JP2018106612A - 印刷管理システム、印刷管理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザに比べて少ないユーザの、文書データの印刷に要する時間を短縮することが可能な仕組みを提供すること。【解決手段】 クライアント端末から文書データを取得し、取得した文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する。【選択図】 図5
Description
本発明は、印刷管理システム、印刷管理システムの制御方法およびプログラムに関し、特に、単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザに比べて少ないユーザの、文書データの印刷に要する時間を短縮することが可能な仕組みを提供する技術に関する。
一般的なクラウドサービスでは、システムにかかる負荷に応じて自動的に計算資源を増減させるスケーリングという機能がある。
クライアントPC(以下、クライアント端末とも称する)から送信された文書データをサーバで管理し、クライアントPCからの印刷リクエストに応じて、サーバ上で文書データから印刷データへの変換を行ってからプリンタ(以下、複合機、MFP、画像形成装置とも称する)で印刷をするクラウド印刷サービスシステムでは、スケーリングの機能を用い、印刷の要求が集中してサーバの負荷が高まった場合、順次計算資源を増やして多数の要求に対応することを行なっている。
なお、計算資源とは、割り当てられる仮想マシン(仮想サーバ)のリソース(CPU、メモリ、など)のことを言う。スケーリングによって仮想マシンの数が増減するということは、つまりリソースが増減するということである。
特許文献1には、サーバ上でクライアントPCから送信された印刷データを管理し、サーバからプリンタに対して印刷指示する技術が開示されている。
ところで、サーバの負荷が高まった直後、つまり計算資源が増えていないタイミングでは、クライアントPCからの印刷リクエストを受け付けると、印刷データに変換する処理速度が、負荷が高まっていないときよりも遅くなること可能性があった。
そうすると、なかなか印刷が行われず印刷を待つユーザが不満を持つ恐れがあった。そのような状況が同じユーザに対して複数回起こると、ユーザはよりクラウド印刷サービスシステムに不満を持つようになる恐れがあった。
特許文献1には、過去に印刷した時に、印刷設定項目に応じたカラー文書データの白黒印刷等の環境に優しい印刷設定を行っているユーザの印刷ジョブから優先的に印刷されるよう制御する技術が開示されているものの、特許文献1に記載の優先順位設定の技術では、環境に優しい印刷設定を行っているユーザの印刷ジョブが常に優先されてしまうため、サーバの負荷が原因で前回印刷が遅かったユーザが、次の印刷時にもサーバの負荷が原因で印刷が遅くなる可能性が生じていた。
そうすると、特許文献1に記載の技術を用いたとしても上記ユーザの不満は依然として解消されない恐れがあった。
本発明は、単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザに比べて少ないユーザの、文書データの印刷に要する時間を短縮することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信する印刷管理システムであって、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段と、クライアント端末から文書データを取得する取得手段と、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信し、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段する印刷管理システムの制御方法であって、前記印刷管理システムの取得手段が、クライアント端末から文書データを取得する取得工程と、前記印刷管理システムの制御手段が、前記取得工程による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得工程により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信し、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段を備える印刷管理システムで読み取り実行可能なプログラムであって、前記印刷管理システムを、クライアント端末から文書データを取得する取得手段と、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザに比べて少ないユーザの、文書データの印刷に要する時間を短縮することが可能な仕組みを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の印刷管理システムの一例を示すシステム構成図である。
本願発明の実施形態における印刷管理システムは、LAN120上に、クライアントPC(情報処理装置)100、複合機(画像形成装置)110、クラウド環境130上に文書・印刷管理サーバ140、機械学習サーバ150、リソース管理サーバ(負荷管理サーバ)160、DB管理サーバ170が接続され構成される。
LAN120は、ローカルエリアネットワークのことで、企業や家庭内でのネットワークを指すが、これに限ったものではなく、公衆回線であったり、Wi−Fiネットワークであったりしてもかまわない。
クライアントPC100は、ユーザにより利用される情報処理装置であって、PCやノートPC端末などを適用可能であり、文書・印刷管理サーバ140に印刷したい文書を入稿するための装置である。
文書・印刷管理サーバ140は、ユーザがログインに成功することで利用可能となるサーバであり、印刷管理を行うアプリケーションが記憶されている。
DB管理サーバ170は、ユーザ情報や文書情報、印刷情報など各種情報を保存するためのサーバである。
複合機110は、印刷に使用する複合機である。ユーザからの印刷要求を文書・印刷管理サーバ140が受け付けて、文書・印刷管理サーバ140から印刷データを受信することで印刷を行うことが可能である。
リソース管理サーバ160は、文書・印刷管理サーバ140の負荷状況に応じてリソースをスケールアウト・インするためのサーバである。
機械学習サーバ150は、文書・印刷管理サーバ140の台数の履歴情報からその時間に印刷データの印刷を行うのに最適な台数を決定、デフォルトの印刷属性を決定、事前変換の決定を行うサーバである。
以上が図1の説明である。
図17は、本システムにおけるネットワークの配線例とクラウンド環境における各サービス(サーバ)の関連を示す図である。
本システムは、本システムを稼働させるクラウド環境130上のネットワーク、本システムのユーザが利用するクライアントPC100の所属するクライアントネットワーク、および、その2つのネットワークをつなぐインターネットからなる。
