JP2018113357A - 電子機器 - Google Patents

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Atsushi Ota
淳 太田
博幸 庄山
Hiroyuki Shoyama
博幸 庄山
一弘 渡邉
Kazuhiro Watanabe
一弘 渡邉
大雄 入江
Daiyu Irie
大雄 入江
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Abstract

【課題】電磁波の遮蔽性能の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】電子機器は、電子部品と、導電性筐体と、ファンモジュール42と、導電性ダクト62と、導電性仕切材70とを備える。導電性筐体は、導電性及び側壁部18Bに通気口24を有し、電子部品を収容する。ファンモジュール42は、導電性筐体の内部に収容される。導電性ダクト62は、導電性を有し、通気口24とファンモジュール42とを接続する。導電性仕切材70は、導電性を有し、導電性ダクト62の風路66に設けられ、風路66を風の通過方向に沿って仕切る。
【選択図】図3

Description

本願が開示する技術は、電子機器に関する。
電子部品を収容するとともに電磁波を遮蔽する導電性筐体と、導電性筐体に設けられ、導電性筐体の内部を冷却するファンとを備える電子機器がある(例えば、特許文献1,2参照)。
この種の電子機器では、導電性筐体に通気口が形成される。そして、ファンが作動されると、通気口から導電性筐体の内部に空気が供給され、又は通気口から導電性筐体の内部の空気が排出される。
特開2010−103581号公報 特開平11−186767号公報
ところで、導電性筐体の通気口を大きくすることにより、導電性筐体の内部の冷却効率が高めることが考えられる。
しかしながら、導電性筐体の通気口を大きくすると、電磁波が通気口を通過し易くなり、電磁波の遮蔽性能が低下する可能性がある。
本願が開示する技術は、一つの側面として、電磁波の遮蔽性能の低下を抑制することを目的とする。
本願が開示する技術では、電子機器は、電子部品と、導電性筐体と、ファンモジュールと、導電性ダクトと、導電性仕切材とを備える。導電性筐体は、導電性及び通気口を有し、電子部品を収容する。ファンモジュールは、導電性筐体の内部に収容される。導電性ダクトは、導電性を有し、通気口とファンモジュールとを接続する。導電性仕切材は、導電性を有し、導電性ダクトの風路に設けられ、風路を風の通過方向に沿って仕切る。
本願が開示する技術によれば、一つの側面として、電磁波の遮蔽性能の低下を抑制することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示されるファンユニットを示す分解斜視図である。 図3は、図1に示されるファンユニットを風の通過方向に沿って切断した断面図である。 図4は、図2に示されるダクトモジュールを導電性筐体の通気口側から見た正面図である。 図5は、ファンモジュールから送出される風の速度分布を示すグラフである。 図6は、筒状部のテーパ状部を示す図3の一部拡大図である。 図7は、筒状部の面取り部を示す図3の一部拡大図である。 図8は、テストフィンガーの一例を示す断面図である。 図9は、ファンモジュールからパンチメタル、ルーバ又はスリットまでの距離と、パンチメタル、ルーバ又はスリットを通過する風の風量との関係を示すグラフである。 図10は、パンチメタルの一例を示す正面図である。 図11は、パンチメタルを通過する風の風量と静圧との関係を示すグラフである。 図12は、開口率の試算用のダクトモジュールを導電性筐体の通気口側から見た正面図である。 図13は、ファンモジュールからパンチメタル、ルーバ又はスリットまでの距離と、騒音レベルとの関係を示すグラフである。 図14は、ダクトモジュールの変形例を示す図3に相当する断面図である。 図15は、筒状部の変形例を示す図6に相当する拡大断面図である。
以下、本願が開示する技術の一実施形態について説明する。
(電子機器)
図1に示されるように、本実施形態に係る電子機器10は、例えば、図示しないラックに収容されるラックマウント型のサーバ等とされる。この電子機器10は、導電性筐体12と、プリント基板30と、ファンユニット40とを有する。
(導電性筐体)
導電性筐体12は、筐体本体14及び蓋体26を有する。筐体本体14は、上方が開口された薄型の箱状に形成される。この筐体本体14は、プリント基板30等を収容する収容口14Aを有する。この収容口14Aは、蓋体26によって開閉される。
