JP2018127724A - 回転移動体並びにこの回転移動体を用いたロープ部材連結具、発電装置、視線誘導装置、雪庇を除去する装置、及びロープ部材を製造する方法 - Google Patents

回転移動体並びにこの回転移動体を用いたロープ部材連結具、発電装置、視線誘導装置、雪庇を除去する装置、及びロープ部材を製造する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で様々なものに利用できる回転移動体並びにこの回転移動体を用いたロープ部材連結具、発電装置、視線誘導装置、雪庇を除去する装置、及びロープ部材を製造する方法を提供する。
【解決手段】回転移動体2は、円柱形状の樹脂製の本体3を有している。本体3には、円形状の端面の中心付近に、本体3の軸方向に貫通するように貫通孔4が形成されている。貫通孔4は、各撚り線12が挿入される3つの撚り線挿入孔5a,5b,5cが融合して形成されている。各撚り線挿入孔5a,5b,5cは、本体3の軸方向に、各撚り線12の捻じれと同じように捻じれている。
【選択図】図3

Description

この発明は、2本以上の撚り線を撚り合わせて形成されたロープ部材に沿って回転しながら移動する回転移動体並びにこの回転移動体を用いたロープ部材連結具、発電装置、視線誘導装置、雪庇を除去する装置、及びロープ部材を製造する方法に関する。
ケーブルの端部同士を連結するケーブル連結装置が、例えば特許文献1に記載されている。
特開2016−11695号公報
このような従来のケーブル連結装置は、構成が複雑であるといった問題点があった。さらに、従来のケーブル連結装置は通常、ケーブル同士を連結することのみにしか利用することはできない。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、簡単な構成で様々なものに利用できる回転移動体並びにこの回転移動体を用いたロープ部材連結具、発電装置、視線誘導装置、雪庇を除去する装置、及びロープ部材を製造する方法を提供することを目的とする。
この発明に係る回転移動体は、少なくとも2本の撚り線を撚り合わせて形成されたロープ部材に沿って回転しながら移動する回転移動体であって、回転移動体は、ロープ部材が挿入される貫通孔を有し、貫通孔は、各撚り線が挿入される撚り線挿入孔を有し、撚り線挿入孔は、その貫通方向に沿って撚り線の捻じれと同じように捻じれている。
第1凹溝を有する第1本体部と、第2凹溝を有する第2本体部とを備え、第1凹溝と第2凹溝とが向い合うように第1本体部と第2本体部とを組み合わせた状態で貫通孔が構成されてもよい。
回転移動体は球形状であってもよい。
この発明に係るロープ部材連結具は、ロープ部材の端部が貫通孔に挿入された上記いずれかの回転移動体と、回転移動体同士を連結する連結部材とを備えている。
この発明に係る発電装置は、ロープ部材と、ロープ部材が貫通孔に挿入された上記いずれかの回転移動体と、ロープ部材の周辺を流れる流体を流体受動部材が受けることで回転移動体が回転しても回転移動体と共に回転はしないが、回転移動体と共にロープ部材に沿って移動する円筒形状の外筒部材と、内部にロープ部材が挿入される円筒形状を有するとともにロープ部材と外筒部材との間に設けられ、流体受動部材が流体を受けることで回転移動体が回転すると、回転移動体と共に回転するとともに回転移動体と共にロープ部材に沿って移動する内筒部材と、外筒部材に設けられたコイルと、内筒部材に設けられた磁石とを備えている。
この発明に係る視線誘導装置は、上記発電装置と、外筒部材に設けられ、コイルに電気的に接続された発光体とを備えている。
この発明に係る別の視線誘導装置は、ロープ部材と、ロープ部材が貫通孔に挿入された上記いずれかの回転移動体と、回転移動体の外表面に設けられた自発光部材とを備えている。
この発明に係るさらに別の視線誘導装置は、ロープ部材と、ロープ部材が貫通孔に挿入された上記いずれかの回転移動体と、回転移動体に設けられた発電装置と、回転移動体に設けられるとともに発電装置に電気的に接続された発光体とを備えている。
この発明に係るさらに別の視線誘導装置は、ロープ部材と、ロープ部材が貫通孔に挿入された上記いずれかの少なくとも2つの回転移動体であって、各回転移動体が互いに対して間隔をあけている回転移動体と、各回転移動体の外周面に固定されてロープ部材を内部に含む筒状形状を有する筒状部材と、筒状部材に設けられた発光体とを備えている。
この発明に係る建物の屋根の雪庇を除去する装置は、屋根に沿って延びるように設けられた、少なくとも2本の撚り線を撚り合わせて形成されたロープ部材と、ロープ部材に沿って回転しながら移動する上記いずれかの回転移動体と、回転移動体に固定された流体受動部材とを備え、ロープ部材の周辺を吹く風が流体受動部材に当たると、回転移動体がロープ部材に沿って回転しながら移動することで流体受動部材によって雪庇が掻き落とされる。
ロープ部材をその長さ方向を中心に回転させる回転機構をさらに備えてもよい。
この発明に係るロープ部材を製造する方法は、少なくとも2本の撚り線を撚り合わせてロープ部材を製造する方法であって、少なくとも2本の撚り線を準備するステップと、上記いずれかの回転移動体を準備するステップと、少なくとも2本の撚り線をそれぞれ、撚り線挿入孔に挿入するステップと、回転移動体を回転させながら撚り線の長さ方向に移動させるステップとを含む。