本システムを構成するためにクラウド環境130上には、印刷サービス、負荷管理サービス、DBサービスがある。
印刷サービスは、文書・印刷管理サーバ140で構成されており、負荷状況に応じて文書・印刷管理サーバ140はスケールアウト・スケールインする。印刷サービスはクライアントPC100からの要求を受け付けたり印刷データを複合機110に出力したりするためにインターネットと接続している。また、文書データや制御に必要な情報を保持するためにDBサービスと接続している。
スケールアウトとは、一般的にサーバの台数を増やしサービス全体の処理能力を増やすことである。本システムでは、主に印刷サービスの処理能力を増やすために文書・印刷管理サーバ140の台数を増やすことを指す。
スケールインとは、一般的にサーバの台数を減らしサービス全体の時間当たりの利用率を高めることである。本システムでは、主に印刷サービスの利用率を高めるために文書・印刷管理サーバ140の台数を減らすことを指す。
負荷管理サービスは、機械学習サーバ150、リソース管理サーバ(負荷管理サーバ)160で構成されている。負荷管理サービスは、印刷サービスの負荷に応じてスケールアウト・スケールインといったスケール操作を行うために印刷サービスと接続している。また、負荷状況などを保持するためにDBサービスと接続している。
クライアントネットワーク上には、クライアントPC100および複合機110がある。
クライアントPC100は、印刷サービスに接続するためにインターネットと接続している。
複合機110は、印刷サービスから印刷データを受け取るためにインターネットと接続している。
以上が図17の説明である。
図18は、本システムの主体となるクラウド環境130上における各サービス間のデータおよび操作の流れを示す図である。
印刷サービスは、本システムを使うユーザからインターネットを介して文書入稿要求や印刷要求などの各種リクエストを受け付ける。また、印刷サービスは、インターネットを介して印刷データを複合機110に出力する。
印刷サービスは、文書データや印刷データなどのバイナリデータをDBサービスのDB管理サーバ170を介してストレージに保存する。
印刷サービスは、文書情報、ユーザ情報など処理に必要な情報をDBサービスのDB管理サーバ170を介して文書管理・プリンタ制御用DBに保存する。
印刷サービスは、ユーザが要求した操作毎の処理時間を操作ログとしてDBサービスのDB管理サーバ170を介して操作ログDBに保存する。
負荷管理サービスは、印刷サービスの負荷状況を監視し、負荷状況に合わせて文書・管理サーバ140のスケールアウト・スケールインの操作を行う。
負荷管理サービスは、事前に印刷データを変換する対象を決めるためにDBサービスのDB管理サーバ170を介してログDBから操作毎のログを取得する。
負荷管理サービスは、事前に印刷データを変換する処理に必要な情報を保持するためにDBサービスのDB管理サーバ170を介して文書管理・プリンタ制御用DBにアクセスする。
以上が図18の説明である。
図2は、クライアントPC100(情報処理装置)、文書・印刷管理サーバ140、機械学習サーバ150、リソース管理サーバ(負荷管理サーバ)160、DB管理サーバ170のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211(記憶手段)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、情報処理装置の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
外部メモリ211は、本発明における、データの送信先を示す複数のアドレスと、各アドレスと紐付くユーザの属性情報とを記憶する記憶手段の一例である。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ205は、キーボードや不図示のマウス等のポインティングデバイス等の入力デバイス209からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。表示器の種類はCRTや、液晶ディスプレイを想定するが、これに限らない。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスクやフレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。
また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の各端末が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態における、複合機110(画像形成装置)のハードウェア構成の一例について説明する。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続する一方、LANや公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行なう。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムネットワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部313は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(例えば、フェリカ(FeliCa(登録商標)))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、プリンタ312は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN120上に送信したり、LANから受信した印刷データをプリンタ312により印刷出力することができる。
また、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312により出力することできる。
図4は、本システムを構成するモジュールが持つ機能の構成図である。
クライアントPC100は、文書アップロード処理部401と印刷実行部402を持つ。
文書アップロード処理部401は、文書・印刷管理サーバ140に文書をアップロードする。
印刷実行部402は、ユーザによる印刷実行指示を受け付ける。
複合機110は、印刷データ受信部403と印刷データ排出部404を持つ。
印刷データ受信部403は、文書・印刷管理サーバ140からの印刷データを受け付ける。
印刷データ排出部404は、印刷データの排出を行う。
文書・印刷管理サーバ140は、文書データ受信部405、印刷データ生成部406、印刷データ送信部407、印刷履歴記憶部408からなる。
文書データ受信部405は、クライアントPC100から送信された文書データを受け付ける。
