JP2018124474A - 表示装置および表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示手段に複数の被覆層を並べて貼り付けた場合であっても、被覆層のつなぎ目が境界線として視認されにくい表示装置等を提供する。【解決手段】複数のLED12が間隙部Gを挟み配列した発光モジュールを複数配列した表示手段と、特定の機能を付与するためにLED12上に作成されるとともに、間隙部G上には間隙部GHが存在するフィルム等である被覆層100と、を備える表示装置。特定の機能としては、保護機能、低反射機能、直線偏光機能および円偏光機能の少なくとも1つが例示される。【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置等に関する。より詳しくは、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等を発光素子として使用し、発光素子上に特定の機能を付与する被覆層を備えた表示装置等に関する。
従来、LED等の発光素子を配列し、この発光素子を使用して画像を表示する表示装置が知られている。このような表示装置は、個々の発光素子を一画素とし、発光素子の点灯および消灯を制御することで、画像を表示する。このような表示装置で大きな画面を実現しようとする際には、予め定められた大きさの発光モジュールをタイリングすることで行なう。そしてタイリングした発光素子上に特定の機能を付与する被覆層を貼り付けることがある。この被覆層は、フィルム等からなり、特定の機能としては、例えば、低反射機能や直線偏光機能などがある。
発光モジュールをタイリングし、その上に被覆層を貼り付ける場合、全面に貼りあわせると、発光モジュールに故障等が生じたときに交換が煩雑となる。つまり被覆層をいったん剥がし、発光モジュールを交換後に再度被覆層を貼り直す必要がある。これを回避するためには、発光モジュール毎に被覆層を設ける必要がある。また被覆層としてのフィルムの幅が不足する等の理由により、ひとつの発光モジュールに複数の被覆層を並べて貼り付けることもある。
ただしこの場合、これらの被覆層間のつなぎ目が境界線として視認されてしまう問題が生ずる。また、ひとつの発光モジュールに複数の被覆層を並べて貼り付けた場合も同様に、これらの被覆層間のつなぎ目が境界線として視認されてしまう問題が生ずる。
これを抑制するため、特許文献1では、組み合わせ型光学フィルムを開示する。この組み合わせ型光学フィルムは、被覆層に相当する複数枚の光学フィルムの少なくとも1つの端面を互いに突き合わせる。そして突き合わせ端面を、光学フィルムと略同一の屈折率を有する接合剤で接合する。
しかしながら、つなぎ目を接着剤等で埋める方法は、接着剤が障害となり、発光モジュールの交換が困難になる問題がある。
本発明は、表示手段に複数の被覆層を並べて貼り付ける場合において、つなぎ目を接着剤等で埋めなくても被覆層のつなぎ目が境界線として視認されにくい表示装置等を提供しようとするものである。
本発明は、表示手段に複数の被覆層を並べて貼り付ける場合において、つなぎ目を接着剤等で埋めなくても被覆層のつなぎ目が境界線として視認されにくい表示装置等を提供しようとするものである。
本発明の表示装置は、表示手段と、被覆層と、を備える。表示手段は、複数の発光素子が間隙部を挟み配列した発光モジュールからなる。被覆層は、特定の機能を付与するために発光素子上に作成されるとともに、間隙部上の少なくとも一部には有しない。
被覆層は、発光素子上から間隙部上に延伸する延伸部を有するようにすることができる。
また被覆層は、特定の機能を有するフィルムとすることができる。
また被覆層は、特定の機能として保護機能、低反射機能、直線偏光機能および円偏光機能の少なくとも1つを有することができる。
さらに被覆層は、基材と、基材上に形成され特定の機能を付与する機能層とを備えることができる。
またさらに発光素子は、発光ダイオードであることが好ましい。
またさらに表示手段は、発光モジュールを複数配列したものとすることができる。
また被覆層は、特定の機能を有するフィルムとすることができる。
また被覆層は、特定の機能として保護機能、低反射機能、直線偏光機能および円偏光機能の少なくとも1つを有することができる。
さらに被覆層は、基材と、基材上に形成され特定の機能を付与する機能層とを備えることができる。
またさらに発光素子は、発光ダイオードであることが好ましい。
またさらに表示手段は、発光モジュールを複数配列したものとすることができる。
さらに本発明の表示装置の製造方法は、表示手段準備工程と、貼り付け工程と、切断工程と、除去工程と、を備える。このうち表示手段準備工程は、複数の発光素子が間隙部を挟み配列した発光モジュールからなる表示手段を準備する。貼り付け工程は、発光素子上に特定の機能を有するフィルムを貼り付ける。切断工程は、間隙部の少なくとも一部を露出させるためにフィルムを切断する。除去工程は、間隙部上のフィルムを除去することで間隙部の少なくとも一部を露出させる。
切断工程は、フィルムが発光素子上から間隙部上に延伸する延伸部を形成するようにフィルムを切断するようにすることができる。
