JP2018116067A - 時刻表示装置、時刻表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】時計に表示される現地時刻と、この現地時刻に係る特定都市とを対応付けて認識し易くする。【解決手段】スマートフォン1は、表示とユーザによる操作を受け付けとを行うタッチパネルディスプレイ14と、フラッシュメモリ15と、CPU11と、フラッシュメモリ15に記憶されると共に、CPU11により実行されるように構成された時刻表示プログラム151を備える。この時刻表示プログラム151は、ユーザによる特定都市の選択操作をタッチパネルディスプレイ14に受け付けさせる命令、特定都市を示す地図における特定都市の表示位置に特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳してタッチパネルディスプレイ14に表示させる命令を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、時刻表示装置、時刻表示方法およびプログラムに関する。
従来のアナログ時計には、現在の時刻を表示する主文字板と、特定都市の現地時刻を表示する副文字板を備えるものがあった。ここで、主文字板に表示される現在の時刻は、この時計のユーザが位置している都市の現地時刻であり、以下にて「ホームタイム」と記載する場合がある。副文字板に表示される現地時刻は、この時計のユーザが想定した都市の現地時刻であり、以下にて「ワールドタイム」と記載する場合がある。更に、「ホームタイム」を“HT”、「ワールドタイム」を“WT”と省略して記載する場合がある。なお、各都市の現地時刻とは、その都市のサマータイムを反映した時刻のことをいう。
かつて、アナログ時計の副文字板に係るワールドタイムとして設定した都市は、ユーザの記憶に頼っていた。
近年では、Bluetooth(登録商標)などの通信技術の発達により、スマートフォン上で、アナログ時計の設定を容易に変更して、この設定をアナログ時計と同期することが可能となった。スマートフォン上にてアナログ時計の副文字板に係るワールドタイムの都市を設定することにより、ユーザは、自身の記憶に頼らずに、このワールドタイムの都市を事後的に確認することが可能である。
特許文献1に記載の表示制御手段は、指針を測位情報表示領域に移動し、記憶されている測位情報に対応する時差を確認し、その時差に応じた地図上のタイムゾーンを指針で指示する構成が開示されている。
特開2009−229106号公報
特許文献1に記載の発明における地図上のタイムゾーンは、複数の都市を包含する広い領域である。よって、ユーザにとっては、副文字板に設定したタイムゾーンと、指定した都市とを対応付けて認識しにくいおそれがあった。
そこで、本発明は、時刻表示装置、時刻表示方法およびプログラムについて、表示される現地時刻と、この現地時刻に係る特定都市とを対応付けて認識し易くすることを課題とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
表示部と、
ユーザによる操作を受け付ける操作受付部と、
記憶部と、
1つ以上のプロセッサと、
前記記憶部に記憶されると共に、前記1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成された1つ以上のプログラムと、
を備える時刻表示装置であって、
前記1つ以上のプログラムは、
ユーザによる特定都市の選択操作を前記操作受付部に受け付けさせる命令、
第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる命令、
前記操作受付部に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させる命令、
前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させる命令、
前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させる命令、
前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする時刻表示装置である。
本発明によれば、表示される現地時刻と、この現地時刻に係る特定都市とを対応付けて認識し易くすることができる。
本実施形態におけるシステムの概略を示す構成図である。 電子時計の構成を示すブロック図である。 スマートフォンと電子時計の動作を示す図である。 初期設定のモード遷移図である。 初回起動時の登録画面(その1)を示す図である。 初回起動時の登録画面(その2)を示す図である。 初回起動時の登録画面(その3)を示す図である。 ワールドタイム設定時のモード遷移図である。 ワールドタイム設定画面(その1)を示す図である。 ワールドタイム設定画面(その2)を示す図である。 ワールドタイム設定画面(その3)を示す図である。 ワールドタイム設定画面(その4)を示す図である。 ホームタイム/ワールドタイム切替のモード遷移図である。 ホームタイム/ワールドタイム切替画面(その1)を示す図である。 ホームタイム/ワールドタイム切替画面(その2)を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるシステムの概略を示す構成図である。
このシステムは、スマートフォン1と電子時計2とが近距離無線で通信可能に接続され、このスマートフォン1は基地局31とネットワーク32とを介してサーバ33に接続される。スマートフォン1は、サーバ33が格納する地図データベース331とサマータイムデータベース332とを参照可能である。
地図データベース331は、都市の市街地などを示す地図情報を格納している。サマータイムデータベース332は、各都市のサマータイムの有無、サマータイム期間、カマータイムによる調整時間の組み合わせを格納している。
スマートフォン1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13,タッチパネルディスプレイ14、フラッシュメモリ15、計時部16、WiFi(登録商標)通信部17、キャリア通信部18、近距離無線通信部19を含んで構成される。
スマートフォン1(時刻表示装置)は、情報を表示してユーザによる操作を受け付けるタッチパネルディスプレイ14(表示部かつ操作受付部)と、RAM12やROM13やフラッシュメモリ15などである記憶部と、プロセッサであるCPU11と、フラッシュメモリ15に記憶されると共に、CPU11により実行されるように構成された時刻表示プログラム151とを備える。時刻表示プログラム151は、このスマートフォン1で動作するアプリのひとつであり、CPU11により実行される各動作の命令を含んで構成される。
フラッシュメモリ15は、各都市の名称と位置と、この都市の協定世界時に対する時差情報とを含む都市データベース152を記憶している。
計時部16は、時刻を計時する。WiFi通信部17はWiFi規格の無線通信を行い、キャリア通信部18は、基地局31とネットワーク32を介して無線通信を行う。近距離無線通信部19は、例えばBluetooth Low Energy規格による近距離の無線通信を行う。
図2は、電子時計2の構成を示すブロック図である。
本実施形態の電子時計2は、主文字板の時分針である指針21aと、秒針である指針21bと、副文字板の時分針である指針21cとを独立のモータで各々駆動可能なものであり、特には限られないが、例えば、腕に装着するためのバンドを備えた腕時計型の電子時計である。この電子時計2は、例えば指針21aと、輪列機構22aを介して指針21aを回転駆動するステッピングモータ23aと、駆動回路24とを備えている。ここでは、指針21bおよび指針21cについても同様に構成される。
