JP2018113243A - セルスタック装置 - Google Patents
セルスタック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018113243A JP2018113243A JP2017198303A JP2017198303A JP2018113243A JP 2018113243 A JP2018113243 A JP 2018113243A JP 2017198303 A JP2017198303 A JP 2017198303A JP 2017198303 A JP2017198303 A JP 2017198303A JP 2018113243 A JP2018113243 A JP 2018113243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- cell stack
- current collecting
- manifold
- collecting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】セルスタック装置100は、筐体90と、マニホールド2と、燃料電池セル1と、端部集電部材3と、を備えている。筐体90は、取出し孔91を有する。マニホールド2及び燃料電池セル1は、筐体90内に配置される。端部集電部材3は、燃料電池セル1と電気的に接続される。端部集電部材3は、接合部と、引出し部と、を有する。接合部は、燃料電池セル1に接合される。引出し部は、接合部から取出し孔91を介して筐体90の外部へと延びる。定格運転時において、筐体90内における引出し部の温度が500℃以上となるように、引出し部は発熱する。
【選択図】図2
Description
以下、本発明に係るセルスタック装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すように、セルスタック装置100は、複数の燃料電池セル1と、マニホールド2と、一対の端部集電部材3と、筐体90と、を備えている。
マニホールド2は、各燃料電池セル1にガスを分配するように構成されている。マニホールド2は、中空状であり、内部空間を有している。マニホールド2の内部空間には、導入管201を介して燃料ガスなどのガスが供給される。マニホールド2は、この内部空間と外部とを連通する複数の貫通孔27を有している。
各燃料電池セル1は、マニホールド2から上方に延びている。詳細には、各燃料電池セル1は、マニホールド2の上壁22から上方に延びている。燃料電池セル1の下端部は、貫通孔27内に挿入されている。燃料電池セル1の下端部は、上壁22から下方に突出していてもよい。燃料電池セルの長手方向(x軸方向)の長さは、例えば、100〜300mm程度とすることができる。なお、燃料電池セル1の下端部が貫通孔27内に挿入された状態において、燃料電池セル1の下端部の外周面と貫通孔27の内壁面との間には隙間が形成されている。この隙間に、後述する第3接合材103が充填されていてもよい。
支持基板12は、マニホールド2から上方に延びている。すなわち、支持基板12は、上下方向に延びている。支持基板12は、支持基板12の長手方向(x軸方向)に延びる複数のガス流路121を内部に有している。各ガス流路121は、支持基板12の幅方向(y軸方向)において互いに間隔をあけて配置されている。ガス流路121は、マニホールド2の内部空間と連通している。
各発電素子部11は、支持基板12の両面に支持されている。なお、各発電素子部11は、支持基板12の片面のみに支持されていてもよい。各発電素子部11は、燃料電池セル1の長手方向(x軸方向)において、配列されている。すなわち、各発電素子部11は、上下方向に配列されている。本実施形態に係る燃料電池セル1は、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。
図1及び図2に示すように、一対の端部集電部材3は、複数の燃料電池セル1から構成されるセルスタックから電力を取り出すように構成されている。各端部集電部材3は、各燃料電池セル1のうち、配列方向(z軸方向)の両端部に配置される各燃料電池セル1に取り付けられている。なお、一対の端部集電部材3は、取り付けられる位置が互いに異なるだけであって互いの構成は実質的に同じであるため、以下では、一方の端部集電部材3のみについて説明する。
接合部31は、燃料電池セル1に接合されるように構成されている。接合部31は、板状である。具体的には、接合部31は、配列方向視(z軸方向視)において、矩形状を有している。接合部31の幅W1は、例えば、下側発電素子部11aの幅と同じ程度とすることができる。
図6に示すように、引出し部32は、接合部31から延びている。引出し部32は、全体として、接合部31の面方向と直交する方向(z軸方向)に延びている。好ましくは、引出し部32は、例えば、接合部31の下端中央部から延びている。引出し部32の幅W2は、接合部31の幅W1よりも小さい。なお、端部集電部材3の各部分の幅W1,W2は、第1方向(y軸方向)における寸法を意味している。
各燃料電池セル1は、セル間集電部材4を介して互いに電気的に接続されている。セル間集電部材4は、各燃料電池セル1の間に配置されており、隣り合う各燃料電池セル1を電気的に接続している。セル間集電部材4は、導電性を有する材料から形成されている。例えば、セル間集電部材4は、酸化物セラミックスの焼成体又は金属材料などによって形成されている。なお、セル間集電部材4は、第2接合材102によって各燃料電池セル1に接合されている。第2接合材102は、例えば、第1接合材101の材料として挙げたいずれかの材料で構成することができる。
各燃料電池セル1において、支持基板12の一方面に形成された発電素子部11と、支持基板12の他方面に形成された発電素子部11とは、表裏接続部材5によって電気的に接続されている。詳細には、表裏接続部材5は、支持基板12の一方面及び他方面のそれぞれにおいて最も上方に配置される各発電素子部11同士を電気的に接続している。
各燃料電池セル1は、第3接合材103によって、マニホールド2に固定されている。第3接合材103は、燃料電池セル1とマニホールド2の上壁22とを接合している。第3接合材103は、燃料電池セル1の下端部とマニホールド2の上壁22とを接合している。図5に示すように、第3接合材103は、緻密膜18と接触している。
