JP2018132818A - 電子情報記憶媒体、icカード及びアプリケーション選択方法 - Google Patents

電子情報記憶媒体、icカード及びアプリケーション選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一の識別情報を持つ複数のアプリケーションを記憶することができる電子情報記憶媒体等を提供することを目的とする。【解決手段】処理部と記憶部を備える電子情報記憶媒体において、記憶部に、OSと、マスターアプリケーションと、複数の管理アプリケーションを記憶するとともに、管理アプリケーションの配下に一又は複数のその他アプリケーションを記憶し、且つ、一の管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションを記憶せず、OSを実行する処理部は、指定された識別情報を持つその他アプリケーションを選択する場合に、マスターアプリケーションを実行する処理部が有効とした一の管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションの中から選択するなどする。【選択図】図8

Description

ICチップ等の電子情報記憶媒体の技術分野に関する。
ICチップを搭載したICカードの一種としてUIM(User Identity Module)カードがある。UIMカードを携帯電話やスマートフォン等の携帯端末に挿入することにより携帯端末における通信を可能とする。UIMカードには、通信事業者の通信用アプリケーション(電話用アプリケーション)及び契約者情報ファイルが保持されるが、これまでは、通信事業者がUIMカードを発行する運用形態であったため、一のUIMカードには当該通信事業者の通信用アプリケーションと契約者情報ファイルが一組だけ記憶されていた。
そうした中、近年では、一のUIMカードに複数組分の通信用アプリケーションと契約者情報ファイルを記憶して運用する形態が検討されている。この運用が始まると、UIMカードを携帯端末に挿入することにより、一の携帯端末において複数の通信事業者のサービスを切り替えて利用することができる。具体的には、A社とB社の通信用アプリケーションと契約者情報ファイルをUIMカードに記憶させておくことで、携帯端末のユーザは通信用アプリケーションを切り替えることにより、A社のサービスもB社のサービスも利用することができる。
上記運用では、携帯端末が通信用アプリケーションと契約者情報ファイルを通信事業者のサーバからOTA(Over the Air)でダウンロードすることも想定される。例えば、A社の通信サービスを利用してB社の通信用アプリケーションと契約者情報ファイルをB社のサーバからダウンロードすることが想定される。この場合、A社及びB社の通信用アプリケーション及び契約者情報ファイルがUIMカード内で併存可能とする必要がある。
一方で、特許文献1に記載された、インターネットを利用したICカードへのアプリケーションの追加方法を利用することで、一つのICカードに複数のJavaCardアプリケーションをインストールすることができる。
特許4743374号公報
しかしながら、従来のICカードではアプリケーションを特定するために同一のAID(Application Identifier)といった識別情報を持つアプリケーションを重複して記憶することはできない。一方で、従来、一のUIMに対して一の通信アプリケーション(電話アプリケーション)という運用を行っているため、通信アプリケーションには通信事業者が異なっていても同一のAID(識別情報)が設定されている。そのため、一のUIMカード内に、複数の通信事業者の通信アプリケーションと契約者情報ファイルを併存させることができないという問題がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑み、同一の識別情報を持つ複数のアプリケーションを記憶することができる電子情報記憶媒体等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、処理部と記憶部を備える電子情報記憶媒体であって、前記記憶部は、OSと、マスターアプリケーションと、複数の管理アプリケーションを記憶するとともに、前記管理アプリケーションの配下に一又は複数のその他アプリケーションを記憶し、且つ、一の前記管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションを記憶せず、前記OSを実行する前記処理部は、指定された識別情報を持つ前記その他アプリケーションを選択する場合に、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が有効とした一の前記管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションの中から選択するか、又は、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が設定した前記管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下に記憶されているその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記憶媒体であって、前記OSを実行する前記処理部は、新たに前記その他アプリケーションを前記記憶部に記憶させる場合に、新たに記憶させる当該その他アプリケーションの識別情報と同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションが配下に記憶されていない前記管理アプリケーションの配下に記憶させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子情報記憶媒体を備えるICカードである。