蓋体26は、筐体本体14に着脱可能に取り付けられる。この蓋体26及び筐体本体14は、導電性を有する金属材料によって形成される。これにより、導電性筐体12は、電磁波を遮蔽する電磁波シールドとして機能する。
筐体本体14は、底壁部16と、複数の側壁部18A,18B,18C,18Dとを有する。複数の側壁部18A,18B,18C,18Dは、底壁部16の外周部から立ち上げられる。また、一方側の側壁部18Aには、図示しないケーブルが接続される複数の接続口20が形成される。
また、一方側の側壁部18Aには、複数の通気孔22が形成される。各通気孔22は、電磁波の通過を制限可能な小径の貫通孔とされる。これらの通気孔22は、後述するファンユニット40が作動したときに、矢印Fで示されるように、導電性筐体12の内部に外気を取り込む吸気孔として機能する。なお、各図に示される矢印Fは、風の流れを示す。
一方の側壁部18Aと対向する他方の側壁部18Bには、図2に示されるように、通気口24が形成される。通気口24は、円形状の貫通孔とされる。この通気口24には、後述するファンユニット40が接続される。
(プリント基板)
図1に示されるように、導電性筐体12には、プリント基板30が収容される。プリント基板30には、Central Processing Unit(CPU)又はメモリ等の複数の電子部品32が実装される。これらの電子部品32は、電力を消費することにより発熱する。また、電子部品32は、電磁波を発生する。
(ファンユニット)
導電性筐体12には、ファンユニット40が収容される。ファンユニット40は、導電性筐体12の内部を冷却する風(冷却風)を生成する空冷式の冷却装置とされる。このファンユニット40は、ファンモジュール42と、ダクトモジュール60とを有する。
(ファンモジュール)
図2に示されるように、ファンモジュール42は、導電性筐体12の通気口24と対向して配置される。このファンモジュール42は、導電性筐体12の内部の空気を通気口24から導電性筐体12の外部に排出する軸流式の送風機とされる。このファンモジュール42と通気口24とは、後述するダクトモジュール60を介して接続される。
図3に示されるように、ファンモジュール42は、ハブ44と、複数の羽根(プロペラ)46と、ファンケーシング48とを有する。ハブ44は、円柱状に形成される。また、ハブ44は、図示しない電気モータの出力軸に設けられる。このハブ44の外周面には、複数の羽根46が設けられる。
複数の羽根46は、ハブ44の外周面から、当該ハブ44を中心として放射状に延出される。これらの羽根46及びハブ44は、ファンケーシング48内に回転可能に収容される。
ファンケーシング48は、直方体状に形成される。このファンケーシング48は、ハブ44及び複数の羽根46を収容する収容室50を有する。収容室50は、吸気口50A及び送風口50Bを有する。吸気口50Aは、ハブ44の軸方向の一方側に配置される。一方、送風口50Bは、ハブ44の軸方向の他方側に配置される。このファンケーシング48は、送風口50Bを通気口24に向けた状態で配置される。
ここで、電気モータが作動されると、ハブ44及び複数の羽根46が所定方向に回転(旋回)する。これにより、矢印Fで示されるように、吸気口50Aから収容室50に空気が吸引される。また、収容室50に吸引された空気は、矢印Fで示されるように、ハブ44の軸方向に沿って流れ、送風口50Bから送出される。これにより、風が生成される。
(ダクトモジュール)
ファンモジュール42の送風口50Bと導電性筐体12の通気口24との間には、ダクトモジュール60が配置される。ダクトモジュール60は、矢印Tで示されるように、ファンモジュール42によって生成された風を、通気口24へ案内する導管(導風管)として機能する。
ダクトモジュール60は、導電性ダクト62及び導電性仕切材70を有する。導電性ダクト62及び導電性仕切材70は、導電性を有する金属材料によって形成される。これにより、導電性ダクト62及び導電性仕切材70は、通気口24を通過する電磁波を遮蔽する電磁波シールドとしても機能する。
(導電性ダクト)
図2に示されるように、導電性ダクト62は、ファンケーシング48と同様に、直方体状に形成される。この導電性ダクト62は、第一取付面62A及び第二取付面62Bを有する。第一取付面62Aは、導電性ダクト62の一方側(ファンモジュール42側)に形成される。この第一取付面62Aには、ファンケーシング48が取り付けられる。
第二取付面62Bは、導電性ダクト62の他方側(通気口24側)に形成される。つまり、第二取付面62Bは、導電性ダクト62における第一取付面62Aと反対側に形成される。この第二取付面62Bには、導電性筐体12の側壁部18Bが取り付けられる。
