JP2018106959A - 車両用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源数を抑制しつつ簡単な構成で配光を多様に可変でき且つ照明の配置自由度が高い車両用照明装置を提供する。【解決手段】車両用照明装置1は、光源としての発光ダイオード20と、発光ダイオード20からの光を入射側端部81から入射させ、出射側端部82へ導光して出射する光ファイバ80と、車体Aの所定箇所に配置され、光ファイバ80の出射側端部82から出射された光を入射させて照明光を出射する照明光学系としての照明レンズ90と、発光ダイオード20と光ファイバ80の入射側端部81との間に配置され、発光ダイオード20からの光の透過状態を可変する複数の液晶素子41を配列してなる光シャッタとしての液晶シャッタ40と、液晶シャッタ40に対して、各液晶素子41を光源からの光を透過させる透過モードと光を遮蔽する遮蔽モードとで切り換える制御を行う制御部60とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバを用いた車両用照明装置に関する。
従来、走行状態や自車周囲の車両や歩行者の存在状態などに応じて配光パターンを制御可能な配光可変型の車両用前照灯装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、遮光部材としての可動式シェードを、光源の光軸に対して車両左右方向に移動させることにより配光パターンの態様を変化させるようにした車両用前照灯装置が記載されている。
特許文献2には、上記可動式シェードの代わりに液晶シャッタを用いて配光パターンを可変とした車両用前照灯装置が記載されている。この従来技術によれば、可動式シェードを用いた場合と比較して、灯具構成を簡素化することができるという利点がある。
特許文献3には、半導体光源から形成されるビームパターンを有する前照灯システムが記載されている。より詳細には、当該文献に記載された前照灯は、半導体光源の源アレイ及びレンズシステムを有しており、半導体光源からの光は光パイプからなる転送デバイスによってレンズへ転送される。また、源アレイは、自動車が旋回しようとしている自動車の近傍の領域を照明するために、選択的に点灯又は消灯される付加的な半導体光源を含むものである。この従来技術によれば、自動車設計者はレンズシステム及び転送デバイスの放出端を普通の前照灯システム位置の1つに配置されることを要求されるだけで、前照灯システムの残余は他の何処かに配置することができるので、自動車の美的及び機能的設計により多くの柔軟性が与えられることになるという利点がある。
特開2010−3650号公報 特開2011−233305号公報 特表2008−537315号公報
しかしながら、特許文献2に記載の従来技術は、車両前部に取り付けられる灯具内に液晶シャッタを設ける構成であるため、灯具のデザインや配置の自由度が低いという課題がある。
一方、特許文献3に記載の従来技術は、半導体発光素子を選択的に点灯又は消灯することにより配光パターンを形成するので、より多くの配光パターンに対応可能とするためには多数の発光素子から光源を構成する必要があるという課題があり、一方、少数の発光素子で光源を構成した場合は配光パターンの自由度が低くなるという課題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、光源数を抑制しつつ簡単な構成で配光を多様に可変でき且つ照明の配置自由度が高い車両用照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、光を出力する光源(20)と、前記光源からの光を一端(81)から入射させ、他端(82)へ導光して出射する光ファイバ(80)と、車体(A)の所定箇所に配置され、前記光ファイバの前記他端から出射された光を入射させて照明光を出射する照明光学系(90)とを備えた車両用照明装置(1)であって、前記光源と前記光ファイバの前記一端との間に配置され、前記光源からの光の透過状態を可変する複数の光学素子(41)を配列してなる光シャッタ(40)と、前記光シャッタに対して、前記各光学素子を前記光源からの光を透過させる透過モードと前記光を遮蔽する遮蔽モードとで切り換える制御を行う制御部(60)とを備えている。
