JP2018114909A - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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健 川合
Takeshi Kawai
健 川合
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【課題】実景の視認性低下を抑制する。【解決手段】ハーフミラー40は、第2の表示部20からの第2の表示光120の光軸の光路上であり、かつ第1の表示部10からの第1の表示光110の光軸の光路上に配置され、投射部30は、ハーフミラー40が透過した第2の表示光120およびハーフミラー40が反射した第1の表示光110を被投影部材に向けて投射することで、第2の画像22の第2の虚像220と第1の画像12の第1の虚像210とを結像させ、角度調整部60は、第1の表示面13、ハーフミラー40、および第1の表示面13からの第1の表示光110をハーフミラー40に向けるリレー光学部50の少なくともいずれかの角度を、前記第1の表示面に反射された外光が視認者に視認されないように、変化させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、虚像を表示するヘッドアップディスプレイに関するものである。
特許文献1に開示されるヘッドアップディスプレイは、第1の表示面に第1の画像を表示する第1の表示部と、第2の表示面に第2の画像を表示する第2の表示部と、第1の表示面の第1の画像の光を反射し、かつ第2の表示面の第2の画像の光を透過するハーフミラーと、ハーフミラーからの光を投射する投射部と、を備え、第1の画像の虚像である第1の虚像と、第2の画像の虚像である第2の虚像と、を視認させる。
表示面に表示される画像は、視認者に虚像として視認させたい画像要素を含み、この画像要素が表示される領域以外は、典型的には、明度の低い黒表示とされる。これにより、ヘッドアップディスプレイから出射される光は、画像要素に基づく光のみになり、画像要素の虚像のみが明確に視認される。
特開2008−003355号公報
しかしながら、ヘッドアップディスプレイの外部から太陽光などの外光が、ヘッドアップディスプレイの内部の表示面に入射すると、表示面の黒表示した領域で反射した外光が再びヘッドアップディスプレイの外部に出射することで、画像要素の虚像だけではなく、黒表示した領域の虚像も視認者に視認されてしまう。これにより、視認者の前方の実景が、表示面のうち黒表示した領域の虚像により妨げられ、実景の視認性が低下してしまうという問題があった。
本発明の1つの目的は、実景の視認性低下を抑制したヘッドアップディスプレイを提供することである。
本発明の第1の態様のヘッドアップディスプレイは、
第1の表示面13に第1の画像12を表示し、前記第1の表示面から前記第1の画像に基づく第1の表示光110を出射する第1の表示部10と、
第2の表示面23に第2の画像22を表示し、前記第2の表示面から前記第2の画像に基づく第2の表示光120を出射する第2の表示部と、
前記第2の表示部からの前記第2の表示光の光軸の光路上であり、かつ前記第1の表示部からの前記第1の表示光の光軸の光路上に配置されるハーフミラー40と、
前記ハーフミラーが透過した前記第2の表示光および前記ハーフミラーが反射した前記第1の表示光を被投影部材に向けて投射することで、前記第1の画像の第1の虚像210と前記第2の画像の第2の虚像220とを結像させる投射部30と、
前記第1の表示面、前記ハーフミラー、および前記第1の表示面からの前記第1の表示光を前記ハーフミラーに向けるリレー光学部50の少なくともいずれかの角度を変化させる角度調整部60と、を備え、
前記角度調整部は、前記第1の表示面に反射された外光300が視認者に視認されないように、前記角度の変化を実行する。
第1の態様において、前記角度調整部が、前記第1の表示面、前記ハーフミラー、および前記リレー光学部の少なくともいずれかの角度を変化させることで、前記第1の表示面に反射された外光が視認者に視認されないため、実景の視認性低下を抑制することができる。
第1の態様に従属する第2の態様において、第2の前記角度調整部は、前記第1の画像に含まれる画像要素14の種類、前記画像要素の大きさ、および前記画像要素の数の少なくともいずれかが所定の条件を満たすことに応じて、前記角度の変化を実行させてもよい。
第2の態様では、前記第1の画像に含まれる前記画像要素の種類、大きさ、数が所定の条件を満たし、視認者に対して表示する前記第1の画像の影響度が低いと判定した場合にのみ、前記角度調整部による前記角度調整を実行するため、影響度が高い前記第1の画像が前記角度調整に影響されてしまうことを防止することができる
第1または第2の態様に従属する第3の態様おいて、前記角度調整部が、前記角度の変化を実行した際、
