JP2018117919A - 内視鏡用信号ケーブル - Google Patents

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Noriaki Uneyama
礼明 宇根山
木村 壮一郎
Soichiro Kimura
壮一郎 木村
公威 福島
Kimii Fukushima
公威 福島
亮 北野
Ryo Kitano
亮 北野
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Abstract

【課題】機械的な耐性の低下を防止し、大容量のデータを伝送することができる内視鏡用信号ケーブルを提供する。【解決手段】信号ケーブル100は、総合シールド104と、2本の画像信号伝送線106と、複数の単純線108とを備える。総合シールド104は、複数の導体素線104aが螺旋状に巻かれて形成されている。2本の画像信号伝送線106は、総合シールド104内において、総合シールド104の中心軸Oを通る直線L上に配置されている。画像信号伝送線106は、ツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114とが束ねられて形成されている。複数の単純線108は、総合シールド104内において、直線Lに対して対称となる位置に配置されている。2本の画像信号伝送線106と複数の単純線108とは、一括して束ねられて導体素線104aの巻き方向に巻かれている。【選択図】図11

Description

本発明は、内視鏡用信号ケーブルに関する。
内視鏡は、例えば患者の体内に挿入される挿入部を有する。この挿入部は、先端から順に、先端部、湾曲部、軟性部となっている。そして、先端部の先端面には、観察窓、照明窓、鉗子出口、送気・送水ノズルが設けられている。また、先端部の内面には、観察窓に対応した位置でカメラモジュールが、照明窓に対応した位置でライトガイドがそれぞれ取り付けられている。湾曲部は、複数の節輪ユニットを連結して構成されており、ワイヤ操作によって先端部を所望の方向に向けることができる。軟性部は、被検体の所望の観察部位に先端部を到達させるために、1m〜2m程度の長さとなっている。
カメラモジュールは撮影レンズユニット及び撮像ユニットから構成されている。撮影レンズユニットは、ハウジング内に複数個のレンズを収納して構成されている。撮像ユニットは、撮影レンズユニットによって結像された光学画像を撮像信号に光電変換するイメージエリアセンサを有する。イメージエリアセンサはフレキシブル基板やサブ基板などの回路基板を介して信号ケーブルに接続されている。また、フレキシブル基板やサブ基板にはイメージエリアセンサを駆動するために電子部品が実装されている。撮像ユニットからの信号は、フレキシブル基板やサブ基板、信号ケーブルを介して画像処理装置に送られる。画像処理装置では信号を画像処理して、モニタに病変等の画像を表示する。
撮像ユニットからの信号を画像処理装置に送るための信号ケーブルは、特許文献1に示すように、複合多芯ケーブルから構成されている。特許文献1には、総合シールド内において、ユニット化した複数の複合ケーブルと、ユニット化しない複数の単純線とを一括して撚り束ねることにより、信号ケーブル全体の細径化に寄与できる技術が開示されている。複数の単純線には、イメージエリアセンサの駆動信号を伝送する駆動用の単純線と電源用の単純線等が含まれる。
また、イメージエリアセンサの高画素化等に伴う大容量のデータを高速に伝送する画像信号伝送線としてツイナックス線が知られている。例えば、特許文献2のように、ツイナックス線は、導体素線を絶縁体で被覆してなる信号線のペアを2本並べ、信号線に沿ってドレインワイヤーを配置するとともにこれらを1本に束ねて形成される。このようなツイナックス線を内視鏡に適用する際は、例えば、総合シールド内において、ツイナックス線と、ツイナックス線の外径よりも細い単純線等とを一括することにより複合ケーブル化させることが考えられる。
国際公開第2012/105142号 特開2012−238468号公報
内視鏡においては曲げ及び/又は捻りなどの手技が行われ、信号ケーブルにも同じように力が加わる。この時、ユニット化しない単純線は、捻りの負荷の蓄積、総合シールドからの力による配列の乱れなどにより、局所的に負荷が蓄積し、座屈などが発生する場合があり、信号ケーブルの機械的な耐性の低下が懸念される。特許文献1には、信号ケーブル全体の細径化のために、ユニット化した複数の複合ケーブルとユニット化しない複数の単純線とを一括して撚り束ねているものの、機械的な耐性の低下を防止することについては何ら開示されていない。また、大容量のデータを伝送するツイナックス線と、単純線とを複合ケーブル化した際に、単純線が、ツイナックス線及び/又は総合シールドから応力を受けることについては、特許文献1,2のいずれにも何ら開示が無い。
本発明は、機械的な耐性の低下を防止し、大容量のデータを伝送することができる内視鏡用信号ケーブルを提供することを目的とする。
本発明の内視鏡用信号ケーブルは、複数の導体素線が螺旋状に巻かれた総合シールドと、総合シールド内において総合シールドの中心軸を通る直線上に配置されており、ツイストペアケーブルとドレインワイヤーとが束ねられて形成された2本の画像信号伝送線と、総合シールド内において直線に対して対称となる位置に配置された複数の単純線と、を備え、2本の画像信号伝送線と複数の単純線とは、一括して束ねられて導体素線の巻き方向に巻かれている。