以上のように構成されたセルスタック装置100は、次のようにして発電する。マニホールド2を介して各燃料電池セル1のガス流路121内に燃料ガス(水素ガス等)を流すとともに、支持基板12の両面を酸素を含むガス(空気等)に曝すことにより、電解質14の両側面間に生じる酸素分圧差によって起電力が発生する。このセルスタック装置100を端部集電部材3を用いて外部の負荷に接続すると、空気極15において下記(1)式に示す電気化学反応が起こり、燃料極13において下記(2)式に示す電気化学反応が起こり、電流が流れる。
(1/2)・O2+2e−→O2− …(1)
H2+O2−→H2O+2e− …(2)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、燃料極集電部131が第2凹部131a及び第3凹部131bを有しているが、燃料極集電部131の構成はこれに限定されない。例えば、燃料極集電部131は第2凹部131a及び第3凹部131bなどの凹部を有していなくてもよい。この場合、燃料極活性部132は、燃料極集電部131上に形成されており、燃料極集電部131に埋設されていない。また、インターコネクタ112及び第1接続部113は、燃料極集電部131上に形成されており、燃料極集電部131に埋設されていない。
上記実施形態では、端部集電部材3の第1部分321は、接合部31の面方向に沿った方向に延びているが、第1部分321の構成はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、第1部分321の面方向は、接合部31の面方向に対して傾斜していてもよい。詳細には、第1部分321は、下方に行くにつれて燃料電池セル1から離れるように傾斜している。なお、図9に示すように、接合部31の主面と、第1部分321の主面とがなす角度αは、95〜130°程度とすることができる。
図10に示すように、引出し部32は、引出し本体部323と、中間部324とを有していてもよい。なお、引出し本体部323は、上記実施形態の第2部分322に相当し、中間部324は、上記実施形態の第1部分321に相当している。
上記実施形態では、引出し部32は、第1部分321と、第2部分322とを有していたが、引出し部32の構成はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、引出し部32は、第1部分321を有していなくてもよい。この場合、第2部分322が接合部31から直接延びている。
上記実施形態では、端部集電部材3は、下側発電素子部11aの電気的接続部111に接合されているが、特にこれに限定されない。例えば、図13に示すように、端部集電部材3は、下側発電素子部11aの発電素子本体部110に接合されていてもよい。この場合、下側発電素子部11aは、電気的接続部111を有していなくてもよい。
上記実施形態では、端部集電部材3は、下側発電素子部11aに接合されているが、下側発電素子部11a以外の発電素子部11に接合されていてもよい。
上記実施形態では、引出し部32は、導電部32aと抵抗部32bとを有しているが、引出し部32の構成はこれに限定されない。例えば、図14に示すように、引出し部32は、抵抗部32bの代わりに、断熱部32cを有してもよい。断熱部32cは、導電部32aを覆うように配置されている。この断熱部32cは、導電部32aよりも熱伝導率が小さい。この断熱部32cによれば、発熱した導電部32aの温度の低下を抑制することができる。なお、引出し部32は、導電部32a、抵抗部32b、及び断熱部32cとの両方を有していてもよい。この場合、断熱部32cは、抵抗部32bを覆うように配置される。このような断熱部32cは、例えば、熱伝導率の低いセラミック膜などによって形成することができる。
11 発電素子部
12 支持基板
2 マニホールド
3 端部集電部材
31 接合部
32 引出し部
321 第1部分
322 第2部分
90 筐体
91 取出し孔
100 セルスタック装置
Claims (8)
- 取出し孔を有する筐体と、
前記筐体内に配置されるマニホールドと、
前記筐体内に配置され、前記マニホールドから延びる燃料電池セルと、
前記燃料電池セルと電気的に接続される端部集電部材と、
を備え、
前記端部集電部材は、前記燃料電池セルに接合される接合部と、前記接合部から前記取出し孔を介して前記筐体の外部へと延びる引出し部と、を有し、
前記引出し部は、発熱するように構成されており、定格運転時において、前記筐体内における前記引出し部の温度が500℃以上となる、
セルスタック装置。
- 前記取出し孔は、前記筐体の側面に形成される、
請求項1に記載のセルスタック装置。
- 前記燃料電池セルは、前記マニホールドから上方に延びる支持基板、及び前記支持基板上において上下方向に配列される複数の発電素子部、を有する、
請求項1又は2に記載のセルスタック装置。
- 前記端部集電部材は、前記各発電素子部のうち、最も下方に配置される下側発電素子部と電気的に接続される、
請求項3に記載のセルスタック装置。
- 前記引出し部は、前記接合部から下方に延びる第1部分と、前記第1部分から前記取出し孔を介して前記筐体の外部へと延びる第2部分と、を有する、
請求項1から4のいずれかに記載のセルスタック装置。
- 前記端部集電部材は、一つの部材から構成される、
請求項1から5のいずれかに記載のセルスタック装置。
- 前記端部集電部材は、一枚の金属板から構成される、
請求項1から6のいずれかに記載のセルスタック装置。
- 前記引出し部は、導電部と、前記導電部を覆い且つ前記導電部よりも抵抗率が大きい抵抗部と、を有する、
請求項1から7のいずれかに記載のセルスタック装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003158 | 2017-01-12 | ||
JP2017003158 | 2017-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6291623B1 JP6291623B1 (ja) | 2018-03-14 |
JP2018113243A true JP2018113243A (ja) | 2018-07-19 |
Family
ID=61628629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017198303A Active JP6291623B1 (ja) | 2017-01-12 | 2017-10-12 | セルスタック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6291623B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020064846A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-23 | 日本碍子株式会社 | 燃料電池装置 |
