JP2018128181A - 冷却ケース用扉装置 - Google Patents

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由郎 森脇
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Abstract

【課題】冷凍・冷蔵環境下(−25℃〜5℃)での良好な使用が可能な冷却ケース用扉装置を提供すること。
【解決手段】冷却ケース用の扉装置10は、正面外側に配置される第1の透明パネル15Aと、第1の透明パネル15Aの背面側に、当該第1の透明パネル15Aと所定の間隔をあけて対向配置される第2の透明パネル15Bと、第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bの間に、両パネルに挟まれた態様で配置される透明表示パネル装置30と、第2の透明パネル15Bの表面または裏面の少なくとも一方面に積層されており、通電されることによって積層面全面が発熱をし、それによって透明表示パネル装置30を稼働温度に保つための透明な導電膜層14と、第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bの周囲を気密的に囲む扉フレーム12とを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、冷凍・冷蔵業務用ショーケース等の冷却ケースに装着される扉装置に関する。より詳しくは、この発明は、冷却ケース用の扉装置であって、透明な扉面に透明表示パネル装置が組み込まれた扉装置に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアその他の食品小売店等に設置される冷却ケースのガラス扉に、透明なデジタル表示装置を組み込む提案が従来よりなされている。
たとえば、特許文献1には、透明な外側保護パネルと、透明な内側保護パネルと、外側および内側保護パネルの間に配置された半透明のLCD映像表示装置と、半透明のLCD映像表示装置に接続されるメディアプレーヤとを備えるデジタル表示システムが提案されている。
また、特許文献2には、ショーケースに設けられた透明ディスプレイパネルを介して広告を表示することによって、ショーケース内部を透視できると同時に広告を視認することができるディスプレイシステムが提案されている。
さらに、特許文献3には、前部ガラスシートの背後に配置された透明LCDと、LCDの対向する縁部の1つの組に隣接して配置される複数のLEDとを含む透明液晶ディスプレイシステムが提案されている。
特許第5870121号公報 特表2014−503835号公報 特表2015−505374号公報
先行技術にかかるガラス扉に組み込まれた透明表示装置は、発想としては面白く、ガラス扉内の収容商品を見ることができると共に、ガラス扉を利用して、商品の広告や必要な情報等を表示できる利点がある。
ところで、先行技術にかかるガラス扉を、たとえば庫内温度が−25℃以下の冷凍庫用のガラス扉として利用する場合、庫内温度が極めて低いために、ガラス扉に組み込まれた透明表示装置の動作に影響が生じる可能性があった。また、庫内とガラス扉外側の室温との温度差により、ガラス扉に結露が生じるおそれがあった。
この発明は、係る課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷凍・冷蔵環境下(−25℃〜5℃)での良好な使用が可能な冷却ケース用扉装置を提供することを主たる目的とする。
請求項1記載の発明は、収容庫と、収容庫の正面側に開いた開口部とを有する冷却ケースの前記開口部に開閉可能に装着される扉装置であって、正面外側に配置される第1の透明パネルと、前記第1の透明パネルの背面側に、当該第1の透明パネルと所定の間隔をあけて対向配置される第2の透明パネルと、前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの間に、両パネルに挟まれた態様で配置される透明表示パネル装置と、前記第2の透明パネルの表面または裏面の少なくとも一方面に積層されており、通電されることによって積層面全面が発熱をし、それによって前記透明表示パネル装置を稼働温度に保つための透明な導電膜層と、前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲を気密的に囲む扉フレームと、を含むことを特徴とする、冷却ケース用の扉装置である。