ツイストペアケーブルとドレインワイヤーとは、導体素線の巻き方向に撚り合わせられていることが好ましい。
ツイストペアケーブルは、1対の電線を導体素線の巻き方向に撚り合わせて形成されていることが好ましい。
2本の画像信号伝送線の間に配置されるグランド線を有することが好ましい。グランド線は、断線の検査に使用されることが好ましい。グランド線は、単純線よりも細径とされていることが好ましい。
2本の画像信号伝送線の間に介在部材が設けられ、グランド線は、介在部材により覆われていることが好ましい。
画像信号伝送線は、ツイストペアケーブルおよびドレインワイヤーを覆うシールド層と、シールド層を覆う絶縁層とを有することが好ましい。
総合シールドは、導体素線により構成された複数の層を有しており、2本の画像信号伝送線と複数の単純線とは、総合シールドの最も内層を構成する導体素線の巻き方向に巻かれていることが好ましい。
総合シールドの各層を構成する導体素線の巻き方向が同じとされていることが好ましい。
純線は、総合シールドの同心円上に配置されていることが好ましい。単純線は、放射状に配置されていてもよい。
本発明の内視鏡用信号ケーブルによれば、機械的な耐性の低下を防止し、大容量のデータを伝送することができる
電子内視鏡システムの構成をしめす斜視図である。 内視鏡の先端部の断面図である。 先端部を示す斜視図である。 カメラモジュールの全体外観を示す斜視図である。 カメラモジュールの全体外観を示す側面図である。 撮影レンズユニットを分解して示す斜視図である。 撮影レンズユニットを分解して示す断面図である。 ハウジングを正面斜めから見た斜視図である。 ハウジングとプリズム保持具とイメージエリアセンサなどの電装部品とを分解して示す斜視図である。 ケーブル連結具を示す斜視図である。 信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 信号ケーブルの内部構造を示す斜視図である。 第2実施形態の信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 介在部材とグランド線の配置を変えた信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 グランド線と単純線との外径が同じである信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 グランド線が介在部により覆われている信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 第3実施形態の信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 単純線を撚り合わせてテープで一体化した信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 内側総合シールド内の四隅に介在部材を配置した信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。 単純線を撚り合わせてテープで一体化した別の信号ケーブルの内部構造を示す断面図である。
[第1実施形態]
図1において、本発明の内視鏡用信号ケーブル(以下、単に「信号ケーブル」という)100は、電子内視鏡システム10に含まれる電子内視鏡(以下、単に「内視鏡」という)12とプロセッサ装置14との間で、画像データなどの信号の伝送と給電などをするために使用される。
電子内視鏡システム10は、内視鏡12とプロセッサ装置14の他に、光源装置16と、と、モニタ18とを備える。
内視鏡12は、例えば被検体の体腔内に挿入される可撓性の挿入部20と、挿入部20の基端部分に連接された操作部21と、プロセッサ装置14および光源装置16に接続されるコネクタ22と、操作部21およびコネクタ22間を繋ぐユニバーサルコード23とを有する。
挿入部20は、先端から順に、先端部20a、湾曲部20b、および軟性部20cにより構成されている。
先端部20aの断面形状を示す図2において、先端部20aは、硬質樹脂製の先端部本体26に、軟質樹脂製の先端キャップを被せ、先端部本体26とこれに続く湾曲部20bの金属製先端筒28をチューブ29により被覆して構成される。先端部本体26内には、図1に示すように、カメラモジュール30が取り付けられている。
先端部本体26内には、カメラモジュール30の他に、ライトガイド31a,31b、鉗子チャンネル33、送気チューブ34、送水チューブ35が取り付けられている。カメラモジュール30は、先端部本体26に形成した取り付け穴に後述するハウジング53が入り込み、ネジ止めされることにより先端部本体26に固定される。カメラモジュール30のイメージエリアセンサ82は、先端部本体26の内周面、正確には湾曲部20bの金属製先端筒28の内周面に近接するように配置される。
先端筒28の円筒内でイメージエリアセンサ82が外側近くに配置されるため、イメージエリアセンサ82と先端筒28の内周面28aとの間には、隙間が形成されて、この隙間部分がデッドスペース37となる。本実施形態では、このデッドスペース37に、後述するケーブル連結具84が配置される。