フィルムは、台紙に貼り付けられるようにすることができる。この場合、切断工程は、フィルムの全ておよび台紙の一部を切断することが好ましい。さらに貼り付け工程は、切断工程の後に行なうことが好ましい。
また切断工程は、レーザーによりフィルムの切断を行なうことが好ましい。
さらにフィルムは、発光素子側とは逆側に離型層を介して台紙に貼り付けられるようにすることができる。この場合、除去工程において、発光素子上のフィルムは、離型層の箇所で台紙から剥離することができる。
フィルムは、台紙に貼り付けられるようにすることができる。この場合、切断工程は、フィルムの全ておよび台紙の一部を切断することが好ましい。さらに貼り付け工程は、切断工程の後に行なうことが好ましい。
また切断工程は、レーザーによりフィルムの切断を行なうことが好ましい。
さらにフィルムは、発光素子側とは逆側に離型層を介して台紙に貼り付けられるようにすることができる。この場合、除去工程において、発光素子上のフィルムは、離型層の箇所で台紙から剥離することができる。
本発明によれば、表示手段に複数の被覆層を並べて貼り付けた場合であっても、被覆層のつなぎ目が境界線として視認されにくい表示装置等を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定するものではない。またその要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。さらに使用する図面は本実施の形態を説明するためのものであり、実際の大きさを表すものではない。
<表示装置の説明>
図1は、本実施の形態が適用される表示装置について説明した図である。
図示する表示装置1は、発光素子としてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を使用したいわゆるLEDディスプレイである。そして以下、発光素子としてLEDを使用した場合について説明するが、表示装置1に使用される発光素子はLEDに限定されるものではない。例えば、発光素子として、レーザーダイオードやQLED(Quantum-dot Light Emitting Diode)などを使用することもできる。
表示装置1は、例えば、大型のものは球場やサッカー場等で観客に対し試合の状況などを表示するのに使用される。また小型のものは、鉄道、バス、高速道路等の交通手段の案内表示、あるいは広告などの用途に使用される。また最近は、1mm角以下の小型のLEDを用いて高精細化し映像情報表示用途などに使用されるものもある。
図1は、本実施の形態が適用される表示装置について説明した図である。
図示する表示装置1は、発光素子としてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を使用したいわゆるLEDディスプレイである。そして以下、発光素子としてLEDを使用した場合について説明するが、表示装置1に使用される発光素子はLEDに限定されるものではない。例えば、発光素子として、レーザーダイオードやQLED(Quantum-dot Light Emitting Diode)などを使用することもできる。
表示装置1は、例えば、大型のものは球場やサッカー場等で観客に対し試合の状況などを表示するのに使用される。また小型のものは、鉄道、バス、高速道路等の交通手段の案内表示、あるいは広告などの用途に使用される。また最近は、1mm角以下の小型のLEDを用いて高精細化し映像情報表示用途などに使用されるものもある。
表示装置1は、画像を表示する表示手段10を備える。また表示装置1は、画像の表示を制御する制御ユニット20を備える。さらに表示装置1は、表示手段10や制御ユニット20に電力を供給する電源ユニット30を備える。
表示手段10は、予め作成された発光モジュールMをタイリングすることで構成される。図1に示した例では、発光モジュールMを格子状に複数配列し、これにより表示手段10を構成する。なお図1では、各発光モジュールMのつなぎ目(境界、接続部)Cを点線により図示している。また図示はしていないが、発光モジュールM上には後述する被覆層100(図2、図3参照)が形成されている。
制御ユニット20は、図示しないPC(Personal Computer)等からRGBデータ等からなる画像データを取得する。そして画像データを基に、画像を表示するための制御信号を生成し、表示手段10に対し出力する。
図2は、発光モジュールMについて示した図である。また図3は、図2のIII−III断面の拡大図である。
図示するように発光モジュールMは、基板11と、LED12と、駆動回路13と、配線部14とを備える。また本実施の形態では、発光モジュールM上に接着層Sを介して被覆層100を備える。
図示するように発光モジュールMは、基板11と、LED12と、駆動回路13と、配線部14とを備える。また本実施の形態では、発光モジュールM上に接着層Sを介して被覆層100を備える。
基板11は、LED12、駆動回路13、配線部14を形成するための絶縁性の支持部材である。基板11は、一般的に使用される回路基板を使用することができる。
