JP2018113963A - メチシリン耐性ブドウ球菌属(mrs)検査用マイクロデバイスおよびmrsの検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記各流路は、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間において、前記抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養部を含み、
前記培養部は、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する観察部を含み、
前記抗菌薬は、前記各流路の混合液における、前記抗菌薬の種類および前記抗菌薬の濃度の少なくとも一方が異なるように、配置されていることを特徴とする。
前記MRS検査用マイクロデバイスの培養部で、抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養工程、
前記培養部の観察部における、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する検出工程を含むことを特徴とする。
前記ネック最挟部は、前記ネック導入部および前記ネック拡大部と連接して配置されており、
前記ネック導入部は、前記第1の開口部側から前記培養部側に向かって狭まるテーパ状である。
前記狭窄部は、前記第1の開口部側から前記ネック部側に向かって、狭窄導入部、狭窄最挟部および狭窄拡大部を含み、
前記狭窄最挟部は、前記狭窄導入部および前記狭窄拡大部と連接して配置されており、
前記狭窄導入部は、前記第1の開口部側から前記ネック部側に向かって狭まるテーパ状であり、
前記狭窄拡大部は、前記狭窄最挟部側から前記ネック部側に向かって広がる逆テーパ状である。
前記検出工程において、前記評価領域の各流路における前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌について、数、形態および集落からなる群から選択された少なくとも1つを検出し、比較し、評価する。前記形態は例えば、前記ブドウ球菌の外観的な形でもよいし、前記ブドウ球菌の動きでもよい。また、前記ブドウ球菌が集落を形成する場合、前記形態は、例えば、集落外観、集落同士の結合状態、集落の動き等でもよい。
前記耐性基準濃度未満となるように前記抗菌薬が配置されている流路の培養部の観察部における、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌の検出結果に基づき、前記被検菌がMRS(例えば、市中感染型MRS)であるかを判定する判定工程を含む。
本発明のMRS検査用マイクロデバイスは、前述のように、第1の開口部、複数の第2の開口部、前記第1の開口部といずれか1つの第2の開口部とを連通する複数の流路、および抗菌薬を含み、
前記各流路は、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間において、前記抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養部を含み、
前記培養部は、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する観察部を含み、
前記抗菌薬は、前記各流路の混合液における、前記抗菌薬の種類および前記抗菌薬の濃度の少なくとも一方が異なるように、配置されていることを特徴とする。
前記MRS検査用マイクロデバイスの培養部で、抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養工程、
前記培養部の観察部における、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する検出工程を含むことを特徴とする。
本実施形態は、MRS検査デバイスの一例である。図1に、本実施形態のMRS検査デバイスの構成の一例を示す。図1Aは、本実施形態のMRS検査デバイスの構成の一例を示す斜視図であり、図1Bは、本実施形態のMRS検査デバイスにおける上基板の一例を示す下面図であり、図1Cは、本実施形態のMRS検査デバイスの図1BにおけるI−I方向からみた断面図であり、図1Dは、本実施形態のMRS検査デバイスの図1BにおけるII−II方向からみた断面図であり、図1Eは、本実施形態のMRS検査デバイスの図1BにおけるIII−III方向からみた断面図であり、図1Fは、本実施形態のMRS検査デバイスの図1Bにおける二点鎖線で囲った部分の拡大図である。図1A〜Fに示すように、本実施形態のMRS検査デバイス1は、上基板2aと下基板2bとからなる基板2を含む。上基板2aは、複数の貫通孔10、11と、下表面における凹部13、14、15とを含む凹部12を有し、これらは、上基板2aと、下基板2bとの積層により、それぞれ、第1の開口部10、複数の第2の開口部11、培養部13、ネック部14、および狭窄部15を含む流路12を形成している。第1の開口部10および複数の第2の開口部11は、下基板2bとの積層面側(以下、「下方向」ともいう)で、流路12と連通している。流路12は、第1の開口部10側から第2の開口部11側に向かって、狭窄部15、ネック部14、および培養部13を含む。また、各流路12は、第1の開口部10と、いずれか1つの第2の開口部11とを連通している。このため、各流路12は、例えば、その第1の開口部10側で互いに連通しているということもできる。培養部13は、第2の開口部11側において、第1の開口部10側から第2の開口部11側に向かって、観察導入部131、観察部132および観察導出部133を含む。観察導入部131は、第1の開口部10側から観察部132側に向かって狭まるテーパ状である。