JP2018122827A - 車載用情報入力装置および車載用情報入力システム - Google Patents

車載用情報入力装置および車載用情報入力システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用による疲労感を緩和する。【解決手段】車載用情報入力装置はアームレスト17と接触操作部18とを有する。アームレスト17は前腕を載置する。接触操作部18はアームレスト17の長手方向の一端より長手方向に沿ってアームレスト17から離れる方向側に位置する。接触操作部18はアームレスト17の座面に対してアームレスト17の座面側とは反対側に所定の傾斜角で傾斜した盤面を有する。接触操作部18はタッチパッドと押圧センサとを有する。タッチパッドは盤面上への接触位置を検出する。押圧センサはタッチパッドへの押込みを検出する。【選択図】図3

Description

本発明は、車載用情報入力装置および車載用情報入力システムに関するものである。
従来、利用者に対して操作入力を受付ける画像を表示するディスプレイと、ディスプレイの表示面内の多様な位置に対して、接触面内の多様な位置が対応付けられた接触位置センサとを組合わせた車載用情報入力システムが知られている。このような車載用情報入力システムにおいて、利用者の腕や手の高さなどの個人差により生じ得る接触位置の違いによる接触面積の変化を低減するように、タッチパッドの角度を設定することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2015−133042号公報
しかし、特許文献1に記載の車載用情報入力システムにおいては、使用により利用者に疲労感を覚えさせる可能性があった。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、利用による疲労感を緩和させる車載用情報入力装置および車載用情報入力システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の第1の観点に係る車載用情報入力装置は、
前腕を載置するアームレストと、
前記アームレストの長手方向の一端より該長手方向に沿って前記アームレストから離れる方向側に位置し、前記アームレストの座面に対して、前記アームレストの座面側とは反対側に所定の傾斜角で傾斜した盤面を有し、該盤面上への接触位置を検出するタッチパッドと、前記タッチパッドへの押込みを検出する押圧センサとを有する接触操作部と、を備える
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る車載用情報入力装置においては、
前記所定の傾斜角が15°から30°である
ことが好ましい。
本発明の第3の観点に係る車載用情報入力装置においては、
前記押圧センサの押込み量が、実質的に1.7mmである
ことが好ましい。
本発明の第4の観点に係る車載用情報入力システムは、
前腕を載置するアームレストと、盤面上の接触位置を検出するタッチパッドおよび前記タッチパッドへの押込みを検出する押圧センサを有し、前記アームレストの長手方向に沿って前記アームレストから離れる方向側に位置し、前記アームレストの座面に対して前記アームレストの座面側とは反対側に所定の傾斜角で傾斜した盤面上への接触位置を検出する接触操作部と、を有する車載用情報入力装置と、
前記タッチパッドのサイズより大きく、前記タッチパッドの前記盤面上の接触位置に対して、少なくとも一部の領域内で指定位置が決定された画像を表示する表示部と、を備える
ことを特徴としている。
本発明の第5の観点に係る車載用情報入力システムにおいては、
前記タッチパッドが検出する前記盤面上における接触が維持されたまま接触位置が変化するスワイプ操作に応じて変わる画像を前記表示部に表示するとき、前記盤面の特定の領域におけるスワイプ操作に対しては、前記画像の変更を停止する制御部を、さらに備える
ことが好ましい。
本発明の第6の観点に係る車載用情報入力システムにおいては、
前記所定の角度が15°から30°である
ことが好ましい。
上記のように構成された本発明に係る車載用情報入力装置および車載用情報入力システムによれば、利用による疲労感を緩和可能である。
一実施形態の車載用情報入力装置を含む車載用情報入力システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の車載用情報入力装置を搭載したセンターコンソールの外観斜視図である。 図2のセンターコンソールを隣接するシートとともに示す側面図である。 図2のセンターコンソールにおける接触操作部の構造を示す、アームレストの長手方向に沿った断面図である。 図1の表示部に表示される画像の一例であるメニュー画像を示す図である。 図1の表示部に表示される画像の一例である機能項目を含む画像を示す図である。 図1の接触操作部の盤面上の検出対象領域と表示部の入力対象領域との対応関係の一例を示す模式図である。 図1の表示部において接触物を重畳させたメニュー画像を示す模式図である。 図1の制御部が実行する第1の入力検出の制御を説明するためのフローチャートである。 図1の制御部が実行する第2の入力検出の制御を説明するためのフローチャートである。 疲労試験機の概略構成を示す側面図である。