LED12は、発光素子の一例である。図示するようにLED12は、複数あり、予め定められた間隔の間隙部Gを挟み配列する。ここではLED12は、格子状に配列し、それぞれの間隙部Gの間隔は、同じである。またLED12は、赤色(R)発光、緑色(G)発光、青色(B)発光をそれぞれ行なう3種類のものからなる。これにより表示手段10は、いわゆるフルカラーにより画像の表示を行なう。ただしこれに限られるものではない。例えば、LED12を単色発光のものとし、表示手段10を単色にて画像の表示を行なうものとしてもよい。
駆動回路13は、配線部14を介してLED12と電気的に接続する。ここでは基板11に設けられたビアホール等を利用してこれらの電気的な接続を行なっている。そして駆動回路13は、制御ユニット20から出力された制御信号に基づき、LED12を駆動する。
被覆層100は、表示手段10に対し特定の機能を付与する機能層である。被覆層100は、予め作成された表示手段10上に形成される。そして図示するように被覆層100は、LED12上に作成され、間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが存在する。つまり被覆層100は、間隙部G上の少なくとも一部には有しない。また本実施の形態では、被覆層100は、LED12上から間隙部G上に延伸する延伸部100aを有する。
被覆層100は、ここでは特定の機能を有するフィルムである。そして詳しくは後述するが、被覆層100は、このフィルムをLED12上に貼り付けることで形成される。このフィルムは、透光性の樹脂からなる。フィルムに使用する樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(polyethylene terephthalate:PET)を用いることができる。また例えば、ポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol:PVA)を用いることができる。また詳しくは後述するが、被覆層100は、必ずしも1枚のフィルムからなる単層フィルムでなくてもよい。即ち、被覆層100は、複数枚のフィルムや機能層を積層した積層フィルムであってもよい。被覆層100の厚さは、例えば、200μm以上300μm以下とすることができる。また被覆層100が、後述する機能層120(図4参照)のみからなる場合、50μm以下とすることができる。
被覆層100が有する機能は、例えば、保護機能である。被覆層100に保護機能を付与することで、表示手段10に傷を生じさせにくくする。この保護機能は、単に上記フィルムを貼り付けることでも付与することができる。ただし例えば、フィルム中に金属酸化物粒子を含有させ、ハードコート層とする。これによりさらに傷が生じにくくなり保護機能が向上する。金属酸化物粒子としては、例えば、五酸化アンチモン(Sb2O5)を使用することができる。また金属酸化物粒子として、例えば、三酸化アンチモン(Sb2O3)、酸化ジルコニア(ZrO2)を使用することができる。さらに金属酸化物粒子として、例えば、酸化チタン(TiO2)、酸化錫(SnO2)を使用することができる。またさらに金属酸化物粒子として、例えば、酸化セリウム(CeO2)を使用することができる。
また被覆層100が有する機能は、例えば、光学的機能である。光学的機能としては、例えば、低反射機能、直線偏光機能および円偏光機能の少なくとも1つである。
図4(a)〜(d)は、光学的機能を付与する際の被覆層100の種々の形態について示した図である。
図示した被覆層100は、基材110と、基材110上に形成され特定の機能を付与する機能層120とを備える。また被覆層100は、基材110とLED12とを接着する接着層Sを介してLED12と接合している。接着層Sは、接着剤や粘着剤を含む。接着層Sは、熱硬化性またはUV(ultraviolet)硬化性の接着剤を含むことが好ましい。これにより後述する切断工程における裁断性が向上する。また接着層Sは、アクリル系もしくはエポキシ系の接着剤を含むことが好ましい。これにより透明性、耐熱性、変色性が向上する。
図示した被覆層100は、基材110と、基材110上に形成され特定の機能を付与する機能層120とを備える。また被覆層100は、基材110とLED12とを接着する接着層Sを介してLED12と接合している。接着層Sは、接着剤や粘着剤を含む。接着層Sは、熱硬化性またはUV(ultraviolet)硬化性の接着剤を含むことが好ましい。これにより後述する切断工程における裁断性が向上する。また接着層Sは、アクリル系もしくはエポキシ系の接着剤を含むことが好ましい。これにより透明性、耐熱性、変色性が向上する。
このうち図4(a)は、被覆層100に低反射機能(反射防止機能)を付与した場合を示した図である。即ち、外光が表示手段10に入射したときに、被覆層100により、反射を抑制する。
この場合、図示するように機能層120は、LED12側に配される高屈折率層121を備える。また機能層120は、LED12側とは逆側に配される低屈折率層122とを備える。
高屈折率層121は、例えば、フィルム中に高屈折率材料を分散させたものである。高屈折率材料としては、酸化チタン(TiO2)粒子、フッ素ポリマーなどが挙げられる。
低屈折率層122は、例えば、フィルム中に低屈折率材料を分散させたものである。低屈折率材料としては、中空シリカ粒子などが挙げられる。中空シリカ粒子は、シリカ(二酸化珪素、SiO2)がほぼ球状に形成された外観形状をなし、その内部に中空部を有する粒子である。