湾曲部20bは各節輪がピン結合されたユニットを有し、全体が湾曲する。湾曲部20bは、操作部21のアングルノブ21aの回転操作により、上下左右方向に任意角度で湾曲する。これにより、先端部20aを体腔内の所望の方向に向けて、体腔内の観察部位をカメラモジュール30で撮像することができる。
軟性部20cは、操作部21と湾曲部20bとの間を細径で長尺状に繋ぐ部分であり、可撓性を有している。
図3に示すように、先端部20aの先端面には、鉗子出口40、観察窓41、照明窓42a,42b、及び送気・送水ノズル43が設けられる。観察窓41には、カメラモジュール30のレンズが配置され、照明窓42a,42bにはライトガイド31a,31bが連結され、送気・送水ノズル43には送気チューブ34、送水チューブ35が連結されている。
操作部21は、アングルノブ21a、送気・送水ボタン21b、吸引ボタン21c、レリーズボタン21d、ズーム操作用のシーソースイッチ21eなどの各種操作部材を備えている。アングルノブ21aは、回転操作によって挿入部20の先端部20aを上下左右方向に湾曲させる。送気・送水ボタン21bは、押圧操作によって送気・送水ノズル43からエアーまたは水を噴出させる。吸引ボタン21cは、押圧操作によって、体内の液体や組織等の被吸引物を鉗子出口40から吸引する。レリーズボタン21dは、押圧操作によってカメラモジュール30により観察画像を静止画記録する。シーソースイッチ21eは、後述するモータ74を正転または逆転させて、この回転をワイヤ73を介してカム軸に伝達し、撮影レンズを標準及び拡大撮影に切り換える。
プロセッサ装置14は、光源装置16と電気的に接続され、電子内視鏡システム10の動作を統括的に制御する。プロセッサ装置14は、ユニバーサルコード23や挿入部20内に挿通された信号ケーブル100を介して電子内視鏡12に給電を行い、先端部20aのカメラモジュール30の駆動を制御する。また、プロセッサ装置14は、信号ケーブル100を介してカメラモジュール30からの信号を受信し、各種処理を施して画像データを生成する。プロセッサ装置14にはモニタ18が接続されている。モニタ18は、プロセッサ装置14からの画像データに基づき観察画像を表示する。
光源装置16は、先端部20aの先端面に設けられた照明窓42a,42bを通して体腔内の観察部位を照射する照明光を内視鏡12に供給する。光源装置16から供給される照明光は、内視鏡12のユニバーサルコード23及び挿入部20内に挿通された多数本の光ファイバを束ねて構成されるライトガイド31a,31bを介して、先端部20aの先端面まで伝送される。
次に、内視鏡12の挿入部20の先端部20a内に設けられるカメラモジュール30について説明する。図4及び図5に示すように、カメラモジュール30は、撮影レンズユニット51と、撮像ユニット52とを有する。以下、撮影レンズユニット51および撮像ユニット52について、それぞれ詳細に説明する。
図6及び図7に示すように、撮影レンズユニット51は、ハウジング53と、これらハウジング53内に収納される撮影レンズ54、レンズ移動部55とを有する。
撮影レンズ54は、第1固定レンズ56、第1可動レンズ57、第2可動レンズ58、第2固定レンズ59を光軸方向に順に配置して構成されている。各固定レンズ56,59、各可動レンズ57,58は、レンズ枠56a〜59aと、これらレンズ枠56a〜59aで保持される1枚または複数枚のレンズ本体56b〜59bとから構成される。
レンズ移動部55は、カム軸60と、このカム軸60上で摺動移動する第1レンズ移動枠61及び第2レンズ移動枠62とを備える。このレンズ移動部55は、第1、第2可動レンズ57,58を光軸方向に移動させ、撮影レンズ54の焦点距離を変えて変倍撮影を可能にする。
図8に示すように、ハウジング53は、第1筒部64と第2筒部65とを筒心方向に直交する方向に並べて連結部66で連結して構成されている。第2筒部65の外径は第1筒部64の外径より少し小さくされており正面から見て8の字形になっている。第1筒部64には撮影レンズ収納穴67が形成されて、この撮影レンズ収納穴67に撮影レンズ54が収納される。第2筒部65にはレンズ移動部収納穴68が形成されて、レンズ移動部55が収納される。図7に示すように、レンズ移動部収納穴68内には、係止リング68aが突出して形成されている。また、連結部66内には撮影レンズ収納穴67とレンズ移動部収納穴68を連結する摺動穴69が形成されている。なお、第1筒部64に形成される穴70は、反射防止筒71,72と第2固定レンズ59などを撮影レンズ収納穴67内に固定するときの、接着剤注入のため、あるいはネジ挿入のためのものであり、必要に応じて設けられる。
図6及び図7に示すように、カム軸60は外周面に第1カム溝60aと第2カム溝60bとを有し、後端に軸心に沿ってワイヤ連結穴60c、後端部外周面に係止フランジ60dを有する。ワイヤ連結穴60cには回転駆動用のワイヤ73(図1、図2参照)の先端が固定される。ワイヤ73は保護チューブ75(図2参照)に入れられて操作部21内のモータ74(図1参照)に連結されている。モータ74は操作部21のシーソースイッチ21eの操作によって正転または逆転するように図示しないコントローラにより駆動制御される。