主文字板の時分針である指針21aと、秒針である指針21bと、副文字板の時分針である指針21cとは、それぞれ独立に回転可能である。以下、指針21a〜21cを特に区別しないときには、単に指針21と記載する。各輪列機構22a〜22cを特に区別しないときには、単に輪列機構22と記載する。各ステッピングモータ23a〜23cを特に区別しないときには、単にステッピングモータ23と記載する。
電子時計2は更に、CPU261を含んだマイクロコンピュータ26と、振動子25と、電源部27と、近距離無線通信回路265を備えている。このCPU261は、発振回路262と、分周回路263と、計時回路264とを含んで構成される。
指針21aと指針21bは、主文字板上の回転軸に対して、回転自在に設けられている。指針21cは、副文字板上の回転軸に対して、回転自在に設けられている。輪列機構22a〜22cは、それぞれ指針21a〜21cを回転動作させる。
駆動回路24は、CPU261から入力された制御信号に基づいて、ステッピングモータ23a〜23cを駆動するための駆動電圧信号を、適切なタイミングで出力する。この駆動回路24は、CPU261からの設定信号に基づき、ステッピングモータ23の駆動電圧や駆動電圧パルス幅を調整して出力可能である。本実施形態の駆動回路24は、ステッピングモータ23に対して正転方向または逆転方向に駆動電圧信号を出力可能となっている。
CPU261は、各種演算処理を行い、電子時計2の全体動作を統括制御する。CPU261は、不図示の制御プログラムを読み出して実行し、継続的に各部に時刻表示に係る動作を行わせる。CPU261は、指針21が移動する目標位置を設定し、駆動回路24を介して、ステッピングモータ23の駆動を制御する制御手段である。
振動子25と発振回路262とは、固有の周波数信号を生成して分周回路263に出力する。振動子25としては、例えば、水晶発振回路が用いられる。
分周回路263は、発振回路262から入力された信号をCPU261や計時回路264が利用する各種周波数の信号に分周して出力する。
計時回路264は、分周回路263から入力された所定の周波数信号の回数を計数し、初期時刻に加算していくことで現在の時刻を計数するカウンタ回路である。計時回路264により計数される現在の時刻は、CPU261により読み出されて時刻表示に用いられる。この時刻の計数は、ソフトウェア的に制御されてもよい。
電源部27は、電子時計2を長期間に亘って継続的、かつ安定的に動作させることが可能な構成となっており、例えば電池とDC−DCコンバータとの組み合わせである。これにより動作中の電源部27の出力電圧は、所定値を保つ。
近距離無線通信回路265は、例えばBluetooth Low Energy規格の通信により、スマートフォン1の近距離無線通信部19との間で時刻情報を送受信し、スマートフォン1の時刻と同期する。これにより、電子時計2は、1日のうち予め設定した時刻になるとスマートフォン1と接続して、ホームタイムとワールドタイムの2つの時刻を修正することができる。
図3(a)は、電子時計2と接続後にスマートフォン1に表示されるホーム画面5を示す図である。
スマートフォン1のCPU11が時刻表示プログラム151を実行することにより、タッチパネルディスプレイ14にホーム画面5が表示される。このホーム画面5には、仮想アナログ時計50が表示される。この仮想アナログ時計50は、主文字板51と、その内部に表示された副文字板52とを含んで構成される。主文字板51には、現在の時刻が指針511で表示され、ここでは東京の現地時刻が指針511で6時9分として表示されている。
副文字板52には、ワールドタイムとして特定都市の現地時刻が指針521で表示され、ここではニューヨークの現地時刻が17時9分として表示されている。ここで示したように、ニューヨークにおけるサマータイム時の日本時間との時差は、−13時間である。
副文字板52には更に、ニューヨークを示す地図におけるニューヨークの表示位置に、ニューヨークの現地時刻の表示の中心軸を重畳して表示され、その下側には特定都市の名称である“New York”が地図上に重畳して表示されている。これにより、スマートフォン1は、副文字板52に表示されるニューヨークの現地時刻と、この現地時刻に係る都市であるニューヨークとを対応付けて認識し易くすることができる。
副文字板52のニューヨークの地図の輝度は、背景の輝度と現地時刻を示す指針511との間の輝度である。これによりユーザは、指針511が指し示す現地時刻を明瞭に認識することができる。副文字板52の特定都市の名称である“New York”の色は、現地時刻を示す指針511の色とは別の色であり、これによりユーザは、現地時刻情報とワールドタイムの特定都市情報のそれぞれを明瞭に視認可能である。
この仮想アナログ時計50の右下には、“Tokyo”と記載された現在都市名53と“Mon.4/06 6:09”と記載された現在時刻55とが表示される。仮想アナログ時計50の左下には、“New York”と記載されたワールドタイム都市名54と“Sun.4/05 17:09”と記載されたワールドタイム時刻56とが表示される。
ワールドタイム時刻56の下側には、ワールドタイムに係る都市を設定するためのワールドタイム設定ボタン57が表示される。ワールドタイム設定ボタン57がタップされたときの動作は、後記する図8から図12で説明する。
ワールドタイム設定ボタン57の下側には、居住地情報59が表示される。この居住地情報59は、居住地を示す家形のアイコンと、居住地の都市名を示す“Tokyo”と、居住地における現地時刻とで構成される。
現在時刻55とワールドタイム時刻56との間には、ホームタイムとワールドタイムの都市設定を切り替える切替ボタン58が表示される。切替ボタン58がタップされたときの動作は、後記する図13から図15で説明する。
図3(b)は、電子時計2の外観を示す図である。
電子時計2は、現在の時刻を表示する主文字板281と、特定都市の現地時刻を表示する副文字板282と、コネクトボタン29とを備える。主文字板281の中心軸上には、ホームタイムの時分を示す指針21aと、秒を示す指針21bとが回転可能に設けられる。副文字板282の中心軸上には、ワールドタイムの時分を示す指針21cが回転可能に設けられる。
コネクトボタン29は、電子時計2にスマートフォン1との接続を行わせるためのボタンである。電子時計2とスマートフォン1との接続と初期設定については、後記する図4から図7で説明する。
電子時計2とスマートフォン1との接続により、仮想アナログ時計50は、実際の電子時計2内にてワールドタイムを示す指針21cとアプリ内の副文字板52の小針521と同期する。アプリ内の副文字板52の小針521に設定する都市を選択すると、小針521の中心軸が選択した都市の位置になるように世界地図が表示される。ユーザがワールドタイムの都市の設定を変更すると、スマートフォン1は、副文字板52に表示する地図を移動させる。
本実施形態では、ユーザに選択された特定都市を中心とする地図画像を、小針521の中心軸が表示される位置に重なるように移動させる構成にした。これにより、副文字板52に表示されている時刻がどの都市の時刻なのかを一見して認識でき、電子時計2およびスマートフォン1が使い易くなる。
図4は、初期設定のモード遷移図である。
ここで初期設定とは、スマートフォン1に時刻表示プログラム151をインストールしたのち最初に起動し、初期設定を促す一連の画面を表示したのち、図3(a)に示すホーム画面5に遷移するまでをいう。
時刻表示プログラム151をインストールして起動すると、スマートフォン1は、タッチパネルディスプレイ14(図1参照)にスプラッシュ画面を表示し(モードM10)、所定時間が経過すると通信誘導画面を表示して時計を検出する(モードM11)。スマートフォン1が時計を検出すると(モードM12)、接続中画面を表示し(モードM13)、時計の登録が完了すると登録完了画面を表示したのち(モードM14)、初期設定画面を表示する(モードM15)。