高屈折率層121と低屈折率層122との屈折率差は、より大きいことが好ましい。これにより被覆層100の反射を抑制する効果をより高めることができる。
低屈折率層122は、例えば、フィルム中に低屈折率材料を分散させたものである。低屈折率材料としては、中空シリカ粒子などが挙げられる。中空シリカ粒子は、シリカ(二酸化珪素、SiO2)がほぼ球状に形成された外観形状をなし、その内部に中空部を有する粒子である。
高屈折率層121と低屈折率層122との屈折率差は、より大きいことが好ましい。これにより被覆層100の反射を抑制する効果をより高めることができる。
また図4(b)は、被覆層100に円偏光機能を付与した場合を示した図である。この場合も外光が表示手段10に入射したときに、被覆層100により、反射を抑制する。
この場合、図示するように機能層120は、LED12側に配される位相差層123を備える。また機能層120は、LED12側とは逆側に配される直線偏光層124とを備える。
位相差層123は、この場合、直線偏光に対し波長の1/4(λ/4)の位相差を与え、円偏光を生じさせる。
直線偏光層124は、光に対し一方向の偏光である直線偏光を生じさせる。
この場合、外光が入射すると、この入射光は、まず直線偏光層124を通り直線偏光となる。そして位相差層123を通ると位相差がλ/4分生じ円偏光となる。さらにこの光が反射して反射光となった場合、再度位相差層123を通るため、さらに位相差がλ/4分生じる。つまり元の直線偏光に対し位相差がλ/2分生じ、これにより偏光方向が90°回転する。そのため反射光は、直線偏光層124を通過できず、これにより反射を抑制することができる。なおLED12から出射する出射光は、直線偏光層124を通り直線偏光となるが、外部に出射することができる。
直線偏光層124は、光に対し一方向の偏光である直線偏光を生じさせる。
この場合、外光が入射すると、この入射光は、まず直線偏光層124を通り直線偏光となる。そして位相差層123を通ると位相差がλ/4分生じ円偏光となる。さらにこの光が反射して反射光となった場合、再度位相差層123を通るため、さらに位相差がλ/4分生じる。つまり元の直線偏光に対し位相差がλ/2分生じ、これにより偏光方向が90°回転する。そのため反射光は、直線偏光層124を通過できず、これにより反射を抑制することができる。なおLED12から出射する出射光は、直線偏光層124を通り直線偏光となるが、外部に出射することができる。
また上述した機能を組み合わせて使用してもよい。
図4(c)は、図4(a)で示した低反射機能と、図4(b)で示した円偏光機能とを組み合わせた例である。
図示する被覆層100は、基材110および機能層120が、それぞれ2つある。ここではそれぞれを基材110a、基材110b、および機能層120a、機能層120bとして図示している。
図4(c)は、図4(a)で示した低反射機能と、図4(b)で示した円偏光機能とを組み合わせた例である。
図示する被覆層100は、基材110および機能層120が、それぞれ2つある。ここではそれぞれを基材110a、基材110b、および機能層120a、機能層120bとして図示している。
このうちLED12側である図中下部には、基材110a上に設けられた機能層120aが作成されている。この機能層120aは、図4(b)で説明した位相差層123と、直線偏光層124とを備える。
またLED12側とは逆側である図中上部には、基材110b上に設けられた機能層120bが作成されている。この機能層120bは、図4(a)で説明した高屈折率層121と、低屈折率層122とを備える。
図4(c)の構成とすることで、低反射機能をより向上させることができる。
またLED12側とは逆側である図中上部には、基材110b上に設けられた機能層120bが作成されている。この機能層120bは、図4(a)で説明した高屈折率層121と、低屈折率層122とを備える。
図4(c)の構成とすることで、低反射機能をより向上させることができる。
図4(d)は、図4(c)で示した被覆層100に対し、基材110cおよび機能層120cがさらに加わる。機能層120cは、機能層120aおよび機能層120bの間に配される。機能層120cは、3D(three dimensions)用位相差層125を備える。
3D用位相差層125は、位相差層123と同じものであり、光に対し波長の1/4(λ/4)の位相差を与える。ただし配列するLED12に対し、右回り円偏光を与えるものと左回り円偏光を与えるもとのとが交互に配列する。即ち、表示装置1から出射される光は、右回り円偏光した光と左回り円偏光した光となる。このとき表示装置1を見る視聴者は、3Dめがねを使用する。この3Dめがねは、位相差層と直線偏光層を備え、通過できる偏光方向が90°ずれている。そのため右回り円偏光を与える3D用位相差層125を通過して出射した光は、例えば、右目では見えるが左目では見えないようにできる。また左回り円偏光を与える3D用位相差層125を通過して出射した光は、例えば、左目では見えるが右目では見えないようにできる。つまり右回り円偏光を与える3D用位相差層125を備えるLED12では、右目用の画像を表示する。また左回り円偏光を与える3D用位相差層125を備えるLED12では、左目用の画像を表示する。その結果、視聴者は、表示される画像を3Dとして見ることができる。
