JP2018106295A - 情報処理装置、情報処理方法、およびそのプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 アプリケーション画面内のコンテンツを拡大または縮小した際に、その拡大縮小率に応じて、マウスカーソルの動きを変更し、マウス操作の利便性を上げること
【解決手段】
アプリケーション・ウィンドウと該アプリケーション・ウィンドウにおける入力指示を受け付けるマウスカーソルとを表示装置に表示する表示手段と、アプリケーション・ウィンドウを表示装置上に表示する位置とアプリケーション・ウィンドウの拡縮率を記憶する記憶手段とを有する情報処理装置であって、マウスカーソルの位置する場所に存在するアプリケーション・ウィンドウを特定し、特定されたアプリケーション・ウィンドウの拡縮率を取得、マウスカーソルの移動速度を拡縮率取得手段により取得された拡縮率に対応した速度に設定することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ等の画面に表示されている表示内容に対して指示入力を可能とするいわゆるマウスを制御する情報処理装置、情報処理方法、及びそのプログラムに関する。
コンピュータ等の情報処理装置において、ディスプレイ画面に表示されるマウスカーソルの制御方式は、マウスの移動量に対して一定の割合でディスプレイ画面上のマウスカーソルを移動させる。マウスを利用することにより、ユーザは、情報処理装置上にあるアプリケーションに指示を行うことができる。
特許文献1には、アプリケーションに対し所定の動作が設定されている位置にマウスカーソルが入ると、マウスカーソルの移動量を少なくするなどの制御を行うことで、マウスの誤操作の防止や、マウス操作を容易にする技術が提案されている。
特開平10−133822号公報
特許文献1によると、アプリケーション画面の種類に応じて、それぞれに適したマウススピードの変更や制御が可能であった。
しかしながら、アプリケーション画面内のコンテンツを拡大または縮小する操作を行い、その拡大縮小率を変更した場合に、それまで最適であったマウススピードが最適にならなくなるという課題があった。
例えば、あるアプリケーション画面内ではマウススピードを遅くするという制御設定をしていた場合を考える。この場合においてアプリケーション画面内のコンテンツを拡大すると、マウススピードを遅くするといった、操作精度を要求される制御は必要とされなくなる。逆に不必要に遅いマウススピードのみ残ることになり、マウス操作者に対して必要以上の移動操作を要求することになってしまう。
また、アプリケーション画面内ではマウススピードを速い設定としていた場合を考える。この場合においてアプリケーション画面内のコンテンツを縮小すると、マウスカーソルを当てる領域が相対的に縮小するため、マウススピードが速いままだとマウスカーソルを当てづらくなるといった課題があった。
本発明の目的は、アプリケーション画面内のコンテンツを拡大または縮小した際に、その拡大縮小率に応じて、マウスカーソルの動きを変更し、マウス操作の利便性を上げることである。
本願発明は、アプリケーション・ウィンドウと該アプリケーション・ウィンドウにおける入力指示を受け付けるマウスカーソルとを表示装置に表示する表示手段と、前記アプリケーション・ウィンドウを表示装置上に表示する位置を記憶する記憶手段と、を有する情報処理装置において、前記記憶手段は、前記アプリケーション・ウィンドウの拡縮率をも記憶しており、前記マウスカーソルの位置する場所に存在するアプリケーション・ウィンドウを前記記憶手段より特定するアプリケーション特定手段と、前記アプリケーション特定手段で特定されたアプリケーション・ウィンドウの拡縮率を前記記憶手段より取得する拡縮率取得手段と、前記表示手段により表示されるマウスカーソルの移動速度を前記拡縮率取得手段により取得された拡縮率に対応した速度に設定するマウスカーソル速度設定手段と、を有することを特徴とする。
本願発明によれば、アプリケーション画面内のコンテンツを拡大または縮小した際の拡大縮小率に応じて、マウスカーソルの動きを変更し、マウス操作の利便性を上げるという効果を有する。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るマウス103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第3のフローチャートである。 本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第4のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウスカーソルスピードが拡大率に応じた速度になった場面に対応した画面イメージの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウスカーソルスピードが縮小率に応じた速度になった場面に対応した画面イメージの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウス操作習熟度測定を画面イメージで説明した模式図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置100で参照されるデータテーブルの一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。図1を参照すると、本発明の情報処理装置100は、画面表示装置(ディスプレイ)102とマウスなどのポインティングデバイス103とに接続されている。