観察部132は、隣接する培養部13より内寸が狭くなるように形成されている。各流路12の観察部132は、その幅(長手方向Yおよび厚み方向Zに対して垂直方向Xの距離)および長さ(長手方向Yの距離)が略同一である。各流路12の観察部132は、略平行となるように配置されている。観察導出部133は、第2の開口部11側において、観察部132側から第2の開口部11側に向かって広がる逆テーパ状に形成されている。ネック部14は、第1の開口部10側に隣接する流路12よりも内寸(例えば、幅)が狭く形成されている。また、ネック部14は、第1の開口部10側から培養部13に向かって、ネック導入部141、ネック最狭部142、およびネック拡大部143を含む。ネック最狭部142は、ネック導入部141およびネック拡大部143と連接している、すなわち、ネック導入部141、ネック最狭部142およびネック拡大部143は、連続的に配置されている。ネック導入部141は、第1の開口部10側から培養部13側に向かって狭まるテーパ状である。ネック拡大部143は、培養部13に臨む対向面であり、前記対向面は、流路12の延在方向(Y方向)に略直交して内側へのびる面である。狭窄部15は、第1の開口部10側からネック部14側に向かって、狭窄導入部151、狭窄最狭部152および狭窄拡大部153を含む。狭窄最狭部152は、狭窄導入部151および狭窄拡大部153と連接している、すなわち、狭窄導入部151、狭窄最狭部152および狭窄拡大部153は、連続的に配置されている。狭窄導入部151は、第1の開口部10側からネック部14側に向かって狭まるテーパ状である。狭窄拡大部153は、狭窄最狭部152からネック部14に向かって広がる逆テーパ状である。
(1)検査デバイス
図3に示す検査デバイス1’を以下に示すようにして作製した。検査デバイス1’の上基板2aは、PDMS製、下基板2bは、ガラス製とした。検査デバイス1’の大きさは、以下の通りとした。なお、検査デバイス1’は、1枚のガラス製の下基板2b上に、図1に示す検査デバイス1の上基板2aが、連接して5つ配置された形態である。検査デバイス1’における各流路群の寸法は、実施形態1の検査デバイス1の寸法とした。
1) 40mm×50mmのカバーガラス(No.5、厚み1mm、Matsunami Glass Ind., Ltd.,)、または、シリコンウェハー(3inch、Ferrotec Co.,)に、コーティング剤(商品名オムニコート、MicroChem)を、4000rpm、10秒でスピンコートし、180℃で1分焼成。
2) フォトレジスト(SU8−25、MicroChem)を、2000rpm、30秒でスピンコート。膜厚は、16〜17μm。
3) 65℃、3分および95℃、7分でプリベーク。
4) マスクアライナー(商品名、ES20、Nanomeric Technology Inc.,)で、11秒間、マイクロパターンを露光。
5) 露光後、65℃、1分および95℃、3分で、ベーク。
6) SU8−Developer(商品名、マイクケム社)で、2分現像。
7) 固く焼き付けるため、180℃、30分でハードベーク。
8) 後述するPDMSが剥がれやすいように、0.84wt%のCytop809ME(商品名、Asahi Glass Co., Ltd.,)を、4000rpmでスピンコートし、180℃で1時間処理。
1) ポリジメチルシロキサン(PDMS)(商品名Silpot 184、Dow Corning Toray Co., Ltd.,)と重合触媒とを、重量比10:1で混合し、30分脱気。
2) モールドにディップし、100℃、30分で焼き固める。
1) 固めたPDMS基材を剥がす。予めエタノールで洗浄したカバーガラス(No.1、厚み0.12〜0.17mm、Matsunami Glass Ind., Ltd.,)とともに、前記PDMSを、リアクティブイオンエッチング装置(商品名RIE−10NR、Samco)に入れる。
2) 前記カバーガラスと前記PDMS基材を、酸素流量100standard cubic/分(sccm)、圧力50Pa、RF power 30Wの条件の酸素プラズマに、20秒さらす。
3) 前記カバーガラスと前記PDMS基材とを、プラズマ処理した面で張り合わせ、ボンディングを行う。
4) 前記ボンディングした積層体に、パンチャー(商品名BP−15F、Kai Industries Co., Ltd.,)で、第1の開口部10および第2の開口部11となる貫通孔をあける。
前記抗菌薬としては、下記の5種類の抗菌薬を使用した。
・抗菌薬
MPIPC
CFX
CEZ
PCG
CLDM
条件F:(i)なし、(ii)MPIPC 2μg/mL、(iii)MPIPC 4μg/mL、(iv)MPIPC 8μg/mL
条件G:(i)なし、(ii)CFX 4μg/mL、(iii)CFX 8μg/mL、(iv)CFX 16μg/mL
条件H:(i)なし、(ii)CEZ 1μg/mL、(iii)CEZ 2μg/mL、(iv)CEZ 4μg/mL
条件I:(i)なし、(ii)PCG 1μg/mL、(iii)PCG 2μg/mL、(iv)PCG 4μg/mL
条件J:(i)なし、(ii)CLDM 0.5μg/mL、(iii)CLDM 1μg/m、(iv)CLDM 2μg/mL
被検菌懸濁液の調製には、mecA遺伝子をPCRにより検出する方法でCA−MRSAと判定された臨床分離のCA−MRSA21株を用いた。まず、各株について、ハート・インヒュージョン寒天培地を用いて、37℃で一晩、前培養した。コロニーを、Mueller−Hinton培地(栄研化学社製)に懸濁し、OD600=約0.07(0.062〜0.076)に調製した。