図5(a)〜(d)は、本実施の形態の効果について説明した図である。
このうち図5(a)は、従来の表示装置1の画面を示した図である。また図5(b)は、図5(a)のVb−Vb断面の部分模式図である。
図示するように従来の表示装置1では、発光モジュールMのつなぎ目Cに被覆層100のつなぎ目も位置するため、発光モジュールMのつなぎ目Cが被覆層100の境界線として視認されやすい。
このうち図5(a)は、従来の表示装置1の画面を示した図である。また図5(b)は、図5(a)のVb−Vb断面の部分模式図である。
図示するように従来の表示装置1では、発光モジュールMのつなぎ目Cに被覆層100のつなぎ目も位置するため、発光モジュールMのつなぎ目Cが被覆層100の境界線として視認されやすい。
対して図5(c)は、本実施の形態の表示装置1の画面を示した図である。また図5(d)は、図5(c)のVd−Vd断面の部分模式図である。
図示するように本実施の形態では、被覆層100をLED12上に作成し、つなぎ目C上および間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが存在する。これにより被覆層100のつなぎ目が視認されにくくなる。つまりつなぎ目Cを接着剤等で埋めなくても被覆層100のつなぎ目が境界線として視認されにくい。そして被覆層100のつなぎ目が視認されにくくなることで、表示装置1を見る視聴者の視認性がより向上する。また特に図4(c)や図4(d)のように低屈折率層122や位相差層123、直線偏光層124を使用した場合に、明室コントラストを向上させることができる。
図示するように本実施の形態では、被覆層100をLED12上に作成し、つなぎ目C上および間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが存在する。これにより被覆層100のつなぎ目が視認されにくくなる。つまりつなぎ目Cを接着剤等で埋めなくても被覆層100のつなぎ目が境界線として視認されにくい。そして被覆層100のつなぎ目が視認されにくくなることで、表示装置1を見る視聴者の視認性がより向上する。また特に図4(c)や図4(d)のように低屈折率層122や位相差層123、直線偏光層124を使用した場合に、明室コントラストを向上させることができる。
なお上述した例では、基材110を設けていたが、基材110は、必ずしも必要ではなく設けなくてもよい。この場合、機能層120だけをLED12上に形成することになる。この場合、基材110がないため、被覆層100がより薄くなり、後述するフィルムの切断の際に裁断性がより向上する。
被覆層100は、LED12上から間隙部G上に延伸する延伸部100aを有していたが、延伸部100aは必ずしも設ける必要はない。
図6(a)〜(b)は、被覆層100に延伸部100aを設けた場合と設けなかった場合とを比較した図である。
このうち図6(a)は、被覆層100に延伸部100aを設けた場合を示している。また図6(b)は、被覆層100に延伸部100aを設けなかった場合を示している。被覆層100は、双方の場合ともLED12上に作成される。一方、図6(a)に示すように、延伸部100aを設けた場合は、上述したように被覆層100がさらに間隙部G上の一部に作成される。対して図6(b)に示すように、延伸部100aを設けなかった場合は、被覆層100は、間隙部G上には、形成されない。
図6(a)〜(b)は、被覆層100に延伸部100aを設けた場合と設けなかった場合とを比較した図である。
このうち図6(a)は、被覆層100に延伸部100aを設けた場合を示している。また図6(b)は、被覆層100に延伸部100aを設けなかった場合を示している。被覆層100は、双方の場合ともLED12上に作成される。一方、図6(a)に示すように、延伸部100aを設けた場合は、上述したように被覆層100がさらに間隙部G上の一部に作成される。対して図6(b)に示すように、延伸部100aを設けなかった場合は、被覆層100は、間隙部G上には、形成されない。
このように延伸部100aを設けた場合は、間隙部GHの幅がより狭くなる。またそれとともに被覆層100が形成される面積がより大きくなる。そのため被覆層100の保護機能や光学機能をより発揮しやすくなる。また延伸部100aを設けない場合は、設ける場合に比較して被覆層100の耐久性がより向上しやすくなる。
<被覆層100の作成方法の説明>
次に表示手段10上に被覆層100を形成する方法を説明する。
ここでは、被覆層100の形成方法(表示装置1の製造方法)を、第1の実施形態〜第3の実施形態に分けて説明を行なう。
次に表示手段10上に被覆層100を形成する方法を説明する。
ここでは、被覆層100の形成方法(表示装置1の製造方法)を、第1の実施形態〜第3の実施形態に分けて説明を行なう。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、LED12および間隙部Gの双方にまたがるフィルムをまず貼り付ける。そしてその後に間隙部G上のフィルムを切断する。さらに間隙部G上の切断したフィルムを除去することで被覆層100を形成する。