前記第1の表示部は、前記第1の画像を非表示にしてもよい。第3の態様では、角度変化を実行した際に、前記第1の虚像として正常に視認されにくい第1の画像を非表示にするため、正常に表示されない前記第1の虚像が視認者に視認されることを防止することができる。
第1または第2の態様に従属する第4の態様おいて、前記角度調整部が、前記角度の変化を実行した際、
前記第1の表示部は、前記第1の画像を非表示にし、かつ
前記第2の表示部は、前記第1の画像に含まれる少なくとも1つの画像要素を表示してもよい。第4の態様では、角度変化を実行した際に、前記第1の虚像として正常に視認されに第1の画像を非表示にするため、正常に表示されない前記第1の虚像が視認者に視認されることを防止することができ、かつ、第1の画像に含まれる画像要素を、第2の虚像として視認者に視認させ続けることができる。
以下に説明する実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられ、当業者は、本発明が以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1は、本発明の実施形態のヘッドアップディスプレイ(以下、HUD)1の構成を示す図である。
HUD1は、例えば、第1の表示部10、第2の表示部20、凹面ミラー(投射部)30と、ハーフミラー40と、折り返しミラー(リレー光学部)50と、角度調整部60、制御部70、及びこれらを収納する筐体80と、から構成される。HUD1は、表示光100を、例えば、車両のフロントウインドシールドである被投影部材2に投影することで、視点3から見た被投影部材2を介した位置に虚像200を結像する。具体的に、本実施形態のHUD1は、第1の表示部10から出射される第1の表示光110と、第2の表示部20から出射される第2の表示光120と、を被投影部材2に投影することで、第1の表示光110に基づく第1の虚像210と、第2の表示光120に基づく第2の虚像220とを結像する。HUD1は、一般的に車両のダッシュボードの中に収納されるが、全部または一部がダッシュボードの外部に配置されてもよい。HUD1(制御部70)は、車両に搭載される車載LAN(Local Area Network)などからなるバス4に接続され、このバス4から車両情報または画像データの一部もしくは全部を入力することができる。
第1の表示部10は、例えば、DMDやLCoSなどの反射型表示デバイスを用いたプロジェクタなどからなる第1の投影部11と、第1の投影部11からの投影光を受光して第1の画像12を表示し、この第1の画像12を示す第1の表示光110を折り返しミラー50に向けて出射する第1のスクリーン(第1の表示面)13と、から主に構成される。第1の表示部10は、後述する制御部70から入力する第1の画像データD1に基づき、第1のスクリーン13に第1の画像12を表示する。第1の画像12は、視認者に視認させる画像要素14を含み、画像要素14を表示する領域以外は明度の低い黒表示とされる。なお、第1の表示部10は、第1の画像12を表示する位置を第1のスクリーン13上で変更することで、視認者が視認する第1の画像12に基づく第1の虚像210の位置を変更することができる。
第2の表示部20は、前述の第1の表示部10と同様に、例えば、DMDやLCoSなどの反射型表示デバイスを用いたプロジェクタなどからなる第2の投影部21と、第2の投影部21からの投影光を受光して第2の画像22を表示し、この第2の画像22を示す第2の表示光120を後述するハーフミラー40に向けて出射する第2のスクリーン23と、から主に構成される。第1の表示部10は、後述する制御部70から入力する第2の画像データD2に基づき、第2のスクリーン23に第2の画像22を表示する。第2の画像22は、視点3に視認させる画像要素24を含み、画像要素24を表示する領域以外は明度の低い黒表示とされる。第2の表示部20は、第2の画像22を表示する位置を第2のスクリーン23上で変更することで、視認者が視認する第2の画像22に基づく第2の虚像220の位置を変更することができる。
凹面ミラー30は、例えば、第1の表示部10及び第2の表示部20から出射された第1の表示光110及び第2の表示光120の光路上に傾いて配置され、第1の表示部10、第2の表示部20から出射された第1の表示光110、第2の表示光120を、被投影部材2に向けて反射する。また、前述した第1の表示部10の第1のスクリーン13及び第2の表示部20の第2のスクリーン23は、凹面ミラー30の焦点距離より凹面ミラー30側に配置される。なお、より詳細に述べると、第1の表示部10の第1のスクリーン13及び第2の表示部20は、凹面ミラー30とフロントウインドシールド(透過反射部)2との光学特性を組み合わせた際の焦点距離よりも凹面ミラー30側に配置される。これにより、第1のスクリーン13に表示される第1の画像12が第1の虚像210として結像され、第2のスクリーン23に表示される第2の画像22が、第2の虚像220として結像される。