画面表示装置102に表示されるディスプレイ画面105上に、アプリケーション画面104が表示されており、マウスなどのポインティングデバイス103の操作によりマウスカーソル106が動作し、情報処理装置内のアプリケーションに動作指示を与える。
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、本発明の情報処理装置100は、マウスなどのポインティングデバイス103による操作により移動されたディスプレイ画面105上の座標位置を座標検出部201で検出する。次に、処理検出部202において、検出した座標位置上にあるアプリケーションを、アプリケーション毎の表示領域を記憶した領域記憶部205から、アプリケーション特定部206が取得する。取得したアプリケーションが、マウスカーソルスピードを変更するアプリケーションかどうかをマウススピード変更判定部207で判定し、マウスカーソルスピードを変更するアプリケーションであれば、マウススピード変更部208により、マウスカーソルの移動スピードを変更する。変更したマウスカーソルスピードで、マウスカーソルの位置を変更(マウスカーソル位置変更部203)し、マウスカーソル表示制御部204において、ディスプレイ102にマウスカーソルを表示する。なお、図2のハードウェアブロック図は、マウスカーソルの移動に関する処理のみを考慮した構成である。これらの構成以外にアプリケーション毎やOS(Operating System)により動作する処理も含んでいても良い。
図3は、本発明の実施形態に係るマウスなどのポインティングデバイス103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、本発明のマウスなどのポインティングデバイス103は、たとえば、マウス本体裏側に内蔵されたボール部分の動きや光学式に動きを検知する、あるいはタッチパッドのような移動距離を検出することができる平面移動検出部301から入力信号を受信し、情報処理装置100に送信する。他にマウスなどのポインティングデバイス103は、左ボタン302やホイール303、右ボタン304などを有していても良い。
次に、図4〜図7を参照して、本発明のマウスカーソルスピードをアプリケーションの拡縮率によって変更する処理を説明する。
図4は、本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第1のフローチャートであり、図中のS401〜S407は各ステップを示す。各ステップの処理は、情報処理装置100の外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、情報処理装置100のCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図4のフローチャートは、情報処理装置100において、マウスカーソルがディスプレイ画面105に描画され、マウス103による入力が検出された段階で開始されるフローチャートである。
まず、図4のステップS401において、情報処理装置100のCPU201は、ディスプレイ画面105上のマウスカーソルの位置を取得する。
次に、ステップS402において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルの下にアプリケーションがあるかどうかを判断する。マウスカーソルの下にアプリケーションがある場合はステップS403へと処理を遷移する。一方、マウスカーソルの下にアプリケーションがない場合は、マウススピードを変更する必要が無いため、本発明の処理を終える。アプリケーションがあるかどうかの判断し、次のステップS403におけるマウスカーソルの下にあるアプリケーションを特定する処理を説明するために、図11を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100で参照されるデータテーブルの一例を示す模式図である。
図11の1110はウィンドウ画面105上に展開されているアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブルである。
アプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブル1110は、アプリケーションを特定するアプリケーションID1111を有する。アプリケーションIDで特定されたアプリケーションの配置されている位置を特定する情報として、アプリケーションの左上の座標を示すX座標1115とY座標1116、およびアプリケーションの画面サイズ1112を有している。
1110のX座標1115とY座標1116およびアプリケーション画面サイズ1112から、マウスカーソルの下にあるアプリケーションが何かを特定できる。たとえば、マウスカーソルのX座標、Y座標が(300,200)にある場合、X座標1115とY座標1116およびアプリケーション画面サイズ1112から、アプリケーションIDが「2」のアプリケーションがマウスカーソルの下にあることを特定できる。