JP2020064842A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-23 | 日本碍子株式会社 | 燃料電池装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62246267A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-27 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 電気化学電池のガス供給装置 |
JPH0362460A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体電解質型燃料電池 |
JPH08162140A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-21 | Kyushu Electric Power Co Inc | 固体電解質型燃料電池 |
JP2000182655A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 固体電解質型燃料電池モジュール |
WO2013061575A1 (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池発電装置、燃料電池システムおよび支持構造 |
-
2017
- 2017-10-12 JP JP2017198303A patent/JP6291623B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62246267A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-27 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 電気化学電池のガス供給装置 |
JPH0362460A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体電解質型燃料電池 |
JPH08162140A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-21 | Kyushu Electric Power Co Inc | 固体電解質型燃料電池 |
JP2000182655A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 固体電解質型燃料電池モジュール |
WO2013061575A1 (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池発電装置、燃料電池システムおよび支持構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020064846A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-23 | 日本碍子株式会社 | 燃料電池装置 |
JP2020064842A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-23 | 日本碍子株式会社 | 燃料電池装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6291623B1 (ja) | 2018-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6291623B1 (ja) | セルスタック装置 | |
JP6178534B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6077094B1 (ja) | マニホールド、及び燃料電池スタック | |
JP6154042B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6472559B2 (ja) | 端部集電部材、及びセルスタック装置 | |
JP2017098236A (ja) | マニホールド、及び燃料電池スタック | |
JP6267300B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6077095B1 (ja) | マニホールド、及び燃料電池スタック | |
JP6359169B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6318314B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6309151B1 (ja) | 端部集電部材、及びセルスタック装置 | |
JP6291622B1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6378820B2 (ja) | 端部集電部材、及びセルスタック装置 | |
JP6257721B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6261646B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6239707B1 (ja) | 燃料電池スタック、及び燃料電池セル | |
JP6501843B2 (ja) | セルスタック装置 | |
JP6297199B1 (ja) | 端部集電部材、及びセルスタック装置 | |
JP2018098203A (ja) | 燃料電池セル | |
JP6487600B1 (ja) | 燃料電池セル | |
JP6611393B1 (ja) | セルスタック装置 | |
JP6188267B1 (ja) | 燃料電池スタック、及びマニホールド | |
JP2019016538A (ja) | セルスタック装置 | |
JP2019016578A (ja) | マニホールド及びセルスタック装置 | |
JP6526267B1 (ja) | セルスタック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6291623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |