JP2018116672A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な対象に対して統一的に一定の基準で異常判定を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明の情報処理装置は、生成部と第1の算出部と第2の算出部と判別部とを備える。生成部は、入力画像に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する。第1の算出部は、複数のフィルタ画像と1対1に対応し、かつ、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルを含む複数のモデル群を用いて、複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応するモデル群との差分に応じた値を示すスコアを算出する。第2の算出部は、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々のスコアを統合した統合スコアを算出する。判別部は、統合スコアに基づいて異常を判別する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
あるデータに関して、それがどの状態に属するかを判定する機械学習のアルゴリズムが知られている。この機械学習のアルゴリズムを用いて、画像に写っている被写体が人物であるか、そうでないかということや、写っているシーンがどういうものであるか、文章の識別、音声の識別などを行うことができ、広い応用範囲に対して使用されている。
従来、この機械学習のアルゴリズムを用いて、材質の判別や、欠陥検査を行う方法も知られている。例えば多重解像度解析を用いて、欠陥などの異常を検出する技術も知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、精度を向上させるために複数の解像度の画像を用いて検査を行う場合に、欠陥か否かの判定は、異常量を検出すること、または予め準備した特徴量との比較により行うことができるが、どれだけ異常なのかを判定する際に統計的に意味のある閾値を出せないために、様々なパラメータを調整する必要がある。つまり、従来技術では、様々な対象に対して統一的に一定の基準で異常判定を行うことが困難であるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、様々な対象に対して統一的に一定の基準で異常判定を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一つの入力画像に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する生成部と、前記複数のフィルタ画像と1対1に対応し、かつ、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルを含む複数のモデル群を用いて、前記複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応する前記モデル群との差分に応じた値を示すスコアを算出する第1の算出部と、前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々の前記スコアを統合した結果を示す統合スコアを算出する第2の算出部と、前記統合スコアに基づいて異常を判別する判別部と、を備える情報処理装置である。
本発明によれば、様々な対象に対して統一的に一定の基準で異常判定を行うことができる。
図1は、情報処理システムの概略構成を示す図である。 図2は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、情報処理装置が有する機能の一例を示す図である。 図4は、学習部の動作例を示すフローチャートである。 図5は、学習部の動作例を示すフローチャートである。 図6は、学習部による処理の前提となるモデル推定問題についての説明図である。 図7は、統合スコアを算出するまでのアルゴリズムの全体構成を示す模式図である。 図8は、検査時の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 図9は、変形例の処理フローを説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム100の概略構成を示す図である。この情報処理システム100は、画像を使用した検査システムとして機能する。図1に示すように、情報処理システム100は、カメラ120、情報処理装置130、出力装置140を含んでいる。カメラ120が対象物110を撮影し、その撮影により得られた画像(以下の説明では「撮影画像」と称する場合がある)を情報処理装置130が取得する。情報処理装置130は、撮影画像を使用して対象物110の状態を判定(異常領域の有無を判定)し、判定結果を出力装置140へ送信する。出力装置140は、情報処理装置130から受信した判定結果を出力する。出力の形態は任意であり、音声出力であってもよいし、画像出力であってもよい。