以下、本発明を適用した車載用情報入力システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る車載用情報入力装置10を含む車載用情報入力システム11は、車載用情報入力装置10、表示部12、撮像部13、制御部14、および記憶部15を含んでいる。
図2に示すように、車載用情報入力装置10は、例えば車両のセンターコンソール16に設けられている。車載用情報入力装置10は、アームレスト17および接触操作部18を含んでいる。
なお、車載用情報入力装置10は、アームレスト17に隣接するシートのシートバックの傾斜に連動して、例えばセンターコンソール16の一部とともに、変位する構成であってよい。例えば、シートバックの車両後方への傾斜に連動して、車載用情報入力装置10が車両の後方に移動する構成であってよい。
図3に示すように、アームレスト17は、アームレスト17に隣接するシート19の乗員ocが前腕を載置可能な位置に設けられる。例えば、アームレスト17は全体的に長手形状であり、アームレスト17は、長手方向が車両の前後方向に沿うように、かつアームレスト17の座面bsが水平面上の車両において鉛直方向の上側を向くように、車両内に設けられている。なお、アームレスト17の座面bsは、水平面上の車両において鉛直方向に垂直であっても、鉛直方向に対して傾斜していてもよい。また、例えば、アームレスト17は、想定される多様な乗員ocの体格を考慮して、アームレスト17に隣接するシート19のクッションシートの座面に対して、特定の高さに固定されている、または高さを調整可能である。
接触操作部18は、アームレスト17の長手方向の一端より、当該長手方向に沿ってアームレスト17から離れる方向側に位置している。さらには、接触操作部18は、車両内において、アームレスト17より前方に位置している。
接触操作部18は、盤面fbを有している。当該盤面fbは、アームレスト17の座面bsに対してアームレスト17の座面bs側とは反対側に所定の傾斜角で傾斜している。所定の傾斜角は、例えば、5°から35°であり、15°から30°であることがさらに好ましく、20.2°であることが最も好ましい。
接触操作部18は、盤面fb上への接触物による接触があるとき、盤面fb上における接触位置を検出する。接触物は、例えば、スライタスペンおよび乗員ocの指などである。図4に示すように、接触操作部18は、タッチパッド20および押圧センサ21を含んでいる。
タッチパッド20は、例えば透明なガラスにより形成され、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、又は電磁誘導方式などの任意の方式により構成されたタッチセンサを用いることができる。本実施形態において、タッチパッド20は、静電容量方式による静電タッチパッドである。
タッチパッド20のサイズは、例えば、ディスプレイのサイズ表記で用いられる対角線の長さによる表現形式において、4インチである。タッチパッド20の盤面fb上の外縁またはタッチパッド20の盤面fbの外縁を囲うセンターコンソール16の部位は黒色に色付けられている。
接触操作部18における盤面fb上の接触位置の検出は、タッチパッド20によって行われる。また、タッチパッド20は、盤面fb上における接触が維持されたままの接触位置の変化をスワイプ操作として検出する。
押圧センサ21は、タッチパッド20の直下に配置され、基板22により支持されている。押圧センサ21は、例えば、タクタイルスイッチであり、押込みによってタッチパッド20が下方へと変位するとき、オンになる。また、押圧センサ21は、押込みが解除されタッチパッド20が元の位置に戻るとき、オフになる。押圧センサ21の押込み量は、1.3mmから2.0mmの範囲で定められており、本実施形態においては、実質的に1.7mmである。なお、実質的に1.7mmとは、押圧センサ21の製造誤差範囲内で1.7mmの押込み量と認識され得る範囲を含む。
本実施形態においては、単一の押圧センサ21が、タッチパッド20の直下において、その中心部に配置されているが、これに限定されない。タッチパッド20からの押圧を検出可能であれば、任意の個数の押圧センサ21が任意の場所に配置されてもよい。例えば、単一の押圧センサ21が、タッチパッド20の直下において外周部に1つ配置されてもよい。または、複数の押圧センサ21が、分散した位置に配置されてもよい。なお、タッチパッド20の直下に複数の押圧センサ21が配置される構成においては、接触操作部18は、タッチパッド20の盤面fbを分割した領域毎にタッチパッド20からの押圧を検出可能であってよい。
押圧センサ21は、タクタイルスイッチに限定されず、タッチパッド20からの押圧を検出可能であれば、任意のセンサを適用可能である。例えば、タクタイルスイッチに代えて、圧電素子などの感圧センサを、押圧センサ21に適用してもよい。
接触操作部18は、タッチパッド20および押圧センサ21に加えて、車両の走行中の振動によるタッチパッド20の不要な検出信号を除去するために、フィルターを有してもよい。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイおよびヘッドアップディスプレイである。本実施形態においては、表示部12は液晶ディスプレイである。また、表示部12は、タッチパネルディスプレイを構成しても、タッチ操作不能なディスプレイであってもよい。表示部12はタッチ操作不能のディスプレイである。