印刷データ生成部406は、印刷データを生成する。
印刷データ送信部407は、複合機110に印刷データを送信する。
印刷履歴記憶部408は、複合機110にて印刷された印刷データの印刷履歴情報を記憶する。
機械学習サーバ150は、印刷設定統計学習部409、負荷情報統計学習部410からなる。
印刷設定統計学習部409は、ステップS1309で取得したユーザごとの印刷履歴情報から、ユーザの使用した印刷設定を分析し、分析した結果を学習する。
負荷情報統計学習部410は、過去の同一時間帯の記録と、直前の時間帯の記録とを参照し、既に負荷が高い状態にある、または負荷が高い状態になりやすい時間帯であるかを分析し、文書・印刷管理サーバ140の台数を決定し、決定した結果を学習する。
リソース管理サーバ160は、監視部411、負荷状況記憶部412、スケール指示部413からなる。
監視部411は、印刷サービスの負荷状況を監視する。
監視部411は、印刷サービスの負荷状況を監視する。
負荷状況記憶部412は、印刷サービスの負荷状況を記憶する。
スケール指示部413は、負荷状況に合わせて文書・管理サーバ140のスケールアウト・スケールインを指示する。
DB管理サーバ170は、DBデータ受信部414、DBデータ記憶部415からなる。
DBデータ受信部414は、機械学習サーバ150、リソース管理サーバ160から送信されたDBデータを受信する。
DBデータ記憶部415は、機械学習サーバ150、リソース管理サーバ160から送信されたDBデータを記憶する。
以上が図4の説明である。
次に、図5〜図14を用いて前回の印刷に時間がかかったユーザに対しては新たに印刷を行う文書データは、優先的に複合機110に対して印刷を行うまでの一連の処理について説明する。
図5から図14に示す各処理は、各装置のCPUが実行するものとする。
図5から図14に示す各処理は、各装置のCPUが実行するものとする。
図5は、本発明の印刷管理システムにおける文書入稿を表すフローチャートである。
図5の処理が開始される前提として、本システムでは、ユーザ毎にサービスを提供するためにユーザの認証を必要とする。ユーザの認証は、ユーザ名とパスワードなどを用いて行う。例えば、クライアントPC100のディスプレイ210に表示される図16のログイン画面1600を介して入力される、ユーザ名およびパスワードを取得する。
ここで、図16のログイン画面1600について説明する。
図16のログイン画面1600はクライアントPC100のディスプレイ210に表示される画面である。
ログイン画面1600は、クライアントPC100の画面にてユーザの認証に必要なユーザ名とパスワードを受け付ける入力フォームである。画面上のログインボタンをユーザ操作に従って押下することで認証処理を開始する。
以上が、図16のログイン画面1600の説明である。
認証の仕組み自体は、本システムに直接関係ないため本システム外にある認証の仕組みを利用することも可能である。
図5の処理が開始される前提として、クライアントPC100は、図19の文書入稿画面1900などを用いて、文書入稿に必要な情報をユーザから受け付ける。ここで、図19の文書入稿画面1900について説明する。
図19の文書入稿画面1900は、クライアントPC100の画面にて文書入稿時に指定する文書データを指定するための入力フォームである。文書入稿画面1900の参照ボタンを押下することでクライアントPC内の文書データを参照する画面を表示する。
文書入稿画面1900の保存ボタンを押下することで文書入稿が行われる。
以上が、図19の文書入稿画面1900の説明である。
ステップS501では、クライアントPC100は、ユーザから受け付けた情報をもとに文書入稿リクエストを作成し文書・印刷管理サーバ140に対して送信する。文書入稿リクエストは、ユーザ情報、文書情報、文書データからなる。ユーザ情報とは、本システムを使うユーザを区別するための情報で、図15のユーザテーブル1500に含まれる情報からなる。ここで図15のユーザテーブル1500を参照して、ユーザ情報について説明する。
図15のユーザテーブル1500はユーザを管理する目的のために、ユーザID1501、ユーザ名1502、パスワード1503、事前変換フラグ1504を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ユーザID1501は、ユーザを識別するための文字列である。
ユーザ名1502は、ユーザ個人の表示名である。
パスワード1503は、ユーザID1501を使用するために必要な認証用の文字列である。
事前変換フラグ1504は、文書を事前に印刷データに変換する対象かどうかを表すフラグである。
以上が図15のユーザテーブル1500の説明である。
文書入稿リクエストに含まれる文書情報とは、文書を管理するための情報で、図15の文書テーブル1510の情報からなる。ここで図15の文書テーブル1510を参照して、文書情報について説明する。
図15の文書テーブル1510は文書を管理する目的のために、文書ID1511、文書名1512、ユーザID1513、文書属性1514、印刷属性1515、ステータス1516を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
文書ID1511は、文書を識別するための文字列である。
文書名1512は、文書の表示名である。
ユーザID1513は、文書の所有者を識別するための情報である。
文書属性1514は、ファイル種別、データサイズなど文書に関連する情報である。文書毎に複数の属性をもつ。
印刷属性1515は、印刷属性1515とはカラーモード、部数など印刷時に設定する情報である。文書テーブルで持つ印刷属性1515は、印刷要求時に印刷設定が指定されないときに使用するデフォルトの設定である。文書毎に0以上の印刷属性1515を持つことができる
ステータス1516は、文書の状態を表す情報である。
以上が、図15の文書テーブル1510の説明である。
文書入稿リクエストに含まれる文書データとは、本システムで管理する文書ファイルそのものである。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ステップS502では、文書・印刷管理サーバ140は、クライアントPC100から文書入稿リクエストを受け付ける。ステップS502の詳細については、図7にて後述する。ステップS502は、本発明の取得手段の適用例であり、クライアント端末から文書データを取得する。
ステップS503では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿リクエストの情報をもとに図15の文書テーブル1510を作成しDBに保存する。このとき、文書を区別するための文書IDを生成して文書テーブルに設定する。ステップS503は、本発明の管理手段の適用例であり、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する。
