JP2018113507A - アンテナ装置 - Google Patents

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直路 正司
Naomichi Shoji
直路 正司
猛 坂野
Takeshi Sakano
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Abstract

【課題】軽量化及びコストダウンを実現可能なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】車載用のアンテナ装置1は、絶縁性を有する樹脂ベース部21、及び樹脂ベース部21上に載置される金属ベース部22を有するベース5と、ベース5上に載置されると共に、金属ベース部22に電気的に接続されるシールドカバー7と、シールドカバー7上に載置されるアンテナ8と、を備える。シールドカバー7は、樹脂ベース部21上に設けられると共にアンテナ8が載置される本体部31と、本体部31から突出すると共に樹脂ベース部21の差込口41に差し込まれる差込部と、本体部31から突出すると共に金属ベース部22に締結される被締結部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に車載用のアンテナ装置に関する。
乗用車などの車両には、ラジオ放送、GPS又はETC等に用いられる電波を送受信するアンテナ装置が取り付けられている。下記特許文献1には、パッチアンテナ、回路基板、及びシールドケースを有するアンテナユニットがボトムプレートに固定されるアンテナ装置が記載されている。このアンテナ装置は、車両の屋根に取り付けられている。アンテナユニットは、ユニット固定部材を介してボトムプレートに固定されている。
特開2011−216939号公報
ところで、上述したようなアンテナ装置においては、軽量化及びコストダウンが望まれている。そこで本発明は、軽量化及びコストダウンを実現可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るアンテナ装置は、車載用のアンテナ装置であって、絶縁性を有する樹脂ベース部、及び樹脂ベース部上に載置される金属ベース部を有するベースと、ベース上に載置されると共に、金属ベース部に電気的に接続されるシールドカバーと、シールドカバー上に載置されるアンテナと、を備え、シールドカバーは、樹脂ベース部上に設けられると共にアンテナが載置される本体部と、本体部から突出すると共に樹脂ベース部の差込口に差し込まれる差込部と、本体部から突出すると共に金属ベース部に締結される被締結部とを備える。
このアンテナ装置では、ベースは、樹脂ベース部及び金属ベース部を有している。これにより、ベースにおける金属の割合を小さくすることができるので、アンテナ装置の軽量化が実現可能になる。例えば、シールドカバーの本体部を樹脂ベース部上に設け、金属ベース部を導通のための最低限の大きさに設定できる。この場合、ベースの全体を金属ベース部とする場合よりも、ベースの製造コストを低減できる。また、シールドカバーは、本体部から突出すると共に樹脂ベース部の差込口に差し込まれる差込部と、本体部から突出すると共に金属ベース部に締結される被締結部とを備えている。このため、シールドカバーと樹脂ベース部とを締結することなく、ベースにシールドカバーを固定できる。これにより、樹脂ベース部及び金属ベース部の両方にシールドカバーを締結する場合と比較して、最適なトルクをベース部毎に設定して締結を実施する必要がない。よって、アンテナ装置の製造時に、例えば設定の異なるトルクドライバを準備しなくてもよい。加えて、シールドカバーを樹脂ベース部上に載置する際に差込部を差込口に差し込むことによって、アンテナ装置の製造工程を簡略化できる。したがって、製造されるアンテナ装置のコストダウンが実現可能になる。
差込部は、差込口に差し込まれる頭部、及び弾性を有すると共に本体部と頭部とをつなぐ腕部を有し、頭部が差込口に差し込まれているとき、腕部は、差込部の差し込み方向に沿って圧縮されていてもよい。この場合、差し込み方向に沿って腕部に発生する弾性力によって、頭部を差込口に良好に密着させることができる。したがって、シールドカバーのがたつきを抑制できる。
腕部は、差し込み方向に交差する方向に向かって湾曲する湾曲部を有してもよい。この場合、湾曲部の湾曲により腕部が差し込み方向に沿って伸縮可能になるので、頭部に加わる弾性力が良好に発生する。
金属ベース部及びシールドカバーが載置される樹脂ベース部の表面上には、差込口を有する柱状部が設けられており、差込口は、樹脂ベース部の表面から離間して設けられており、湾曲部は、樹脂ベース部に向かって湾曲してもよい。この場合、差込部が柱状部の差込口に差し込まれるときに、樹脂ベース部に向かって湾曲する湾曲部が設けられるスペースを十分に確保できる。
