JP2018104032A - 包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法 - Google Patents

包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストの抑制と物流管理の容易化とを実現できる包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法を提供する。
【解決手段】包装材1は、外装材2と内装材3a、3b、3cとを備える。外装材2には外装材2を識別するための第1の二次元パターンが表示されている。内装材3a、3b、3cには第1の識別パターンと同一の構成を有する第2の二次元パターンと、第3の二次元パターンと、を構成する貫通孔が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法に関する。
通常、電気機器、雑貨類等の製品は、外装材である段ボール箱に収納された状態で出荷されている。複数種類の製品、部品等が一つの外装材に収納される場合、それらは内装材であるプラチック製の包袋、紙製の小箱等によって小分けされることが多い。
近年、物流情報のトレーサビリティシステム、管理数値の見える化等が推奨されている。そのため、出荷前の梱包作業段階で製品とその製品に使用される外装材の情報とを関連付けすることによって、物流管理を行うことがある。
例えば、梱包作業時に製品の情報とその製品に使用する外装材の情報とを関連付けて登録する場合、製品の出荷データに対して、外装材に印刷された、外装材を識別するための識別情報を、読取装置で読み込んで登録する方法、印刷された識別番号をキーボードで手入力することで登録する方法等が知られている。
識別情報には、例えば、バーコード、2次元コード等が用いられている。このような識別情報は、印刷によって対象物に付与される方法が一般的である。しかし、印刷ではなく、識別パターンを示す貫通孔を設けることによって識別情報が付与される方法も知られている。
例えば、特許文献1、2には、複数の貫通孔から構成される識別パターンに光を照射して、その透過光又は反射光を受光することによって識別情報を読み取る方法が開示されている。
特開2008−071340号公報 特開2004−213051号公報
上記のように、外装材と製品とを関連付けた物流管理方法は知られているものの、製品が内装材に入れられた状態で外装材に収納される場合に、内装材を含めた物流管理方法は知られていない。内装材が使用される場合、正確な物流管理を行うためには内装材と外装材との関連付けを行うことが必要である。しかし、上記の方法で、内装材と外装材とを関連付けることは困難である。
例えば、1つの外装材に対して複数の内装材が使用される場合、内装材の数と種類は外装材よりも多くなる。そのため、内装材を識別するために、内装材に識別情報を印刷する場合、印刷に伴う手間とコストが増加する。
また、内装材は簡素化のために印刷しないことが前提となっている場合もあり、そのような内装材には印刷による識別情報の付与ができない。識別情報ではなく識別番号を手入力する場合、人件費が増加してしまう。
また、外装材を共通化し、内装材を使い分けることで複数種の製品を梱包される場合がある。この場合、外装材と内装材の組み合わせで複数のパターンの包装材が構成され、梱包時にその組み合わせが正しいか否かまで判断することは困難である。
この点、特許文献1、2が開示する識別情報は、組み合わせが1パターンであることを前提としている。そのため、外装材と内装材とを組み合わせる包装材のように、組み合わせが複数パターン生じる場合には適用できない。
すなわち、物流管理において、組み合わせが複数パターン生じる場合において、その組み合わせが正しいかどうかを識別することができない。そのため、包装材の物流管理の容易化を実現するためには、新たな識別方法を構築する必要がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、コストの抑制と物流管理の容易化とを実現できる包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る包装材は、
外装材と内装材とを備える包装材であって、
前記外装材には、該外装材を識別するための第1の二次元パターンが表示され、
前記内装材には、前記第1の二次元パターンと同一の構成を有する第2の二次元パターンと、第3の二次元パターンと、を構成する貫通孔が設けられている。
上記目的を達成するため、本発明に係る物流管理システムは、
外装材と内装材とを備える包装材を使用した物流を管理する物流管理システムであって、
前記外装材に表示されている第1の二次元パターンより手前に、前記内装材に設けられている第2の二次元パターンを示す貫通孔を重ね合わせた状態で形成される第3の二次元パターンを読み取る読取装置と、