また、文書入稿リクエストで受け取った文書データはデータサーバに格納する。その後、文書・印刷管理サーバ140は、ステップS504とステップS507を並行して実行する。
ステップS504では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿の結果をまとめ文書入稿結果を作成する。
文書入稿結果とは、文書の登録の成功失敗を表す情報である。
文書の登録成功時は、文書入稿リクエストに含まれる情報に加えて入稿した文書を識別するための文書IDを付加する。
文書の登録失敗時は、失敗理由が分かるようにエラーコードなどの情報を付加する。
ステップS505では、文書・印刷管理サーバ140は、入稿結果をクライアントPCに対して送信する。ステップS505の詳細については、図8にて後述する。
ステップS506では、クライアントPCは、文書・印刷管理サーバ140から文書入稿結果を受け取り画面に表示する。
文書入稿成功時は、文書の入稿に成功したことを表す情報をクライアントPC100のディスプレイ210に示す。
文書入稿失敗時は、失敗理由を含めたうえで文書の入稿に失敗したことを表す情報をクライアントPC100のディスプレイ210に示す。
ステップS507では、文書・印刷管理サーバ140は、図15のユーザテーブルの事前変換フラグを確認し、現在処理中の文書入稿リクエストを発行したユーザの文書データが、事前に印刷データに変換する対象か判定する。
文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換する対象の場合には(ステップS507:YES)、ステップS508を実行する。
文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換する対象ではない場合には(ステップS507:NO)、事前に変換する処理は行わずに処理を終了する。
ステップS508では、文書・印刷管理サーバ140は、入稿された文書データをクライアントPC100から印刷要求がくる前に印刷データに変換する。このとき、印刷ジョブをあらかじめ作成し、予約状態にする。詳細は、図9で記述する。
印刷ジョブとは、印刷要求を管理するため情報で図15のジョブテーブル1530の情報からなる。ここで図15のジョブテーブル1530を参照して、印刷ジョブについて説明する。
図15のジョブテーブル1530は、印刷ジョブを管理する目的で、ジョブID1531、ユーザID1532、文書ID1533、PrinterID1534、印刷属性1535、ステータス1536、予約ジョブ1537についての情報を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ジョブID1531は、ジョブを識別するための文字列情報である。
ユーザID1532は、ユーザを識別するための情報である。
文書ID1533は、文書を識別するための情報である。
PrinterID1534は、プリンタを識別するための情報である。
印刷属性1535は、印刷データを作るときに使用する印刷属性である。
ステータス1536は、印刷ジョブの状態を表す情報である。
予約ジョブ1537は、印刷要求がくる前に印刷ジョブを作成し、予約状態として登録したかどうかを表すフラグである。
以上が、図15のジョブテーブル1530の説明である。
ステップS502は、クライアントPC100から文書データ受信する処理のサブフローであり、詳細については図7にて後述する。
ステップS505は、入稿結果をクライアントPCに対して送信する処理のサブフローであり、図8にて後述する。
ステップS508は、入稿された文書データをクライアントPC100から印刷要求がくる前に印刷データに変換する。このとき、印刷ジョブをあらかじめ作成し、予約状態にするサブフローであり、図9にて後述する。
以上が、図5の説明である。
図6は、本発明の印刷管理システムにおける印刷処理を表すフローチャートである。
ステップS601の事前処理として、クライアントPC100は、クライアントPC100の画面にて図20の文書印刷設定画面2000を用いて印刷に必要な情報(印刷設定)をユーザから受け付ける。ここで、図20の文書印刷設定画面2000について説明する。
図20の文書印刷設定画面2000は、クライアントPC100の画面にて印刷対象の文書の印刷属性を指定する画面である。
印刷文書名の欄には、印刷対象の文書の文書名を表示する。
プリンタ名の欄には、出力先の複合機(プリンタ)名を表示する。
印刷範囲の欄は、印刷対象の文書の印刷範囲(印刷開始・終了ページ)を指定する。
出力用紙サイズの欄は、複合機で出力する用紙のサイズを指定する。
印刷部数の欄は、複合機で出力する部数を指定する。
ページ集約の欄は、1ページ当たりのページ集約(1in1、2in1など)を指定する。
印刷方法の欄は、片面や両面といった印刷方法を指定する。
排紙方法の欄は、部単位かページ単位で出力するかを指定する。
給紙部の欄は、複合機の給紙部を指定する。
カラーモードの欄は、カラー印刷や白黒印刷などを指定する。
以上が、図20の文書印刷設定画面2000の説明である。
ステップS601では、クライアントPC100はユーザから受け付けた情報を印刷要求として文書・印刷管理サーバ140に対して送信する。印刷要求は、ユーザ情報、文書ID、プリンタID、印刷属性からなる。
ユーザ情報は、ステップS501で文書入力リクエストの送信を要求したユーザ情報のことである。
文書IDは、印刷対象の文書を識別するための情報である。
プリンタIDは、印刷先のプリンタを識別するための情報である。本システムでは、プリンタIDでプリンタ情報を取得し、その情報を使い印刷を行う。
プリンタ情報とは、文書の印刷先のプリンタに関する情報で、図15のプリンタテーブル1520の情報からなる。ここで図15のプリンタテーブル1520を参照して、プリンタ情報について説明する。
図15のプリンタテーブル1520はプリンタを管理する目的で、プリンタID1521(PriterIDとも称する)、プリンタ名1522、デバイス情報1523を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
プリンタID1521はプリンタを識別するための文字列である。
プリンタ名1522はプリンタの表示名である。
デバイス情報1523は設置場所、カラー対応機などのデバイスに関する情報である。プリンタごとに複数のデバイス情報を持つ。
以上が、図15のプリンタテーブル1520の説明である。図6の説明に戻る。
ステップS602では、文書・印刷管理サーバ140は、クライアントPCから印刷要求を受け付ける。ステップS602の詳細については、図10にて後述する。
ステップS603では、文書・印刷管理サーバ140は、図15データテーブルの事前変換対象1570を確認して、印刷要求された文書が事前に印刷データに変換済みか判定する。