なお、図1の例では、情報処理装置130はカメラ120に対して直接接続(有線接続)されるように記載されているが、これに限らず、例えば情報処理装置130とカメラ120が無線接続される形態であってもよい。例えば情報処理装置130は、イーサネット(登録商標)、WiFi、LTE、3G、4G等のネットワークを介してカメラ120と接続されてもよい。さらに、例えばカメラ120と情報処理装置130が一体に構成される形態であってもよい。同様に、出力装置140と情報処理装置130が一体に構成される形態であってもよい。
図2は、情報処理装置130のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置130は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション等の形態であってもよい。図2に示すように、情報処理装置130は、CPU131、ROM132、RAM133、記憶装置134、入力部135、表示部136、機器I/F137、通信I/F138を有する。
CPU131は、情報処理装置130の動作を統括的に制御する。CPU131は、RAM133の所定の領域を作業領域として、ROM132や記憶装置134等に記憶されたプログラムを実行して、情報処理装置130が有する各種の機能を実現させる。情報処理装置130が有する機能の具体的な内容については後述する。
ROM132は、情報処理装置130に関わるプログラムや各種設定情報などを記憶する不揮発性のメモリ(書き換え不可能なメモリ)である。
RAM133は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの記憶手段であって、CPU131の作業領域として機能し、バッファなどの役割を果たす。
記憶装置134は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶手段である。入力部135は、ユーザの操作を受け付けるためのデバイスである。表示部136は、情報処理装置130に関する各種の情報を表示するデバイスであり、例えば液晶ディスプレイなどで構成される。
機器I/F137は、例えばカメラ120や出力装置140と接続するためのインタフェースである。通信I/F138は、インターネットなどのネットワークと接続するためのインタフェースである。例えば機器I/F137の代わりに、通信I/F138を介して、カメラ120や出力装置140と接続される形態であってもよい。
図3は、情報処理装置130が有する機能の一例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置130は、取得部201、生成部202、学習部203、算出部204、判別部205、判別結果通知部206を有する。説明の便宜上、図3の例では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、情報処理装置130が有する機能はこれらに限られるものではない。
取得部201は、カメラ120から撮影画像を取得する。生成部202は、一つの入力画像(取得部201により取得された撮影画像)に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する。ここでは、フィルタ数は12であるが、これに限られるものではない。本実施形態のように12個のフィルタを用いる場合は、例えば3つのスケール×4つの方向(0度方向、45度方向、90度方向、135度方向)などとすることができる。例えばフィルタ係数としては、以下の式1〜式4で表される4つのフィルタ行列を使用することができる。
また、スケールとしては、等倍のものに加え、1/4倍、1/8倍に入力画像を縮小したものを以上のフィルタに適用して元の等倍に戻すことで、合計12個のフィルタ画像が得られる。また、ここでは、以上のフィルタを適用しない状態の撮影画像(例外的に、フィルタ画像の一態様と考えてもよい)も加えて、この例では13個のフィルタ画像を用いて異常検出を行う。
学習部203は、予め用意された欠陥の無い複数の画像(良品画像)を元に、良品の対象物110の画像を学習する。より具体的には、学習部203は、複数の空間フィルタごとに、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルを含むモデル群を学習する。この例では、学習部203は、13個のフィルタ画像と1対1に対応する13個のモデル群を学習することになる。この例では、パラメータとして、複数の良品画像の各画素値の平均(画素平均値)μ(x,y)、と分散(画素分散値)σ(x,y)を採用するが、これに限られるものではない。