前記読取装置が読み取った第3の二次元パターンを示す信号に基づいて、前記外装材と前記内装材の組み合わせが正しいか否かを判別する判別手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る包装材の識別方法は、
外装材と内装材とを備える包装材の識別方法であって、
前記外装材に表示されている第1の二次元パターンより手前に、前記内装材に設けられている第2の二次元パターンを示す貫通孔を重ね合わせた状態で形成される第3の二次元パターンを読み取る読み取りステップと、
前記読み取りステップにおいて読み取った第3の二次元パターンを示す信号に基づいて、前記外装材と前記内装材の組み合わせが正しいか否かを判別する判別ステップと、
を含む。
本発明によれば、コストの抑制と物流管理の容易化とを実現できる包装材、物流管理システム及び包装材の識別方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る包装材の構成を示すブロック図 図1に示す外装材の斜視図 図1に示す内装材の正面図 図2に示す外装材の識別パターンの拡大図 図3に示す内装材の識別パターンの拡大図 図4に示す外装材の識別パターンと図5に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図 第1変形例に係る内装材の識別パターンの拡大図 図4に示す外装材の識別パターンと図7に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図 第2変形例に係る内装材の識別パターンの拡大図であり、(A)は2つ目の識別パターンを示す図、(B)は3つ目の識別パターンを示す図 図4に示す外装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図であり、(A)は図9(A)に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図、(B)は図9(B)に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図 第3変形例に係る内装材の識別パターンの拡大図であり、(A)は1つ目の識別パターンを示す図、(B)は2つ目の識別パターンを示す図、(C)は3つ目の識別パターンを示す図 図4に示す外装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図であり、(A)は図11(A)に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図、(B)は図11(B)に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図、(C)は図11(C)に示す内装材の識別パターンとの重ね合わせによって形成される識別パターンを示す図 本発明の実施形態に係る物流管理システムの構成を示すブロック図 図13に示す読取装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る包装材の識別方法を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。ここでは、一例として、外装材と3つの内装材との関連付けを行って管理される包装材を説明する。
まず、図1に示すように、実施形態に係る包装材1は、外装材2と複数の内装材3a、3b、3cとを備える。ここでは、外装材2が段ボール箱で、3つの内装材3a、3b、3cが紙袋である例を説明する。
内装材3a、3b、3cには、製品が収納される。製品が収納された内装材3a、3b、3cは、外装材2に収納される。外装材2は、製品が収納された内装材3a、3b、3cが収納された状態で出荷される。
図1では、内装材3a、3b、3cを収納した外装材2を包装材1として示しているが、内装材3a、3b、3cが外装材2に収納されていない状態で外装材2と内装材3a、3b、3cとを包装材1としてもよい。すなわち、包装材1とは、単に外装材2と内装材3a、3b、3cとを組み合わせたものを意味する。
以下、外装材2及び内装材3a、3b、3cの詳細な構成を説明する。
図2は、外装材2の斜視図である。外装材2は、製品を収納した内装材3a、3b、3cを収納するための収納本体15と、収納後に蓋として機能する内フラップ10及び外フラップ20とを備える。なお、図2は、内フラップ10及び外フラップ20が立てられ、製品及び内装材3a、3b、3cが収納される前の状態の外装材2を示している。
外装材2の内フラップ10の外面には、外装材2を識別するための識別パターン30が表示されている。なお、この「表示」の方法は、外装材2の内フラップ10の外面に直接的に識別パターン30を印刷して表示する方法、識別パターン30を印刷したシール、紙等を外装材2に貼り付けて表示する方法等を含む。
図3は、内装材3aの正面図である。内装材3aは、製品を収納するための収納本体55と、製品を収納した後に折り曲げられて閉じられる蓋50とを備える。