この発明によれば、回転移動体が、ロープ部材を構成する少なくとも2つの撚り線のそれぞれの捻じれと同じ捻じれを有する各撚り線挿入孔からなる貫通孔を有することで、簡単な構成でロープ部材に沿って回転しながら移動することができるので、この回転移動体を様々な用途に使用することができる。
この発明の実施の形態1に係る回転移動体を用いたロープ部材連結具を示す図である。 実施の形態1に係る回転移動体を用いたロープ部材連結具によって連結されるワイヤーケーブルの断面図である。 実施の形態1に係る回転移動体の平面図である。 実施の形態2に係る回転移動体の分割した状態の平面図(a)及び側面図(b)並びに組み付けた状態の平面図(c)である。 実施の形態3に係る回転移動体を用いて、ロープ部材に付着した付着物を除去する方法を示す図である。 実施の形態4に係る回転移動体を用いた視線誘導装置の一部を示す図である。 図6の視線誘導装置を構成する発電装置の発電機構部を示す図である。 実施の形態5に係る回転移動体を用いた視線誘導装置の一部を示す図である。 実施の形態6に係る回転移動体を用いた視線誘導装置の一部を示す図である。 実施の形態7に係る回転移動体を用いた視線誘導装置の一部を示す図である。 図10に示された視線誘導装置の発光体保持部材の斜視図である。 図11に示された発光体保持部材のケーシングの分解図である。 図11に示された発光体保持部材の回転移動体の分解図である。 実施の形態8に係る回転移動体を用いた、建物の屋根の雪庇を除去する装置を示す図である。 実施の形態9に係る回転移動体を用いて、撚り線からワイヤーケーブルを形成する方法を説明するための図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1には、ロープ部材である2つのワイヤーケーブル10,10の端部同士を連結するロープ部材連結具1が示されている。ロープ部材連結具1は、各ワイヤーケーブル10の端部に取り付けられた回転移動体2同士を、ボルト及びナットのような連結部材によって連結することにより形成されている。図2に示されるように、ワイヤーケーブル10は、7本の鉄線11を撚り合わせて構成された撚り線12を3本相互にスパイラル状にさらに撚り合わせて形成されている。
図3に示されるように、回転移動体2は、円柱形状の樹脂製の本体3を有している。本体3には、円形状の端面の中心付近に、本体3の軸方向に貫通するように貫通孔4が形成されている。貫通孔4は、各撚り線12(図1及び2参照)が挿入される3つの撚り線挿入孔5a,5b,5cが融合して形成されている。各撚り線挿入孔5a,5b,5cは、本体3の軸方向に、各撚り線12の捻じれと同じように捻じれている。また、本体3には、貫通孔4を取り囲む位置に、本体3の軸方向に貫通する4つの連結用貫通孔6が形成されている。連結用貫通孔6には、連結部材18が挿入される。
図1に示されるようにワイヤーケーブル10の端部に回転移動体2を取り付けるためには、各撚り線12(図2参照)を撚り線挿入孔5a,5b,5c(図3参照)のそれぞれに位置合わせして貫通孔4(図3参照)にワイヤーケーブル10の端部を挿入し、回転移動体2を回転させながらワイヤーケーブル10に沿って移動させると、本体3(図3参照)の軸方向にワイヤーケーブル10の端部が貫通孔4内を進んでいく。ここで、貫通孔4の大きさを調節することにより、ワイヤーケーブル10に対する回転移動体2の回転が、回転移動体2に適当な外力(回転力)を加えなければ生じないようにすれば、上記動作によって、ワイヤーケーブル10の端部に回転移動体2が固定して取り付けられる。貫通孔4の撚り線挿入孔5a,5b,5cのそれぞれが各撚り線12の捻じれと同じように捻じれているので、ワイヤーケーブル10をその長さ方向に引っ張っても、ワイヤーケーブル10の端部が貫通孔4から容易に外れることはない。
上記のようにして各ワイヤーケーブル10の端部に取り付けられた各回転移動体2の端面を向い合せて、4つの連結用貫通孔6(図3参照)のそれぞれに連結部材18を挿入して締結することにより、各回転移動体2が互いに連結される。これにより、2つのワイヤーケーブル10,10の端部同士が連結される。
このように、回転移動体2が、ワイヤーケーブル10を構成する各撚り線12のそれぞれの捻じれと同じ捻じれを有する各撚り線挿入孔5a,5b,5cからなる貫通孔4を有することで、簡単な構成でワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動することができるので、貫通孔4の大きさを調節して適当な外力(回転力)が加わらない限り回転移動体2が容易に回転しないようにすれば、ワイヤーケーブル10,10の端部同士を連結するロープ部材連結具1として回転移動体2を使用することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る回転移動体について説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