表示部12は、制御部14が生成する画像を表示する。図3に示すように、表示部12は、アームレスト17に隣接するシート19の乗員ocが視認可能な位置、例えば、インストルメントパネルに配置されている。表示部12のサイズは、タッチパッド20のサイズより大きく、例えば7インチから8インチである。
撮像部13は、被写体を撮像する少なくとも1つのカメラを含む。撮像部13にはモノクロカメラまたはカラーカメラが適用され得る。本実施形態において、撮像部13には、カラーカメラが適用されている。
撮像部13は、昼間の明るい状態及び夜間の暗い状態の両方で操作者の操作手を鮮明に撮像可能なように、ダイナミックレンジの広いカメラを含むことが好ましい。なお、撮像部13に適用するカメラは、ダイナミックレンジの広いカメラに限定されず、昼間の明るい状態で撮像可能なカメラにであってもよい。このようなカメラを用いる構成において、撮像部13が夜間でも乗員ocの操作手を鮮明に撮像するために、タッチパッド20上の操作者の操作手に照明光を照射する光源を設けてもよい。
撮像部13に適用するカメラは、シートバックの傾斜に連動して変位するタッチパッド20上の操作者の操作手を撮像可能なように、画角が広い。ただし、画角の広さに限定されず、画角の狭いカメラを適用していても、タッチパッド20の変位に連動して撮像部13の向きおよび位置の少なくとも一方が変化するように構成されていてもよい。または、タッチパッド20の変位位置を、例えば2箇所などに限定した構成に対して、撮像部13が、当該2箇所のタッチパッド20上の操作者の操作手をそれぞれ撮像可能な2台のカメラを含んでいてもよい。
撮像部13は、車内の被写体、特に接触操作部18に接触することを想定している、操作者の指を撮像可能な位置に配置されている。ただし、撮像部13は、指のみでなく、当該操作者の手の甲なども含めた操作手全体を撮像可能であることが、より望ましい。操作手全体とは、当該操作者の手首付近から指先までを含む部位全体である。本実施形態においては、撮像部13は、当該操作者の操作手全体を容易に撮像するために、例えば、ルーフパネルなど、操作手の上方に配置されている。
撮像部13の配置は、上述のルーフパネルに限定されず、操作者の操作手の少なくとも一部を撮像可能であれば、任意の場所に配置されてもよい。例えば、撮像部13は、透明なタッチパッド20の直下に配置され、タッチパッド20でタッチ操作を行っている操作者の操作手の一部を下方から撮像してもよい。
制御部14は、車載用情報入力システム11の全体を制御及び管理を実行するプロセッサである。制御部14は、制御手順を規定したプログラムを実行する汎用のCPU(Central Processing Unit)または専用のプロセッサ等によって構成されている。汎用のCPUを適用する構成においては、当該プログラムは、例えば記憶部15に格納されている。
制御部14は、表示部12に表示させる画像を作成する。制御部14は、画像を作成するための多様な情報、例えば、表示すべき画像のフォーマット、当該フォーマットに重畳表示させる時刻、気候情報、外気温などを、記憶部15などの外部機器から取得する。制御部14は、作成した画像を表示部12に送信し、当該画像を表示させる。表示させる画像は、車両に関する情報若しくは当該情報を制御するための機能項目、又はこれらの組合せを含む。以下において、これらをまとめて「表示内容」と呼ぶ。
車両に関する情報は、例えば、空調、カーナビゲーション、オーディオ、電子ミラーによる車両周囲の画像、車速、複数車線における自車の走行位置、又は車間距離などの情報を含む。情報を制御するための機能項目は、例えば、「戻る」、「進む」、「ホーム」、「決定」、「各種メニュー」、「温度高い・低い」、「現在地」、「音量大・小」、「拡大・縮小」、「速度速い・遅い」、「車線変更」、又は「距離長い・短い」などの項目を含む。なお、制御部14は、これらの各機能項目を文字として描画してもよいし、アイコンとして描画してもよい。制御部14は、複数の機能項目を、それぞれ異なる領域に描画してもよい。
例えば、図5に示すように、制御部14は、車両に関する情報を制御するための機能項目として、各種メニューを含む全体メニュー画像miを作成する。全体メニュー画像miは、第1の項目i1、第2の項目i2、第3の項目i3、第4の項目i4、第5の項目i5、第6の項目i6、および第7の項目i7を含む。第1の項目i1は、各種アプリの表示を実行させる機能項目であって、項目名として「APPS」が描画されている。第2の項目i2は、電話を使用する電話メニュー画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「TEL」が描画されている。第3の項目i3は、エアコンの制御を行なうエアコンメニュー画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「A/C」が描画されている。第4の項目i4は、地図情報の画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「NAVI」が描画されている。第5の項目i5は、オーディオを使用するオーディオメニュー画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「AUDIO」が描画されている。第6の項目i6は、ホーム画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「HOME」が描画されている。第7の項目i7は、直前の画像に切替えさせる機能項目であって、項目名として「RETURN」が描画されている。
