JP2018123840A - 電磁弁 - Google Patents

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武 三浦
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Abstract

【課題】ソレノイド部のサイズが小型化された電磁弁を得る。
【解決手段】貫通穴211を有し、コイル22が巻回されたボビン21と、ボビン21を収容するケース1と、ボビン21の貫通穴211の内部を、コイル22への通電に伴い発生する磁束により軸方向に移動する円筒状のプランジャ5と、プランジャ5の内周側に挿入される、円筒状に形成された円筒部81を有する非磁性体のパイプ8と、ケース1に取り付けられ、パイプ8の円筒部81の内周側に挿入される円柱状の突部31を有する磁性体のコア3とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、電磁弁に関する。
電磁弁のソレノイド部は、巻枠となるボビンと、ボビンに巻回されたコイルとで構成されるコイルASSYを備えて構成される。コイルASSYには、プランジャ(可動鉄心)に磁気を伝達するためのコア(固定鉄心)が取り付けられる。特許文献1には、円筒状のコアの内周側に、円筒状のガイドスリーブが配置され、さらに、ガイドスリーブの内周側にプランジャが配置された電磁弁が開示されている。
特許第4055627号公報
電磁弁を小型にすることで、例えば、エンジンのレイアウトの自由度を向上させることができる。したがって、電磁弁におけるソレノイド部のサイズを小型化することは有益である。特許文献1に開示されているような構成では、ソレノイド部の径方向のサイズは、プランジャの径、円筒状のガイドスリープの径、および円筒状のコアの径に影響されるところが大きい。そのため、ソレノイド部の径方向のサイズを小さくする方法として、ボビンの樹脂材の薄肉化、コイルASSYを外装する樹脂材の薄肉化等があるが、そのような樹脂材の薄肉化では、ソレノイド部のサイズを小型化することは困難であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ソレノイド部のサイズが小型化された電磁弁を得ることを目的とする。
この発明に係る電磁弁は、貫通穴を有し、コイルが巻回されたボビンと、ボビンを収容するケースと、ボビンの貫通穴の内部を、コイルへの通電に伴い発生する磁束により軸方向に移動する円筒状のプランジャと、プランジャの内周側に挿入される、円筒状に形成された円筒部を有する非磁性体のパイプと、ケースに取り付けられ、パイプの円筒部の内周側に挿入される円柱状の突部を有する磁性体のコアとを備える。
この発明によれば、ソレノイド部のサイズが小型化された電磁弁を得ることができる。
実施の形態1に係る電磁弁の断面図である。 コアの形状を示す図である。 パイプの形状を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電磁弁100の構成を示す図である。図2はコア3の形状を示す図である。図3はパイプ8の形状を示す図である。電磁弁100は、例えば、車両に搭載されるオイルコントロールバルブに適用される。
図1に示すように、電磁弁100は、ソレノイド部20とバルブ部30とから構成される。ソレノイド部20は、ケース1、コイルASSY2、コア3、ボス4、プランジャ5等を備えて構成される。ソレノイド部20は、磁気回路を構成する。バルブ部30は、スプール6およびハウジング9等を備えて構成される。
コイルASSY2は、巻枠としてのボビン21と、ボビン21に巻回されたコイル22とからなる。コイルASSY2は、ケース1内に収容される。ケース1は、コイルASSY2を保護する磁性体部品である。コイル22への通電は、コネクタ10の端子11を介して行われる。
ボビン21は、軸方向に貫通する貫通穴211を有する。貫通穴211の内径は、内部にプランジャ5を配置することが可能な内径とする。貫通穴211の内周面と、プランジャ5の外周面との間には、所定の隙間が設けられる。プランジャ5は、可動鉄心である。コイル22への通電に伴い磁束が発生すると、プランジャ5は、貫通穴211の内部を軸方向に移動する。
図2に示すように、コア3は、突部31およびフランジ部32を有する。コア3は、固定鉄心である。突部31は、フランジ部32の中央に円柱状に突設される。
図3に示すように、パイプ8は、円筒部81、および円筒部81の一端に形成されたフランジ部82を有する。パイプ8は、非磁性体である。円筒部81の内径は、コア3の突部31を挿入可能な内径とする。
プランジャ5は、円筒状であり、軸方向に設けられた穴である軸受け部51を有する。軸受け部51の内径は、パイプ8の円筒部81を挿入可能な内径とする。
コア3の突部31の外周面とパイプ8の円筒部81の内周面との間の隙間を第1の隙間とする。パイプ8の円筒部81の外周面とプランジャ5の内周面との間の隙間を第2の隙間とする。第1の隙間と第2の隙間との合計は、例えば、全周約0.6mm未満となるようにし、小さな値とする。これは、エアギャップによる磁気損失を低減するためである。また、第2の隙間を小さくすることで、可動鉄心であるプランジャ5のガタつきを抑えることができる。一方、ボビン21の内周面とプランジャ5の外周面との間の隙間は、全周約0.6mm以上とし、大きな値とする。ボビン21とプランジャ5との接触を回避するとともに、プランジャ5の移動に伴う、空気の移動通路を確保するためである。
ボス4は、円筒部41、および円筒部41の一端に形成されたフランジ部42を有する。ボス4は、固定鉄心である。円筒部41の内径は、プランジャ5に連結されるスプール6を挿入可能な内径とする。
コア3は、コア3の突部31が、パイプ8の円筒部81の内周側に挿入された状態で、ケース1に取り付けられる。パイプ8は、円筒部81が、軸受け部51の内周側に挿入され、フランジ部82が、コイルASSY2とコア3との間に挟まれた状態で、ケース1に取り付けられる。ボス4は、コア3が取り付けられた側とはプランジャ5を介して軸方向反対側から、ケース1に取り付けられる。