頭部は、先細り形状を呈しており、差し込み方向に直交する方向において、頭部の先端の寸法は、差込口の開口端の寸法よりも小さく、差込口の最奥部の寸法以上であってもよい。この場合、頭部を差込口に容易に差し込める。加えて、差込口を構成する面に頭部を良好に密着できる。
シールドカバーは、被締結部及び差込部の少なくとも一方を複数備えてもよい。この場合、シールドカバーをベースに安定して固定できる。
差込部は、本体部を挟んで被締結部の反対側に設けられてもよい。この場合、樹脂ベース部及び金属ベース部によってシールドカバーを挟むように固定できる。したがって、シールドカバーをベースに安定して固定できる。
被締結部には、導電性を有する締結部材が挿通可能な孔部が設けられており、被締結部は、締結部材を介して金属ベース部に締結されてもよい。この場合、金属ベース部とシールドカバーとを、締結部材を介して良好に導通させることができる。
本体部、差込部、及び被締結部は、一枚の板状部材を加工することによって形成されてもよい。
本発明によれば、軽量化及びコストダウンを実現可能なアンテナ装置を提供できる。
図1は、実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。 図2は、実施形態に係るアンテナ装置の内部を示す概略斜視図である。 図3は、アンテナ装置におけるベースの一部及びシールドカバーを示す概略要部拡大図である。 図4は、シールドカバーの先端側と樹脂ベース部の断面とを示す要部拡大図である。 図5は、図4を幅方向から見たときの要部を示す図である。 図6は、柱状部及び第2突出部の平面拡大図である。 図7は、比較例に係るアンテナ装置の要部拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。図2は、本実施形態に係るアンテナ装置の内部を示す概略斜視図である。図1及び図2に示されるアンテナ装置1は、車両のルーフ上に取り付けられる車載用アンテナ装置である。アンテナ装置1は、カバー2と、アンテナ3と、回路基板4と、ベース5と、パッド6と、シールドカバー7上に載置されるアンテナ8とを備えている。以下の説明では、アンテナ装置1及びこれを構成する部品において、車両の前方方向を先端側とし、車両の後方方向を後端側とする。また、アンテナ装置1及びこれを構成する部品において、車両に取り付けられる側を下側とする。なお、以下では車両の前後方向を単に「前後方向」とし、車両の上下方向を単に「上下方向」とし、車両の幅方向を単に「幅方向」とする。
カバー2は、少なくともアンテナ3と、回路基板4と、ベース5と、シールドカバー7と、アンテナ8とを覆う保護部材である。カバー2は、例えば電波を透過する樹脂から形成される。カバー2は、その後端側から先端側に向かって徐々に高さが低くなる流線形状(シャークフィン形状)を有している。カバー2の両側面の距離は、その上端から中心部付近までほぼ一定であり、当該中心部付近から下端にかけて徐々に広がっている。カバー2は、例えば複数のねじを用いることによって、ベース5に取り付けられている。カバー2の内部空間に水等が浸入することを抑制する観点から、カバー2の縁2aは、パッド6に密着している。
アンテナ3は、第1アンテナ11及び第2アンテナ12を有し、例えば絶縁性の樹脂製であるアンテナ台13によってベース5上に固定されている。第1アンテナ11及び第2アンテナ12のそれぞれは、例えばAM波帯及びFM波帯の信号を送受信する部分であり、金属、合金、又は導電樹脂等の導電性材料から構成される。第1アンテナ11は、アンテナ台13の上端側に取り付けられている。このようにアンテナ装置1において高い位置に第1アンテナ11を配置することにより、第1アンテナ11の送受信特性を向上できる。第2アンテナ12は、アンテナ台13の中央部に形成される溝13a内に設けられている。第2アンテナ12はコイル状に形成されており、その一端が第1アンテナ11に接続されており、その他端が回路基板4に接続されている。
回路基板4は、ベース5に固定されていると共にアンテナ3で受信された信号が入力される。回路基板4には、例えば集積回路及びコンデンサ等が設けられており、アンテナ3で受信された信号の増幅等が行われる。回路基板4には、図示しないケーブル等が接続されている。回路基板4は、当該ケーブル等を介して車両内の電子装置に電気的に接続される。
ベース5は、アンテナ3、回路基板4、及びシールドカバー7を支持する基台であり、平面視にて略卵形状を呈している。ベース5は、樹脂ベース部21と、樹脂ベース部21上に載置される金属ベース部22と、樹脂ベース部21に取り付けられるシール部23とを有している。樹脂ベース部21の密度は、金属ベース部22の密度よりも小さい。このため、ベース5の軽量化の観点から、ベース5における樹脂ベース部21の割合は、高いほど好ましい。