具体的には、ファンケーシング48の各角部には、取付孔52が形成される。これと同様に、導電性ダクト62の第一取付面62A及び第二取付面62Bの各角部には、取付孔64が形成される。さらに、導電性筐体12の側壁部18Bにおける通気口24の外周部には、複数の取付孔28が形成される。
取付孔28,52,64には、例えば、ビス54が挿入される。このビス54によって、ファンケーシング48が導電性ダクト62の第一取付面62Aに固定されるとともに、導電性ダクト62の第二取付面62Bが導電性筐体12の側壁部18Bに固定される。
なお、ファンケーシング48、導電性ダクト62、及び導電性筐体12の取付構造は、適宜変更可能である。
導電性ダクト62の第一取付面62Aの中央部には、風路66が形成される。風路66は、導電性ダクト62を貫通し、第一取付面62Aと第二取付面62Bとに亘る円形状の貫通孔とされる。この風路66は、図3に示されるように、風路入口66A及び風路出口66Bを有する。風路入口66Aは、第一取付面62Aに形成される。この風路入口66Aは、ファンケーシング48の送風口50Bに接続される。
一方、風路出口66Bは、第二取付面62B(図4参照)に形成される。この風路出口66Bは、導電性筐体12の通気口24に接続される。これにより、ファンケーシング48の送風口50Bと導電性筐体12の通気口24とが、導電性ダクト62の風路66を介して接続される。なお、風路出口66Bの大きさと通気口24の大きさとは、同じ又は同等とされる。
ここで、矢印Fで示されるように、ファンモジュール42で生成された風は、導電性ダクト62の風路入口66Aから風路66に流入される。この風は、矢印Fで示されるように、風路66を通過し、風路出口66B及び導電性筐体12の通気口24を介して導電性筐体12の外部に送出される。
なお、矢印Tは、風路66を通過する風の通過方向を示す。また、風の通過方向は、風路66の軸方向と一致する。
(導電性仕切材)
導電性ダクト62の風路66には、導電性仕切材70が設けられる。導電性仕切材70は、風路66を通過する風の通過方向(矢印T方向)に沿って仕切る。これにより、風路66内には、風の通過方向に延びる円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cが形成される。
具体的には、導電性仕切材70は、複数の筒状部72を有する。複数の筒状部72は、互いに径が異なる筒状に形成される。これらの筒状部72は、風路66を流れる風の通過方向(矢印T方向)を軸方向として配置される。
複数の筒状部72は、互いに同軸上に配置される。また、複数の筒状部72は、円形状の風路66と同軸上に配置される。さらに、図4に示されるように、隣り合う筒状部72は、風路66の径方向(矢印R方向)に延びるリブ状に連結部74を介して連結される。
なお、本実施形態の導電性仕切材70は、径が異なる4つの筒状部72を有する。そのため、以下では、説明の便宜上、4つの筒状部72を、径が小さい方から順に第一筒状部72A、第二筒状部72B、第三筒状部72C、第四筒状部72Dとする。また、第一筒状部72A、第二筒状部72B、第三筒状部72C、及び第四筒状部72Dの総称を筒状部72とする。
図3に示されるように、複数の筒状部72は、風路66を径方向(矢印R方向)に円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cに仕切る。円形状風路67は、第一筒状部72Aの内側に形成される。一方、環状風路68A,68B,68Cは、隣り合う筒状部72の間にそれぞれ形成される。
具体的には、環状風路68Aは、第一筒状部72Aの外周面と第二筒状部72Bの内周面との間に形成される。また、環状風路68Bは、第二筒状部72Bの外周面と第三筒状部72Cの内周面との間に形成される。さらに、環状風路68Cは、第三筒状部72Cの外周面と第四筒状部72Dの内周面との間に形成される。これらの円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cには、ファンモジュール42で生成された風が流れる。なお、円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cは、複数の小風路の一例である。
ここで、図5には、ファンモジュール42によって生成される風の風速分布が示される。図5に示されるように、風の風速は、ファンモジュール42の中心から外周へ向かうに従って速くなる。そのため、風の風量も、ファンモジュール42の中心から外周へ向かうに従って多くなる。
