JP2018106266A - 危険度推定装置 - Google Patents

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【課題】走行シーンに適した危険度の推定を行うことができるようにした危険度推定装置を提供する。【解決手段】監視距離の異なる複数の障害物検出手段1,2,3と、複数の障害物検出手段1,2,3により検出された各障害物に対してそれぞれ危険度を設定する危険度設定手段12と、前記危険度に対して、複数の障害物検出手段1,2,3ごとにそれぞれ重み付け係数を設定する係数設定手段13とを備え、係数設定手段13は、走行シーンに応じて、前記各重み付けを変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、障害物を検出して危険度を推定する、危険度推定装置に関する。
特許文献1には、車載のCCDカメラによる撮像画像を取り込んでこれを処理し、自車前方における前方歩行者情報を抽出すると共に、外部の走行支援道路システムから横断歩行者情報を取り込み、この横断歩行者情報のうち、前記CCDカメラの検出範囲外の横断歩行者情報を抽出し、画像として画面表示する走行支援システムが開示されている。
特開2003−327065号公報
しかしながら、走行シーンによっては、歩行者に対して警戒すべきレベルが変化し、また、警戒すべき対象も異なるが、特許文献1に開示された技術には、このような点について何ら考慮がなされていない。
本発明は、上記のような課題に鑑み創案されたもので、走行シーンに適した危険度の推定を行うことができる危険度推定装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の危険度推定装置は、監視距離の異なる複数の障害物検出手段と、前記複数の障害物検出手段により検出された各障害物に対してそれぞれ危険度を設定する危険度設定手段と、前記危険度に対して、前記複数の障害物検出手段ごとにそれぞれ重み付け係数を設定する係数設定手段とを備え、前記係数設定手段は、走行シーンに応じて、前記各重み付けを変更することを特徴としている。
(2)前記複数の障害物検出手段の監視範囲をそれぞれ調整し設定する監視範囲設定手段をさらに備え、前記監視範囲設定手段は、前記重み付け係数が高くなるほど、前記監視範囲を広げることが好ましい。
(3)車両の前方に存在する道路標識又は道路標示を検出する標識等検出手段をさらに備え、前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により検出された前記道路標識又は前記道路標示に応じて、前記重み付け係数を変更することが好ましい。
(4)前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により横断歩道が検出された場合には、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定することが好ましい。
(5)前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により自動車専用道路の標識が検出された場合には、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定することが好ましい。
(6)前記車両の車速を検出する車速検出手段をさらに備え、前記係数設定手段は、前記車速が高くなるにしたがって、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定することが好ましい。
(7)操舵角検出手段をさらに備え、前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により、前記車両の前方に交差点が認識された場合には、前記標識等検出手段により横断歩道が認識されている間は、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定し、前記標識等検出手段により前記横断歩道が認識されなくなり、且つ、前記操舵角検出手段により前記車両の右折が検出されると、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定し、前記右折が進み、前記標識等検出手段により、前記横断歩道とは別の横断歩道が認識された場合には、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定することが好ましい。