請求項4に記載の発明は、処理部と記憶部を備え、前記記憶部は、OSと、マスターアプリケーションと、複数の管理アプリケーションを記憶するとともに、前記管理アプリケーションの配下に一又は複数のその他アプリケーションを記憶し、且つ、一の前記管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションを記憶しない電子情報記憶媒体における前記処理部によるアプリケーション選択方法であって、前記OSを実行する前記処理部が、指定された識別情報を持つ前記その他アプリケーションを選択する場合に、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が有効とした一の前記管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションの中から選択するか、又は、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が設定した前記管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下に記憶されているその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択する工程、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、一の管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つその他アプリケーションは記憶することができないが、別の管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つその他アプリケーションを記憶することができ、OSが指定された識別情報を持つその他アプリケーションを選択する場合には、マスターアプリケーションにより有効とされた管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションを選択するか、又は、マスターアプリケーションにより設定された管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択することができる。
本実施形態に係る携帯端末1の概要構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るUIMカード18に搭載されるICチップCの概要構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るフラッシュメモリ183に記憶されるアプリケーションの階層図の一例である。 本実施形態に係るフラッシュメモリ183上に設けられる管理アプリケーションテーブル300の概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係るフラッシュメモリ183上に設けられる管理テーブル310Aの概要構成例を示す図であり、(B)は、本実施形態に係るフラッシュメモリ183上に設けられる管理テーブル310Bの概要構成例を示す図であり、(C)は、本実施形態に係るフラッシュメモリ183上に設けられる管理テーブル310Cの概要構成例を示す図である。 本実施形態に係るインストール時処理を示すフローチャートの一例である。 本実施形態に係る有効・無効切替処理を示すフローチャートの一例である。 本実施形態に係る選択処理を示すフローチャートの一例である。 変形例1に係るフラッシュメモリ183上に設けられる管理アプリケーションテーブル301の概要構成例を示す図である。 変形例1に係る優先順位切替処理を示すフローチャートの一例である。 変形例1に係る選択処理を示すフローチャートの一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、携帯端末に備えられたUIMカードに搭載されるICチップに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
まず、図1等を参照して、本実施形態に係る携帯端末1の構成及び機能概要を説明する。
[1.携帯端末1の構成]
図1は、本実施形態に係る携帯端末1の概要構成例を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末1は、制御部11、記憶部12、無線通信部13、表示部14、入力部15、CLFインターフェース16a、ICカードインターフェース16b、及びCLF19等を備えて構成され、これらの構成要素はバス17を介して相互に接続される。なお、携帯端末1は、例えば携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末等である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等により構成される。記憶部12は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成される。上記ROMまたは記憶部12には、OS(Operating System)及びミドルウェアが記憶される。また、記憶部12には、携帯端末1にインストールされたAPI(Application Program Interface)及びWebブラウザを含むアプリケーションソフトウェア(アプリケーションプログラム言語から構成されるソフトウェア)等が記憶される。APIは、アプリケーションソフトウェアからオペレーティングシステムの機能を利用するためのインターフェースである。アプリケーションソフトウェアは、例えば所定のサーバからダウンロード可能なプログラムである。
無線通信部13は、アンテナを有し、移動体通信網における基地局との間で行われる無線通信を制御する。表示部14は、例えばタッチパネル方式の表示パネルを有し、表示パネルへの表示制御、及びユーザからの操作指示の受け付けを行う。入力部15は、ユーザからの操作指示を入力するための操作ボタンを有し、操作ボタンに応じた信号を制御部11に出力する。CLFインターフェースは、制御部11とCLF19との間のインターフェースを担い、ICカードインターフェース16bは、制御部11とUIMカード18との間のインターフェースを担う。
UIMカード18は、UICC(Universal Integrated Circuit Card)の一つであり、例えば、従来のSIM(Subscriber Identity Module)をベースに機能を拡張された接触型ICチップを搭載する。
CLF19は、NFCの規格で規定される非接触通信を行う非接触型ICチップであり、非接触通信のフィールド内で読取装置(図示せず)との間で各種信号の送受信を行うためのアンテナに接続されている。そして、ユーザが携帯端末1を読取装置に翳すと、読取装置から送信されたコマンドを、インターフェイス(図示せず)を介してUIMカード18へ送信し、UIMカード18から送信された、コマンドに対する応答を読取装置に返すようになっている。なお、CLF19は、携帯端末1のOSにより操作可能になっている。
[2.ICチップCの構成]
図2は、本実施形態に係るUIMカード18に搭載されるICチップCの概要構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ICチップCは、CPU181(「処理部」の一例)、RAM182、フラッシュメモリ183、及びI/O回路184等を備え、これらの構成要素はバス185を介して相互に接続される。
RAM182には、例えばOS、ミドルウェア、各種アプリケーションが機能するうえで一時的に必要となるデータが記憶される。
フラッシュメモリ183は、例えばNOR型フラッシュメモリであって、OS、ミドルウェア及びアプリケーション等を記憶する。
図3は、本実施形態に係るフラッシュメモリ183にインストールされるアプリケーションの構成例を示す図である。図3に示すように、本実施形態では、マスターアプリケーションの配下にAID管理アプリケーションが存在する(図3は、AID管理アプリケーション1−3がインストールされている例を示している)。そして、各AID管理アプリケーションの配下には、通信用アプリケーション等のその他アプリケーションが存在する。すなわち、本実施形態では、マスターアプリケーション−AID管理アプリケーション−その他アプリケーションの3階層を含む構成となっている。
図4は、フラッシュメモリ183に記録される管理アプリケーションテーブル300の一例を示す図である。管理アプリケーションテーブル300には、AID、有効フラグ及び管理テーブルのアドレスが対応付けて記録される。AIDは、ICチップCにインストールされているマスターアプリケーション及びAID管理アプリケーションのAIDが記録される。有効フラグは、各AID管理アプリケーションが有効又は無効であるかを示す情報が記録される。管理テーブルのアドレスは、各AID管理アプリケーションが管理する管理テーブルの記憶位置を示す。OSは、このアドレスを参照して、各管理テーブルにアクセスすることができる。
なお、本実施形態では、ICチップCにインストールされている複数のAID管理アプリケーションの中で有効フラグが有効になるAID管理アプリケーションは一つだけであり、それ以外のAID管理アプリケーションは無効となる。また、有効と無効(すなわち、有効フラグ)を切り替えは、携帯端末1のユーザからの指示や、携帯端末1とネットワークを介して接続されるサーバ装置からの指示等に基づいて、マスターアプリケーションが行う。
図5(A)は、AID管理アプリケーション1が管理する管理テーブル310Aの一例を示す図であり、図5(B)は、AID管理アプリケーション2が管理する管理テーブル310Bの一例を示す図であり、図5(C)は、AID管理アプリケーション3が管理する管理テーブル310の一例を示す図である(管理テーブル310A〜310Cを総称して「管理テーブル310」という場合がある)。管理テーブル310には、当該管理テーブル310を管理するAID管理アプリケーションの配下にインストールされたアプリケーションのAID及び当該アプリケーションのアドレスが記録される。アプリケーションのアドレスは、アプリケーション本体が記憶されている位置を示す。OSは、このアドレスを参照して、アプリケーション本体にアクセスすることができる。
また、各管理テーブル310において、同一のAIDを記録することは禁止される。すなわち、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つアプリケーションをインストールすることが禁止されている。但し、管理テーブル310が異なれば、同一のAIDを記録することは許可されている。つまり、管理テーブル310Aに同一のAIDを記録することができないが、例えば、管理テーブル310AにAID「88133」を記録し、管理テーブル310BにAID「88133」を記録し、管理テーブル310CにAID「88133」を記録することは許容される。すなわち、図5において、アプリケーションB、アプリケーションF及びアプリケーションIは同一のAIDを持つが、それぞれ上位のAID管理アプリケーションが異なることから、同時にインストールすることが許容される。
I/O回路184は、ISO7816等によって定められた、C1〜C8の8個の接続端子を有する。ここで、C1端子は電源端子(VCC)であり、C5端子はグランド端子(GND)である。また、C2端子は、リセット端子(RST)であり、C3端子は、クロック端子(CLK)である。また、C7端子は、CPU181と制御部11との間の通信のために用いられる。また、C6端子は、CPU181とCLF19との間の通信のために用いられる。なお、CPU181とCLF19間の通信プロトコルには、SWP(Single Wire Protocol)が適用される。
