JP2018106231A - 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018106231A
JP2018106231A JP2016249117A JP2016249117A JP2018106231A JP 2018106231 A JP2018106231 A JP 2018106231A JP 2016249117 A JP2016249117 A JP 2016249117A JP 2016249117 A JP2016249117 A JP 2016249117A JP 2018106231 A JP2018106231 A JP 2018106231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
communication terminal
unit
session
general
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016249117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6907528B2 (ja
Inventor
毅史 本間
Takashi Homma
毅史 本間
英樹 城
Hideki Shiro
英樹 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016249117A priority Critical patent/JP6907528B2/ja
Priority to US15/837,005 priority patent/US20180183791A1/en
Publication of JP2018106231A publication Critical patent/JP2018106231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6907528B2 publication Critical patent/JP6907528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/0876Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities based on the identity of the terminal or configuration, e.g. MAC address, hardware or software configuration or device fingerprint
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1069Session establishment or de-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/14Session management
    • H04L67/141Setup of application sessions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/52Network services specially adapted for the location of the user terminal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】専用端末及び汎用端末のそれぞれの長所を活かした遠隔コミュニケーションを実現する。
【解決手段】遠隔コミュニケーションシステム1は、専用端末14毎に設定された第1の認証情報を用いて専用端末14を認証し、汎用端末15毎に設定された第2の認証情報を用いて汎用端末15を認証し、第2の認証処理により認証された汎用端末15に、連携動作の実施が可能な専用端末14の候補を示す連携候補情報を送信し、連携候補情報に基づいて、連携動作の対象となる専用端末14を選択し、選択された専用端末14と第2の認証処理により認証された汎用端末15との間で連携動作を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラムに関する。
ネットワーク環境の進展に伴い、テレビ会議等の遠隔コミュニケーションが広く利用されている。また、情報処理技術の進歩に伴い、様々な情報処理装置が遠隔コミュニケーションシステムのクライアント端末として利用されている。例えば、テレビ会議を行う場合、テレビ会議用の専用端末だけでなく、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、電子ホワイトボード等もクライアント端末として利用されている。これにより、ユーザは様々な情報処理装置の中から自分の好みに応じたものを用いて遠隔コミュニケーションを行うことができる。
例えば、ユーザ毎に簡易に素早く伝送端末をカスタマイズできるようにすると共にセキュリティの強化を図ることを目的として、ユーザ識別情報で認証を行い、伝送端末に対応付けられた宛先リスト情報ではなく、ユーザ毎の宛先リスト情報を取得する技術が開示されている(特許文献1)。これにより、共用される端末であっても、自分専用の宛先リストを使用することができると共に、その宛先リストを他人に見られることを防止することができる。
上述したように、様々な情報処理装置を遠隔コミュニケーションシステムのクライアント端末として利用することができる。しかし、専ら遠隔コミュニケーションに使用される専用端末と、遠隔コミュニケーション以外にも様々な用途で使用される汎用端末との間には、品質(性能)、操作性、使用性等の違いがある。そのため、一般にユーザは専用端末と汎用端末とを同様の感覚で用いることができない。
一般に、専用端末は遠隔コミュニケーションに特化した構成を有するため、遠隔コミュニケーションの実行時において高品質な動画像、音声等をユーザに提供することができる。しかし、専用端末は共用端末として利用されることが多いため、誰でも容易に使用できるように、ボタン、リモコン等を用いた操作を基本とする構成を有する場合が多い。そのため、専用端末はユーザが使い慣れたPC、スマートフォン等の汎用端末に比べ、操作性、使用性等の点で劣る場合がある。一方、汎用端末は個人的に利用される場合が多いため、その操作部等が個人用にカスタマイズされ、高い操作性、使用性等を有する場合が多い。しかし、一般に、汎用端末の遠隔コミュニケーションにおける動画像、音声等の品質は、専用端末より低い場合が多い。
従来の遠隔コミュニケーションシステムでは、専用端末及び汎用端末のそれぞれの長所を同時に活かすことが困難であるという問題がある。例えば、上記特許文献1に記載の技術では、伝送端末(専用端末)のカスタマイズが行われるが、伝送端末において操作が行われるものであるため、操作性等の問題について改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、専用端末及び汎用端末のそれぞれの長所を活かした遠隔コミュニケーションを実現できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステムは、第1の通信端末と、予め登録された複数の前記第1の通信端末間で情報を送受信するセッションを確立するための処理を行う第1のシステムと、前記第1の通信端末のリソースを利用して前記セッションに参加する連携動作を行う第2の通信端末と、前記第1の通信端末毎に設定された第1の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第1の通信端末を認証する第1の認証処理を行う第1の認証部と、前記第2の通信端末毎に設定された第2の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第2の通信端末を認証する第2の認証処理を行う第2の認証部と、前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末に、前記連携動作の実施が可能な前記第1の通信端末の候補を示す連携候補情報を送信する送信部と、前記連携候補情報に基づいて、前記連携動作の対象となる前記第1の通信端末を選択するための処理を行う選択部と、選択された前記第1の通信端末と前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末との間で前記連携動作を実施するための処理を行うマッチング部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、専用端末及び汎用端末のそれぞれの長所を活かした遠隔コミュニケーションを実現することが可能となる。
図1は、第1の実施形態の第1の例に係る遠隔コミュニケーションシステムの全体的なハードウェア構成を例示する図である。 図2は、第1の実施形態の第2の例に係る遠隔コミュニケーションシステムの全体的なハードウェア構成を例示する図である。 図3は、第1の実施形態に係る専用端末のハードウェア構成を例示する図である。 図4は、第1の実施形態に係る通信管理システム、Webサーバ、中継装置、及び汎用端末のハードウェア構成を例示する図である。 図5は、第1の実施形態の第2の例に係る遠隔コミュニケーションシステムの機能的構成を例示する図である。 図6は、第1の実施形態に係る汎用端末の機能的構成を例示する図である。 図7は、第1の実施形態に係るWebサーバの機能的構成を例示する図である。 図8は、第1の実施形態の第1の例に係る専用端末テーブルのデータ構造を例示する図である。 図9は、第2の実施形態の第2の例に係る専用端末テーブルのデータ構造を例示する図である。 図10は、第1の実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステムにおける処理の流れを例示するシーケンス図である。 図11は、第1の実施形態に係る汎用端末がセッションに参加するための認証処理において使用されるID入力画面を例示する図である。 図12は、第1の実施形態に係る端末リスト要求信号のデータ構造を例示する図である。 図13は、第1の実施形態の第1の例に係る連携候補表示画面を例示する図である。 図14は、第1の実施形態の第2の例に係る連携候補表示画面を例示する図である。 図15は、第1の実施形態の第1の例に係る連携要求信号のデータ構造を例示する図である。 図16は、第1の実施形態の第2の例に係る連携要求信号のデータ構造を例示する図である。 図17は、第1の実施形態に係る汎用端末の認証処理の特徴を模式的に例示する図である。 図18は、第1の実施形態に係る連携動作の実施時における汎用端末の表示画面を例示する図である。 図19は、第1の実施形態の第1の例に係る連携動作の実施時における専用端末の表示画面を例示する図である。 図20は、第1の実施形態の第2の例に係る連携動作の実施時における専用端末の表示画面を例示する図である。 図21は、第2の実施形態に係るWebサーバの機能的構成を例示する図である。 図22は、第2の実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステムにおける処理の流れを例示するシーケンス図である。 図23は、第2の実施形態に係る汎用端末の認証処理の特徴を模式的に例示する図である。
以下に添付図面を参照して、遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