スマートフォン1は、モードM15の初期設定画面にて「スキップしてスタート」がタップされると、ホーム画面に遷移し(モードM20)、モードM15の初期設定画面にて居住地ボタンがタップされると、都市リスト画面に遷移する(モードM16)。スマートフォン1は、この都市リスト画面にて、戻るボタンがタップされると初期設定画面に戻り(モードM15)、いずれかの都市を選択するとモードM17の初期設定画面に遷移する。また、スマートフォン1は、モードM15の初期設定画面にて、時計に対するニックネームが入力されると、モードM17の初期設定画面に遷移し、この初期設定画面にて、「送信してスタート」がタップされると、ホーム画面に遷移する(モードM20)。
以下の図5(a)から図7(i)は、それぞれ初回起動時の登録画面を示している。
図5(a)は、スプラッシュ画面40を示す図である。
スプラッシュ画面40は、スマートフォン1のタッチパネルディスプレイ14(図1参照)に表示されるものであり、「時計表示プログラム」の文字が表示され、その背景に世界地図が表示されている。このスプラッシュ画面40は、図4に示したモードM10にて表示される。スプラッシュ画面40は、所定時間の経過と共に、図5(b)に示す通信誘導画面41に遷移する。
図5(b)は、通信誘導画面41を示す図である。
通信誘導画面41には、電子時計2のコネクトボタン29を示す画像と、「長押し1秒」の吹き出し画像と、「時計のConnectボタンを長押ししてください。」のテキストとが表示されている。この通信誘導画面41は、図4に示したモードM11にて表示される。ユーザが、この通信誘導画面41に従って電子時計2のコネクトボタン29を長押しすると、図5(c)に示す時計検出時ポップアップ画面42に遷移する。
図5(c)は、時計検出時ポップアップ画面42を示す図である。
時計検出時ポップアップ画面42には、ポップアップ421と登録ボタン422とが表示される。ポップアップ421には、「新しい時計が見つかりました!」が表示され、登録ボタン422には、「時計をアプリに登録する」が表示されている。この時計検出時ポップアップ画面42は、図4に示したモードM12にて表示される。
ユーザが、この登録ボタン422をタップすることで、図6(d)に示す接続中画面43に遷移する。
図6(d)は、接続中画面43を示す図である。
接続中画面43には、スマートフォン1と電子時計2とがそれぞれ電波を発信していることを示す画像と、「CONNECT」とが表示されている。この接続中画面43は、図4に示したモードM13にて表示される。
スマートフォン1に対する電子時計2の登録が完了すると、図6(e)に示す登録完了画面44に遷移する。
図6(e)は、登録完了画面44を示す図である。
登録完了画面44には、スマートフォン1にアナログ時計が表示されていることを示す画像と、「登録が完了しました!」とが表示されている。この接続中画面43は、図4に示したモードM14にて表示される。
スマートフォン1は、登録完了画面44を所定時間に亘って表示すると、図6(f)に示す初期設定画面45に遷移する。
図6(f)は、初期設定画面45を示す図である。
初期設定画面45には、時計のニックネームを入力する名称テキストボックス451と、この電子時計2のユーザの居住地を選択する居住地選択ボタン452と、「スキップしてスタート」と記載されたスキップボタン453とが表示されている。この初期設定画面45は、図4に示したモードM15にて表示される。
ユーザが名称テキストボックス451に時計のニックネームを入力することにより、複数の同機種の時計を識別することが可能である。また、ユーザが電子時計2のユーザの居住地を選択することにより、都市の選択肢として居住地を優先して表示することが可能である。
初期設定画面45にて、ユーザが名称テキストボックス451に入力するか、または居住地を設定すると、スマートフォン1は、図7(h)に示す初期設定画面45aに遷移する。また、スマートフォン1は、居住地選択ボタン452がタップされると図7(g)に示す都市リスト画面46に遷移し、スキップボタン453がタップされると図7(i)に示すホーム画面5に遷移する。
図7(g)は、都市リスト画面46を示す図である。
この都市リスト画面46には、アルファベット順に都市リスト463が表示され、更に都市検索テキストボックス461と戻るボタン462とが表示されている。この都市リスト画面46は、図4に示したモードM16にて表示される。これにより、ユーザの居住地を容易に入力することができる。更に都市検索テキストボックス461に検索キーワードを入力することにより、都市リスト463に表示される都市を絞り込むことができる。例えば、ユーザが“T”を入力すると、アルファベットのTで始まる都市に絞り込めるので、“Tokyo”を容易に選択可能である。
ユーザが都市リスト463のうちいずれかの都市をタップすると、スマートフォン1は図7(h)に示した初期設定画面45aに遷移する。ユーザが戻るボタン462をタップすると、スマートフォン1は図6(f)に示した初期設定画面45に遷移する。
図7(h)は、初期設定画面45aを示す図である。
この初期設定画面45aには、時計のニックネームを入力する名称テキストボックス451と、この電子時計2のユーザの居住地を選択する居住地選択ボタン452と、「送信してスタート」と記載された送信ボタン454とが表示されている。この初期設定画面45aは、図4に示したモードM17にて表示される。
この初期設定画面45aにて、ユーザは名称テキストボックス451に“my watch”を入力し、居住地として“Tokyo”を選択している。
初期設定画面45aにて、ユーザが送信ボタン454をタップすると、スマートフォン1は図7(i)に示すホーム画面5に遷移する。
図7(i)は、ホーム画面5aを示す図である。
このホーム画面5aは、図3(a)に示したホーム画面5とは異なり、ワールドタイムの都市としてハワイが選択されている。副文字板52には、ワールドタイムとして特定都市の現地時刻が指針521で表示され、ここではハワイの現地時刻が11時9分として表示されている。それ以外は図3(a)に示したホーム画面5と同様に表示されている。ここで示したように、ハワイの現地時刻と日本時間との時差は、−19時間である。
このような一連の初期設定のモード遷移により、ユーザは電子時計2とスマートフォン1とを接続させ、電子時計2の時刻をスマートフォン1の時刻に同期させることができる。スマートフォン1の時刻は、携帯キャリアのネットワーク32を介して正しく同期しているので、このスマートフォン1と同期する電子時計2の時刻も、正しく同期することができる。
初期設定された電子時計2は、1日のうち、予め設定した時刻になるとスマートフォン1と接続し、ホームタイムとワールドタイムの2つの時刻を修正する。つまりスマートフォン1は、近距離無線通信部19により電子時計2に特定都市の情報を送信させ、近距離無線通信部19により電子時計2から特定都市の情報を受信させることができる。
予め設定した時刻になるとスマートフォン1は、電子時計2にデータ送信リクエストを送信する。電子時計2は、このデータ送信リクエストを受信すると、先ずホームタイムの都市情報とサマータイム設定とを返信し、次にワールドタイムの都市情報とサマータイム設定とを返信する。
これらを受信したスマートフォン1は、自身のオペレーティングシステムに設定された所在地の都市情報と現地時刻情報から、ホームタイムに係る都市に応じた時差と、サマータイムの時間差とルールと設定とを時計に返す。ここで現地時刻とは、所在地の都市のサマータイムを反映した時刻のことをいう。サマータイムのルールとは、サマータイムの適用期間である。サマータイムの設定とは、AUTO/強制ON/強制OFFの設定である。
具体的にいうとスマートフォン1は、電子時計2から受信したホームタイムの都市情報が、前回受信した都市情報と違っていたら、スマートフォン1自身のオペレーティングシステムの都市情報とホームタイムの都市情報との時差と、サマータイムのAUTO設定をスマートフォン1に送信する。また、スマートフォン1は、電子時計2から受信したホームタイムの都市情報が、前回受信した都市情報と同一ならば、電子時計2から受信したホームタイムの都市情報とサマータイム設定をそのまま返す。