図3は、アンテナ装置におけるベース5の一部及びシールドカバー7を示す概略要部拡大図である。図2及び図3に示されるように、樹脂ベース部21は、ベース5において金属ベース部22が載置される部分であり、絶縁性を有している。コスト等の観点から、樹脂ベース部21は、例えばガラス繊維を含有するポリプロピレン等の樹脂材料によって形成されている。樹脂ベース部21は、例えば射出成形等によって形成される。樹脂ベース部21は、本体部21aと、突起部21bと、枠部21cと、縁部21dと、柱状部21eとを有している。また、図示しないが、樹脂ベース部21には、金属ベース部22の一部が入り込む開口部が設けられている。なお、樹脂ベース部21には、カバー2を位置合わせするための突起部又は開口部、アンテナ台13を取り付けるための突起部又は開口部等が設けられてもよい。
本体部21aは、金属ベース部22に加えて、アンテナ3及びシールドカバー7が載置される部分である。本体部21aは、平面視にてカバー2の縁2a内に収まる大きさを有している。突起部21bは、樹脂ベース部21上における金属ベース部22の位置を規定するために設けられる部分であり、上側に向かって突出している。突起部21bにおける後端側の上端には、金属ベース部22と係合する爪部21fが設けられている。枠部21cは、シール部23に被覆される部分であり、平面視にて金属ベース部22及び回路基板4を囲む枠形状を呈している。縁部21dは、パッド6を掛止する部分であり、本体部21aの縁全体に設けられている。パッド6を補強する観点から、縁部21dの厚さは、本体部21aの厚さよりも大きくなっている。柱状部21eは、シールドカバー7と係合する部分であり、本体部21aにおいて金属ベース部22及びシールドカバー7が載置される表面上に設けられている。また、柱状部21eは、枠部21cの内側であって金属ベース部22及びシールドカバー7よりも先端側に設けられている。柱状部21eの具体的な構造については、後述する。
金属ベース部22は、樹脂ベース部21の中央部上に載置される部分であって、導電性を有している。金属ベース部22は、アースである車体に接地されるように、樹脂ベース部21上に載置されている。このため、金属ベース部22は、アンテナ3に対するアースとして機能する部材となっている。金属ベース部22は、例えば金属又は合金によって構成されている。金属ベース部22は、例えば鋳造等によって形成される。金属ベース部22は、一対の第1雌ねじ部22aと、一対の第2雌ねじ部22bと、突起部22cと、開口部22dとを有している。
一対の第1雌ねじ部22a、一対の第2雌ねじ部22b、及び突起部22cのそれぞれは、上側に向かって突出している。一対の第1雌ねじ部22a、及び一対の第2雌ねじ部22bのそれぞれは、略円筒形状を呈している。一対の第1雌ねじ部22aは、突起部22cを挟むように幅方向に沿って並んでおり、一対の第2雌ねじ部22bよりも先端側に位置している。突起部22cは、樹脂ベース部21における突起部21bの爪部21fに係止されている。開口部22dは、樹脂ベース部21の図示しない開口部と連通するように設けられている。開口部22dには、例えば回路基板4に接続されるケーブル等が挿入される。なお、金属ベース部22において開口部22dを構成する部分は、樹脂ベース部21の上記開口部に入り込んでいる。
一方の第1雌ねじ部22aは、ベース5の中心を通過すると共に前後方向に沿って延びる中心線を軸として、他方の第1雌ねじ部22aに線対称であることが好ましい。同様に、一方の第2雌ねじ部22bは、上記中心線を軸として、他方の第2雌ねじ部22bに線対称であることが好ましい。なお、第2雌ねじ部22bには、回路基板4を挿通する締結部材F1が挿入されている。この締結部材F1を介して、回路基板4は、ベース5に締結されている。本実施形態では、締結部材F1としてタッピングネジが用いられる。
図2に示されるシール部23は、カバー2とパッド6との間からカバー2の内部空間に浸入した水等が枠部21cの内側に到達することを防ぐ部分である。シール部23は、図3に示される枠部21cに覆い被さっている。シール部23は、略環形状を呈しており、例えば可撓性を有する樹脂によって形成される。
パッド6は、アンテナ装置1において車両の表面に接する部材であり、例えば可撓性を有する樹脂によって形成されている。パッド6は、樹脂ベース部21の縁部21dを覆って支持するようにベース5に取り付けられている。パッド6は、平面視にて車両とカバー2との間に位置する大きさを有しており、パッド6における縁は、カバー2よりも外側に位置している(図1を参照)。パッド6の強度を向上する観点から、パッド6におけるカバー2側の表面上にはリブが設けられてもよい。なお、パッド6の縁は、平面視にてカバー2の内側に位置してもよい。