この構成によれば、光源が光を出力すると共に、制御部が光シャッタに対して光学素子を透過モードと遮蔽モードとで切り換える制御を行う。光源からの光は、光シャッタにおける透過モードの光学素子を透過して光ファイバの一端に入射し、他端へ導光されて出射され、照明光学系より照明光として出射されることにより、車両の所定箇所における照明が行われる。一方、光源からの光は、光シャッタにおける遮蔽モードの光学素子によって遮蔽され、光ファイバに光が入射されないため、照明光学系から照明光は出射されない。
従って、光源数を抑制しつつ簡単な構成で配光を多様に可変でき且つ照明の配置自由度が高い車両用照明装置を提供することができるという効果を奏する。
すなわち、光シャッタを用いた簡単な構成で光ファイバへの光の入射を制御して車体の所定箇所における照明を可変することができる。また、光源から光ファイバを介して車体各部の照明光学系へ導光し、照明として機能させることができ、光源を車体各部へ配置する必要が無いため、配置やデザインの自由度が向上される。また、光源と照明光学系との間が軽量な光ファイバによって接続され、重量のあるワイヤハーネスを配索する必要が無いため、車両全体の軽量化を図ることができる。また、光源を集中させることによって冷却の集中化が可能となり、光源出力の増大によりエネルギー効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記照明光学系は、車両前方を照明する前照灯(HL)として機能するものを含むものであって、運転操作状況、走行状況及び車両周囲状況のうち少なくとも一つを検出する状況検出部(70)を備え、前記制御部は、前記状況検出部からの検出結果に基づいて配光パターンを求め、前記配光パターンに基づいて前記光シャッタの制御を行う。
この構成によれば、制御部は、状況検出部の検出結果に基づいて配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて光シャッタの制御を行うので、車両前方を照明する前照灯として機能する照明光学系から、運転操作状況、走行状況及び車両周囲状況のうち少なくとも一つに応じた配光パターンで照明を行うことができるという効果を奏する。特に、光シャッタによって配光パターンを可変するようにしたので、多数配列した発光ダイオードのオンオフでの配光パターンを形成する従来方式と比較して、発光ダイオードの個数を増加させることなく配光パターンの分解能を向上させることができるという有利な効果を奏する。
請求項3に記載の発明は、前記車体は、高温部材の発熱によって内部空間が高温となる高温部(A1)と、前記高温部以外の低温部(A2,A3)とを有し、前記光源と前記光シャッタと前記制御部とは、いずれも前記低温部に配置されている。
この構成によれば、光源と光シャッタと制御部とは、いずれも、エンジン等の高温部材の発熱によって内部空間が高温となるエンジンルーム等の高温部以外の低温部(車室やトランクルーム)に配置されているので、エンジン等の高温部材からの発熱の影響を受けることを防止できるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明は、前記光シャッタは、前記光学素子としての液晶素子をマトリックス状に複数配列してなり、電圧の印加によって前記各液晶素子の光透過率を個別に可変させる液晶シャッタからなる。
この構成によれば、液晶シャッタを用いた簡単且つ安価な構成で光ファイバへの光の入射を制御して車体の所定箇所における照明を可変することができるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明は、前記照明光学系は、車両前方を照明する前照灯(HL)として機能するものと、前記前照灯を除く他の照明(RL,TL)として機能するものとを含み、前記光源及び前記光シャッタは、前記前照灯と前記他の照明とで共通に用いられる。
この構成によれば、光源及び光シャッタは、前照灯と他の照明とで共通に用いられるので、車両各部の照明を少ない部品点数で実現することができるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明は、前記光源は、1又は複数の発光素子からなり、前記光シャッタにおける前記光学素子の個数及び前記光ファイバの本数は、いずれも前記光源に含まれる前記発光素子の個数よりも多い。
この構成によれば、光シャッタにおける光透過素子の個数及び光ファイバの本数は、いずれも光源に含まれる発光素子の個数よりも多いので、発光素子の個数を低減しつつ、車両の照明を少ない部品点数で実現することができるという効果を奏する。