次にスマートフォン1は、電子時計2から受信したワールドタイムの都市情報とサマータイム設定と、ワールドタイムの都市と自身のオペレーティングシステムの都市との時差とを電子時計2に送信する。
ここで、電子時計2のリュウズが回されて、ワールドタイムの時刻が変更されていた場合を考える。ワールドタイムの時刻変更に伴い、電子時計2のCPU261は、ワールドタイムの都市情報をブランクとし、サマータイム設定をOFF状態とする。このとき、スマートフォン1が電子時計2と同期すると、スマートフォン1のこの仮想アナログ時計50のワールドタイム都市名54はブランクとなり、副文字板52の背景には地図が表示されなくなる。これにより、電子時計2は、ワールドタイムの都市情報がブランクになっていることを明確に示すことができる。
図8は、ワールドタイム設定時のモード遷移図である。
モードM20のホーム画面にて、ユーザがワールドタイム設定ボタン57をタップすると、スマートフォン1は、世界地図を示した大陸選択画面(モードM21)に遷移する。なお、図8ではワールドタイム設定ボタン57のタップを、「WTタップ」と省略して記載している。
モードM21の大陸選択画面にてユーザが現在の都市を選択すると、スマートフォン1は、現在の都市画面(モードM22)に遷移する。スマートフォン1は更に、現在の都市画面から、電子時計2にサマータイムの設定(モードM23)を行うことができる。
モードM21の大陸選択画面の表示にて、ユーザがいずれかの大陸をタップすると、スマートフォン1は、大陸を表示した都市選択画面(モードM24)に遷移する。ユーザが都市選択画面にて都市を選択すると、スマートフォン1は、選択した都市画面(モードM27)に遷移する。
大陸選択画面(モードM21)や現在の都市画面(モードM22)にてユーザがリストマークをタップすると、スマートフォン1は、都市リスト画面(モードM25)に遷移する。ユーザが都市リスト画面にて都市を選択すると、スマートフォン1は、選択した都市画面(モードM27)に遷移する。
大陸選択画面(モードM21)や現在の都市画面(モードM22)にてユーザがフリーワードを入力して検索すると、スマートフォン1は、フリーワード検索画面(モードM26)に遷移する。フリーワード検索画面にてユーザが都市を選択すると、スマートフォン1は、選択した都市画面(モードM27)に遷移する。
選択した都市画面(モードM27)にて、ユーザが設定の送信を指示すると、スマートフォン1は、ワールドタイムの都市情報を電子時計2に送信し(モードM28)、現在の都市の地図から選択した都市の地図までを順次補間して表示(モードM29)することにより、副文字板に表示した地図を移動させる。スマートフォン1は、この地図の移動が終了すると、再びホーム画面(モードM20)に戻り、選択した都市の地図を副文字板に表示する。
以下の図9(a)から図12(l)は、それぞれワールドタイムの設定に係る画面を示している。
図9(a)は、ホーム画面5aを示す図である。
このホーム画面5aは、図7(i)に示したホーム画面5aと同様である。このホーム画面5aは、図8に示したモードM20にて表示される。このホーム画面5aにて、ユーザがワールドタイム設定ボタン57をタップすると、スマートフォン1は、図9(b)に示す大陸選択画面61に遷移する。
図9(b)は、大陸選択画面61を示す図である。
この大陸選択画面61には、都市検索テキストボックス611、リストマーク612、戻るボタン613、世界地図614、設定都市選択ボタン615、候補都市リスト616が表示されている。この大陸選択画面61は、図8に示したモードM21にて表示される。
ユーザが設定都市選択ボタン615をタップすると、スマートフォン1は、現在の設定都市であるハワイの要部(ホノルル)の地図を示す都市画面7aに遷移する。ユーザが候補都市リスト616のうちいずれかの都市をタップすると、スマートフォン1は、選択した都市の拡大地図を示す都市画面に遷移する。
このように先ず大陸を選択させたのち、その大陸に位置する都市を選択させるようにしたので、ユーザは、選択したい都市名の記憶が不鮮明であっても、世界地図上の概略位置を記憶していれば、都市を容易に選択可能である。
ユーザが都市検索テキストボックス611をタップすると、スマートフォン1は、図10(f)に示すフリーワード検索画面63に遷移する。ユーザがリストマーク612をタップすると、スマートフォン1は、図11(g)に示す都市リスト画面64に遷移する。ユーザが、世界地図614のうちいずれかの大陸をタップすると、スマートフォン1は、図10(e)に示す都市選択画面62に遷移する。ユーザが戻るボタン613をタップすると、スマートフォン1は、図9(a)に示すホーム画面5aに戻る。
図9(c)は、現在の設定都市であるハワイの要部(ホノルル)を示す都市画面7aを示す図である。
この都市画面7aには、大陸選択画面61と同様な都市検索テキストボックス71、リストマーク72、戻るボタン73が表示され、更にハワイの要部(ホノルル)を示す地図74、“Hawaii”と記載された都市名75、ハワイの現地時刻76が表示されている。スマートフォン1は、オペレーティングシステムの標準地図を地図データベース331からダウンロードして、この地図74として表示する。この地図74に、スマートフォン1のオペレーティングシステムの標準地図を使用することにより、時刻表示プログラム151のファイルサイズを減らすことができる。
2015年度においてハワイではサマータイムは実施されておらず、この都市画面7aには、サマータイムに係る情報は表示されていない。この都市画面7aは、図8に示したモードM22にて表示される。
図10(d)は、設定都市であるニューヨークの要部を示す都市画面7bを示す図である。ここでは、サマータイムが設定されている都市を選択した場合を示している。
この都市画面7bは、図9(c)に示した都市画面7aと同様な都市検索テキストボックス71、リストマーク72、戻るボタン73が表示され、更にニューヨークの要部を示す地図74、“New York”と記載された都市名75、ニューヨークの現地時刻76、サマータイムのAUTO/強制ON/強制OFFの適用に係る適用ボタン77、時刻設定を電子時計2に設定する設定送信ボタン78が表示される。
適用ボタン77をタップすると、サマータイムのAUTO/強制ON/強制OFFの設定が順番に切り替わる。サマータイムの強制ON設定は、サマータイムを表示時刻に適用する設定である。サマータイムの強制OFF設定は、サマータイムを表示時刻に適用しない設定である。サマータイムのAUTO設定は、自動でサマータイムを表示時刻に適用する設定である。
サマータイムのルールは、各国が運用するものであり、時として変更される場合がある。そのため、スマートフォン1は、外部のサマータイムデータベース332を参照して、各都市の最新のサマータイムのルールを取得している。これにより、各国政府がサマータイムのルールを変更しても、常に最新のサマータイムのルールに基づいて、スマートフォン1や電子時計2を動作させることができる。
この都市画面7bでは、ニューヨークにおけるサマータイムは2015年3月8日から11月1日まで適用されることを示しており、適用ボタン77の“OFF”表示により、このサマータイムを適用しない強制OFF設定を電子時計2に送信することを示している。
図10(e)は、都市選択画面62を示す図である。
この都市選択画面62には、大陸選択画面61と同様な都市検索テキストボックス621、リストマーク622、戻るボタン623が表示され、更にユーラシア大陸を示す大陸地図624が表示されている。この都市選択画面62は、図8に示したモードM24にて表示される。この大陸地図624には、東京、北京、ハルビン、上海などユーラシア大陸の主要な都市が吹き出しで示されている。ユーザが都市名の吹き出しをタップすることで、所望の都市を選択することができる。