図4(a)に示されるように、回転移動体22は、第1本体部23及び第2本体部24を有している。第1本体部23は、基部23aと、基部23aから互いに反対方向に延びるように設けられた板状の取り付け片23b1及び23b2とを有している。基部23aには、貫通孔4(図4(c)参照)を構成する第1凹溝23cが形成されている。また、基部23aには、一方の端面から他方の端面に貫通する連結用貫通孔6が1つ形成されている。図4(b)に示されるように、基部23aの取り付け片23b1及び23b2のそれぞれには、組み付け用貫通孔25が形成されている。図4(a)に示されるように、第2本体部24も第1本体部23と同じ構成であり、基部24aと、取り付け片24b1及び24b2とを有し、基部24aには第2凹溝24cが形成され、取り付け片24b1及び24b2のそれぞれには、組み付け用貫通孔25が形成されている。
図4(c)に示されるように、取り付け片23b1と取り付け片24b1とを向い合せるとともに取り付け片23b2と取り付け片24b2とを向い合せるようにして第1本体部23と第2本体部24とを組み合わせ、組み付け用貫通孔25のそれぞれにボルト及びナットのような連結部材26で締結することにより、第1本体部23と第2本体部24とが組み付けられて回転移動体22が構成される。
第1本体部23と第2本体部24とを組み付けることにより、回転移動体22には、第1凹溝23c及び第2凹溝24cから回転移動体2と同じ貫通孔4が構成されるので、実施の形態1と同じように、ワイヤーケーブル10(図1参照)の端部に回転移動体22を回転移動体2と同様の方法で取り付け、各ワイヤーケーブル10の端部に取り付けられた各回転移動体22の端面を向い合せて、2つの連結用貫通孔6のそれぞれに連結部材18(図1参照)を挿入して締結することにより、各回転移動体22が互いに連結される。これにより、2つのワイヤーケーブル10,10の端部同士が連結され、回転移動体22は、実施の形態1と同様にロープ部材連結具1(図1参照)として使用することができる。
回転移動体22は、実施の形態1の回転移動体2と異なり、第1本体部23と第2本体部24とを組み付けることにより構成されるので、既設されたワイヤーケーブル10に容易に(すなわち、既設されたワイヤーケーブルを一旦取り外すことなく)取り付けることができる効果を提供できる。
このように、回転移動体22は、第1本体部23と第2本体部24とを組み付けることにより構成されるので、既設されたワイヤーケーブル10に容易に取り付けることができる。また、回転移動体22が、ワイヤーケーブル10を構成する各撚り線12のそれぞれの捻じれと同じ捻じれを有する各撚り線挿入孔5a,5b,5cからなる貫通孔4を有することで、簡単な構成でワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動することができるので、実施の形態1と同様の効果を得ることもできる。
実施の形態1及び2では、回転移動体2,22はそれぞれ、全体として円柱形状を有していたが、この形状に限定するものではない。多角柱形状や、完全な球及び楕円体を含む球形状等であってもよい。また、回転移動体2の本体3と、回転移動体22の第1本体部23及び第2本体部24は樹脂製であったが、この材質に限定するものではない。金属、ガラス、木材等であってもよい。
また、実施の形態1及び2では、連結部材18としてボルト及びナットを想定していたが、これらに限定するものではない。2つの回転移動体同士を挟むようにして連結するクリップのようなものでもよく、回転移動体同士を連結できるものであれば、接着剤やテープ等も含め任意の公知の手段を用いることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態3は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態1及び2とは異なる用途に用いたものである。
図5に示されるように、海、湖、川、池又は沼等の水中に、斜めに延びるようにワイヤーケーブル10が設けられている。ワイヤーケーブル10には、球形状の本体33を有する回転移動体32が設けられている。本体33には、実施の形態1及び2に係る回転移動体2及び22のそれぞれが有する貫通孔4と同じ貫通孔4が形成されており、貫通孔4にワイヤーケーブル10が挿入されることによって、回転移動体32は、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動することができる。ここで、貫通孔4の大きさを調節することにより、斜めに延びるように設けられたワイヤーケーブル10に沿った回転移動体32の回転しながら下方に向かう移動が、回転移動体32の自重により生じるようになっている。
回転移動体32は、浮力を受けて、水面38に浮かぶように位置する。水面38に波39が生じると、波39によって持ち上げられることによって、回転移動体32はワイヤーケーブル10に沿って上方に向かって回転しながら移動する。回転移動体32は、波39によって持ち上げられた後、波39の谷が回転移動体32の下に来ることにより、波39による支えがなくなるため、自重によりワイヤーケーブル10に沿って下方に向かって回転しながら移動する。水面38に波39が生じている限り、回転移動体32はこの動作を繰り返す。