請求項7に記載の発明は、前記光シャッタは、1本の前記光ファイバに対して1又は複数の前記光学素子が対応付けられている。
この構成によれば、透過モード又は遮蔽モードに個別に切り替えられる1又は複数の光学素子が各光ファイバに対応付けられているため、各光ファイバから出射される光を個別に可変することができる。特に、1本の光ファイバに対して1個の光学素子が対応付けられている場合、光ファイバ毎に照明光を可変することができる。また、1本の光ファイバに対して複数の光学素子が対応付けられている場合、当該光ファイバに対応付けられた複数の液晶素子のうち、透過モードの液晶素子の個数によって出射光の光量が可変されることになる。
本発明の実施形態の車両用照明装置を搭載した車両を模式的に示す側面図である。 本実施形態の車両用照明装置の原理を示す斜視図である。 光源ユニットの概略構成を含む車両用照明装置全体を示す平面図である。 液晶シャッタの概略構成を示す図である。 車載カメラによる車両前方の道路状況の画像例を示す図である。 液晶シャッタにおける液晶素子の遮蔽パターンの一例を示す図である。 図5の道路状況における前照灯の配光イメージを示す図である。 ハイビーム時とロービーム時の液晶シャッタの状態を示す図であり、(A)はハイビーム時を、(B)はロービーム時をそれぞれ表している。 図8に対応する前照灯の配光イメージを示す図であり、(A)はハイビーム時を、(B)はロービーム時をそれぞれ表している。
以下、本発明を具体化した車両用照明装置の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態の車両用照明装置1の構成について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。図1は、車両用照明装置1を搭載した車両を模式的に示す側面図、図2は、車両用照明装置1の原理を示す模式図、図3は、光源ユニット10の概略構成を含む車両用照明装置1の全体構成を示す平面図、図4は、液晶シャッタ16の概略構成を示す図である。
車両用照明装置1は、自動車等の車体A前面に搭載されて車両前方を照らす前照灯HL、車室A2天井に設けられる室内灯RL及び車体A後尾に設けられる尾灯TLを点灯させる照明装置である。車両用照明装置1は、図1に示すように、光源ユニット10と、制御部60と、車載カメラ70と、光ファイバ80と、照明レンズ90とを備えて構成される。
光源ユニット10は、光を出力して光ファイバ80へ入射する装置である。光源ユニット10は、車体Aにおいて、エンジンの発熱により内部空間が高温(例えば120℃以上)となるエンジンルームA1以外に設置することが好ましく、車室A2内又はトランクルームA3内の適宜個所に設置される。図1は、光源ユニット10を車室A2内に設置した例を示している。光源ユニット10は、図2に示すように、発光ダイオード20と、平行レンズ30と、液晶シャッタ40と、マイクロレンズアレイ50と、これら各部品を収容する筐体11とを備えて構成される。
発光ダイオード20は、白色光を出力する半導体発光素子である公知の発光ダイオード(LED)であって、発光面が基板21上に実装されている。発光ダイオード20は、必要とされる光量に応じて、光源ユニット10に1個又は複数個設けられる。基板21の発光ダイオード12とは反対側の面には放熱板22が当接配置されている。放熱板22は、熱伝導の良好なアルミニウム等の材質からなる板状部材であって、複数のフィンが筐体11外部へ延設されており、発光ダイオード20からの発熱を効率的に放熱可能となっている。発光ダイオード20は、制御部60のLED制御回路62によって点灯と消灯の制御が行われる。発光ダイオード20は、本発明の光源を構成するものである。
平行レンズ30は、発光ダイオード20の発光面に対向して配置される光学レンズであって、発光ダイオード20の発光面から拡散した白色光を屈折させて平行光にする。
液晶シャッタ40は、電圧の印加によって光の透過率が変化する複数の液晶素子41がマトリックス状に配列された液晶パネルであって、電気的に接続された制御部60のシャッタ制御回路64によって駆動制御される。液晶シャッタ40は、例えば図4に示すように、縦5×横24のマトリックス状に配列された120個の液晶素子41を有している。また、液晶シャッタ40は、図4の左から右へ順に、縦5×横20の液晶素子41からなる第1領域40Hが前照灯HL用、縦5×横2の液晶素子41からなる第2領域40Rが室内灯RL用に、同じく縦5×横2の液晶素子41からなる第3領域40Tが尾灯TL用にそれぞれ割り当てられている。
