JP2018109330A - 手摺りなどに用いられる握り部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な強度、触ったときの質感、及び良好な外観を有しつつ、従来よりも低コストで容易に組み立てることができる手摺り等に用いられる握り部材を提供する。【解決手段】本発明である手摺り等に用いられる握り部材1は、中空の棒状体を軸線方向に平行な断面である分割面111,121において少なくとも2つに分割した形状に硬質合成樹脂により成型された複数の分割体11,12を互いに接合することにより形成される握り部材本体10と、前記握り部材本体10を形成する前記各分割体11,12の分割面111,121における中心軸に沿って形成される型材保持部112,122において内挿支持される金属製の型材3とからなる。【選択図】図2

Description

本発明は取付ブラケットを介して取り付けられる手摺りなどに用いられる握り部材に関するものであり、例えばトイレの補助手摺り、階段の手摺り、扉の取手などに用いられる。
従来、手摺り、扉の取手などの握り部材は押圧荷重や引っ張り荷重に耐えること、更には手触り感、美観などが要求されることから比較的厚肉の金属パイプや硬質の木材などが用いられている。
ところが、金属パイプや木材などによる握り部材は外観的には見栄えがよいが、天然木や集成材等から削り出しによって作製されるため価格が高いという問題があり、また、金属パイプの場合には長期間使用される場合、腐食されやすく、特に冬季に素手で触れると金属特有の冷たい感触があるため使用感が良くないという問題もある。
そこで、十分な強度、触ったときの質感、良好な外観、及び安価に提供することを目的として、合成樹脂製の成型体からなる外側パイプの内側に金属製のパイプを内挿した手摺りが実開平3−48032号公報(特許文献1)や手摺り等に用いられるパイプが特開平11−37356号公報(特許文献2)などに提案されている。
実開平3−48032号公報 特開平11−37356号公報
しかしながら、前記公報に提示されている手摺りや手摺り等に用いられるパイプは、押し出し成形により作られる合成樹脂製のパイプに薄肉である金属製のパイプを内挿したものであり、金属製のパイプに強度を与えるとともに抜け止め作用を付与する必要から異形に形成したり、外周に凸部を形成するなどの加工が必要であるとともに樹脂製パイプの内径と金属製のパイプの外径とはそれぞれ、高い精度が要求される。
本発明は、前記従来の合成樹脂製の成型体からなる外側パイプの内側に金属製のパイプを内蔵する握り部材における前記問題点を解決するためになされたものであり、軽量であっても十分な強度を発揮することは言うまでもなく安価で外観が美麗であるとともに、特に、製造、組立が容易な握り部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明である手摺りなどに用いられる握り部材は、中空の棒状体を軸線方向に平行な断面である分割面において少なくとも2つに分割した形状に硬質合成樹脂により成型された複数の分割体を互いに接合することにより形成される握り部材本体と、前記握り部材本体を形成する前記各分割体の分割面における中心軸に沿って形成される型材保持部において内挿支持される金属製の型材とからなることを特徴とする。
また、本発明において、前記型材保持部が軸線方向に間欠的に形成されている場合には剛性を保ったままで樹脂量を減量することができ軽量化および省コスト化が図れ、前記分割体における分割面に複数の接合凸部が突設されているとともに前記分割体が接合する他方の分割体の分割面の前記接合凸部に対応する位置に前記接合凸部が嵌合する接合凹部が成型されている場合には分割体を接合する際に簡単且つ確実に位置合わせができる。
更に、前記接合凸部が前記型材保持部の外側に形成されている場合には握り部材本体の中心位置に型材を配置することができる。
更にまた、本発明において、前記握り部材本体の両端が前記両端を嵌装する開口部を有する取付ブラケットへの差込部とされることにより分割体同士を互いに固着することを要しない。
本発明によれば、十分な強度、触ったときの質感、及び良好な外観を有しつつ、従来よりも低コストで容易に組み立てることができる手摺り等に用いられる握り部材を得ることができる。
本発明である手摺りなどに用いられる握り部材と取付ブラケットを示す斜視図である。 図1に示した実施の形態の分解斜視図である。 図1に示した実施の形態における一方の分割体の平面図である。 図1に示した実施の形態の他方の分割体の平面図である。 図1に示した実施の形態における握り部材の軸線に沿う断面図である。 図5のA−A線に沿う拡大断面図である。 図1に示した実施の形態の使用状態を示す側面図である。 図1に示した実施の形態の使用状態を示す側面図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は両端に例えば壁面に固着する取付ブラケット2,2に形成した差し込み穴21,21に差し込み固定する差込部101,101を有する本発明である円形筒状の手摺りなどの握り部材1についての好ましい実施の形態を示すものであり、握り部材1は図2に示すように、中空の棒状体を軸線方向に平行な断面である分割面111,121において少なくとも2つに分割した形状に硬質合成樹脂により成型された2つの分割体11,12を互いに接合することにより棒状体に形成される握り部材本体10と、前記握り部材本体10を形成する分割体11,12の分割面111,121に形成される断面凹形の型材保持部112,122に内挿支持される金属製の型材3とから形成される。
更に詳細に説明すると、分割体11,12は図3および図4に示すように、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)、ポリアミド樹脂、または塩化ビニル樹脂のような成形性に優れ、手触り感もよく、安価で強固な硬質の合成樹脂により射出成形により形成され、必要であれば塗装や無電解めっきなどにより外装を装ってもよい。