また、例えば、図6に示すように、制御部14は、車両に関する情報として、カーナビ
ゲーション用の地図情報の画像niを作成する。さらに、制御部14は、車両に関する情報及び当該情報を制御するための機能項目の組合せとして、当該地図情報に重畳させるように、「目的地設定」、「HOME」、及び「RETURN」などの機能項目を含む画像fiを作成する。
また、制御部14は、タッチパッド20が検出した盤面fb上の接触位置を取得する。制御部14は、接触位置を取得するとき、上述した表示部12に表示させる画像上に、タッチパッド20に接触した接触物の画像を重畳表示する。以下に、重畳表示のために制御部14が行なう処理について、詳細に説明する。
タッチパッド20は、盤面fb上に検出対象領域を有している。検出対象領域は、当該領域内への接触時のみに接触物の重畳表示を行う領域である。盤面fb上で検出対象領域以外の領域における接触に対しては、接触物の重畳表示は行われない。
検出対象領域は、盤面fb全体または盤面fb上の一部の領域である。本実施形態において、図7に示すように、検出対象領域daは、タッチパッド20の盤面fb上の一部の領域である。検出対象領域daは、予め定まっていても、制御部14に対するキャリブレーションによって設定可能であってもよい。
制御部14は、タッチパッド20が検出した接触位置が、タッチパッド20の検出対象領域da内に含まれるか否か判別する。接触位置が検出対象領域da内に含まれるとき、制御部14は、検出対象領域da内における接触位置に対応する、表示部12に表示させる画像の入力対象領域ia内の指定位置を決定する。
入力対象領域iaは、画像全体または画像内の一部の領域である。本実施形態において、入力対象領域iaは、表示部12に表示させる画像内の一部の領域である。入力対象領域iaは、予め定められていても、制御部14に対するキャリブレーションによって設定可能であってもよい。また、入力対象領域iaは、表示する画像の種類によって変化してもよい。
制御部14は、検出対象領域da内の2次元座標平面における接触位置を、入力対象領域ia内の2次元座標平面内の位置に変換することにより、指定位置を決定する。例えば、検出対象領域daにおいて、タッチパッド20のアームレスト17に対する近位端から遠位端に延びる第1の方向軸が、センターコンソール16に入力対象領域ia内の下から上に向かう第2の方向軸に対応している。また、検出対象領域daにおいて第1の方向軸に垂直で遠位端を上側にしたときに左から右に向かう第3の方向軸が、入力対象領域ia内の左から右に向かう第4の方向軸に対応している。制御部14は、接触位置の第1の方向軸における座標値を、第2の方向軸における座標値に変換することにより、入力対象領域ia内の上下方向の位置を決定する。また、制御部14は、接触位置の第3の方向軸における座標値を、第4の方向軸における座標値に変換することにより、入力対象領域ia内の左右方向の位置を決定する。
また、制御部14は、接触位置が検出対象領域da内に含まれるとき、撮像部13に撮像を実行させ、撮像部13が生成した撮像画像を取得する。制御部14は、撮像画像の中に含まれる被写体像を輪郭検出およびパターン認識などを行い、操作者の操作手またはスライタスペンなどのタッチパッド20への接触物の画像を抽出する。
制御部14は、抽出した接触物の画像を重畳表示する際の、接触物の画像の表示倍率を決定する。制御部14は、例えば、検出対象領域daおよび入力対象領域iaのサイズ、表示させる画像における表示内容、接触物の画像の大きさなどに基づいて、表示倍率を決定する。なお、表示倍率の決定方法は、予め定められていても、制御部14に対するキャリブレーションによって設定可能であってもよい。
制御部14は、接触した接触物の画像に対して、予め定められる、または設定により実行が選択される所定の画像処理を施す。所定の画像処理は、例えば、明るさを調整するゲイン調整処理、透過率を調整する透過率調整処理、明度、彩度、色相、および透過率またはこれらの組合せを段階的に変化させるグラデーション処理などが挙げられる。また、撮像部13にモノクロカメラを適用する場合には、抽出した接触物の画像に対する所定の画像処理には、着色処理が含まれていてもよい。
なお、これらの所定の画像処理は、接触物の画像を重畳させる位置によって調整してもよい。例えば、表示させる画像内の接触物を重畳させる位置に特定の機能項目が示されているときには、他の背景などの位置に重畳させる場合に比べて明度、透過率、および段階的変化の度合いが変えられてもよい。
制御部14は、所定の画像処理を施した接触物の画像を、決定した表示倍率で拡大または縮小させて、作成した表示部12に表示させる画像内の指定位置に、重畳する。制御部14は、接触物の画像を重畳した画像を表示部12に送信し、当該画像を表示させる。したがって、制御部14は、タッチパッド20の盤面fb上の接触位置に対して、少なくとも一部の領域内で対応する位置が決定された画像を、表示部12に表示させる。