液晶シャッタ40の駆動方式は任意であり、例えば、垂直電界駆動方式ではTN(Twisted Nematic)モードやVA(Vertical Alignment)モード等を、水平電界駆動方式ではIPS(In Plane Switching)モードやFFS(Fringe Field Switching)モード等を用いることができる。液晶シャッタ40は、制御部60のシャッタ制御回路64からの制御信号により各液晶素子41の配向が変化され、平行レンズ30から出力された平行光を透過させる透過モードと、平行光を遮蔽する遮光モードとが切り換え可能となっている。液晶シャッタ40は、本発明の光シャッタを、液晶素子41は、光学素子をそれぞれ構成するものである。
マイクロレンズアレイ50は、縦5×横24=120個のマイクロレンズ51がマトリックス状に配列されて構成され、各マイクロレンズ51は、液晶シャッタ40の反光源側で各液晶素子41に1対1で対向して配置され、各液晶素子41を透過した光を集光して各光ファイバ80へ入射する。
制御部60は、光源ユニット10の電子制御を行う装置であって、LED制御回路62と、シャッタ制御回路64とを備えて構成され、光源ユニット10と共に車室A2内に配置される。
LED制御回路62は、図示しない前照灯スイッチからの点灯信号、消灯信号に基づいて発光ダイオード20をオンオフする電子制御回路である。
シャッタ制御回路62は、液晶シャッタ40を制御する電子制御回路であって、車載カメラ70からの画像信号、図示しないステアリングセンサからのステアリング信号や車速センサからの車速信号等が入力され、これらの入力信号に基づいて前照灯HLの配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて液晶シャッタ40を制御する。すなわち、シャッタ制御回路64は、求められた配光パターンに応じて液晶シャッタ40の各液晶素子41に印加する電圧を変化させる制御を行い、液晶素子41毎に透過モードと遮蔽モードとの切り替えを行う。
車載カメラ70は、CCD(電荷結合素子)カメラであって、車室A2内の例えばフロントガラス近傍の天井に設置されて車両前方の画像を撮像する。車載カメラ70は、制御部60のシャッタ制御回路64に信号線71を介して接続されており、車両前方を撮像した画像信号をシャッタ制御回路64へ入力するようになっている。車載カメラ70は、本発明の状況検出部を構成するものである。
光ファイバ80は、光源ユニット10から発せられた光を車体A各部の照明位置へ導く導光部材である。光ファイバ80はとしては、グラスファイバやプラスチックファイバを用いることができる。例えば、車載用として要求される振動、耐熱及び光学性能等に優れたシリコーンファイバを好適に用いることができる。光源ユニット10と、前照灯HL、室内灯RL又は尾灯TLとの間には、各部の光量確保に必要な本数の光ファイバ80がそれぞれ配設される。各光ファイバ80は、一端すなわち入射側端部81が光源ユニット10の筐体11内に挿入されて、各マイクロレンズ51に対向している。また、各光ファイバ80の他端すなわち出射側端部82は、前照灯HL、室内灯RL又は尾灯TLとして機能する各照明レンズ90に対向している。
照明レンズ90は、車体Aの所定箇所に配置され、光ファイバ80の出射側端部82から出射された光L5を入射させて照明光L6を出射する光学系であり、入射した光を拡散させて周囲を照明するためのレンズである。照明レンズ90は、車体A各部に配置されてそれぞれ照明として機能する。車体A前面には、前照灯HLとして機能する照明レンズ90が縦5×横20=100個、車幅方向へ帯状に配置されている。また、車室A2天井には室内灯RLとして機能する照明レンズ90が、車体A後部には尾灯TLとして機能する照明レンズ90が、それぞれ1又は複数個ずつ配置される。照明レンズ90は、本発明の照明光学系を構成するものである。
