JP2018115185A - 医薬組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】シス−7,10,13,16,19−ドコサペンタエン酸(C22:5n−3;クルパノドン酸としても知られる「DPA」)を遊離酸の形態で含有するソフトゼラチンカプセルであって、カプセル殻のゼラチン成分が硬化を引き起こさないカプセルの提供。【解決手段】25〜99重量%の遊離酸の形態のシス−5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸(C20:5n−3;「EPA」)および該製剤の1〜75重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、外殻はブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、ソフトゼラチンカプセル。【選択図】なし
Description
本発明は、広くソフトゼラチンカプセルに関し、特に、遊離酸の形態でオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含み、慢性炎症性疾患、脂質異常症、高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および新生物疾患などの種々の疾患の治療に用いられる医薬製剤を内包するソフトゼラチンカプセルに関する。ソフトゼラチンカプセルは、特に、「中等度」、すなわち血漿トリグリセリドレベルが約200〜約500mg/dlであり、スタチン療法を受けてもいるヒトの高トリグリセリド血症、または「重度」、すなわち血漿トリグリセリドレベルが少なくとも500mg/dlであるヒトの高トリグリセリド血症の治療に用いられる。
ゼラチンは、ウシの骨および革、ブタの皮、または魚の皮などの多くのコラーゲン供給源から抽出される高分子量の水溶性タンパク質の不均一な混合物である。大まかに言うと、ゼラチンには、抽出方法に応じて、タイプAゼラチンおよびタイプBゼラチンの2種類が存在する。
「ゼラチン加工」(全米有機認証基準委員会技術諮問小委員会総説、2002年3月1日)によると、タイプAゼラチンは、酸による前処理プロセスの後に抽出されるものであるが、ブタゼラチンは、通常(必ずしもそうではないが)この方法で抽出される。ブタゼラチンをブタの皮から抽出する場合は、典型的には、ブタ皮は脱毛および脱脂され、得られた皮を裁断機または粉砕器に通して均一な大きさに切断する。次に、皮を、塩酸、リン酸または硫酸などの食品用無機酸にpH1〜4で8〜30時間浸す。次いで、酸処理された皮を水で洗浄して不純物を除き、熱湯で抽出する。抽出物をアニオン−カチオン交換カラムでろ過し、灰分または無機物レベルを下げる。ゼラチン抽出物を真空濃縮または限外ろ過によって15〜35%の濃度とし、ろ過し、pHを3.5と6の間に調整し、固形分が50%となるまで乾燥する。残渣を冷却し、押し出し成形し、乾燥し、所要の粒径まで粉砕して、梱包する。ウシのタイプAゼラチンおよび魚のタイプAゼラチンも知られている。
タイプBゼラチンは、アルカリによる前処理プロセスの後に抽出されるものであるが、ウシゼラチンは、通常この方法で抽出される(同書)。骨を砕き、加熱し、遠心分離して、乾燥させる。抽出後の骨はゼラチン抽出に先立ち脱脂され、4〜6%の塩酸を用いて5〜7日間脱塩される。骨質を水で繰り返し洗浄して不純物を除き、pHを約12に調整する1〜4%の石灰(水酸化カルシウム)スラリーを用い、攪拌しつつ石灰を毎週交換しながら35〜70日間処理し、非コラーゲン成分を除く。次いで、骨質を洗浄し、無機酸を加えて過剰の石灰を中和し、pHを3に調整する。すべての洗浄操作後の最終pHは、5と7の間である。その後、脱塩した熱湯を用いてゼラチンを抽出する。液状ゼラチン溶液を、セルロース/珪藻土板枠式圧濾機でろ過し、アニオン−カチオン樹脂床を用いて脱塩する場合もある。樹脂溶液を乾燥して濃度を15〜45%の間にする。濃縮されたゼラチンをろ過し、pHを5と7の間に調整し、滅菌し、冷却し、風乾する。その後、所要の粒径まで粉砕して、梱包する。アルカリプロセスは、20週間かかることもある。
ゼラチンは、例えば、種々の食品および栄養補助食品をカプセル化するのに用いられるが、特に、医薬製剤の経口投与のために、薬剤をカプセル化するのに用いられる。グリセリンなどの可塑剤をゼラチンに加えて、ソフトゼラチンカプセルを作製してもよい。ホルムアルデヒドおよび他のアルデヒドを用いてゼラチンカプセルの硬度を上げ、カプセルが胃を通過して腸まで移動できるようにしてもよい。大多数のソフトゼラチンカプセルは、タイプBゼラチン、特にウシのタイプBゼラチンから製造される。