ユーザが都市検索テキストボックス621をタップすると、スマートフォン1は、図10(f)に示すフリーワード検索画面63に遷移する。ユーザがリストマーク622をタップすると、スマートフォン1は、図11(g)に示す都市リスト画面64に遷移する。ユーザが、大陸地図624のうちいずれかの都市名の吹き出しをタップすると、スマートフォン1は、図11(h)に示す都市画面7cに遷移して、吹き出しに係る都市情報を表示する。ユーザが戻るボタン613をタップすると、スマートフォン1は、図9(b)に示す大陸選択画面61に戻る。
図10(f)は、フリーワード検索画面63を示す図である。
このフリーワード検索画面63には、都市検索テキストボックス631、キャンセルボタン632が表示され、その下に都市リスト633と入力キー領域634とが表示される。このフリーワード検索画面63は、図8に示したモードM26にて表示される。
都市リスト633には、都市検索テキストボックス631に入力された文字列に前方一致する都市名のリストが表示される。ユーザが都市リスト633のいずれかの都市をタップすることでその都市が選択され、スマートフォン1は、図11(h)に示す都市画面7cに遷移する。入力キー領域634は、都市検索テキストボックス631に入力するキーの候補を表示して、ユーザにタップさせるための領域である。
ユーザが都市検索テキストボックス621をタップすると、スマートフォン1は、図10(f)に示すフリーワード検索画面63に遷移する。ユーザがリストマーク622をタップすると、スマートフォン1は、図11(g)に示す都市リスト画面64に遷移する。ユーザが大陸地図624のうち、いずれかの都市名の吹き出しをタップすると、スマートフォン1は、図11(h)に示す都市画面7cに遷移して、吹き出しに係る都市情報を表示する。ユーザがキャンセルボタン632をタップすると、スマートフォン1は、このフリーワード検索画面63に遷移する前の画面に戻る。
図11(g)は、都市リスト画面64を示す図である。
この都市リスト画面64には、アルファベット順に都市リスト643が表示され、更に都市検索テキストボックス641とキャンセルボタン642とが表示されている。この都市リスト画面64は、図8に示したモードM25にて表示される。これにより、ワールドタイムに係る都市を容易に入力することができる。更に都市検索テキストボックス641に検索キーワードを入力することにより、図10(f)に示すフリーワード検索画面63に遷移して、都市リスト643に表示される都市を絞り込むことができる。
ユーザが都市リスト643のうちいずれかの都市をタップすると、スマートフォン1は、図11(h)に示す都市画面7cに遷移する。ユーザがキャンセルボタン642をタップすると、スマートフォン1は、この都市リスト画面64に遷移する前の画面に戻る。
図11(h)は、選択した都市に係る都市画面7cを示す図である。
この都市画面7cには、図10(d)に示した都市画面7bとは異なり、設定ボタン78の代わりにワールドタイム設定ボタン79を備えている。この都市画面7cは、図8に示したモードM27にて表示される。
ここでユーザがワールドタイム設定ボタン79をタップすると、図11(i)から図12(k)までに示す画面が順次表示されたのち、図12(l)に示すようにホーム画面5に表示される仮想アナログ時計50の副文字板52の表示が切り替わる。併せて電子時計2の副文字板282の指針21cによる表示時刻が切り替わる。
図11(i)は、ワールドタイム設定中画面8aを示す図である。
このワールドタイム設定中画面8aでは、ワールドタイム文字板表示81とワールドタイム時刻82とが表示される。ユーザがワールドタイム設定ボタン79をタップした当初は、元の都市であるハワイの地図がワールドタイム文字板表示81に表示され、ハワイの現地時刻がワールドタイム時刻82に表示される。このワールドタイム設定中画面8aは、図8に示したモードM29にて表示される。
図12(j)は、ワールドタイム設定中画面8bを示す図である。
このワールドタイム設定中画面8bでは、元の都市であるハワイとニューヨークとの間で、かつハワイから−2時間の時差のタイムゾーンの地図がワールドタイム文字板表示81に表示される。更に、このタイムゾーンの現地時刻がワールドタイム時刻82に表示される。このワールドタイム設定中画面8bは、図8に示したモードM29にて表示される。このように、スマートフォン1は、元のハワイからニューヨークに近づくように順番に各タイムゾーンを示す地図を補間して表示し、併せて各タイムゾーンの現地時刻を表示する。これによりユーザは、どのようにワールドタイムの設定を変更したかを明瞭に認識可能である。
図12(k)は、ワールドタイム設定中画面8cを示す図である。
このワールドタイム設定中画面8cでは、選択した都市であるニューヨークの地図がワールドタイム文字板表示81に表示され、ニューヨークの現地時刻がワールドタイム時刻82に表示される。このワールドタイム設定中画面8cは、図8に示したモードM29にて表示される。
図12(l)は、ホーム画面5bを示す図である。
このホーム画面5bは、図9(a)に示したホーム画面5aとは異なり、ワールドタイムの都市としてニューヨークが選択されている。それ以外はホーム画面5aと同様に表示されている。このホーム画面5bは、図8に示したモードM20にて表示される。
本実施形態では、スマートフォン1との連携で手軽になったワールドタイム設定をアプリ上でより分かり易く伝えるために、仮想アナログ時計50の副文字板52に設定都市の地図を表示させる。例えば、図9(a)のホーム画面5aではハワイを中心とした地図を副文字板52に表示させ、図12(i)のホーム画面5bではニューヨークを中心とした地図を副文字板52に表示させている。これにより、副文字板52に表示される現地時刻と、この現地時刻に係る都市であるニューヨークとを対応付けて認識し易くすることができる。
更に、ホーム画面5aからホーム画面5bへの切り替わりでは、小針521の中心軸が設定都市の位置になるように世界地図を移動させて表示させることで、副文字板52の小針521で表示される現地時刻と、この現地時刻に係る都市との対応が、より直感的かつ明瞭に理解できるようになっている。
図13は、ホームタイム/ワールドタイム切替のモード遷移図である。
モードM20のホーム画面にてユーザが切替ボタン58をタップすると、ホームタイムとワールドタイムの切替動作が開始する。
スマートフォン1は、タッチパネルディスプレイ14に表示するホームタイムの表示を縮小させ(モードM41)、ホームタイムの表示位置とワールドタイムの表示位置を左右で入れ替える(モードM42)。
スマートフォン1は、確認画面を表示し(モードM43)、入力待ちとなる。
確認画面にてユーザがキャンセルボタンをタップすると、ホームタイムの表示位置とワールドタイムの表示位置を左右で入れ替え(モードM47)、タッチパネルディスプレイ14に表示するホームタイムの表示を拡大(モードM48)させてホーム画面(モードM20)に戻る。
確認画面にてユーザが設定送信ボタンをタップすると、スマートフォン1は、ホームタイムとワールドタイムの切替を電子時計2に送信し(モードM44)、仮想アナログ時計50のホームタイム情報とワールドタイム情報とを切り替え(モードM45)たのち、新たなホームタイムの表示を拡大し(モードM46)、ホーム画面に戻る。
図14(a)から図15(f)は、それぞれホームタイム/ワールドタイム切替に係る画面を示している。
図14(a)は、ホーム画面5bを示す図である。
このホーム画面5bは、図12(i)で示したホーム画面5aと同様に表示されており、ホームタイムの都市が東京となり、ワールドタイムの都市がニューヨークとなっている。このホーム画面5bは、図13に示したモードM20にて表示される。ここでユーザが切替ボタン58をタップすると、図14(b)の切替画面9aから図15(d)の確認画面9cまで順次遷移する。