次に、上述した構成を有する車両用照明装置1における各部の作用について、図2を参照しつつ説明する。図示しない前照灯スイッチがオンされると、制御部60のLED制御回路62は、発光ダイオード20を点灯させる制御を行い、これにより発光ダイオード20から白色光である出力光L1が出力される。また、制御部60のシャッタ制御回路64は、車載カメラ70からの画像信号、図示しないステアリングセンサからのステアリング信号や車速センサからの車速信号等の入力信号に基づいて前照灯HLの配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて液晶シャッタ40を制御する。すなわち、シャッタ制御回路64は、求められた配光パターンに応じて液晶シャッタ40の各液晶素子41に印加する電圧を変化させる制御を行い、液晶素子41毎に透過モードと遮蔽モードとの切り替えを行う。
出力光L1は、平行レンズ30によって屈折されて平行光L2となる。平行光L2は、液晶シャッタ40に到達すると、透過モードの液晶素子41では光の透過が許容され、遮蔽モードの液晶素子41では光が遮蔽される。図2では、透過モードの液晶素子41を網掛け無しで示し、遮蔽モードの液晶素子41を網掛け有りで示している。
透過モードの液晶素子41を透過した透過光L3は、マイクロレンズ51によって集光されて入射光L4となり、光ファイバ80の入射側端部81に入射される。入射光L4は、光ファイバ80内を入射側端部81から出射側端部82へ導光され、車体A各部に配置された出射側端部82から出射されて出射光L5となる。出射光L5は、車体A各部の照明レンズ90によって拡散されて照明光L6となって周囲に照射される。
次に、夜間における道路走行時の具体例を示しつつ、各部の作用について説明する。尚、図示しない前照灯スイッチがオンされ、発光ダイオード20は制御部60のLED制御回路62によって点灯制御されているものとする。図5は、車載カメラ70によって撮像された車両前方の道路状況の画像例を示す図である。図5において、左側の車線を走行する自車Aの前方には先行車Bが走行しており、右側の対向車線では前方から対向車Cが接近している。制御部60のシャッタ制御回路64は、車載カメラ70からの画像信号や図示しないステアリングセンサ、車速センサ等からの信号に基づいて、前照灯HLの配光パターンを求める。具体的には、図5の画像において、先行車B及び対向車Cを含む破線で囲まれた2つの領域を遮光領域とする配光パターンを求める。そして、制御部60のシャッタ制御回路64は、求められた配光パターンに基づいて、液晶シャッタ40を制御する。図6は、液晶シャッタ40における液晶素子41の遮蔽パターンの一例を示す図である。図7は、図5の道路状況における前照灯HLの配光イメージを示す図である。
前照灯HLに対応付けられた液晶シャッタ40の第1領域40Hは、制御部60のシャッタ制御回路64で求められた配光パターンに基づいて、マトリックス状に配列された液晶素子41の遮蔽パターンが決定され、各液晶素子41に透過モードと遮蔽モードとが個別に設定される。すなわち、第1領域40Hは、図6に示すように、網掛けが施された領域Z1、Z2の液晶素子41が遮蔽モードに設定され、網掛けが施されていないそれ以外の領域の液晶素子41は透過モードに設定されている。液晶シャッタ40がこのように制御されることにより、図7に示すように、先行車Bと対向車Cのみが照射範囲から除外された遮光領域となり且つそれ以外は前照灯HLの照明光によって広く照射される。これにより、先行車Bや対向車Cを眩惑することなく、夜間走行時の視界を広く確保することが可能となり、道路脇から車道へ飛び出そうとする歩行者や遠くの道路標識等の視認性が向上される。
また、図示しない室内灯スイッチがオフとされている場合、室内灯RLに対応付けられた液晶シャッタ40の第2領域40Rの各液晶素子41は、図6で網掛けが施された遮蔽モードに設定されており、室内灯RLは消灯状態となっている。
一方、尾灯TLに対応付けられた液晶シャッタ40の第3領域40Tの各液晶素子41は、図6で網掛けが施されていない透過モードに設定されており、尾灯TLは点灯状態となっている。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の車両用照明装置1によれば、光を出力する光源としての発光ダイオード20と、発光ダイオード20からの光を一端である入射側端部81から入射させ、他端である出射側端部82へ導光して出射する光ファイバ80と、車体Aの所定箇所に配置され、光ファイバ80の出射側端部82から出射された光を入射させて照明光を出射する照明光学系としての照明レンズ90と、発光ダイオード20と光ファイバ80の入射側端部81との間に配置され、発光ダイオード20からの光の透過状態を可変する複数の光学素子としての液晶素子41を配列してなる光シャッタとしての液晶シャッタ40と、液晶シャッタ40に対して、各液晶素子41を光源からの光を透過させる透過モードと光を遮蔽する遮蔽モードとで切り換える制御を行う制御部60(具体的にはシャッタ制御回路64)とを備えている。
