JP2018132064A - バルブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブユニットにおいて、吸入空気の温度が低い場合であっても、第1弁体への水滴の発生を抑え、ターボチャージャーのコンプレッサの水滴による潰蝕を抑制する。
【解決手段】第2通路31は、軸線βが直線である筒状の空間として設けられている。そして、第2通路31を全閉にしている状態の第2弁体25を、仮に、第1通路30に向かって軸線β方向に移動させたときに第2弁体25が通過する通過領域γを考えると、第1弁体27の回転領域δの一部は通過領域γに存在する。そして、第1弁体27には、第2通路31から第1通路30に流入したEGRガスの流れが第1通路30における流れの下流側に向かうのを促進する下流側誘導手段51が設けられている。これにより、第1弁体27へのEGRガスの到達を抑制することで第1弁体27への水滴の発生を抑えることができ、コンプレッサの水滴による潰蝕を抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、低圧EGR装置を構成するバルブユニットに関する。
従来から、ターボチャージャーを有するエンジン吸排気システムのタービン通過後の低圧の排気ガスの一部(以下、EGRガスと呼ぶことがある。)を吸入空気の流れに還流しコンプレッサへと導く、いわゆる低圧EGR装置が知られている。
この低圧EGR装置は、吸入空気の流れる吸気流路とEGRガスの流れる低圧EGR流路とを備えている。
また低圧EGR装置は、吸気流路と低圧EGR流路との合流部に発生する負圧を調整する吸気絞り弁体(以下、第1弁体と呼ぶことがある。)と、低圧EGR流路の開度を調整する低圧EGR調整弁体(以下、第2弁体と呼ぶことがある。)とを備えている。
ここで、接続箇所を減らし部品点数を減少させる目的で第1弁体と第2弁体とを近接して配置したバルブユニットの構成が周知である。
このバルブユニットは、吸気流路の一部を成す第1通路と、低圧EGR流路の一部を成す第2通路とを有する通路形成部材を備え、第1通路内に第1弁体を収容し、第2通路内に第2弁体を収容している(例えば、特許文献1参照。)。
近年、バルブユニットの小型化の要望に応えるべく、第1弁体を第2通路に近づけて、通路形成部材において第1弁体の回転領域よりも上流側の部分を削除することが検討されている。
しかし、この場合、第1弁体がEGRガスの流れる第2通路に近づくことになり、第1弁体にEGRガスが当たる可能性が高まる。
しかし、吸入空気が温度の低い低温度域においてEGRガスを還流する場合、吸入空気に晒される第1弁体は低温となっているため、上記のような小型化を施したバルブユニットにおいては、以下のような問題が懸念される。
すなわち、低温の第1弁体にEGRガスが当たった際にEGRガス中の水蒸気が冷やされることで結露してしまい、第1弁体に水滴が発生し、この発生した水滴がターボチャージャーのコンプレッサを潰蝕してしまう虞がある。
特開2013−096286号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、バルブユニットにおいて、吸入空気の温度が低い場合であっても、第1弁体への水滴の発生を抑え、ターボチャージャーのコンプレッサの水滴による潰蝕を抑制することにある。
本発明のバルブユニットは、エンジンに吸入される吸入空気をターボチャージャーによりエンジンに過給する吸排気システムに組み付けられている。
そして、ターボチャージャーのタービンを通過した低圧の排気ガスである低圧EGRガスを吸入空気の流れに還流して、ターボチャージャーのコンプレッサに導くために用いられている。
バルブユニットは以下に詳説する通路形成部材、第1弁体、および、第2弁体を備えている。
通路形成部材は、吸入空気が流れる第1通路、および、この第1通路に接続する第2通路を有し、この第2通路に低圧EGRガスを導入して第1通路を流れる吸入空気に合流させる。
第1弁体は、第1通路に収容され、回転駆動されて吸入空気の流れを絞る。
第2弁体は、第2通路に収容され、回転駆動されて低圧EGRガスの流れを絞る。
ここで、第2通路は、軸線が直線である筒状の空間として設けられている。
そして、第2通路を全閉にしている状態の第2弁体を、仮に、第1通路に向かって第2通路の軸線方向に移動させたときに第2弁体が通過する通過領域を考えると、第1弁体の回転領域の一部、または、全部は通過領域に存在する。