シス−5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸(C20:5 n−3;ティムノドン酸としても知られる「EPA」)またはシス−4,7,10,13,16,19−ドコサヘキサエン酸(C22:6 n−3;セルボン酸としても知られる「DHA」)などのオメガ−3(すなわち、「ω−3」または「n−3」)多価不飽和脂肪酸は、炎症性腸疾患(つまり「IBD」)の治療に有用であることが周知されている(例えば、欧州特許第0244832A号、欧州特許第0289204A号、欧州特許第0311091号、および国際公開WO93/21912A号を参照:これらの開示は参照により本明細書に組み込まれる)。
国際公開WO96/36329A号(バザー(Buser)ら;1996年11月21日公開)では、遊離酸の形態のEPAを42.4重量%および遊離酸の形態のDHAを19.9重量%含む、魚油由来の脂肪酸製剤(「プレパ(Purepa)」)を内包するハードゼラチンカプセルが例示されている。この製剤はまた、ドコサペンタエン酸である「C22:5」を0.5重量%含む、他の遊離脂肪酸も含む。参考文献では、C22:5脂肪酸が、オメガ−3多価不飽和脂肪酸とオメガ−6(すなわち、「ω−6」または「n−6」)多価不飽和脂肪酸のどちらであるかは明記されていない。各カプセルは、平均分子量が約800,000のポリ(アクリル酸エチル−メタクリル酸メチル)を含む中性ポリアクリル酸塩材料であるユードラジット(Eudragit)(登録商標)NE30−Dで膜被覆されている。カプセルは、胃を通過し、小腸で分解して内容物を放出する。この結果から、そのような被覆カプセルを経口投与することで、クローン病の臨床的再発が予防され得ることが示されている。
米国特許第2870062A号(シェラー(Scherer)ら;1959年1月20日公開)では、「標準ゼラチンカプセル」は、その中に内包してカプセル化した液状非イオン性洗剤、強酸および強塩基の塩、塩化コリンならびに抱水クローラルなどの潮解性または吸湿性の化学物質と接触して分解することが開示されている。米国特許第2870062A号では、酸処理した骨前駆体から調製され、特別に選択された低粘性高ブルーム強度のゼラチンから作られたカプセルの使用について開示されている。そのようなカプセルは、潮解性または吸湿性の化学物質と接触したままにした場合に、分解はしないようである。
欧州特許第0100052A号(ユ;1984年2月8日公開)では、PGE型プロスタグランジン脂肪酸組成物を内包するソフトゼラチンカプセルが開示されている。比較研究により、タイプBゼラチンから作られたソフトゼラチンカプセルは、プロスタグランジン組成物の分解を促進するのに対し、タイプAゼラチンから作られたソフトゼラチンカプセルは、プロスタグランジン脂肪酸を溶解した溶媒の安定化効果を保持することが示されているようである。
米国特許第6234464B号(クルムホルツ(Krumbholz)ら;2001年5月22日公開)では、マイクロカプセル化された不飽和脂肪酸または脂肪酸化合物、あるいはそれらの混合物が開示されている。マイクロカプセル壁は2層となっている。内層は、骨ゼラチン(ゼラチンAまたはゼラチンB)、カゼイン、またはアルギン酸塩、あるいはそれらの誘導体または塩からなり、外層は、ゼラチンB,アラビアゴム、ペクチン、またはキトサン、あるいはそれらの誘導体または塩からなる。不飽和脂肪酸は、オメガ−3脂肪酸、あるいはそのエチルエステルまたはグリセリドであってもよい。米国特許第6234464A号では、各マイクロカプセル壁がゼラチンA/アラビアゴム、ゼラチンA/ペクチン、またはゼラチンA/ゼラチンBの内層/外層の組み合わせからなる、マイクロカプセル化された95%EPAエチルエステルが例示されている。
国際公開WO2005/079853A号(バザー(Buser)ら;2005年9月1日公開)では、遊離脂肪酸製剤を内包するソフトゼラチンカプセルが例示されており、その遊離脂肪酸製剤は、製剤の20〜30重量%の遊離酸の形態のDHAとともに、遊離酸の形態のEPAを製剤の50〜60重量%含む。ゼラチン殻のゼラチン成分は、ブタのタイプAゼラチンである。参考文献では、カプセル殻のゼラチン成分がタイプBゼラチンであって、遊離脂肪酸を内包するソフトゼラチンカプセルは、時間がたつにつれて硬化することがあり、そのような硬化によって、カプセルの分解時間は増大し、有効期間は短くなることが開示されている。参考文献に示されるデータによって、ウシのタイプBゼラチンソフトカプセルとは異なり、ブタのタイプAゼラチンソフトカプセルの分解時間は、測定期間にわたって著しく増大することはなく、そのため、ウシのタイプBゼラチンの代わりにブタのタイプAゼラチンを用いることで、カプセルの有効期間が改善されることが明らかになっている。