この構成によれば、発光ダイオード20が光を出力すると共に、制御部60が光シャッタとしての液晶シャッタ40に対して液晶素子41を透過モードと遮蔽モードとで切り換える制御を行う。発光ダイオード20からの光は、液晶シャッタ40における透過モードの液晶素子41を透過して光ファイバ80の入射側端部81に入射し、出射側端部82へ導光されて出射され、照明レンズ90より照明光として出射されることにより、車体の所定箇所における照明が行われる。一方、発光ダイオード20からの光は、液晶シャッタ40における遮蔽モードの液晶素子41によって遮蔽され、光ファイバ80に光が入射されないため、照明レンズ90から照明光は出射されない。
従って、光源数を抑えつつ簡単な構成で配光を多様に可変でき且つ照明の配置自由度が高い車両用照明装置1を提供することができるという効果を奏する。
すなわち、液晶シャッタ40を用いた簡単な構成で光ファイバ80への光の入射を制御して車体Aの所定箇所における照明を可変することができる。また、光源である発光ダイオード20から光ファイバ80を介して車体A各部の照明レンズ90へ導光し、照明として機能させることができ、光源である発光ダイオード20を車体A各部へ配置する必要が無いため、デザインや配置の自由度が向上される。また、発光ダイオード20を備えた光源ユニット10と照明レンズ90との間が軽量な光ファイバ80によって接続され、重量のあるワイヤハーネスを配索する必要が無いため、車両全体の軽量化を図ることができる。また、光源を集中させることによって冷却の集中化が可能となり、光源である発光ダイオード20の出力増大によりエネルギー効率の向上を図ることができる。
また、照明レンズ90は、車両前方を照明する前照灯HLとして機能するものを含むものであって、車両周囲状況を検出する車載カメラ70を備え、制御部60は、運転操作状況を検出するステアリングセンサからのステアリング信号及び走行状況を検出する車速センサからの車速信号及び車載カメラ70からの検出結果である画像信号に基づいて配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて液晶シャッタ40の制御を行う。
この構成によれば、制御部60は、状況検出部としての車載カメラ70等の検出結果に基づいて配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて液晶シャッタ40の制御を行うので、車両前方を照明する前照灯HLとして機能する照明レンズ90から、運転操作状況、走行状況及び車両周囲状況のうち少なくとも一つに応じた配光パターンで照明を行うことができるという効果を奏する。特に、液晶シャッタ40によって配光パターンを可変するようにしたので、多数配列した発光ダイオードのオンオフでの配光パターンを形成する従来方式と比較して、発光ダイオードの個数を増加させることなく配光パターンの分解能を向上させることができるという有利な効果を奏する。
また、車体Aは、高温部材の発熱によって内部空間が高温となる高温部であるエンジンルームA1と、高温部以外の低温部である車室A2,トランクルームA3とを有し、発光ダイオード20と液晶シャッタ40と制御部60とは、いずれも低温部である車室A2に配置されている。
この構成によれば、発光ダイオード20と液晶シャッタ40と制御部60とは、いずれも車体Aの低温部である車室A2内に配置されているので、高温部材であるエンジン等からの発熱の影響を受けることを防止できるという効果を奏する。また、車室A2内で発光ダイオード20からの発熱を放熱板22より効率的に放熱することができる。
また、本実施形態では、本発明の光シャッタが、光学素子としての液晶素子41をマトリックス状に複数配列してなり、電圧の印加によって各液晶素子41の光透過率を個別に可変させる液晶シャッタ40からなる。
この構成によれば、液晶シャッタ40を用いた簡単且つ安価な構成で光ファイバ80への光の入射を制御して車体Aの所定箇所における照明を可変することができるという効果を奏する。
また、照明レンズ90は、車両前方を照明する前照灯HLとして機能するものと、前照灯HLを除く他の照明である室内灯RL,尾灯TLとして機能するものとを含み、発光ダイオード20及び液晶シャッタ40を含む光源ユニット10は、前照灯HLと他の照明である室内灯RL,尾灯TLとで共通に用いられる。