シールドカバー7は、アンテナ8を載置すると共に電磁ノイズを低減する部材であり、導電性を有している。シールドカバー7は、樹脂ベース部21上であって金属ベース部22よりも先端側に位置しており、金属ベース部22に電気的に接続されている。このため、シールドカバー7は、アンテナ8に対するアースとして機能し得る。シールドカバー7は、例えば一枚の板状部材を加工することによって形成される。具体例としては、シールドカバー7は、一枚の金属板又は合金板をプレス加工することによって形成される。シールドカバー7は、本体部31と、本体部31から後端側に突出する一対の第1突出部32と、本体部31から先端側に突出する第2突出部33とを有している。第1突出部32と第2突出部33とのそれぞれは、前後方向に沿って延在している。
本体部31は、アンテナ8を収容する部分であり、平面視にて略矩形状を呈する底壁31aと、底壁31aの縁から上側に向かって突出する側壁31b〜31eとを有している。底壁31aにおいて、二つの縁は前後方向に沿って延在しており、他の二つの縁は幅方向に沿って延在している。側壁31bは、本体部31における先端側に位置しており、幅方向に沿って延在している。側壁31cは、側壁31bに対向して設けられており、本体部31における後端側に位置している。側壁31dは、側壁31bの一端から側壁31cの一端に向かって前後方向に沿って延在している。側壁31eは、側壁31bの他端から側壁31cの他端に向かって前後方向に沿って延在している。側壁31b〜31eの一部には、開口又は溝等が設けられてもよい。
一対の第1突出部32のそれぞれは、ねじ等の導電性を有する締結部材F2(図2を参照)を介して金属ベース部22に締結される被締結部である。各第1突出部32の強度を確保する観点から、一方の第1突出部32は、側壁31dから金属ベース部22に向かって突出しており、他方の第1突出部32は、側壁31eから金属ベース部22に向かって突出している。より具体的には、一方の第1突出部32は、側壁31dの後端部から一方の第1雌ねじ部22aに向かって突出しており、他方の第1突出部32は、側壁31eの後端部から他方の第1雌ねじ部22aに向かって突出している。一方の第1突出部32は、ベース5の中心を通過すると共に前後方向に沿って延びる中心線を軸として、他方の第1突出部32に線対称であることが好ましい。第1突出部32のそれぞれの先端部には、上記締結部材F2が挿通可能な孔部32aが設けられている。上述したように、第1突出部32が締結部材F2を介して金属ベース部22に締結されることにより、シールドカバー7と金属ベース部22との間に、良好な電気的接続がなされる。なお、本実施形態では、締結部材F2としてタッピングネジが用いられる。
第2突出部33は、樹脂ベース部21に係合する部分である。第2突出部33は、側壁31bから樹脂ベース部21の柱状部21eに向かって延在している。このため、第2突出部33は、本体部31を挟んで第1突出部32の反対側に設けられている。第2突出部33の具体的な構造については、後述する。
本体部31の側壁31bにおいて第2突出部33と繋がっている部分の周辺には、切欠部34,35が設けられている(後述する図4を参照)。切欠部34,35が設けられることにより、側壁31bの歪みを良好に防止できる。
アンテナ8は、例えばGPS又はETC等に用いられる電波を送受信するパッチアンテナである。つまり、アンテナ8は、アンテナ3と異なる電波を送受信する。アンテナ8は、回路基板部8aと、アンテナエレメント8bとを有する。回路基板部8aには、アンテナエレメント8bが受信した電波を増幅するアンプ等が搭載されている。アンテナエレメント8bは、回路基板部8a上に固定された直方体形状を呈しており、図示しないピン等を介して回路基板部8aに電気的に接続されている。アンテナ8は、例えば図示しないケーブル等を介して回路基板4又は車両内の電子装置に電気的に接続される。
ここで、図4〜図6を用いながら、第2突出部33の詳細な構造と、第2突出部33が樹脂ベース部21の柱状部21eに係止される態様とについて説明する。図4は、シールドカバー7の先端側と樹脂ベース部21の断面とを示す要部拡大図である。図5は、図4を幅方向から見たときの要部を示す図である。図6は、柱状部21e及び第2突出部33の平面拡大図である。