CPU181は、CLF19からコマンドを受信すると、当該コマンドに応じたコマンド処理を実行し、コマンドに対する応答をCLF19に対して行う。また、CPU181は、制御部11からコマンドを受信すると、当該コマンドに応じたコマンド処理を実行し、コマンドに対する応答を制御部11に対して行う。
なお、本実施形態では、UIMカード18(ICチップC)内に、同一のAIDを持つ複数のアプリケーションを記録するために、CPU181はINSTALLコマンド、有効アプリ切替コマンド、SELECTコマンドを受信した場合に特徴的な処理を行うので以下、図6−図8を用いて説明する。
[3.CPU181の動作]
[3.1.インストール時処理]
まず、図6を用いてINSTALLコマンドを受信した場合に実行されるインストール時処理について説明する。図6は、インストール時処理を示すフローチャートの一例である。
図6に示すように、OS(を実行するCPU181)は、制御部11等の外部からINSTALLコマンドを受け付ける(ステップS101)。INSTALLコマンドには、例えば、インストールされるアプリケーションのAID、インストールされるアプリケーションを管理するAID管理アプリケーションのAID、インストールされるアプリケーションのプログラムサイズ等を示す情報が含まれる。
次に、OS(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル300を参照し、インストールされるアプリケーションを管理するAID管理アプリケーションが存在するか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、INSTALLコマンドに含まれているインストールされるアプリケーションを管理するAID管理アプリケーションのAIDが管理アプリケーションテーブル300に記録されているか否かを判定する。
OS(を実行するCPU181)は、インストールされるアプリケーションを管理するAID管理アプリケーションが存在しないと判定した場合には(ステップS102:NO)、INSTALLコマンドの送信元に返すレスポンスNGを出力し(ステップS107)、インストール時処理を終了する。
一方、OS(を実行するCPU181)は、インストールされるアプリケーションを管理するAID管理アプリケーションが存在すると判定した場合には(ステップS102:YES)、当該AID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310を選択する(ステップS103)。
次に、OS(を実行するCPU181)は、ステップS103の処理で選択した管理テーブル310に、同一のAIDが登録されているか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、INSTALLコマンドに含まれているインストールされるアプリケーションのAIDが管理テーブル310に記録されているか否かを判定する。
OS(を実行するCPU181)は、管理テーブル310に、同一のAIDが登録されていると判定した場合には(ステップS104:YES)、INSTALLコマンドの送信元に返すレスポンスNGを出力し(ステップS107)、インストール時処理を終了する。
一方、OS(を実行するCPU181)は、管理テーブル310に、同一のAIDが登録されていないと判定した場合には(ステップS104:NO)、ステップS103の処理で選択した管理テーブル310に、INSTALLコマンドに含まれているインストールされるアプリケーションのAIDを記録し(ステップS105)、INSTALLコマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力し(ステップS106)、インストール時処理を終了する。なお、レスポンスOKがINSTALLコマンドの送信元に送信されると、当該INSTALLコマンドの送信元とICチップCとの間で、アプリケーションプログラム本体のダウンロード及びインストールが開始される。
[3.2.有効・無効切替処理]
次に、図7を用いて有効アプリ切替コマンドを受信した場合に実行される有効・無効切替処理について説明する。図7は、有効・無効切替処理を示すフローチャートの一例である。
図7に示すように、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、制御部11等の外部から有効アプリ切替コマンドを受け付ける(ステップS131)。有効アプリ切替コマンドには、例えば、有効とするAID管理アプリケーションのAIDを示す情報等が含まれる。
次に、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル300の有効フラグを更新する(ステップS132)。具体的には、有効アプリ切替コマンドに含まれる、有効とするAID管理アプリケーションのAIDと対応付けて登録されている有効フラグを有効とし、他のAID管理アプリケーションの有効フラグを無効とする。これにより、有効アプリ切替コマンドにて指定されたAID管理アプリケーションのみが有効となり、他のAID管理アプリケーションが無効となる。
次に、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、有効アプリ切替コマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力し(ステップS133)、有効・無効切替処理を終了する。