そこで、本実施形態では、図3に示されるように、ファンモジュール42によって生成される風の風速及び風量に応じて、複数の環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3が設定される。具体的には、複数の環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3は、ファンモジュール42の中心側から外周側へ向かうに従って広くされる(W1<W2<W3)。つまり、風路66の中心側の環状風路68Aの風路幅W1よりも、ファンモジュール42の外周側の環状風路68Cの風路幅W3の方が広くされる。
(直線状部、テーパ状部)
図6に示されるように、各筒状部72は、第一直線状部76と、テーパ状部78と、第二直線状部80とを有する。第一直線状部76及び第二直線状部80は、風の通過方向(矢印T方向)に延びる円筒状に形成される。なお、図6では、第四筒状部72Dの図示が省略されている。
第一直線状部76は、ファンモジュール42側に配置される。一方、第二直線状部80は、第一直線状部76よりも通気口24側(矢印T方向側)に配置される。この第二直線状部80は、第一直線状部76よりも小径とされる。また、第二直線状部80は、第一直線状部76と同軸上に配置される。この第二直線状部80と第一直線状部76とは、テーパ状部78を介して接続される。なお、第一直線状部76及び第二直線状部80は、直線状部の一例である。
テーパ状部78は、第一直線状部76から第二直線状部80へ向かうに従って径が小さくなる円錐台状に形成される。このテーパ状部78は、風の通過方向に対して傾斜される。なお、テーパ状部78は、傾斜状部の一例である。
(面取り部)
図7に示されるように、第一直線状部76の端部76Aにおける内周面76B側には、面取り部82が設けられる。この面取り部82には、風の通過方向(矢印T方向)に対して傾斜する傾斜面とされる。これにより、矢印Fで示されるように、ファンモジュール42によって生成された風が、面取り部82に沿って円形状風路67又は環状風路68A,68Bに流入し易くなる。
図4に示されるように、第二直線状部80は、フィンガーガードとして機能する。より具体的には、隣り合う第二直線状部80の間に形成される環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3は、人の指等がファンモジュール42の羽根46に接触しないように設定される。これらの風路幅W1,W2,W3の設定には、例えば、テストフィンガーが用いられる。
具体的には、図8には、風路36の幅Wの設定例が示される。この風路36の幅Wは、テストフィンガー34が風路36に挿入されたときに、テストフィンガー34がファンモジュール42の羽根46に接触しないように設定される。これと同様の方法によって、本実施形態の環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3もテストフィンガーを用いて適宜設定される。
なお、テストフィンガー34は、例えば、IEC(国際電気標準会議)規格のIEC60950−1に規定される。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(導電性筐体の冷却効率)
先ず、導電性筐体12の内部の冷却効率について説明する。
図9には、比較例として、ファンモジュールの送風口の前に設置されたパンチメタル(パンチングメタル)、ルーバ、又はスリットを通過する風の風量を示すグラフ90,92,94が示される。
図9の横軸は、ファンモジュールの送風口からパンチメタル、ルーバ、又はスリットまでの距離である。また、図9の縦軸は、パンチメタル、ルーバ、又はスリットを通過する風の風量である。
なお、グラフ90は、パンチメタルを通過する風の風量を示す。また、グラフ92は、ルーバを通過する風の風量を示す。さらに、グラフ94は、スリットを通過する風の風量を示す。また、パンチメタル、ルーバ、及びスリットの開口率は、37%、27%、23%である。
また、パンチメタルについて補足すると、図10には、パンチメタル200の一例が示される。このパンチメタル200は、千鳥状に配列される複数の通気孔202を有する。各通気孔202は、電磁波を遮蔽可能な小径の貫通孔とされる。なお、通気孔202は、六角形状とされる。
図9のグラフ90,92,94に示されるように、パンチメタル、ルーバ、及びスリットのうち、開口率が最も大きいパンチメタルにおいて風量が最大となる。したがって、パンチメタル、ルーバ、及びスリットのうち、パンチメタルの場合に、導電性筐体の内部の冷却効率が最高となる。また、パンチメタルは、前述したように、電磁波が通過し難い小径の複数の通気孔を有する。そのため、パンチメタルでは、電磁波の遮蔽性能を確保することができる。