請求項2記載の発明は、前記第2の透明パネルの背面側に、当該第2の透明パネルと所定の間隔をあけて対向配置される第3の透明パネルをさらに含み、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネル間は空気層となっており、前記扉フレームは、前記第1の透明パネル、第2の透明パネルおよび第3の透明パネルの周囲を気密的に囲んでいることを特徴とする、請求項1に記載の冷却ケース用の扉装置である。
請求項3記載の発明は、前記導電膜層は、前記第2の透明パネルの裏面に積層されており、主として、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネル間の空気層を暖め、暖められた空気層によって前記透明表示パネル装置の雰囲気温度を稼働温度に保つことを特徴とする、請求項2に記載の冷却ケース用の扉装置である。
請求項4記載の発明は、前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲内側には、乾燥機能付スペーサーが配置されていて、前記パネルの間隔が所定の間隔に保たれ、かつ、空気層の空気が湿気から保護されていることを特徴とする、請求項1に記載の冷却ケース用の扉装置である。
請求項5記載の発明は、前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲内側、および、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネルの周囲内側には、それぞれ、乾燥機能付スペーサーが配置されていて、前記各パネルの間隔が所定の間隔に保たれ、かつ、空気層の空気が湿気から保護されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の冷却ケース用の扉装置である。
この発明によれば、第2の透明パネルに積層された透明導電膜層を発熱させ、透明表示パネル装置が稼働温度に保たれるようにして、良好な情報表示を行うことのできる冷却ケース用の扉装置となる。
図1は、この発明の一実施形態に係る冷却ケース用の扉装置が装着された冷凍・冷蔵業務用ショーケースの外観斜視図であり、扉装置以外は、破線で示されている図である。 図2は、図1のII−IIに沿う扉装置の図解的な縦断面図である。 図3は、他の実施形態に係る扉装置を有する冷却ショーケースの例を示す斜視図である。
以下には、図面を参照して、この発明の一実施形態について具体的に説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係る扉装置10が装着された冷凍業務用ショーケース1の一例を示す外観斜視図である。図1では、扉装置10以外は、破線で示されている。
図1を参照して、冷凍ショーケース1は、内部に収容庫が区画されたケース本体2と、ケース本体2(収容庫)の正面側に開いた開口部3を有する。そして、開口部3には、この発明の一実施形態に係る扉装置10が装着されている。
扉装置10は、正面視が、縦長長方形状をしており、たとえばその左側辺の上下にヒンジ11が備えられている。上下一対のヒンジ11により、扉装置10は、左側辺を中心に回動可能であり、開口部3に対して開閉可能に装着されている。
なお、扉装置10の右側辺の上下にヒンジ11を設け、扉装置10は右側辺を中心に回動可能(つまり、右開きの構成)としてもよい。
扉装置10の外周囲は、枠状の扉フレーム12で囲まれている。扉フレーム12は、下枠12D、左側枠12L、右側枠12Rおよび上枠12Uが組み合わされた金属製の外枠である。
扉フレーム12内には、正面視が縦長長方形状をした透明なガラスパネル15が前後方向に所定の間隔をあけて3枚積層されている。また、第1層目および第2層目のガラスパネル15間には、正面視が縦長長方形状をし、ガラスパネル15よりもひと回り小さな大きさの透明表示パネル装置30が挟持されている。
扉フレーム12内に設けられた3層のガラスパネル15および透明表示パネル装置30は、いずれも透明体である。よって、3層のガラスパネル15および透明表示パネル装置30を通してショーケース1の正面側からケース本体2(収容庫)内に収容された商品などを視認することができる。
また、後述するように、透明表示パネル装置30には映像情報を表示することができるので、ショーケース1の正面側から映像情報を見ると共に、ケース本体2内に収容された商品を併せて見ることができるものである。