文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換を行っている場合には(ステップS603:YES)、ステップS604を実行する。
文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換を行っていない場合には(ステップS603:NO)、ステップS605を実行する。
図15のジョブテーブル1530は、事前変換対象の印刷ジョブを管理する目的で、ジユーザID1571、文書ID1572、保存場所1573、変換時の印刷属性1574についての情報を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ユーザID1532は、ユーザを識別するための情報である。
文書ID1533は、文書を識別するための情報である。
保存場所は印刷ジョブを保存する場所である。
印刷属性1535は、印刷データを変換した時の印刷属性である。
ステップS604では、文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換した印刷データをデータサーバから取得する。ステップS604の詳細については、図13にて後述する。
ステップS605では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷要求された文書を出力先のプリンタ(複合機)で印刷できる形式にデータ変換する。ステップS605の詳細については、図11にて後述する。
ステップS606では、文書・印刷管理サーバ140は、出力先のプリンタ(複合機)に対して印刷データを送信する。
ステップS607では、プリンタ(複合機)は、文書・印刷管理サーバ140から印刷データを受信する。
ステップS608では、プリンタ(複合機)は、受信した印刷データの印刷を行う。
ステップS609では、プリンタ(複合機)は、印刷結果を文書・印刷管理サーバ140に対して通知する。印刷結果とは、プリンタにて印刷に成功したかどうかを表す情報からなる。
印刷成功時は、文書IDと成功の結果が含まれる。
印刷失敗時は、文書IDと失敗の結果とその理由が含まれる。
ステップS610では、文書・印刷管理サーバ140は、プリンタから印刷結果を受信する。ステップS610は、本発明の通知取得手段の適用例であり、前記画像形成装置に送信した、所定のフォーマットに変換された文書データが当該画像形成装置により印刷されることを条件に、当該画像形成装置から、当該文書データを特定可能な情報を含む印刷が完了した旨の通知を取得する。
ステップS611では、文書・印刷管理サーバ140は、受信した印刷結果を図15データテーブルの文書テーブル1510のステータスに印刷結果を反映する。本発明の更新手段の適用例であり、前記通知取得手段により、前記画像形成装置から印刷が完了した旨の通知を取得すると、前記文書データを特定可能な情報によって特定される前記文書データを送信したクライアント端末を操作するユーザの前記単位時間当たりの印刷枚数を更新する。
以上が、図6の説明である。
次に、図7のフローチャートは、文書データ受信処理を示すフローチャートであり、図5のステップS502の詳細フローである。
ステップS701では、文書・印刷管理サーバ140は、クライアントPC100から文書入稿リクエストの内容を受信する。
ステップS702では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿リクエストの内容からユーザの認証情報を取得し、それを基にユーザテーブルからユーザ情報を取得する。
ステップS703では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿リクエストの内容とユーザ情報から文書情報を生成する。
ステップS704では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿の処理を開始したことを、操作ログに記録する。操作ログとは、図15の操作ログテーブル1550に示す情報である。ここで図15を参照し、この情報について説明する。
図15の操作ログテーブル1550は、ユーザが行った操作を記録する目的のために、ユーザID1551(UserIDとも称する)、操作ID1552、開始時刻1553、終了時刻1554を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ユーザID1551は、ユーザを識別するための文字列である。
操作ID1552は、ユーザが行った操作を識別するための文字列である。
開始時刻1553は、操作が行われ、処理が開始された日時である。
終了時刻1554は、処理が終了した日時である。
以上が図15の説明である。
以上で図7の説明を終了する。
次に、図8のフローチャートは、入稿結果送信処理を示すフローチャートであり、図5のステップS505の詳細フローである。
ステップS801では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿の処理が終了したことを、操作ログに記録する。
ステップS802では、文書・印刷管理サーバ140は、文書入稿処理の結果を生成し、クライアントPC100に送信する。
以上が図8の説明である。
次に、図9のフローチャートは、文書・印刷管理サーバ140における事前印刷データ生成時の処理を示すフローチャートであり、図5のステップS508の詳細フローである。
ステップS901では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷要求を受け付ける前に印刷データの変換を行う場合、事前変換用のデフォルト設定テーブル1540の情報取得し、印刷データの生成に必要な印刷属性を生成する。図9のフローチャートでは、過去の印刷リクエストで使用した値を利用する場合を示している。
ここで図15の事前変換用のデフォルト設定テーブル1540を参照して、事前変換用のデフォルト設定の情報について説明する。
図15の事前変換用のデフォルト設定テーブル1540は、ユーザの過去の印刷要求で使った設定値を記憶する目的のために、ユーザID1541と印刷属性1542を記憶して、機械学習サーバ150の予測値などから選択できるものである。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
ユーザID1541は、ユーザを識別するための文字列である。
印刷属性1542は、印刷時に設定する内容で、印刷範囲(開始位置、終了位置)、部数、印刷方法(片面/両面など)、出力用紙サイズ・ページ集約(1in1/2in1など)、排紙方法(ソート/グループ)、カラーモード(カラー/白黒)のような項目となる。
以上が、図15の事前変換用のデフォルト設定テーブル1540の説明である。図8の説明に戻る。
ステップS902では、文書・印刷管理サーバ140は、ステップS901で取得した印刷属性を元に印刷データを生成する。