内装材3aの蓋50には、内装材3aの収納先となる外装材2を示す識別パターン40が設けられている。この識別パターン40は、後述するように、内装材3aに設けられる複数の貫通孔である。なお、内装材3b、3cは、内装材3aと同一の構成を有する。そのため、共通する構成要素には同一の符号を付する。また、この例では、内装材3b、3cに内装材3aと同じ識別パターン40が設けられるものとする。
以下、外装材2及び内装材3a、3b、3cの識別パターン30、40の詳細な構成を説明する。
図4に示すように、外装材2の識別パターン30は、外装材2を識別するための2次元コードが印刷される領域A1と内装材3a、3b、3cとの重ね合わせ時に背景領域となる領域A2とを有する。外装材2の識別パターン30において、領域A1は上段に配置され、領域A2は下段に配置される。
領域A1は、一部が四角形状の黒地32が印刷され、その他の部分は白地が印刷される。なお、白地部分は白地を印刷するのではなく、黒地32を印刷しない領域としてもよい。領域A1は、同一ピッチで5行10列のマトリクスパターン状に配列された複数の区画から構成され、それぞれの区画に四角形状の黒地32が印刷されているか否かによって表される二次元コードを示す。領域A2は全部に黒色が印刷される。
なお、識別パターン30のうち、領域A1、A2より外側の領域は、余白部分である。領域A1、A2を示す破線は、印刷されなくてもよいため、実線ではなく破線としている。
図5に示すように、内装材3a、3b、3cの識別パターン40は、外装材2を識別するための2次元コードを示す貫通孔42が設けられる領域A3と内装材3a、3b、3cの収納先となる外装材2を示す2次元コードを示す貫通孔44が設けられる領域A4とを有する。内装材3a、3b、3cの識別パターン40において、領域A3は上段に配置され、領域A4は下段に配置される。
なお、識別パターン40のうち、領域A3、A4より外側の領域は、余白部分である。領域A3、A4を示す破線は、印刷されなくてもよいため、実線ではなく破線としている。内装材3a、3b、3cの識別パターン40において、貫通孔42、44が設けられていない部分は黒色以外の色が着色される。着色は白色であってもよいし、内装材3a、3b、3cの生地の色であってもよい。
識別パターン40の領域A3は、識別パターン30の領域A1と重ね合わされるため、識別パターン30の領域A1と同一の面積、形状を有する。識別パターン40の領域A4は、識別パターン30の領域A2と重ね合わされるため、識別パターン30の領域A2と同一の面積、形状を有する。
また、識別パターン40は、識別パターン30と同一のマトリクス状の区画から構成される。識別パターン40の貫通孔42は、識別パターン30の黒地32の四角形状の内接円よりもわずかに小さい大きさである。すなわち、識別パターン40は、識別パターン30と同一の構成を有する。また、識別パターン40は、マトリクス状の区画に貫通孔42に存在するか否かによって表される二次元コードを示す。このように、識別パターン30、40は二次元コードを示すため、二次元パターンと称してもよい。後述する識別パターン46、48、60、66、68、70、74、76、78、80、84、86、88においても同様である。
以上、外装材2及び内装材3a、3b、3cの識別パターン30、40の詳細な構成を説明した。以下、これらの重ね合わせによって形成される識別パターン60を説明する。
図4に示す外装材2の識別パターン30に対し、図5に示す内装材3aの識別パターン40を手前から重ね合わせると、図6に示すように識別パターン60が形成される。この識別パターン60は、外装材2と重ね合わせた内装材3aとの組み合わせが正しいか否かを判別する際に使用される。なお、内装材3b又は内装材3cの識別パターン40を重ね合わせた場合も同様である。
識別パターン60は、黒色のプロット62と、それ以外の部分から構成される。識別パターン60の上段の領域A5では、黒色のプロット62は、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32と、内装材3a、3b、3cの外装材2を識別するための2次元コードを示す貫通孔42とが重なった部分を示している。
一方、識別パターン60の下段の領域A6では、黒色のプロット62は、外装材2の識別パターン30の領域A2に印刷される黒色と、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の領域A4の貫通孔44が重なった部分を示している。なお、識別パターン60の領域A5と領域A6は、説明のために破線で示すものであり、実際の識別パターン60には存在しない。
識別パターン60において、黒色のプロット62が存在しない領域は、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42、44が存在しない領域と重なるために、外装材2の識別パターン30の黒地32が見えなくなっているか、あるいは、外装材2の識別パターン30の黒地32が存在しない部分である。