図14(b)は、切替画面9aを示す図である。
この切替画面9aは、東京の現地時刻を示すメイン針91、ニューヨークの地図上に表示されてニューヨークの現地時刻を示す小針92を表示している。この切替画面9aは、図13に示したモードM41にて表示され、メイン針91は縮小しながら右側に移動する。
切替画面9aの右下には、“Tokyo”と記載された現在都市93と現在時刻95とが表示される。切替画面9aの左下には、“New York”と記載されたワールドタイム都市94とニューヨークの現地時刻を示すワールドタイム時刻96とが表示される。
図14(c)は、切替画面9bを示す図である。
この切替画面9bは、東京の現地時刻を示すメイン針91、ニューヨークの地図上に表示されてニューヨークの現地時刻を示す小針92を表示している。このメイン針91は、小針92と同様な大きさで、この小針92の右側に位置している。
その後、メイン針91と小針92、現在都市93とワールドタイム都市94、現在時刻95とワールドタイム時刻96が、それぞれ左右で入れ替わるように補間表示されて(モードM42)、図15(d)に示す確認画面9cに遷移する。
図15(d)は、確認画面9cを示す図である。
この確認画面9cには、東京の地図上に表示されて東京の現地時刻を示す小針91a、ニューヨークの現地時刻を示すメイン針92aを表示している。このメイン針92aは、小針91aと同様な大きさで、この小針91aの右側に位置している。
確認画面9cの右下には、“New York”と記載されたワールドタイム都市94とニューヨークの現地時刻を示すワールドタイム時刻96とが表示される。確認画面9cの左下には、“Tokyo”と記載された現在都市93と東京の現在時刻95とが表示される。このように、ユーザは切り替えたい都市の地図と都市名とを予め表示させた状態で、ホームタイムの都市とワールドタイムの都市の切り替えを行う。これにより、ユーザは、意図しない都市に誤って切り替えてしまうことを抑止可能である。
確認画面9cの最下部には、設定ボタン97が表示されている。ユーザが、この設定ボタン97をタップすると、スマートフォン1は、電子時計2にホームタイムの都市とワールドタイムの都市の切り替えを指示する。これにより電子時計2は、指針21aと指針21cとを駆動して、それぞれの表示時刻を切り替える。同時にスマートフォン1は、図15(e)の切替画面9dに遷移して、自身のホームタイムの都市とワールドタイムの都市とを切り替える。
確認画面9cの上部には、キャンセルボタン98が表示されている。ユーザが、このキャンセルボタン98をタップすると、切替画面9b,9aに順次遷移したのち、図14(a)に示すホーム画面5bに戻る。
図15(e)は、切替画面9dを示す図である。
この切替画面9dには、東京の現地時刻を示す小針91a、ニューヨークの地図上に表示されてニューヨークの現地時刻を示すメイン針92aが表示されている。スマートフォン1は、メイン針92aを順次拡大して表示したのち、図15(f)に示すホーム画面5cに遷移する。
図15(f)は、ホーム画面5cを示す図である。
このホーム画面5cは、図14(a)で示したホーム画面5bとは異なり、ホームタイムの都市がニューヨークとなり、ワールドタイムの都市が東京となっている。つまり、ホーム画面5bのホームタイムの都市がワールドタイムの都市に切り替わり、ワールドタイムの都市がホームタイムの都市に切り替わっている。
小針521の中心軸が設定都市の位置になるように世界地図を表示させることで、副文字板52の小針521に設定されている時刻が、設定都市の現地時刻であることが、より直感的かつ明瞭に理解できる。更にホームタイムとワールドタイムの切り替わりにおいて、切替後のワールドタイムの地図をワールドタイムの時刻表示に重畳表示しているので、ユーザは切替後の設定都市を直感的に把握することができ、誤った都市をワールドタイムに設定することを抑止することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
(a) 電子時計2に時刻を設定するのは、スマートフォンに限られず、タブレット端末やパソコンなど、任意の端末装置でよい。
(b) スマートフォン1が備えるCPUは複数であってもよく、これら複数のCPUが複数のプログラムを実行するように構成してもよい。
(c) 時刻表示プログラム151は、フラッシュメモリ以外のメモリに記憶されてもよい。
(d) 本発明は、仮想アナログ時計を表示して時計と同期するためのスマートフォンに限定されず、腕時計と同様に手首に装着して利用するスマートウォッチ本体であってもよく、限定されない。
(e) スマートフォン1と電子時計2との間の通信は、Bluetooth Low Energy規格に限定されず、任意の通信規格であってもよい。
(f) 電子時計2のリュウズを回してワールドタイムの時刻を変更し、都市情報がプランクになったときを考える。スマートフォン1は、受信した都市情報がブランクであったとき、受信した時差の範囲かつ直前に設定されていた特定都市の最寄りの都市を新たな特定都市としてもよく、また、直前に設定されていた特定都市から陸続きの都市を新たな特定都市としてもよい。これによりスマートフォン1は、仮想アナログ時計の副文字板の上に、新たな都市の地図を表示させることができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
表示部と、
ユーザによる操作を受け付ける操作受付部と、
記憶部と、 1つ以上のプロセッサと、
前記記憶部に記憶されると共に、前記1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成された1つ以上のプログラムと、
を備える時刻表示装置であって、
前記1つ以上のプログラムは、
ユーザによる特定都市の選択操作を前記操作受付部に受け付けさせる命令、
前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする時刻表示装置。
<請求項2>
前記1つ以上のプログラムは、
第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる命令、
前記操作受付部に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させる命令、
前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させる命令、
前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させる命令、
前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の時刻表示装置。
<請求項3>
外部ネットワークと通信する通信部を更に備え、
前記1つ以上のプログラムは、
前記外部ネットワークを介して前記第2の特定都市の地図を前記通信部に取得させる命令、
取得した前記第2の特定都市の地図および当該第2の特定都市の現地時刻を前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の時刻表示装置。
<請求項4>
時計と通信する近距離無線通信部を更に備え、
前記1つ以上のプログラムは、
現在地における現在時刻を前記表示部に表示させる命令、
前記操作受付部に受け付けさせた切替操作により、前記表示部における前記特定都市の現地時刻の表示位置を現在地における現在時刻の表示位置に移動させ、現在地の現在時刻の表示位置を前記特定都市の現地時刻の表示位置に移動させる命令、
前記操作受付部に受け付けさせた確認操作により、前記時計に対する現在地と前記特定都市との切り替え指示を前記近距離無線通信部に送信させる命令、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の時刻表示装置。
<請求項5>
時計との間で通信する近距離無線通信部を更に備え、
前記1つ以上のプログラムは、