まず、樹脂ベース部21の柱状部21eについて説明する。柱状部21eは、第2突出部33の一部が差し込まれる差込口41を有している。差込口41は、柱状部21eの上端側且つ後端側に設けられている。すなわち、差込口41は、本体部21aの表面から離間すると共に、シールドカバー7に対向するように設けられている。差込口41は、前後方向に沿って窪んだ凹形状を呈している。図5に示されるように、上下方向において、開口端41aの寸法H1は、最奥部41bの寸法H2よりも大きくなっている。同様に、図6に示されるように、幅方向において、差込口41の開口端41aの寸法W1は、差込口41の最奥部41bの寸法W2よりも大きくなっている。換言すると、上下方向及び幅方向の両方(以下では、「前後方向に直交する方向」とする。)において、開口端41aの寸法は、最奥部41bの寸法よりも大きくなっている。加えて、差込口41において開口端41aと最奥部41bとをつなぐ各側面41cは、略テーパー形状を呈している。したがって、差込口41は、後端側から先端側に向かって徐々に狭まるように設けられている。なお、前後方向に直交する方向は、幅方向及び上下方向以外も含み得る方向である。
次に、シールドカバー7の第2突出部33について説明する。第2突出部33は、柱状部21eの差込口41に差し込まれる差込部であり、弾性を有している。第2突出部33は、柱状部21eの差込口41に差し込まれる頭部51、及び弾性を有すると共に本体部31と頭部51とをつなぐ腕部52を有している。
頭部51は、前後方向に沿って差込口41に差し込まれる部分である。したがって本実施形態では、前後方向は差し込み方向に相当する。頭部51は、腕部52につながる上部51aと、幅方向において上部51aにつながる一対の側部51bとを有している。上部51a及び側部51bのそれぞれは、先細り形状を呈している。より具体的には、上下方向から見た上部51aと、幅方向から見た側部51bとのそれぞれは、略テーパー形状を呈している。上部51a及び側部51bは、例えばプレス加工等によって一体的に形成される。
上下方向において、側部51bの先端の寸法H11は、開口端41aの寸法H1よりも小さい。同様に、幅方向において、上部51aの先端の寸法W11は、開口端41aの寸法W1よりも小さい。換言すると、前後方向に直交する方向における頭部51の寸法は、開口端41aの寸法よりも小さい。このため、頭部51を差込口41に容易に差し込むことができる。
上下方向において、側部51bの先端の寸法H11は、最奥部41bの寸法H2以上である。同様に、幅方向において、上部51aの先端の寸法W11は、最奥部41bの寸法W2以上である。換言すると、前後方向に直交する方向における頭部51の寸法は、最奥部41bの寸法以上である。このため、差込口41を構成する側面41cに頭部51の上部51a及び側部51bを良好に密着できる。なお、前後方向に直交する方向における頭部51の寸法は、最奥部41bの寸法より大きいことが好ましい。この場合、側面41cに上部51a及び側部51bを強力に密着させることができる。加えて、頭部51を差込口41に差し込んだとき、頭部51の先端と最奥部41bとの間に隙間を設けることができる。
腕部52の一端は側壁31bの中央側上端につながっており、腕部52の他端は頭部51の上部51aにつながっている。腕部52は、樹脂ベース部21に向かって湾曲する湾曲部52aを有している。湾曲部52aは、弾性を有しており、前後方向に沿って伸縮可能な部分である。湾曲部52aの伸縮によって、車両の走行中に発生して伝達する振動等を吸収することができる。シールドカバー7のがたつきを抑制する観点から、シールドカバー7がベース5に固定されるとき、すなわち、第1突出部32が金属ベース部22に締結されると共に第2突出部33の頭部51が樹脂ベース部21の差込口41に差し込まれるとき、湾曲部52aは、前後方向に沿って圧縮されていることが好ましい。
次に、以上に説明した本実施形態に係るアンテナ装置1によって奏される作用効果を、図7を用いつつ説明する。図7は、比較例に係るアンテナ装置の要部拡大図である。図7に示されるように、比較例に係るアンテナ装置100のシールドカバー107は、本体部31、一対の第1突出部32、及び突出部133を有している。突出部133は、本実施形態のシールドカバー7の第2突出部33と異なり、本体部31から先端側に突出すると共に締結部材が挿通可能な孔部133aが設けられている。また、ベース105の樹脂ベース部121には、シールドカバー107よりも先端側に位置し、突出部133に重なる雌ねじ部121eが設けられている。この雌ねじ部121eは、上側に向かって突出すると共に略円筒形状を呈しており、その内面にねじ溝が設けられている。したがって、比較例におけるシールドカバー107は、ベース105に対して締結のみによって固定されている。より具体的には、第1雌ねじ部22aに螺合される締結部材F2(図2を参照)を介して一対の第1突出部32のそれぞれが金属ベース部22に締結され、且つ、雌ねじ部121eに螺合される締結部材を介して突出部133が樹脂ベース部121に締結される。