なお、制御部14は、所定の時間内に、接触位置の取得後から接触物を重畳させた画像を表示部12に表示させる。所定の時間とは、操作者の反応速度および認知能力などに基づく操作者が操作に違和感を覚える時間遅れよりも十分に短い時間である。例えば、制御部14は、制御部14の処理能力に対して、実行する処理を上述の多様な処理の中の一部に限定することにより、所定の時間内での重畳表示を実行し得る。
また、制御部14は、接触位置に対応する指定位置にいずれかの機能項目が存在するとき、当該表示内容を選択する。なお、機能項目がアイコンおよびボタン形状で描画されている構成においては、指定位置が当該アイコンおよびボタンの描画領域内に含まれるとき、制御部14は指定位置に機能項目が存在すると判断する。さらに、制御部14は、選択した機能項目の描画を強調する画像処理を行う。なお、強調する画像処理とは、例えば、当該表示内容の彩度または明度を高める画像処理、および文字表示である場合には文字を太字に変える画像処理などである。
また、制御部14は、タッチパッド20が検出した盤面fb上のスワイプ操作を取得する。制御部14は、スワイプ操作を取得したときに表示部12に表示させている画像が、スワイプ操作に応じて変わることが定められた画像であるか否かを判別する、スワイプ操作に応じて変えることが定められた画像は、例えば地図情報である。
制御部14は、スワイプ操作に応じて変得ることが定められた画像を表示中に、スワイプ操作を取得するとき、スワイプ操作が盤面fb上の特定の領域で検出されたか否かを判別する。特定の領域は、スワイプ操作に応じて変えるように定められた画像に対して、予め定められる盤面fb内の一部の領域、またはキャリブレーションによって設定される盤面fb内の一部の領域である。制御部14は、スワイプ操作が盤面fb上の特定の領域以外の領域で検出されたとき、スワイプ操作における接触位置の移動方向および移動量に応じて変えた画像を作成し、表示部12に送信する。また、制御部14は、スワイプ操作が盤面fb上の特定の領域で検出されたとき、画像の作成を行わず、画像の変更を停止する。
また、制御部14は、押圧センサ21が検出したオンの入力を取得する。制御部14は、オンの入力を取得するとき、タッチパッド20への接触によりいずれかの表示内容が選択されているか否かを判別する。選択されているとき、制御部14は、選択された表示内容を確定する。
記憶部15は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成することができ、上述した画像および画像に重畳する各種情報および車載用情報入力システム11を動作させるためのプログラムなどを記憶する。また、記憶部15は、ワークメモリとしても機能する。
次に、操作者による車載用情報入力システム11を用いた接触操作部18への操作によって表示部12に表示される画像、および操作に伴う動作について、図を参照しながら、以下に説明する。
例えば、図5に示すような、全体メニュー画像miが表示部12に表示されている間に、操作者が第4の項目i4の表示位置に対応するタッチパッド20上の接触位置に触れるとき、図8に示すように、第4の項目i4が強調表示され、かつ第4の項目i4に触れている接触物coが重畳表示される。この状態において、さらに操作者がタッチパッド20を押下してオン入力が検出されるとき、第4の項目i4の選択が確定され、表示部12に表示される画像は図6に示すような地図情報の画像に切替えられる。
次に、本実施形態において、制御部14が実行する第1の入力検出の制御について、図9のフローチャートを用いて説明する。制御部14は、車両の、例えばエンジンおよびモータなどの原動機の起動時または電子機器を動作させるモードの起動時に第1の入力検出の制御を開始する。制御部14は、車両の原動機の停止時および電子機器を動作させるモードの停止時に第1の入力検出の制御を終了する。
ステップS100において、制御部14は、表示部12に表示させる画像を作成する。また、制御部14は、作成した画像を表示部12に送信し、表示させる。画像を表示すると、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101では、制御部14は、タッチパッド20から接触位置を取得しているか否かを判別する。取得していないとき、プロセスはステップS101を繰返す。取得しているとき、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、制御部14は、タッチパッド20から取得した接触位置が、盤面fb上の検出対象領域da内に含まれるか否かを判別する。含まれないとき、プロセスはステップS101に戻る。含まれるとき、プロセスはステップS103に進む。
ステップS103では、制御部14は、タッチパッド20から取得した接触位置に対応する指定位置を決定する。指定位置を決定すると、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、制御部14は、ステップS104において決定した指定位置に表示内容が存在するか否かを判別する。存在するとき、プロセスはステップS105に進む。存在しないとき、プロセスはステップS107に進む。