「ゼラチン加工(Gelatin Processing)」(全米有機認証基準委員会技術諮問小委員会総説、2002年3月1日)
オメガ−3多価不飽和脂肪酸である、シス−7,10,13,16,19−ドコサペンタエン酸(C22:5 n−3;クルパノドン酸としても知られる「DPA」)が、魚油由来のオメガ−3脂肪酸の治療有効性に大きく影響している可能性がこれまでに示唆されてきた(例えば、米国特許公開公報第2013/0177643A号参照)。しかし、発明者は、DPAの遊離酸の形態が、カプセル殻のゼラチン成分がタイプBゼラチンであるソフトゼラチンカプセルの硬化を引き起こすだろうと予想している。
本発明の第1の態様は、医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含み、該医薬製剤が、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のシス−5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸(C20:5 n−3;「EPA」)および該製剤の1〜75重量%の遊離酸の形態のシス−7,10,13,16,19−ドコサペンタエン酸(C22:5 n−3;「DPA」)を含むソフトゼラチンカプセルであって、該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、ソフトゼラチンカプセルである。
上記ブタのタイプAゼラチンは、通常、上記ゼラチン成分の約70重量%以下、例えば65重量%以下の量で存在する。ある実施形態において、上記ブタのタイプAゼラチンは、上記ゼラチン成分の約60重量%以下、例えば約55重量%以下の量で存在する。ある実施形態において、上記ブタのタイプAゼラチンは、上記ゼラチン成分の約50重量%以下、例えば約45重量%以下または約40重量%以下の量で存在する。
上記ブタのタイプAゼラチンは、通常、上記ゼラチン成分の約10重量%以上、例えば約15重量%以上または約20重量%以上の量で存在する。ある実施形態において、上記ブタのタイプAゼラチンは、約25重量%以上の量で存在する。
上記ゼラチン成分は、ウシのタイプAゼラチンおよび魚のタイプAゼラチンなどの他のタイプAゼラチン、およびタイプBゼラチンから選択されてもよい少なくとも1つの他のゼラチンを含む。少なくとも1つの他のゼラチンは、タイプBゼラチンであることが好ましい。
上記ゼラチン成分は、上記タイプBゼラチンおよび上記ブタのタイプAゼラチンの二成分混合物であることが好ましい。
上記タイプBゼラチンは、適切であればどのような供給源由来であってもよいが、ウシのタイプBゼラチンであることが好ましい。
上記遊離酸の形態のDPAは、通常、上記製剤の少なくとも2重量%、例えば少なくとも3重量%または少なくとも4重量%の量で上記製剤中に存在する。
上記遊離酸の形態のDPAは、通常、上記製剤の約50重量%以下、例えば約25重量%以下の量で上記製剤中に存在する。ある実施形態において、上記遊離酸の形態のDPAは、上記製剤の約10重量%以下、例えば約8重量%以下の量で上記製剤中に存在する。
ある実施形態において、上記遊離酸の形態のDPAは、上記製剤の約3〜約7重量%の量、例えば約4〜約6重量%の量で上記製剤中に存在する。
上記遊離酸の形態のEPAは、典型的には、上記製剤の約45〜99重量%、例えば約45〜約65重量%の量で上記製剤中に存在する。
上記製剤は、典型的には、遊離酸の形態のDHAを該製剤の約15〜約25重量%含む。
ある実施形態において、上記製剤は、遊離酸の形態のEPAおよび遊離酸の形態のDHAを、合計量で該製剤の約60〜約90重量%含む。
上記製剤は、典型的には、少なくとも1つのさらなる遊離酸の形態のオメガ−3多価不飽和脂肪酸(「PUFA」)を含む。上記少なくとも1つのさらなるオメガ−3PUFAは、通常、α−リノレン酸(C18:3 n−3)、モロクチン酸(C18:4 n−3)、エイコサテトラエン酸 (C20:4 n−3)、ヘネイコサペンタエン酸 (C21 :5 n−3)およびエイコサトリエン酸 (C20:3 n−3)から選択される。ある実施形態において、これらのさらなる遊離オメガ−3PUFAの全てが、上記製剤中に存在する。
上記製剤中の遊離酸の形態のオメガ−3PUFAの合計量は、該製剤の約80〜約95重量%であることが好ましい。
上記製剤はまた、典型的には、少なくとも1つの遊離酸の形態のオメガ−6PUFAを含む。上記少なくとも1つのオメガ−6PUFAは、通常、ジ−ホモ−ガンマ−リノレン酸(C20:3 n−6)、アラキドン酸(C20:4 n−6)、リノール酸(C18:2 n−6)、ドコサペンタエン酸(C22:5; n−6)、ガンマ−リノレン酸 (C18:3 n−6)およびエイコサジエン酸 (C22:2 n−6)から選択される。これらの遊離オメガ−6PUFAの全てが、上記製剤中に存在してもよい。