<遠隔コミュニケーションシステムの全体的なハードウェア構成>
図1は、第1の実施形態の第1の例に係る遠隔コミュニケーションシステム1の全体的なハードウェア構成を例示する図である。本例に係る遠隔コミュニケーションシステム1は通信管理システム11(第1のシステム)、Webサーバ12(第2のシステム)、専用端末14(第1の通信端末)、汎用端末15(第2の通信端末)、及び通信ネットワーク16を含む。
通信管理システム11は予め登録された複数のクライアント端末間でテレビ会議、音声会議等の、少なくとも音声を含む情報を相互に送受信するセッションを確立するための処理を行う情報処理システムである。本実施形態に係るクライアント端末には専用端末14及び汎用端末15が含まれる。なお、クライアント端末は専用端末14及び汎用端末15に限られるものではない。通信管理システム11はサーバコンピュータ等を利用して構成され得るが、通信管理システム11の具体的なハードウェア構成は特に限定されるべきものではない。
Webサーバ12は専用端末14と汎用端末15との間で連携動作を実施するためのアプリケーションを提供するサーバコンピュータである。連携動作とは、汎用端末15が専用端末14のリソースを利用してテレビ会議等のセッションに参加するための動作である。Webサーバ12の具体的なハードウェア構成は特に限定されるべきものではない。
専用端末14は通信管理システム11により確立されるセッションに参加するクライアント端末の一種である。専用端末14は、テレビ会議等の特定のセッションに特化した機能、構成等を有する、遠隔コミュニケーション専用の情報処理装置である。所定の場所に設置された複数の専用端末14のそれぞれは、通信ネットワーク16を介して通信管理システム11と接続可能である。なお、専用端末14はWebサーバ12と接続可能であってもよい。通信管理システム11の機能により各専用端末14間でセッションが確立される。図1に示す第1の例に係る遠隔コミュニケーションシステム1においては、2つの専用端末14A,14Bが含まれ、一方の専用端末14Aは第1のユーザU1により使用され、他方の専用端末14Bは第2のユーザU2に使用される状態の例が示されている。なお、セッションに参加する専用端末14の数は2つに限られるものではなく、より多数であってもよいことは無論である。
汎用端末15は通信管理システム11により確立されるセッションに参加するクライアント端末の一種である。汎用端末15は当該セッション以外の用途にも使用される情報処理装置であって、例えばPC、スマートフォン、タブレット端末等であり得る。所定の場所で使用される複数の汎用端末15のそれぞれは、通信ネットワーク16を介して通信管理システム11及びWebサーバ12と接続可能である。通信管理システム11及びWebサーバ12の機能により、汎用端末15は専用端末14と連携動作を行いながら(専用端末14のリソースを利用して)セッションに参加することが可能となる。なお、汎用端末15は必ずしも通信管理システム11と直接接続可能でなければならないものではなく、Webサーバ12又は他のシステムを介して間接的に接続可能であってもよい。図1に示す第1の例に係る遠隔コミュニケーションシステム1においては、2つの汎用端末15A,15Bが含まれ、一方の汎用端末15Aは第1のユーザU1により使用され、他方の汎用端末15Bは第3のユーザU3に使用される状態の例が示されている。なお、セッションに参加する汎用端末15の数は2つに限られるものではなく、より多数であってもよいことは無論である。
通信ネットワーク16は複数の情報処理装置間で情報の送受信を可能にするコンピュータネットワークであり、例えばインターネット、Ethernet(登録商標)規格のネットワーク等を利用して構成される。
図2は、第1の実施形態の第2の例に係る遠隔コミュニケーションシステム2の全体的なハードウェア構成を例示する図である。本例に係る遠隔コミュニケーションシステム2は通信管理システム11、Webサーバ12、中継装置13、専用端末14、汎用端末15、及び通信ネットワーク16を含む。
本例に係るWebサーバ12は、第1のユーザU1が使用する専用端末14及び汎用端末15が設置されたある施設内に構築されたLAN(Local Area Network)21(例えば社内LAN等)に含まれ、ルータ22を介して通信ネットワーク16に接続している。このように、Webサーバ12はクライアント(ユーザU1)が管理するシステムの範囲内に設置されていてもよい。
中継装置13は複数のクライアント端末(専用端末14、汎用端末15等)の間で、遠隔コミュニケーション(セッション)における音声データ、画像データ等の中継を行う装置である。中継装置13はサーバコンピュータ等により構成され得るが、中継装置13の具体的なハードウェア構成は特に限定されるべきものではない。。通信管理システム11は中継装置13の動作を管理する。なお、中継装置13は必ずしも存在しなければならないものではなく、例えば遠隔コミュニケーションシステム2の規模が小さい場合等には不要となる場合がある。また、中継装置13は必ずしも独立したハードウェア構成を有しなければならないものではなく、例えば通信管理システム11内に機能部として組み込まれていてもよい。
<専用端末のハードウェア構成>
図3は、第1の実施形態に係る専用端末14のハードウェア構成を例示する図である。専用端末14は、専用端末14全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)51、専用端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)52、CPU51のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)53、音声データ、画像データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ54、CPU51の制御に従ってフラッシュメモリ54に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)55、フラッシュメモリ等のメディア56に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ57、専用端末14の宛先を選択する場合等に操作される操作ボタン58、専用端末14の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ59、通信ネットワーク16を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F61、CPU51の制御に従って被写体を撮像し画像データを得るCCD(Charge Coupled Device)62、CCD62の駆動を制御する撮像素子I/F63、音声を入力するマイク64、音声を出力するスピーカ65、CPU51の制御に従ってマイク64及びスピーカ65の間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F66、CPU51の制御に従って外付けのディスプレイ70に画像データを伝送するディスプレイI/F67、外部の装置との間で各種データを送受信する外部装置I/F68、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等のバスライン60を含む。
記録メディア56は専用端末14に対して着脱自在な構成となっている。CPU51の制御に従ってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ54に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。CCD62は光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子であるが、被写体を撮像するものであればCCDに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いてもよい。ディスプレイ70は被写体の画像、操作用アイコン等を表示する液晶、有機EL等によって構成され得る。
専用端末用プログラムはインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録メディア56等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通されてもよい。
<通信管理システム、Webサーバ、中継装置、及び汎用端末のハードウェア構成>
図4は、第1の実施形態に係る通信管理システム11、Webサーバ12、中継装置13、及び汎用端末15のハードウェア構成を例示する図である。通信管理システム11、Webサーバ12、中継装置13、及び汎用端末15は同様のハードウェア構成であり得る。ここでは、当該ハードウェア構成が通信管理システム11として利用される場合の例を説明する。
通信管理システム11は、通信管理システム11全体の動作を制御するCPU71、通信管理システム用プログラムを記憶したROM72、CPU71のワークエリアとして使用されるRAM73、各種データを記憶するHD(Hard Disk)74、CPU71の制御に従ってHD74に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)75、フラッシュメモリ等のメディア76に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ77、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、画像等の各種情報を表示するディスプレイ78、通信ネットワーク16を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F79、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード81、各種指示の選択/実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス82、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)83に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ84、外部の装置との間で情報を送受信する外部装置I/F85、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等のバスライン80を含む。
上記説明は通信管理システム11への適用例であるため、ROM72に通信管理システム用プログラムが記憶されている旨の説明がなされているが、ROM72に記憶されるプログラムは当然上記ハードウェア構成の用途に応じて変更されるものである。すなわち、Webサーバ12に適用される場合におけるROM72にはWebサーバ用プログラムが記憶され、中継装置13に適用される場合におけるROM72には中継装置用プログラムが記憶され、汎用端末15に適用される場合におけるROM72には汎用装置用プログラムが記憶される。
通信管理システム用プログラム、Webサーバ用プログラム、中継装置用プログラム、及び汎用装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでメディア76、CD−ROM83等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通されてもよい。着脱可能且つコンピュータで読み取り可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