さらに、この実施形態では、透明表示パネル装置30に映像信号を送ったり、後述する透明導電膜層14へ通電をするためのコントロールボックス13が備えられている。コントロールボックス13は、一例として、ケース本体20の前方上面に配置された例が示されている。しかし、コントロールボックス13は、扉フレーム12の例えば正面側に、扉フレーム12と一体になるように設けてもよい。
図2は、図1のII−IIに沿う扉装置10の図解的な縦断面図である。図2では、コントロールボックス13が、扉装置10の扉フレーム12の上枠部の正面側に一体に取り付けられた構成として図示されている。図2を参照して、扉装置10の構成について詳しく説明する。
扉装置10は、正面側(図2においては、右側)から見て、第1の透明パネル15A、第2の透明パネル15Bおよび第3の透明パネル15Cの3枚の透明パネルが、所定の間隔を空けて配置された三層透明パネル構造を有している。各透明パネル15A,15B,15Cは、正面視が、縦長長方形状の等しい外形であり、一例としてこの実施形態では、ガラスで作られているが、アクリルその他の透明な樹脂パネルにより作ることもできる。一実施例として、各透明パネル15A,15B,15Cとそれらの間隔の具体的寸法を示すと、第1の透明パネル15Aは厚みが4mm、第2の透明パネル15Bは厚みが3mm、第3の透明パネル15Cは厚みが3mmであり、第1の透明パネル15Aと第2の透明パネル15Bとの間隔は9.5mm、第2の透明パネル15Bと第3の透明パネル15Cとの間隔は6.5mmとされている。
よって、第1の透明パネル15Aの表面から第3の透明パネル15Cの背面までのパネル総厚みは、26mm(±0.5mm)とされている。
なお、3枚の透明パネル15A,15B,15Cを、等しい4mm厚みのものを使用してもかまわない。また、透明パネル15A,15B,15Cの厚みや各パネル間の間隔に関しては、上記寸法は一例であり、別の寸法を採用することも、もちろん可能である。
第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bの間には、両パネル15A,15Bによって挟まれる態様で透明表示パネル装置30が配置されている。透明表示パネル装置30は、正面視が縦長長方形状をした厚みの薄い透明なパネル状表示装置であり、具体的には、透明液晶パネルや透明有機エレクトロルミネッセンス(EL)パネルで構成することができる。透明表示パネル装置30自体の構成は、既に公知であり、詳しい説明は省略する。
透明表示パネル装置30の背面周縁部には、緩衝材31を設けることができる。緩衝材の一例としては、透明なポロン(登録商標)シート31が積層されていてもよい。
この実施形態では、透明表示パネル装置30およびその背面周縁部に積層された透明なポロン(登録商標)シート31は、第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bによって挟まれて保持されているが、2枚の透明パネル15A,15B間で透明表示パネル装置が位置ずれを生じることがないように、第1の透明パネル15Aの背面と透明表示パネル装置30の正面との間は、透明両面接着テープ32で接着されている。(一例として、3M(登録商標)社製のVHB(登録商標)構造用接合テープを用いてもよい。)透明両面接着テープ32は、透明表示パネル装置30の正面全面に貼る必要はなく、たとえば正面周縁部等の特定の位置にだけ貼るのが好ましい。
第2の透明パネル15Bの背面には、当該パネル15Bの背面ほぼ全面に亘って、すなわち、パネル15Bの背面の周縁領域を除く背面中心領域全面に亘って、透明な導電膜層14が積層されている。透明導電膜層14は、通電されることにより、積層面全面が発熱するものである。
この実施形態では、透明導電膜層14は、第2の透明パネル15Bの背面に積層されている例(以下「構成A」という。)を示すが、透明導電膜層14は、第2の透明パネル15Bの背面に代え、第3の透明パネル15Cの正面ほぼ全面に亘って積層されていてもよい(以下「構成B」という。)。あるいは、透明導電膜層14は、第2の透明パネル15Bの正面ほぼ全面に積層された構成としてもよい(以下「構成C」という。)。さらに、別の態様として、透明導電膜層14に関し、上記構成A、構成Bおよび構成Cの任意の2つまたは3つが併用された構成とすることもできる。
第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bの間には、周縁部に、一例として、乾燥剤入りアルミスペーサー16が配置され、同様に、第2の透明パネル15Bおよび第3の透明パネル15Cの間にも、周縁部に、一例として、乾燥剤入りアルミスペーサー16が配置されている。そして、これにより、第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bの間隔、ならびに、第2の透明パネル15Bおよび第3の透明パネル15Cの間隔が、それぞれ、所定の間隔に保たれている。