ここで、金属ベース部22を構成する材料と、樹脂ベース部121を構成する材料とは、互いに異なっている。このため、各締結部材を同一条件にて締結すると、当該締結部材は、第1雌ねじ部22a及び雌ねじ部121eのいずれかに対して良好に締結されないおそれがある。この場合、シールドカバー107と金属ベース部22との間に安定した導通が確保されないおそれがある。また、第1雌ねじ部22aもしくは雌ねじ部121eのいずれかのねじ溝が潰れてしまうおそれ等もある。よって、金属ベース部22及び樹脂ベース部121の両方に対してシールドカバー107を良好に締結するためには、締結部材F2に加える締結用トルクと、雌ねじ部121eに螺合される締結部材に加える締結用トルクとを、それぞれ調整する必要がある。このトルク調整を実現するためには、例えば各ベース部に応じて設定されたトルクドライバを準備することが考えられる。この場合、複数種類のトルクドライバを準備する設備費用が問題となる。加えて、シールドカバー107をベース105に固定するための製造工程が複雑化する傾向にある。
これに対して、本実施形態に係るアンテナ装置1では、シールドカバー7は、本体部31から突出すると共に樹脂ベース部21の差込口41に差し込まれる差込部である第2突出部33と、本体部31から突出すると共に金属ベース部22に締結される被締結部である第1突出部32とを備えている。このため、シールドカバー7と樹脂ベース部21とを締結することなく、ベース5にシールドカバー7を固定できる。これにより、樹脂ベース部21及び金属ベース部22の両方にシールドカバー7を締結する場合と比較して、最適なトルクをベース部毎に設定して締結を実施する必要がない。よって、アンテナ装置1の製造時に、例えば設定の異なるトルクドライバを準備しなくてもよい。加えて、シールドカバー7を樹脂ベース部21上に載置する際に第2突出部33を差込口41に差し込むことによって、アンテナ装置1の製造工程を簡略化できる。したがって、製造されるアンテナ装置1のコストダウンが実現可能になる。
さらには、本実施形態に係るアンテナ装置1のベース5は、樹脂ベース部21及び金属ベース部22を有している。これにより、ベース5における金属の割合を小さくすることができるので、アンテナ装置1の軽量化が実現可能になる。加えて、シールドカバー7の本体部31を樹脂ベース部21上に設け、金属ベース部22を導通のための最低限の大きさに設定できる。この場合、ベース5の全体を金属ベース部22とする場合よりも、ベース5の製造コストを低減できる。
差込部である第2突出部33は、差込口41に差し込まれる頭部51、及び弾性を有すると共に本体部31と頭部51とをつなぐ腕部52を有し、頭部51が差込口41に差し込まれているとき、腕部52は、前後方向に沿って圧縮されている。このため、差し込み方向である前後方向に沿って腕部52に発生する弾性力によって、頭部51を差込口41に良好に密着させることができる。したがって、シールドカバー7のがたつきを抑制できる。
腕部52は、樹脂ベース部21に向かって湾曲する湾曲部52aを有している。このため、湾曲部52aの湾曲により腕部52が前後方向に沿って伸縮可能になるので、頭部51に加わる弾性力が良好に発生する。
金属ベース部22及びシールドカバー7が載置される樹脂ベース部21の表面上には、差込口41を有する柱状部21eが設けられており、差込口41は、樹脂ベース部21の表面から離間して設けられている。このため、第2突出部33の頭部51が柱状部21eの差込口41に差し込まれるときに、樹脂ベース部21に向かって湾曲する湾曲部52aが設けられるスペースを十分に確保できる。
頭部51は、先細り形状を呈しており、前後方向に直交する方向において、頭部51の先端の寸法は、差込口41の開口端41aの寸法よりも小さく、差込口41の最奥部41bの寸法以上である。このため、頭部51を差込口41に容易に差し込める。加えて、差込口41を構成する各側面41cに頭部51を良好に密着できる。
シールドカバー7は、被締結部である第1突出部32を複数備えている。このため、シールドカバー7は、複数の第1突出部32と第2突出部33との複数箇所にてベース5に固定されている。これにより、シールドカバー7の固定点が偏りにくくなるので、シールドカバー7をベース5に安定して固定できると共に、シールドカバー7の本体部31がベース5から浮くことを良好に抑制できる。
差込部である第2突出部33は、本体部31を挟んで被締結部である第1突出部32の反対側に設けられている。このため、樹脂ベース部21及び金属ベース部22によってシールドカバー7を挟むように固定できる。したがって、シールドカバー7をベース5に安定して固定できる。