図5は、第1の実施形態の第2の例に係る遠隔コミュニケーションシステム2の機能的構成を例示する図である。ここでは、中継装置13を含む第2の例に係る遠隔コミュニケーションシステム2を例として説明する。
<専用端末の機能的構成>
専用端末14は、送受信部111、操作入力受付部112、ログイン要求部113、撮像部114a、画像表示制御部114b、音声入力部115a、音声出力部115b、選択処理部116、遅延検出部117、外部情報送受信部118、記憶・読出処理部119、記憶部120、配置情報選択部121、及び表示データ制御部122を含む。これら各機能部は、図3に示す各構成要素のいずれかが、ROM52に記憶されている専用端末用プログラムに従ったCPU51からの命令によって動作することで実現される。
専用端末14に外部入力装置18が接続されている場合、外部入力装置18は表示データを取得して専用端末14に送信する。専用端末14は表示データを受信すると、通信ネットワーク16を介して中継装置13に送信する。
記憶部120はROM52、RAM53、又はフラッシュメモリ54のいずれかによって構築される。記憶部120には配置情報管理表123及びイベントフラグテーブル124が記憶されている。
送受信部111はネットワークI/F61によって実現され、通信ネットワーク16を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
操作入力受付部112は操作ボタン58、電源スイッチ59等の入力デバイスによって実現され、ユーザU1〜U3による各種入力を受け付ける。例えば、ユーザU1〜U3が電源スイッチ59をONにする操作を行うと、操作入力受付部112は電源をONにする操作がなされたことを示す信号を生成する。
ログイン要求部113はCPU51からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部111から通信ネットワーク16を介して通信管理システム11にログイン(セッションへの参加)を要求するログイン要求信号及び専用端末14の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。
撮像部114aはCCD62及び撮像素子I/F63によって実現され、被写体を撮像して画像データを生成する。画像表示制御部114bはディスプレイI/F67によって実現され、外付けのディスプレイ70に対して画像データを送信するための制御を行う。画像表示制御部114bは自機である専用端末14及び他の専用端末14の撮像部114aで生成された画像データの他に、外部入力装置18の表示装置で表示されキャプチャされた表示データを表示する。画像表示制御部114bは画像データ、表示データ等の表示領域を制御する機能を有する。
音声入力部115aはマイク64及び音声入出力I/F66によって実現され、利用者の音声を入力し、この音声を音声信号に変換することで、音声信号に係る音声データを生成する。音声出力部115bはスピーカ65及び音声入出力I/F66によって実現され、生成された音声データを音声に変換して出力する。音声入力部115aは音声信号の入力レベルを測定し閾値等と比較することで、音声信号の有無について判定する。
配置情報選択部121は表示データの配信イベントに基づき、イベントフラグテーブル124から共有フラグを選択し配置情報管理表123に設定することで、画像表示制御部114bに、ディスプレイ70に表示させる画面の配置情報を指示する。
選択処理部116は複数の中継装置13から最終的に1つの中継装置15に絞り込む最終絞り込み処理を行う。選択処理部116は、送受信部111によって受信された事前送信情報毎に、送受信部111によって事前送信情報が受信される際の受信日時を計測する。選択処理部116は、受信日時が計測された事前送信情報毎に、この計測された受信時間と、この事前送信情報に含まれている送信日時との差に基づいて、事前送信情報の送信から受信までの所要時間を算出する。選択処理部116は算出された所要時間のうち最短の所要時間を要した事前送信情報が中継された中継装置13を選択することで、最終的に1つの中継装置13を選択する。
遅延検出部117はCPU51からの命令によって実現され、他の専用端末14から中継装置13を介して送られて来る画像データ又は音声データの遅延時間(ms)を検出する。また、外部情報送受信部118は外部装置I/F68により外部入力装置18とデータを送受信する。記憶・読出処理部119はSSD55を実体として、記憶部120に各種データを記憶する処理、記憶部120に記憶された各種データを読み出す処理等を行う。記憶部120には、専用端末14を識別するための端末ID、パスワード、画像データ、音声データ、各種データを送信する中継装置13を識別する中継装置ID、宛先端末のIPアドレス等が記憶される。
表示データ制御部122は外部入力装置18の表示データを取得するものであり、取得した表示データを専用端末14に送信する。表示データとは、所定の表示装置の画面に表示された画像をJPEG(Joint Photographic Experts Group)、Bitmap等の
形式にした画像データ、GDI(Graphics Device Interface)等の形式にした描画コマンド等のデータである。表示データには資料データが含まれる場合がある一方、資料データが含まれない場合(単なるデスクトップ画面等の場合)もある。表示データ制御部122は外部入力装置18からの要求に応じて、中継装置13に対して表示データの配信開始の要求、配信停止等の要求を行う。中継装置13からの配信イベントに応じてイベントフラグテーブル124を参照して表示制御フラグの状態を決定し、表示制御フラグを外部入力装置18へ送信する。なお、端末ID及び中継装置IDはそれぞれ専用端末14及び中継装置13を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、各種のしるし等からなる識別情報である。端末ID及び中継装置IDは言語、文字、記号、各種のしるし等のうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
<中継装置の機能的構成>
中継装置13は、送受信部131、状態検知部132、データ品質確認部133、変更品質管理部134、データ品質変更部135、記憶・読出処理部139、及び記憶部140を含む。これら各機能部は、図4に示す各構成要素のいずれかが、ROM72に記憶された中継装置用プログラムに従ったCPU71からの命令によって動作することで実現される。
記憶部140はHD74により構築され、中継装置13の電源をOFFにしても各種データの記憶が維持される不揮発性記憶手段である。記憶部140には変更品質管理テーブルによって構成されている変更品質管理DB(Data Base)141が構築される。変更品質管理テーブルでは、専用端末14のIPアドレスと中継装置13が中継する画像データの画質とが関連付けられて管理される。
送受信部131はネットワークI/F79によって実現され、通信ネットワーク16を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データの送受信を行う。状態検知部132はCPU71からの命令によって実現され、この状態検知部132を有する中継装置13の稼動状態を検知する。稼動状態としては、例えば「ONライン」、「OFFライン」、「故障中」等の状態がある。
データ品質確認部133はCPU71からの命令によって実現され、宛先端末のIPアドレスを検索キーとして変更品質管理テーブルを検索し、対応する画像データの画質を抽出することで、中継される画像データの画質を確認する。変更品質管理部134はCPU71からの命令によって実現され、通信管理システム11から送られて来る品質情報に基づいて変更品質管理DB141の変更品質管理テーブルの内容を変更する。
データ品質変更部135はCPU71からの命令によって実現され、送信元の専用端末14から送られて来た画像データの画質を、上記変更された変更品質管理DB141の変更品質管理テーブルの内容に基づいて変更する。記憶・読出処理部139はHDD75によって実現され、記憶部140に各種データを記憶する処理、記憶部140に記憶された各種データを読み出す処理等を行う。
<通信管理システムの機能的構成>
通信管理システム11は送受信部151、端末認証部152、状態管理部153、端末抽出部154、端末状態取得部155、絞込部156、セッション管理部157、品質決定部158、記憶・読出処理部159、遅延時間管理部160、及び記憶部170を含む。これら各機能部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM72に記憶されている通信管理システム用プログラムに従ったCPU71からの命令によって動作することで実現される。
記憶部170は通信管理システム11の電源をOFFにしても各種データの記憶が維持されるHD74により構築される不揮発性記憶手段である。
記憶部170には、中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB171が構築されている。中継装置管理テーブルでは、各中継装置13を識別する中継装置ID毎に各中継装置13の稼動状態を示す状態情報、状態情報が通信管理システム11で受信された受信日時、中継装置13のIPアドレス、及び中継装置13における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。
記憶部170には、認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB172が構築されている。認証管理テーブルでは、通信管理システム11によって管理されるセッションに参加する全てのクライアント端末(専用端末14又は汎用端末15)の各端末ID、及びクライアント端末14,15を利用する全てのユーザU1〜U3の各ユーザIDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。端末IDはクライアント端末14,15を識別する情報であり、ユーザIDはユーザU1〜U3を識別する情報である。パスワードはクライアント端末14,15又はユーザU1〜U3を認証するために利用される情報である。以下、端末ID及びユーザIDをまとめてIDという場合がある。IDはクライアント端末14,15又はユーザU1〜U3を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等からなる識別情報である。IDは言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。端末IDはユーザU1〜U3を識別するための識別情報を含んでもよい。