ここで、第1弁体は、回転領域において厚さ方向が吸入空気の流れ方向とならない板状となっており、第1弁体には、第2通路から第1通路に流入した低圧EGRガスの流れが第1通路における流れの下流側に向かうのを促進する下流側誘導手段が設けられている。
また、下流側誘導手段は、回転領域の所定位置において軸方向が吸入空気の流れ方向となる第1弁体を貫通する孔となっている。
これにより、バルブユニットにおいて、第1弁体へのEGRガスの到達を抑制することで第1弁体への水滴の発生を抑えることができる。
このため、ターボチャージャーのコンプレッサが水滴によって潰蝕されることを抑制することができる。
なお、孔は、第1弁体の厚さ方向に対して斜めに設けられており、同一径の孔が設けられる場合に厚さ方向に貫通する貫通孔に比して軸方向の長さが長くなっているため、第1弁体の軽量化に寄与することができる。
ターボチャージャーを有するエンジン吸排気システムの概略図である(参考例、実施例1)。 バルブユニットの概略図である(参考例)。 バルブユニットの構成説明図である(参考例)。 (a)第1弁体の平面図、(b)バルブユニットの概略図である(実施例1)。 第1弁体の平面図である(変形例)
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
〔参考例〕
参考例のバルブユニット1を含むエンジン吸排気システム2を、図1を用いて説明する。
エンジン吸排気システム2は、エンジン3に吸入される吸入空気をターボチャージャー4によりエンジン3に過給する吸排気システムとなっており、高圧EGR装置5と低圧EGR装置6とが設けられている。
なお、この実施例に示すエンジン3は、車両駆動用のディーゼルエンジンであり、吸気を気筒に導く吸気流路7と、気筒内で発生した排気ガスを大気中に排出する排気流路8とを備える。
高圧EGR装置5は、DPF9の排気上流側で高い排気圧の発生する範囲の排気流路8の内部とスロットルバルブ10の吸気下流側で、高い吸気負圧の発生する範囲の吸気流路10の内部を接続して、多量のEGRガスをエンジン3へ戻すことを得意とする排気ガス再循環装置である。
高圧EGR装置5は、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路7に戻す高圧EGR流路12を備えている。
図1に示す高圧EGR装置5において、高圧EGR流路12は、排気流路8側がエキゾーストマニホールドに接続され、吸気流路7側がインテークマニホールドのサージタンク13に接続されている。
また、図1に示す高圧EGR装置1には、高圧EGR流路12の途中に、高圧EGR流路12の開度を調整することでEGRガスの流量調整を行う高圧EGR調整弁体15と、吸気流路7に戻されるEGRガスの冷却を行う高圧EGRクーラ16と、吸気流路7に戻されるEGRガスを高圧EGRクーラ16から迂回させるバイパス17と、高圧EGRクーラ16とバイパス17との切り替えを行う切り替え弁18とが設けられている。
なお、図1は具体例であり、高圧EGRクーラ16、バイパス17および切り替え弁18を搭載しないものであってもよい。
低圧EGR装置6は、DPF9の排気下流側で低い排気圧が発生する範囲の排気流路8の内部と、スロットルバルブ10の吸気上流側で低い吸気負圧の発生する範囲の吸気流路7の内部とを接続して、少量のEGRガスをエンジン3に戻すことを得意とする排気ガス再循環装置である。そして、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気流路7に戻す低圧EGR流路20を備えている。
より具体的には、低圧EGR流路20は、ターボチャージャー4のタービン21およびDPF9を通過した排気ガスの一部をターボチャージャー4のコンプレッサ22に導くように排気流路8側がDPF9より排気下流側の排気流路8に接続され、吸気流路7側がターボチャージャー4のコンプレッサ22より吸気上流側の吸気流路7に接続されている。
低圧EGR装置6には、低圧EGR流路20の途中に、低圧EGR流路の開度を調整することでEGRガスの流量調整を行う低圧EGR調整弁体(以下、第2弁体25と呼ぶことがある。)と、吸気流路7に戻されるEGRガスの冷却を行う低圧EGRクーラ26とが設けられている。