前記時計に対する特定都市の情報を前記近距離無線通信部に送信させる命令、
前記時計から前記特定都市の情報を前記近距離無線通信部に受信させる命令、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の時刻表示装置。
<請求項6>
前記1つ以上のプログラムは、
前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨を受信した後、特定都市を示す地図を表示することなしに現地時刻を前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の時刻表示装置。
<請求項7>
前記1つ以上のプログラムは、
前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨および時差情報を前記近距離無線通信部が受信した際には、受信した時差の範囲かつ直前に設定されていた特定都市の最寄りの都市を新たな特定都市とさせる命令、
を含むことを特徴とする請求項6に記載の時刻表示装置。
<請求項8>
前記1つ以上のプログラムは、
前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨および時差情報を前記近距離無線通信部が受信した際には、受信した時差の範囲かつ直前に設定されていた特定都市から陸続きの都市を新たな特定都市とさせる命令、
を含むことを特徴とする請求項6に記載の時刻表示装置。
<請求項9>
前記表示部に表示される特定都市を示す地図の輝度は、前記表示部に表示される背景の輝度と当該特定都市の現地時刻の輝度との間である、
ことを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の時刻表示装置。
<請求項10>
前記表示部に表示される特定都市を示す地図上に、当該特定都市の名称を重畳して前記表示部に表示させる命令、
を含むことを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の時刻表示装置。
<請求項11>
前記表示部に表示される特定都市の名称の色は、前記表示部に表示される当該特定都市の現地時刻の色とは異なる、
ことを特徴とする請求項10に記載の時刻表示装置。
<請求項12>
ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示する時刻表示方法であって、
ユーザによる特定都市の選択操作を受け付けるステップ、
前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示するステップ、
を含むことを特徴とする時刻表示方法。
<請求項13>
ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示するコンピュータを、
ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付手段、
前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示する表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
<請求項14>
表示部と、
ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付部と、
1つ以上のプロセッサと、
を備える時刻表示装置であって、
前記1つ以上のプロセッサは、
前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする時刻表示装置。
1 スマートフォン (時刻表示装置)
14 タッチパネルディスプレイ
15 フラッシュメモリ
151 時刻表示プログラム
152 都市データベース
16 計時部
17 WiFi通信部
18 キャリア通信部
19 近距離無線通信部
2 電子時計
261 CPU
265 近距離無線通信回路
281 主文字板
282 副文字板
29 コネクトボタン
331 地図データベース
332 サマータイムデータベース
40 スプラッシュ画面
41 通信誘導画面
42 時計検出時ポップアップ画面
43 接続中画面
44 登録完了画面
45 初期設定画面
45a 初期設定画面
46 都市リスト画面
5,5a〜5c ホーム画面
50 仮想アナログ時計
51 主文字板
511 指針
52 副文字板
521 小針
53 現在都市名
54 ワールドタイム都市名
55 現在時刻
56 ワールドタイム時刻
57 ワールドタイム設定ボタン
58 切替ボタン
61 大陸選択画面
62 都市選択画面
63 フリーワード検索画面
64 都市リスト画面
7a〜7c 都市画面
8a〜8c ワールドタイム設定中画面
9a,9b,9d 切替画面
9c 確認画面

Claims (14)

  1. 表示部と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付部と、
    記憶部と、
    1つ以上のプロセッサと、
    前記記憶部に記憶されると共に、前記1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成された1つ以上のプログラムと、
    を備える時刻表示装置であって、
    前記1つ以上のプログラムは、
    ユーザによる特定都市の選択操作を前記操作受付部に受け付けさせる命令、
    第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる命令、
    前記操作受付部に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させる命令、
    前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させる命令、
    前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させる命令、
    前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させる命令、
    を含むことを特徴とする時刻表示装置。
  2. 外部ネットワークと通信する通信部を更に備え、
    前記1つ以上のプログラムは、
    前記外部ネットワークを介して前記第2の特定都市の地図を前記通信部に取得させる命令、
    取得した前記第2の特定都市の地図および当該第2の特定都市の現地時刻を前記表示部に表示させる命令、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の時刻表示装置。
  3. 表示部と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付部と、
    記憶部と、
    時計との間で通信する近距離無線通信部と、
    1つ以上のプロセッサと、
    前記記憶部に記憶されると共に、前記1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成された1つ以上のプログラムと、
    を備える時刻表示装置であって、
    前記1つ以上のプログラムは、
    ユーザによる特定都市の選択操作を前記操作受付部に受け付けさせる命令、
    前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる命令、
    前記時計に対する特定都市の情報を前記近距離無線通信部に送信させる命令、
    前記時計から前記特定都市の情報を前記近距離無線通信部に受信させる命令、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨を受信した後、特定都市を示す地図を表示することなしに現地時刻を前記表示部に表示させる命令、