一方、図11には、パンチメタルを通過する風の風量と静圧との関係を表すグラフ100,102,104,106が示される。グラフ100は、ファンモジュールの送風口に設置されたパンチメタルを通過する風の風量を示す。また、グラフ102は、ファンモジュールの吸気口に設置されたパンチメタルを通過する風の風量を示す。さらに、グラフ104は、ファンモジュールの吸気口から10cm離れた位置に設置されたパンチメタルを通過する風の風量を示す。一方、グラフ106は、パンチメタルが設置されていない場合の風の風量を示す。
図11のグラフ100,102,104,106に示されるように、パンチメタルが設置された場合は、パンチメタルが設置されない場合と比較して、風量が減少する。したがって、パンチメタルが設置された場合は、パンチメタルが設置されない場合と比較して、導電性筐体12の内部の冷却効率が低下する。
この原因について、図10に示されるパンチメタル200を例に説明すると、パンチメタル200では、隣り合う通気孔202の間の部位200Aによって風が遮られ、パンチメタル200を通過する風の風量が減少したためと考えられる。
このようにパンチメタルでは、導電性筐体12の内部の冷却効率が低下する点で改善の余地がある。
これに対して本実施形態では、図3に示されるように、導電性ダクト62の風路66が、導電性仕切材70の複数の筒状部72によって、円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cに仕切られる。この環状風路68A,68B,68Cでは、図4に示されるように、風路66の周方向に沿った広い開口が確保される。したがって、本実施形態では、パンチメタルと比較して、導電性ダクト62の風路66を通過する風の風量を増加させることができる。
ここで、本実施形態に係る導電性ダクト62の風路66の開口率、及びパンチメタル200(図10参照)の開口率の試算例を下記表にそれぞれ示す。この表2及び表3から、本実施形態に係る導電性ダクト62の風路66の開口率は、パンチメタル200の開口率よりも高いことが分かる。したがって、本実施形態では、パンチメタル200よりも導電性筐体12の内部の冷却効率を高めることができる。
なお、開口率とは、例えば、本実施形態に係る導電性ダクト62の場合は、図12に示されるように、基準面積(40mm×40mm)に対する円形状風路67及び複数の環状風路68A,68B,68Cの開口面積の割合である。

また、本実施形態では、図3に示されるように、ファンモジュール42によって生成される風の風速及び風量に応じて、複数の環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3が設定される。具体的には、複数の環状風路68A,68B,68Cの風路幅W1,W2,W3は、ファンモジュール42の中心側から外周側へ向かうに従って広くされる(W1<W2<W3)。これにより、ファンモジュール42によって形成された風が、複数の環状風路68A,68B,68Cを流れ易くなる。したがって、導電性筐体12の冷却性能がさらに向上する。
さらに、導電性仕切材70の複数の筒状部72は、円形状の風路66と同軸上に配置される。これにより、例えば、環状風路68Aの風路幅W1が、風路66の径方向の両側で同じ又は同等になる。これと同様に、例えば、環状風路68Bの風路幅W2が、風路66の径方向の両側で同じ又は同等になる。さらに、例えば、環状風路68Cの風路幅W3が、風路66の径方向の両側で同じ又は同等になる。したがって、風路66を通過する風の風量の偏りが抑制される。
しかも、本実施形態では、図4に示されるように、導電性ダクト62の風路66を仕切る複数の筒状部72がフィンガーガードとして機能する。したがって、本実施形態では、導電性ダクト62の風路66内への指等の侵入を抑制しつつ、当該風路66の開口率を高めることができる。
(電磁波の遮蔽性能)
次に、電磁波の遮蔽性能について説明する。
図6に示されるように、導電性仕切材70の各筒状部72は、テーパ状部78を有する。このテーパ状部78は、風の通過方向(矢印T方向)に対して傾斜される。
これにより、例えば、導電性ダクト62の環状風路68Aに入射された電磁波EWは、第二筒状部72Bのテーパ状部78を透過し易くなる。そして、電磁波EWが第二筒状部72Bのテーパ状部78を透過すると、当該テーパ状部78に誘導電流が流れ、テーパ状部78の温度が上昇する。この際、電磁波EWのエネルギーが、テーパ状部78の熱に変換されるため、電磁波EWが減衰される。