カム軸60の先端には固定リング76が取り付けられている。この固定リング76により、レンズ移動部収納穴68内でカム軸60が傾くことなく円滑に回転する。また、カム軸60の後端側の係止フランジ60dは、係止リング68aに係止するため、レンズ移動部収納穴68からカム軸60が抜け出すことがない。
第1レンズ移動枠61は、ガイド筒61aとレンズ枠57aとこれらを連結するアーム61bとを有し、これらが一体に形成されている。同様に、第2レンズ移動枠62も、ガイド筒62a,レンズ枠58a,アーム62bを有し、一体に形成されている。第1レンズ移動枠61のガイド筒61aには第1係合ピン77aが取り付けられ、この係合ピン77aの先端は第1カム溝60aに入り込む。また、第2レンズ移動枠62のガイド筒62aには係合ピン77bが取り付けられ、この第2係合ピン77bは第2カム溝60bに入り込む。
カム軸60がモータ74(図1参照)により正転または逆転すると、この回転量に応じてカム軸60が回転変位し、この回転変位によって各係合ピン77a,77bを介して、第1及び第2レンズ移動枠61,62がハウジング53内で光軸方向に移動する。
図6および図9に示すように、ハウジング53の第1筒部64の外周面の後半分64aは、外周面の前半分64bよりも外径を僅かに小さく形成してあり、前半分64bと後半分64aとの間に段差面64cが形成される。この外周面の後半分64aには、撮像ユニット52のプリズム保持具80が取り付けられる。
図4及び図5に示すように、撮像ユニット52は、信号ケーブル100の他、プリズム保持具80、プリズム81、イメージエリアセンサ82、回路基板83、ケーブル連結具84、放熱板85及び配線類を封止する封止剤(図示省略)を有する。
図9に示すように、プリズム保持具80は、ハウジング53の第1筒部64の後端側に取り付けられる取付筒部80aと、プリズム81が取り付けられるプリズム取付枠80bとを有する。
プリズム81は、直角に交差する入射面81aおよび出射面81bと、斜面からなる反射面81cと、両側面81dとの5面を有する直角プリズムから構成されている。
図4、図5及び図9に示すように、プリズム81の出射面81bにはイメージエリアセンサ82が取り付けられ、プリズム81の反射面81cにはイメージエリアセンサ82を駆動するための回路基板83が接着剤にて取り付けられる。回路基板83は、フレキシブル配線回路基板88や結線(図示省略)などを介して、イメージエリアセンサ82と接続されている。回路基板83には、後述する信号ケーブル100の画像信号伝送線106と単純線108とが接続される。なお、回路基板83はメイン基板の他に、複数のサブ基板を有していてもよい。
イメージエリアセンサ82の外側には放熱板85が固着されている。この放熱板85の後端にはケーブル受け部85aが形成されており、このケーブル受け部85aは、後述する信号ケーブル100の総合シールド104に半田付けされる。放熱板85はイメージエリアセンサ82からの熱を信号ケーブル100に逃がす。
放熱板85のケーブル受け部85aと同じ側であり、略T字板状の金属板により構成されたケーブル連結具84の一端は、後述する信号ケーブル100の外皮102と接着剤により固着される。
図10に示すように、ケーブル連結具84は、取付枠部84aと連結板部84bとから構成される。取付枠部84aは、金属板の両側部を折り曲げて断面U字状に形成されている。この取付枠部84aに接着材が充填されて、信号ケーブル100と一体化される。取付枠部84aと信号ケーブル100の外皮102との間の領域であり、かつ、信号ケーブル100の軸方向において0.8mm以上、好ましくは1.0mm以上の領域に、接着材が充填される。なお、接着材が充填される領域を拡大するために、取付枠部84aの基端側に、信号ケーブル100の軸方向に延びる追加の取付枠部材を設けてもよい。この追加の取付枠部材は、例えば取付枠部84aに取り付けられる。
連結板部84bは、平板を折り曲げて中央付近にオフセット部89、先端に係止爪90が形成されている。オフセット部89は、イメージエリアセンサ82や放熱板85が当たることがないようなオフセット量で形成されている。係止爪90は90°に折り曲げて形成されており、先端縁は、ハウジング53の第1筒部64の外周面に沿うように円弧状に形成されている。係止爪90とオフセット部89との間は、取付筒部80aとの接着面となっており、この部分に接着材が充填されることで、ケーブル連結具84がプリズム保持具80に固着される。オフセット部89は、イメージエリアセンサ82と、プリズム保持具80の取付筒部80aの外周面との位置関係に応じて設けられるものであり、取付筒部80aの外周面からイメージエリアセンサ82を覆う放熱板85が外側に突出していない場合には、オフセット部89は不要で、平板状に構成してよい。
ケーブル連結具84やイメージエリアセンサ82及び回路基板83に覆われた結線部や素線などを保護するために、これらの隙間には必要に応じて、封止剤(図示省略)が注入されて固化される。
ケーブル連結具84は、イメージエリアセンサ82の両側方を覆うことがないように、板状に形成されている。したがって、イメージエリアセンサ82のサイズが変更される場合でも、サイズ変更によりイメージエリアセンサ82が大きくなっても連結板部84bに接触してしまうことがなくなり、イメージエリアセンサ82のサイズ変更などにも対応が可能となる。また、イメージエリアセンサ82を保護する放熱板85も枠状ではなく、板状であるので、イメージエリアセンサ82のサイズが変更される場合でも、現状の構造でサイズ変更が可能になる。