なお、図4と図5に示した例では、外装材2の識別パターン30の黒地32に対応する位置のすべてに、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42が配置されている。そのため、識別パターン60の上段の領域A5では、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42と同じ位置に黒色のプロット62が配置されている。
また、図5に示した例では、上段の領域A3と下段の領域A4には、同じ2次元コードを示す貫通孔42、44が設けられている。そのため、図6に示す識別パターン60は、上段と下段が同じ二次元コードを示している。
本実施形態では、識別パターン60は、図6のように、識別パターン60の上段と下段において二次元コードが同一であれば、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しいと判別され、同一でなければ、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが間違っていると判別される。
この場合、組み合わせが正しい外装材2と内装材3a、3b、3cにおいて、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32と、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42、44とは同じ二次元コードを示すように設定する必要がある。一方、組み合わせが間違いである外装材2と内装材3a、3b、3cにおいて、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32と、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42、44とは異なる二次元コードを示すように設定する必要がある。
ここで、本実施形態の内装材3a、3b、3cの識別パターン40によれば、外装材2の識別パターン30が示す二次元コードと一致しない場合、領域A3の貫通孔42が外装材2の識別パターン30の領域A1に印刷されているすべての黒地32と重ならない。この場合、上述のように、組み合わせの間違いを判別できるものの、外装材2の識別パターン30の領域A1に印刷されている黒地32が内装材3a、3b、3cの識別パターンとの重ね合わせによって隠れてしまい、形成される識別パターン60には外装材2の識別パターン30の黒地32に対応する識別パターンのすべてが表示されなくなってしまう。すなわち、識別パターン60から外装材2の識別パターン30を読み取ることができない。
そこで、内装材3a、3b、3cの識別パターン40が示す二次元コードが、外装材2の識別パターン30が示す二次元コードと一致しない場合においても、それらの重ね合わせである識別パターン60から外装材の識別パターン30を読み取ることができる第1変形例を説明する。
(第1変形例)
図7に示すように、第1変形例に係る内装材3a、3b、3cの識別パターン70は、領域A3に外装材2の識別パターン30の領域A1に印刷される黒地32が配置されうるすべての対応位置に貫通孔72が設けてある。それ以外の構成は、実施形態に係る内装材3a、3b、3cの識別パターン40と同じである。そのため、識別パターン70の構成要素において、実施形態に係る内装材3a、3b、3cの識別パターン40と共通する構成要素には同一の符号を付する。
この識別パターン70と、図4に示す外装材2の識別パターン30とを重ね合わせると、図8に示す識別パターン80が得られる。この識別パターン80は、識別パターン60と同一である。しかし、識別パターン70の領域A3の貫通孔72と図4に示す外装材2の識別パターン30の領域A1との重なりをわかりやすくするために、破線で貫通孔72を示している。
図8を見れば、図4の領域A1において、黒地32がどのように配置されたとしても、貫通孔72と重なることがわかる。この場合、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32に対応するプロット62が欠落することはない。そのため、識別パターン80から外装材2の識別パターン30を読み取ることができる。
なお、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32が取り得るすべての対応位置に貫通孔72を設けるのでは無く、外装材2の識別パターン30の領域A1に対応する領域A3を全体として一つの貫通孔としてもよい。この場合においても、上記変形例と同じように、識別パターン80から外装材2の識別パターン30を読み取ることができる。