上記製剤中の遊離酸の形態のオメガ−6PUFAの合計量は、典型的には、該製剤の10重量%以下である。
本発明に係るソフトゼラチンカプセルでカプセル化するための製剤を作製するのに適したプロセスは、2013年7月11日に米国特許公開公報第2013/0177643A)号として公開され、2012年1月6日に出願された米国仮特許出願第61/583796号、2012年6月25日に出願された米国仮特許出願第61/664,047号、2012年7月10に出願された米国仮特許出願第61/669940号、2012年8月7日に出願された米国仮特許出願第61/680622号、2012年10月5日に出願された米国仮特許出願第61/710517号、および2012年10月12日に出願された米国仮特許出願第61/713388号の利益を主張する、2013年1月4日出願の米国特許出願第13/734846号に説明されている。
上記製剤は、通常、ブチルヒドロキシアニソール(「BHA」)またはα−トコフェロールなどの抗酸化剤を含む。抗酸化剤は、通常、上記製剤の約0.2〜約0.4重量%の量で存在する。
上記ソフトゼラチンカプセルはマイクロカプセルではない。この点について、上記ソフトゼラチンカプセルは、典型的には約100〜約2000mgの製剤をカプセル化する。ある実施形態において、上記カプセルは、約500mgの上記製剤を内包している。このような実施形態は、子どもへ投与するためのものであってもよい。他の実施形態において、上記カプセルは、約1000mgの上記製剤を内包している。このような実施形態は、大人へ投与するためのものであってもよい。
上記製剤は、通常、主に小腸の少なくとも有意の部分に沿って上記ソフトゼラチンカプセルから放出されるように制御される。この点について、上記ソフトゼラチンカプセルがポリマー膜コーティングによって被覆されて腸における製剤の放出を制御してもよい。最初の放出は、胃のあと、回腸で上記製剤の大部分(例えば、少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%、より好ましくは少なくとも75%)が放出されて行われることが好ましい。放出は、例えば微量滴下するように持続することが好ましい。
上記ポリマー膜コーティングによって、上記製剤の放出が時間(pHではない)制御されてもよい。上記製剤の放出を時間(pHではない)制御するのに適した膜形成ポリマー材料の例としては、ユードラジット(Eudragit)(登録商標)NE30−Dなどの中性ポリアクリル酸塩コーティングがある。このようなコーティングからの放出は、微量滴下するように持続する。
あるいは、上記ポリマー膜コーティングによって、上記製剤の放出がpH制御されてもよい。このようなポリマー材料は、腸溶性ポリマーとして知られている。適切な腸溶性ポリマーの例としては、酢酸フタル酸セルロース(CAP)、酢酸トリメリト酸セルロース(CAT)、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC−AS)、およびユードラジット(Eudragit)(登録商標)Lまたはユードラジット(Eudragit)(登録商標)S100などのアニオン性ポリ(メタ)アクリル酸塩材料などが挙げられる。
本発明の第2の態様は、医薬製剤を内包するソフトゼラチンカプセルを製造するプロセスであって、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、該プロセスは、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含むソフトゼラチン殻で該製剤をカプセル化することを含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、プロセスである。
本発明のソフトゼラチンカプセルは、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎および嚢炎を含む)、関節リウマチ、乾癬またはベーチェット病などの慢性炎症性疾患、高脂血症または高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および前立腺がんまたは腸がんなどの新生物疾患の治療または予防に用いられてもよい。
ある好ましい実施形態において、上記ソフトゼラチンカプセルは、高脂血症または高トリグリセリド血症を治療または予防するのに用いられるであろう。特に、上記カプセルは、「中等度」の高トリグリセリド血症を患う患者、すなわち血漿トリグリセリドレベルが約200〜約500mg/dlであり、スタチン療法を受けてもいる患者、または「重度」の高トリグリセリド血症を患う患者、すなわち血漿トリグリセリドレベルが少なくとも500mg/dlである患者の治療に用いられるであろう。
