JP2018120305A - 半導体記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

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祐介 野坂
Yusuke Nosaka
祐介 野坂
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Abstract

【課題】半導体記憶装置のリード性能を向上させる。【解決手段】半導体記憶装置1は、複数のメモリセルが接続されたワード線と、メモリセルからリードしたデータを一時的に格納するバッファと、を含み、1つのワード線に接続されたすべてのメモリセルからリードしたデータをバッファに格納する第1リード動作と、1つのワード線に接続された一部のメモリセルからリードしたデータをバッファに格納する第2リード動作とのいずれかの動作を行う不揮発性半導体メモリを具備する。また、リード対象のデータが、1つの第2リード動作でリードできる場合には第2リード動作をするように不揮発性半導体メモリに要求し、リード対象のデータが、複数の第2リード動作でリードできない場合には第1リード動作をするように不揮発性半導体メモリに要求するメモリコントローラを具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
不揮発性半導体メモリを有する半導体記憶装置においては、半導体プロセスの微細化が
進み、メモリセルからのデータのリード時間の増大によるリード性能の低下が問題となっ
ている。
特開2014−38593号公報 特許第5667143号公報 特開2016−35795号公報 特開2002−227976号公報
本発明が解決しようとする課題は、半導体記憶装置のリード性能を向上させることにあ
る。
上記課題を達成するために、実施形態の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが接続さ
れたワード線と、メモリセルからリードしたデータを一時的に格納するバッファと、を含
み、1つのワード線に接続されたすべてのメモリセルからリードしたデータをバッファに
格納する第1リード動作と、1つのワード線に接続された一部のメモリセルからリードし
たデータをバッファに格納する第2リード動作とのいずれかの動作を行う不揮発性半導体
メモリを具備する。また、実施形態の半導体記憶装置は、リード対象のデータが、1つの
第2リード動作でリードできる場合には第2リード動作をするように不揮発性半導体メモ
リに要求し、リード対象のデータが、複数の第2リード動作でリードできない場合には第
1リード動作をするように不揮発性半導体メモリに要求するメモリコントローラを具備す
る。
第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を説明するブロック図である。 第1の実施形態に係るファームウェアの実行により実現される各種機能部を説明する図である。 第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの構成を説明する図である。 第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの構成を説明する図である。 第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの構成を説明する図である。 第1の実施形態に係るクラスタを説明する図である。 第1の実施形態に係るクラスタと物理ページの関係を説明する図である。 第1の実施形態に係る論理ページを説明する図である。 第1の実施形態に係る論理ブロックを説明する図である。 第1の実施形態に係る第1リード動作を説明する図である。 第1の実施形態に係る第2リード動作を説明する図である。 第1の実施形態に係る第1リード動作と第2リード動作の切り替えを説明する図である。 第1の実施形態に係るリード動作の例を説明する図である。 第1の実施形態に係るリード動作の別の例を説明する図である。 第1の実施形態に係るメモリアクセス制御部の構成を説明するブロック図である。 第1の実施形態に係るリード要求の生成手順を説明するブロック図である。 第2の実施形態に係るリード動作の例を説明する図である。 第2の実施形態に係る第3リード動作を説明する図である。 第2の実施形態に係るリード動作の別の例を説明する図である。 第2の実施形態に係るメモリアクセス制御部の構成を説明するブロック図である。 第2の実施形態に係るリード要求の生成手順を説明するブロック図である。
以下、実施形態の半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明にお
いて、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を説明するブロック図である。
半導体記憶装置1は、ホスト2と通信可能である。半導体記憶装置1は、メモリコント
ローラ10と、複数の不揮発性半導体メモリ20と、バッファ30と、を含む。以下の説
明においては、不揮発性半導体メモリ20へのデータのライトに必要な機能ブロックの説
明は省略してある。
メモリコントローラ10は、ホスト2と通信し、半導体記憶装置1全体の動作を制御す
る。メモリコントローラ10は、例えばSoC(System on a Chip)と
して構成される半導体集積回路である。
本実施形態の説明では、ホスト2はSATA(Serial ATA)規格のインタフ
ェースをサポートするコンピュータであるが、その他の規格、例えばSAS(Seria
l Attached SCSI)規格やNVMe(NVM Express)(登録商
標)規格のインタフェースをサポートするコンピュータであってもよい。
不揮発性半導体メモリ20は、データを不揮発的に(永続的に)記憶する。本実施形態
の不揮発性半導体メモリ20はNAND型フラッシュメモリであるが、3次元構造フラッ
シュメモリ、NOR型フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive
Random Access Memory)など他の種類の不揮発性半導体メモリで
もよい。以下の説明においては、不揮発性半導体メモリ20をNAND型フラッシュメモ
リ20と表記することがある。
本実施形態の半導体記憶装置1は18チャネル(Ch)のNAND型フラッシュメモリ
20を有する。メモリコントローラ10は、各チャネルに接続されたNAND型フラッシ
ュメモリ20を並列に制御可能である。1つのチャネルに複数のNAND型フラッシュメ
モリ20、すなわち複数のメモリチップが接続されてもよい。以下では各チャネルに接続
されているNAND型フラッシュメモリ20をNAND型フラッシュメモリCh0〜Ch