ステップS105では、制御部14は、指定位置に存在する表示内容を選択状態として認識する。認識すると、プロセスはステップS106に進む。
ステップS106では、制御部14は、指定位置に存在する表示内容の画像に強調処理を施す。強調処理を施すと、プロセスはステップS107に進む。
ステップS107では、制御部14は、撮像部13にタッチパッド20への接触物coを撮像させる。撮像させると、プロセスはステップS108に進む。
ステップS108では、制御部14は、ステップS107において実行させた撮像により撮像部13が生成した撮像画像を取得する。さらに、制御部14は、取得した撮像画像における接触物coの画像を抽出する。抽出すると、プロセスはステップS109に進む。
ステップS109では、制御部14は、ステップS108において抽出した接触物coの画像に対して所定の画像処理を施す。画像処理の実行後、プロセスはステップS110に進む。
ステップS110では、制御部14は、ステップS108において抽出した接触物coの画像の表示倍率を決定する。表示倍率を決定すると、プロセスはステップS111に進む。
ステップS111では、制御部14は、ステップS100において作成した画像に、ステップS109において所定の画像処理を施した接触物coの画像を、ステップS110において決定した表示倍率で重畳させた画像を作成する。また、制御部14は、作成した画像を表示部12に送信し、表示させる。画像を表示させると、プロセスはステップS112に進む。
ステップS112では、制御部14は、ステップS105における表示内容の選択が認識されており、かつ押圧センサ21からオンの入力を取得しているか否かを判別する。選択が認識されていないか、またはオンの入力を取得していないとき、プロセスはステップS101に戻る。選択が認識され、かつオンの入力を取得しているとき、プロセスはステップS113に進む。
ステップS113では、制御部14は、ステップS105において認識した表示内容の選択を確定する。また、制御部14は、選択を確定した表示内容に応じた処理、または外部機器への信号などの送信を実行する。実行後、プロセスはステップS101に戻る。
次に、本実施形態において、制御部14が実行する第2の入力検出の制御について、図10のフローチャートを用いて説明する。制御部14は、第1の入力検出の制御中に、スワイプ操作をタッチパッド20から取得するとき、第2の入力検出の制御を開始する。
ステップS200において、制御部14は、表示部12に表示中の画像がスワイプ操作に応じて変えるように定められた種類の画像であるか否かを判別する。スワイプ操作に応じて変えるように定められた種類の画像であるとき、プロセスはステップS201に進む。当該画像でないとき、第2の入力検出の制御を終了する。
ステップS201では、制御部14は、タッチパッド20が盤面fb上の特定の領域でスワイプ操作を検出したか否かを判別する。特定の領域ではなく、当該領域以外の領域で検出したとき、プロセスはステップS202に進む特定の領域で検出したとき、第2の入力検出の制御を終了する。
ステップS202では、制御部14は、スワイプ操作における接触位置の移動方向および移動量に応じて変えた画像を作成する。また、制御部14は、作成した画像を表示部12に送信し、表示させる。表示後、第2の入力検出の制御を終了する。
以上のような構成の車載用情報入力装置10では、接触操作部18の盤面fbがアームレスト17の座面bsに対して所定の傾斜角で傾斜している。このような構成により、車載用情報入力装置10は、アームレスト17に前腕を載置した操作者の接触操作部18への操作に対する疲労感を緩和し得る。
また、本実施形態の車載用情報入力装置10は、タッチパッド20に比べて誤検出を低下させ得る押圧センサ21を有するので、誤検出が特に望まれない操作の検出を押圧センサ21への入力に基づかせ得る。また、押圧センサ21への押込みは操作者にクリック感を知覚させるので、自身の動作による触感的なフィードバックを与えることになり、操作者に直感的な操作をさせ得る。換言すると、押圧センサ21への押込みが選択の確定に用いられるので、車載用情報入力装置10は、自然な動作で選択した機能項目を、操作者に確定させ得る。加えて、車載用情報入力装置10は、指に働く反力によって、画面上に重畳表示された操作手に対してよりリアリティを、操作者に感じさせ得る。したがって、車載用情報入力装置10は、自身の実際の操作手があたかも直接画面に触れているような錯覚を、操作者に覚えさせ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力装置10は、所定の傾斜角が15°から35°である。このような構成により、車載用情報入力装置10は、アームレスト17に前腕を載置した操作者の接触操作部18への操作に対する疲労感をさらに緩和し得る。