ワイヤーケーブル10は海、湖、川、池又は沼に設けられているため、その表面に藻やゴミ等の付着物37が付着する。付着物37が付着したワイヤーケーブル10に沿って、上記動作に従って回転移動体32が回転しながら移動すると、貫通孔4の周縁付近の本体33の外表面が付着物37をワイヤーケーブル10から剥ぎ取る。剥ぎ取られた付着物37は、波39によって水中を拡散する。このようにして、回転移動体32が移動可能な範囲で、ワイヤーケーブル10に付着した付着物37を除去することができる。
この実施の形態では、回転移動体32は、全体として球状であったが、この形状に限定するものではない。ワイヤーケーブル10が斜めに設けられている場合には、浮力を受けやすい形状にするため、球状の形状を採用した。しかし、ワイヤーケーブル10を水面38付近で水平に設けている場合には、浮力を受けることよりも、波39から水平方向の力を受けることが重要である。したがって、この場合には、円柱形状を有する実施の形態1及び2の回転移動体2及び22を使用することが好ましい。また、回転移動体32の本体33の材質は樹脂に限定するものではなく、水に対して耐腐食性があり水に浮く性質のものであれば、ガラス、木材等であってもよい。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態4は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態1〜3とは異なる用途に用いたものである。
図6に示されるように、例えば道路の側辺に道路に沿って、視線誘導装置40が設けられている。視線誘導装置40は、発電装置41と、発電装置41によって発生した電力を利用して明かりを点灯する発光体であるLED電球42とを備えている。発電装置41は、道路に沿って水平に延びるように設けられたワイヤーケーブル10と、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動する回転移動体2と、電力を発生する発電機構部43とを備えている。回転移動体2の本体3には、ワイヤーケーブル10の周辺を流れる空気(風)を受ける流体受動部材である4枚の羽根44が設けられている。図6には示されていないが、ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、LED42及び発電機構部43を備えた回転移動体2が複数設けられている。
図7に示されるように、発電機構部43は、図示しないベアリングを介して回転移動体2(図6参照)に連結された円筒形状の外筒部材45と、回転移動体2に連結されて外筒部材45の内部に配置された円筒形状の内筒部材46とを備えている。外筒部材45の内周面には、外筒部材45の軸方向にジグザグにコイル47が設けられている。内筒部材46の外周面には、コイル47に向かい合うように磁石48が設けられている。内筒部材46にはワイヤーケーブル10(図6参照)が挿入される。外筒部材45の外周面には、LED電球42が設けられ、LED電球42は、コイル47と電気的に接続されている。
外筒部材45は、図示しないベアリングを介して回転移動体2に連結されているので、回転移動体2が回転しても回転しないが、回転移動体2がワイヤーケーブル10に沿って移動すると、回転移動体2と共に移動するようになっている。一方、内筒部材46は、回転移動体2と共に、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動するようになっている。
図6に示されるように、風が羽根44に当たると、回転移動体2が回転し、ワイヤーケーブル10に沿って移動する。図7に示されるように、回転移動体2が回転すると、回転移動体2と共に内筒部材46が回転するのに対し、外筒部材45は回転しない。そうすると、内筒部材46の外周面に設けられた磁石48は、外筒部材45の内周面に設けられたコイル47に対して回転するようになる。その結果、電磁誘導の原理によりコイル47に起電力が発生して電流が流れ、コイル47に電気的に接続されたLED電球42が点灯する。ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、LED42及び発電機構部43を備えた回転移動体2が複数設けられているので、暗闇でLED電球42が点灯することにより、視線誘導の役割を果たすことができる。
このように、回転移動体2に対して回転はしないがワイヤーケーブル10に沿って共に移動する外筒部材45の内周面にコイル47を設け、回転移動体2と共に回転しながらワイヤーケーブル10に沿って移動する内筒部材46を外筒部材45の内部に設けてその外表面に磁石48を設けることにより、回転移動体2が回転しながら移動すると、コイル47に対して磁石48が回転することになるので、コイル47に起電力を発生することができる。LED電球42をコイル47に電気的に接続することにより、コイル47に発生した起電力によってLED電球42を点灯することができる。
実施の形態4では、羽根44が受ける流体は空気(風)であったが、この形態に限定するものではない。発電機構部43に防水機能が必要ではあるが、ワイヤーケーブルを海、湖、川、池又は沼等の水中に設け、流体として水(波)を羽根44が受けることにより、発電装置41が発電を行うこともできる。