17と表記する。チャネルの数は18より多くても少なくてもよい。
バッファ30は、データを揮発的に(一時的に)に記憶する。バッファ30に記憶され
るデータには、(1)ホスト2から受信したデータ、(2)NAND型フラッシュメモリ
20から読み出したデータ、(3)メモリコントローラ10が半導体記憶装置1を制御す
るにあたり必要な情報、などがある。
本実施形態のバッファ30はDRAM(Dynamic Random Access
Memory)であるが、SRAM(Static Random Access M
emory)など他の種類の揮発性半導体メモリでもよい。バッファ30は、メモリコン
トローラ10に内蔵されていてもよい。
メモリコントローラ10は、CPU(Central Processing Uni
t)40と、ホストインタフェース(IF)制御部50と、バッファ制御部60と、メモ
リインタフェース(IF)制御部70と、を含む。
CPU40は、FW(Firmware)に基づき半導体記憶装置1全体の制御を行う
。図2は、CPU40がFWを実行することによって実現する各種機能部を示す図である
。CPU40は、半導体記憶装置1全体を制御する処理部42として機能する。処理部4
2は、ホスト処理部44と、バッファ処理部46と、メモリ処理部48と、を含む。ホス
ト処理部44は、ホストIF制御部50を主に制御する。バッファ処理部46は、バッフ
ァ制御部60を主に制御する。メモリ処理部48は、メモリIF制御部70を主に制御す
る。
CPU40は、メモリコントローラ10に内蔵せず、別個の半導体集積回路としてもよ
い。また、以下の説明においてFWにより実行される機能の一部、又は、全部は専用のH
W(Hardware)によっても実行可能であり、HWにより実行される機能の一部、
又は、全部をFWによって実行することも可能である。
図1に戻って説明を続ける。
ホストインタフェース(IF)制御部50は、ホスト2から受信したコマンドの解釈や
実行などを行う。バッファ制御部60は、バッファ30へのデータのライト、リードの制
御、及び、バッファ30の空き領域の管理などを行う。
メモリIF制御部70は、メモリアクセス制御部80と、複数のNAND制御部90と
を含む。メモリアクセス制御部80は、不揮発性半導体メモリ20へのアクセスに必要な
コマンドやアドレスを制御する。NAND制御部90は、NAND型フラッシュメモリC
h0〜Ch17のそれぞれに接続される(以下、NAND制御部Ch0〜Ch17と表記
することがある)。NAND制御部90は、NAND型フラッシュメモリ20へコマンド
を発行し、データのライト、リード、イレース等の動作を制御する。NAND制御部90
は、図示しないECC(Error Correction Code)制御部を含む。
ECC制御部は、NAND型フラッシュメモリ20へライトされるデータに対して、誤り
訂正符号を付加する。誤り訂正符号としては、例えば、BCH(Bose Chaudh
uri Hocquenghem)符号、LDPC(Low Density Pari
ty Check)符号、等を用いることができる。ECC制御部は、NAND型フラッ
シュメモリ20からリードされたデータに対して、誤り訂正符号に基づいた誤り訂正処理
を行う。
次に、図3〜図5を参照して、本実施形態のNAND型フラッシュメモリ20の構成を
説明する。
図3に示すように、NAND型フラッシュメモリ20は、制御回路21と、電圧発生回
路22と、ロウデコーダ23と、カラムデコーダ24と、メモリセルアレイ25と、セン
スアンプ26と、ページバッファ27と、を含む。
制御回路21は、メモリコントローラ10からの入力信号に従い、電圧発生回路22の
電圧値とロウデコーダ23及びカラムデコーダ24の選択するアドレスを制御するように
構成されている。
電圧発生回路22は、制御回路21の制御に従い、ライト電圧、イレース電圧、リード
電圧等の、所定の値の電圧を発生するように構成されている。
ロウデコーダ23は、メモリコントローラ10から指定されたアドレスに従い、ワード
線WL0〜WL31、選択セレクトゲート線SGD、SGSを選択するように構成されて
いる。図4に示すように、ロウデコーダ23は、転送ゲート線TGにゲートが共通接続さ
れたトランスファゲートトランジスタTGTD、TGTS、転送トランジスタ(高電圧系
トランジスタ)TR0〜TR31を備えている。
転送トランジスタTR0〜TR31は、メモリセルトランジスタMTの制御電極CGに
、イレース電圧、ライト電圧等の所定の電圧を印加する。
メモリセルアレイ25は、複数の物理ブロック(Block n−1、Block n
、Block n+1…)を備えている。
本実施形態では、NAND型フラッシュメモリ20は、1つのメモリセルトランジスタ
MTに1ビットのデータを記憶することが可能な2値NAND型フラッシュメモリである
。1つのメモリセルトランジスタMTに複数ビットのデータを記憶することが可能な多値
NAND型フラッシュメモリであってもよい。
図3に示すようにBlock nは、ワード線WL0〜WL31とビット線BL0〜B
Lmとの交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルトランジスタMT0〜M
Tmを備えている。
メモリセルトランジスタMT0〜MTmのそれぞれは、半導体基板上に設けられたトン
ネル絶縁膜、トンネル絶縁膜上に設けられた浮遊電極FG、浮遊電極FG上に設けられた
ゲート間絶縁膜、ゲート間絶縁膜上に設けられた制御電極CGを備えた積層構造である。
ビット線BL方向に沿って隣接するメモリセルトランジスタMTは、電流経路であるソー
ス/ドレインを共有し、それぞれの電流経路の一端及び他端が直列に、本例では、32個
接続するように配置されている。
電流経路の一端及び他端が直列に接続されたメモリセルトランジスタMT及び選択トラ
ンジスタS1、S2は、NANDセル列28を構成している。選択トランジスタST1、
ST2により、このNANDセル列28を選択する。NANDセル列28の電流経路の一
端はセンスアンプ26に接続され、電流経路の他端はソース線SRCに接続されている。
なお、メモリセルトランジスタMTの個数は、32個に限らず、例えば、8個、16個
等であってもよい。また、選択トランジスタST1、ST2は、NANDセル列28を選
択できる構成であれば、選択トランジスタST1、ST2のいずれか一方のみが設けられ
ていてもよい。
各ワード線WL方向(ロウ方向)のメモリセルトランジスタMT0〜MTmの制御電極
CGは、ワード線WL0〜WL31のいずれかに共通接続されている。選択トランジスタ
ST1のゲートはセレクトゲートSGSに共通接続され、選択トランジスタST2のゲー
トはセレクトゲートSGDに共通接続されている。選択トランジスタS1のソースは、ソ
ース線SRCに接続され、選択トランジスタST2のドレインは、ビット線BL0〜BL