さらに、上記カプセルは、IBDの治療または予防、あるいはクローン病の術後の再発予防に用いられてもよい。
本発明の第3の態様は、慢性炎症性疾患、高脂血症、高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および新生物疾患から選択される疾患の経口治療または予防に用いられるソフトゼラチンカプセルを含む医薬品の製造における医薬製剤の使用であって、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、該カプセルは、該医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含み、該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、医薬製剤の使用である。上記ソフトゼラチンカプセルは、通常、上記に定義される通りである。
本発明の第4の態様は、慢性炎症性疾患、高脂血症、高トリグリセリド血症(中等度または重度)、喘息、双極性障害、および新生物疾患から選択される疾患の治療または予防の方法であって、該方法は、複数のソフトゼラチンカプセルの形態で医薬製剤を治療上有効量投与することを含み、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、各カプセルは、該医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含む、方法であり、該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、方法である。上記ソフトゼラチンカプセルは、通常、上記に定義される通りである。
以下、本発明の現在の好ましい実施形態について、単なる例として説明する。
本発明に係るソフトゼラチンカプセルは、標準的なパラメータおよび条件下で作動する従来の装置を含む、標準的なロータリーダイ法を用いて作製される。
ブタのタイプAゼラチン粉末およびウシのタイプBゼラチン粉末を、同じ重量比で混合し、ゼラチン成分粉末を作製する。ゼラチン成分粉末を水ならびに可塑剤であるグリセロールおよびソルビトールと混合し、混合物を加熱して溶融ゼラチン塊を形成する。溶融ゼラチンの薄いリボンを2つ作製し、カプセルの形状と大きさを決める2つのダイロールの間に通す。上記表1に記すような製剤(この製剤は、得られた製剤の0.3重量%のα−トコフェロールを含む)を、ダイロールがカプセル殻の両側を密閉する直前に2つのゼラチンリボンの間に注入し、ソフトゼラチンカプセルを形成する。その後、所要の水分含量となるまで、得られたカプセルを乾燥させる(25℃/相対湿度20%で28時間)。
完成したカプセルの組成は、ゼラチン成分が約62重量%(ブタのタイプAゼラチンが50%;ウシのタイプBゼラチンが50%)、グリセロールが約23重量%、ソルビトールが約5重量%である。カプセルの水分含量(105℃で15時間、乾燥減量を測定)は、約10重量%である。
ブタのタイプAゼラチン粉末およびウシのタイプBゼラチン粉末を混合し、ブタのタイプAゼラチン粉末のウシのタイプBゼラチン粉末に対する重量比が1:2となるゼラチン成分粉末を作製する。ゼラチン成分粉末を水ならびに可塑剤であるグリセロールおよびソルビトールと混合し、混合物を加熱して溶融ゼラチン塊を形成する。溶融ゼラチンの薄いリボンを2つ作製し、カプセルの形状と大きさを決める2つのダイロールの間に通す。上記表1に記すような製剤(この製剤は、得られた製剤の0.3重量%のα−トコフェロールを含む)を、ダイロールがカプセル殻の両側を密閉する直前に2つのゼラチンリボンの間に注入し、ソフトゼラチンカプセルを形成する。その後、所要の水分含量となるまで、得られたカプセルを乾燥させる(25℃/相対湿度20%で28時間)。
完成したカプセルの組成は、ゼラチン成分が約62重量%(ブタのタイプAゼラチンが33%;ウシのタイプBゼラチンが67%)、グリセロールが約23重量%、ソルビトールが約5重量%である。カプセルの水分含量(105℃で15時間、乾燥減量を測定)は、約10重量%である。
以上、好ましい実施形態に関して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、以下の特許請求の範囲で定義される本発明の趣旨又は範囲を逸脱しない範囲で、多くの変更および変形をしてもよいのはもちろんである。
Claims (37)