以下、学習方法について説明する。ここでは、任意の一の空間フィルタに対して、複数(K個)のモデルを含むモデル群を学習する場合を例に挙げて説明する。モデルとしては、各画素が正規分布を持つと仮定し、そのようなモデルが複数(K個)存在することを前提とする。観測できる画像は、その複数のモデルのうちの何れかから生成された画像であるとする。ここで、どのモデルから観測されたものかは不明であり、隠れ変数となっている。学習が完了すると(モデルの推定が完了すると)、複数のモデルごとの画素平均値μ(x,y)と、画素分散値σ(x,y)が得られる。検査時には、この複数のモデルごとのパラメータを元に、撮影画像の欠陥の有無を判定することになる。
隠れ変数とモデルパラメータは同時に決めることができないので、ここでは、隠れ変数を持つ場合のモデルパラメータの推定に有効なEMアルゴリズムを用いて学習を行う。以下、EMアルゴリズムのEステップとMステップに分けて説明する。
学習はまずEステップからスタートする。学習部203は、入力画像(上記一の空間フィルタに対応するn個の良品画像(良品のフィルタ画像))に含まれる複数の画素の各々について、K個のモデルごとのZスコアを算出する。n番目の入力画像に含まれる画素(x,y)のk番目のモデルに対するZスコアZnk(x,y)は、以下の式5で表される。以下の式5において、I(x,y)は、n番目の入力画像の画素(x,y)の画素値(輝度値)である。また、μ(x,y)およびσ (x,y)は、k番目のモデルの画素(x,y)のパラメータである。より具体的には、μ(x,y)は、k番目のモデルの画素(x,y)の画素平均値、σ (x,y)は、k番目のモデルの画素(x,y)の画素分散値である。Zスコアは確率モデルに正規分布を仮定した場合のハズレ量を表す値である。
次に、学習部203は、n番目の入力画像Inがk番目のモデルkに当てはまる確率enkを求める。確率enkは、以下の式6で表すことができる。この例では、学習部203は、Zスコアを平均0、分散1の標準正規分布の式に代入し、確率密度を画素ごとに求め、画素または領域ごとの確率密度の積を計算して同時確率を求める。なお、以下の式6におけるX,Yは、それぞれ入力画像の横方向および縦方向の画素数である。ここでは、画素毎ではなく画像全体にわたる画素値の分布から上記確率enkを求めている。こうすることで、入力画像のパーツ全体を見ながら、どのモデルに該当するかという確率を適切に求めることができる。
次に、学習部203は、上述の確率enkを使用して、入力画像がそれぞれどのモデルから発生したものかの期待値に相当する負担率γnkを求める。負担率γnkは、以下の式7により求めることができる。Nは入力画像の総数、Kはモデル数を表す。以上がEステップの内容である。
Eステップ完了後、学習部203は、Mステップで各モデルのパラメータを推定する。より具体的には、学習部203は、上記負担率γnkで重みを付けk番目のモデルの各画素の画素平均値μ(x,y)を求める。この例では、画素平均値μ(x,y)は以下の式8により求めることができる。
また、学習部203は、上記負担率γnkで重みを付けk番目のモデルの各画素の画素分散値σ (x,y)を求める。この例では、画素分散値σ (x,y)は以下の式9により求めることができる。
なお、上記式8、式9におけるNは、以下の式10により求められる。
以上のMステップが完了した後、学習部203は、前回からのパラメータの変動が閾値以下になるまで(収束条件を満たすまで)、再度Eステップに戻って処理を繰り返す。以上のEステップとMステップを繰り返すことにより、隠れ変数がある状態でモデルのパラメータを推定することができる。なお、初期値は一例として、μ(x,y)は乱数、σ (x,y)は1であってもよいし、もしユーザが入力画像を見ながら、種類を分類できるように、入力画像をどちらのモデルに分けたいかが明確な場合には、モデルの初期値として、その入力画像の画素値をμ(x,y)としてもよい。以上のようにして、学習部203は、K個のモデルのパラメータ(μ(x,y)、σ (x,y))を学習する。
図4は、学習部203の動作例を示すフローチャートである。図4に示すように、まず学習部203は、予め用意された良品画像を取得する(ステップS1)。例えば複数の空間フィルタごとに、予め用意された良品画像群が記憶装置134等に格納されており、学習部203は、記憶装置134等にアクセスして、複数の空間フィルタごとの良品画像群を取得する形態であってもよい。次に、学習部203は、以上に説明した学習処理を行う(ステップS2)。
図5は、ステップS2の学習処理の詳細な内容を示すフローチャートである。各ステップの具体的な内容は上述したとおりであるので、適宜に説明を省略する。なお、図5に示す各ステップの処理は、空間フィルタの数分だけ実施されるが、説明の便宜上、ここでは、1つの空間フィルタに対応する処理を説明する。図5に示すように、学習部203は、対象となる空間フィルタに対応する入力画像(良品画像)に含まれる複数の画素の各々について、K個のモデルごとのZスコアを算出する(ステップS11)。次に、学習部203は、上記確率enkを求める(ステップS12)。次に、学習部203は、上記負担率γnkを求める(ステップS13)。次に、学習部203は、各モデルのパラメータ(μ(x,y)、σ (x,y))を算出する(ステップS14)。上述のステップS11〜ステップS13の処理はEステップに該当し、上述のステップS14の処理はMステップに該当する。