次に、電磁波EWが、第三筒状部72Cの筒状部72の第二直線状部80をさらに透過すると、電磁波EWのエネルギーがさらに減衰される。したがって、本実施形態では、導電性筐体12の内部から導電性筐体12の外部へ放射される電磁波EWを減衰することができる。つまり、本実施形態では、導電性筐体12の内部から導電性筐体12の外部へ放射される電磁波EWを遮蔽することができる。これと同様に、本実施形態では、導電性筐体12の外部から導電性筐体12の内部に侵入する電磁波EWも遮蔽することができる。
このように本実施形態では、電磁波の遮蔽性能を確保しつつ、導電性ダクト62の風路66の開口率を高めることができる。
なお、電磁波EWが筒状部72を透過した際に、減衰される電磁波EWのエネルギー量は、吸収損失Aと呼ばれ、次に式で求められる。

ただし、
f:電磁波の周波数(Hz)
t:筒状部(テーパ状部)の壁厚(m)
σ:筒状部(テーパ状部)の導電率(S/m、S:ジーメンス)
μ:筒状部(テーパ状部)の透磁率(H/m、H:ヘンリー)
である。
ここで、周波数が異なる2つの電磁波について、吸収損失Aの試算例を下記表に示す。なお、電磁波の周波数は、30MHzと1GHz(10000MHz)である。また、筒状部72の壁厚tは、0.0005mである。さらに、筒状部72は、アルミニウム製である。
上記表から、周波数fが異なる2つの電磁波のうち、周波数が高い電磁波の方(1GHz)が吸収損失Aが大きくなることが分かる。
なお、電磁波は、前述した吸収損失Aだけでなく、反射損失によっても減衰される。つまり、図6に示されるように、例えば、電磁波EWの一部WE1がテーパ状部78で反射されると、電磁波EWが減衰される。
(静音性能)
次に、ダクトモジュールの静音性能について説明する。
図13には、ファンモジュールによって生成された風がパンチメタル、ルーバ、又はスリットに衝突した際に発生する騒音(風切音)を示すグラフ110,112,114が示される。このグラフ110,112,114から分かるように、ファンモジュール42からパンチメタル、ルーバ、又はスリットまでの距離が短くなると、騒音が大きくなる。
これに対して本実施形態では、例えば、図10に示されるパンチメタル200のような部位200Aが少なく、さらに、図7に示されるように、筒状部72の第一直線状部76の端部76Aに、面取り部82が設けられる。これにより、ファンモジュール42によって生成された風が、面取り部82に沿って流れ易くなる。この結果、風が第一直線状部76の端部76Aに衝突した際に発生する風切り音が低減される。したがって、本実施形態では、ダクトモジュール60の静音性能が向上する。
さらに、ファンモジュール42によって生成された風が、面取り部82に沿って流れ円形状風路67及び複数の環状風路68A,68Bに流入し易くなる。これにより、円形状風路67及び複数の環状風路68A,68Bを流れる風の流量が増加する。したがって、導電性筐体12の内部の冷却効率を高めることができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、筒状部72のテーパ状部78が、第一直線状部76及び第二直線状部80に対して傾斜される。しかしながら、図14に示される変形例のように、テーパ状部84は、滑らかな曲線形状(例えば、流線形状)とされても良い。この場合、風がテーパ状部84を通過する際の損失が低減される。
また、上記実施形態のテーパ状部78は、ファンモジュール42側から導電性筐体12の通気口24側へ向かうに従って径が小さくされる。しかしながら、筒状部には、ファンモジュール42側から導電性筐体12の通気口24側へ向かうに従って径が大きくなる傾斜状部が設けられても良い。
また、例えば、図15に示される変形例のように、テーパ状部78は省略可能である。具体的には、導電性仕切材70は、複数の第一筒状部72A、第二筒状部72B、及び第三筒状部72Cを有する。各第一筒状部72A、第二筒状部72B、及び第三筒状部72Cは、風の通過方向(矢印T方向)に延びる直線状部86を有するが、テーパ状部を有していない。
この場合、例えば、導電性ダクト62の環状風路68Bに入射された電磁波EWは、波形を描きながら第二筒状部72Bの直線状部86を繰り返し透過する。この際、前述した吸収損失Aによって電磁波EWが徐々に減衰される。
また、上記実施形態では、複数の環状風路68A,68B,68Cの幅W1,W2,W3が、ファンモジュール42の中心側から外周側へ向かうに従って広くされる(W1<W2<W3)しかしながら、複数の環状風路の幅は、ファンモジュール42の中心側から外周側へ向かうに従って狭くされても良い。また、複数の環状風路の幅は、同じであっても良い。