また、凹面ミラー30は、前述した第1の表示部10の第1のスクリーン(第1の表示面)12から凹面ミラー30までの第1の表示光110の光路長が、第2の表示部20の第2のスクリーン(第2の表示面)22から凹面ミラー30までの第2の表示光120の光路長より長くなるように配置される。これにより、第1の虚像210は、視認者から見て、第2の虚像220より離れた位置に結像される。なお、凹面ミラー30は、典型的には、第1の画像12(第2の画像22)を拡大し、第1の虚像210(第2の虚像220)として結像させる拡大機能、被投影部材2の曲面により生ずる第1の虚像210、第2の虚像220の歪みを補正し、歪みのない虚像を視認させる歪み補正機能、第1の虚像210、第2の虚像220を視認者から所定の距離だけ離れた位置で結像させる結像位置調整機能を有する。
ハーフミラー40は、例えば、透光性の基板の一方の表面に金属反射膜あるいは誘電体多層膜などの半透過反射層を形成される。ハーフミラー40は、折り返しミラー50により反射された第1の表示部10からの第1の表示光110を凹面ミラー30に向けて反射し、第2の表示部20からの第2の表示光120を凹面ミラー30側に透過する。ハーフミラー40の透過率は、例えば50%だが、適宜調整することで第1の虚像210、第2の虚像220の輝度を調整してもよい。
折り返しミラー(リレー光学部)50は、例えば、平板状の平面鏡で形成され、第1の表示部10からハーフミラー40に向かう第1の表示光110の光路上に傾いて配置され、第1の表示部10から出射された第1の表示光110をハーフミラー40に向けて反射する。折り返しミラー50は、第1の表示部10からの第1の表示光110を折り返す(反射する)ことで、第1の表示光110の光路をコンパクトに抑えることができる。なお、折り返しミラー50は、平面ではなく、曲面を有していてもよい。また、本発明のリレー光学部50は、第1の表示部10からハーフミラー40へ向かう第1の表示光110の光路上に配置され、第1の表示光110をリレーするものであり、レンズなどの屈折光学系であってもよい。なお、本発明において、リレー光学部50は、省略されてもよい。
角度調整部60は、例えば、ステッピングモータやDCモータなどから構成されるアクチュエータと、該アクチュエータを制御する角度コントローラ(図示しない)と、から構成され、第1のスクリーン13、ハーフミラー40、および第1のスクリーン13からの第1の表示光110をハーフミラー40に向ける折り返しミラー50の少なくともいずれかの角度を変化させることで、第1のスクリーン13に入射した外光300の反射光が視点3に向かわないようにする。角度調整部60は、第1の画像12を表示する第1のスクリーン13の角度を調整する第1の角度調整部61と、第1の画像12に基づく第1の表示光110を反射するハーフミラー40の角度を調整する第2の角度調整部62と、第1のスクリーン13とハーフミラー40との間の第1の表示光110の光路上に配置される折り返しミラー50の角度を調整する第3の角度調整部63と、を含むが、第1乃至第3の角度調整部61,62,63のうち少なくとも1つを残して省略されてもよい。
図2は、制御部70の概略構成例を示す。図2に示されるように、制御部70は、例えば、インターフェース71、記憶部72、表示コントローラ73および角度コントローラ74を含む。インターフェース71は、バス4に接続される入出力通信インターフェースで構成され、記憶部72は、例えばROMで構成され、表示コントローラ73は、例えば単数または複数のCPUやRAMで構成される。例えば、インターフェース71は、バス4を介して、後述する画像データDを取得することができ、記憶部72は、入力した画像データDに基づいて第1の画像データD1と第2の画像データD2を生成するためのデータを記憶することができ、表示コントローラ73は、記憶部72からのデータを読み取り、所定の動作を実行することで、第1の画像データD1と第2の画像データD2を生成し、第1の投影部11と第2の投影部21とを制御する。