- 医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含み、該医薬製剤が、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のシス−5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸(C20:5 n−3;「EPA」)および該製剤の1〜75重量%の遊離酸の形態のシス−7,10,13,16,19−ドコサペンタエン酸(C22:5 n−3;「DPA」)を含むソフトゼラチンカプセルであって、
該医薬製剤は慢性炎症性疾患、高脂血症、高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および新生物疾患から選択される疾患の治療または予防に使用されるものであり、
該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、ソフトゼラチンカプセル。 - 前記ブタのタイプAゼラチンが、前記ゼラチン成分の約50重量%以下の量で存在する、請求項1に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記ブタのタイプAゼラチンが、前記ゼラチン成分の約10重量%以上の量で存在する、請求項1または2に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記ブタのタイプAゼラチンが、前記ゼラチン成分の約25重量%以上の量で存在する、請求項1〜3のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記少なくとも1つの他のゼラチンが、タイプBゼラチンである、請求項1〜4のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記ゼラチン成分が、前記タイプBゼラチンおよび前記ブタのタイプAゼラチンの二成分混合物である、請求項5に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記タイプBゼラチンが、ウシのタイプBゼラチンである、請求項5または6に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に少なくとも2重量%存在する、請求項1〜7のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に少なくとも3重量%存在する、請求項1〜8のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に少なくとも4重量%存在する、請求項1〜9のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約50重量%以下の量で存在する、請求項1〜10のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約25重量%以下の量で存在する、請求項1〜11のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約10重量%以下の量で存在する、請求項1〜12のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約8重量%以下の量で存在する、請求項1〜13のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約3〜約7重量%存在する、請求項1〜14のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のDPAが、前記製剤中に約4〜約6重量%存在する、請求項1〜15のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のEPAが、前記製剤中に約45〜99重量%存在する、請求項1〜16のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記遊離酸の形態のEPAが、前記製剤中に約45〜約65重量%存在する、請求項1〜17のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤が、遊離酸の形態のシス−4,7,10,13,16,19−ドコサヘキサエン酸(C22:6 n−3;「DHA」)を該製剤の約15〜約25重量%含む、請求項1〜18のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤が、遊離酸の形態のEPAおよび遊離酸の形態のDHAを、合計量で該製剤の約60〜約90重量%含む、請求項1〜19のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤が、少なくとも1つのさらなる遊離酸の形態のオメガ−3多価不飽和脂肪酸(「PUFA」)を含む、請求項1〜20のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記少なくとも1つのさらなるオメガ−3PUFAが、α−リノレン酸(C18:3 