記憶部170には、端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB173が構築されている。端末管理テーブルでは、IDのうち、クライアント端末14,15の端末ID毎に端末名、クライアント端末14,15の稼動状態、ログイン要求信号が通信管理システム11で受信された受信日時、及びクライアント端末14,15のIPアドレスが関連付けられて管理される。稼動状態としては、例えば、電源がONされて通信が可能な状態又は通信中の状態であるONライン、及び電源がONされていない等の状況により通信が可能でない状態であるOFFラインがある。例えば、端末管理テーブルにおいて、端末IDが「10aa」の専用端末14について、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」、稼動状態が「ONライン(通話可能)」、通信管理システム11によりログイン要求信号が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」、及び当該専用端末14のIPアドレスが「1.2.1.3」であること等が関連付けられて管理される。
記憶部170には、宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB174が構築されている。宛先リスト管理テーブルでは、セッションの開始要求情報の要求元であるクライアント端末14,15(開始要求端末)の端末IDに対して、開始要求端末から送信されるコンテンツデータの宛先の候補となるクライアント端末14,15(宛先端末候補)の端末ID又は宛先端末候補を利用するユーザU1〜U3のユーザIDが関連付けられて管理される。例えば、リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「10aa」である専用端末14からテレビ会議の開始を要求することができる宛先端末候補は、端末IDが「10ab」,「10ac」,「10ad」,「10ae」の4つの専用端末14であること等が示される。宛先端末候補は開始要求端末から通信管理システム11に対してなされる追加又は削除の要請に応じて更新される。
記憶部170には、セッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB175が構築されている。セッション管理テーブルでは、クライアント端末14,15間でコンテンツデータが伝送されるセッションを識別するためのセッションID毎に、コンテンツデータの中継に使用される中継装置13の中継装置ID、開始要求端末の端末ID、開始要求端末によりセッションの相手先として指定されたクライアント端末14,15(宛先端末)の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及び宛先端末から送信された遅延時間を示す遅延情報が通信管理システム11で受信された受信日時が関連付けられて管理される。
記憶部170には、優先度管理テーブルによって構成されている優先度管理DB176が構築されている。優先度管理テーブルでは、IPアドレスと、一般的なIPv4(Internet Protocol version 4)におけるIPアドレスのうちの4組のドットアドレス部分の同異に応じて設定されるアドレス優先度のポイントとが関連付けられて管理される。例えば、ドットアドレスの上位から下位にかけて3つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「5」となる。ドットアドレスの上位から下位にかけて2つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「3」となる。この場合、最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度に関係ない。ドットアドレスの最上位の値が同じで、上位から2番目の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「1」となる。この場合、上位から3番目及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。ドットアドレスの最上位の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「0」となる。この場合、上位から2番目、3番目、及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。
記憶部170には、品質管理テーブルによって構成されている品質管理DB177が構築されている。この品質管理テーブルでは、開始要求端末又は宛先端末における画像データの遅延時間(ms)に応じて、中継装置13で中継させる画像データの画質(画像の品質)が関連付けられて管理される。
送受信部151はネットワークI/F79によって実現され、通信ネットワーク16を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データの送受信を行う。
端末認証部152は送受信部151を介して受信されたログイン要求信号に含まれている端末ID又はユーザID及びパスワードを検索キーとし、記憶部170の認証管理テーブルを検索し、認証管理テーブルに同一のID及びパスワードが管理されているかを判断することによってクライアント端末14,15又はユーザU1〜U3の認証を行う。
本実施形態に係る端末認証部152は専用端末認証部152a(第1の認証部)及び汎用端末認証部152b(第2の認証部)を含む。専用端末認証部152aは各専用端末14に割り当てられた、パスワードを含む端末ID(第1の認証情報)に基づいて専用端末14のセッションへの参加の可否を判定する。汎用端末認証部152bは各汎用端末15に割り当てられた、パスワードを含む端末ID(第2の認証情報)に基づいて汎用端末15のセッションへの参加の可否を判定する。
状態管理部153は端末管理テーブルの稼動状態を管理する。状態管理部153はログイン要求してきたクライアント端末14,15(ログイン要求端末)の稼動状態を管理すべく、端末管理テーブルにログイン要求端末の端末ID、ログイン要求端末の稼動状態、通信管理システム11によりログイン要求信号が受信された受信日時、及びログイン要求端末のIPアドレスを関連付けて管理する。状態管理部153は、ユーザU1〜U3がクライアント端末14,15の電源スイッチ等をOFFの状態からONにすることでクライアント端末14,15から送信される情報に基づいて、端末管理テーブルのOFFラインを示す稼動状態をONラインに設定する。反対に、ユーザU1〜U3がクライアント端末14,15の電源スイッチ等をONの状態からOFFにすることでクライアント端末14,15から送信される情報に基づいて、端末管理テーブルのONラインを示す稼動状態をOFFラインに設定する。状態管理部153は、セッションの開始要求情報の送信元である開始要求端末又は宛先端末から送信された変更要求情報が送受信部151によって受信されると、変更要求情報に基づいて端末管理テーブルにおける開始要求端末及び宛先端末のうち少なくとも一方の稼動状態を適宜変更する。
端末抽出部154はID(ログイン要求端末の端末ID、ログインを要求しているユーザU1〜U3のユーザID等)を検索キーとして宛先リスト管理テーブルを検索し、セッションを確立することのできる宛先端末候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。具体的には、端末抽出部154は宛先リスト管理テーブルにおいてキーとなるIDと一致する開始要求端末の端末IDに対応付けられている宛先端末候補の端末IDを読み出す。また、端末抽出部154はIDをキーとして宛先リスト管理テーブルを検索し、キーとなるIDを宛先端末候補として登録している他のクライアント端末14,15の端末IDも抽出する。具体的には、端末抽出部154は宛先リスト管理テーブルにおいてキーとなるIDと一致する宛先端末候補の端末IDに対応付けられている開始要求端末の端末IDを読み出す。
端末状態取得部155はIDを検索キーとして端末管理テーブルを検索し、ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、端末状態取得部155はログイン要求してきたクライアント端末14,15とセッションを確立することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。また、端末状態取得部155は端末管理テーブルを検索し、ログイン要求端末の稼動状態も取得する。
絞込部156は複数の中継装置13から最終的に1つの中継装置13に絞り込む。絞込部156は中継装置管理テーブルで管理されている中継装置13のうち稼動状態が「ONライン」となっており、且つ所定の条件に適合する(例えば優先度管理テーブルにより管理されるアドレス優先度が所定の条件を満たす)中継装置13の中継装置IDを選択することにより、中継装置13を選択する。
セッション管理部157はセッション管理テーブルにセッションID、ログイン要求端末の端末ID、及び宛先端末の端末IDを関連付けて記憶して管理する。また、セッション管理部157はセッション管理テーブルに対してセッションID毎に、最終的に1つに選択された中継装置13の中継装置IDを記憶して管理する。
品質決定部158は遅延時間を検索キーとして品質管理テーブルを検索し、対応する画像データの画質を抽出することで、中継装置13に中継させる画像データの画質を決定する。
記憶・読出処理部159はHDD75によって実現され、記憶部170に各種データを記憶する処理、記憶部170に記憶された各種データを読み出す処理等を行う。
遅延時間管理部160は宛先端末のIPアドレスを検索キーとして端末管理テーブルを検索することにより対応する端末IDを抽出する。そして、遅延時間管理部160はセッション管理テーブルにおいて、抽出した端末IDが含まれるレコードにおける遅延時間のフィールド部分に、遅延情報が示す遅延時間を記憶して管理する。
<汎用端末の機能的構成>
図6は、第1の実施形態に係る汎用端末15の機能的構成を例示する図である。汎用端末15は送受信部201、操作入力受付部202、ログイン要求部203、記憶・読出処理部204、記憶部205、表示制御部206、機能実行部207(マッチング部)、及びアプリケーション208を含む。これら各機能部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM72に記憶されている汎用端末用プログラムに従ったCPU71からの命令によって動作することで実現される。
送受信部201はネットワークI/F79によって実現され、通信ネットワーク16を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データの送受信を行う。
操作入力受付部202はキーボード81、マウス82、タッチパネル等の入力デバイスによって実現され、ユーザU1〜U3による各種入力を受け付ける。操作入力受付部202はユーザによってなされた操作内容を示す信号を生成する。
ログイン要求部203はCPU71からの命令によって実現され、セッション要求部203a、端末リスト要求部203b(選択部)、及び連携要求部203c(マッチング部)を含む。
セッション要求部203aはCPU71からの命令によって実現され、汎用端末15がセッションに参加する許可を要求するセッション参加要求信号を生成する。セッション要求部203aは操作入力受付部202にセッションへの参加を要求する操作がなされた場合に、送受信部201及び通信ネットワーク16を介して通信管理システム11(汎用端末認証部152b)にセッション参加要求信号を送信する。セッション参加要求信号には、汎用端末15のID(端末ID、ユーザID、パスワード等)(第2の認証情報)が含まれる。すなわち、本実施形態においては、汎用装置15がセッションに参加するための認証処理は、汎用端末15と通信管理システム11との間で汎用装置15のIDを用いて行われる。