また、制御部70は、前述したように、角度調整部60の前記アクチュエータを制御するための角度コントローラ74としての機能を有していてもよい。記憶部72は、インターフェース71から入力した画像データDに基づいて、角度調整部60の前記アクチュエータを制御する条件を満たしたか判定するためのデータと、角度調整部60の前記アクチュエータの角度を調整するための駆動データTを記憶することができ、角度コントローラ74は、記憶部72からのデータを読み取り、画像データDが所定の条件を満たしたかを判定し、所定の条件を満たしていた場合、駆動データTにより角度調整部60のアクチュエータを制御する。角度コントローラ74は、画像データDのうち第1の画像12に関連する第1の画像データD1を参照し、第1の画像12に含まれる画像要素14の種類、大きさ、数の少なくともいずれかが所定の条件を満たすことに応じて、第1のスクリーン13に入射した外光300の反射光が視点3に向かわないように、角度調整部60のアクチュエータを制御する。角度コントローラ74は、例えば、第1の画像12に予め定められた重要度の高い画像要素14が含まれていない場合、第1の画像12に予め定められた大きさ以上の画像要素14が含まれていない場合、または第1の画像12に予め定められた数以上の画像要素14が含まれていない場合、所定の条件を満たしたと判定し、角度調整部60のアクチュエータを駆動データTで制御する。なお、本実施形態においては、第1の表示部10と第2の表示部20とを制御する制御部70が、アクチュエータを制御するための角度コントローラ74としての機能も有するが、角度コントローラ74は、第1の表示部10と第2の表示部20とを制御する制御部70と別に設けられていてもよい。
図3は、角度調整部60の角度調整例を示した図であり、図3(a)は、第1の角度調整部61が第1のスクリーン13の角度を調整した例を示す図であり、図3(b)は、第2の角度調整部62がハーフミラー40の角度を調整した例を示す図であり、図3(c)は、第3の角度調整部63が折り返しミラー50の角度を調整した例を示す図である。図3(a)に示すように、第1の角度調整部61は、第1のスクリーン13の角度を、外光300の光軸の入射角が概ね45度〜90度となる角度12a(元の角度は12r)に調整することで、第1のスクリーン13における外光300の反射光が視点3に向かわないようにできる。また、図3(b)に示すように、第2の角度調整部62は、ハーフミラー40を所定の角度40a(元の角度は40r)に調整することで、外光300が第1のスクリーン13に向かわないようにでき、すなわち、第1のスクリーン13における外光300の反射光が視点3に向かわないようにできる。また、図3(c)に示すように、第3の角度調整部63は、折り返しミラー50を所定の角度50a(元の角度は50r)に調整することで、外光300が第1のスクリーン13に向かわないようにでき、すなわち、第1のスクリーン13における外光300の反射光が視点3に向かわないようにできる。
図4は、本実施形態のHUD1の動作の例を示すフローチャートである。HUD1は、例えば、車両が起動されたとき、又は、車両の電子機器に電力が供給されたとき、又は、車両の起動または車両の電子機器の電力供給から所定時間経過したときに以下に説明する処理を開始する。
ステップS1では、制御部70は、インターフェース71を介して車両ECU5から画像データDを取得し、ステップS2に移行する。
ステップS2では、制御部70は、ステップS1で取得した画像データDのうち第1の画像12に関連する第1の画像データD1を参照し、第1の画像12に含まれる画像要素14の種類、大きさ、数の少なくともいずれかが所定の条件を満たすか判定する。制御部70は、第1の画像12に含まれる画像要素14の種類、大きさ、数の少なくともいずれかが所定の条件を満たしていなければ(ステップS2でNo)、ステップS1に戻り、所定の条件を満たしていれば(ステップS2でYes)、ステップS3に移行する。
ステップS3では、制御部70は、第1の画像12を非表示にし、角度調整部60は、前記アクチュエータを駆動することで、第1のスクリーン13、ハーフミラー40、または折り返しミラー50の角度を、第1のスクリーン13における外光300の反射光が視点3に向かわないように調整する(ステップS4)。なお、制御部70は、第1の画像12を非表示にする際、第1の画像12に表示していた画像要素14の少なくとも1つを、第2の画像22内に加えて表示させてもよい。なお、制御部70は、第2の画像22内に、第1の画像12に表示されていた画像要素14の表示態様を変更してから第2の画像22内に加えてもよい。具体的には、制御部70は、画像要素14の形状や色や大きさを変更してもよい。
以上に説明した外光回避処理を実行することで、第1のスクリーン13における外光300の反射光が視点3に向かわないようにできるため、第1の画像12の画像要素14を表示しない黒表示領域が視認者に視認されにくくなり、実景の妨げになるのを防止することができる。また、制御部70は、第1の画像12に含まれる画像要素14の種類、大きさ、数が所定の条件を満たし、視認者に対して表示する第1の画像12の影響度が低いと判定した場合にのみ、上記外光回避処理を実行するため、影響度が高い第1の画像12が上記外光回避処理で非表示になってしまうことを防止することができる。
[変形例]
なお、本発明は、以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形例の一例を記す。
