JP2018127322A - 物品払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、異なる列の収納区に収納されている物品を連続して払い出す際に、物品を払い出してから次の物品を払い出すまでの時間を短縮できる物品払出装置を得る。
【解決手段】物品払出装置は、上下方向に1列に配列された複数の収納区が軸方向を上下方向とする回転軸を中心として周方向に互いに離間して複数列配列され、物品が上記収納区のそれぞれに収納される回転ラックと、上記回転ラックの径方向外側、かつ上部に配設された払出部と、上記回転ラックの径方向外側、かつ上記払出部と同じ周方向位置に配設され、上記回転ラックの径方向に移動可能に構成されたテーブルを有し、上記テーブルの移動により上記物品を上記収納区と上記払出部に搬入出する搬入出部と、上記搬入出部を上記払出部と上記回転ラックの最下位置との間を上下方向に搬送する搬送部と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、呼出受信機などの物品を1台ずつ払い出しする物品払出装置に関するものである。
従来の物品払出装置は、上下方向に沿って複数の収納区を形成した収納棚と、収納区および払出部に対して物品を搬入出する搬入出部と、搬入出部を各収納区および払出部に移動させる搬送部と、を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
従来の物品払出装置では、搬入出部が、搬送部により、払出し対象の収納区の位置まで上下方向に搬送される。ついで、搬入出部が、収納区内に移動し、収納区内の物品を把持した後、元の位置に戻る。ついで、搬入出部が、搬送部により、払出部の位置まで上下方向に搬送される。ついで、搬入出部が、物品を払出部に搬入した後、元の位置に戻る。
特開平8−77676号公報
従来の物品払出装置では、搬入出部が払出対象の物品が収納されている収納区の位置に移動して物品を収納区から搬出している。そこで、物品の個数が増え、収納区が上下方向のみならず、左右方向にも配列されている場合には、搬入出部が、上下方向のみならず、左右方向にも移動して物品を収納区から搬出することになる。これにより、異なる列の収納区に収納されている物品を連続して払い出す際に、物品を払い出してから次の物品を払い出すまでの時間が長くなるという課題があった。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、異なる列の収納区に収納されている物品を連続して払い出す際に、物品を払い出してから次の物品を払い出すまでの時間を短縮できる物品払出装置を得ることを目的とする。
この発明による物品払出装置は、上下方向に1列に配列された複数の収納区が軸方向を上下方向とする回転軸を中心として周方向に互いに離間して複数列配列され、物品が上記収納区のそれぞれに収納される回転ラックと、上記回転ラックの径方向外側、かつ上部に配設された払出部と、上記回転ラックの径方向外側、かつ上記払出部と同じ周方向位置に配設され、上記回転ラックの径方向に移動可能に構成されたテーブルを有し、上記テーブルの移動により上記物品を上記収納区と上記払出部に搬入出する搬入出部と、上記搬入出部を上記払出部と上記回転ラックの最下位置との間を上下方向に搬送する搬送部と、を備える。
この発明によれば、異なる列の収納区に収納されている物品を連続して払い出す際に、物品を払い出してから次の物品を払い出すまでの時間を短縮できる。
この発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す断面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す正面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す断面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す正面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す正面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す斜視図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す正面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す上面図である。 この発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す側面図である。
図1はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す斜視図、図2はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す断面図、図3はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す上面図、図4はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置を示す側面図である。
図1から図4において、物品払出装置は、呼出受信機などの物品102を収納する複数の収納区100を有する収納部10と、物品102を払い出しする払出部20と、収納区100および払出部20に対して物品102を搬入出する搬入出部30と、払出し対象となる物品102が収納されている収納区100および払出部20に対応する位置に搬入出部30を搬送する搬送部40と、筐体1と、を備える。
ここで、筐体1は、収納部10、払出部20、搬入出部30および搬送部40を内部に収容する直方体の箱形に構成されているが、説明の便宜上、その一部を外した状態を示している。図1では側面板、背面板および前面板を外した状態を示し、図2では背面板および前面板を外した状態を示し、図3および図4では天板、側面板、背面板および前面板を外した状態を示している。
まず、収納部10の構成について図5から図11に基づいて説明する。図5はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す斜視図、図6はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す側面図、図7はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す上面図、図8はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納棚を示す正面図、図9はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す斜視図、図10はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す断面図、図11はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における収納部を示す上面図である。
収納部10は、上下方向に3段に重ねられて、周方向に等角ピッチで6列に配列された収納棚101を備える回転ラック119と、軸方向を上下方向とする、回転ラック119の回転軸103と、を備え、筐体1内に配設されている。
回転軸103は、筐体1の天板2と底板3とに回転可能に支持されて、軸方向を上下方向として筐体1内に配設されている。2枚の固定板105が、回転軸103と直交する姿勢で、ブラケット106を介して回転軸103に固定されて、天板2側と底板3側とに配設されている。さらに、2枚の固定板105が、上下の固定板105間を3等分するように、回転軸103に固定されている。回転軸103に固定された4枚の固定板105は、例えば、回転軸103を挟んで対向する2箇所の位置で、回転軸103と平行な金属棒104により互いに連結されている。これにより、各固定板105の機械的強度が高められている。
回転軸駆動用のモータ108が天板2に配設されている。そして、モータ108の出力軸に取りつけられたギア109が、回転軸103の天板2の近傍に取りつけられたギア107に歯合している。これにより、モータ108の回転トルクが回転軸103に伝達され、回転軸103が回転駆動される。
収納棚101は、図5から図8に示されるように、前面側を開口とする直方体の箱形に構成され、仕切り板134により区分けされた収納区100が上下方向に10段形成されている。そして、物品102が各段の収納区100に収納される。さらに、後述する搬入出部30のテーブル122が挿入される切り欠き135が、各仕切り板134の幅方向の中央部に、前面端部から背面側に延びるように形成されている。これにより、上下方向に連なって形成された収納区100が、切り欠き135により連通されている。
このように構成された収納棚101は、図9に示されるように、4枚の固定板105により区分けられた各段のスペースに、前面の開口を径方向外側に向け、かつ前後方向を径方向に一致させて、回転軸103を中心として周方向に等角ピッチで6つずつ配設されて、固定板105に保持されている。これにより、図11に示されるように、上下方向に1列に3段に配列されて、周方向に60度ピッチで6列配列された18個の収納棚101を備えた回転ラック119が構成される。収納棚101の径方向位置は、列内、および列間で等しくなっている。このように構成された回転ラック119には、180個の収納区100が形成され、物品102が収納区100のそれぞれに収納される。
最上位置の固定板105は、上方から見て、収納棚101の切り欠き135に重ならない小径の円板に構成されている。残る3枚の固定板105は、上方から見て、収納棚101の切り欠き135と重なる形状に切り欠かれた一部欠損円板に構成されている。さらに、ボールベア110が、図10に示されるように、底板3の上面に設置されている。これにより、最下位置の固定板105がボールベア110に支持され、回転ラック119が回転軸103と同期して安定して回転できる。
つぎに、搬入出部30の構成について図12から図15に基づいて説明する。図12はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す斜視図、図13はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す正面図、図14はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す上面図、図15はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬入出部周りを示す側面図である。
搬入出部30は、図12から図15に示されるように、架台140と、架台140上にLMガイド124を介して直線移動可能に装着された、物品102を搬送する矩形平板状のテーブル122と、テーブル122の下面に、架台140との干渉を避けて、直線移動方向に延びるように配設されたラックモジュール123と、ラックモジュール123に歯合するピニオンモジュール125と、架台140に設置されて、ピニオンモジュール125を回転駆動するテーブル駆動用のモータ111と、を備える。
このように構成された搬入出部30は、直線移動方向が水平方向となるように、架台140を昇降用ボールブッシュ126に取りつけられ、昇降用ガイド112に案内されて上下方向に昇降可能となっている。そして、モータ111の回転トルクが、ピニオンモジュール125とラックモジュール123とにより直線移動力に変換され、テーブル122が直線移動する。