端末リスト要求部203bはCPU71からの命令によって実現され、汎用端末15との連携動作が可能な専用端末14の候補を示す端末リスト(連携候補情報)を要求する端末リスト要求信号を生成する。端末リスト要求部203bは操作入力受付部202に端末リストを要求する操作がなされた場合に、送受信部201及び通信ネットワーク16を介してWebサーバ12に端末リスト要求信号を送信する。端末リスト要求信号には、汎用端末15のID、汎用端末15の通信ネットワーク16上の位置を示す識別子(URI(Uniform Resource Identifier)等)等が含まれる。
連携要求部203cはCPU71からの命令によって実現され、特定の専用端末14との間で連携動作を要求する連携要求信号を生成する。連携動作は、上述したように、汎用端末15が専用端末14のリソースを利用してセッションに参加する動作、換言すればセッションに関する処理において汎用端末15が専用端末14のリソースを利用する動作である。連携要求部203cは操作入力受付部202に連携動作を要求する操作(連携動作の相手となる専用端末14を特定する操作)がなされた場合に、送受信部201及び通信ネットワーク16を介して通信管理システム11に連携要求信号を送信する。連携要求信号には、連携動作を要求している汎用端末15のID、連携動作の相手として特定(選択)された専用端末14のID等が含まれる。
記憶・読出処理部204はCPU71からの命令及びHDD75によって実現され、記憶部205に記憶されているデータの読出し、書込み等を行う。
記憶部205はROM72、RAM73、及びHD74により実現され、セッションを確立するためのデータ、連携動作を実施するためのデータ、アドレス帳データ等の各種データを記憶する。アドレス帳データとは、自機(汎用端末15)を使用するユーザU1〜U3が知人等に関する情報を登録することにより構成されるデータであり、所定のアプリケーションを利用して作成及び保持されるデータである。
表示制御部206はCPU71からの命令により実現され、ディスプレイ78の画面表示(例えばセッションにおけるコンテンツの表示等)の制御を行う。
機能実行部207はCPU71からの命令により実現され、自発的又は他の装置からの要求に応じて所定の処理を実行する。本実施形態に係る機能実行部207は専用端末14との連携動作を実施するための処理等を実行する。
アプリケーション208は汎用端末15の各種機能を実現するためのソフトウェアであり、インストールされ実行されることによりCPU71を制御する。アプリケーション208は汎用のWebブラウザ、連携動作を実施するための連携アプリケーション241等を含む。上記送受信部201、操作入力受付部202、ログイン要求部203、記憶・読出処理部204、記憶部205、表示制御部206、及び機能実行部207はアプリケーション208を介して機能する。
<Webサーバの機能的構成>
図7は、第1の実施形態に係るWebサーバ12の機能的構成を例示する図である。Webサーバ12は送受信部231、要求受付部232、記憶・読出処理部234、記憶部235、及び機能実行部236(送信部)を含む。これら各機能部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM72に記憶されているWebサーバ用プログラムに従ったCPU71からの命令によって動作することで実現される。
送受信部231はネットワークI/F79によって実現され、通信ネットワーク16を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データの送受信を行う。
要求受付部232はCPU71からの命令によって実現され、汎用端末15から送信された端末リスト要求信号を受信する。
記憶・読出処理部234はCPU71からの命令及びHDD75によって実現され、記憶部235に記憶されているデータの読出し、書込み等を行う。
記憶部235はROM72、RAM73、及びHD74により実現され、連携動作の実施に必要な各種データを記憶する。記憶部235には、汎用端末15が連携動作に関する処理を実行するために必要な連携アプリケーション241が格納され、専用端末テーブルにより構成されている専用端末リストDB242が構築されている。連携アプリケーション241は連携動作を要求する汎用端末15に提供(ダウンロード)される。専用端末テーブルは、汎用端末15に関する汎用端末情報(第2の端末情報)と、各汎用端末15との連携動作が可能な専用端末14を特定する専用端末情報(第1の端末情報)とが対応付けられた情報である。
図8は、第1の実施形態の第1の例に係る専用端末テーブル301のデータ構造を例示する図である。第1の例に係る専用端末テーブル301は、汎用端末情報としてのパラメータ(no1,no2,…)と、専用端末情報としての端末リスト({会議室A:123456789012,会議室B:234567890123,…}、{会議室A:123456789012,会議室C:345678901234,…})(連携候補情報)とが対応付けられて構成されている。
パラメータは汎用端末15の通信ネットワーク16上の位置を示す識別子であり、URI、URL(Uniform Resource Locator)等であり得る。端末リストは各パラメータに対応する汎用端末15との連携動作が可能な1つ以上の専用端末14を特定する情報であり、図8に示す例では、専用端末14の設置場所(会議室A等)及び各専用端末14に割り当てられた識別番号(シリアル番号等)(123456789012等)を含んでいる。このような専用端末テーブル301を、汎用端末15のURI等の識別子をキーとして検索することにより、当該汎用端末15との連携動作が可能な専用端末14の候補を示す端末リストを抽出することが可能となる。
図9は、第2の実施形態の第2の例に係る専用端末テーブル302のデータ構造を例示する図である。第2の例に係る専用端末テーブル302は、汎用端末情報としてのアカウント(999012345678,888012345678,…)と、専用端末情報としての端末リストとが対応付けられて構成されている。
アカウントは汎用端末15毎に割り当てられた番号、記号、又はこれらの組み合わせからなる情報であり、汎用端末15のIDに対応する情報である。図9に示す端末リストは図8に示す第1の例に係る端末リストと同様である。このような専用端末テーブル302を、汎用端末15のアカウントをキーとして検索することにより、当該汎用端末15との連携動作が可能な専用端末14の候補を示す端末リストを抽出することが可能となる。
機能実行部236はCPU71からの命令により実現され、自発的又は他の装置からの要求に応じて所定の処理を実行する。本実施形態に係る機能実行部236は連携動作を実施するための各種処理を行う。連携動作を実施するための処理には、汎用端末15に連携動作を実施するための連携アプリケーション241を提供する処理、汎用端末15に端末リストを送信する処理等が含まれる。
<遠隔コミュニケーションシステムの動作>
図10は、第1の実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステム1又は2における処理の流れを例示するシーケンス図である。
先ず、専用端末14がセッションに参加するための認証処理(第1の認証処理)が行われる。専用端末14が起動し(S101)、専用端末14と通信管理システム11との間で専用端末14のID(第1の認証情報)を用いてセッションに参加するための認証処理が行われる(S102)。当該認証が成功すると、専用端末14のディスプレイ70(専用端末14に接続された外部のディスプレイ等を含む)にパスコードが表示される(S103)。
その後、汎用端末15が連携動作を実施するための連携アプリケーション241を取得する処理が行われる。汎用端末15が起動し(S104)、連携アプリケーション241を要求すると(S105)、Webサーバ12は汎用端末15に対して連携アプリケーション241を構成するデータを送信する(S106)。
その後、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理(第2の認証処理)が行われる。ユーザU1〜U3が汎用端末15の操作入力受付部202に汎用端末15のID(ID/Password)(第2の認証情報)を入力すると(S107)、汎用端末15と通信管理システム11との間で汎用端末15のIDを用いて、セッションに参加するための認証処理が行われる(S108)。
図11は、第1の実施形態に係る汎用端末15がセッションに参加するための認証処理において使用されるID入力画面281を例示する図である。ID入力画面281には、クライアントID入力部282、パスワード入力部283、及びログインボタン284が設けられている。クライアントID入力部282には、セッションに参加しようとする汎用端末15の端末ID又は当該汎用端末15を使用するユーザU1〜U3のユーザIDが入力される。パスワード入力部283には、クライアントID入力部282に入力されたIDに対応するパスワードが入力される。クライアントID及びパスワードが入力された後、ログインボタン284を押す操作がなされることにより、入力されたクライアントID及びパスワードを含む汎用端末情報が汎用端末15から通信管理システム11に送信される。上記汎用端末15がセッションに参加するための認証が成功すると、通信管理システム11から汎用端末15に対して、セッションへの参加が許可されたことを示すログイン通知が送信される(S109)。
ログイン通知を受信した汎用端末15は、自機との連携動作が可能な専用端末14の候補を示す端末リストを要求する端末リスト要求信号を送信する(S110)。端末リスト要求信号の送信はログイン通知が受信された場合に自動的に行われてもよいし、操作入力受付部202にユーザU1〜U3が所定の操作を行った場合にのみ行われてもよい。Webサーバ12は端末リスト要求信号を受信すると、端末リスト要求信号に含まれる汎用端末情報(URI、アカウント等)を検索キーとして専用端末テーブル301又は302から端末リストを抽出し、端末リストのデータを汎用端末15へ送信する(S111)。汎用端末15は端末リストのデータを受信すると、端末リスト(連携動作の候補となる専用端末14のリスト)を示す連携候補表示画面をディスプレイに表示させる(S112)。
図12は、第1の実施形態に係る端末リスト要求信号305のデータ構造を例示する図である。本例に係る端末リスト要求信号305には、連携動作を要求している汎用端末15のURIを特定する”pram=no01”が含まれている。
図13は、第1の実施形態の第1の例に係る連携候補表示画面291を例示する図である。連携候補表示画面291には、端末リスト要求信号305を送信した汎用端末15との連携動作が可能な複数の専用端末14を示すアイコン295が表示されている。
図14は、第1の実施形態の第2の例に係る連携候補表示画面292を例示する図である。第2の例に係る連携候補表示画面292においては、電源がOFFになっている専用端末14に対応するアイコン296の表示方式が、電源がONになっている専用端末14に対応するアイコン295の表示方式と異なっている。これにより、ユーザU1〜U3は連携動作が可能な複数の専用端末14のうち、現在電源がOFFになっている専用端末14を認識することができる。