第1の実施形態では、LED12および間隙部Gの双方にまたがるフィルムをまず貼り付ける。そしてその後に間隙部G上のフィルムを切断する。さらに間隙部G上の切断したフィルムを除去することで被覆層100を形成する。
図7は、第1の実施形態における被覆層100の形成方法について説明したフローチャートである。また図8は、図7におけるそれぞれの工程を示した図である。
まず表示手段10を準備する(ステップ101:表示手段準備工程(図8(a))。この表示手段10は、予め作成されたものである。また表示手段10は、上述したように複数のLED12が間隙部Gを挟み配列した発光モジュールMからなる。
次にLED12上に特定の機能を有するフィルムFを貼り付ける(ステップ102:貼り付け工程(図8(b))。このとき図8(b)に図示するように、LED12および間隙部Gの双方にまたがるようにフィルムFを貼り付ける。このフィルムFは、後述する切断工程で切断することで被覆層100となるものである。よってフィルムFは、図4で説明した被覆層100と同様の積層構造を有する。即ち、フィルムFは、基材110と機能層120とからなる。さらにフィルムFには、LED12側に接着層Sが設けられる。フィルムFは接着層SによりLED12に貼り付けられる。また接着層Sが熱硬化性またはUV硬化性の接着剤を含む場合は、このとき加熱を行なったりUVを照射することが必要である。なおフィルムFを貼り付けるのに、熱圧着等を利用してもよい。この場合、接着層Sを設ける必要はない。また基材110がなく、機能層120のみからなっていてもよい。
そして間隙部Gの少なくとも一部を露出させるためにフィルムFを切断する(ステップ103:切断工程(図8(c))。この際、型抜機等を使用した機械的切断を行なってもよく、レーザーを使用して切断を行なってもよい。なお図示する例では、レーザーを使用して切断を行なう場合について図示している。
図示する切断工程では、フィルムFがLED12上から間隙部G上に延伸する延伸部100aを形成するようにフィルムFを切断する。このときフィルムFを切断する箇所を変更することにより延伸部100aの長さを調整することができる。なおLED12と間隙部Gとの境界の箇所を切断することで延伸部100aを形成しないようにすることもできる。
図示する切断工程では、フィルムFがLED12上から間隙部G上に延伸する延伸部100aを形成するようにフィルムFを切断する。このときフィルムFを切断する箇所を変更することにより延伸部100aの長さを調整することができる。なおLED12と間隙部Gとの境界の箇所を切断することで延伸部100aを形成しないようにすることもできる。
型抜機を使用する場合は、型抜きを行なう刃型は、切れ目を入れる箇所に合わせて配される。
またレーザーにより切断を行なう場合は、フィルムFの材質に応じてレーザーの波長やモードを選択する。波長は、レーザー光源の種類を選択することで変更を行なう。またモードとしては、連続波発振動作(Continuous Wave Operation:CW)とパルス発振動作(Pulsed Operation)との何れかを選択する。例えば、フィルムFがPETからなる場合は、波長10.6μmのCO2レーザーが適する。またこのときレーザーの集光スポットをフィルムF面に合わせフィルムが光エネルギーを吸収し熱に変換するようにする。これによりフィルムFを選択的に切断し、表示手段10へのダメージを抑制することができる。
またレーザーにより切断を行なう場合は、フィルムFの材質に応じてレーザーの波長やモードを選択する。波長は、レーザー光源の種類を選択することで変更を行なう。またモードとしては、連続波発振動作(Continuous Wave Operation:CW)とパルス発振動作(Pulsed Operation)との何れかを選択する。例えば、フィルムFがPETからなる場合は、波長10.6μmのCO2レーザーが適する。またこのときレーザーの集光スポットをフィルムF面に合わせフィルムが光エネルギーを吸収し熱に変換するようにする。これによりフィルムFを選択的に切断し、表示手段10へのダメージを抑制することができる。
さらに間隙部G上のフィルムFを除去することで間隙部Gの少なくとも一部を露出させる(ステップ104:除去工程(図8(d))。これによりLED12上に作成されるとともに、間隙部G上の少なくとも一部には有しない被覆層100が形成される。またLED12上に作成されるとともに、間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが形成されると言うこともできる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、LED12に貼り付ける前のフィルムFに対し、切断を行なう。そしてその後にフィルムを貼り付ける。
第2の実施形態では、LED12に貼り付ける前のフィルムFに対し、切断を行なう。そしてその後にフィルムを貼り付ける。
図9は、第2の実施形態における被覆層100の形成方法について説明したフローチャートである。また図10は、図9におけるそれぞれの工程を示した図である。
まず第1の実施形態と同様に、表示手段10を準備する(ステップ201:表示手段準備工程(図10(a))。
第2の実施形態では、フィルムFは、LED12側に接着層Sが設けられるとともに、予め台紙Dに貼り付けられている。