次に、学習部203は、前回からのパラメータの変動が閾値以下であるか否かを判断する(ステップS15)。ステップS15の結果が否定の場合(ステップS15:No)、上述のステップS11以降の処理を繰り返す。ステップS15の結果が肯定の場合(ステップS15:Yes)、ステップS14で算出したパラメータを最終的なパラメータとして決定する(ステップS16)。以上のようにして決定されたパラメータは、例えば記憶装置134等に格納される。
図6は、上述した学習部203による処理の前提となるモデル推定問題についての説明図である。なお、図6のサンプル画像は、「画像応用技術専門委員会 外観検査アルゴリズムコンテスト2014」(外観検査アルゴリズムコンテスト2014、主催:精密工学会 画像応用技術専門委員会)の課題画像から引用したものを加工して使用している。図6の例では、モデルが2種類(何れかの空間フィルタに対応するモデル群に含まれるモデルが2種類)、すなわちK=2である場合を例に挙げて説明する。図6の例では、各画素が正規分布を持つと仮定したモデルが2つあり、観測できる画像は何れかのモデルから生成された画像であるとする。ここで、どのモデルから観測されたのかは不明であり、隠れ変数となっている。学習が完了、つまり、モデルの推定が完了すると、図6の左に示すモデルごとの画素平均画像と画素分散画像が得られる。この2つの画像を元に、テスト時には入力画像に欠陥があるかどうかを検出する。
上述したように、本実施形態の学習処理では、上記負担率γnkを最適化させる画素平均値μ(x,y)および画素分散値σ (x,y)が決定されて格納される。図6(a)は、図5のステップS16で決定された画素平均値μ(x,y)および画素分散値σ (x,y)を画素(x,y)ごとにマッピングして示した、モデルデータを可視表示したものである。本実施形態では、図6(a)に示す情報を使用し、上記確率enkおよび上記負担率γnkに基づいて、隠れ変数であるモデルを測定画像から推定し、選択または重みを付けて考慮する。
図3に戻って、情報処理装置130が有する機能の説明を続ける。算出部204は、生成部202により生成された複数のフィルタ画像と、学習部203により学習されたモデル群とに基づいて、全てのモデルを考慮したZスコアを算出する。ここでは、算出部204は、第1の算出部211と、第2の算出部212とを含む。
第1の算出部211は、複数のフィルタ画像と1対1に対応する複数のモデル群を用いて、複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応するモデル群との差分に応じた値を示す(この例ではモデル群との差が大きいほど高い値を示す)スコアを算出する。第1の算出部211は、複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、該画素の画素値と、対応するモデル群のパラメータとに基づいてスコアを算出する。ここでは、スコアはZスコアで表される。
以下、任意の一のフィルタ画像に対応するモデル群を用いて、該フィルタ画像に含まれる各画素のZスコアを算出する方法を説明するが、他のフィルタ画像の各画素についても同様の方法でZスコアを算出する。ここでは、任意の一のフィルタ画像に対応するモデル群にはK個のモデルが含まれている場合を例に挙げて説明するが、これに限らず、例えばモデル群には1個のモデルのみが含まれる形態であってもよい(モデル群に含まれるモデルの数は任意である)。
上記一のフィルタ画像(入力画像)が生成部202により生成されて第1の算出部211に入力されると、第1の算出部211は、上記一のフィルタ画像に含まれる各画素について、上記式5を用いて、モデルごとのZスコアZnk(x,y)を求める。また、第1の算出部211は、上記式6を用いて上記確率enkを求める。そして、第1の算出部211は、上記一のフィルタ画像に含まれる各画素について、以下の式11を用いて、モデルからのハズレ量、つまり欠陥推定量S(x,y)を求める。モデル群が複数のモデルを含む多モデルでは、この欠陥推定量S(x,y)が、学習したモデルの発生確率に基づくZスコアとなる。この例では、第1の算出部211は、上記一のフィルタ画像の各画素の欠陥推定量S(x,y)を最終的なZスコアとして算出する。つまり、本実施形態では、何れかのフィルタ画像に対応するモデル群が複数のモデルを含む場合、第1の算出部211は、該フィルタ画像に含まれる複数の画素の各々について、該画素の各モデルとの差分に応じた値を示す単位スコア(この例ではK個のモデルごとのZスコアZnk(x,y))と、該フィルタ画像が各モデルに当てはまる確率enkと、に基づいて、該画素の最終的なZスコアを決定している。
なお、ここで上記学習により得られた画像(学習画像)の輝度値がほぼ一定に揃っている部分では、検査用の入力画像の該当部分の輝度値が学習画像の輝度値と少しでもずれていると、大きな異常としてZスコアが大きくでてしまう。しかし、人間の感覚では、その部分における画素間の微小な差は分からないため、一般的な目視の検査では、異常とはされない。そこで、人間のそのような視覚特性に合わせるため、上記式5を以下の式12のように変更することで、検査の精度を向上させることができる。