その後、ユーザU1〜U3が汎用端末15に表示された端末リスト(連携候補表示画面291,292)から連携動作の相手となる専用端末14を選択すると共に、選択した専用端末14に表示されているパスコードを入力する(S113)。その後、汎用端末15は端末リストに含まれる情報の中から、ユーザに選択された専用端末14に関する情報(専用端末14のID等)を取得し(S114)、取得された情報に基づいて、選択された専用端末14との連携動作を要求する連携要求信号を生成し(S115)、連携要求信号を通信管理システム11に送信する(S116)。連携要求信号には、連携動作の相手として選択された専用端末14のID、ユーザU1〜U3により入力されたパスコード等が含まれる。なお、ここではパスコードの入力を専用端末14の選択と同時に行う例を示したが、パスコードを入力するタイミングはこれに限られるものではない。例えば、ステップ113において専用端末14の選択のみを行い、パスコードの入力はその後に単独で行われてもよい。
図15は、第1の実施形態の第1の例に係る連携要求信号306のデータ構造を例示する図である。本例に係る連携要求信号306には、連携動作を要求する旨を示す情報(”type”:”PairingRequest”)及び連携動作の相手として選択された専用端末14を特定する情報(”to”:”999001005031”)が含まれている。
図16は、第1の実施形態の第2の例に係る連携要求信号307のデータ構造を例示する図である。本例に係る連携要求信号307には、連携動作を要求する旨を示す情報(”type”:”PairingRequest”)及び連携動作の相手として選択された専用端末14を特定する情報(”to”:”999001005031”)に加え、ユーザU1〜U3により入力されたパスコードを示す情報(”pin”:”1234”)が含まれている。
その後、連携要求信号306,307を受信した通信管理システム11は連携動作の相手として選択された専用端末14に対し、連携動作の要求があったことを示す要求通知信号を送信する(S117)。要求通知信号には、連携要求信号306,307を送信した汎用端末15のID、入力されたパスコード等が含まれる。要求通知信号を受信した専用端末14は所定の条件が満たされた場合に、連携動作を許可する旨の連携承認信号を通信管理システム11に送信する(S118)。所定の条件とは、例えば専用端末14に表示されたパスコードとユーザU1〜U3により入力されたパスコードとが一致していること、専用端末14の仕様と汎用端末15の仕様とが互いに連携できる状態にある(特定のアプリケーションがインストールされている)こと等であり得る。連携承認信号を受信した通信管理システム11は、連携要求信号306,307を送信した汎用端末15に対し、連携動作が承認された旨を示す承認通知信号を送信する(S119)。
承認通知信号を受信した汎用端末15はアプリケーション208を介して、連携承認信号を送信した専用端末14との間でユーザU1〜U3の要求に応じた連携動作を実施する。
<汎用端末の認証処理の特徴>
図17は、第1の実施形態に係る汎用端末15の認証処理の特徴を模式的に例示する図である。図17及び図10のステップS107〜S109に示すように、第1の実施形態においては、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理が汎用端末15と通信管理システム11との間で、汎用端末15毎に設定されたID(個人アカウント)を用いて行われる。
<アドレス帳連携機能>
本実施形態に係る連携動作にはアドレス帳連携機能が含まれる。アドレス帳連携機能は、汎用端末15又は専用端末14に紐付けられたアドレス帳データに含まれる他の端末又は他のユーザが使用する端末を連携動作の対象に加える機能である。アドレス帳連携機能は、汎用端末15にインストールされたアプリケーション208(Webブラウザ、連携アプリケーション241等)、専用端末14にインストールされたアドレス帳管理用アプリケーション等の機能を利用して実現される。なお、アドレス帳データの格納場所は特に限定されるべきものではなく、汎用端末15の記憶部205又は専用端末14の記憶部120だけでなく、Webサーバ12の記憶部235、その他のサーバの記憶部等であってもよい。
図18は、第1の実施形態に係る連携動作の実施時における汎用端末15の表示画面311を例示する図である。本例に係る表示画面311には、連携相手情報表示部321及びアドレス帳情報表示部322が含まれている。連携相手情報表示部321は自機との連携動作を実施している専用端末14に関する情報を示しており、本例では、自機を特定する情報(まさお(999999999999))と、連携動作の相手となっている専用端末14を特定する情報(会議室A(329512347865))とが示されている。アドレス帳情報表示部322は自機(汎用端末15)に紐付けられたアドレス帳データに含まれる情報を示しており、本例では、4人のユーザ又はこれらのユーザが使用する端末を特定する情報(けんた(999001015551)、たけし(999001015552)、きよし(999001015553)、及びいさむ(999001015554))が示されている。自機(連携動作を実施中の汎用端末15)を使用しているユーザU1〜U3がアドレス帳情報表示部322に表示されているリストから所望の端末(ユーザ)を選択することにより、選択された端末を連携動作の対象に追加することが可能となる。本例では、「たけし(999001015552)」に対応する汎用端末15が選択された状態が示されている。
図19は、第1の実施形態の第1の例に係る連携動作の実施時における専用端末14の表示画面312を例示する図である。本例に係る表示画面312には、アドレス帳情報表示部325及びパスコード表示部326が含まれている。アドレス帳情報表示部325は自機(専用端末14)が保持するアドレス帳データに含まれる情報を示しており、本例では、2つの専用端末14を特定する情報(会議室C(999001015551)及び大阪事業所(999001015552))、及び2人のユーザ又はこれらのユーザが使用する端末を特定する情報(きよし(999001015553)及びいさむ(999001015554))が示されている。自機(連携動作を実施中の専用端末14)を使用しているユーザU1〜U3がアドレス帳情報表示部325に表示されているリストから所望の端末(ユーザ)を選択することにより、選択された端末を連携動作の対象に追加することが可能となる。本例では、「大阪事業所(999001015552)」に対応する専用端末14が選択された状態が示されている。パスコード表示部326は連携動作の認証処理(例えば図10のステップS103,S113)に使用されるパスコードを示しており、本例では4桁の数字が示されている。連携要求時(ステップS113)において、専用端末14に接続されたディスプレイ25に表示されたパスコードを汎用端末15に入力することにより連携動作の認証処理が行われる。
図20は、第1の実施形態の第2の例に係る連携動作の実施時における専用端末14の表示画面313を例示する図である。本例に係る表示画面313には、連携相手情報表示部321、アドレス帳情報表示部325、及びパスコード表示部327が含まれている。連携相手情報表示部321は自機との連携動作を実施している汎用端末15に関する情報を示しており、本例では、自機を特定する情報(会議室A(329512347865)))と、連携動作の相手となっている汎用端末15を特定する情報(まさお(999999999999))とが示されている。本例に係るアドレス帳情報表示部325は図16に示す第1の例に係るアドレス帳情報表示部325と同様である。本例に係るパスコード表示部327は連携動作の認証処理に使用されるパスコードとして2次元コードを示している。連携要求時において汎用装置15に備えられた撮像機能等を利用して当該2次元コードの画像を読み取ることにより、図19に示す第1の例に係るパスコードと同様に連携動作の認証処理を行うことができる。
上記実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステム1,2の各機能の少なくとも一部がプログラムの実行によって実現される場合、プログラムはROM等に予め組み込まれて提供される。プログラムはインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供されてもよい。プログラムはインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されるように構成されてもよい。プログラムは上述した各機能の少なくとも一部を含むモジュール構成となっていてもよい。
上記実施形態によれば、遠隔コミュニケーションの実行時において、ユーザU1〜U3は操作性及び使用性に優れた汎用端末15を操作して、遠隔コミュニケーションに関連するコンテンツを処理する能力が高い専用端末14のリソースを利用することが可能となる。これにより、専用端末14及び汎用端末15のそれぞれの長所を活かした遠隔コミュニケーションを実現することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下に、他の実施形態について図面を参照して説明するが、第1の実施形態と同一又は同様の作用効果を奏する箇所については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
<Webサーバの機能的構成>
図21は、第2の実施形態に係るWebサーバ32の機能的構成を例示する図である。第2の実施形態に係るWebサーバ32は、図7に示す第1の実施形態に係るWebサーバ12との比較において、ログイン要求部341を含む点で相違している。
ログイン要求部341は、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理を、通信管理システム11との間で、汎用端末15に代わって行う機能部である。ログイン要求部341はCPU71からの命令によって実現される。
<遠隔コミュニケーションシステムの動作>
図22は、第2の実施形態に係る遠隔コミュニケーションシステム1又は2における処理の流れを例示するシーケンス図である。
先ず、専用端末14がセッションに参加するための認証処理(第1の認証処理)が行われる。専用端末14が起動し(S201)、専用端末14と通信管理システム11との間で専用端末14のID(第1の認証情報)を用いてセッションに参加するための認証処理が行われる(S202)。当該認証が成功すると、専用端末14のディスプレイ70(専用端末14に接続された外部のディスプレイ等を含む)にパスコードが表示される(S203)。
その後、汎用端末15が連携動作を実施するための連携アプリケーション241を取得する処理が行われる。汎用端末15が起動し(S204)、Webサーバ32にログインするためのログイン画面にアクセスし(S205)、連携アプリケーション241を要求すると、Webサーバ32は汎用端末15に対して連携アプリケーション241を構成するデータを送信する(S206)。
その後、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理(第2の認証処理)が行われる。ユーザU1〜U3が汎用端末15の操作入力受付部202に汎用端末15のID(ID/Password)(第2の認証情報)を入力すると(S207)、汎用端末15は入力された汎用端末15のIDをWebサーバ12に送信する(S208)。その後、Webサーバ12は受信した汎用端末15のIDを用いて、通信管理システム11との間で、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理を行う(S209)。当該認証が成功すると、通信管理システム11からWebサーバ12に対して、セッションへの参加が許可されたことを示すログイン通知が送信される(S210)。