[3.3.選択処理]
次に、図8を用いてSELECTコマンドを受信した場合に実行される選択処理について説明する。図8は、選択処理を示すフローチャートの一例である。
図8に示すように、OS(を実行するCPU181)は、制御部11等の外部からSELECTコマンドを受け付ける(ステップS151)。SELECTコマンドには、例えば、選択するアプリケーションのAIDを示す情報等が含まれる。
次に、OS(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル300の有効フラグを参照して、有効なAID管理アプリケーションを特定する(ステップS152)。
次に、OS(を実行するCPU181)は、ステップS152の処理で特定したAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310を参照して、SELECTコマンドに含まれるAIDを検索し(ステップS153)、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つかったか否かを判定する(ステップS154)。
OS(を実行するCPU181)は、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つからないと判定した場合には(ステップS154:NO)、SELECTコマンドの送信元に返すレスポンスNGを出力し(ステップS157)、選択処理を終了する。
一方、OS(を実行するCPU181)は、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つかったと判定した場合には(ステップS154:YES)、当該AIDで識別されるアプリケーションを選択し(ステップS155)、SELECTコマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力し(ステップS156)、選択処理を終了する。なお、レスポンスOKがSELECTコマンドの送信元に送信されると、当該SELECTコマンドの送信元とICチップCとの間で処理が開始される。
以上のように、本実施形態のICチップC(「電子情報記憶媒体」の一例)は、CPU181(「処理部」の一例)とフラッシュメモリ183(「記憶部」の一例)を備え、フラッシュメモリ183は、OSと、マスターアプリケーションと、複数のAID管理アプリケーションを記憶するとともに、AID管理アプリケーション1〜3の配下に一又は複数のアプリケーションA〜I(「その他アプリケーション」の一例)を記憶し、且つ、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAID(「識別情報」の一例)を持つアプリケーションを記憶せず、OSを実行するCPU181は、指定されたAIDを持つアプリケーションを選択する場合に、マスターアプリケーションを実行するCPU181が有効とした一のAID管理アプリケーションの配下にあるアプリケーションの中から選択する。
したがって、本実施形態のICトップCによれば、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つアプリケーションは記憶されないが、別のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つアプリケーションを記憶することができ、OSが指定されたAIDを持つアプリケーションを選択する場合には、マスターアプリケーションにより有効とされたAID管理アプリケーションの配下にあるアプリケーションを選択するか、又は、マスターアプリケーションにより設定された管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択することができる。
また、本実施形態のOSを実行するCPU181は、新たにアプリケーションをフラッシュメモリ183に記憶させる場合に、新たに記憶させる当該アプリケーションのAIDと同一のAIDを持つアプリケーションが配下に記憶されていないAID管理アプリケーションの配下に記憶させる。これにより、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つ複数のアプリケーションがフラッシュメモリ183に記憶されることを防止できる。
なお、本実施形態では、ICチップCがカードに組み込まれて利用される場合(UIMカード18の一部として携帯端末1において利用される場合)について説明したが、ICチップCは基板に直接ハンダ付けされてeUICC(embedded Universal Integrated Circuit Card)として利用されることとしてもよい。
[4.変形例]
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
[4.1.変形例1]
上記実施形態では、OS(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル300の有効フラグを参照し、有効なAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310を参照して、SELECTコマンドにて指定されたAIDに対応するアプリケーションがインストールされているか否かを判定することとした。つまり、OS(を実行するCPU181)は、SELECTコマンドで指定されたAIDが存在するか検索するに当たり、有効なAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310のみを検索対象とした。これに対して、変形例1では、AID管理アプリケーション間で検索優先順位を設定し、検索優先順位の高いAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310から順に検索していき、SELECTコマンドで指定されたAIDが見つかった時点で検索を終了する。つまり、変形例1では、SELECTコマンドで指定されたAIDが見つからない場合、全てのAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310を検索する可能性がある。これにより、何れかの管理テーブル310にSELECTコマンドで指定されたAIDが記録されている限り、レスポンスOKを返信することができる。