また、上記実施形態では、第一直線状部76の端部76Aにおける内周面76B側に面取り部82が設けられる。しかしながら、面取り部は、第一直線状部76の端部76Aにおける外周面側に設けられても良い。また、面取り部は、第一直線状部76の端部76Aにおける内周面側及び外周面側の両方に設けられても良い。さらに、面取り部は、省略可能である。
また、上記実施形態では、複数の筒状部72がフィンガーガードを形成する。しかしながら、複数の筒状部は、フィンガーガードを形成しなくても良い。
また、上記実施形態の筒状部72は、第一直線状部76、テーパ状部78、及び第二直線状部80を有する。しかしながら、筒状部には、直線状部及びテーパ状部の少なくとも一方を設けることができる。
また、上記実施形態の導電性仕切材70は、複数の筒状部72を有する。しかしながら、導電性仕切材70には、少なくとも一つの筒状部を設けることができる。
また、導電性仕切材は、筒状部72に限らない。導電性仕切材は、例えば、風の通過方向に沿って導電性ダクトの風路を仕切るとともに、当該風路を周方向に複数の小風路に仕切る仕切部を有していても良い。また、導電性仕切材は、例えば、風の通過方向に沿って導電性ダクトの風路を仕切るとともに、当該風路を格子状に複数の小風路に仕切る仕切部を有していても良い。
また、上記実施形態の導電性ダクトの風路は、円形状とされる。しかしながら、導電性ダクトの風路は、円形状に限らず、例えば、楕円形状又は多角形状等であっても良い。
これと同様に、上記実施形態では、導電性筐体12の通気口が円形状とされる。しかしながら、導電性筐体の通気口は、円形状に限らず、例えば、楕円形状又は多角形状等であっても良い。
また、上記実施形態のダクトモジュール60は、ファンモジュール42の送風口50Bと導電性筐体12の通気口24とを接続する。しかしながら、ダクトモジュールは、例えば、ファンモジュールの吸気口と導電性筐体の通気口とを接続しても良い。
以上、本願が開示する技術の一実施形態について説明したが、本願が開示する技術は上記の実施形態に限定されるものでない。また、上記実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本願が開示する技術の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
なお、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電子部品と、
導電性及び通気口を有し、前記電子部品を収容する導電性筐体と、
前記導電性筐体の内部に収容されるファンモジュールと、
導電性を有し、前記通気口と前記ファンモジュールとを接続する導電性ダクトと、
導電性を有し、前記導電性ダクトの風路に設けられ、該風路を風の通過方向に沿って仕切る導電性仕切材と、
を備える電子機器。
(付記2)
前記ファンモジュールは、吸気口及び送風口を有し、
前記導電性ダクトは、前記吸気口又は前記送風口と、前記導電性筐体の前記通気口とを接続する、
付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記風路は、円形状とされ、
前記導電性仕切材は、前記風路に配置され、該風路を径方向に複数の小風路に仕切る筒状部を有する、
付記1又は付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記導電性仕切材は、互いに径が異なる複数の前記筒状部を有する、
付記3に記載の電子機器。
(付記5)
前記筒状部は、前記風の通過方向に対して傾斜する傾斜状部を有する、
付記3又は付記4に記載の電子機器。
(付記6)
前記傾斜状部の径は、前記ファンモジュール側から前記導電性筐体の前記通気口側に向かうに従って小さくなる、
付記5に記載の電子機器。
(付記7)
前記傾斜状部の径は、前記ファンモジュールから前記導電性筐体の前記通気口に向かうに従って大きくなる、
付記5に記載の電子機器。
(付記8)
複数の前記小風路のうち、前記風路の中央に位置する前記小風路は、円形状の円形状風路とされ、
複数の前記小風路のうち、前記円形状風路の外周側に位置する前記小風路は、環状の環状風路とされる、
付記3〜付記7の何れか1つに記載の電子機器。
(付記9)
複数の前記環状風路のうち、最外周に位置する前記環状風路の風路幅は、最内周に位置する前記環状風路の風路幅よりも広い、
付記8に記載の電子機器。
(付記10)
前記ファンモジュールは、外周側へ向かうに従って生成する風の風速が早くなる軸流式とされる、
付記8又は付記9に記載の電子機器。
(付記11)