ログイン通知を受信したWebサーバ12は、ステップS209において認証された汎用端末15との連携動作が可能な専用端末14の候補を示す端末リストを取得し(S211)、端末リストを当該汎用端末15に送信する(S212)。ステップS211における端末リストの取得は、例えば上記専用端末テーブル301又は302からステップS208において受信した汎用端末15のIDを検索キーとして端末リストを抽出することにより行われる。
その後、ユーザU1〜U3は、端末リストを受信した汎用端末15に表示された、連携動作が可能な専用端末14の候補の中から所望の専用端末14を選択すると共に、選択した専用端末14に表示されているパスコードを入力する(S213)。その後、汎用端末15は選択された専用端末14及び入力されたパスコードをWebサーバ12に通知し(S214)、Webサーバ12は選択された専用端末14との連携動作を要求する連携要求信号を通信管理システム11に送信する(S215)。連携要求信号には、連携動作の相手として選択された専用端末14のID、ユーザU1〜U3により入力されたパスコード等が含まれる。なお、ここではパスコードの入力を専用端末14の選択と同時に行う例を示したが、パスコードを入力するタイミングはこれに限られるものではない。例えば、ステップ213において専用端末14の選択のみを行い、パスコードの入力はその後に単独で行われてもよい。
その後、Webサーバ12からの連携要求信号を受信した通信管理システム11は、連携動作の相手として選択された専用端末14に対し、連携動作の要求があったことを示す要求通知信号を送信する(S216)。要求通知信号を受信した専用端末14は所定の条件が満たされた場合に、連携動作を許可する旨の連携承認信号を通信管理システム11に送信する(S217)。連携承認信号を受信した通信管理システム11は連携動作を要求した汎用端末15に対し、連携動作が承認された旨を示す承認通知信号を送信する(S218)。
承認通知信号を受信した汎用端末15はアプリケーション208を介して、連携承認信号を送信した専用端末14との間でユーザU1〜U3の要求に応じた連携動作を実施する。
<汎用端末の認証処理の特徴>
図23は、第2の実施形態に係る汎用端末15の認証処理の特徴を模式的に例示する図である。図23及び図22のステップS207〜S210に示すように、第2の実施形態においては、汎用端末15がセッションに参加するための認証処理がWebサーバ12と通信管理システム11との間で、汎用端末15毎に設定されたID(個人アカウント)を用いて行われる。これにより、汎用端末15の処理負荷の削減、セキュリティ性の向上等を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。この新規な実施の形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態及びその変形は発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,2 遠隔コミュニケーションシステム
11 通信管理システム
12,32 Webサーバ
13 中継装置
14,14A,14B 専用端末(クライアント端末)
15,15A,15B 汎用端末(クライアント端末)
16 通信ネットワーク
18 外部入力装置
21 LAN
22 ルータ
25 ディスプレイ
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 フラッシュメモリ
55 SSD
56 メディア
57 メディアドライブ
58 操作ボタン
59 電源スイッチ
60 バスライン
61 ネットワークI/F
62 CCD
63 撮像素子I/F
64 マイク
65 スピーカ
66 音声入出力I/F
67 ディスプレイI/F
68 外部装置I/F
70 ディスプレイ
71 CPU
72 ROM
73 RAM
74 HD
75 HDD
76 メディア
77 メディアドライブ
78 ディスプレイ
79 ネットワークI/F
80 バスライン
81 キーボード
82 マウス
83 CD−ROM
84 CD−ROMドライブ
111 送受信部
112 操作入力受付部
113 ログイン要求部
114a 撮像部
114b 画像表示制御部
115a 音声入力部
115b 音声出力部
116 選択処理部
117 遅延検出部
118 外部情報送受信部
119 記憶・読出処理部
120 記憶部
123 配置情報管理表
124 イベントフラグテーブル
131 送受信部
132 状態検知部
133 データ品質確認部
134 変更品質管理部
135 データ品質変更部
139 記憶・読出処理部
140 記憶部
141 変更品質管理DB
151 送受信部
152 端末認証部
152a 専用端末認証部
152b 汎用端末認証部
153 状態管理部
154 端末抽出部
155 端末状態取得部
156 絞込部
157 セッション管理部
158 品質決定部
159 記憶・読出処理部
160 遅延時間管理部
170 記憶部
171 中継装置管理DB
172 認証管理DB
173 端末管理DB
174 宛先リスト管理DB
175 セッション管理DB
176 優先度管理DB
177 品質管理DB
201 送受信部
202 操作入力受付部
203 ログイン要求部
203a セッション要求部
203b 端末リスト要求部
203c 連携要求部
204 記憶・読出処理部
205 記憶部
206 表示制御部
207 機能実行部
208 アプリケーション
231 送受信部
232 要求受付部
234 記憶・読出処理部
235 記憶部
236 機能実行部
241 連携アプリケーション
242 専用端末リストDB
281 ID入力画面
291 連携候補表示画面
295,296 アイコン
301,302 専用端末テーブル
305 端末リスト要求信号
306,307 連携要求信号
311,312,313 表示画面
321 連携相手情報表示部
322,325 アドレス帳情報表示部
326,327 パスコード表示部
341 ログイン要求部
U1〜U3 ユーザ
特開2014−075074号公報

Claims (10)

  1. 第1の通信端末と、
    予め登録された複数の前記第1の通信端末間で情報を送受信するセッションを確立するための処理を行う第1のシステムと、
    前記第1の通信端末のリソースを利用して前記セッションに参加する連携動作を行う第2の通信端末と、
    前記第1の通信端末毎に設定された第1の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第1の通信端末を認証する第1の認証処理を行う第1の認証部と、
    前記第2の通信端末毎に設定された第2の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第2の通信端末を認証する第2の認証処理を行う第2の認証部と、
    前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末に、前記連携動作の実施が可能な前記第1の通信端末の候補を示す連携候補情報を送信する送信部と、
    前記連携候補情報に基づいて、前記連携動作の対象となる前記第1の通信端末を選択するための処理を行う選択部と、
    選択された前記第1の通信端末と前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末との間で前記連携動作を実施するための処理を行うマッチング部と、
    を備える遠隔コミュニケーションシステム。
  2. 前記連携候補情報は、前記第2の通信端末の表示部に前記連携動作の実施が可能な状態にある前記第1の通信端末が認識されるように表示される、
    請求項1に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  3. 前記連携候補情報は、前記第2の通信端末に関する第2の端末情報と、前記第1の通信端末を特定する第1の端末情報とが対応付けられた状態で記憶装置に記憶される、
    請求項1又は2に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  4. 前記第2の端末情報は、前記第2の通信端末が接続するネットワーク上の位置を示す識別子である、
    請求項3に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  5. 前記第2の端末情報は、前記第2の通信端末毎に割り当てられたアカウントである、
    請求項3に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  6. 前記第2の通信端末に前記連携動作を実施するためのアプリケーションを提供する第2のシステム、
    を更に備え、
    前記第2のシステムは、前記第2の通信端末から前記第2の認証情報を取得し、
    前記第1のシステムは、前記第2のシステムとの間で前記第2の認証処理を行う、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  7. 前記連携動作は、前記連携動作が実施されている前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末の少なくともいずれか一方に紐付けられたアドレス帳データにより特定される他の端末を前記連携動作の対象に加える処理を含む、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  8. 前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末の少なくともどちらか一方の表示部に前記他の端末の候補を示すリストが表示され、表示された前記リストの中から選択された前記他の端末が前記連携動作の対象となる、
    請求項7に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
  9. 予め登録された複数の第1の通信端末間で情報を送受信するセッションを確立するための処理を行うステップと、
    第2の通信端末が前記第1の通信端末のリソースを利用して前記セッションに参加する連携動作を実施するための処理を行うステップと、
    前記第1の通信端末毎に設定された第1の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第1の通信端末を認証する第1の認証処理を行うステップと、
    前記第2の通信端末毎に設定された第2の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第2の通信端末を認証する第2の認証処理を行うステップと、
    前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末に、前記連携動作の実施が可能な前記第1の通信端末の候補を示す連携候補情報を送信するステップと、