n−3)、モロクチン酸(C18:4 n−3)、エイコサテトラエン酸 (C20:4 n−3)、ヘネイコサペンタエン酸 (C21 :5 n−3)およびエイコサトリエン酸 (C20:3 n−3)から選択される、請求項21に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤中の遊離酸の形態のオメガ−3PUFAの合計量が、該製剤の約80〜約95重量%である、請求項1〜22のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤が、少なくとも1つの遊離酸の形態のオメガ−6PUFAを含む、請求項1〜23のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記少なくとも1つのオメガ−6PUFAが、ジ−ホモ−ガンマ−リノレン酸(C20:3 n−6)、アラキドン酸(C20:4 n−6)、リノール酸(C18:2 n−6)、ドコサペンタエン酸(C22:5; n−6)、ガンマ−リノレン酸 (C18:3 n−6)およびエイコサジエン酸 (C22:2 n−6)から選択される、請求項24に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記製剤中の遊離酸の形態のオメガ−6PUFAの合計量が、該製剤の10重量%以下である、請求項24または25に記載のソフトゼラチンカプセル。
- 約100〜約2000mgの前記製剤をカプセル化している、請求項1〜26のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 前記カプセルが、ポリマー膜コーティングによって被覆されて前記製剤の腸における放出を制御する、請求項1〜27のいずれかに記載のソフトゼラチンカプセル。
- 医薬製剤を内包するソフトゼラチンカプセルを製造するプロセスであって、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、該プロセスは、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含むソフトゼラチン殻で該製剤をカプセル化することを含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、プロセス。
- 慢性炎症性疾患、高脂血症、高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および新生物疾患から選択される疾患の経口治療または予防に用いるソフトゼラチンカプセルを含む医薬品の製造における医薬製剤の使用であって、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、該カプセルは、該医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含み、該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、医薬製剤の使用。
- 前記ソフトゼラチンカプセルが、請求項2〜28のいずれかで定義される通りである、請求項30に記載の使用。
- 慢性炎症性疾患、高脂血症、高トリグリセリド血症、喘息、双極性障害、および新生物疾患から選択される疾患の治療または予防の方法であって、該方法は、複数のソフトゼラチンカプセルの形態で医薬製剤を治療上有効量投与することを含み、該医薬製剤は、該製剤の25〜99重量%の遊離酸の形態のEPAおよび該製剤の1〜99重量%の遊離酸の形態のDPAを含み、各カプセルは、該医薬製剤をカプセル化するソフトゼラチン殻を含む、方法であり、該殻は、ブタのタイプAゼラチンおよび少なくとも1つの他のゼラチンからなるゼラチン成分を含み、該ブタのタイプAゼラチンは、該ゼラチン成分の約75重量%以下の量で存在する、方法。
- 前記ソフトゼラチンカプセルが、請求項2〜28で定義される通りである、請求項32に記載の方法。
- 実質的に、添付の実施例を参照して先に説明されている通りである、ソフトゼラチンカプセル。
- 実質的に、添付の実施例を参照して先に説明されている通りである、プロセス。
- 実質的に、添付の実施例を参照して先に説明されている通りである、使用。
- 実質的に、添付の実施例を参照して先に説明されている通りである、治療または予防の方法。
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