被締結部である第1突出部32には、導電性を有する締結部材F2が挿通可能な孔部32aが設けられており、第1突出部32は、締結部材F2を介して金属ベース部22に締結されている。このため、金属ベース部22とシールドカバー7とを、締結部材F2を介して良好に導通させることができる。
一方の第1雌ねじ部22aは、ベース5の中心を通過すると共に前後方向に沿って延びる中心線を軸として、他方の第1雌ねじ部22aに線対称であり、一方の第1突出部32は、上記中心線を軸として、他方の第1突出部32に線対称であってもよい。この場合、シールドカバー7を金属ベース部22にバランスよく固定できる。
本発明によるアンテナ装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、本実施形態のアンテナ装置1は、二つのアンテナ3,8を備えているが、これに限られない。アンテナ装置には、アンテナ3は設けられなくてもよいし、アンテナ3,8以外のアンテナが設けられてもよい。なお、アンテナ3が設けられない場合、カバー2の形状はシャークフィン形状に限られなくてもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、アンテナ装置1は、車両のルーフ上に取り付けられているが、これに限られない。例えば、アンテナ装置1は、車両の内部に設けられてもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、アンテナ装置1には、アンテナ3,8及び回路基板4以外の電子部品が設けられてもよい。例えば、アンテナには、光源又はカメラ等の電子部品が備えられてもよい。このような電子部品は、例えばカバー2の内部空間であって、ベース5上に載置される。
上記実施形態及び上記変形例において、シールドカバー7の本体部31は、平面視にて略矩形状を呈しているが、これに限られない。例えば、本体部は、平面視にて八角形等の多角形状、円形状等を呈してもよい。また、シールドカバー7は、一対の第1突出部32と第2突出部33とを備えているが、これに限られない。例えば、シールドカバーは、少なくとも1つの第1突出部と、2つ以上の第2突出部とを備えてもよい。すなわち、シールドカバーは、第1突出部及び第2突出部の少なくとも一方を複数備えてもよい。加えて、シールドカバー7のサイズが大きく、第1突出部32の強度が確保される場合、第1突出部32のそれぞれは、側壁31cから突出してもよい。なお、複数の第2突出部がシールドカバーに設けられる場合、樹脂ベース部には、各第2突出部を固定するための複数の柱状部が設けられる。
上記実施形態及び上記変形例において、アンテナ8はパッチアンテナであるが、これに限られない。アンテナ8は、シールドカバー7上に載置される態様であればよい。
上記実施形態及び上記変形例において、第1突出部32は、本体部31を介して第2突出部33の反対側に設けられているが、これに限られない。この場合、シールドカバーがベースから浮くことを防止するため、シールドカバーは、第1突出部及び第2突出部に加えて、ベースにシールドカバーを固定するための部分を有することが好ましい。もしくは、シールドカバーを固定するための爪部等をベースに設けることが好ましい。
上記実施形態及び上記変形例において、差込口41の各側面41cは、略テーパー形状を呈しているが、これに限られない。例えば、各側面に段差が設けられてもよい。この場合、第2突出部の頭部の形状は、上記段差に対応してもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、腕部52における湾曲部52aは、樹脂ベース部21に向かって湾曲しているが、これに限られない。湾曲部52aは、前後方向に交差する方向に向かって湾曲していればよい。この場合であっても、頭部51に加わる弾性力が良好に発生する。ここで、湾曲部52aが上方向又は幅方向に向かって湾曲している場合、差込口41は、必ずしも樹脂ベース部21の表面から離間するように設けられなくてもよい。このとき、差込口は、例えば柱状部ではなく樹脂ベース部の表面上に設けられてもよい。なお、湾曲部52aは、設けられなくてもよい。この場合でも、差込口41は、樹脂ベース部21の表面から離間するように設けられなくてもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、ベース5にはパッド6及びシール部23が取り付けられているが、これに限られない。例えば、ベース5における樹脂ベース部21、パッド6、及びシール部23は一体成形されていてもよい。また、ベース5における樹脂ベース部21においては、縁部21dの厚みを大きくする以外の方法にて、その剛性が補強されてもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、締結部材F1,F2は、タッピングネジに限定されない。例えば、一対の第1雌ねじ部22a、及び一対の第2雌ねじ部22bのそれぞれにおける内面には、ねじ溝が設けられてもよい。この場合、締結部材F1,F2のそれぞれは、対応するねじ溝に螺合する部材でもよい。これにより、締結部材F1,F2の螺着に伴う切粉の発生を抑制できる。