次に、図11および図12を参照しながら信号ケーブル100の内部構造について説明する。信号ケーブル100の断面形状を示す図11において、信号ケーブル100は、外皮102と、総合シールド104と、2本の画像信号伝送線106と、8本の単純線108と、介在部材110とを備える。
信号ケーブル100は、2本の画像信号伝送線106と8本の単純線108とが一括して束ねられて後述する総合シールド104の導体素線104aの巻き方向に巻かれており、これら画像信号伝送線106および単純線108が総合シールド104により覆われ、さらに総合シールド104が外皮102で被覆されている。本実施形態では、外皮102と総合シールド104との各中心軸が、信号ケーブル100全体の中心軸(ケーブル中心軸)Oと同軸とされている。
外皮102は、絶縁性の材料、例えば、PFA(フッ素樹脂)またはPTFE(四フッ化エチレン樹脂)などにより形成されている。この外皮102の先端は、糸巻きにより縛られている。なお、外皮102がPFAまたはPTFEなどのフッ素樹脂により形成されている場合は、接着剤による外皮102とケーブル連結具84との固定を強固にするために、外皮102にフッ素樹脂表面処理を施すことが好ましい。
総合シールド104は、複数本の導体素線104aを螺旋状に巻いて形成されている。本実施形態において、導体素線104aの巻き方向は、図11に示すA方向とされている。導体素線104aは、例えば銀メッキ銅合金製である。
2本の画像信号伝送線106は、総合シールド104内において、総合シールド104の中心軸すなわち信号ケーブル100全体の中心軸Oを通る直線L上にほぼ位置するように配置されている。画像信号伝送線106は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)形式の映像信号を伝送する。
画像信号伝送線106は、ツイストペアケーブル112と、1本の導体素線からなるドレインワイヤー114と、シールド層116と、絶縁層118とを有するツイナックス線である。図12に示すように、ツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114とは、一括して束ねられて、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向に撚り合わせられている。
画像信号伝送線106は、束ねられたツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114とをシールド層116で覆い、このシールド層116を絶縁層118でさらに覆って構成されている。画像信号伝送線106は、細径であり、かつ、2〜4mの長さを要するため、伝送損失等の劣化を抑制するために、シールド層116と絶縁層118とが硬質とされている。
画像信号伝送線106は、ツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114とを備えていることにより、例えばメガピクセルクラスのCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージエリアセンサからの画像データを高速に伝送する場合に適している。さらに、画像信号伝送線106は、平行な電線などで構成された画像信号伝送線と比較して、鉗子チャンネル33からのノイズの影響を受けにくい。
ツイストペアケーブル112は、1対の電線120を撚り合わせて形成されている。より具体的には、1対の電線120は、導体素線104aの巻き方向であるA方向に撚り合わせられている。電線120は、複数本の導体素線または単線からなる芯線120aを絶縁外皮120bで覆って形成されている。電線120の太さは、例えばAWG40とされている。
シールド層116は、複数本の導体素線を螺旋状に巻いて形成されている。本実施形態では、シールド層116の導体素線の巻き方向は、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向とされている。
絶縁層118は、絶縁性の材料、例えば、PFAまたはPTFEなどにより形成されている。
8本の単純線108は、総合シールド104内において、総合シールド104の中心軸すなわち信号ケーブル100全体の中心軸Oを通る直線Lに対してほぼ対称となる位置に配置されている。より具体的には、8本の単純線108は、総合シールド104の同心円上に配置されている。単純線108は、複数本の導体素線または単線からなる芯線108aを絶縁外皮108bで覆って形成されている。
8本の単純線108には、イメージエリアセンサ82の駆動信号を伝送する駆動用の単純線と、電源用の単純線とが含まれている。例えば、8本の単純線108のうち、4本が駆動用の単純線であり、残り4本が電源用の単純線である。なお、単純線108にグランド線が含まれていてもよい。単純線108の外径は、Φ0.25以上、望ましくはΦ0.30以上である。また、単純線108の外径は、画像信号伝送線106の外径の半分以上であることが望ましい。