変形例1における管理アプリケーションテーブルについて説明する。図9は、フラッシュメモリ183に記録される管理アプリケーションテーブル301の一例を示す図である。管理アプリケーションテーブル301には、AID、検索優先順位及び管理テーブルのアドレスが対応付けて記録される。AID及びは管理テーブルのアドレスは、上記実施形態と同様のため説明を省略する。検索優先順位は、各AID管理アプリケーション間の検索優先順位を示す情報が記録される。なお、各AID管理アプリケーションで同一の検索優先順位が対応付けられることはなく、必ず異なる検索優先順位が設定される。
次に、変形例1における優先順位切替処理及び選択処理について説明する。なお、インストール時処理は、AIDを登録する管理アプリケーションテーブルが管理アプリケーションテーブル300ではなく、管理アプリケーションテーブル301である点を除き同様であるので説明を省略する。
まず、図10を用いて優先順位切替コマンドを受信した場合に実行される優先順位切替処理について説明する。図10は、優先順位切替処理を示すフローチャートの一例である。
図10に示すように、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、制御部11等の外部から優先順位切替コマンドを受け付ける(ステップS171)。優先順位切替コマンドには、例えば、ICチップCにインストールされている各AID管理アプリケーションに対応するAID毎に、その優先順位を示す情報等が含まれる。
次に、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル301の検索優先順位を更新する(ステップS172)。具体的には、優先順位切替コマンドに含まれる情報に基づいて、各AID管理アプリケーションのAIDと対応付けて登録されている検索優先順位を更新する。
次に、マスターアプリケーション(を実行するCPU181)は、優先順位切替コマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力し(ステップS173)、優先順位切替処理を終了する。
次に、図11を用いてSELECTコマンドを受信した場合に実行される選択処理について説明する。図11は、選択処理を示すフローチャートの一例である。
図11に示すように、OS(を実行するCPU181)は、制御部11等からSELECTコマンドを受け付ける(ステップS191)。SELECTコマンドには、例えば、選択するアプリケーションのAIDを示す情報等が含まれる。
次に、OS(を実行するCPU181)は、選択処理時にRAM182上に確保される変数であるNに「1」を設定する(ステップS192)。
次に、OS(を実行するCPU181)は、管理アプリケーションテーブル301の検索優先順位がNであるAID管理アプリケーションを特定する(ステップS193)。
次に、OS(を実行するCPU181)は、ステップS193の処理で特定したAID管理アプリケーションが管理する管理テーブル310を参照して、SELECTコマンドに含まれるAIDを検索し(ステップS194)、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つかったか否かを判定する(ステップS195)。
OS(を実行するCPU181)は、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つかったと判定した場合には(ステップS195:YES)、当該AIDで識別されるアプリケーションを選択し(ステップS199)、SELECTコマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力し(ステップS200)、選択処理を終了する。なお、レスポンスOKがSELECTコマンドの送信元に送信されると、当該SELECTコマンドの送信元とICチップCとの間で処理が開始される。
一方、OS(を実行するCPU181)は、SELECTコマンドに含まれるAIDが見つからないと判定した場合には(ステップS195:NO)、次いで、Nは最大値か否かを判定する(ステップS196)。なお、最大値は、管理アプリケーションテーブル301に記録されているAID管理アプリケーションの数(図9の例では「3」)である。
OS(を実行するCPU181)は、Nは最大値であると判定した場合には(ステップS196:YES)、SELECTコマンドの送信元に返すレスポンスNGを出力し(ステップS198)、選択処理を終了する。
一方、OS(を実行するCPU181)は、Nは最大値でないと判定した場合には(ステップS196:NO)、Nに「1」を加算し(ステップS197)、ステップS193の処理に移行する。
以上のように、変形例1のICチップC(「電子情報記憶媒体」の一例)は、CPU181(「処理部」の一例)とフラッシュメモリ183(「記憶部」の一例)を備え、フラッシュメモリ183は、OSと、マスターアプリケーションと、複数のAID管理アプリケーションを記憶するとともに、AID管理アプリケーション1〜3の配下に一又は複数のアプリケーションA〜I(「その他アプリケーション」の一例)を記憶し、且つ、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAID(「識別情報」の一例)を持つアプリケーションを記憶せず、OSを実行するCPU181は、マスターアプリケーションを実行するCPU181が設定した検索優先順位の順(「AID管理アプリケーションの順」の一例)で、当該AID管理アプリケーションの配下に記憶されているアプリケーションを検索して、最初に見つかったアプリケーションを選択する。