このように、内装材3a、3b、3cの外装材2を識別するための貫通孔42、72は、外装材2とは異なる識別パターン30が表示された他の外装材2に変更されても、他の外装材2の識別パターン30のすべてを識別可能な大きさ、形状、又は配置とされてもよい。すなわち、貫通孔42、72は、外装材2の識別パターン30のすべてを露出させるものであればよい。
上記の実施形態及び第1変形例では、組み合わせが正しい外装材2と内装材3a、3b、3cにおいて、外装材2の識別パターン30の領域A1の黒地32と、内装材3a、3b、3cの識別パターン40の貫通孔42、44とは同じ二次元コードを示すように設定している。そのうえで、内装材3a、3b、3cの識別パターン40が示す二次元コードが、外装材2の識別パターン30が示す二次元コードと一致するか否かによって組み合わせが正しいかを判別している。
しかし、このような判別方法、二次元コードの設定方法に限られない。そこで、以下、上記の実施形態及び第1変形例とは、異なる方法で二次元コードを設定し、異なる判別方法によって判別する、第2変形例と第3変形例を説明する。第2変形例と第3変形例は、内装材3a、3b、3cにそれぞれ異なる識別パターンが設定される例である。
(第2変形例)
第2変形例では、外装材2の識別パターン30に依存して、内装材3a、3b、3cにそれぞれ異なる識別パターン40、46、48が設定される例を説明する。この例では、内装材3aには1つ目の識別パターン40が付与され、内装材3bには2つ目の識別パターン46が付与され、内装材3cには3つ目の識別パターン48が付与されるものとする。
1つ目の識別パターン40は、図5に示すものと同一である。一方、図9(A)に示すように、2つ目の識別パターン46は、識別パターン40を構成する複数の貫通孔42、44のうち、1つが欠落している。図9(B)に示すように、3つ目の識別パターン48は、識別パターン40を構成する複数の貫通孔42、44のうち、1つが欠落している。
ただし、2つ目の識別パターン46と3つ目の識別パターン48とを比べると、異なる位置の貫通孔42、44が欠落している。
ここで、2つ目の識別パターン46を外装材2の識別パターン30の手前に重ね合わせると、図10(A)に示す識別パターン66が形成される。この識別パターン66は、上段の領域A5と下段の領域A6において、プロット62が同じように配列されている。
3つ目の識別パターン48を外装材2の識別パターン30の手前に重ね合わせると、図10(B)に示す識別パターン68が形成される。この識別パターン68は、上段の領域A5と下段の領域A6において、プロット62が同じように配列されている。
このように、内装材3a、3b、3cには、それぞれ異なる識別パターン40、46、48が設定される。しかし、これらの識別パターン40、46、48はいずれも上段の領域A5と下段の領域A6において、プロット62が同じように配列されている。そのため、これらの識別パターン40、46、48は、それぞれ内装材3aと外装材2の組み合わせ、内装材3bと外装材2の組み合わせ、内装材3cと外装材2の組み合わせが正しいことを示す。
一方、外装材2との組み合わせが正しくない内装材(不図示)には、外装材2の識別パターン30に依存しない識別パターンを設定する。かかる内装材の識別パターンを外装材2の識別パターン30と重ね合わせた場合、識別パターン40、46、48のように上段の領域A5と下段の領域A6において、プロット62が同じように配列されない。そのため、組み合わせが正しくないことを示す。
このように、第2変形例によれば、重ね合わせによって形成される識別パターンの上段の領域A5と下段の領域A6において、プロット62が同じように配列されているか否かによって組み合わせが正しいか否かを判別することができる。また、例えば、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせによって異なる識別パターン40、46、48が形成される。そのため、梱包者は、これらの識別パターン40、46、48をデータベースに登録しておけば、梱包をして出荷した後であっても、そのデータベースを参照して、どのような組み合わせで梱包したかを確認することができる。そのため、トレーサビリティ性が向上する。
(第3変形例)
第3変形例では、内装材3a、3b、3cにそれぞれ外装材2の識別パターン30に依存しない固有の識別パターン74、76、78が設定される例を説明する。なお、依存しないといっても、識別パターン74、76、78は外装材2の識別パターン30との間において区画の対応関係を有するように設定される。この例では、内装材3aには内装材3a固有の識別パターン74が付与され、内装材3bには内装材3b固有の識別パターン76が付与され、内装材3cには内装材3c固有の識別パターン78が付与されるものとする。
識別パターン74の領域A4の貫通孔44は、図11(A)に示すように、外装材2の識別パターン30とは異なる位置に配置されている。識別パターン76及び3つ目の識別パターン78においても領域A4の貫通孔44は、図11(B)、図11(C)に示すように、外装材2の識別パターン30とは異なる位置に配置されている。