mのいずれかに接続されている。
また、ワード線WL0〜WL31ごとに、1又は複数のページアドレスが割り当てられ
ている。ここでは、説明の便宜上、1本のワード線に対して1つのページアドレスが割り
当てられている場合について説明する。図3及び図4の破線内で示すように、ワード線W
L0〜WL31ごとに1つの物理ページ(Page)が存在する。例えば、ワード線WL
1には、物理ページPage1が存在する。この物理ページは、データのライト及びリー
ドの単位である。イレース動作は、物理ブロック単位で一括して行われる。
センスアンプ26は、ビット線BL0〜BLmからリードされたページごとのデータを
増幅し、ページバッファ27に格納するように構成されている。ページバッファ27に格
納されたデータは、メモリコントローラ10へ出力される。
NAND型フラッシュメモリ20は、複数のプレーンを含んでもよい。図5は、NAN
D型フラッシュメモリ20が2つのプレーン(Plane0、Plane1)を含む場合
の構成を示している。NAND型フラッシュメモリ20が含むプレーンの数は2に限られ
ない。1つのプレーンは、ロウデコーダ23、メモリセルアレイ25、センスアンプ26
、ページバッファ27を含む。各プレーンは電圧発生回路22の出力、及び、カラムデコ
ーダ24の出力を共有する。また、各プレーンのページバッファ27から出力されるデー
タは、シリアルアクセスコントローラ29を介し、メモリコントローラ10へ出力される
。メモリコントローラ10は、各プレーンを並列して制御することが可能である。
次に、図6a〜図6dを参照して、メモリコントローラ10がデータを管理する論理的
な単位であるクラスタについて説明する。
図6aに示すように、1つのクラスタはデータとパリティを含む。パリティはデータに
対する誤り訂正符号である。パリティはデータに対する誤り検出符号であってもよい。
また、図6a〜図6cに示すように、クラスタのサイズは半導体記憶装置1全体で同一
でなくてもよい。例えば誤り訂正能力を向上させる必要があるデータに対しては、図6a
と図6bに示すように、データのサイズを固定したまま、パリティのサイズを大きくして
もよい。又は、図6aと図6cに示すように、パリティのサイズを固定したまま、データ
のサイズを小さくしてもよい。各クラスタは、図6dに示すように、データとパリティの
組を複数含んでいてもよい。
なお、クラスタは、パリティを含まなくてもよい。また、クラスタは、データとパリテ
ィのほかに、クラスタサイズを調整するためのパッドを含んでいてもよい。
次に、図7a〜図7cを参照して、クラスタと物理ページのサイズの例を説明する。
図7aは、1つの物理ページ(Page1)に、整数個のクラスタ(CL0〜CL3)
が格納されている状態を示す。すなわち、図7aの配置においては、クラスタサイズの整
数倍(ここでは4倍)が物理ページのサイズとなる。
一方、図7bにおいては、1つの物理ページ(Page1)に、2つのクラスタ(CL
0とCL1)と、クラスタ未満のデータ(CL2)が格納されている。このような場合に
は、例えば図7cに示すように、CL2の前半を1つの物理ページ(Page1)に格納
し、CL2の後半を別な物理ページ(Page2)に格納してもよい。図7cの配置にお
いては、Page1とPage2に整数個のクラスタ(CL0〜CL4)が格納されてい
る。すなわち、図7cの配置においては、クラスタサイズの整数倍(ここでは5倍)が、
物理ページの整数倍(ここでは2倍)のサイズとなる。
なお、クラスタと物理ページのサイズの関係は、図7a〜図7cの例に限らない。また
、クラスタと物理ページのサイズの関係は、半導体記憶装置1全体で同一でなくてもよい
。すなわち、クラスタと物理ページのサイズの関係は、例えば論理ブロックごと、または
、論理ページごとに異なっていてもよい。
次に、図8を参照して、論理ページについて説明する。メモリコントローラ10は、N
AND型フラッシュメモリ20上のデータを、論理ページ単位で管理する。
図8の1つのセルはクラスタを示す。各NAND型フラッシュメモリ20に対応する横
方向の1行(16クラスタ)は物理ページとなる。すなわち、図8に示す例においては、
1つの物理ページは16個のクラスタを含む。また、1つの論理ページは、各チャネルの
物理ページを1つずつ含み、合計18物理ページを含む。
各クラスタには論理クラスタアドレスと呼ばれる番号が割り当てられる。論理クラスタ
アドレスは、NAND型フラッシュメモリCh0の先頭クラスタが0、NAND型フラッ
シュメモリCh1の先頭クラスタが1、・・・、となるように割り当てられる。また、論
理クラスタアドレスは、NAND型フラッシュメモリCh17の先頭クラスタが17、N
AND型フラッシュメモリCh0の2番目のクラスタが18、・・・、となるように割り
当てられる。論理ページ内の各クラスタは論理クラスタアドレスによりその位置が特定さ
れる。
次に、図9を参照して、論理ブロックについて説明する。メモリコントローラ10は3
2個の論理ページ分のデータである論理ブロックを論理的な単位として、NAND型フラ
ッシュメモリ20のデータのイレースを制御する。すなわち、メモリコントローラ10は
NAND型フラッシュメモリ20のデータのイレースの最小単位である物理ブロックごと
ではなく、論理ブロックごとにデータのイレース処理を行う。
以上、本実施形態の半導体記憶装置1の全体の構成、NAND型フラッシュメモリ20
の構成、メモリコントローラ10によるデータの管理単位などについて説明した。以下で
は、NAND型フラッシュメモリ20からのデータのリードについて説明する。
まず、図10a〜図10bを参照して、第1リード動作について説明する。
図10aは、第1リード動作のデータの流れを説明する図である。図10aにおいては
、NAND型フラッシュメモリ20の各機能ブロックのうち、メモリセルアレイ25、ペ
ージバッファ27以外の機能ブロックは省略してある。
第1リード動作においては、NAND型フラッシュメモリ20は、メモリセルアレイ2
5から物理ページ単位でデータをリードし、リードしたデータをページバッファ27に格
納する。すなわち、NAND型フラッシュメモリ20は、リード対象のページアドレスに
対応するワード線に接続されたメモリセルトランジスタMT0〜MTmに記憶されている
データをリードし、リードしたデータをページバッファ27に格納する。NAND型フラ
ッシュメモリ20は、ページバッファ27に格納されたデータを、クラスタ単位でメモリ
コントローラ10へ出力する。
図10bは、第1リード動作のタイミングチャートである。
メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュメモリ20へ第1リード動作を要求
するために、第1リードコマンドを発行する(S100)。次に、メモリコントローラ1