この構成によれば、光源ユニット10を前照灯HLと室内灯RL,尾灯TLとで共通化することで、車体A各部の照明を少ない部品点数で実現することができるという効果を奏する。
また、光源は1又は複数の発光ダイオード20からなり、液晶シャッタ40における液晶素子41の個数及び光ファイバ80の本数は、いずれも光源に含まれる発光ダイオード20の個数よりも多い。
この構成によれば、発光ダイオード20の個数を少なく抑えつつ、車体A各部に照明を配置して可変することができるという効果を奏する。
また、液晶シャッタ40は、1本の光ファイバ80に対して1個の液晶素子41が対応付けられている。
この構成によれば、透過モード又は遮蔽モードに個別に切り替えられる1個の液晶素子41が各光ファイバ80に対応付けられているため、光ファイバ80毎に照明光L6を可変することができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。
すなわち、上記実施形態では、光シャッタとして液晶シャッタ40を用いた例を示したが、これには限られない。透過モードと遮蔽モードに切り替えることができる光学素子を配列したものであれば、液晶シャッタ以外の光シャッタを用いる構成としてもよい。また、液晶シャッタ40として縦5×横24=120個の液晶素子41をマトリックス状に配列したものを用いたが、液晶素子41の個数はこれより多くても少なくても構わない。
また、上記実施形態では、光源として発光ダイオード20を用いた例を示したが、これには限られない。例えば、光源として、発光ダイオード(LED)以外の半導体発光素子(例えば半導体レーザ等)を用いる構成としてもよく、ハロゲンランプ等の電球を用いる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、照明光学系として、入射した光を拡散させる機能を有する照明レンズ90を用いた例を示したが、これには限られない。車体A各部において必要とされる照明光を出力可能な光学系であれば、照明光学系として用いることができる。例えば、拡散用レンズと投影レンズとを組み合わせて照明光学系を構成してもよい。
また、上記実施形態では、本発明を前照灯HL、室内灯RL及び尾灯TLに適用した例を示したが、これには限られない。例えば、本発明を方向指示器やその他の車体に設けられる照明に適用する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、1本の光ファイバ80に対して1個の液晶素子41を対応付ける構成としたが、これには限られない。例えば、1本の光ファイバ80に対して複数個の液晶素子41を対応付ける構成としてもよい。この場合、当該光ファイバに対応付けられた複数の液晶素子のうち、透過モードの液晶素子の個数によって出射光の光量が可変されることになる。例えば、1本の光ファイバ80に対して4個の液晶素子41を対応付ける構成とした場合、当該光ファイバ80に対応付けられた4個の液晶素子41の全部が遮蔽モードの場合には光が完全に遮蔽され、4個の液晶素子41のいずれかが透過モードに設定されている場合は透過モードの個数(1〜4個)によって出射光の光量が4段階に可変されることになる。
また、上記実施形態では、車体A前面に、前照灯HLとして機能する100個の照明レンズ90を車幅方向へ帯状に配置した例を示したが、これには限られない。照明レンズ90の個数は必要に応じて変更可能であり、また車幅方向へ帯状に配置する構成に代えて、一般的な前照灯と同様に左側と右側とに分けて配置する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、制御部60のシャッタ制御回路64が車載カメラ70からの画像信号等に入力に基づいて配光パターンを求め、その配光パターンに基づいて液晶シャッタ40を制御する構成としたが、これには限られない。例えば、上記構成に代えて、或いは上記構成に加えて、運転者によるスイッチの手動操作によりハイビームを選択した時は、制御部60のシャッタ制御回路64が液晶シャッタ41における第1領域40H全体の液晶素子41を透過モードとし、ロービームを選択した時は第1領域40Hにおける上2列の領域Z3の液晶素子41を遮蔽モードとし、残りの下3列の液晶素子41を透過モードに設定する制御を行うように構成してもよい。図8は、ハイビーム時とロービーム時の液晶シャッタ40の状態を示す図であり、(A)はハイビーム時を、(B)はロービーム時をそれぞれ表している。また、図9は、図8に対応する前照灯HLの配光イメージを示す図であり、(A)はハイビーム時を、(B)はロービーム時をそれぞれ表している。尚、上記例において、室内灯RLは消灯し、尾灯TLは点灯しているものとする。