1…アンテナ装置(車載用アンテナ装置)、2…カバー、3…アンテナ、4…回路基板、5…ベース、6…パッド、7…シールドカバー、8…アンテナ、21…樹脂ベース部、21a…本体部、21c…枠部、21e…柱状部、22…金属ベース部、22a…第1雌ねじ部、22b…第2雌ねじ部、22d…開口部、23…シール部、31…本体部、32…第1突出部(被締結部)、33…第2突出部(差込部)、34,35…切欠部、41…差込口、41a…開口端、41b…最奥部、41c…側面、51…頭部、52…腕部、52a…湾曲部、100…アンテナ装置、105…ベース、107…シールドカバー、121…樹脂ベース部、121e…雌ねじ部、133…突出部、F1、F2…締結部材。

Claims (9)

  1. 車載用のアンテナ装置であって、
    絶縁性を有する樹脂ベース部、及び前記樹脂ベース部上に載置される金属ベース部を有するベースと、
    前記ベース上に載置されると共に、前記金属ベース部に電気的に接続されるシールドカバーと、
    前記シールドカバー上に載置されるアンテナと、
    を備え、
    前記シールドカバーは、前記樹脂ベース部上に設けられると共に前記アンテナが載置される本体部と、前記本体部から突出すると共に前記樹脂ベース部の差込口に差し込まれる差込部と、前記本体部から突出すると共に前記金属ベース部に締結される被締結部とを備える、
    アンテナ装置。
  2. 前記差込部は、前記差込口に差し込まれる頭部、及び弾性を有すると共に前記本体部と前記頭部とをつなぐ腕部を有し、
    前記頭部が前記差込口に差し込まれているとき、前記腕部は、前記差込部の差し込み方向に沿って圧縮されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記腕部は、前記差し込み方向に交差する方向に向かって湾曲する湾曲部を有する、請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記金属ベース部及び前記シールドカバーが載置される前記樹脂ベース部の表面上には、前記差込口を有する柱状部が設けられており、
    前記差込口は、前記樹脂ベース部の前記表面から離間して設けられており、
    前記湾曲部は、前記樹脂ベース部に向かって湾曲する、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記頭部は、先細り形状を呈しており、
    前記差し込み方向に直交する方向において、前記頭部の先端の寸法は、前記差込口の開口端の寸法よりも小さく、前記差込口の最奥部の寸法以上である、請求項2〜4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記シールドカバーは、前記被締結部及び前記差込部の少なくとも一方を複数備えている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記差込部は、前記本体部を挟んで前記被締結部の反対側に設けられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記被締結部には、導電性を有する締結部材が挿通可能な孔部が設けられており、
    前記被締結部は、前記締結部材を介して前記金属ベース部に締結されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  9. 前記本体部、前記差込部、及び前記被締結部は、一枚の板状部材を加工することによって形成される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020145433A1 (ko) * 2019-01-09 2020-07-16 엘지전자 주식회사 차량용 안테나 및 그 안테나의 제어 방법
US11462822B2 (en) 2017-12-20 2022-10-04 Yokowo Co., Ltd. Antenna device for vehicle
WO2024038762A1 (ja) * 2022-08-15 2024-02-22 株式会社ヨコオ 車載用アンテナ装置

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