上記実施形態では、第1の虚像210を生成する第1の表示部10と、第2の虚像220を生成する第2の表示部20とを設けていたが、単体の表示部により、第1の表示面13と第2の表示面23それぞれに画像を表示する構成としてもよい。この変形例におけるHUD1では、表示コントローラ73は、単体の表示部に、第1の表示面13に表示する第1の画像12に基づく第1の画像データD1と第2の表示面23に表示する第2の画像22に基づく第2の画像データD2とを別々に出力してもよく、第1の画像データD1と第2の画像データD2とを含む画像データDを出力してもよい。
また、上記実施形態のHUD1は、外部である車両ECU5から画像データDを入力していたが、車両ECU5や車両に設けられた図示しないセンサや車載機器から車両情報などの各種情報を、インターフェース71で取得し、表示コントローラ73がこれら各種情報から画像データDを生成してもよい。
また、第1の表示部10は、例えば、液晶表示素子などの透過型表示パネルや、有機EL素子などの自発光表示パネルや、レーザー光を走査する走査型表示装置などを適用してもよい。
本発明の実施形態におけるヘッドアップディスプレイの構成の例を示す図である。 上記実施形態のヘッドアップディスプレイのシステム構成を示す図である。 上記実施形態のヘッドアップディスプレイの角度調整部の角度調整例を示した図であり、図3(a)は、第1の角度調整部が第1のスクリーンの角度を調整した例を示す図であり、図3(b)は、第2の角度調整部がハーフミラーの角度を調整した例を示す図であり、図3(c)は、第3の角度調整部が折り返しミラーの角度を調整した例を示す図である。 上記実施形態のヘッドアップディスプレイが実行する外光回避処理を説明するフローチャートである。
1…HUD
2…被投影部材
3…視点
4…バス
5…車両ECU
10…第1の表示部
11…第1の投影部
12…第1の画像
12a…角度
13…第1のスクリーン(第1の表示面)
14…画像要素
20…第2の表示部
21…第2の投影部
22…第2の画像
23…第2のスクリーン(第2の表示面)
24…画像要素
30…凹面ミラー(投射部)
40…ハーフミラー
50…折り返しミラー(リレー光学部)
50a…角度
60…角度調整部
70…制御部
71…インターフェース
72…記憶部
73…表示コントローラ
74…角度コントローラ
80…筐体
100…表示光
110…第1の表示光
120…第2の表示光
200…虚像
210…第1の虚像
220…第2の虚像
300…外光
D…画像データ
D1…第1の画像データ
D2…第2の画像データ

Claims (4)

  1. 第1の表示面に第1の画像を表示し、前記第1の表示面から前記第1の画像に基づく第1の表示光を出射する第1の表示部と、
    第2の表示面に第2の画像を表示し、前記第2の表示面から前記第2の画像に基づく第2の表示光を出射する第2の表示部と、
    前記第2の表示部からの前記第2の表示光の光軸の光路上であり、かつ前記第1の表示部からの前記第1の表示光の光軸の光路上に配置されるハーフミラーと、
    前記ハーフミラーが透過した第2の表示光および前記ハーフミラーが反射した第1の表示光を被投影部材に向けて投射することで、前記第2の画像の第2の虚像と前記第1の画像の第1の虚像とを結像させる投射部と、
    前記第1の表示面、前記ハーフミラー、および前記第1の表示面からの前記第1の表示光を前記ハーフミラーに向けるリレー光学部の少なくともいずれかの角度を変化させる角度調整部と、を備え、
    前記角度調整部は、前記第1の表示面に反射された外光が視認者に視認されないように、前記角度の変化を実行する、
    ヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記角度調整部は、前記第1の画像に含まれる画像要素の種類、前記画像要素の大きさ、および前記画像要素の数の少なくともいずれかが所定の条件を満たすことに応じて、前記角度の変化を実行する、
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 前記角度調整部が、前記角度の変化を実行した際、
    前記第1の表示部は、前記第1の画像を非表示にする、
    請求項1乃至2のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ。
  4. 前記角度調整部が、前記角度の変化を実行した際、
    前記第1の表示部は、前記第1の画像を非表示にし、かつ
    前記第2の表示部は、前記第1の画像に含まれる少なくとも1つの画像要素を表示する、
    請求項1乃至2のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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