前記実施例1(3)で調製した各株の懸濁液を、それぞれ、図4に示す手順で、前記検査デバイスF〜Jに導入した。各流路12に導入された懸濁液は、約2.5μLである。そして、シャーレに検査デバイス1’を入れ、さらに、密閉容器に前記シャーレを入れた。なお、前記シャーレおよび前記密閉容器には、それぞれ、水を含ませたキムワイプを入れた。前記密閉容器を37℃のインキュベーターに入れ、検査デバイス1’を、3時間培養した。前記密閉容器および前記シャーレ内の相対湿度は、97%であった。
前記密閉容器から検査デバイス1’を取り出し、位相差顕微鏡により、検査デバイスF〜Jの観察部132について、コントロール(各条件の(i)の流路)に対する集落形成を確認した。条件FおよびGの結果を図5に示す。図5は、各流路の結果を示す写真であり、(A)は、条件Fにおける各流路を示す写真であり、(B)は、条件Gにおける各流路を示す写真である。また、図5(A)のMPIPC濃度2、4、または8μg/mL、または図5(B)のCFX濃度4、8、または16μg/mLにおいて、図中の円で囲った領域が、ブドウ球菌の集落が形成されている領域の代表例である。なお、図5に示すように、コントロールでは、多数の集落形成が観察されたため、集落形成がされている領域は円で囲って示していない。図5に示すように、条件FおよびGにおいては、(ii)および(iii)において、集落が形成されており、被検菌がMPIPCおよびCFXに対して耐性であった。また、条件H〜Jについても、同様にして耐性の有無を判定し、前記条件FおよびGと同様の結果を得た。
・CA−MRSAの判定基準
検査デバイスFにおいて、(ii)が耐性(R)であり、(i)の発育に比べて明らかな増殖抑制がみられた場合
検査デバイスGにおいて、(ii)が耐性(R)であり、(i)の発育に比べて明らかな増殖抑制がみられた場合
2 基板
2a 上基板
2b 下基板
10 第1の開口部
11 第2の開口部
111a〜d 抗菌薬
12 流路
13 培養部
131 観察導入部
132 観察部
133 観察導出部
14 ネック部
141 ネック導入部
142 ネック最狭部
143 ネック拡大部
15 狭窄部
151 狭窄導入部
152 狭窄最狭部
153 狭窄拡大部
Claims (10)
- 第1の開口部、複数の第2の開口部、前記第1の開口部といずれか1つの第2の開口部とを連通する複数の流路、および抗菌薬を含み、
前記各流路は、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間において、前記抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養部を含み、
前記培養部は、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する観察部を含み、
前記抗菌薬は、前記各流路の混合液における、前記抗菌薬の種類および前記抗菌薬の濃度の少なくとも一方が異なるように、配置されていることを特徴とする、メチシリン耐性ブドウ球菌属(MRS)検査用マイクロデバイス。 - 前記第1の開口部と前記培養部との間において、前記第1の開口部側に隣接する前記流路の内寸よりも狭く形成されたネック部を含む、請求項1記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 前記観察部は、隣接する前記培養部の内寸よりも狭く形成されている、請求項1または2記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 前記各流路の観察部の少なくとも一部が、1つの評価領域内に収まるように配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 前記複数の流路は、前記混合液における前記抗菌薬の濃度が、耐性基準濃度未満となるように、前記抗菌薬が配置されている流路を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 前記抗菌薬は、ペニシリン系抗菌薬、セファマイシン系抗菌薬、セファロスポリン系抗菌薬、およびリンコマイシン系抗菌薬からなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 前記複数の流路は、前記抗菌薬が配置されていないコントロールの流路を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のMRS検査用マイクロデバイス。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載のMRS検査用マイクロデバイスを用い、
前記MRS検査用マイクロデバイスの培養部で、抗菌薬と、被検菌懸濁液との混合液を培養する培養工程、
前記培養部の観察部における、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌を検出する検出工程を含むことを特徴とする、MRSの検査方法。 - 請求項4記載のMRS検査用マイクロデバイスを用い、
前記検出工程において、前記評価領域の各流路における前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌について、数、形態および集落からなる群から選択された少なくとも1つを検出し、比較し、評価する、請求項8記載のMRSの検査方法。 - 請求項5記載のMRS検査用マイクロデバイスを用い、
前記耐性基準濃度未満となるように前記抗菌薬が配置されている流路の培養部の観察部における、前記被検菌懸濁液由来のブドウ球菌の検出結果に基づき、前記被検菌がMRSであるかを判定する判定工程を含む、請求項8または9記載のMRSの検査方法。
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