ここで、上記式12におけるsat(x)は、以下の式13で表される関数である。
上記式13におけるcは定数であり、テストの結果を見ながら調整するパラメータである。上記式13で表される関数を分散値に作用させることで、学習画像の領域に含まれる各画素の輝度値が全て、あるいは概ね揃っている場合にも、学習した分散値としては、0もしくは小さな値ではない一定値(上記cの値)となる。そのため、検査時に、学習画像において輝度値がほぼ一定に揃っている部分における画素の輝度値の平均値と、入力画像の該当部分の輝度値とが少しずれている場合にも、Zスコアが大きくなりすぎることを抑制できる。
なお、上記式13で表される関数以外でも、学習した分散値が小さくなりすぎないようにすれば良いので、例えば上記式5を以下の式14に変更する方法であってもよい。
ここで、上記式14におけるdは定数であり、テストの結果を見ながら調整するパラメータである。この式を用いることにより、分母が過剰に小さくなることがなくなるため、Zスコアが大きくなりすぎない。
以上に説明したように、学習画像のうち輝度値がほぼ一定に揃っている部分では、検査時の入力画像の該当部分の輝度値が少しでもずれると大きな異常として検出されてしまうが、人間の感覚では画素間の微小な差は分からない。そこで、その部分の異常検出の感度を落とすことで、上記問題を解消できる。つまり、本実施形態の情報処理装置130は、良品画像の画素値の分散を示す画素分散値を、閾値(例えば0などの非常に小さい値)より大きい所定値になるように補正する機能(分散補正部)を有する形態であってもよい。例えば上述の第1の算出部211が上記分散補正部を兼ねる形態であってもよいし、上述の第1の算出部211とは別に上記分散補正部が設けられる形態であってもよい。
以上のようにして、第1の算出部211は、複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとにZスコアを算出する。以下の説明では、m番目のフィルタ画像の画素(x,y)のZスコアをZ(x,y)と表記する場合がある。
なお、ここでは、各画素(ピクセル)の発生確率に正規分布を仮定しているので、このZスコアは、入力した画像の該当ピクセルが学習したモデルを考えた時に、標準正規分布で何σの発生確率となるということを示している。なお、この例では多モデルを用いる場合について記載したが、もちろん単モデルを仮定して同じことを行ってもよく、その場合には、K=1として、学習時に上記式8および上記式9でモデルを求め、検出時に上記式5でZスコアを算出すればよい。また、ここでは各ピクセルは正規分布を持つと仮定したが、より精度を上げるには、上記多モデルで行ったのと同じように、EMアルゴリズムを用いて混合ガウス分布としてモデル化しても良い。
第2の算出部212は、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)を統合した結果を示す統合スコアZtotal(x,y)を算出する。つまり、複数のフィルタ画像を統合した1枚の画像の各画素の統合スコアZtotal(x,y)を算出すると考えてよい。この例では13個のフィルタ画像の画素数は同じであり、各画素は互いに対応しているものとする。また、ここでは、ZスコアZ(x,y)は標準正規分布における標準偏差であるので、第2の算出部212は、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)に対応する発生確率P(x,y)の同時確率に基づいて統合スコアZtotal(x,y)を算出する。より具体的には、第2の算出部212は、以下の式15よりZスコアZ(x,y)に対応する発生確率P(x,y)を算出し、以下の式16より統合スコアZtotal(x,y)を算出する。
上記統合スコアZtotal(x,y)は、全てのモデル群を考慮したZスコアの値である。この値は、全ての空間フィルタ、つまり多様なスケールや多様なエッジ方向などの要素を全て統一的に、標準正規分布における標準偏差という根拠ある発生確率として示したものであり、いわゆる生産工程などで良く用いられる何σまで許容するかという値と一致する。そのため、この値で閾値を決めることで、複数の空間フィルタ毎に個別の閾値を設定する必要がなく、さらに何σ以上は異常とするといった、根拠がある基準で異常を判別できるようになる。
以上のように、本実施形態では、検査時においては、一つの入力画像(撮影画像)に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成し、複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応するモデル群との差分に応じたZスコアZ(x,y)を算出する。そして、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)を統合した統合スコアZtotal(x,y)を算出する。図7は、統合スコアZtotal(x,y)を算出するまでのアルゴリズムの全体構成を示す模式図である。
図3に戻って説明を続ける。判別部205は、統合スコアZtotal(x,y)に基づいて異常を判別する。より具体的には、判別部205は、取得部201により取得された撮影画像のうち、予め定められた閾値以上の統合スコアZtotal(x,y)を示す領域を異常領域(欠陥が存在する欠陥領域)として判別することができる。
判別結果通知部206は、判別部205により判別された異常領域を示す情報を、出力装置140へ通知する。この通知を受けた出力装置140は、異常領域を報知する情報(音声情報でもよいし画像情報でもよい)を出力する。
図8は、検査時の情報処理装置130の動作例を示すフローチャートである。図8に示すように、取得部201は、カメラ120から撮影画像を取得する(ステップS101)。次に、生成部202は、ステップS101で取得された撮影画像(入力画像)に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する(ステップS102)。次に、算出部204は、ステップS102で得られた複数のフィルタ画像と、予め学習部203で学習された複数のモデル群(複数のフィルタ画像と1対1に対応)とに基づいて、上述の統合スコアZtotal(x,y)を算出する(ステップS103)。次に、判別部205は、ステップS101で取得された撮影画像のうち、予め定められた閾値以上の統合スコアZtotal(x,y)を示す領域を異常領域(欠陥が存在する欠陥領域)として判別する(ステップS104)。次に、判別結果通知部206は、ステップS104の判別結果を出力装置140へ通知する(ステップS105)。
以上に説明したように、本実施形態では、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)を統合した統合スコアZtotal(x,y)に基づいて、入力された画像(撮影画像)の異常領域を判別するので、様々な対象に対して統一的に一定の基準で異常判定を行うことができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態や変形例を適宜に組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態の情報処理システム100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以下、変形例を記載する。
(1)変形例1
例えば第2の算出部212は、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)の平均値を統合スコアZtotal(x,y)として算出する形態であってもよい。この場合、第2の算出部212は、以下の式17により統合スコアZtotal(x,y)を算出することができる。
(2)変形例2
例えば第2の算出部212は、複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々のZスコアZ(x,y)の合計値を統合スコアZtotal(x,y)として算出する形態であってもよい。この場合、第2の算出部212は、以下の式18より統合スコアZtotal(x,y)を算出することができる。
(3)変形例3
例えば、フィルタ群を一度に演算するWavelet変換を使用する形態であってもよい。図9は、この場合における処理フローを示す模式図である。まず入力画像をWavelet変換することで、多階層の画像(前述の複数の空間フィルタと1対1に対応する複数の階層と考えてもよい)を含む1枚の画像に変換する。次に、その画像を、予め学習により得られた1つのモデルと比較し、上述の実施形態と同様に、各画素のZスコアZ(x,y)を算出する。なお、この場合の1つのモデルは、複数のフィルタ画像ごとのモデル(階層ごとのモデル)を統合した1つのモデルであると考えることができる。見方を変えれば、この場合の1つのモデルは、複数のフィルタ画像と1対1に対応する複数のモデルを含むと考えることもできる。その後、逆Wavelet変換により元の1枚の画像に戻すことで、画素ごとのZスコアZ(x,y)を統合した統合スコアZtotal(x,y)が得られる。結果として、上述の実施形態と同様に、入力画像に含まれる各画素の統合スコアZtotal(x,y)を得ることができる。この形態によれば、Wavelet変換を用いることで、計算時間を減らすことができるというメリットがある。
100 情報処理システム
120 カメラ
130 情報処理装置
140 出力装置
201 取得部
202 生成部
203 学習部
204 算出部
205 判別部
206 判別結果通知部
211 第1の算出部
212 第2の算出部
特開2008−20235号公報

Claims (11)

  1. 一つの入力画像に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する生成部と、