また、低圧EGR装置6は、吸気流路7と低圧EGR流路20との合流部に吸気負圧を発生させるための吸気絞り弁体(以下、第1弁体27と呼ぶことがある。)を設けている。
なお、この第1弁体27により、吸気負圧を発生させることにより、低圧EGR装置6においても差圧が確保でき、低圧EGR装置6においても多量のEGRガスをエンジン3に還流することができるようになる。
また、第1弁体27は、吸気流路7を最大に絞った状態であっても、吸気流路7の一部を開放するように設けられるものである。具体的には、第1弁体27が吸気流路7を最大に絞った状態であっても、吸気流路7の例えば10%ほどを開放するように設けられるものである。
ここで、第1弁体27および第2弁体25はバルブユニット1を構成する。
バルブユニット1は低圧EGR装置6を構成するものであり、図2に示すように、吸入空気が流れる第1通路30、および、この第1通路30に接続する第2通路31を有し、この第2通路31にEGRガスを導入して第1通路30を流れる吸入空気に合流させる通路形成部材32を備える。
なお、第1通路は吸気流路7の一部を成し、第2通路31は低圧EGR流路20の一部を成している。
第1弁体27は、第1通路30内に収容される板状のバタフライバルブであり、通路形成部材32に回動自在に支持される第1シャフト33と一体に回転駆動されて吸入空気の流れを絞る。
第2弁体25は、第2通路31内に収容される板状のバタフライバルブであり、通路形成部材32に回動自在に支持される第2シャフト34と一体に回転駆動されてEGRガスの流れを絞る。
なお、第1シャフト33と第2シャフト34とは平行配置されている。
ここで、バルブユニット1は、第2弁体25を回転駆動する1つの電動アクチュエータ35と、この電動アクチュエータ35の出力特性を変化させて第1弁体27を回転駆動するリンク装置36とを備え、リンク装置36を介して伝達された電動アクチュエータ35の出力によって第1弁体27を回転駆動するように設けられている。
リンク装置36には、電動アクチュエータ35の出力特性を変化させて第1弁体27へ伝達する特性変換部が設けられており、第2弁体25が所定開度より大きくなってから第2弁体25の開度アップに連動させて第1弁体27の開度を小さくするように設けられている。
電動アクチュエータ35は、通電により回転出力を発生する電動モータ38(例えば、DCモータ)と、この電動モータ38の回転出力を減速して出力トルクを増大させる減速機構39(例えば、歯車減速装置)とを組み合わせたものである。そして、減速機構39の出力により、第2弁体25を回転駆動するとともに、リンク装置36を介して第1弁体27を回転駆動するものである。
リンク装置36は、通路形成部材32の外部に配置されて、電動アクチュエータ35の出力特性である回動特性を変換して第1弁体27を駆動するものであり、第2弁体25と一体に回動するカムプレート40と、第1弁体27と一体に回動する従動アーム41とを備える。
カムプレート40は、板形状を呈し、耐摩耗性に優れた材料であるナイロン系樹脂等により形成されたものであり、第2シャフト34に対して直角に固定配置されている。
従動アーム41も、板形状を呈し、耐摩耗性に優れた材料であるナイロン系樹脂等により形成されたものであり、従動アーム41の回動端側がカムプレート40に対して所定の隙間を隔てて重なるように、第1シャフト33に対して直角に固定配置されている。
リンク装置36において電動アクチュエータ35の出力特性を変換する特性変換部は、カムプレート40の回転中心から離れた位置に設けられたカム溝43と、従動アーム41の回転中心から離れた位置に設けられてカム溝43に嵌り合う係合部45とによって構成される。
係合部45は、カム溝43内に嵌り合う円筒状のローラ45aと、従動アーム41の回動端側に固定されてローラ45aを回動自在に支持する軸部45bからなる。
係合部45を駆動するカム溝43のカムプロフィールは、第1弁体27の開度キープ用のカム溝43aと第1弁体27を駆動させるカム溝43bを繋ぎ合せて設けられている。
カム溝43aは、カムプレート40の回転中心と同一中心の円弧溝であり、第2弁体25が第2通路31を最大に絞る全閉開度θ0から所定中間開度θ1に至る回動範囲において第1弁体27の開度を最大開度に保つように設けられている。