従来のように、円筒状のコアの内周側に、円筒状のガイドスリーブが配置され、さらに、ガイドスリーブの内周側にプランジャが配置される構成では、ガイドスリーブの内周とプランジャの外周とが摺動面となっていた。
一方、実施の形態1は、プランジャ5に軸受け部51を設け、軸受け部51の内周側に、コア3の突部31およびパイプ8の円筒部81が挿入されるように構成した。これにより、プランジャ5の軸受け部51の内周と、パイプ8の円筒部81の外周とが摺動面となる。このように構成することで、ボビン21に形成する貫通穴211の径を小さくすることができ、従来に比べ、ソレノイド部の径方向のサイズを小型化することができる。
スプール6は、プランジャ5に連結される。プランジャ5が連結された側とは軸方向反対側となるスプール6の端部は、付勢部材7に当接する。付勢部材7は、例えば、スプリングである。付勢部材7は、スプール6をソレノイド部20側に付勢する。ハウジング9は、中空状であり、内部にスプール6および付勢部材7を収容する。スプール6は、ハウジング9内を移動し、流体の流路および流体の流量を切り換える弁体である。
次に動作について説明する。
コイル22への通電がOFF時には、プランジャ5は、付勢部材7の付勢力でコア3側に位置する。図1は、コイル22への通電がOFF時の状態を示している。
コイル22への通電がONになると、ボス4側に発生する磁気吸引力により、プランジャ5が付勢部材7の付勢力に抗してボス4側に移動する。これにより、スプール6が移動し、流体の流路および流体の流量が切り換わる。スプール6の移動量は、ボス4側に発生する磁気吸引力によって決まり、ボス4側に発生する磁気吸引力は、コイル22に供給される電流の大きさによって決まる。
図1に示すように、流体が、第1の流路12からハウジング9に到達した際、スプール6の移動量により、流体の流路が第2の流路13となるか第3の流路14となるかが決まるとともに、当該流路を流れる流体の流量が決まる。
以上のように、この実施の形態1に係る電磁弁によれば、貫通穴211を有し、コイル22が巻回されたボビン21と、ボビン21を収容するケース1と、ボビン21の貫通穴211の内部を、コイル22への通電に伴い発生する磁束により軸方向に移動する円筒状のプランジャ5と、プランジャ5の内周側に挿入される、円筒状に形成された円筒部81を有する非磁性体のパイプ8と、ケース1に取り付けられ、パイプ8の円筒部81の内周側に挿入される円柱状の突部31を有する磁性体のコア3とを備えるようにした。これにより、ソレノイド部20のサイズが小型化された電磁弁を得ることができる。
実施の形態1に係る電磁弁によれば、従来の電磁弁と同等の磁気吸引力を維持した上で、ソレノイド部20のサイズを小型化することができるため、エンジンのレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、コア3の形状が簡素化されるため、加工費用を抑えることができる。
また、コイルASSY2について、径方向のサイズが小さくなることに伴い、従来の電磁弁と同じコイル巻き数では、コイル抵抗が小さくなる。そこで、従来の電磁弁と同じコイル抵抗にする場合、コイル巻き数をさらに増やすことができる。これにより、ソレノイド部20の磁気吸引力を増加させ、エンジンの振動に対する耐振性を向上させた電磁弁を得ることができる。
また、コイルASSY2について、径方向のサイズが小さくなることに伴い、従来の電磁弁と同じコイル巻き数では、コイル抵抗が小さくなる。そこで、従来の電磁弁と同じコイル巻き数で、かつ従来の電磁弁と同じコイル抵抗にする場合、コイルの線径をさらに細くすることができる。これにより、コイルASSY2の軸方向に対するサイズを小型化することができる。
ボビン21の内周面とプランジャ5の外周面との間の隙間が、パイプ8の円筒部81の外周面とプランジャ5の内周面との間の隙間より大きくなるように構成した。これにより、プランジャ5の移動に伴う、空気の移動通路を確保することができる。また、プランジャ5のガタつきを抑え、かつ磁気損失を低減することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ケース、2 コイルASSY、3 コア、4 ボス、5 プランジャ、6 スプール、7 付勢部材、8 パイプ、9 ハウジング、10 コネクタ、11 端子、12 第1の流路、13 第2の流路、14 第3の流路、20 ソレノイド部、21 ボビン、22 コイル、30 バルブ部、31 突部、32 フランジ部、41 円筒部、42 フランジ部、51 軸受け部、81 円筒部、82 フランジ部、100 電磁弁、211 貫通穴。

Claims (3)

  1. 貫通穴を有し、コイルが巻回されたボビンと、
    前記ボビンを収容するケースと、
    前記ボビンの前記貫通穴の内部を、前記コイルへの通電に伴い発生する磁束により軸方向に移動する円筒状のプランジャと、
    前記プランジャの内周側に挿入される、円筒状に形成された円筒部を有する非磁性体のパイプと、
    前記ケースに取り付けられ、前記パイプの前記円筒部の内周側に挿入される円柱状の突部を有する磁性体のコアと
    を備えた電磁弁。
  2. 前記ボビンの内周面と前記プランジャの外周面との間の隙間が、前記パイプの前記円筒部の外周面と前記プランジャの内周面との間の隙間より大きいことを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
  3. 車両に搭載されるオイルコントロールバルブに適用されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電磁弁。
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