介在部材110は、スフ糸またはケブラー糸または綿糸等からなり、2本の画像信号伝送線106の間を含む電線間の隙間を埋めるように設けられている。介在部材110は、単純線108が2本の画像信号伝送線106の間に移動することを規制する。これにより、太く硬質な画像信号伝送線106の間に単純線108が挟まれ、単純線108が断線することが防止される。また、介在部材110により2本の画像信号伝送線106が非接触とされているため、クロストークの発生が防止される。
以上のように、信号ケーブル100は、ツイナックス線である画像信号伝送線106と単純線108とが一括して束ねられて総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向に巻かれているため、内視鏡12の曲げ及び/又は捻りなどの手技により導体素線104a同士の間に隙間が生じた場合であっても、この隙間に単純線108が落ち込み挟まれることによる機械的な耐性の低下が防止され、かつ、大容量のデータを伝送することができる。
また、画像信号伝送線106は、ツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114とが束ねられて巻かれる巻き方向と、シールド層116の導体素線の巻き方向とが同じ方向、すなわち総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向とされているため、シールド層116の導体素線同士の間に隙間が生じた場合であっても、この隙間にツイストペアケーブル112またはドレインワイヤー114が落ち込み挟まれることによる局所的な座屈の発生が抑制される。この結果、信号ケーブル100としての機械的な耐性の低下が防止される。
また、本実施形態では、2本の画像信号伝送線106と8本の単純線108との巻き方向と、ツイストペアケーブル112とドレインワイヤー114との巻き方向と、シールド層116の導体素線の巻き方向とに加え、ツイストペアケーブル112を構成する1対の電線120を撚り合わせる巻き方向も、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向とされている。このように、信号ケーブル100は、上記各線の巻き方向が全て同一方向とされていることにより、いずれかの線の巻き方向が異なる信号ケーブルと比較して、電気特性に優れる。
なお、本実施形態では、画像信号伝送線106は、2本設けられているが、これに限られず、1本または3本以上でも良い。断線などにより伝送不能になる場合に備え、画像信号伝送線106は2本以上設けられていることが好ましい。伝送量確保の観点でも、画像信号伝送線106は2本以上設けられていることが好ましい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、2本の画像信号伝送線106の間に1つの介在部材110が配置されているが、図13に示すように、第2実施形態の信号ケーブル150は、2本の画像信号伝送線106の間に、1対の介在部材152と、1本のグランド線154とが配置されている。信号ケーブル150は、上記第1実施形態の信号ケーブル100と比べて、1本のグランド線154が追加されている。なお、第2実施形態以降は、上記第1実施形態と同様の部材ついての説明を省略する。
1対の介在部材152は、介在部材110と同様に、スフ糸またはケブラー糸または綿糸等からなる。介在部材152は、2本の画像信号伝送線106の間を含む電線間の隙間を埋めるように設けられている。具体的には、介在部材152は、総合シールド104の中心軸すなわち信号ケーブル150全体の中心軸Oを通る直線Lに対してほぼ対称となる位置に配置されている。
グランド線154は、2本の画像信号伝送線106と1対の介在部材152との間に配置されている。グランド線154は、複数本の導体素線または単線からなる芯線154aを絶縁外皮154bで覆って形成されている。
以上のように、2本の画像信号伝送線106の間にグランド線154が配置されることにより、2本の画像信号伝送線106間が電気的に遮蔽され、クロストークの発生がより確実に防止される。また、グランド線154が絶縁外皮154bで覆われていることにより、2本の画像信号伝送線106に挟み込まれた場合であっても短絡等が生じることが防止される。
また、グランド線154は、信号ケーブル150の断線の検査に使用しても良い。例えば、グランド線154のインピーダンス値を測定することにより、画像信号伝送線106と単純線108とが断線する恐れが有るか否かを検査することができる。このように断線を検査するという観点では、グランド線154は、単純線108などの他の線よりも座屈と摩耗等の影響が大きく表れるように、単純線108よりも細径とされていることが好ましい。なお、グランド線154のインピーダンス値が規定のインピーダンス値を超えた場合に警告表示及び/又は警告音を出力するようにしても良い。
なお、介在部材152とグランド線154の配置は上記のものに限られない。例えば、図14に示すように、信号ケーブル160は、一方の介在部材152が2本の画像信号伝送線106の間であり、かつ、直線L上に配置され、他方の介在部材152とグランド線154とが直線Lに対してほぼ対称となる位置に配置されている。この場合でも、グランド線154により、2本の画像信号伝送線106間が電気的に遮蔽され、クロストークの発生がより確実に防止される。
また、グランド線154は、単純線108よりも細径のものに限られない。例えば、図15に示すように、グランド線154の外径が単純線108と同じ外径であっても良い。さらには、グランド線154が単純線108よりも太径であっても良い。