つぎに、搬送部40の構成について図16から図19に基づいて説明する。図16はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す斜視図、図17はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す正面図、図18はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す上面図、図19はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における搬送部周りを示す側面図である。
搬送部40は、図16から図19に示されるように、軸心方向を上下方向として、搬入出部30の直線移動方向に所定距離だけ離間して平行に配設された一対の昇降用ガイド112と、一対の昇降用ガイド112のそれぞれに摺動移動可能に取りつけられた一対の昇降用ボールブッシュ126と、一対の昇降用ガイド112の上端間に配設された上部プーリ127と、一対の昇降用ガイド112の下端間に配設された下部プーリ128と、上部プーリ127と下部プーリ128とに掛け渡された昇降用ベルト129と、上部プーリ127を回転駆動する昇降用のモータ116と、を備える。そして、一対の昇降用ボールブッシュ126が架台140により一体に連結される。さらに、上部プーリ127と下部プーリ128とに掛け渡された昇降用ベルト129の両端が架台140に接続されている。
このように構成された搬送部40は、搬入出部30が回転ラック119の外周側に近接して、かつテーブル122の直線移動方向が回転ラック119の径方向に一致するように、筐体1内に配設される。そして、モータ116の回転トルクが上部プーリ127に伝達される。これにより、上部プーリ127が回転駆動され、昇降用ベルト129が循環走行する。昇降用ベルト129の走行力が、架台140を介して昇降用ボールブッシュ126に伝達され、昇降用ボールブッシュ126が昇降用ガイド112に案内されて昇降する。これにより、搬入出部30が上下方向の所望の位置に移動される。
つぎに、払出部20の構成について図20から図23に基づいて説明する。図20はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す斜視図、図21はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す正面図、図22はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す上面図、図23はこの発明の一実施の形態に係る物品払出装置における払出部周りを示す側面図である。
つぎに、払出部20は、図20から図24に示されるように、物品払出位置114と、物品待機位置115、物品待機位置115に配設されて、物品待機位置115まで搬送されてきた物品102を保持する保持具としてのラッチ113と、物品待機位置115から物品払出位置114への物品102の移動を案内する物品払出ガイド132と、物品待機位置115の物品払出位置114と反対側に、LMガイド133を介して、物品待機位置115から物品払出位置114の方向に直線移動可能に配設されて、物品102を押し出すプッシャ118と、プッシャ118に配設されたラックモジュール130と、ラックモジュール130に歯合するピニオンモジュール131と、ピニオンモジュール131を回転駆動する物品払出用のモータ120と、物品待機位置115に配設されて、物品102に取り付けられたバーコードを読み取るID読み取り機117と、を備える。なお、プッシャ118、ラックモジュール130、ピニオンモジュール131、LMガイド133、モータ120などが物品搬送機構を構成している。
このように構成された払出部20は、搬入出部30が搬送部40により上昇移動された際に、物品102が物品待機位置115に位置するように、筐体1内の上部側に配設される。すなわち、払出部20と搬入出部30とが同じ周方向位置に位置している。
このように構成された物品払出装置の払出し動作を説明する。ここで、物品払出装置は、モータ108,111,116、120の駆動が制御装置(図示せず)により制御されて、物品102の払出しが行われる。制御装置は、記憶部に格納されている物品102の収納位置データと物品102の払出し指令とに基づいて、モータ108,111,116、120を駆動制御する。
まず、搬入出部30が物品待機位置115に位置している。そして、物品102の払出し指令が発せられると、モータ108が駆動される。これにより、回転ラック119が回転し、払出し対象の物品102が収納されている収納区100の列が搬入出部30と同じ周方向位置に移動する。同時に、モータ116が駆動される。これにより、搬入出部30が、払出し対象の物品102が収納されている収納区100の高さ位置まで下降する。
ついで、モータ111が駆動され、テーブル122が収納区100の下部に位置する仕切り板134の切り欠き135に差し込まれる。ついで、モータ116が駆動され、搬入出部30をわずかに上昇させる。これにより、物品102がテーブル122により持ち上げられる。すなわち、物品102がテーブル122に載置される。そこで、モータ111が駆動され、テーブル122が収納区100から引き抜かれ、元の位置に戻される。
ついで、モータ116が駆動され、搬入出部30が物品待機位置115まで上昇される。物品待機位置115に搬送された物品102は、ラッチ113により保持される。そこで、物品102に取り付けられているバーコードがID読み取り機117で読み取られ、払出される物品102の個体が識別される。ついで、モータ120が駆動され、プッシャ118が直線移動する。これにより、物品待機位置115に保持されている物品102が物品待機位置115から押し出され、物品払出ガイド132に案内されて、物品払出位置114に搬送される。ついで、モータ120が駆動され、プッシャ118が元の位置に戻され、物品102の払出しが完了する。