ステップS902およびステップS1317は、本発明の制御手段の適用例であり、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する。また、ステップS902は、前記制御手段は、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数以上である場合に、当該ユーザが操作するライアント端末から印刷要求を受け付けると、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御手段の適用例である。
ステップS903では、文書・印刷管理サーバ140は、ステップS902で作成したデータをデータサーバに登録する。また、このとき、印刷要求を受け付けるまでは、プリンタ(複合機)に送信しない印刷ジョブを予約ジョブとして登録しておく。
以上が、図9の説明である。
次に、図10のフローチャートは、文書・印刷管理サーバ140における印刷要求受信処理を示すフローチャートであり、図6のステップS602の詳細フローである。
ステップS1001では、文書・印刷管理サーバ140は、クライアントPCから印刷リクエストを受信する。
ステップS1002では、文書・印刷管理サーバ140は、DBからユーザテーブル1500を参照しユーザ情報を取得する。
ステップS1003では、文書・印刷管理サーバ140は、DBから文書テーブル1510を参照し文書情報を取得する。
ステップS1004では、文書・印刷管理サーバ140は、DBからプリンタテーブル1520を参照しプリンタ情報を取得する。
ステップS1005では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷リクエスト、文書情報、プリンタ情報から印刷属性を生成する。
ステップS1006では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷開始ログをDBの操作ログテーブル1550に登録する。
以上が、図10の説明である。
次に、図11のフローチャートは、文書・印刷管理サーバ140における印刷データ生成時の処理をするフローチャートであり、図6のステップS605の詳細フローである。
ステップS1101では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷対象の文書データをデータサーバから取得する。
ステップS1102では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷属性と文書データを使い印刷データを作成する。
ステップS1103では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷データ生成終了ログを図15の操作ログテーブル1550に登録する。
以上が、図11の説明である。
次に、図12のフローチャートは、文書・印刷管理サーバ140における印刷データ取得時の処理をするフローチャートであり、図6のステップS604の詳細フローである。
ステップS1201では、文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換しておいた印刷データを取得する前に、あらかじめ予約しておいたジョブを有効化する。
図15データテーブルのジョブテーブル1530の予約ジョブの欄の予約ジョブを表すTRUEから通常ジョブを表すFALSEに変更する。この処理をすることで、予約ジョブから通常ジョブのフラグが設定される。次のステップS604の処理時には予約ジョブとして検索されなくなる。
ステップS1202では、文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換時に使用した印刷属性が現在処理している印刷要求時の属性と一致するかを判定するために、図15データテーブルの事前変換対象1570から事前に変換したときに使用した変換時の印刷属性1574を取得する。
ステップS1203では、文書・印刷管理サーバ140は、ステップS1201で取得した印刷属性と現在処理している印刷要求の印刷属性と一致するかどうかを判定する。
文書・印刷管理サーバ140は、一致する場合には(ステップS1203:YES)、ステップS1204へ処理を移行する。
文書・印刷管理サーバ140は、一致しない場合には(ステップS1203:NO)、ステップS1206へ処理を移行する。
ステップS1204では、文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換しておいた印刷データをデータサーバから取得する。
ステップS1205では、文書・印刷管理サーバ140は、印刷データ生成終了ログを図15の操作ログテーブル1550に保存する。
印刷データ生成終了ログは、現在処理を行っているユーザの操作(印刷要求)に対する終了時刻を登録するためのログである。
ステップS1206では、文書・印刷管理サーバ140は、事前に変換した印刷データの印刷属性と現在処理している印刷要求時の印刷属性が異なる場合、事前に変換済みのデータをそのまま流用できないため改めて印刷データを作る必要がある。そのため、印刷データ生成を行う。
以上が、図12の説明である。
次に、図13は、機械学習サーバ150と、DB管理サーバ170との間の機械学習によるリソース制御処理を説明した図である。
ステップS1301からステップS1318までは、決められた時間間隔で繰り返し実行される処理である。
ステップS1301では、機械学習サーバ150は、DB管理サーバ170から、時間と文書・印刷管理サーバ140の台数と負荷の履歴情報を取得要求する。
ステップS1302では、DB管理サーバ170は、ステップS1301で要求された時間と文書・印刷管理サーバ140の台数と負荷の履歴情報の要求を受信する。
ステップS1303では、DB管理サーバ170は、時間と文書・印刷管理サーバ140の台数と負荷の履歴情報を取得する。
時間と文書・印刷管理サーバ140の台数と負荷の履歴情報とは、図15の「間と文書・印刷管理サーバ台数と負荷の履歴テーブル1580に示すサーバ状態の情報である。ここで図15を参照し、この情報について説明する。
図15の時間と文書・印刷管理サーバ台数と負荷の履歴テーブル1580は、サーバ状態の履歴を管理する目的のために、時間1581、サーバ台数1582、平均負荷1583を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
時間1581は、その記録が取得された時間(年月日と時分)である。
サーバ台数1582は、記録取得時点での文書・印刷管理サーバ140の台数を記憶する。
平均負荷1583は、記録取得時点での文書・印刷管理サーバ140群の負荷の平均値を記憶する。
以上が図15の説明である。
ステップS1304では、ステップS1303で取得した時間と文書・印刷管理サーバ140台数と負荷の履歴情報を機械学習サーバ150に送信する。
ステップS1305では、機械学習サーバ150は、ステップS1304で送信された時間と文書・印刷管理サーバ140の台数と負荷の履歴情報を受信する。
ステップS1306は、機械学習サーバ150は、ステップS1306の前提処理としてDB管理サーバ170から取得しておき、ステップS1301でDB管理サーバ170から取得情報を基に、その時間帯に最適な文書・印刷管理サーバ140の台数を決定し保存要求する。過去の同一時間帯の記録と、直前の時間帯の記録とを参照し、既に負荷が高い状態にある、または負荷が高い状態になりやすい時間帯である場合、文書・印刷管理サーバ140の台数を多くすると決定する。逆に負荷が低い場合、文書・印刷管理サーバ140の台数を少ないものと決定する。決定した値は、時間と文書・印刷管理サーバ140台数の設定目標値情報としてDB管理サーバ170に保存要求する。
ステップS1307では、DB管理サーバ170は、ステップS1306で要求された保存要求を受信する。
ステップS1308では、DB管理サーバ170は、文書・印刷管理サーバ140の台数を保存する。
時間と文書・印刷管理サーバ140台数の設定目標値情報とは、図15の時間と文書・印刷管理サーバ台数の設定目標値テーブル1590に示す情報である。ここで図15を参照し、設定目標値テーブル1590について説明する。
図15の時間と文書・印刷管理サーバ台数の設定目標値テーブル1590は、サーバ状態の設定値を管理する目的のために、時間1591、サーバ台数1592を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
時間1591は、この台数設定が有効となる時間(年月日と時分)である。
サーバ台数1592は、文書・印刷管理サーバ140の台数を、この設定値に従って増減するための設定値である。
以上が図15の設定目標値テーブル1590の説明である。図13の説明に戻る。
ステップS1309では、機械学習サーバ150は、ジョブテーブル1530からユーザごとの印刷履歴を取得要求する。
ステップS1310では、DB管理サーバ170は、印刷設定取得要求を受信する。
ステップS1311では、DB管理サーバ170は、印刷設定を取得する。
ステップS1312では、DB管理サーバ170は、機械学習サーバ150にステップS1311で取得した印刷設定を送信する。
ステップS1313では、機械学習サーバ150は、ステップS1312で送信された印刷設定を受信する。
ステップS1314では、機械学習サーバ150は、ステップS1309で取得したユーザごとの印刷履歴情報から、ユーザの使用した印刷設定を分析し、ユーザごとに使用頻度が高いものをデフォルト印刷設定情報としてDB管理サーバ170の事前変換用のデフォルト設定テーブル1540に保存要求(記録要求)する。
ステップS1315では、機械学習サーバ150は、ステップS1314で保存要求されたユーザごとに使用頻度が高い印刷設定をデフォルト印刷設定情報として保存する。
ステップS1316では、機械学習サーバ150は、ステップS1309で取得したユーザごとの印刷履歴情報を分析し、他のユーザに比べて印刷所要時間が長いユーザを抽出する。印刷開始から終了までの単純な時間の長短ではなく、印刷設定などの条件を加味し、時間当たりの印刷ページ数が少ないユーザを抽出するように処理を行う。
ステップS1317では、機械学習サーバ150は、ステップS1316でユーザが抽出された場合、そのユーザのユーザ情報にある事前変換フラグをTRUEに設定する要求を行う。これが設定されたユーザは、次回印刷時に優先的に変換処理とジョブの投入が行われ、速やかな印刷が行われる。
ステップS1318では、DB管理サーバ170は、ステップS1317から設定要求されたユーザ情報をユーザテーブル1500に保存する。
次に、図14の説明を行う。
図14は、リソース管理サーバ160と、DB管理サーバ170との間の機械学習によるリソース制御処理を示す図である。
ステップS1401からステップS1413までは、決められた時間間隔で繰り返し実行される処理である。
ステップS1401では、リソース管理サーバ160は、その時点で動作している文書・印刷管理サーバ140のそれぞれの負荷状態を取得し、DB管理サーバ170に保存要求する。
ステップS1402では、リソース管理サーバ160は、ステップS1401からの保存要求を受信する。
ステップS1403では、リソース管理サーバ160は、その時点で動作している文書・印刷管理サーバ140のそれぞれの負荷状態を取得し、それを現在の時間とともに時間と文書・印刷管理サーバ140台数と負荷の履歴テーブル1580に保存する。
ステップS1404では、リソース管理サーバ160は、時間と文書・印刷管理サーバ140台数の設定目標値テーブル1590から現在時刻にあたる時間を持つ設定目標値を取得要求する。
ステップS1405では、DB管理サーバ170は、ステップS1404からの取得要求を受信する。
ステップS1406では、DB管理サーバ170は、時間と文書・印刷管理サーバ140台数の設定目標値テーブル1590から現在時刻にあたる時間を持つ設定目標値を取得する。
ステップS1407では、DB管理サーバ170は、ステップS1406で取得したデータをリソース管理サーバ160に送信する。
ステップS1408では、リソース管理サーバ160は、ステップS1407で送信されたデータを受信する。
ステップS1409では、リソース管理サーバ160は、現在の文書・印刷管理サーバ140の台数と、S1408で受信した次の文書・印刷管理サーバ140の台数の設定値を比較し、文書・印刷管理サーバ140の台数変更が必要かどうかを判定する。
リソース管理サーバ160は、文書・印刷管理サーバ140の台数変更が不要な場合には(ステップS1409:NO)、ステップS1410、ステップS1411の処理を行わない。
リソース管理サーバ160は、文書・印刷管理サーバ140の台数変更が必要と判定された場合には(ステップS1409:YES)、ステップS1410へ処理を移行する。
ステップS1410では、リソース管理サーバ160は、文書・印刷管理サーバ140の台数を変更する。
ステップS1411では、リソース管理サーバ160は、スケール操作のログ情報をDB管理サーバ170に保存要求する。
ステップS1412では、DB管理サーバ170は、スケール操作のログ情報の保存要求を受け付ける。
ステップS1413では、DB管理サーバ170は、スケール操作のログ情報を保存する。
スケール操作のログ情報とは、図15のスケール操作のログテーブル1560に示す情報である。ここで図15を参照し、この情報について説明する。
図15のスケール操作のログテーブル1560は、スケール操作の履歴を管理する目的のために、対象サービス1561、操作1562、開始時刻1563、終了時刻1564を記憶する。データはDB管理サーバ170の外部メモリ211に記憶されている。
対象サービス1561は、スケール対象となったサービスの名称である。