複数の前記環状風路の風路幅は、外周側へ向かうに従って広くなる、
付記8に記載の電子機器。
(付記12)
前記筒状部の端部には、面取り部が設けられる、
付記3〜付記11の何れか1つに記載の電子機器。
(付記13)
前記面取り部は、前記筒状部の前記端部における内周面側に形成される、
付記12に記載の電子機器。
(付記14)
複数の前記筒状部は、フィンガーガードを形成する、
付記3〜付記13の何れか1つに記載の電子機器。
(付記15)
複数の前記筒状部は、前記風路の径方向に延びる連結部を介して連結される、
付記3〜付記14の何れか1つに記載の電子機器。
(付記16)
複数の前記筒状部は、同軸上に配置される、
付記3〜付記15の何れか1つに記載の電子機器。
(付記17)
前記筒状部は、前記風の通過方向に沿った直線状部を有する、
付記3〜付記16の何れか1つに記載の電子機器。
(付記18)
前記導電性筐体は、側壁部を有し、
前記通気口は、前記側壁部に設けられる、
付記3〜付記17の何れか1つに記載の電子機器。
(付記19)
導電性及び通気口を有するとともに電子部品を収容する導電性筐体内に収容されるファンモジュールと、
導電性を有し、前記通気口と前記ファンモジュールとを接続する導電性ダクトと、
導電性を有し、前記導電性ダクトの風路に設けられ、該風路を風の通過方向に沿って仕切る導電性仕切材と、
を備えるファンユニット。
(付記20)
導電性を有し、ファンモジュールに接続される導電性ダクトと、
導電性を有し、前記導電性ダクトの風路に設けられ、該風路を風の通過方向に沿って仕切る導電性仕切材と、
を備えるダクトモジュール。
10 電子機器
12 導電性筐体
18B 側壁部(導電性筐体の側壁部の一例)
24 通気口(導電性筐体の通気口の一例)
32 電子部品
40 ファンユニット
42 ファンモジュール
50A 吸気口
50B 送風口
60 ダクトモジュール
62 導電性ダクト
66 風路
67 円形状風路
68A 環状風路
68B 環状風路
68C 環状風路
70 導電性仕切材
72 筒状部
72A 第一筒状部
72B 第二筒状部
72C 第三筒状部
72D 第四筒状部
72D 筒状部
74 連結部
76 第一直線状部
78 テーパ状部(傾斜状部)
80 第二直線状部
82 面取り部
84 テーパ状部
86 直線状部
W1 風路幅(環状風路の風路幅の一例)
W2 風路幅(環状風路の風路幅の一例)
W3 風路幅(環状風路の風路幅の一例)

Claims (8)

  1. 電子部品と、
    導電性及び通気口を有し、前記電子部品を収容する導電性筐体と、
    前記導電性筐体の内部に収容されるファンモジュールと、
    導電性を有し、前記通気口と前記ファンモジュールとを接続する導電性ダクトと、
    導電性を有し、前記導電性ダクトの風路に設けられ、該風路を風の通過方向に沿って仕切る導電性仕切材と、
    を備える電子機器。
  2. 前記風路は、円形状とされ、
    前記導電性仕切材は、前記風路に配置され、該風路を径方向に複数の小風路に仕切る筒状部を有する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記導電性仕切材は、互いに径が異なる複数の前記筒状部を有する、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記筒状部は、前記風の通過方向に対して傾斜する傾斜状部を有する、
    請求項2又は請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記傾斜状部の径は、前記ファンモジュール側から前記導電性筐体の前記通気口側に向かうに従って小さくなる、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 複数の前記小風路のうち、前記風路の中央に位置する前記小風路は、円形状の円形状風路とされ、
    複数の前記小風路のうち、前記円形状風路の外周側に位置する前記小風路は、環状の環状風路とされる、
    請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 複数の前記環状風路のうち、最外周に位置する前記環状風路の風路幅は、最内周に位置する前記環状風路の風路幅よりも広い、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記筒状部の端部には、面取り部が設けられる、
    請求項2〜請求項7の何れか1項に記載の電子機器。
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