そしてこの状態の間隙部Gの少なくとも一部を露出させるためにフィルムFを切断する(ステップ202:切断工程(図10(b))。この際、型抜機等を使用した機械的切断を行なってもよく、レーザーを使用して切断を行なってもよい。なお図示する例では、レーザーを使用して切断を行なう場合について図示している。またこのとき切れ目を台紙Dの半分程度まで入れる。その結果、接着層SおよびフィルムFについては、全て切断されるとともに、台紙Dについては、完全に切断はされず、一部が切断される状態となる。
そしてこの状態の間隙部Gの少なくとも一部を露出させるためにフィルムFを切断する(ステップ202:切断工程(図10(b))。この際、型抜機等を使用した機械的切断を行なってもよく、レーザーを使用して切断を行なってもよい。なお図示する例では、レーザーを使用して切断を行なう場合について図示している。またこのとき切れ目を台紙Dの半分程度まで入れる。その結果、接着層SおよびフィルムFについては、全て切断されるとともに、台紙Dについては、完全に切断はされず、一部が切断される状態となる。
次にLED12上にフィルムFを貼り付ける(ステップ203:貼り付け工程(図10(c))。つまり第2の実施形態では、貼り付け工程は、切断工程の後に行なう。ここでも第1の実施形態と同様に接着層Sを利用したり、また接着層Sを設けず熱圧着等により貼り付けを行なう。
さらに間隙部G上のフィルムFを除去する(ステップ204:除去工程(図10(d))。これは台紙DをLED12上から剥がすことで行なうことができる。つまりLED12上のフィルムFは、貼り付け工程によりLED12に貼り付けられる。対して間隙部G上のフィルムFは、表示手段10の何れの箇所にも接着しない。そのため台紙Dを剥がすと、LED12上のフィルムFは、LED12上に残存する。一方、間隙部G上のフィルムFは、台紙Dとともに剥がされ、除去される。これによりLED12上に作成されるとともに、間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが形成される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、LED12にフィルムFを含む転写用機能フィルムTを貼り付けた後にこれを剥がし、その際にフィルムFをLED12上に残存させる。
第3の実施形態では、LED12にフィルムFを含む転写用機能フィルムTを貼り付けた後にこれを剥がし、その際にフィルムFをLED12上に残存させる。
図11は、第3の実施形態における被覆層100の形成方法について説明したフローチャートである。また図12は、図11におけるそれぞれの工程を示した図である。
まず第1の実施形態と同様に、表示手段10を準備する(ステップ301:表示手段準備工程(図12(a))。
図12(b)に示すように第3の実施形態では、LED12に貼り付けられる前のフィルムFは、LED12側に接着層Sが設けられる。またフィルムFは、LED12側とは逆側に離型層Rを介して台紙Dに貼り付けられている。このフィルムFは、基材110がなく、機能層120のみからなる。なおここでは、接着層S、フィルムF、離型層R、および台紙Dを合わせて、転写用機能フィルムTとして図示している。
次にLED12上にフィルムFを貼り付ける(ステップ302:貼り付け工程(図12(c))。この場合、接着層SによりフィルムFは、LED12に貼り付けられる。
さらに台紙Dを剥がす(ステップ303(図12(d)))。このときLED12上のフィルムFは、接着層SによりLED12に貼り付けられている。対して間隙部G上のフィルムFは、表示手段10の何れの箇所にも接着しない。そのため台紙Dを剥がすと、LED12上のフィルムFは、離型層Rの箇所で台紙Dと剥離し、LED12上に残存する。一方、間隙部G上のフィルムFは、台紙Dとともに剥がされ、除去される。つまりフィルムFを十分に薄く形成(例えば、50μm以下)すれば、LED12と間隙部Gとの境界でフィルムFの箔切れが生じる。その結果、フィルムFは、LED12上に残存するものと、台紙Dとともに剥がされ除去されるものとに分離する。また第3の実施形態では、図6(b)に示した被覆層100に延伸部100aを設けない場合となる。
これによりLED12上に作成されるとともに、間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが形成される。なお第3の実施形態でも接着層Sを設けず熱圧着等により貼り付けを行なうこともできる。
これによりLED12上に作成されるとともに、間隙部G上には被覆層100の間隙部GHが形成される。なお第3の実施形態でも接着層Sを設けず熱圧着等により貼り付けを行なうこともできる。
この場合、台紙Dを剥がす工程は、フィルムFに対しLED12と間隙部Gとの境界を切断する切断工程であると捉えることができる。また間隙部G上のフィルムFを除去する除去工程であると捉えることもできる。即ち、台紙Dを剥がす工程は、切断工程と除去工程とを同時に行なう工程であると考えることができる。