    前記連携候補情報に基づいて、前記連携動作の対象となる前記第1の通信端末を選択するステップと、
    選択された前記第1の通信端末と前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末との間で前記連携動作を実施するための処理を行うステップと、
    を含む遠隔コミュニケーション方法。
  10. コンピュータに、
    予め登録された複数の第1の通信端末間で情報を送受信するセッションを確立するための処理と、
    第2の通信端末が前記第1の通信端末のリソースを利用して前記セッションに参加する連携動作を実施するための処理と、
    前記第1の通信端末毎に設定された第1の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第1の通信端末を認証する第1の認証処理と、
    前記第2の通信端末毎に設定された第2の認証情報を用いて、前記セッションに参加する前記第2の通信端末を認証する第2の認証処理と、
    前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末に、前記連携動作の実施が可能な前記第1の通信端末の候補を示す連携候補情報を送信する処理と、
    前記連携候補情報に基づいて、前記連携動作の対象となる前記第1の通信端末を選択する処理と、
    選択された前記第1の通信端末と前記第2の認証処理により認証された前記第2の通信端末との間で前記連携動作を実施するための処理を行う処理と、
    を実行させるプログラム。
JP2016249117A 2016-12-22 2016-12-22 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム Active JP6907528B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016249117A JP6907528B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム
US15/837,005 US20180183791A1 (en) 2016-12-22 2017-12-11 Remote communication system, remote communication method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016249117A JP6907528B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018106231A true JP2018106231A (ja) 2018-07-05
JP6907528B2 JP6907528B2 (ja) 2021-07-21

Family

ID=62630738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016249117A Active JP6907528B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20180183791A1 (ja)
JP (1) JP6907528B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7380109B2 (ja) 2019-11-13 2023-11-15 株式会社リコー 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108989441A (zh) * 2018-07-27 2018-12-11 京东方科技集团股份有限公司 一种信息交互系统及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015296A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Kddi Corp 異なるユーザの端末をペアリングするプレゼンス管理方法及びシステム
JP2011077583A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Brother Industries Ltd 通信装置、通信方法、および通信プログラム
US20150109399A1 (en) * 2013-10-23 2015-04-23 Google Inc. Control of a video conference system using personal devices
WO2016031548A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 株式会社リコー 操作システム、通信端末、通信システム、操作方法、及びプログラム
JP2016174313A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 株式会社リコー 伝送システム、伝送端末、方法、および、プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015296A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Kddi Corp 異なるユーザの端末をペアリングするプレゼンス管理方法及びシステム
JP2011077583A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Brother Industries Ltd 通信装置、通信方法、および通信プログラム
US20150109399A1 (en) * 2013-10-23 2015-04-23 Google Inc. Control of a video conference system using personal devices
WO2016031548A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 株式会社リコー 操作システム、通信端末、通信システム、操作方法、及びプログラム
JP2016174313A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 株式会社リコー 伝送システム、伝送端末、方法、および、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7380109B2 (ja) 2019-11-13 2023-11-15 株式会社リコー 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20180183791A1 (en) 2018-06-28
JP6907528B2 (ja) 2021-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9807128B2 (en) Communication system and computer readable medium
US10425418B2 (en) Information processing apparatus, communications method, and system
US10187336B2 (en) Transmission system, communications control apparatus, transmission terminal, communications method, and transmission method
JP2016066193A (ja) 情報処理システム、及び情報処理方法
US9864563B2 (en) Information processing apparatus, image display method, and communication system
US9819772B2 (en) Information processing apparatus and recording medium
JP6672910B2 (ja) 遠隔コミュニケーションシステム、通信端末、拡張機能提供方法および拡張機能提供プログラム
US20180324228A1 (en) Communication terminal, communication system, communication management method, and medium
JP6484934B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信管理システム、通信制御方法およびプログラム
US10277644B2 (en) Transmission system, transmission terminal, method, and program
WO2015163396A1 (ja) アクセス管理システム、通信システム、記録媒体、及びアクセス管理方法
JP6753088B2 (ja) 遠隔コミュニケーションシステム、通信端末、端末連携方法および端末連携プログラム
US10305905B2 (en) Access control device, communication system, program, and method for controlling access
US20200162617A1 (en) Communication system, non-transitory computer-readable medium, and terminal apparatus
JP6907528B2 (ja) 遠隔コミュニケーションシステム、方法、及びプログラム
WO2017166285A1 (zh) 一种切换会议终端的方法、设备及系统
JP2017167879A (ja) 会議システム、接続制御装置、接続制御方法及びプログラム
US10178348B2 (en) Information processing apparatus, image display method, and communication system
US10715666B2 (en) Communication terminal, communication system, communication management method, and medium
JP2017207909A (ja) 認証システム、通信システム、認証方法、及びプログラム
US20180077207A1 (en) Information processing terminal, communication system, information processing method, and recording medium
US9641527B2 (en) Apparatus, method, and recording medium of information processing
JP6413215B2 (ja) 伝送端末及びプログラム
JP6358303B2 (ja) 伝送システム、伝送管理方法およびプログラム
JP2016171373A (ja) サービス提供装置、通信方法、通信システム、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6907528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151