本発明によれば、監視距離の異なる複数の障害物検出手段により検出された各障害物に対してそれぞれ危険度が設定されるが、これらの危険度に対して走行シーンに応じて重み付け係数がそれぞれ設定されるので、走行シーンに応じて特に警戒が必要な監視距離が適宜設定されることとなり、走行シーンに適した危険度の推定を行うことができる。
本発明の一実施形態の危険度推定装置の構成を示す制御ブロック図である。 本発明の一実施形態の危険度推定装置における監視範囲を説明するための模式的な平面図である。 本発明の一実施形態の危険度推定装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の危険度推定装置における具体的な制御例を説明するための模式的な平面図である。 本発明の一実施形態の危険度推定装置における具体的な制御例を説明するための模式的な平面図である。 本発明の一実施形態の危険度推定装置における具体的な制御例を説明するための模式的な平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。以下の説明では、車両の進行方向を前方とし、前方を基準に左右を定める。また、車幅方向や路幅方向を共に幅方向という。
[1.構成]
本実施形態の危険度推定装置20は、図1に示すように、近距離用センサ(障害物検出手段)1と、車載カメラ(障害物検出手段)2と、遠距離用センサ(障害物検出手段)3と、車速センサ(車速検出手段)4と、操舵角センサ(操舵角検出手段)5と、ECU10の機能要素11〜14とを備えて構成される。機能要素11〜14は、具体的には、標識等検出部(標識等検出手段)11,危険度設定部(危険度設定手段)12,係数設定部(係数設定手段)13及び監視範囲設定部(監視範囲設定手段)14である。ECU10は、通常のコンピュータであり、内部には周知のCPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するためのバスラインを備えている。
近距離用センサ1及び遠距離用センサ3は何れも電磁波等を利用して前方の障害物を検出するものであり、本実施形態ではレーダ(近距離レーダ,遠距離レーダ)により構成されている。また、車載カメラ2も前方の障害物を検出する機能を有している。以下、近距離用センサ1,車載カメラ2及び遠距離用センサ3をまとめて表記する場合は、監視装置1,2,3と表記する。
監視装置1,2,3の各監視範囲R1,R2,R3は通常はそれぞれ図2に示すようになっており、監視装置1,2,3により監視が想定されている対象の距離である監視距離L1,L2,L3は、この順に長めに設定されている。
また、監視幅は監視距離と反比例する特性を有しており、監視装置1,2,3の各監視幅W1,W2,W3はこの順に狭くなる。
また、監視装置1,2,3の監視範囲R1,R2,R3はそれぞれ調整可能となっている。
車載カメラ2は、自車両の前端部または車室内の上部などに設けられて、車両前方の周囲の画像(以下「車両前方画像」という)を撮像し、取得した車両前方画像のデータ(画像情報)をECU10へ出力する。また、車載カメラ2は、ステレオカメラにより構成され、車両前方画像に基づいて自車両と障害物との位置関係を検出することが可能となっている。
車速センサ4は、車軸の回転速度に基づいて自車両の走行速度を検出する。
操舵角センサ5はステアリングホイールの操舵角を検出する。
標識等検出部11は、車載カメラ2により撮像された車両前方画像を解析し、予め記憶した道路標識や道路標示の画像情報とテンプレートマッチングを行うなど周知の画像解析により、道路標識や道路標示の種別を検出する。
危険度設定部12は、センサ1,3からの反射波や車載カメラ2により撮像された前方画像を解析して、危険のレベルを数値化した危険度Dを設定する。なお、危険度Dとは自車両が走行する上で警戒すべき警戒度とも言え、安全対策が要求される度合いとも言える。
具体的には、危険度設定部12は、監視装置1,2,3の検出結果(反射波又は前方画像)に基づいて障害物を検出すると共に障害物の種別やサイズなどを推定し、検出された障害物の種別やサイズなどに応じて、近距離用センサ1の検出結果に対応する危険度d1、車載カメラ2の検出結果に対応する危険度d2、遠距離用センサ3の検出結果に対応する危険度d3を設定する。そして、危険度設定部12は、近距離用センサ1に対応する重み付け係数k1、車載カメラ2に対応する重み付け係数k2、遠距離用センサ1に対応する重み付け係数k3を使用して下式(1)より前記危険度Dを設定する。重み付け係数k1,k2,k3については後述する。
D=k1×d1+k2×d2+k3×d3…(1)
この危険度Dが閾値を越えた場合には、安全性を確保するための各種制御が行われ、例えば、運転手に注意を促すための報知が行われたり、ブレーキプレフィルを作動させてブレーキの遊びを詰め,ドライバのブレーキ操作に対して即座に制動力を発揮できるように準備が行われたりする。
なお、危険度Dが閾値を越えた場合に替えて、上式(1)の各項(「k1×d1」,「k2×d2」及び「k3×d3」)の何れかが閾値を越えた場合に、安全性を確保するための各種制御を行うようにしてもよい。
係数設定部13は、標識等検出部11の検出結果に基づいて前記重み付け係数k1,k2,k3を適宜設定する。
具体的には、係数設定部13は、標準時、すなわち標識等検出部11により特定の道路標識や道路標識が検出されなかったときや、車速Vが閾値V0を越えていないときには、各重み付け係数k1,k2,k3を同じ値の標準値で設定し、例えばそれぞれを1.0に設定する。その一方、係数設定部13は、特定の道路標識(例えば自動車専用道路を示す標識や横断報道を示す標識)や特定の道路標示(例えば横断報道を示す表示)が検出されたときや、車速Vが閾値V0を越えたときのように、自動車専用道路や高速自動車道の走行中や、横断歩道付近の走行中などといった特定の走行シーンの場合には、各走行シーンに応じてこれらの重み付け係数k1,k2,k3をそれぞれ異なる値に設定して、監視装置1,2,3の検出結果に対して異なる重み付けを行う。
これは、主として警戒すべき障害物を、自車両50Aから近距離の障害物とすべきか遠方の障害物とすべきかが走行シーンに応じて変わることを考慮したことによる。
どのような走行シーンに応じて重み付け係数k1,k2,k3を具体的にどのように設定するかは後述する。
監視範囲設定部14は、監視装置1,2,3の監視範囲R1,R2,R3をそれぞれ設定し、本実施形態では特に近距離用センサ1に関する重み付け係数k1が標準値よりも大きくなる場合、すなわち、自車両50Aから近距離の障害物の出現を警戒すべき場合には。近距離用センサ1の監視範囲R1を、図2に示す通常時よりも、監視幅W1を拡げると共に監視距離L1を近距離に設定する。
[2.制御フロー]
以下、図3を参照して、本発明の一実施形態としての危険度推定装置20の制御フローを説明する。なお、この制御フローは所定の周期で繰り返し実行される。
先ず、ステップS10において、各監視装置1,2,3から検出結果を取得する。
次いで、ステップS20において、危険度設定部12により、監視装置1,2,3の検出結果に対応する危険度d1,d2,d3がそれぞれ算出される。
そして、ステップS30では、特定の走行シーンが検出されたか否かが判定され、特定の走行シーンが検出された場合にはステップS40に進む一方、そうでない場合にはステップS50に進む。
ステップS40では、ステップS30で検出された特定の走行シーンに応じて、係数設定部13により重み付け係数が設定され、これに応じて危険度設定部12により危険度Dが計算され、さらに、監視範囲設定部14により監視範囲が設定される。
ステップS50では、各監視装置1,2,3に対して、係数設定部13により重み付け係数k1,k2,k3が標準値に設定されると共に監視範囲設定部14により監視範囲R1,R2,R3が標準範囲に設定される。
[3.具体例]
以下、走行シーンに応じた重み付け係数k1,k2,k3の変更に関する具体例を、図4〜図6を参照して説明する。
[3−1.具体例1]
図4に示す例は、自車両50Aが一般道を走行していて、標識等検出部11が、前方の横断歩道100を示す図示しない道路標識を、二点鎖線で示す位置において検出した例である。なお、図4では、二点鎖線で示す位置では便宜的に近距離用センサ1の監視範囲R1のみ示す。
係数設定部13と監視範囲設定部14とは、標識等検出部11により横断歩道の道路標識が検出されたことを受けて、自車両50Aから近距離において歩行者の飛び出しのおそれがあるとして、それぞれ次のような制御を行うことにより、近距離の障害物に対応する警戒度を高めている。
つまり、近距離用センサ1の検出結果に対応する重み付け係数k1を標準値よりも大きい値に設定する。すなわち、それぞれ標準値に設定されている車載カメラ2及び遠距離用センサ3の重み付け係数k2,k3(例えばk2=1,k3=1)よりも近距離用センサ1の重み付け係数k1を高く設定して(例えばk3=4)、上式(1)による危険度Dの算出における近距離用センサ1の検出結果の寄与度を高めにする。
監視範囲設定部14は、図4において、近距離用センサ1の監視範囲を、二点鎖線で示す標準範囲である監視範囲R1から、自車両50Aから近距離の監視を重視した実線で示す監視範囲R1′に変更する。すなわち、監視範囲R1′の監視距離L1′は監視範囲R1の監視距離L1よりも近距離に設定され、監視範囲R1′の監視幅W1′は監視範囲R1の監視幅W1よりも広く設定される。
以下、このような係数設定部13と監視範囲設定部14との制御を「飛び出し警戒制御」という。
そして、自車両50Aが横断歩道100を通過して、標識等検出部11が横断歩道100を検出しなくなると、飛び出し警戒制御を解除して、係数設定部13は重み付け係数k1を標準値に戻し、監視範囲設定部14は監視範囲を標準範囲である監視範囲R1に戻す。
標識等検出部11により横断歩道の道路標識が検出された場合に替えて、標識等検出部11により横断歩道100が検出された場合に、上記の制御を開始するようにしてもよい。
[3−2.具体例2]
図5に示す例は、自車両50Aが高速自動車道を走行している例である。
係数設定部13は、車速センサ4により検出された車速Vが高くなるほど、遠距離用センサ3の検出結果に対応する重み付け係数k3を大きく設定し、本実施形態では、車速Vが閾値V0よりも高くなると重み付け係数k3を標準値よりも大きい値に設定する。また、係数設定部13は、近距離用センサ1及び車載カメラ2の重み付け係数k1,k2を標準値よりも小さく設定する。
高速自動車道では、歩行者が横から飛び出してくることは原則ないので、このように重み付け係数を設定することで上式(1)において危険度Dを算出する際に遠距離用センサ3の検出結果の寄与度を高めとして、先行車両50Bのように自車両50Aから遠距離にある障害物に対応する警戒を高めている。
車速Vが閾値V0よりも高くなった場合に替えて、標識等検出部11が自動車専用道路の道路標識を検出した場合に、上記の制御を開始するようにしてもよい。
[3−3.具体例3]
図6に示す例は、自車両50Aが一般道において交差点200を右折しようとしている例である。
標識等検出部11が、交差点200を示す図示しない道路標識を検出すると又は前方の横断歩道100Aを検出すると、具体例1で上述した飛び出し警戒制御が開始される。すなわち係数設定部13が近距離センサ1に関する重み付け係数k1を大きくし、監視範囲設定部14が近距離センサ1の監視範囲を拡大する。
そして、図6に示す状態となって、標識等検出部11が横断歩道100Aを検出しなくなり、且つ、操舵角センサ5に基づき自車両50Aの右折が検出されると、飛び出し警戒制御から、前方の対向車両50Cを警戒する制御(以下「対向車両警戒制御」という)に変更される。つまり、近距離センサ1の重み付け係数k1を標準値に戻し、係数設定部13が遠距離センサ3に関する重み付け係数k3を標準値よりも大きくして、遠距離センサ3に関する重み付け係数k3を近距離センサ1や車載カメラ2の重み付け係数k2よりも大きくする。
ついで、図6に示す状態から自車両50Aの右折が進み、標識等検出部11が別の横断歩道100Bを検出すると、対向車両警戒制御から飛び出し警戒制御に切り替わり、自車両50Aが横断歩道100Bを通過して横断歩道100Bが検出されなくなるまで飛び出し警戒制御が行われる。
[4.効果]
本発明の一実施形態によれば、監視装置1,2,3により検出された各障害物に対してそれぞれ危険度d1,d2,d3が設定されるが、これらの危険度d1,d2,d3に対して走行シーンに応じて重み付け係数k1,k2,k3が設定される。例えば、自車両50Aから近距離に対して警戒が必要な走行シーンでは近距離用センサの重み付け係数k1が、車載カメラ2と遠距離用センサ3との重み付け係数k2,k3よりも高めに設定され、自車両50Aから遠距離に対して警戒が必要な走行シーンでは遠距離用センサ3の重み付け係数k3が、近距離用センサ1と車載カメラ2との重み付け係数k1,k2よりも高めに設定される。
したがって、走行シーンに適した走行支援を行うことができる。
[5.その他]
(1)危険度設定部12は、重み付け係数k1,k2,k3の時間に関する上昇率が大きくなるにしたがって、危険度d1,d2,d3を高めに設定するようにしてもよい。例えば、車速Vが高くなるにしたがって遠距離センサ3の重み付け係数k3を高くするような場合に、遠距離センサ3により検出される障害物に対応する危険度d3を、重み付け係数k3の上昇率に応じて高くする。
(2)重み付け係数の設定方法は上記実施形態に限定されず、主要な警戒対象を監視する監視装置の重み付け係数が他の監視装置の重み付け係数よりも相対的に高めになればよい。例えば、主要な警戒対象を監視する監視装置が遠距離センサ3であれば、その重み付け係数k3を、重み付け係数k1,k2よりも高くしてもよいし、重み付け係数k1,k2を重み付け係数k3よりも低くしてもよいし、重み付け係数k3を標準値よりも高くすると共に重み付け係数k1,k2を標準値よりも低くしてもよい。
(3)前記実施形態では、標識等検出部11により道路標識や道路標示を検出したが、標識等検出部11に替えて、自車両位置検出手段と地図情報取得手段とを使用してもよい。つまり、自車両位置と地図情報とを比較することで、車両前方に道路標識や道路標示があることや高速自動車道や自動車専用道路を走行していることを検出するようにしてもよい。
(4)また、本発明は[3.具体例]の欄に挙げた走行シーンの適用に限定されず、例えば信号機の付近を走行する走行シーンにも適用できるものである。
(5)前記実施形態では、本発明を車両前方の監視に適用した例を説明したが、車両側方や車両後方の監視に適用してもよい。
1 近距離用センサ(障害物検出手段)
2 車載カメラ(障害物検出手段)
3 遠距離用センサ(障害物検出手段)
4 車速センサ(車速検出手段)
5 操舵角センサ(操舵角検出手段)
10 ECU
11 標識等検出部(標識等検出部)
12 危険度設定部(危険度設定手段)
13 係数設定部(係数設定手段)
50A 自車両
50B 先行車両
50C 対向車両
100,100A,100B 横断歩道
200 交差点
R1,R2,R3 監視範囲
k1,k2,k3 重み付け係数
d1,d2,d3 危険度

Claims (7)

  1. 監視距離の異なる複数の障害物検出手段と、
    前記複数の障害物検出手段により検出された各障害物に対してそれぞれ危険度を設定する危険度設定手段と、
    前記危険度に対して、前記複数の障害物検出手段ごとにそれぞれ重み付け係数を設定する係数設定手段とを備え、
    前記係数設定手段は、走行シーンに応じて、前記各重み付けを変更する
    ことを特徴とする、危険度推定装置。
  2. 前記複数の障害物検出手段の監視範囲をそれぞれ調整し設定する監視範囲設定手段をさらに備え、
    前記監視範囲設定手段は、前記重み付け係数が高くなるほど、前記監視範囲を広げる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の危険度推定装置。
  3. 車両の前方に存在する道路標識又は道路標示を検出する標識等検出手段をさらに備え、
    前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により検出された前記道路標識又は前記道路標示に応じて、前記重み付け係数を変更する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の危険度推定装置。
  4. 前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により横断歩道が検出された場合には、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の危険度推定装置。
  5. 前記係数設定手段は、前記標識等検出手段により自動車専用道路の標識が検出された場合には、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定する
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の危険度推定装置。
  6. 前記車両の車速を検出する車速検出手段をさらに備え、
    前記係数設定手段は、前記車速が高くなるにしたがって、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど、前記重み付け係数を高めに設定する
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の危険度推定装置。
  7. 操舵角検出手段をさらに備え、
    前記係数設定手段は、
    前記標識等検出手段により、前記車両の前方に交差点が認識された場合には、
    前記標識等検出手段により横断歩道が認識されている間は、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定し、
    前記標識等検出手段により前記横断歩道が認識されなくなり、且つ、前記操舵角検出手段により前記車両の右折が検出されると、前記監視距離が遠距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定し、
    前記右折が進み、前記標識等検出手段により、前記横断歩道とは別の横断歩道が認識された場合には、前記監視距離が近距離の障害物検出手段ほど前記重み付け係数を高めに設定する
    ことを特徴とする、請求項3及び請求項3を引用する4〜6の何れか一項に記載の危険度推定装置。
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