操作1562は、行った操作の名称である。
開始時刻1563は、操作を開始した時刻である。
終了時刻1564は、操作が終了した時刻である。
以上が図15の説明である。
以上で図14の説明を終わる。
なお、機械学習サーバ150とDB管理サーバ170が一緒の筐体でもよく、DB管理サーバ170とリソース管理サーバ160が一緒に筐体でもよく、あるいは機械学習サーバ150、DB管理サーバ170、リソース管理サーバ160が別の筐体でもよい。
以上で実施形態の説明を終了する。
以上、本発明によると単位時間当たりの印刷枚数が他のユーザに比べて少ないユーザの、文書データの印刷に要する時間を短縮することが可能な仕組みを提供することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、各フローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は各フローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 クライアントPC(情報処理装置)
110 複合機(画像形成装置)
120 LAN
140 文書・印刷管理サーバ
150 機械学習サーバ
160 リソース管理サーバ
170 DB管理サーバ
110 複合機(画像形成装置)
120 LAN
140 文書・印刷管理サーバ
150 機械学習サーバ
160 リソース管理サーバ
170 DB管理サーバ
Claims (6)
- クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信する印刷管理システムであって、
前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段と、
クライアント端末から文書データを取得する取得手段と、
前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする印刷管理システム。 - 前記制御手段は、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数以上である場合に、当該ユーザが操作するライアント端末から印刷要求を受け付けると、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。
- 前記画像形成装置に送信した、所定のフォーマットに変換された文書データが当該画像形成装置により印刷されることを条件に、当該画像形成装置から、当該文書データを特定可能な情報を含む印刷が完了した旨の通知を取得する通知取得手段と、
前記通知取得手段により、前記画像形成装置から印刷が完了した旨の通知を取得すると、前記文書データを特定可能な情報によって特定される前記文書データを送信したクライアント端末を操作するユーザの前記単位時間当たりの印刷枚数を更新する更新手段と
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷管理システム。 - 前記制御手段は、前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、所定の枚数より少ない場合に、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ないと判定し、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを所定のフォーマットに変換するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
- クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信し、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段する印刷管理システムの制御方法であって、
前記印刷管理システムの取得手段が、クライアント端末から文書データを取得する取得工程と、
前記印刷管理システムの制御手段が、前記取得工程による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得工程により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御工程と
を備えることを特徴とする制御方法。 - クライアント端末から送信された文書データを取得し、当該クライアント端末からの当該文書データの印刷要求に応じて、画像形成装置で印刷すべく当該文書データを所定のフォーマットに変換して、当該画像形成装置に送信し、前記クライアント端末から文書データの印刷要求を受け付けてから前記画像形成装置による印刷が完了するまでの単位時間当たりの印刷枚数を、当該クライアント端末を操作して印刷指示を行なったユーザ毎に管理する管理手段を備える印刷管理システムで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記印刷管理システムを、
クライアント端末から文書データを取得する取得手段と、
前記取得手段による文書データの取得元の前記クライアント端末を操作するユーザの、前記管理手段で管理する単位時間当たりの印刷枚数が、当該管理手段で管理する他のユーザの単位時間当たりの印刷枚数に比べて少ない場合に、当該ユーザが操作するクライアント端末から印刷要求を受け付ける前に、前記取得手段により取得した文書データを前記所定のフォーマットに変換するように制御する制御手段と
して機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016255500A JP2018106612A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 印刷管理システム、印刷管理システムの制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020141314A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 株式会社Pfu | 情報処理システム、端末装置、データ処理方法及び制御プログラム |
-
2016
- 2016-12-28 JP JP2016255500A patent/JP2018106612A/ja active Pending
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JP2020141314A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 株式会社Pfu | 情報処理システム、端末装置、データ処理方法及び制御プログラム |
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