また、分割体11,12は図3および図4に示すように、それぞれの分割面111,121の長さ方向の軸線に沿って形成された空所に断面が正方形である例えばアルミニウム、鉄、またはステンレスなどの金属製の型材3を保持する断面が凹形の複数の型材保持部112,122が軸線方向に間欠的に形成されている。
型材保持部112および型材保持部122は、図5および図6に示すように、分割体11,12を接合したときに、型材保持部112および122が協働して型材3の周囲を保持する枠形状を形成して型材3を保持するものであり、本実施の形態では型材保持部112および122は上側の分割体12の型材保持部122の溝深さを深くしているが、同一の溝深さとしてもよく、また一方の溝深さを深くして他方の溝深さを浅くまたはゼロにしてもよい。
特に、型材保持部112および122は、分割面111,121の全長に渡って形成しても良いが本実施の形態では全長でなく間欠的に設けたことで確実に保持されることはもちろんのこと、軽量化と材料の節約を図ることができる。
更にまた、本実施の形態は、一方の分割体11における分割面111に他方の分割体12の分割面121を重ねたときに互いに嵌合する位置に複数の接合凸部113および接合凹部123がそれぞれ形成されており、分割体11,12を簡単且つ確実に位置合わせをして接合することができる。
尚、本実施の形態では図1に示すように、両端を取付ブラケット2,2に形成した差し込み穴21,21に差し込み固定する差込部101,101としたものであり、互いに重ねた分割体11,12を接合すればよく、固着する必要はないが、前記接合凸部113および接合凹部123を接着し、或いは押圧、スナップフィットなどの手段により互いに固着する構成としてもよい。また、本実施の形態では分割体11に接合凸部113を、分割体12に接合凹部123を形成したが、これらに限定することなく互いに接合した際に嵌合すればよい。
また、本実施の形態では、前記接合凸部113および接合凹部123は前記型材保持部112,122の外側に形成されているので握り部材本体10の中心位置に型材3を配置することができる。
更にまた、本実施の形態では図2ならびに図6に示したように分割体11と分割体12とは対称形でなく、上側の分割体12の両側縁から下側方向に向けた延片124,124が延設されているので更に分割体11への接合が確実で、接合部が見えにくく美麗である。
以上の構成を有する本実施の形態である握り部材1は、両端の差込部101,101を取付ブラケット2,2に形成した差し込み穴21,21に差し込み建物の壁や扉等への取付面4に取り付けるものであり、取付ブラケット2は、嵌合して組み合わされた2つの分割体11,12が分離しないように、握り部材1を保持することができる。特に、本実施の形態では取付ブラケット2,2の差し込み穴21,21に下方から貫通するねじ孔を介して螺締する固定ねじ5,5により固定することにより握り部材1の両端の差込部101,101を取付ブラケット2,2に回転不能に固定することができる。
そして、取付ブラケット2,2の基部22,22に形成した取付孔を介して取付ねじ6,6により壁面や扉などの固定面4に固定し、カバー23,23を被せて取り付ける。
このように、本実施の形態は、一体となった硬質合成樹脂製の分割体11,12の内部に芯材として金属製の型材3を内蔵しているので、十分な強度、触ったときの質感、及び良好な外観を有しつつ、従来よりも低コストで容易に組み立てることが可能である。
尚、本実施の形態では、手で握りやすいように断面が円形の棒状体としているが、円形に限らず楕円形、矩形等の所望の形状であることができ、用途も階段やトイレ等の手摺りまたは扉の取手など手で握る各種の用途に用いることができる。
また、本実施の形態では、金属製の型材3は断面が正四角形の中空状のものを用いたが、特に限定されるものではなく、例えば、中空の矩形または円形、L型、H型など他の形状であってもよい。
1 握り部材、2 取付ブラケット、3 型材、4 取付面、5 固定ねじ、6 取付ねじ、10 握り部材本体、11 分割体、12 分割体、21 差込孔、22 基部、101 差込部、111 分割面、112 型材保持部、113 接合凸部、121 分割面、122 型材保持部、123 接合凹部、124 延片

Claims (5)

  1. 中空の棒状体を軸線方向に平行な断面である分割面において少なくとも2つに分割した形状に硬質合成樹脂により成型された複数の分割体を互いに接合することにより形成される握り部材本体と、前記握り部材本体を形成する前記各分割体の分割面における中心軸に沿って形成される型材保持部において内挿支持される金属製の型材とからなることを特徴とする手摺りなどに用いられる握り部材。
  2. 前記型材保持部が軸線方向に間欠的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の手摺りなどに用いられる握り部材。
  3. 前記分割体における分割面に複数の接合凸部が突設されているとともに前記分割体が接合する他の分割体の分割面における前記接合凸部に対応する位置に前記接合凸部が嵌合する接合凹部が成型されていることを特徴とする請求項1または2記載の手摺りなどに用いられる握り部材。
  4. 前記接合凸部が前記型材保持部の外側に形成されていることを特徴とする請求項3記載の手摺りなどに用いられる握り部材。
  5. 前記握り部材本体の両端が前記両端を嵌装する開口部を有する取付ブラケットへの接続部とされることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の手摺りなどに用いられる握り部材。
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