0は、リード対象のアドレスをNAND型フラッシュメモリ20へ入力する(S101)
。NAND型フラッシュメモリ20は、時間tR1をかけて、対象のデータをメモリセル
アレイ25からリードし、リードしたデータをページバッファ27へ格納する。この間、
NAND型フラッシュメモリ20は、メモリコントローラ10へ、BUSY信号をアサー
トする。
BUSY信号がネゲートされると、メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュ
メモリ20へデータアウトコマンドを発行する(S102)。データアウトコマンドを受
領したNAND型フラッシュメモリ20は、ページバッファ27に格納されたデータをメ
モリコントローラ10へ出力する(S103)。
次に、図11a〜図11bを参照して、第2リード動作について説明する。
図11aは、第2リード動作のデータの流れを説明する図である。図11aにおいても
、NAND型フラッシュメモリ20の各機能ブロックのうち、メモリセルアレイ25、ペ
ージバッファ27以外の機能ブロックは省略してある。
第2リード動作においては、NAND型フラッシュメモリ20は、メモリセルアレイ2
5から物理ページ未満、かつ、クラスタサイズ以上である任意の単位でデータをリードし
、リードしたデータをページバッファ27に格納する。すなわち、NAND型フラッシュ
メモリ20は、リード対象のページアドレスに対応するワード線に接続されたメモリセル
トランジスタMT0〜MTmのうち、任意のメモリセルトランジスタに記憶されているデ
ータをリードし、ページバッファ27に格納する。NAND型フラッシュメモリ20は、
ページバッファ27に格納されたデータを、クラスタ単位でメモリコントローラ10へす
る。
図11bは、第2リード動作のタイミングチャートである。
メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュメモリ20へ第2リード動作を要求
するために、第2リードコマンドを発行する(S200)。次に、メモリコントローラ1
0は、リード対象のアドレスをNAND型フラッシュメモリ20へ入力する(S201)
。NAND型フラッシュメモリ20は、時間tR2をかけて、対象のデータをメモリセル
アレイ25からリードし、リードしたデータをページバッファ27へ格納する。この間、
NAND型フラッシュメモリ20は、メモリコントローラ10へ、BUSY信号をアサー
トする。時間tR2は、時間tR1よりも短い。
BUSY信号がネゲートされると、メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュ
メモリ20へデータアウトコマンドを発行する(S202)。データアウトコマンドを受
領したNAND型フラッシュメモリ20は、ページバッファ27に格納されたデータをメ
モリコントローラ10へ出力する(S203)。
なお、第1リード動作と第2リード動作は、図12に示すようにリード切り替えコマン
ドにより切り替えてもよい。メモリコントローラ10は、リード切り替えコマンドを発行
し、以降に発行されるリードコマンドが第1リード動作と第2リード動作のいずれを要求
するものであるのかを、NAND型フラッシュメモリ20へ通知する(S300)。次に
メモリコントローラ10は、リードコマンドを発行する(S301)。NAND型フラッ
シュメモリ10は、リード切り替えコマンドで指定されたリード動作を行う(S302〜
S304)。
次に、図13a〜図13bを参照して、リード動作の例について説明する。
図13aに示すように、本例においては、1つの物理ページ(Page1)に3つのク
ラスタ(CL0〜CL2)が配置されているものとする。CL0はカラムアドレス=Aか
ら配置されている。CL1はカラムアドレス=Bから配置されている。CL2はカラムア
ドレス=Dから配置されている。物理ページのサイズは16kBであり、第2リード動作
のリード単位は8kBであるとする。また、第2リード動作は、物理ページの先頭(カラ
ムアドレス=A)、又は、物理ページの中間、すなわち先頭から8kBの位置(カラムア
ドレス=C)から行うことができるものとする。
メモリコントローラ10は、CL0をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第2リード動作を要求する。第2リード動作は、第1リード動作よりも高速だか
らである。この時、メモリコントローラ10は、Page1のカラムアドレス=Aを指定
する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Aに配置されているCL0を含
むように、カラムアドレス=Aからの第2リード動作を行う。
メモリコントローラ10は、CL1をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第1リード動作を要求する。CL1は、1つの第2リード動作で読み出すことが
できないからである。この時、メモリコントローラ10は、Page1のカラムアドレス
=Bを指定する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Bに配置されている
CL1を含むように、カラムアドレス=Aからの第1リード動作を行う。
メモリコントローラ10は、CL2をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第2リード動作を要求する。第2リード動作は、第1リード動作よりも高速だか
らである。この時、メモリコントローラ10は、Page1のカラムアドレス=Dを指定
する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Dに配置されているCL2を含
むように、カラムアドレス=Cからの第2リード動作を行う。
図13bは、物理ページ内のクラスタ配置を管理するクラスタ配置管理テーブル100
の構成を示す図である。クラスタ配置管理テーブル100は、後述するように、メモリア
クセス制御部80内に格納される。クラスタ配置管理テーブル100は、物理ページ番号
101、クラスタ番号102、カラムアドレス103、ページ境界をまたぐか否かを示す
フラグ104、第2リード境界をまたぐか否かを示すフラグ105、を管理する。カラム
アドレス103は、各クラスタの先頭のカラムアドレスを示す。フラグ104は、各クラ
スタの最後が同一物理ページ内にあるか否かを示す。フラグ105は、各クラスタが、第
2リード動作で1度にリードすることが可能であるか否かを示す。
図13bのクラスタ配置管理テーブル100の示す内容は、図13aに例示したクラス
タ配置に対応している。クラスタ番号=CL0のクラスタは、物理ページ番号=Page
1のカラムアドレス=Aから配置されている。CL0は、ページ境界をまたがず、第2リ
ード境界もまたがない。クラスタ番号=CL1のクラスタは、物理ページ番号=Page
1のカラムアドレス=Bから配置されている。CL1は、ページ境界をまたがないが、第
2リード境界をまたぐ。クラスタ番号=CL2のクラスタは、物理ページ番号=Page
1のカラムアドレス=Dから配置されている。CL2は、ページ境界をまたがず、第2リ
ード境界もまたがない。
次に、図14a〜図14bを参照して、リード動作の別の例について説明する。
図14aに示すように、本例においては、2つの物理ページ(Page1とPage2
)に5つのクラスタ(CL0〜CL4)が配置されているものとする。CL0はPage
1のカラムアドレス=Aから配置されている。CL1はPage1のカラムアドレス=B
から配置されている。CL2はPage1のカラムアドレス=Dから配置されているが、
Page1にはCL2をすべて配置しきれていない。このCL2の後半は、Page2の
カラムアドレス=Eから配置されている。CL3はPage2のカラムアドレス=Fから
配置されている。CL4はPage2のカラムアドレス=Hから配置されている。
本例においても、物理ページのサイズは16kBであり、第2リード動作のリード単位
は8kBであるとする。また、第2リード動作は、物理ページの先頭(Page1の場合
はカラムアドレス=A、Page2の場合はカラムアドレス=E)、又は、物理ページの
中間、すなわち先頭から8kBの位置(Page1の場合はカラムアドレス=C、Pag
e2の場合はカラムアドレス=G)から行うことができるものとする。
メモリコントローラ10は、CL0をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第2リード動作を要求する。第2リード動作は、第1リード動作よりも高速だか
らである。この時、メモリコントローラ10は、Page1のカラムアドレス=Aを指定
する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Aに配置されているCL0を含
むように、カラムアドレス=Aからの第2リード動作を行う。
メモリコントローラ10は、CL1をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第1リード動作を要求する。CL1は、1つの第2リード動作で読み出すことが
できないからである。この時、メモリコントローラ10は、Page1のカラムアドレス
=Bを指定する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Bに配置されている
CL1を含むように、カラムアドレス=Aからの第1リード動作を行う。
メモリコントローラ10は、CL2をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第2リード動作を要求する。この時、メモリコントローラ10は、Page1の
カラムアドレス=Dを指定する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Dに
配置されているCL2を含むように、カラムアドレス=Cからの第2リード動作を行う。
また、メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュメモリ10へ、2つ目の第2
リード動作を要求する。CL2は、Page1とPage2にまたがっているからである
。この時、メモリコントローラ10は、Page2のカラムアドレス=Eを指定する。N
AND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Eに配置されているCL2を含むように
、カラムアドレス=Eからの第2リード動作を行う。
なお、CL2は、2つの第1リード動作、すなわちPage1のカラムアドレス=Dを
指定する第1リード動作と、Page2のカラムアドレス=Eを指定する第1リード動作
によっても読み出すことが可能である。
メモリコントローラ10は、CL3をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第1リード動作を要求する。CL3は、1つの第2リード動作で読み出すことが
できないからである。この時、メモリコントローラ10は、Page2のカラムアドレス
=Fを指定する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Fに配置されている
CL3を含むように、カラムアドレス=Eからの第1リード動作を行う。
メモリコントローラ10は、CL4をリードする時には、NAND型フラッシュメモリ
10へ、第2リード動作を要求する。この時、メモリコントローラ10は、Page2の
カラムアドレス=Hを指定する。NAND型フラッシュメモリは、カラムアドレス=Hに
配置されているCL4を含むように、カラムアドレス=Gからの第2リード動作を行う。
図14bのクラスタ配置管理テーブル100の示す内容は、図14aに例示したクラス
タ配置に対応している。
クラスタ番号=CL0のクラスタは、物理ページ番号=Page1のカラムアドレス=
Aから配置されている。CL0は、ページ境界をまたがず、第2リード境界もまたがない
。クラスタ番号=CL1のクラスタは、物理ページ番号=Page1のカラムアドレス=
Bから配置されている。CL1、ページ境界をまたがないが、第2リード境界をまたぐ。
クラスタ番号=CL2のクラスタは、物理ページ番号=Page1のカラムアドレス=D
から配置されている。CL2のクラスタは、ページ境界をまたぐが、第2リード境界はま
たがない。
クラスタ番号=CL2のクラスタの後半は、物理ページ番号=Page2のカラムアド
レス=Eから配置されている。CL2の後半は、ページ境界をまたがず、第2リード境界
もまたがない。クラスタ番号=CL3のクラスタは、物理ページ番号=Page2のカラ
ムアドレス=Fから配置されている。CL3は、ページ境界をまたがないが、第2リード
境界をまたぐ。クラスタ番号=CL4のクラスタは、物理ページ番号=Page2のカラ
ムアドレス=Hから配置されている。CL4は、ページ境界をまたがず、第2リード境界
もまたがない。
次に、図15を参照して、メモリアクセス制御部80の詳細な構成を説明する。
メモリアクセス制御部80は、コマンド生成部82と、クラスタ配置テーブル格納部8
4と、コマンド発行部86と、を含む。
コマンド生成部82には、メモリ処理部48からリード要求R100が入力される。リ
ード要求R100は、論理ブロックアドレス、論理ページアドレス、論理クラスタアドレ
ス、を含む。論理ブロックアドレスは論理ブロックを特定する。論理ページアドレスは論
理ブロック中の論理ページを特定する。論理クラスタアドレスは前述のとおり、論理ペー
ジ中のクラスタを特定する。
コマンド生成部82は、論理ブロックアドレス、論理ページアドレス、論理クラスタア
ドレスを、例えば図示しない論物変換テーブルを用いて、物理アドレスに変換する。物理
アドレスは、(a)どのチャネルであるのか(チャネル番号)、(b)チャネル中どのメ
モリチップであるのか(チップ番号)、(c)メモリチップ中のどのプレーンであるのか
(プレーン番号)、(d)プレーン中のどの物理ブロックであるのか(物理ブロック番号
)、(e)物理ブロック中のどの物理ページであるのか(物理ページ番号)、(f)物理
ページ中のどのクラスタであるのか(クラスタ番号)、を含む。
コマンド生成部82は、(e)物理ページ番号と、(f)クラスタ番号と、をクラスタ
配置テーブル格納部84に入力する。クラスタ配置テーブル格納部84は、クラスタ配置
テーブル100を格納している。クラスタ配置テーブル格納部84は、物理ページ番号と
クラスタ番号を基にクラスタ配置テーブル100を検索し、(g)クラスタ配置情報、を
得る。クラスタ配置情報は、(h)カラムアドレス103、(i)ページ境界をまたぐか
否かを示すフラグ104、(j)第2リード境界をまたぐか否かを示すフラグ105、を
含む。クラスタ配置テーブル格納部84は、得たクラスタ配置情報を、コマンド生成部8
2に入力する。
コマンド生成部82は、コマンド発行部86に、リード要求R101を入力する。リー
ド要求R101は、(a)チャネル番号、(b)チップ番号、(c)プレーン番号、(d
)物理ブロック番号、(e)物理ページ番号、(g)クラスタ配置情報、を含む。
コマンド発行部86は、リード要求R101を基に、第1リード要求又は第2リード要
求を生成する。第1リード要求と第2リード要求のどちらを生成するのかのアルゴリズム
については後述する。コマンド発行部86は、生成した第1リード要求又は第2リード要
求(リード要求R102)を、チャネル番号で指定されたチャネルに対応するNAND制
御部90に入力する。リード要求R102は、(b)チップ番号、(c)プレーン番号、
(d)物理ブロック番号、(e)物理ページ番号、(h)カラムアドレス、を含む。
NAND制御部90は、リード要求R102を、NAND型フラッシュメモリ20との
インタフェース規格に準拠したコマンドR103に変換し、NAND型フラッシュメモリ
20へ発行する。
次に、図16を参照して、コマンド発行部86によるリード要求R102の生成手順に
ついて説明する。
コマンド発行部86はリード要求R101を受領すると、クラスタ配置情報により、リ
ード対象のクラスタが第2リード境界をまたいでいるか否かを判断する(S400)。リ
ード対象のクラスタが第2リード境界をまたいでいる場合(S400:Yes)、コマン
ド発行部86は、リード要求R102として第1リード要求を生成する(S401)。リ
ード対象のクラスタが第2リード境界をまたいでいない場合(S400:No)、コマン
ド発行部86は、リード要求R102として第2リード要求を生成する(S402)。
さらにコマンド発行部86は、クラスタ配置情報により、リード対象のクラスタがペー
ジ境界をまたいでいるか否かを判断する(S403)。ページ境界をまたいでいる場合(
S403:Yes)、コマンド発行部86は、2つ目のリード要求R102を生成するた
め、リード対象のクラスタが第2リード境界をまたいでいるか否かを再度判断する(S4
00)。
以上説明した第1の実施形態の半導体記憶装置によれば、リード対象のデータに対応す
るクラスタの、物理ページ内の配置に応じてリード要求を変更するため、半導体記憶装置
のリード性能を向上させることができる。
[第2の実施形態]
本実施形態においては、リード要求のシーケンシャル性により、さらにリード要求を変
更する。
図17は、本実施形態に係るリード動作の例について説明するための図である。
図17に示すように、本例においては、1つの物理ページ(Page1)に7つのクラ
スタ(CL0〜CL6)が配置されているものとする。CL0はカラムアドレス=Aから
配置されている。CL1はカラムアドレス=Bから配置されている。CL2はカラムアド
レス=Cから配置されている。CL3はカラムアドレス=Dから配置されている。CL4
はカラムアドレス=Fから配置されている。CL5はカラムアドレス=Gから配置されて
いる。CL6はカラムアドレス=Hから配置されている。
物理ページのサイズは16kBであり、第2リード動作のリード単位は8kBであると
する。また、第2リード動作は、物理ページの先頭(カラムアドレス=A)、又は、物理
ページの中間、すなわち先頭から8kBの位置(カラムアドレス=E)から行うことがで
きるものとする。
第1の実施形態で説明したリード要求の生成条件に従うと、CL0、CL1、CL2、
CL4、CL5、CL6に対しては第2リード要求が生成される。CL3に対しては第1
リード要求が生成される。
ここで、例えば、CL1のリードの直後にCL5がリードされる場合を考える。第1の
実施形態で説明した条件では、CL1に対する第2リード要求と、CL5に対する第2リ
ード要求との、2つの第2リード要求が生成される。一方で本実施形態のメモリアクセス
制御部80は、このような場合には、1つの第1リード要求を生成する。2つの第2リー
ド要求よりも、1つの第1リード要求のほうが高速だからである。
次に、図18〜図20を参照して、本実施形態に係るリード動作の別の例について説明
する。
まず、図18a〜図18bを参照して、第3リード動作について説明する。
図18aは、第3リード動作のデータの流れを説明する図である。図18aにおいては
、NAND型フラッシュメモリ20は2つのプレーン(Plane0、Plane1)を
含む。また、図18aにおいては、NAND型フラッシュメモリ20の各機能ブロックの
うち、メモリセルアレイ25、ページバッファ27、シリアルアクセスコントローラ29
以外の機能ブロックは省略してある。
第3リード動作においては、NAND型フラッシュメモリ20は、各プレーンのメモリ
セルアレイ25から物理ページ単位でデータをリードし、リードしたデータをページバッ
ファ27に格納する。すなわち、NAND型フラッシュメモリ20は、リード対象のペー
ジアドレスに対応するワード線に接続されたメモリセルトランジスタMT0〜MTmに記
憶されているデータをリードし、リードしたデータをページバッファ27に格納する。P
lane0とPlane1のメモリセルアレイ25からのデータのリードは同時に行われ
る。NAND型フラッシュメモリ20は、各プレーンのページバッファ27に格納された
データを、シリアルアクセスコントローラ29を介し、クラスタ単位でメモリコントロー
ラ10へする。
図18bは、第3リード動作のタイミングチャートである。
メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュメモリ20へ第3リード動作を要求
するために、第3リードコマンドを発行する(S500)。次に、メモリコントローラ1
0は、リード対象のアドレスをNAND型フラッシュメモリ20へ入力する(S501)
。NAND型フラッシュメモリ20は、時間tR3をかけて、対象のデータを各プレーン
のメモリセルアレイ25からリードし、リードしたデータをページバッファ27へ格納す
る。この間、NAND型フラッシュメモリ20は、メモリコントローラ10へ、BUSY
信号をアサートする。第3リードコマンドにかかる時間tR3は、第1リードコマンドに
かかる時間tR1とほぼ等しい。
BUSY信号がネゲートされると、メモリコントローラ10は、NAND型フラッシュ
メモリ20へデータアウトコマンドを発行する(S502)。データアウトコマンドを受
領したNAND型フラッシュメモリ20は、Plane0のページバッファ27に格納さ
れたデータをメモリコントローラ10へ出力する(S503)。次にNAND型フラッシ
ュメモリ20は、Plane1のページバッファ27に格納されたデータをメモリコント
ローラ10へ出力する(S504)。
次に、図19を参照して、本実施形態に係るリード動作の別の例について説明する。
図19に示すように、本例においては、異なるプレーンの対応する物理ページ、すなわ
ちPlane0のPage1とPlane1のPage1に5つのクラスタ(CL0〜C
L4)が配置されているものとする。CL0はPlane0・Page1のカラムアドレ
ス=Aから配置されている。CL1はPlane0・Page1のカラムアドレス=Bか
ら配置されている。CL2はPlane0・Page1のカラムアドレス=Dから配置さ
れているが、Plane0・Page1にはCL2をすべて配置しきれていない。このC
L2の後半は、Plane1・Page1のカラムアドレス=Eから配置されている。C
L3はPlane1・Page1のカラムアドレス=Fから配置されている。CL4はP
lane1・Page1のカラムアドレス=Hから配置されている。
本例においても、物理ページのサイズは16kBであり、第2リード動作のリード単位
は8kBであるとする。また、第2リード動作は、物理ページの先頭(Plane0・P
age1の場合はカラムアドレス=A、Plane1・Page1の場合はカラムアドレ
ス=E)、又は、物理ページの中間、すなわち先頭から8kBの位置(Plane0・P
age1の場合はカラムアドレス=C、Plane1・Page1の場合はカラムアドレ
ス=G)から行うことができるものとする。
第1の実施形態で説明したリード要求の生成条件に従うと、CL0、CL4に対しては
それぞれ1つの第2リード要求が生成される。CL1、CL3に対してはそれぞれ1つの
第1リード要求が生成される。CL2に対しては2つの第2リード要求が生成される。
ここで、例えば、CL0のリードの直後にCL4がリードされる場合を考える。第1の
実施形態で説明した条件では、CL0に対する第2リード要求と、CL4に対する第2リ
ード要求との2つの第2リード要求が生成される。一方で本実施形態のメモリアクセス制
御部80は、このような場合には、1つの第3リード要求を生成する。2つの第2リード
要求よりも、1つの第3リード要求のほうが高速だからである。
また本実施形態のメモリアクセス制御部80は、CL2に対しても第3リード要求を生
成する。2つの第2リード要求よりも、1つの第3リード要求のほうが高速だからである
次に、図20を参照して、メモリアクセス制御部80の詳細な構成を説明する。
本実施形態のメモリアクセス制御部80は、第1の実施形態のメモリアクセス制御部8
0の構成に加え、コマンド変更部87を含む。
コマンド変更部87は、チャネルごとのリクエストFIFOを含む。リクエストFIF
Oは、リード要求R102を格納する。リクエストFIFOは、例えば、2つの物理ペー
ジに配置されうるクラスタの最大数に対応する数のリード要求R102を格納可能である
コマンド変更部87は、リクエストFIFOに格納されたリード要求R102を検索す
る。コマンド変更部87は、リクエストFIFO中に、同一物理ページ内に配置されてい
るクラスタを対象とする複数の第2リード要求が格納されている場合、これらを1つの第
1リード要求に変更する。また、コマンド変更部87は、リクエストFIFO中に、異な
るプレーンの対応する物理ページに配置されている複数の第1リード要求又は複数の第2
リード要求が格納されている場合、これらを1つの第3リード要求に変更する。コマンド
変更部87は、変更されたリード要求R102’を、NAND制御部90に出力する。
なお、リード要求のシーケンシャル性の判定方法は、上記の方法に限られない。例えば
、メモリ処理部48がシーケンシャル性を判定してもよい。また、コマンド変更部87は
、チャネルごとにリクエストFIFOを有するのではなく、1つのリクエストFIFOを
有するとしてもよい。
次に、図21を参照して、コマンド発行部86及びコマンド変更部87によるリード要
求R102’の生成手順について説明する。
コマンド変更部87は、リクエストFIFOを検索し、リード要求R102のシーケン
シャル性を判定する(S600)。すなわち、
(1)同一物理ページ内に配置されている複数のクラスタを対象とする複数の第2リー
ド要求が格納されている場合(以下、第1の場合と称する)、又は、
(2)異なるプレーンの対応する物理ページに配置されている複数のクラスタを対象と
する複数の第1リード要求、もしくは、第2リード要求が格納されている場合(以下、第
2の場合と称する)
のいずれかの場合であるのかを判定する。
リード要求R102にシーケンシャル性があり(S601:Yes)、かつ、同一物理
ページ内でのシーケンシャルリードである時(S602:Yes)、すなわち第1の場合
である時、コマンド変更部87は、リード要求R102’として第1リード要求を生成す
る(S603)。リード要求R102にシーケンシャル性があり(S601:Yes)、
かつ、同一物理ページ内でのシーケンシャルリードではない時(S602:No)、すな
わち第2の場合である時、コマンド変更部87は、リード要求R102’として第3リー
ド要求を生成する(S604)。
一方で、リード要求R102にシーケンシャル性がない場合、コマンド変更部87は、
リード要求の変更を行わない。すなわち、この場合のリード要求R102’は、リード要
求R102と同一となる。
以上説明した第2の実施形態の半導体記憶装置によれば、リード対象のデータに対応す
るクラスタの、物理ページ内の配置に応じてリード要求をさらに変更するため、半導体記
憶装置のリード性能を向上させることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態の半導体記憶装置によれば、リード対象のデー
タに対応するクラスタの、物理ページ内の配置に応じてリード要求を変更するため、半導