また、これらの3つの識別パターン74、76、78を比較すると、それぞれ異なる位置に領域A4の貫通孔44が配置されている。一方、識別パターン74、76、78の領域A3の貫通孔42はいずれも外装材2の識別パターン30の黒地32と同じ位置に配置されている。
ここで、図12(A)、図12(B)、図12(C)は、識別パターン74、76、78を識別パターン30にそれぞれ重ね合わせた場合に形成される識別パターン84、86、88を示している。これらの図12(A)、図12(B)、図12(C)において、上段の領域A5のプロット62の配置と、下段の領域A6のプロット62の配置とを比較すると、合致しない。そのため、この第3変形例では、上記の実施形態、第1変形例、第2変形例の場合とは異なり、識別パターン84、86、88において、上段の領域A5のプロット62の配置と、下段の領域A6のプロット62の配置が合致しているか否かによって正しい組み合わせか否かを判別することはできない。
そこで、第3変形例では、組み合わせが正しい場合の識別パターン84、86、88の二次元コードを記憶装置に記憶させ、その記憶装置に記憶されている二次元コードと読み取った識別パターン84、86、88が示す二次元コードが合致するか否かによって外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しいか否かを判別する。
この判別方法によれば、識別パターン84、86、88の上段と下段の二次元コードが合致しなくても正しいと判別されることがある。また、共通の外装材2に対して、それぞれ種類が異なる複数の内装材3a、3b、3cを組み合わせる場合に適している。組み合わせによって固有の識別パターン84、86、88が形成されるためである。
以上、外装材2と内装材3a、3b、3cの詳細な構成を説明した。以下、図13を参照しながら、外装材2と内装材3a、3b、3cとを備える包装材1を使用した物流を管理する物流管理システム600を説明する。なお、ここでは、上記の実施形態と第1変形例と第2変形例に対応する物流管理システム600を中心に説明する。第3変形例に対応する物流管理システム600については、異なる部分だけを追加的に説明する。
ここで、以下の説明において、符号を付さずに「識別パターン」と記載した場合には、識別パターン60、66、68、80、84、86、88又は不図示の識別パターンのいずれかを意味するものとする。不図示の識別パターンとは、外装材2と内装材3a、3b3cのいずれかとの組み合わせが間違っている場合に、重ね合わせによって形成される識別パターンである。
物流管理システム600は、二次元の識別パターンを読み取る読取装置100と、外装材2と内装材3a、3b、3cのいずれかとの組み合わせが正しいか否かを判別するサーバ200と、外装材2に表示する識別パターン30を印刷する印刷装置400と、内装材3a、3b、3cに貫通孔42、44を形成するための穿孔装置500と、を備える。読取装置100とサーバ200と印刷装置400と穿孔装置500とは、ネットワーク300によって接続される。
サーバ200は、複数の読取装置100と通信可能に構成される。また、サーバ200には、各外装材2の識別パターン30を示す情報と、各内装材3a、3b、3cに形成するための識別パターンとを記憶する。これらの予め記憶させておく識別パターンは、正しい組み合わせであれば、重ね合わせによって形成される識別パターンの上段と下段のプロット62が同じ配置となるようにユーザが設定する。
印刷装置400は、ネットワーク300を介して、サーバ200から、外装材2の識別パターン30を示す情報を取得し、外装材2又は外装材2に貼着する印刷用紙に識別パターン30を印刷する。穿孔装置500は、ネットワーク300を介して、サーバ200から、内装材3a、3b、3cの識別パターンを示す情報を取得し、その内装材3a、3b、3cに取得した識別パターンを示す貫通孔42、44を形成する。穿孔装置500は包装メーカが保有することが必要である。包装メーカとネットワーク300での通信が不可能な場合は、識別パターンを図面に付与し包装メーカに提示する。
ここで、図14を参照しながら、読取装置100の構成を説明する。
読取装置100は、外部装置と通信するための通信部110と、プログラム、データ等を記憶するメモリ120と、ユーザインターフェースである入出力部130と、識別パターンを読み取る読取部140と、読取装置100の全体の動作を制御する制御部150とを備える。
通信部110は、例えば、無線周波数(RF:Radio Frequency)回路、ベースバンド(BB:Base Band)回路、集積回路(LSI:Large Scale Integration)等から構成される。通信部110は、図示しないアンテナを介して信号の送受信を行い、外部装置と通信を行う。なお、通信部110は、外部装置と有線通信を行ってもよい。