なお、アプリケーション毎にレイヤ状に配置されている情報が図11などのアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブルに記憶されている場合は、マウスカーソルの位置にある最も最上位にあるアプリケーションを該当するアプリケーションと特定する。図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS402において、図11のようなアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブルから、マウスカーソルの下にアプリケーションがあると判断され、ステップS403においてマウスカーソルの下のアプリケーションが特定されると、次のステップS404において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS403で特定されたアプリケーションの拡縮倍率が変更されているかを判断する。アプリケーションの拡縮倍率が変更されていなければ、マウススピードを変更する必要はないので、本発明の処理を終了し、アプリケーションの拡縮倍率が変更されていれば、ユーザの使いやすさを向上させるために、マウスカーソルのスピードを変更すべきかの判断処理(ステップS406)へと処理を遷移する。ステップS404の処理について説明する。
ステップS404において、情報処理装置100のCPU201は、たとえば、図11の1110のアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブルが有するアプリケーション毎の拡大縮小率1114を取得する。拡大縮小率1114が100%もしくは、N/A(値なし)の場合は、本発明の処理を終了し、100%もしくは、N/A(値なし)以外の場合は、次のステップS405へと処理を遷移する。
次のステップS405において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルのスピードを変更する必要があるかどうかを判断する処理を実行する。ステップS405の処理の詳細を図5を参照して説明する。
図5は、本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第2のフローチャートであり、図中のS501〜S507は各ステップを示す。各ステップの処理は、情報処理装置100の外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、情報処理装置100のCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図5のフローチャートは、情報処理装置100において、ステップS405の処理へと遷移した際に開始されるフローチャートである。
まず、図5のステップS501において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS403で特定されたアプリケーションの現在の拡縮率を取得する。本発明の場合、たとえば、図11の1110のアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブルから、ステップS403で特定したアプリケーションの拡大縮小率1114を取得する。
次に、ステップS502において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS501で取得した拡縮率が100%を超えているかどうかを判断する。100%を超えていない場合は、ステップS503へと処理を遷移し、100%を超えている場合はステップS504へと処理を遷移する。拡縮率が100%を超えていない場合、すなわちマウスカーソルの下にあるアプリケーションの拡縮率が100%以下の場合は、マウスカーソルスピードを拡縮率に応じて小さくした方が使いやすく、また、拡縮率が100%を超えている場合は、マウスカーソルの下にあるアプリケーションだけ急にマウスカーソルスピードが上がると違和感があるため、この条件分岐を設けている。
ステップS503に処理を遷移すると、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルスピードの変更指示をするかどうかのフラグであるマウススピード変更指示フラグFをマウスカーソルの下にあるアプリケーションの拡縮率に対応した値として、図5の処理を終え、図4のフローチャートに戻る。マウススピード変更指示フラグを図11を参照して説明する。
図11の1100はアプリケーション毎かつユーザ毎に情報処理装置100が有するマウスコントロールに関するデータである。ウィンドウ画面105上に表示されているアプリケーション毎に、マウススピード変更指示フラグ1104とマウス操作習熟度係数1106を有している。マウス操作の習熟度に関しては、図8において後述する。ステップS501で取得した拡縮率が100%を超えている場合にステップS504へ遷移する処理を図5のフローチャートに戻って説明する。
一方、ステップS504へと処理を遷移すると、情報処理装置100のCPU201は、現在のアプリケーション上でのマウスカーソルのスピードを取得する。
次に、ステップS505において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS504で取得したマウスカーソルのスピードが、マウスカーソルの下にあるアプリケーションのデフォルトスピード1113より大きいかどうかを判断する。アプリケーションのデフォルトマウスカーソルスピードは、たとえば、図11のデータテーブルの1113のように、アプリケーション毎に登録されている値である。
ステップS504で取得したマウスカーソルのスピードが、アプリケーションのデフォルトスピード1113より大きい場合は、それだけマウス操作に習熟していることを意味しているので、そのスピードを維持するために、ステップS507へと処理を遷移する。マウス操作の習熟度に関しては、図8において後述する。
一方、ステップS504で取得したマウスカーソルのスピードが、アプリケーションのデフォルトスピード1113以下の場合は、マウス操作に習熟していないユーザの操作と考えられるため、マウスカーソルのスピードをデフォルトスピード1113に変更するため、ステップS506へと処理を遷移する。
ステップS506へと処理を遷移すると、情報処理装置100のCPU201は、マウススピード変更指示フラグFを「デフォルトスピードに戻す」(たとえば、1105)に設定して、図5の処理を終え、図4のフローチャートに戻る。
また、ステップS507へと処理を遷移した場合、情報処理装置100のCPU201は、マウススピード変更指示フラグFの値を「スピード変更なし」(たとえば、1105に「スピード変更なし」とする)と設定して、図5の処理を終え、図4のフローチャートに戻る。
図4のフローチャートの説明に戻り、ステップS405において、マウスカーソルのスピードを変更するか否かの判断基準を設定し、次のステップS406において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルのスピードを変更する必要があるかどうかを判断する。マウスカーソルのスピードを変更する必要がない場合とは、図5のフローチャートのステップS507を通過した場合であり、したがって、マウスコントロールに関するデータ1100のマウススピード変更指示フラグ1104に「スピード変更なし」と設定されていれば、マウスカーソルのスピードを変更しない処理となる。
マウスカーソルのスピードを変更する必要がない場合、図4の本発明のフローチャートを終え、マウスカーソルのスピードを変更する必要がある場合は、ステップS407へと処理を遷移し、マウスカーソルのスピードを変更する処理を行う。ステップS407の処理の詳細は、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第3のフローチャートであり、図中のS601〜S608は各ステップを示す。各ステップの処理は、情報処理装置100の外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、情報処理装置100のCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図6のフローチャートは、情報処理装置100において、ステップS407の処理へと遷移した際に開始されるフローチャートである。
まず、図6のステップS601において、情報処理装置100のCPU201は、図5のフローチャートで設定されたマウススピード変更指示フラグ1104を取得する。
次に、ステップS602において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS601で取得したマウススピード変更指示フラグ1104が、図11のアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブル1110のデフォルトスピード1113と等しいかどうか判断する。
マウススピード変更指示フラグ1104とデフォルトスピード1113とが等しい場合は、ステップS603へと処理を遷移し、ステップS603において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルのスピードをデフォルトスピード1113に設定し、図6のフローチャートの処理を終え、本発明の処理を終える。この後はマウス操作に対応するマウスカーソルの移動をデフォルトスピード1113で行い、また、ステップS401への処理へと戻り、続く処理を繰り返す。
一方、ステップS602において、マウススピード変更指示フラグ1104とデフォルトスピード1113が等しくないと判断された場合は、ステップS604へと処理を遷移し、ステップS604において、情報処理装置100のCPU201は、現在のマウスカーソルの下にあるアプリケーションの縮小率X(%)を取得する。
縮小率の取得は、たとえば、図11のアプリケーション毎の表示情報を登録しているデータテーブル1110から、拡大縮小率1114を取得する。
次に、ステップ605において、情報処理装置100のCPU201は、マウス操作の習熟度を取得する。マウス操作の習熟度を取得する処理は図7を参照して説明する。
図7は、本発明の実施形態の情報処理装置100における制御処理手段の一例を示す第4のフローチャートであり、図中のS701〜S708は各ステップを示す。各ステップの処理は、情報処理装置100の外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、情報処理装置100のCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図7のフローチャートは、情報処理装置100において、ステップS605の処理へと遷移した際に開始されるフローチャートである。
まず、ステップS701において、情報処理装置100のCPU201は、単位時間あたりのマウスカーソルの移動距離を取得する。
次に、ステップS702において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS701で取得した単位時間あたりのマウスカーソルの移動距離(移動速度)が一定の値より小さいかどうか判断し、一定の値より大きい場合はステップS701へと処理を戻す。一定の値より小さい場合は、次のステップS703へと処理を遷移する。この条件分岐は、通常のマウス操作において素早く動かす操作は容易であり、小さい範囲をマウスで指定する操作が習熟度を要求されると判断されるために実行される。したがって、他にマウス操作の習熟度を測定する基準があれば、以下のフローチャートの処理と異なる処理でも良い。
ステップS703へと処理を遷移すると、情報処理装置100のCPU201は、ステップS703の処理へと移行したタイミングのタイムスタンプを取得する。
次に、ステップS704において、情報処理装置100のCPU201は、マウス103が、左ボタン302押下や右ボタン304押下の操作を受け付けたかを判断する。左ボタン302押下や右ボタン304押下を受け付けていない場合は、ボタンが押下されるまでステップS704の処理へと戻し、左ボタン302または右ボタン304の押下を受け付けた場合は、次のステップS705へと処理を遷移する。
ステップS705へと処理を遷移すると、情報処理装置100のCPU201は、左ボタン302または右ボタン304が押下されたタイミングのタイムスタンプを取得、ステップS703で取得したタイムスタンプとの差から経過時間を算出する。
次に、ステップS706において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS706で算出した経過時間により処理を分ける。経過時間が短い(ボタン押下までの時間が早い)場合、たとえば0.2秒以下等の場合は、ステップS707へと処理を遷移し、マウス操作習熟度係数Sをデクリメントする。また、経過時間が長い(ボタン押下までの時間が遅い)場合、たとえば0.5秒以上等の場合は、ステップS708へと処理を遷移し、マウス操作習熟度係数Sをインクリメントする。どちらにも該当しない場合、たとえば、経過時間が0.2〜0.5の間であれば、マウス操作習熟度係数は変更しない。ステップS706の条件分岐は、マウスカーソルのスピードが遅くなってからマウスのボタン操作がされるまでの経過時間で習熟度を判断するために行われる。以上の処理を行い、図7のフローチャートの処理を終える。図10を参照して、図7のフローチャートの処理を画面イメージで説明する。
図10は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウス操作習熟度測定を画面イメージで説明した模式図である。
図10の1001はディスプレイ画面105上に表示されたアプリケーション画面104の例である。ユーザのマウス操作により、移動前のマウスカーソル1002が矢印1003の方向に移動し、1004の位置まで移動する。この間のマウスカーソルのスピードは、一定の値(スピード)より大きいため、マウス操作習熟度の算出には利用しない。ユーザにより1006のマウスカーソル位置で右ボタンをクリックする要求がある場合、ユーザはマウスカーソルの位置が1004の位置から1006への位置を矢印1005分だけ動かす。矢印1005分だけ動かす際にマウスカーソルのスピードは遅くなるはずなので、スピードが遅くなったタイミングでタイムスタンプを計測し(ステップS703)、右ボタンが押下されたタイミングでのタイムスタンプ間の時間を算出する(ステップS705)。算出された時間毎に、マウス操作習熟度係数Sを増やすか減らすかを判断することで、以後のマウスカーソルのスピードを制御することが可能となる。詳細を図6のフローチャートに戻って説明する。
図6のステップS605において、マウス操作習熟度係数Sを算出すると、次のステップS606において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルの下にあるアプリケーションの縮小度とマウス操作習熟度係数との和が所定の値以下かどうかを判断する。この判断は、マウス操作習熟度係数Sが大きすぎる場合(本発明では最大値を10と設定)にマウスカーソルのスピードが極端に遅くなる、もしくはマイナスになることを防ぐための判断分岐である。
アプリケーションの縮小度とマウス操作習熟度係数との和が所定の値(本発明では10)以下の場合は、ステップS608へと処理を遷移し、最小のマウスカーソルのスピードに設定(本発明はデフォルトスピード1113の1/10)して、本発明の処理を終了し、また、ステップS401への処理へと戻り、続く処理を繰り返す。
一方、アプリケーションの縮小度とマウス操作習熟度係数との和が所定の値(本発明では10)以上の場合は、マウスカーソルのスピードをマウス操作習熟度係数により変更させるため、ステップS607へと処理を遷移する。
ステップS607において、情報処理装置100のCPU201は、マウスカーソルのスピードをデフォルトスピード1113から変更する処理を行う。マウス操作習熟度係数が小さい場合には、マウス操作習熟度が高いと判断し、マウスカーソルのスピードを早く設定し、マウス操作習熟度係数が大きい場合には、マウス操作習熟度が低いと判断し、マウスカーソルのスピードを遅く設定する。具体的な例として、マウスカーソルのスピードを「デフォルトスピード1113×(アプリケーションの縮小度+マウス操作習熟度係数)/100」とする例をフローチャートには記載している。マウスカーソルのスピードを設定後は、本発明の処理を終了し、また、ステップS401への処理へと戻り、続く処理を繰り返す。
上記実施例の他の実施例として、画面イメージ例を図8および図9を参照して説明する。
図8は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウスカーソルスピードが拡大率に応じた速度になった場面に対応した画面イメージの一例を示す模式図である。
図8の805は、ディスプレイ画面105に表示される画面イメージであり、801がアプリケーション画面104のイメージである。また、811は、同じく、ディスプレイ画面105に表示される画面イメージであり、807は、801のアプリケーション画面104を一部分拡大したイメージである。たとえば、アプリケーションの拡大前にマウスカーソル802を804へ移動させる際に移動させるマウスの移動量と、アプリケーションの拡大後にマウスカーソル808を810へ移動させる際に移動させるマウスの移動量をアプリケーションのコンテンツ内で等しくさせることができる。この際、ディスプレイ画面105上での移動量は大きく異なるが、アプリケーションのコンテンツ内での移動量を等しく、もしくは拡大することによる移動量の変化量を803と809で出来るだけ変えないような処理を行うことができる。
図9は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100で表示されるマウスカーソルスピードが縮小率に応じた速度になった場面に対応した画面イメージの一例を示す模式図である。
図9の905は、ディスプレイ画面105に表示される画面イメージであり、901がアプリケーション画面104のイメージである。また、911は、同じく、ディスプレイ画面105に表示される画面イメージであり、907は、901のアプリケーション画面104を縮小したイメージである。たとえば、アプリケーションの縮小前にマウスカーソル902を904へ移動させる際に移動させるマウスの移動量と、アプリケーションの縮小後にマウスカーソル908を910へ移動させる際に移動させるマウスの移動量をアプリケーションのコンテンツ内で等しくさせることができる。この際、ディスプレイ画面105上での移動量は大きく異なるが、アプリケーションのコンテンツ内での移動量を等しく、もしくは縮小することによる移動量の変化量を903と909で出来るだけ変えないような処理を行うことができる。
以上の処理により、アプリケーション画面内のコンテンツを拡大または縮小した際の拡大縮小率に応じて、マウスカーソルの動きを変更し、マウス操作の利便性を上げるという効果を有する。
また、ユーザのマウス操作の習熟度によりマウスカーソルのスピードを制御することにより、ユーザのマウス操作の利便性を上げることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、図4〜図7に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4〜図7の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
102 ディスプレイ
103 マウス
104 アプリケーション画面
105 ディスプレイ画面
106 マウスカーソル

Claims (6)

  1. アプリケーション・ウィンドウと該アプリケーション・ウィンドウにおける入力指示を受け付けるマウスカーソルとを表示装置に表示する表示手段と、
    前記アプリケーション・ウィンドウを表示装置上に表示する位置を記憶する記憶手段と、を有する情報処理装置において、
    前記記憶手段は、前記アプリケーション・ウィンドウの拡縮率をも記憶しており、
    前記マウスカーソルの位置する場所に存在するアプリケーション・ウィンドウを前記記憶手段より特定するアプリケーション特定手段と、
    前記アプリケーション特定手段で特定されたアプリケーション・ウィンドウの拡縮率を前記記憶手段より取得する拡縮率取得手段と、
    前記表示手段により表示されるマウスカーソルの移動速度を前記拡縮率取得手段により取得された拡縮率に対応した速度に設定するマウスカーソル速度設定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザによる前記マウスカーソルの移動履歴から、マウスカーソルを操作するマウスの操作習熟度を特定するマウス操作習熟度特定手段と、
    前記マウスカーソル速度設定手段は、前記マウス操作習熟度特定手段により特定されたマウス操作習熟度に応じてマウスカーソルの移動速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記マウスカーソル速度設定手段は、前記マウス操作習熟度特定手段により特定されたマウス操作習熟度に応じて、前記操作習熟度が低い場合はマウスカーソル速度を遅く設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記マウスカーソル速度設定手段は、前記マウス操作習熟度特定手段により特定されたマウス操作習熟度に応じて、前記操作習熟度が高い場合はマウスカーソル速度を早く設定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. アプリケーション・ウィンドウを表示装置上に表示する位置と、該アプリケーション・ウィンドウの拡縮率と、記憶する記憶部を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記アプリケーション・ウィンドウと該アプリケーション・ウィンドウにおける入力指示を受け付けるマウスカーソルとを表示装置に表示する表示ステップと、
    前記マウスカーソルの位置する場所に存在するアプリケーション・ウィンドウを前記記憶部より特定するアプリケーション特定ステップと、
    前記アプリケーション特定ステップで特定されたアプリケーション・ウィンドウの拡縮率を前記記憶部より取得する拡縮率取得ステップと、
    前記表示ステップにより表示されるマウスカーソルの移動速度を前記拡縮率取得ステップにより取得された拡縮率に対応した速度に設定するマウスカーソル速度設定ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  6. 情報処理装置を、請求項5に記載の情報処理方法で動作させるためのプログラム。
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