カム溝43bは、カム溝43aの一方の端部に連続するように連なって形成されており、カムプレート40の回転中心と異なる中心の円弧溝となっており、第2弁体25が所定中間開度θ1から最大開度θ2に至る回動範囲において従動アーム41を回動させて、第1弁体27の開度を最大開度から第1通路30を閉じる方向に回動させるように設けられている。
次いで、本発明において特徴的な構成について、図3を用いて説明する。
第1通路30は、軸線αが直線である円筒空間として設けられている。また、第2通路31は、軸線βが直線である円筒空間として設けられている。
ここで、軸線αと軸線βとは直交している。
そして、第2通路31を全閉にしている状態の第2弁体25を、仮に、第1通路30に向かって軸線β方向に移動させたときに第2弁体が通過する通過領域γを考えた場合、第1弁体27の回転領域δの一部は通過領域γに存在している。
ここで、回転領域δは、第1弁体27が回動した時に第1弁体27が通過する領域となっている。
なお、第1弁体27はバルブユニット1の小型化のため第2通路31に近づくように配されており、通路形成部材32の第1通路30流れ上流側の一部が削除されて形成されている。
そして、第2通路31の第1通路30流れ上流側の壁に、EGRガスの流れに対し回転領域δの一部を遮蔽する張り出し部50が設けられている。
より具体的には、張り出し部50の通過領域γ内の部分を、仮に、第2通路31におけるEGRガスの流れる側に向かって軸線β方向に移動させたときに通過する張り出し部通過領域εと回転領域δとの間に重なりが生じていることになる。
なお、張り出し部50は、第2通路31と一体に形成されるものであってもよいし、別体に形成された後に第2通路31に固定されるものであってもよい。
〔参考例の効果〕
参考例のバルブユニット1において、第2通路31は、軸線βが直線である円筒空間として設けられ、第2通路31を全閉にしている状態の第2弁体25を、仮に、第1通路30に向かって軸線β方向に移動させたときに第2弁体25が通過する通過領域γを考えると、第1弁体27の回転領域δの一部は通過領域γに存在する。
そして、第2通路31の壁には、EGRガスの流れに対し第1弁体25の回転領域δの一部を遮蔽する張り出し部50が設けられている。
これにより、張り出し部50は、第2通路31から第1通路30に流入したEGRガスの流れが、第1弁体27に向かうのを抑制し、第1通路30における流れの下流側に向かうのを促進する下流側誘導手段51として機能している。
このため、バルブユニット1において、第1弁体27へのEGRガスの到達を抑制することで第1弁体27への水滴の発生を抑えることができる。
この結果、吸入空気の温度が低い場合であっても、ターボチャージャー4のコンプレッサ22が水滴によって潰蝕されることを抑制することができる。
〔実施例1〕
実施例1のバルブユニット1を図4に示す。なお、参考例と同一機能物には同一符号を付して示している。
なお、図4(a)は、第1弁体27の平面図を表している。
第1弁体27は板状のバタフライバルブであり、第1弁体27の厚さ方向に対して斜めに貫通する孔52が設けられている。
ここで、第1弁体27は、図4(a)に示すように、シャフト33の回動中心である軸線ζを回動中心として回動する。また孔52は、シャフト33の図示上下部分に軸線ζ方向に軸線ζと平行に複数設けられている。なお、それぞれの孔52は、軸線ζ方向が長径となる楕円形状を呈している。
これにより、孔52を通過する吸入空気の流れにより、第1弁体27へのEGRガスの到達を抑制できる。そして、孔52は、第2通路31から第1通路30に流入したEGRガスの流れが第1通路30における流れの下流側に向かうのを促進する下流側誘導手段51として機能している。
また、軸線ζ方向が長径となる楕円形状を呈する孔52を軸線ζ方向に軸線ζと平行に複数配したことにより、エアカーテン状の気流を形成できるため、第1弁体27へのEGRガスの到達をより効果的に抑制できる。
このため、参考例と同様に、バルブユニット1において、第1弁体27へのEGRガスの到達を抑制することで第1弁体27への水滴の発生を抑えることができる。
この結果、吸入空気の温度が低い場合であっても、ターボチャージャー4のコンプレッサ22が水滴によって潰蝕されることを抑制することができる。
[変形例]
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例によれば、第1シャフト33は通過領域γ内に存在していたが、この態様に拘るものではなく、第1シャフト33を通過領域γ外に配する構成としてもよい。