また、グランド線154は、介在部材により覆われていても良い。例えば、図16に示すように、信号ケーブル170は、介在部材172の内部にグランド線154が配置されている。この例では3本のグランド線154が配置されているが、グランド線154の本数については適宜設計してよい。この場合でも、グランド線154により、2本の画像信号伝送線106間が電気的に遮蔽され、クロストークの発生がより確実に防止される。
[第3実施形態]
上記第1,第2実施形態では、一層の総合シールド104が設けられているが、第3実施形態では、複数の層を有する総合シールドが設けられている。
図17に示すように、信号ケーブル180は、内側総合シールド182と、内側絶縁体184と、外側総合シールド186と、外側絶縁体188とが、内側からこの順に設けられている。
内側総合シールド182と外側総合シールド186とは、総合シールド104と同様に、導体素線104aを螺旋状に巻いて形成されている。内側総合シールド182と外側総合シールド186との巻き方向は、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向とされている。
内側絶縁体184と外側絶縁体188とは、外皮102と同様に絶縁性の材料で形成されている。
また、8本の単純線108は、直線Lに対してほぼ対称となる位置に、4本ずつ放射状に配置されている。単純線108同士は、撚り合わせられておらず、平行に配置されている。これらの単純線108は、2本の画像信号伝送線106と一括して束ねられて、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向に巻かれている。
以上のように、信号ケーブル180は、内側総合シールド182と外側総合シールド186とを有することにより、外部からの電気的なノイズの影響がより抑制される。さらに、信号ケーブル180は、上記各線の巻き方向が全て同一方向とされていることにより電気特性により優れる。
なお、内側総合シールド182と外側総合シールド186との巻き方向をいずれも総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向とすることに限られず、少なくとも内側総合シールド182の巻き方向がA方向とされていればよい。これにより、信号ケーブル180としての機械的な耐性の低下が防止される。
なお、単純線108同士を平行に配置せずに、撚り合わせてもよい。例えば、単純線108を4本ずつ一括して束ねて撚り合わせる。この場合の単純線108の巻き方向は、総合シールド104の導体素線104aの巻き方向であるA方向であることが好ましい。
また、8本の単純線108のうち、4本が駆動用の単純線であり、残り4本が電源用の単純線である場合には、4本の駆動用の単純線を一括して束ねて撚り合わせ、残り4本の電源用の単純線を一括して束ねて撚り合わせても良い。
さらに、束ねた4本の単純線108をより一体化させるためにテープで被覆してもよい。例えば、図18に示すように、信号ケーブル190は、一括して束ねて撚り合わせられた4本の単純線108が、それぞれテープ192により被覆されている。テープ192は、例えばポリエステルで形成されている。テープ192は、絶縁性を有することが好ましい。
また、内側総合シールド182内において、2本の画像信号伝送線106とテープ192で被覆した単純線108とにより形成される空間に、介在部材を配置しても良い。例えば、図19に示すように、信号ケーブル200において、内側総合シールド182内の四隅に形成された空間に介在部材202が配置される。
なお、4本の単純線108をテープ192で一体化して複合ケーブルとした場合には、内側総合シールド182の導体素線104a同士の間に生じる隙間に、各単純線108よりも太径である上記複合ケーブルが落ち込むことが抑制される。このため、機械的な耐性の観点のみで言えば、例えば、図20に示す信号ケーブル210のように、2本の画像信号伝送線106と、上記複合ケーブル、すなわちテープ192で一体化した4本の単純線108とが、内側総合シールド182の導体素線104aの巻き方向であるA方向とは反対方向のB方向に巻かれていても良い。ただし、信号ケーブルにおいては、機械的な耐性の観点のみならず電気特性の観点も重要であるから、上記各線の巻き方向が全て同一方向とされていることが好ましい。
10 電子内視鏡システム
12 電子内視鏡(内視鏡)
14 プロセッサ装置
16 光源装置
18 モニタ
20 挿入部
20a 先端部
20b 湾曲部
20c 軟性部
21 操作部
21a アングルノブ
21b 送気・送水ボタン
21c 吸引ボタン
21d レリーズボタン
21e シーソースイッチ
22 コネクタ
23 ユニバーサルコード
26 先端部本体
28 金属製先端筒
28a 内周面
29 チューブ
30 カメラモジュール
31a ライトガイド
31b ライトガイド
33 鉗子チャンネル
34 送気チューブ
35 送水チューブ
37 デッドスペース
40 鉗子出口
41 観察窓
42a 照明窓
42b 照明窓
43 送気・送水ノズル
51 撮影レンズユニット
52 撮像ユニット
53 ハウジング
54 撮影レンズ
55 レンズ移動部
56 第1固定レンズ
56a レンズ枠