    前記複数のフィルタ画像と1対1に対応し、かつ、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルをそれぞれ含む複数のモデル群を用いて、前記複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応する前記モデル群との差分に応じた値を示すスコアを算出する第1の算出部と、
    前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々の前記スコアを統合した結果を示す統合スコアを算出する第2の算出部と、
    前記統合スコアに基づいて異常を判別する判別部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記パラメータは、良品画像の画素値の平均を示す画素平均値、および、前記良品画像の画素値の分散を示す画素分散値を含み、
    前記第1の算出部は、
    前記複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、該画素の画素値と、対応する前記パラメータとに基づいて前記スコアを算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画素分散値を、閾値より大きい所定値になるように補正する分散補正部を備える、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記スコアはZスコアである、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の算出部は、前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々の前記スコアに対応する発生確率の同時確率に基づいて前記統合スコアを算出する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の算出部は、
    以下の式(1)より前記スコアに対応する発生確率を算出し、
    以下の式(2)より前記統合スコアを算出する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の算出部は、前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々の前記スコアの平均値を前記統合スコアとして算出する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の算出部は、前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素ごとに、該複数の画素の各々の前記スコアの合計値を前記統合スコアとして算出する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 何れかの前記フィルタ画像に対応するモデル群が複数のモデルを含む場合、前記第1の算出部は、前記フィルタ画像に含まれる複数の画素の各々について、該画素の各モデルとの差分に応じた値を示す単位スコアと、該フィルタ画像が各モデルに当てはまる確率と、に基づいて、該画素の最終的な前記スコアを決定する、
    請求項1乃至8のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 一つの入力画像に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する生成ステップと、
    前記複数のフィルタ画像と1対1に対応し、かつ、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルをそれぞれ含む複数のモデル群を用いて、前記複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応する前記モデル群との差分に応じた値を示すスコアを算出する第1の算出ステップと、
    前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々の前記スコアを統合した結果を示す統合スコアを算出する第2の算出ステップと、
    前記統合スコアに基づいて異常を判別する判別ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    一つの入力画像に対し複数の異なる空間フィルタを適用して、複数のフィルタ画像を生成する生成ステップと、
    前記複数のフィルタ画像と1対1に対応し、かつ、対象形状を表現するパラメータを有する1以上のモデルをそれぞれ含む複数のモデル群を用いて、前記複数のフィルタ画像の各々に含まれる複数の画素ごとに、対応する前記モデル群との差分に応じた値を示すスコアを算出する第1の算出ステップと、
    前記複数のフィルタ画像にわたって互いに対応する複数の画素の各々の前記スコアを統合した結果を示す統合スコアを算出する第2の算出ステップと、
    前記統合スコアに基づいて異常を判別する判別ステップと、を実行させるためのプログラム。
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