体記憶装置のリード性能を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
1…半導体記憶装置、2…ホスト、10…メモリコントローラ、20…不揮発性半導体
メモリ、21…制御回路、22…電圧発生回路、23…ロウデコーダ、24…カラムデコ
ーダ、25…メモリセルアレイ、26…センスアンプ、27…ページバッファ、28…N
ANDセル列、29…シリアルアクセスコントローラ、30…バッファ、40…CPU、
42…処理部、44…ホスト処理部、46…バッファ処理部、48…メモリ処理部、50
…ホストインタフェース制御部、60…バッファ制御部、70…メモリインタフェース制
御部、80…メモリアクセス制御部、82…コマンド生成部、84…クラスタ配置テーブ
ル格納部、86…コマンド発行部、87…コマンド変更部、90…NAND制御部、10
0…クラスタ配置テーブル

Claims (11)

  1. 複数のメモリセルが接続されたワード線と、
    前記メモリセルからリードしたデータを一時的に格納するバッファと、
    を含み、
    1つの前記ワード線に接続されたすべての前記メモリセルからリードしたデータを前記バ
    ッファに格納する第1リード動作と、
    1つの前記ワード線に接続された一部の前記メモリセルからリードしたデータを前記バッ
    ファに格納する第2リード動作とのいずれかの動作を行う
    不揮発性半導体メモリと、
    リード対象のデータが、1つの前記第2リード動作でリードできる場合には、
    前記第2リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求し、
    リード対象のデータが、複数の前記第2リード動作でリードできない場合には、
    前記第1リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求する
    メモリコントローラと、
    を具備する半導体記憶装置。
  2. 前記不揮発性半導体メモリは、
    前記バッファに格納したデータを、1つの前記第2リード動作でリードされるデータのサ
    イズよりも小さい第1管理サイズごとに、
    前記メモリコントローラへ出力する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリコントローラは、
    リード対象のデータが、複数の前記第1管理サイズにまたがっている場合に、
    前記第1リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求する
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記不揮発性半導体メモリは、
    前記第2リード動作によって、1つの前記ワード線に接続された前記メモリセルのうち、
    半数の前記メモリセルからデータをリードする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記不揮発性半導体メモリは、
    前記第1リード動作と前記第2リード動作を、
    同一のカラムアドレスによって指定されるメモリセルから開始する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記メモリコントローラは、
    複数のリード対象のデータのそれぞれが1つの前記第2リード動作でリードできるととも
    に、
    前記複数のリード対象のデータのすべてが1つの前記第1リード動作でもリードできる場
    合には、
    前記第1リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記不揮発性半導体メモリは、
    複数の前記ワード線に接続されたすべての前記メモリセルからリードしたデータを前記バ
    ッファに格納する第3リード動作をさらに行い、
    前記メモリコントローラは、
    複数のリード対象のデータのそれぞれが1つの前記第1リード動作または前記第2リード
    動作でリードできるとともに、
    前記複数のリード対象のデータのすべてが1つの前記第3リード動作でもリードできる場
    合には、
    前記第3リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記不揮発性半導体メモリは、
    前記第2リード動作による前記メモリセルから前記バッファへのデータの格納を、
    前記第1リード動作による前記メモリセルから前記バッファへのデータの格納よりも高速
    に行う
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記メモリコントローラは、
    前記不揮発性半導体メモリに第1のコマンドを発行することにより前記第1リード動作を
    要求し、
    前記不揮発性半導体メモリに前記第1のコマンドと異なる第2のコマンドを発行すること
    により前記第2リード動作を要求する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記メモリコントローラは、
    前記不揮発性半導体メモリに第3のコマンドを発行することにより、前記第1リード動作
    と前記第2リード動作との切り替えを要求する
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  11. 複数のメモリセルが接続されたワード線と、
    前記メモリセルからリードしたデータを一時的に格納するバッファと、
    を含み、
    1つの前記ワード線に接続されたすべての前記メモリセルからリードしたデータを前記バ
    ッファに格納する第1リード動作と、
    1つの前記ワード線に接続された一部の前記メモリセルからリードしたデータを前記バッ
    ファに格納する第2リード動作とのいずれかの動作を行う
    不揮発性半導体メモリを具備する半導体記憶装置を制御する方法であって、
    リード対象のデータが、1つの前記第2リード動作でリードできる場合には、
    前記第2リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求し、
    リード対象のデータが、1つの前記第2リード動作でリードできない場合には、
    前記第1リード動作をするように前記不揮発性半導体メモリに要求する
    半導体記憶装置の制御方法。
JP2017009680A 2017-01-23 2017-01-23 半導体記憶装置及びその制御方法 Pending JP2018120305A (ja)

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