そして、3層構造とされた第1の透明パネル15A、第2の透明パネル15Bおよび第3の透明パネル15Cの周囲は、扉フレーム12(図1に示すように、下枠12D、左側枠12L、右側枠12Rおよび上枠12Uからなる)によって囲まれ、気密的に封止されている。
そして、第2の透明パネル15Bと第3の透明パネル15Cとの間には、空気層17が形成されている。また、第1の透明パネル15Aと第2の透明パネル15Bとの間であって、透明表示パネル装置30が存在していない、透明表示パネル装置30の周囲領域にも、空気層18が形成されている。そこで、これら空気層17,18の空気が外気と交流することのないように、第1、第2および第3の透明パネル15A,15B,15Cの周囲と扉フレーム12の内面の間には、必要に応じ、シリコン、ポリサルファイド等のシーリング剤やゴム等の密封材19が介在されている。
透明表示パネル装置30には、信号線20が接続されており、信号線20は密封材19内を通ることにより、空気層18の密封性を阻害することなく扉装置10の外部に引き出されている。また、透明導電膜層14には、電極14Cが設けられており、バスバーはんだ等によって、通電線21の一端が電極14Cに電気的に接続されている。そして、通電線21は、密封材19内を通ることにより、空気層17の密封性を阻害することなく扉装置10の外部に引き出されている。
扉装置10には、例えば扉フレーム12の正面上部に、コントロールボックス13が取り付けられてもよい。コントロールボックス13は、図1に示すように、扉装置10とは別体であってもよいが、図2に示すように、扉フレーム12と一体化された構成でもよい。
前述した透明表示パネル装置30から外部に引き出された信号線20および透明導電膜層14から外部に引き出された通電線21は、コントロールボックス13内の所定の回路と電気的に接続されている。
コントロールボックス13は、コントロールユニット、電源基盤、インターフェイス基板、導電膜用通電スイッチ等を内蔵する機器であり、電力を通電線21を介して透明導電膜層14へ与える。すると、通電に応答して、透明導電膜層14は積層面全面が発熱をし、それによって空気層17(図2を参照)を暖め、同時に、第2の透明パネル15Bを熱伝導して、空気層18を暖めると共に、透明表示パネル装置30を稼働に適した温度に保つ。
この実施形態に係る扉装置10は、冷凍ショーケース1に取り付けられるものである。そのため、図2において、庫内側(左側)の温度は約−25℃以下であり、庫外側(右側)の温度は室温(20〜28℃)である。このため、庫内側の冷気は第3の透明パネル15C、空気層17、第2の透明パネル15Bおよび空気層18へと伝搬し、透明表示パネル装置30が稼働不適切温度(例えば、表示映像のコントラストが薄くなったり、消えたりする低温度)にまで冷やされるおそれがあり、透明表示パネル装置30の表示機能が十分に発揮できないおそれがある。
そこで、この実施形態では、透明導電膜層14を発熱させ、透明表示パネル装置30が稼働温度に保たれることを担保するものである。
なお、透明導電膜層14の発熱により、空気層17が暖められるので、扉装置10の結露防止を併せて図ることができ、透明パネル15A,15B,15Cが曇る等の弊害も排除できる。
<変形例の説明>
(1)上述の実施形態では、第2の透明パネル15Bの背面に透明導電膜層14を設ける構成を説明した。これに代えて、透明導電膜層14を、第2の透明パネル15Bの正面に積層する構成、若しくは、透明導電膜層14を、第2の透明パネル15Bの正面および背面の両面に積層する構成、または、透明導電膜層14を第3の透明パネル15Cの正面に積層する構成としてもよい。
(2)また、上述の実施形態は、冷凍仕様向けの扉装置10であるため、3層の透明パネル15A,15B,15Cを有する構成としたが、たとえば冷蔵仕様向けの扉装置とする場合は、第3の透明パネル15Cを省略して、第1の透明パネル15Aおよび第2の透明パネル15Bからなる2層構造の扉装置としてもよい。この場合、透明導電膜層14は、第2の透明パネル15Bの正面に積層するのが望ましい。
(3)さらに、透明パネル15A,15B,15C間に形成される空隙は空気層17,18を例示したが、空気層17,18に代えて、不活性ガスを充填した不活性気体の層17,18としてもよい。
