さらに新たな機能を有する機器を追加することにより、システム全体の機能および性能を向上させることができる。そして、他機との連携処理により、システム構成を動的に変更することが可能となる。これらにより、システム全体の機能が向上し、稼働時間が延びて、システムのメンテナンスコストを下げることができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報を管理する機器情報管理部と、
周囲の情報を取得する取得部と、
取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知部と、
前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に前記他の機器のうちその機能を備えている機器を前記機器情報に基づいて選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理部と
を具備する電子機器。
(2)前記機器情報管理部は、前記他の機器に代行を依頼した際の依頼内容をさらに管理する
前記(1)に記載の電子機器。
(3)前記機器連携処理部は、前記代行を依頼した機器においてエラーが発生した場合に前記他の機器のうちその機能を備えているさらに別の機器を前記機器情報に基づいて選択して前記処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する
前記(1)または(2)に記載の電子機器。
(4)前記機器情報管理部は、自身の機器に関する機器情報をさらに管理し、
前記機器連携処理部は、前記他の機器から処理の代行の依頼を受けた場合に前記自身の機器に関する機器情報に基づいて前記依頼された処理の代行の可否を判断する
前記(1)から(3)のいずれかに記載の電子機器。
(5)前記機器情報管理部は、前記他の機器から処理の代行の依頼を受けた際の依頼内容をさらに管理する
前記(4)に記載の電子機器。
(6)前記機器情報は、各々の機器が他の機器に対して代行処理として提供可能な機能の一覧情報を含む
前記(1)から(5)のいずれかに記載の電子機器。
(7)前記提供可能な機能は、当該機器の処理負荷に応じて動的に変化する
前記(6)に記載の電子機器。
(8)前記取得部は、前記周囲の情報として画像データを撮像して取得する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の電子機器。
(9)前記取得部は、前記周囲の情報として音、温度、湿度、圧力、加速度、磁気、または、放射線量のうちの少なくとも一つを測定して取得する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の電子機器。
(10)取得部が、周囲の情報を取得する取得手順と、
検知部が、取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知手順と、
前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に、機器連携処理部が、ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報に基づいて、前記他の機器のうちその機能を備えている機器を選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理手順と
を具備する電子機器の処理代行依頼方法。
(11)ネットワークにより接続される複数の電子機器から構成される情報処理システムであって、前記複数の電子機器の各々は、
他の機器に関する機器情報を管理する機器情報管理部と、
周囲の情報を取得する取得部と、
取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知部と、
前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に前記他の機器のうちその機能を備えている機器を前記機器情報に基づいて選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理部とを具備する
情報処理システム。
100 カメラ
101 撮像部
102 マイク
103 スピーカ
104 照明部
105 ソーラーパネル
108 デバイス
109 設置デバイス
110 センシング部
111 撮像部
112 センサ
113 画像処理部
114 信号処理部
120 データ処理部
121 画像データ符号化部
122 送信データ整形部
130 認識処理部
131 特徴量抽出部
132 報知判定部
140 制御部
141 電源制御部
142 機器情報管理部
143 機器連携処理部
150 通信部
151 通信インターフェース
210 基地局
220 ゲートウェイ
300 インターネット
400 サーバ
401 クラウド
510 携帯端末
520 監視モニタ

Claims (11)

  1. ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報を管理する機器情報管理部と、
    周囲の情報を取得する取得部と、
    取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知部と、
    前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に前記他の機器のうちその機能を備えている機器を前記機器情報に基づいて選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理部と
    を具備する電子機器。
  2. 前記機器情報管理部は、前記他の機器に代行を依頼した際の依頼内容をさらに管理する
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記機器連携処理部は、前記代行を依頼した機器においてエラーが発生した場合に前記他の機器のうちその機能を備えているさらに別の機器を前記機器情報に基づいて選択して前記処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する
    請求項1記載の電子機器。
  4. 前記機器情報管理部は、自身の機器に関する機器情報をさらに管理し、
    前記機器連携処理部は、前記他の機器から処理の代行の依頼を受けた場合に前記自身の機器に関する機器情報に基づいて前記依頼された処理の代行の可否を判断する
    請求項1記載の電子機器。
  5. 前記機器情報管理部は、前記他の機器から処理の代行の依頼を受けた際の依頼内容をさらに管理する
    請求項4記載の電子機器。
  6. 前記機器情報は、各々の機器が他の機器に対して代行処理として提供可能な機能の一覧情報を含む
    請求項1記載の電子機器。
  7. 前記提供可能な機能は、当該機器の処理負荷に応じて動的に変化する
    請求項6記載の電子機器。
  8. 前記取得部は、前記周囲の情報として画像データを撮像して取得する
    請求項1記載の電子機器。
  9. 前記取得部は、前記周囲の情報として音、温度、湿度、圧力、加速度、磁気、または、放射線量のうちの少なくとも一つを測定して取得する
    請求項1記載の電子機器。
  10. 取得部が、周囲の情報を取得する取得手順と、
    検知部が、取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知手順と、
    前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に、機器連携処理部が、ネットワークにより接続される他の機器に関する機器情報に基づいて、前記他の機器のうちその機能を備えている機器を選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理手順と
    を具備する電子機器の処理代行依頼方法。
  11. ネットワークにより接続される複数の電子機器から構成される情報処理システムであって、前記複数の電子機器の各々は、
    他の機器に関する機器情報を管理する機器情報管理部と、
    周囲の情報を取得する取得部と、
    取得された前記周囲の情報に基づいて特定イベントの発生を検知する検知部と、
    前記特定イベントの検知に応じて前記周囲の情報を処理する際に必要な機能を自身が備えていない場合に前記他の機器のうちその機能を備えている機器を前記機器情報に基づいて選択してその処理の代行を前記ネットワークを介して依頼する機器連携処理部とを具備する
    情報処理システム。
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