また、本実施形態の車載用情報入力装置10は、押圧センサ21の押込み量が実質的に1.7mmの深さを有する。したがって、振動する車内においても、接触操作部18への操作を行う操作者に対して、入力感を知覚させ得る。また、車載用情報入力装置10は、押圧センサ21の押込み量を1.7mmに抑えているので、押圧の検出の遅れを、操作者が知覚する時間遅れ以下に抑え得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、表示部12に比べてサイズの小さなタッチパッド20を適用しているので、視認に有利な大型の表示部12を適用可能にしながら、操作者が操作時に操作手などの接触物coの移動量を短く抑え、疲労感の増加を抑制し得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、特定の領域におけるスワイプ操作に対しては、画像の変更を停止させている。したがって、車載用情報入力システム11は、操作者がタッチパッド20に操作手を常時接触させたままであっても、操作者が望まない画像の変更を防止させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、表示部12に表示された接触物coが仮想的に画面上で情報を操作するので、操作者に対して直感的な操作感を覚えさせ得る。また、操作者は、接触物coの実際の接触位置と画面上の位置関係とを直感的に認識し得る。したがって、車載用情報入力システム11は、ポインタなどを表示させる従来の装置と比べて、操作者が画面を注視する時間を短縮させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、接触位置の取得後から接触物coを重畳させた画像を表示部12に表示させるまでの時間を、所定の時間内に限定している。車載用情報入力システム11は、このような限定により、最小限の遅延で、接触物coを重畳表示させ得る。すなわち、車載用情報入力システム11は、実際の接触物coと画面上に重畳表示された接触物coとの間で、時間的な動きのズレを短縮し得る。これにより、操作者は、より違和感なく画面上に表示される情報を操作し得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、撮像部13により撮像された操作者の操作手を抽出して、表示部12に表示する画像に重畳表示している。したがって、車載用情報入力システム11は、画面上に重畳表示された接触物coを、実際の接触物coであると、操作者に直感的に認識させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、撮像部13により撮像された接触物coの表示倍率を変更するので、画面に合わせた最適な大きさで接触物coを重畳表示させ得る。したがって、車載用情報入力システム11は、画面上に重畳表示されている接触物coの背後に表示された表示内容を、操作者に容易に視認させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11は、接触位置の検出を、撮像部13が撮像した画像の画像認識でなく、接触操作部18を用いて行うので、より高い精度かつより速い速度で認識し得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11では、操作者の操作手全体を撮像可能である。したがって、車載用情報入力システム11は、画面上に重畳表示された操作手が自身の手であることを容易に認識させ得、かつ操作手のどの部分を動かしているのかを画面上の表示に基づいて、操作者に、容易に認識させ得る。また、車載用情報入力システム11は、実際の操作手の位置と画面上の位置との関係を正確に認識させ得るので、操作手の移動量及び移動可能な画面上の領域を、操作者に容易に把握させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11では、複数の機能項目が異なる領域に描画される。したがって、車載用情報入力システム11は、操作者が所定の機能項目を選択するとき、接触操作部18の盤面fb上のどこに接触すべきかを操作者に直感的に認識させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11では、選択した機能項目の描画を強調する画像処理が行われる。したがって、車載用情報入力システム11は、重畳表示された接触物coが画面上のどの位置で接触しているのか、またはどの項目が選択されているのかを、操作者に容易に視認させ得る。
また、本実施形態の車載用情報入力システム11では、半透過させた接触物coを重畳表示させる。したがって、車載用情報入力システム11は、接触物coのリアリティを確保しながら、画面上に表示される情報を、操作者に容易に視認させ得る。
以下、実施例を挙げて本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図11に示す疲労試験機23を用いて、アームレスト17の座面bsに対する接触操作部18の傾斜角による疲労感に関する評価を行ったので、以下に説明する。疲労試験機23は、シート19、アームレスト17、接触操作部18、および支持台24を有する。
シート19は、クッションシート25およびシートバック26によって構成されている。クッションシート25の座面は水平面に対してθ7°である。クッションシート25の座面の前後方向の長さはL1cmである。シートバック26の、クッションシート25の座面に対する傾斜角はθ8°である。シートバック26の長さはL2cmである。