また、参考例によれば、張り出し部50は第2通路31の壁に設けられていたが、張り出し部50を第1通路30の壁に設けてもよい。
また、実施例によれば、第1弁体27と第2弁体25とはリンク装置36を介して1つの電動アクチュエータ35によりそれぞれ回転駆動されるものであったが、第1弁体27および第2弁体25をそれぞれ個別の電動アクチュエータ35によって駆動させてもよい。
また、第1弁体27と第2弁体25とをリンク装置36を介さず1つの電動モータ35と第1弁体27と第2弁体25それぞれを駆動する減速機構39によって駆動させてもよい。
また、実施例によれば、第1通路30の軸線αと第2通路31の軸線βは直交していたが、軸線αと軸線βとが所定の角度で交差するように第1通路30と第2通路31とを接続してもよい。
さらに、第1通路30と第2通路31との接続に際しては、軸線αと軸線βとが交差しないように第1通路30と第2通路31とを接続してもよい。
また、実施例1によれば、孔52は、軸線ζ方向に軸線ζと平行に複数設けられていたが、孔52を図5に示すような軸線ζ方向に延びるスリット状の長穴としてもよい。
また、実施例においては、バルブユニット1は、下流側誘導手段51として張り出し部50、または、孔52のいずれかを備えるものであったが、バルブユニット1を、張り出し部50と孔52の双方を備える構成としてもよい。
1 バルブユニット 2 エンジン吸排気システム(吸排気システム) 3 エンジン
4 ターボチャージャー 21 タービン 22 コンプレッサ 25 第2弁体
27 第1弁体 30 第1通路 32 通路形成部材 51 下流側誘導手段
β 軸線 γ 通過領域 δ 回転領域

Claims (3)

  1. エンジン(3)に吸入される吸入空気をターボチャージャー(4)により前記エンジン(3)に過給する吸排気システム(2)に組み付けられるユニットであり、
    前記ターボチャージャー(4)のタービン(21)を通過した低圧の排気ガスである低圧EGRガスを吸入空気の流れに還流して、前記ターボチャージャー(4)のコンプレッサ(22)に導くために用いられるバルブユニット(1)において、
    吸入空気が流れる第1通路(30)、および、この第1通路(30)に接続する第2通路(31)を有し、この第2通路(31)に低圧EGRガスを導入して前記第1通路(30)を流れる吸入空気に合流させる通路形成部材(32)と、
    前記第1通路(30)に収容され、回転駆動されて吸入空気の流れを絞る第1弁体(27)と、
    前記第2通路(31)に収容され、回転駆動されて低圧EGRガスの流れを絞る第2弁体(25)とを備え、
    前記第2通路(31)は、軸線(β)が直線である筒状の空間として設けられ、
    前記第2通路(31)を全閉にしている状態の前記第2弁体(25)を、仮に、前記第1通路(30)に向かって前記第2通路(31)の軸線(β)方向に移動させたときに前記第2弁体(25)が通過する通過領域(γ)を考えると、
    前記第1弁体(27)の回転領域(δ)の一部、または、全部は前記通過領域(γ)に存在し、
    前記第1弁体(27)は、前記回転領域(δ)において厚さ方向が吸入空気の流れ方向とならない板状であり、
    前記第1弁体(27)には、前記第2通路(31)から前記第1通路(30)に流入した低圧EGRガスの流れが前記第1通路(30)における流れの下流側に向かうのを促進する下流側誘導手段(51)が設けられており、
    前記下流側誘導手段(51)は、前記回転領域(δ)の所定位置において軸方向が吸入空気の流れ方向となる前記第1弁体(27)を貫通する孔(52)であることを特徴とするバルブユニット(1)。
  2. 請求項1に記載のバルブユニット(1)において、
    前記第1弁体(27)は、軸線(ζ)を回動中心として回動し、
    前記孔(52)は、前記軸線(ζ)方向に複数設けられていることを特徴とするバルブユニット(1)。
  3. 請求項1に記載のバルブユニット(1)において、
    前記第1弁体(27)は、軸線(ζ)を回動中心として回動し、
    前記孔(52)は、前記軸線(ζ)方向に延びた長穴であることを特徴とするバルブユニット(1)。

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