    を含むことを特徴とする時刻表示装置。
  4. 前記1つ以上のプログラムは、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨および時差情報を前記近距離無線通信部が受信した際には、受信した時差の範囲かつ直前に設定されていた特定都市の最寄りの都市を新たな特定都市とさせる命令、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の時刻表示装置。
  5. 前記1つ以上のプログラムは、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨および時差情報を前記近距離無線通信部が受信した際には、受信した時差の範囲かつ直前に設定されていた特定都市から陸続きの都市を新たな特定都市とさせる命令、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の時刻表示装置。
  6. 前記表示部に表示される特定都市を示す地図の輝度は、前記表示部に表示される背景の輝度と当該特定都市の現地時刻の輝度との間である、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の時刻表示装置。
  7. 前記表示部に表示される特定都市を示す地図上に、当該特定都市の名称を重畳して前記表示部に表示させる命令、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の時刻表示装置。
  8. 前記表示部に表示される特定都市の名称の色は、前記表示部に表示される当該特定都市の現地時刻の色とは異なる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の時刻表示装置。
  9. ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示する時刻表示方法であって、
    ユーザによる特定都市の選択操作を操作受付部が受け付けるステップ、
    第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させるステップ、
    前記操作受付部に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させる命令、
    前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させるステップ、
    前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させるステップ、
    前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させるステップ、
    を含むことを特徴とする時刻表示方法。
  10. ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示する時刻表示方法であって、
    ユーザによる特定都市の選択操作を操作受付部が受け付けるステップ、
    前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させるステップ、
    時計に対する特定都市の情報を送信するステップ、
    前記時計から前記特定都市の情報を受信するステップ、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨を受信した後、特定都市を示す地図を表示することなしに現地時刻を前記表示部に表示させるステップ、
    を含むことを特徴とする時刻表示方法。
  11. ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示するコンピュータを、
    ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付手段、
    第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる手段、
    前記操作受付手段に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させる命令、
    前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させる手段、
    前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させる手段、
    前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させる手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. ユーザによる操作を受け付けて表示部に時刻を表示するコンピュータを、
    ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付手段、
    時計と通信する近距離無線通信手段、
    前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる手段、
    前記時計に対する特定都市の情報を前記近距離無線通信手段に送信させる手段、
    前記時計から前記特定都市の情報を前記近距離無線通信手段に受信させる手段、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨を受信した後、特定都市を示す地図を表示することなしに現地時刻を前記表示部に表示させる手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 表示部と、
    ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付部と、
    1つ以上のプロセッサと、
    を備える時刻表示装置であって、
    前記1つ以上のプロセッサは、
    第1の特定都市を示す第1の地図における当該第1の特定都市の表示位置に前記第1の特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させ、
    前記操作受付部に受け付けさせた選択操作により、第2の特定都市を取得させ、
    前記第1の地図から前記第2の特定都市を示す第2地図までを補間する複数の第3の地図を特定させる、
    前記第1の地図から前記第2の地図に近づくように順番に複数の前記第3の地図を表示させる、
    前記第2の特定都市の現地時刻を、前記第2の地図上に重畳して前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする時刻表示装置。
  14. 表示部と、
    ユーザによる特定都市の選択操作を受け付ける操作受付部と、
    時計との間で通信する近距離無線通信部と、
    1つ以上のプロセッサと、
    を備える時刻表示装置であって、
    前記1つ以上のプロセッサは、
    前記特定都市を示す地図における当該特定都市の表示位置に当該特定都市の現地時刻の表示の中心を重畳して前記表示部に表示させる、
    前記時計に対する特定都市の情報を前記近距離無線通信部に送信させ、
    前記時計から前記特定都市の情報を前記近距離無線通信部に受信させ、
    前記時計から特定都市の情報が設定されていない旨を受信した後、特定都市を示す地図を表示することなしに現地時刻を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする時刻表示装置。
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