アームレスト17は、シート19の前後方向における後方側に設けられる。アームレスト17は、クッションシート25の座面の最低高さ位置lpから、高さL3cmの水平な座面bsを有している。また、アームレスト17は、水平な座面bsより前方に、水平な座面bsよりθ9°で下方に傾斜した傾斜面ssを有している。また、アームレスト17の水平な座面bsは、シートバック26の表面からL4cmだけ前方に突出している。
接触操作部18は、L5cmの幅でL6cmの長さの矩形の盤面fbを有する板状である。接触操作部18は、盤面fbが水平となる状態でアームレスト17より前方かつクッションシート25の座面の最低高さ位置lpからL7cmの高さにおいて、支持台24に支持されている。接触操作部18の後方側の端は、アームレスト17の水平な座面bsの前側端からL8cm離れている。
支持台24は、接触操作部18の後側端部においてシート19の左右方向を軸に接触操作部18を回動可能に支持する。接触操作部18を回動させることにより、アームレスト17の水平な座面bsに対する接触操作部18の盤面fbの傾斜角が調整可能である。
上述の疲労試験機23のシート19に、被験者を座らせ、接触操作部18の盤面fb上に手を置いた状態で、傾斜角を0°から徐々に傾斜させ、最も身体的な負荷が少ない角度位置において傾斜角の変化を止めるという試験を実施した。また、傾斜角を疲労試験機23の最大傾斜角(約70°)から徐々に傾斜角を小さくして、最も身体的な負荷が少ない角度位置において傾斜角の変化を止めるという試験を実施した。このような評価を、身長164cmから175cmまでの11名の被験者に対して行った。
上述の傾斜角を0°から傾斜させる試験および最大傾斜角から傾斜角を小さくする試験において、すべての被験者に対して、傾斜角の変化を止めた角度位置は5°から35°の間に含まれた。さらに、傾斜角の変化を止めた角度位置の60%が15°から30°の範囲に含まれていた。また、すべての被験者に対して傾斜角の変化を止めた角度位置の平均値は20.2°であった。したがって、情報操作部18の傾斜角度は5°から35°の範囲に含まれることが好ましく、15°から35°の範囲に含まれることがさらに好ましく、20.2°であることが最も好ましいことが分かる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
10 車載用情報入力装置
11 車載用情報入力システム
12 表示部
13 撮像部
14 制御部
15 記憶部
16 センターコンソール
17 アームレスト
18 接触操作部
19 シート
20 タッチパッド
21 押圧センサ
22 基板
23 疲労試験機
24 支持台
25 クッションシート
26 シートバック
bs アームレストの座面
co 接触物
da 検出対象領域
fb 盤面
fi 機能項目を含む画像
ia 入力対象領域
i1〜i7 第1の項目〜第7の項目
lp 最低高さ位置
mi 全体メニュー画像
ni ナビゲーション用の地図情報の画像
oc 乗員
ss 傾斜面

Claims (6)

  1. 前腕を載置するアームレストと、
    前記アームレストの長手方向の一端より該長手方向に沿って前記アームレストから離れる方向側に位置し、前記アームレストの座面に対して、前記アームレストの座面側とは反対側に所定のの傾斜角で傾斜した盤面を有し、該盤面上への接触位置を検出するタッチパッドと、前記タッチパッドへの押込みを検出する押圧センサとを有する接触操作部と、を備える
    車載用情報入力装置。
  2. 請求項1に記載の車載用情報入力装置において、
    前記所定の傾斜角が15°から30°である
    車載用情報入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の車載用情報入力装置において、
    前記押圧センサの押込み量が、実質的に1.7mmである
    車載用情報入力装置。
  4. 前腕を載置するアームレストと、盤面上の接触位置を検出するタッチパッドおよび前記タッチパッドへの押込みを検出する押圧センサを有し、前記アームレストの長手方向に沿って前記アームレストから離れる方向側に位置し、前記アームレストの座面に対して前記アームレストの座面側とは反対側に所定の傾斜角で傾斜した盤面上への接触位置を検出する接触操作部と、を有する車載用情報入力装置と、
    前記タッチパッドのサイズより大きく、前記タッチパッドの前記盤面上の接触位置に対して、少なくとも一部の領域内で指定位置が決定された画像を表示する表示部と、を備える
    車載用情報入力システム。
  5. 請求項4に記載の車載用情報入力システムにおいて、
    前記タッチパッドが検出する前記盤面上における接触が維持されたまま接触位置が変化するスワイプ操作に応じて変わる画像を前記表示部に表示するとき、前記盤面の特定の領域におけるスワイプ操作に対しては、前記画像の変更を停止する制御部を、さらに備える
    車載用情報入力システム。
  6. 請求項4または5に記載の車載用情報入力システムにおいて、
    前記所定の角度が15°から30°である
    車載用情報入力システム。
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