ここで、異なる列の収納区100に収納されている物品102の払出しが連続する場合には、1つ目の物品102が搬入出部30により物品待機位置115に上昇移動中に、回転ラック119が回転駆動されて、次の払出し対象の物品102が収納されている収納区100の列が、搬入出部30と同じ周方向位置に位置される。そして、1つ目の物品102が物品待機位置115でラッチ113に保持されると、搬入出部30が次の払出し対象の物品102が収納されている収納区100の高さ位置まで下降される。そして、次の払出し対象の物品102が収納区100から搬入出部30により引き出され、物品待機位置115まで搬送される。そして、2つ目の物品102が物品待機位置115でラッチ113に保持され、そのバーコードがID読み取り機117で読み取られる。ついで、2つ目の物品102がプッシャ118により物品払出位置114に押し出され、プッシャ118が元の位置に戻される。この動作を繰り返し、物品102の連続した払出しが行われる。
この発明による物品払出装置は、物品102を収納する収納区100が1列に30段配列されて回転軸103を中心として周方向に等角ピッチで6列に配列され、回転軸103の軸方向を上下方向として回転可能に配設される回転ラック119と、回転軸103を中心として径方向に移動可能に構成されたテーブル122を有し、テーブル122の移動により収納区100と物品待機位置115に対して物品102を搬入出する搬入出部30と、上下動移動可能に構成され、搬入出部30を昇降する搬送部40と、を備えている。
そこで、連続して払出する物品102が異なる列の収納区100の場合、搬入出部30が1つ目の物品102を収納区100から引き出してから物品待機位置115に搬送している間に、回転ラック119を回転駆動して、次の物品102が収納されている収納区100の列を、搬入出部30と同じ周方向位置に位置させることができる。これにより、従来必要であった、搬入出部30が次の払出し物品102が収納されている収納区100の列に移動する工程が不要となり、払出時間を短縮することができる。
搬入出部30はテーブル122を1方向にのみ移動可能に構成されているので、モータ111の動力変換機構にラックアンドピニオン機構を用いることができ、テーブル122の移動機構の簡素化が図られる。
払出部20は、物品払出位置114と、物品待機位置115と、物品待機位置115に搬送された物品102を保持するラッチ113と、ラッチ113に保持された物品102を物品払出位置114に押し出すプッシャ118と、プッシャ118の駆動力を発生するモータ120と、モータ120の回転トルクを直線駆動力に変換してプッシャ118に伝達するピニオンモジュール131とラックモジュール130と、を備えている。そこで、搬入出部30は、物品102を物品待機位置115に搬送した後、次の物品102の搬送動作に移ることができ、払出時間のさらなる短縮が図られる。
例えば、上下方向に多段に並んだ収納区100の列が横方向に複数列に配列されたラックを用いた場合、払出しの収納区100の列を搬入出部30の位置に位置させるには、ラックを横方向に移動させるスペースが必要となる。この発明では、回転ラック119を用いているので、回転ラック119を回転軸103周りに回転させるだけで、払出しの収納区100の列を搬入出部30の周方向位置に位置させることができ、物品払出装置の小型化が図られる。
なお、上記実施の形態では、収納区が1列に30個配列されているが、1列に配列されている収納区の個数は30個に限定されない。また、収納区の列が周方向に等角ピッチで6列配列されているが、収納区の列数は6列に限定されず、複数列であればよい。また、収納区の列は、等角ピッチに配列されていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、払出し指令で指定された収納位置の物品を払出しする場合について説明したが、物品の払出し動作はこれに限定されず、例えば、1列に収納されている物品を最下位置から最上位置までの並び順に払出し、その列に収納されている物品の払出しが終了すれば、回転ラックを回転させて、隣の列に収納されている物品を同様の順番で払出ししてもよい。
20 払出部、30 搬入出部、40 搬送部、100 収納区、102 物品、103 回転軸、113 ラッチ(保持具)、114 物品払出位置、115 物品待機位置、118 プッシャ(物品搬送機構)、119 回転ラック、120 モータ(物品搬送機構)、122 テーブル、130 ラックモジュール(物品搬送機構)、131 ピニオンモジュール(物品搬送機構)、133 LMガイド(物品搬送機構)。

Claims (2)

  1. 上下方向に1列に配列された複数の収納区が軸方向を上下方向とする回転軸を中心として周方向に互いに離間して複数列配列され、物品が上記収納区のそれぞれに収納される回転ラックと、
    上記回転ラックの径方向外側、かつ上部に配設された払出部と、
    上記回転ラックの径方向外側、かつ上記払出部と同じ周方向位置に配設され、上記回転ラックの径方向に移動可能に構成されたテーブルを有し、上記テーブルの移動により上記物品を上記収納区と上記払出部に搬入出する搬入出部と、
    上記搬入出部を上記払出部と上記回転ラックの最下位置との間を上下方向に搬送する搬送部と、を備える物品払出装置。
  2. 上記払出部は、物品待機位置と、物品払出位置と、上記物品待機位置に搬入された上記物品を保持する保持具と、上記保持具に保持された上記物品を上記物品払出位置に搬送する物品搬送機構と、を有し、
    上記搬入出部は、上記物品を上記物品待機位置に搬入するように構成されている請求項1記載の物品払出装置。
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