したがって、本実施形態のICトップCによれば、一のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つアプリケーションは記憶されないが、別のAID管理アプリケーションの配下に同一のAIDを持つアプリケーションを記憶することができ、OSが指定されたAIDを持つアプリケーションを選択する場合には、マスターアプリケーションにより設定された検索優先順位の順で、当該AID管理アプリケーションの配下にあるアプリケーションを検索して、最初に見つかったアプリケーションを選択することができる。
[5.2.変形例2]
上記実施形態では、OS(を実行するCPU181)は、図6のステップS104の処理で「YES」と判定した場合に、アプリケーションのインストールをせずに、レスポンスNGを出力することとしたが(ステップS107)、これに代えて、管理アプリケーションテーブル300を参照して、有効フラグが「無効」となっている各AID管理アプリケーションの管理テーブル310を参照して、インストールするアプリケーションと同一のAIDが記録されていない何れかの管理テーブル310に、インストールするアプリケーションのAIDを記録し、INSTALLコマンドの送信元に返すレスポンスOKを出力することとしてもよい。このとき、レスポンスOKには、インストールするアプリケーションのAIDを記録した管理テーブル310を管理するAID管理アプリケーションのAIDを含めて出力することにより、何れのAID管理アプリケーションの配下にアプリケーションをインストール可能かをINSTALLコマンドの送信元に知らせる。本変形例により、全てのAID管理アプリケーションの配下に、インストールするアプリケーションのAIDと同一のAIDを持つアプリケーションがインストールされていない限り、当該アプリケーションをインストールすることができる。
1 携帯端末
11 制御部
12 記憶部
13 無線通信部
14 表示部
15 入力部
16a CLFインターフェース
16b ICカードインターフェース
17 バス
18 UIMカード
C ICチップ
181 CPU
182 RAM
183 フラッシュメモリ
184 I/O回路
185 バス
19 CLF

Claims (4)

  1. 処理部と記憶部を備える電子情報記憶媒体であって、
    前記記憶部は、OSと、マスターアプリケーションと、複数の管理アプリケーションを記憶するとともに、前記管理アプリケーションの配下に一又は複数のその他アプリケーションを記憶し、且つ、一の前記管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションを記憶せず、
    前記OSを実行する前記処理部は、指定された識別情報を持つ前記その他アプリケーションを選択する場合に、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が有効とした一の前記管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションの中から選択するか、又は、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が設定した前記管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下に記憶されているその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択することを特徴とする電子情報記憶媒体。
  2. 請求項1に記載の電子情報記憶媒体であって、
    前記OSを実行する前記処理部は、新たに前記その他アプリケーションを前記記憶部に記憶させる場合に、新たに記憶させる当該その他アプリケーションの識別情報と同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションが配下に記憶されていない前記管理アプリケーションの配下に記憶させることを特徴とする電子情報記憶媒体。
  3. 請求項1又は2に記載の電子情報記憶媒体を備えるICカード。
  4. 処理部と記憶部を備え、前記記憶部は、OSと、マスターアプリケーションと、複数の管理アプリケーションを記憶するとともに、前記管理アプリケーションの配下に一又は複数のその他アプリケーションを記憶し、且つ、一の前記管理アプリケーションの配下に同一の識別情報を持つ前記その他アプリケーションを記憶しない電子情報記憶媒体における前記処理部によるアプリケーション選択方法であって、
    前記OSを実行する前記処理部が、指定された識別情報を持つ前記その他アプリケーションを選択する場合に、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が有効とした一の前記管理アプリケーションの配下にあるその他アプリケーションの中から選択するか、又は、前記マスターアプリケーションを実行する前記処理部が設定した前記管理アプリケーションの順で、当該管理アプリケーションの配下に記憶されているその他アプリケーションを検索して、最初に見つかったその他アプリケーションを選択する工程、
    を含むことを特徴とするアプリケーション選択方法。
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