また、羽根44は4枚に限定するものではなく、回転移動体2の大きさ等に応じて任意の枚数の羽根を設けてもよい。
さらに、発電装置41によって発電された電力は、LED電球42を点灯することのみに使用されるのではなく、コイル47に電気的に接続されたケーブル等を介し、任意の電子機器、バッテリ等で利用することもできる。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態5は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態4とは異なる視線誘導装置に用いたものである。
図8に示されるように、例えば道路の側辺に道路に沿って、視線誘導装置50が設けられている。視線誘導装置50は、道路に沿って水平に延びるように設けられたワイヤーケーブル10と、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動する回転移動体2とを備えている。ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、回転移動体2が複数設けられている。各回転移動体2の外表面には、自発光部材である蛍光塗料が塗布されている。
ここで、自発光部材とは、電気エネルギーを使用せずに光を発する部材、すなわち、光エネルギーにより電子が励起し、そのエネルギーで別の光エネルギーを放出する部材である。したがって、自発光部材には、紫外線を吸収してそのエネルギーを可視光線として放出する蛍光塗料のみではなく、光を吸収してそのエネルギーを蓄えておき、蓄えたエネルギーを徐々に光に変えて放出する蓄光塗料等も含まれる。また、自発光部材には、塗料の形態に限定するものではなく、回転移動体2の外表面に固定するためのシール等の接着部分を含んだシート状又は任意の形状の部材の表面に蛍光材料又は蓄光材料等を有するものも含まれる。
各回転移動体2の外表面に蛍光塗料が塗布されているので、夜間の暗い中でも各回転移動体2の外表面は発光する。ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、このような回転移動体2が複数設けられているので、視線誘導の役割を果たすことができる。
実施の形態5では、ワイヤーケーブル10に回転移動体2を設けていたが、これに限定するものではない。実施の形態2に係る回転移動体22又は実施の形態3に係る回転移動体32も使用することができる。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態6は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態4及び5とは異なる視線誘導装置に用いたものである。
図9に示されるように、例えば道路の側辺に道路に沿って、視線誘導装置60が設けられている。視線誘導装置60は、道路に沿って水平に延びるように設けられたワイヤーケーブル10と、発光体保持部材61とを備えている。発光体保持部材61は、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動可能な2つの回転移動体2,2と、各回転移動体2の外周面に固定されてワイヤーケーブル10を内部に含む筒状形状を有する筒状部材62と、筒状部材62の内周面に固定された複数のLED電球42とを備えている。LED電球42は、筒状部材62の内部に挿入されたバッテリと電気的に接続されてもよく、筒状部材62の外部に配置された電源とケーブル等を介して接続されてもよい。図9には示されていないが、ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、発光体保持部材61が複数設けられている。
筒状部材62の内部は、両端の回転移動体2によって外部と隔離されているが、LED電球42が点灯すると、その光が筒状部材62を構成するシート部材を通して外部から視認でき、間接照明と同様の効果を奏する。ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、LED電球42を含む筒状部材62が複数設けられているので、視線誘導の役割を果たすことができる。
実施の形態6では、ワイヤーケーブル10に回転移動体2を設けていたが、これに限定するものではない。実施の形態2に係る回転移動体22又は実施の形態3に係る回転移動体32も使用することができる。また、2つの回転移動体2,2に限定するものではなく、3つ以上の回転移動体2とシート部材とから筒状部材62を形成してもよい。さらに、LED電球42は、筒状部材62の内部ではなく、外表面に固定してもよい。
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態7は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態4〜6とは異なる視線誘導装置に用いたものである。
図10に示されるように、例えば道路の側辺に道路に沿って、視線誘導装置80が設けられている。視線誘導装置80は、道路に沿って水平に延びるように設けられたワイヤーケーブル10と、発光体保持部材81とを備えている。