なお、図1等では、発光モジュールMを複数配列する場合を例示したが、これに限られるものではない。例えば、ひとつの発光モジュールに複数の被覆層100を並べて貼り付ける場合も適用が可能である。さらに上記第1、第2、第3の実施形態において表示手段10は複数の発光モジュールMからなることを前提としたが、製造時のサイズ制約等によっては、ひとつの発光モジュールMに対して行ってもよい。
また、接着層SはフィルムF側ではなくLED12の上面にコーティングして設けてもよい。この場合、第1、第2の実施形態において、延伸部100aに接着層Sを無くすことができるため、埃等が付きにくい利点がある。
また、接着層SはフィルムF側ではなくLED12の上面にコーティングして設けてもよい。この場合、第1、第2の実施形態において、延伸部100aに接着層Sを無くすことができるため、埃等が付きにくい利点がある。
1…表示装置、10…表示手段、11…基板、12…LED、100…被覆層、100a…延伸部、110…基材、120…機能層、121…高屈折率層、122…低屈折率層、123…位相差層、124…直線偏光層、125…3D用位相差層、C…つなぎ目、D…台紙、F…フィルム、G、GH…間隙部、M…発光モジュール、R…離型層、S…接着層
Claims (12)
- 複数の発光素子が間隙部を挟み配列した発光モジュールからなる表示手段と、
特定の機能を付与するために前記発光素子上に作成されるとともに、前記間隙部上の少なくとも一部には有しない被覆層と、
を備える表示装置。 - 前記被覆層は、前記発光素子上から前記間隙部上に延伸する延伸部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記被覆層は、特定の機能を有するフィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記被覆層は、特定の機能として保護機能、低反射機能、直線偏光機能および円偏光機能の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装置。
- 前記被覆層は、基材と、当該基材上に形成され特定の機能を付与する機能層とを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置。
- 前記発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示装置。
- 前記表示手段は、前記発光モジュールを複数配列したものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示装置。
- 複数の発光素子が間隙部を挟み配列した発光モジュールからなる表示手段を準備する表示手段準備工程と、
前記発光素子上に特定の機能を有するフィルムを貼り付ける貼り付け工程と、
前記間隙部の少なくとも一部を露出させるために前記フィルムを切断する切断工程と、
前記間隙部上の前記フィルムを除去することで当該間隙部の少なくとも一部を露出させる除去工程と、
を備える表示装置の製造方法。 - 前記切断工程は、前記フィルムが前記発光素子上から前記間隙部上に延伸する延伸部を形成するように当該フィルムを切断することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の製造方法。
- 前記フィルムは、台紙に貼り付けられ、
前記切断工程は、前記フィルムの全ておよび前記台紙の一部を切断し、
前記貼り付け工程は、前記切断工程の後に行なうことを特徴とする請求項8または9に記載の表示装置の製造方法。 - 前記切断工程は、レーザーにより前記フィルムの切断を行なうことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の表示装置の製造方法。
- 前記フィルムは、前記発光素子側とは逆側に離型層を介して台紙に貼り付けられ、
前記除去工程において、前記発光素子上の前記フィルムは、前記離型層の箇所で前記台紙から剥離することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の製造方法。
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WO2020122037A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 半導体装置及び電子機器 |
CN113874768A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-12-31 | 福建晶安光电有限公司 | 偏振元件、发光二极管以及发光装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014183192A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Polatechno Co Ltd | 偏光led及びそれを用いた表示装置 |
JP2016109932A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 三菱電機株式会社 | 表示ユニット、映像表示装置及び表示ユニットの製造方法 |
-
2017
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