1 車両用照明装置
20 発光ダイオード(光源、発光素子)
40 液晶シャッタ(光シャッタ)
40H 第1領域(光シャッタ)
40R 第2領域(光シャッタ)
40T 第3領域(光シャッタ)
41 液晶素子(光学素子)
60 制御部
62 LED制御回路
64 シャッタ制御回路(制御部)
70 車載カメラ(状況検出部)
80 光ファイバ
81 入射側端部(一端)
82 出射側端部(他端)
90 照明レンズ(照明光学系)
A 車体
A1 エンジンルーム(高温部)
A2 車室(低温部)
A3 トランクルーム(低温部)
HL 前照灯
RL 室内灯
TL 尾灯
L1 出力光
L2 平行光
L3 透過光
L4 入射光
L5 出射光
L6 照明光

Claims (7)

  1. 光を出力する光源(20)と、
    前記光源からの光(L4)を一端(81)から入射させ、他端(82)へ導光して出射する光ファイバ(80)と、
    車体(A)の所定箇所に配置され、前記光ファイバの前記他端から出射された光(L5)を入射させて照明光(L6)を出射する照明光学系(90)と、
    を備えた車両用照明装置(1)であって、
    前記光源と前記光ファイバの前記一端との間に配置され、前記光源からの光(L2)の透過状態を可変する複数の光学素子(41)を配列してなる光シャッタ(40)と、
    前記光シャッタに対して、前記各光学素子を前記光源からの光(L2)を透過させる透過モードと前記光を遮蔽する遮蔽モードとで切り換える制御を行う制御部(60)と、
    を備えた車両用照明装置。
  2. 前記照明光学系は、車両前方を照明する前照灯(HL)として機能するものを含むものであって、
    運転操作状況、走行状況及び車両周囲状況のうち少なくとも一つを検出する状況検出部(70)を備え、
    前記制御部は、前記状況検出部からの検出結果に基づいて配光パターンを求め、前記配光パターンに基づいて前記光シャッタの制御を行う請求項1に記載の車両用照明装置。
  3. 前記車体は、高温部材の発熱によって内部空間が高温となる高温部(A1)と、前記高温部以外の低温部(A2,A3)とを有し、
    前記光源と前記光シャッタと前記制御部とは、いずれも前記低温部に配置されている請求項1又は2に記載の車両用照明装置。
  4. 前記光シャッタは、前記光学素子としての液晶素子をマトリックス状に複数配列してなり、電圧の印加によって前記各液晶素子の光透過率を個別に可変させる液晶シャッタからなる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用照明装置。
  5. 前記照明光学系は、車両前方を照明する前照灯(HL)として機能するものと、前記前照灯を除く他の照明(RL,TL)として機能するものとを含み、
    前記光源及び前記光シャッタは、前記前照灯と前記他の照明とで共通に用いられる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用照明装置。
  6. 前記光源は、1又は複数の発光素子からなり、
    前記光シャッタにおける前記光学素子の個数及び前記光ファイバの本数は、いずれも前記光源に含まれる前記発光素子の個数よりも多い請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用照明装置。
  7. 前記光シャッタは、1本の前記光ファイバに対して1又は複数の前記光学素子が対応付けられている請求項6に記載の車両用照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113124375A (zh) * 2020-01-15 2021-07-16 华域视觉科技(上海)有限公司 车辆照明装置、车灯以及车辆
CN114001323A (zh) * 2021-10-29 2022-02-01 奇瑞商用车(安徽)有限公司 一种汽车位置灯

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