図11に示されるように、発光体保持部材81は、略直方体形状の金属製の回転移動体82と、回転移動体82を内部に含む透明な樹脂製のケーシング83とを備えている。ケーシング83は略楕円体形状を有し、略楕円体形状の長軸方向の両端部分に円形状の開口86が形成されている。回転移動体82には、ワイヤーケーブル10(図10参照)が挿入される貫通孔4が一方の端面から他方の端面に貫通するように形成されている。回転移動体82の4つの側面の1つには、発光体であるLED電球84が設けられ、他の3つの側面のうちの2つの側面には、発電装置である太陽電池受光部85が設けられている(図11には、1つのみが図示されており、もう1つは、図示された太陽電池受光部85と対向する側面に設けられている)。LED電球84と太陽電池受光部85とは互いに電気的に接続されている。
図12に示されるように、ケーシング83は、略楕円体形状の長軸に沿って半分に分割された2つの分割体83a,83bを向い合せて接合するようにして構成されている。各分割体83a,83bそれぞれの内面には、回転移動体82(図11参照)を保持する保持リブ87が3つずつ形成されている。
図13に示されるように、回転移動体82は、その長手軸に沿って半分に分割された第1本体部82a及び第2本体部82bを有している。第1本体部82a及び第2本体部82bにはそれぞれ、第1凹溝82a1及び第2凹溝82b1が形成され、第1凹溝82a1と第2凹溝82b1とを向い合せるようにして第1本体部82aと第2本体部82bとを組み合わせることにより、回転移動体82(図11参照)に貫通孔4(図11参照)が構成されるようになっている。第1本体部82a及び第2本体部82bそれぞれの両端面には、端面に対して垂直に延びるようにフランジ部88a及び88bが設けられ、第1本体部82aと第2本体部82bとを組み合わせたときに、フランジ部88aとフランジ部88bとが重ね合うようになっている。フランジ部88a及び88bにはそれぞれ、穴88a1及び88b1が形成され、穴88a1及び88b1にボルト90(図11参照)を挿入してナット91(図11参照)で締結することにより、第1本体部82aと第2本体部82bとを組み合わせた状態が固定される。
図10に示されるように、ワイヤーケーブル10が回転移動体82の貫通孔4(図11参照)に挿入されるようにして、発光体保持部材81がワイヤーケーブル10に取り付けられているので、発光体保持部材81をワイヤーケーブル10に関して回転することにより、実施の形態1と同じ原理で発光体保持部材81をワイヤーケーブル10に沿って移動することができ、ワイヤーケーブル10上の適所に発光体保持部材81を位置させることができる。2つの太陽電池受光部85うちの1つが鉛直方向上向きになるようにして太陽光を太陽電池受光部85に照射させることよって発電させ、その電力によってLED電球84を点灯する。ワイヤーケーブル10には、適当な間隔をあけて、発光体保持部材81が複数設けられているので、視線誘導装置80は視線誘導の役割を果たすことができる。
実施の形態7では、回転移動体82が略直方体形状であり、ケーシング83が略楕円形状であったが、それぞれの形状は、立方体形状、多角柱形状、球体形状等、任意であってもよい。また、回転移動体82は金属製であったが、樹脂製であってもよい。さらに、回転移動体82がその長手軸に沿って半分に分割された第1本体部82a及び第2本体部82bから構成されていたが、分割式ではなく、任意の形状の回転移動体に貫通孔4が形成されたものであってもよい。尚、発光体保持部材81はケーシング83を有さなくてもよい。
実施の形態8.
次に、この発明の実施の形態8に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態8は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態1〜7とは異なる用途に用いたものである。
図14には、建物71の屋根72の上の雪庇73を除去する装置70が記載されている。雪庇を除去する装置70は、屋根72に沿って水平に延びるように設けられたワイヤーケーブル10と、ワイヤーケーブル10に沿って回転しながら移動可能な回転移動体2とを備えている。回転移動体2の本体3には、ワイヤーケーブル10の周辺を流れる空気(風)を受ける流体受動部材である4枚の羽根44が設けられている。4枚の羽根44のうち、回転移動体2の円周方向に隣り合わない2枚の羽根44にはそれぞれ、羽根44の表面から突出するように設けられた板状の雪かき板49が設けられている。雪かき板49は、羽根44がワイヤーケーブル10の周りを回転するときに雪かき板49の一方の長方形の面が屋根72の傾斜方向に対向する向きになるように設けられている。2枚の雪かき板49のそれぞれが設けられる羽根44の表面は、互いに逆の表面となっている。また、雪かき板49は、羽根44の先端に向かって板の厚さが薄くなって羽根44の先端側の端部が鋭利な辺となる形状を有している。
ワイヤーケーブル10の一端には、滑車74が設けられている。滑車74には、滑車74を回転させるためのひも75が掛けられている。ひも75を引くことにより、滑車74が回転し、これによってワイヤーケーブル10がその長さ方向を中心に回転する。ここで、滑車74及びひも75は、ワイヤーケーブル10をその長さ方向を中心に回転させる回転機構を構成する。