56b レンズ本体
57 第1可動レンズ
57a レンズ枠
58 第2可動レンズ
58a レンズ枠
59 第2固定レンズ
59a レンズ枠
59b レンズ本体
60 カム軸
60a 第1カム溝
60b 第2カム溝
60c ワイヤ連結穴
60d 係止フランジ
61 第1レンズ移動枠
61a ガイド筒
61b アーム
62 第2レンズ移動枠
62a ガイド筒
62b アーム
64 第1筒部
64a 後半分
64b 前半分
64c 段差面
65 第2筒部
66 連結部
67 撮影レンズ収納穴
68 レンズ移動部収納穴
68a 係止リング
69 摺動穴
70 穴
71 反射防止筒
72 反射防止筒
73 ワイヤ
74 モータ
75 保護チューブ
76 固定リング
77a 第1係合ピン
77b 第2係合ピン
80 プリズム保持具
80a 取付筒部
80b プリズム取付枠
81 プリズム
81a 入射面
81b 出射面
81c 反射面
81d 両側面
82 イメージエリアセンサ
83 回路基板
84 ケーブル連結具
84a 取付枠部
84b 連結板部
85 放熱板
85a ケーブル受け部
88 フレキシブル配線回路基板
89 オフセット部
90 係止爪
100 信号ケーブル
102 外皮
104 総合シールド
104a 導体素線
106 画像信号伝送線
108 単純線
108a 芯線
108b 絶縁外皮
110 介在部材
112 ツイストペアケーブル
114 ドレインワイヤー
114 本の導体素線からなるドレインワイヤー
116 シールド層
118 絶縁層
120 電線
120a 芯線
120b 絶縁外皮
150 信号ケーブル
152 介在部材
154 グランド線
154a 芯線
154b 絶縁外皮
160 信号ケーブル
170 信号ケーブル
172 介在部材
180 信号ケーブル
182 内側総合シールド
184 内側絶縁体
186 外側総合シールド
188 外側絶縁体
190 信号ケーブル
192 テープ
200 信号ケーブル
202 介在部材
210 信号ケーブル

Claims (12)

  1. 複数の導体素線が螺旋状に巻かれた総合シールドと、
    前記総合シールド内において前記総合シールドの中心軸を通る直線上に配置されており、ツイストペアケーブルとドレインワイヤーとが束ねられて形成された2本の画像信号伝送線と、
    前記総合シールド内において前記直線に対して対称となる位置に配置された複数の単純線と、
    を備え、
    2本の前記画像信号伝送線と複数の前記単純線とは、一括して束ねられて前記導体素線の巻き方向に巻かれている内視鏡用信号ケーブル。
  2. 前記ツイストペアケーブルと前記ドレインワイヤーとは、前記導体素線の巻き方向に撚り合わせられている請求項1に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  3. 前記ツイストペアケーブルは、1対の電線を前記導体素線の巻き方向に撚り合わせて形成されている請求項2に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  4. 2本の前記画像信号伝送線の間に配置されるグランド線を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  5. 前記グランド線は、断線の検査に使用される請求項4に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  6. 前記グランド線は、前記単純線よりも細径とされている請求項5に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  7. 2本の前記画像信号伝送線の間に介在部材が設けられ、
    前記グランド線は、前記介在部材により覆われている請求項4から6のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  8. 前記画像信号伝送線は、前記ツイストペアケーブルおよび前記ドレインワイヤーを覆うシールド層と、前記シールド層を覆う絶縁層とを有する請求項1から7のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  9. 前記総合シールドは、前記導体素線により構成された複数の層を有しており、
    2本の前記画像信号伝送線と複数の前記単純線とは、前記総合シールドの最も内層を構成する前記導体素線の巻き方向に巻かれている請求項1から8のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  10. 前記総合シールドの各層を構成する前記導体素線の巻き方向が同じとされている請求項9に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  11. 前記単純線は、前記総合シールドの同心円上に配置されている請求項1から10のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
  12. 前記単純線は、放射状に配置されている請求項1から10のいずれか1項に記載の内視鏡用信号ケーブル。
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