(4)また、コントロールボックス13は、図2に示すように、扉フレーム12の正面上部に、扉フレーム12と一体化した状態で設けた例を示したが、コントロールボックス13を設ける位置は特に限定されない。たとえば、第1の透明パネル15Aと第2の透明パネル15Bとの間に生じる空気層18(空きスペース)にコントロールボックス13を配置し、コントロールボックス13を外部からの無線信号等で制御する形態とすることもできる。
あるいは、コントロールボックス13を、扉装置と別体に構成し、両者を信号線、通電線で接続した形態としてもよい。
(5)また、上述の実施形態では、扉装置10は冷凍ショーケース1に装着された1枚扉である例を示したが、冷却ショーケース1が大型のものの場合、図3に示すように、冷却ショーケース1に複数枚、たとえば3枚の扉装置10が装着されていてもよい。この場合において、各扉装置10は、ヒンジにより回動動作をして開閉する扉としてもよいし、あるいは、いわゆるスライド式の扉装置10としてもよい。いずれの場合でも、扉装置10には、この発明の構成を適用することができる。
その他、この発明は、上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の内容に基づいて、種々の変更が可能である。
1 冷凍ショーケース
2 ケース本体
3 開口部
10 扉装置
11 ヒンジ
12 扉フレーム
12D 下枠
12L 左側枠
12R 右側枠
12U 上枠
13 コントロールボックス
14 透明導電膜層
14C 電極
15 透明パネル(ガラスパネル)
15A 第1の透明パネル
15B 第2の透明パネル
15C 第3の透明パネル
16 アルミスペーサー
17、18 空気層
19 密封材
20 信号線
21 通電線
30 透明表示パネル装置
31 ポロン(登録商標)シート
32 透明両面接着テープ

Claims (5)

  1. 収容庫と、収容庫の正面側に開いた開口部とを有する冷却ケースの前記開口部に開閉可能に装着される扉装置であって、
    正面外側に配置される第1の透明パネルと、
    前記第1の透明パネルの背面側に、当該第1の透明パネルと所定の間隔をあけて対向配置される第2の透明パネルと、
    前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの間に、両パネルに挟まれた態様で配置される透明表示パネル装置と、
    前記第2の透明パネルの表面または裏面の少なくとも一方面に積層されており、通電されることによって積層面全面が発熱をし、それによって前記透明表示パネル装置を稼働温度に保つための透明な導電膜層と、
    前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲を気密的に囲む扉フレームと、
    を含むことを特徴とする、冷却ケース用の扉装置。
  2. 前記第2の透明パネルの背面側に、当該第2の透明パネルと所定の間隔をあけて対向配置される第3の透明パネルをさらに含み、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネル間は空気層となっており、
    前記扉フレームは、前記第1の透明パネル、第2の透明パネルおよび第3の透明パネルの周囲を気密的に囲んでいることを特徴とする、請求項1に記載の冷却ケース用の扉装置。
  3. 前記導電膜層は、前記第2の透明パネルの裏面に積層されており、主として、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネル間の空気層を暖め、暖められた空気層によって前記透明表示パネル装置の雰囲気温度を稼働温度に保つことを特徴とする、請求項2に記載の冷却ケース用の扉装置。
  4. 前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲内側には、乾燥機能付スペーサーが配置されていて、前記パネルの間隔が所定の間隔に保たれ、かつ、空気層の空気が湿気から保護されていることを特徴とする、請求項1に記載の冷却ケース用の扉装置。
  5. 前記第1の透明パネルおよび第2の透明パネルの周囲内側、および、前記第2の透明パネルおよび第3の透明パネルの周囲内側には、それぞれ、乾燥機能付スペーサーが配置されていて、前記各パネルの間隔が所定の間隔に保たれ、かつ、空気層の空気が湿気から保護されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の冷却ケース用の扉装置。
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