ワイヤーケーブル10の周辺を吹く風が羽根44に当たると、回転移動体2が回転し、ワイヤーケーブル10に沿って移動する。羽根44に設けられた雪かき板49は、羽根44がワイヤーケーブル10の周りを回転するときに雪かき板49の一方の長方形の面が屋根72の傾斜方向に対向する向きになるように設けられているので、回転移動体2が回転しながらワイヤーケーブル10に沿って移動する際に、雪庇73を屋根72から掻き落とす。これによって、屋根72の上の雪庇73が除去される。尚、2枚の雪かき板49のそれぞれが設けられる羽根44の表面は、互いに逆の表面となっていることにより、羽根44の回転が助長補助される。この結果、一度回転移動体2が回転を始めると、回転移動体2の回転が助長補助される。
風が吹いていない場合には羽根44が回転移動体2を回転させないので、そのままでは雪庇73の除去ができない。そこで、ひも75を引くことによって滑車74を回転させ、ワイヤーケーブル10をその長さ方向を中心に回転させる。屋根72の上では羽根44が雪庇73に埋まっているので、ワイヤーケーブル10を回転させても回転移動体2は屋根72に対して回転はしない。しかしながら、ワイヤーケーブル10は回転しているので、回転移動体2はワイヤーケーブル10に対して回転することになり、その結果、回転移動体2は、屋根72に対して回転していないが、ワイヤーケーブル10に沿って移動することになる。その結果、羽根44が雪庇をワイヤーケーブル10と平行な方向に押すことにより、雪庇73が屋根72の傾斜方向とは垂直な方向に移動されて除去される。すなわち、風がないときは、ひも75を引くことで手動で雪庇73の除去を行うことができる。
実施の形態8では、羽根44を4枚設け、4枚の羽根44のうち、回転移動体2の円周方向に隣り合わない2枚の羽根44に雪かき板49を設けていたが、この形態に限定するものではない。実施の形態4における変形例と同様に、任意の枚数の羽根を設けてもよい。また、雪かき板49は、1つの羽根のみに設けてもよいし、全ての羽根に設けてもよいし、一部の羽根に設けてもよい。尚、雪かき板49は必須の構成ではない。回転移動体2はワイヤーケーブル10に沿って移動もしているので、羽根44のみによっても雪庇73を掻き落とすこともできる。
実施の形態8では、回転機構は滑車74及びひも75であったがこの形態に限定するものではない。手動でワイヤーケーブル10を回転させる任意の構成の機構であってもよいし、モーター等でワイヤーケーブル10を回転させてもよい。
また、実施の形態8では、ワイヤーケーブル10に回転移動体2を設けていたが、これに限定するものではない。実施の形態2に係る回転移動体22又は実施の形態3に係る回転移動体32も使用することができる。
実施の形態9.
次に、この発明の実施の形態9に係る回転移動体の応用例について説明する。
この実施の形態9は、この発明に係る回転移動体を、実施の形態1〜8とは異なる用途に用いたものである。
図15には、回転移動体2を使用して3本の撚り線12を相互にスパイラル状に撚り合わせてワイヤーケーブル10を形成(製造)する方法を図示している。まず、3本の撚り線12を準備し、それぞれの撚り線12の端部を、貫通孔4を構成する3つの撚り線挿入孔5a,5b,5c(図3参照)のそれぞれに挿入する。続いて、回転移動体2を回転させることによって、3本の撚り線12の長さ方向に移動させる。これにより、3本の撚り線12が相互にスパイラル状に撚り合わせられて、ワイヤーケーブル10が形成される。
ここでは、回転移動体2を回転させるものに対して特定していないが、作業者が手で回転移動体2を回転させてもよいし、回転移動体2を回転させる任意の構成の回転部材で回転させてもよい。この場合、回転移動体2と回転部材とによって、ロープ部材形成装置が構成される。
実施の形態9では、ワイヤーケーブル10は3本の撚り線12から形成されているが、3本に限定するものではなく、2本又は4本以上の撚り線を相互にスパイラル状に撚り合わせてワイヤーケーブル10を形成してもよい。いずれの場合も、貫通孔4は、撚り線の本数と同数の撚り線挿入孔から構成されている必要がある。また、回転移動体2の代わりに、実施の形態2に係る回転移動体22又は実施の形態3に係る回転移動体32も使用することができる。
実施の形態1〜9において、撚り線12は、7本の鉄線11を撚り合わせて構成されたものであったが、この形態に限定するものではない。1本の鉄線又は2本以上の鉄線を撚り合わせて構成されたものであってもよい。また、撚り線を構成するものも鉄線に限定するものではなく、プラスチックや繊維からなるものであってもよい。さらに、ワイヤーケーブル10は、3本の撚り線12によって形成されることに限定するものではなく、2本又は4本以上の撚り線を相互にスパイラル状に撚り合わせて形成されたものであってもよい。
1 ロープ部材連結具、2,22,32,82 回転移動体、4 貫通孔、5a,5b,5c 撚り線挿入孔、10 ワイヤーケーブル(ロープ部材)、12 撚り線、18 連結部材、23,82a 第1本体部、23c,82a1 第1凹溝、24,82b 第2本体部、24c,82b1 第2凹溝、40,50,60,80 視線誘導装置、41 発電装置、42,84 LED電球(発光体)、44 羽根(流体受動部材)、45 外筒部材、46 内筒部材、47 コイル、48 磁石、62 筒状部材、70 雪庇を除去する装置、71 建物、72 屋根、73 雪庇、74 滑車(回転機構)、75 ひも(回転機構)、85 太陽電池受光部(発電装置)。

Claims (12)

  1. 少なくとも2本の撚り線を撚り合わせて形成されたロープ部材に沿って回転しながら移動する回転移動体であって、
    該回転移動体は、前記ロープ部材が挿入される貫通孔を有し、
    該貫通孔は、各撚り線が挿入される撚り線挿入孔を有し、該撚り線挿入孔は、その貫通方向に沿って前記撚り線の捻じれと同じように捻じれている回転移動体。
  2. 第1凹溝を有する第1本体部と、
    第2凹溝を有する第2本体部と
    を備え、
    前記第1凹溝と前記第2凹溝とが向い合うように前記第1本体部と前記第2本体部とを組み合わせた状態で前記貫通孔が構成される、請求項1に記載の回転移動体。
  3. 前記回転移動体は球形状である、請求項1または2に記載の回転移動体。
  4. 前記ロープ部材の端部が前記貫通孔に挿入された請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体と、
    該回転移動体同士を連結する連結部材と
    を備えるロープ部材連結具。
  5. 前記ロープ部材と、
    該ロープ部材が前記貫通孔に挿入された請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体と、
    該回転移動体に固定された流体受動部材と、
    前記ロープ部材の周辺を流れる流体を前記流体受動部材が受けることで前記回転移動体が回転しても該回転移動体と共に回転はしないが、該回転移動体と共に前記ロープ部材に沿って移動する円筒形状の外筒部材と、
    内部に前記ロープ部材が挿入される円筒形状を有するとともに前記ロープ部材と前記外筒部材との間に設けられ、前記流体受動部材が前記流体を受けることで前記回転移動体が回転すると、該回転移動体と共に回転するとともに該回転移動体と共に前記ロープ部材に沿って移動する内筒部材と、
    前記外筒部材に設けられたコイルと、
    前記内筒部材に設けられた磁石と
    を備える発電装置。
  6. 請求項5に記載の発電装置と、
    前記外筒部材に設けられ、前記コイルに電気的に接続された発光体と
    を備える視線誘導装置。
  7. 前記ロープ部材と、
    該ロープ部材が前記貫通孔に挿入された請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体と、
    前記回転移動体の外表面に設けられた自発光部材と
    を備える視線誘導装置。
  8. 前記ロープ部材と、
    該ロープ部材が前記貫通孔に挿入された請求項1〜3のいずれか一項に記載の少なくとも2つの回転移動体であって、各回転移動体が互いに対して間隔をあけている回転移動体と、
    各回転移動体の外周面に固定されて前記ロープ部材を内部に含む筒状形状を有する筒状部材と、
    該筒状部材に設けられた発光体と
    を備える視線誘導装置。
  9. 前記ロープ部材と、
    該ロープ部材が前記貫通孔に挿入された請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体と、
    該回転移動体に設けられた発電装置と、
    前記回転移動体に設けられるとともに前記発電装置に電気的に接続された発光体と
    を備える視線誘導装置。
  10. 建物の屋根の雪庇を除去する装置であって、
    前記屋根に沿って延びるように設けられた、少なくとも2本の撚り線を撚り合わせて形成されたロープ部材と、
    該ロープ部材に沿って回転しながら移動する請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体と、
    該回転移動体に固定された流体受動部材と
    を備え、
    前記ロープ部材の周辺を吹く風が前記流体受動部材に当たると、前記回転移動体が前記ロープ部材に沿って回転しながら移動することで前記流体受動部材によって前記雪庇が掻き落とされる装置。
  11. 前記ロープ部材をその長さ方向を中心に回転させる回転機構をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 少なくとも2本の撚り線を撚り合わせてロープ部材を製造する方法であって、
    前記少なくとも2本の撚り線を準備するステップと、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転移動体を準備するステップと、
    前記少なくとも2本の撚り線をそれぞれ、前記撚り線挿入孔に挿入するステップと、
    前記回転移動体を回転させながら前記撚り線の長さ方向に移動させるステップと
    を含む方法。
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