メモリ120は、不揮発性メモリから構成されるROM(Read Only Memory)、揮発性メモリから構成されるRAM(Random Access Memory)等から構成される。メモリ120は、制御部150が各種機能を制御するためのプログラム、各種データ等を記憶する。
入出力部130は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、スピーカー、操作ボタン、タッチパネル等から構成される。入出力部130は、制御部150からの入力信号に基づいて、文字、画像等を表示画面に表示したり、スピーカーから音声出力したりする。また、入出力部130は、操作ボタン、タッチパネル等から入力されたユーザ操作を受け付ける。
読取部140は、光源、受光センサ等から構成される。読取部140は、光源からの光を照射し、反射光を受光センサで受光する。読取部140は、受光した反射光に基づいて識別パターンを読み取る。
制御部150は、プロセッサであり、CPU(Central Processing Unit)から構成される。制御部150は、メモリ120に記憶された各種プログラムを実行することにより、読取装置100の全体の動作を制御する。
ここで、読取装置100の制御部150の機能的構成について説明する。制御部150は、読取実行部151、識別情報送信部152、判別結果受信部153として機能する。
読取実行部151は、読取部140を制御して、外装材2と内装材3a、3b、3cのいずれかとの重ね合わせによって形成される識別情報の読み取りを実行する。
識別情報送信部152は、読取部140が読み取った識別パターンを示す信号を、ネットワーク300を介してサーバ200に送信する。
判別結果受信部153は、通信部110を介してサーバ200から判別結果を受信し、受信した判別結果をユーザに通知する。この通知は、入出力部130を制御して、例えば、判別結果に応じた画像、メッセージ等を表示画面に表示させたり、判別結果に応じた音声をスピーカーから出力させたりすること等によって行われる。
サーバ200は、読取装置100の識別情報送信部152が送信した信号を受信して、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しいか否かを判別する。具体的には、サーバ200は、読取装置100から受信した信号が示す識別パターンにおいて上段と下段の貫通孔42、44の配置が合致するか否かによって組み合わせが正しいか否かを判別する。サーバ200は、判別結果を示す信号を読取装置100に送信する。
なお、第3変形例に対応する物流管理システム600では、サーバ200には、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しい場合の複数の識別パターン(例えば識別パターン60、66、68、80、84、86、88)を予め記憶させておく。サーバ200は、それらの記憶している複数の識別パターンのうち、読取装置100から受信した信号が示す識別パターンと合致するものがあるか否かを判別する。サーバ200は、合致するものがあると判別した場合、組み合わせが正しいと判別し、合致するものがないと判別した場合、組み合わせが間違いであると判別する。
以下、図15に示すフローチャートを参照しながら、本発明の実施形態に係る包装材1の識別方法を説明する。この識別方法では、サーバ200ではなく読取装置100が、組み合わせが正しいか否かの判別を行う。
まず、識別を行う物流管理者、生産管理者等(以下、ユーザという)は、外装材2の識別パターン30と内装材3a、3b、3cの識別パターン40とを重ね合わせる。重ね合わせは、外装材2の識別パターン30より手前に内装材3a、3b、3cの識別パターン40を配置することによって行う。なお、重ね合わせは、ユーザではなく、ベルトコンベア、昇降装置等によって行われてもよい。
この状態において、外装材2と内装材3a、3b、3cとの重ね合わせによって形成される識別パターンを読取装置100によって読み取る(ステップS101)。具体的には、ユーザは、重ね合わせによって形成される識別パターンの手前から読取装置100からの出射光を照射し、その反射光を読取装置100に受光させる。
読取装置100は、反射光の受光量に基づいて重ね合わせによって形成される識別パターンが示す二次元コードを読み取る。読取装置100は、読み取った二次元コードに基づいて、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しいか否かを判別する(ステップS102)。
具体的には、読取装置100は、読み取った二次元コードの上段と下段におけるプロット62の配置が一致するか否かによって判別する。
なお、このような判別方法でなくてもよい。例えば、読取装置100のメモリ120に、正しい組み合わせの場合の複数の識別パターン(例えば識別パターン60、66、68、80、84、86、88)を予め記憶させておく。そして、読取装置100は、メモリ120に記憶されている正しい組み合わせの場合の複数の識別パターンが示す二次元コードのうち、読み取った二次元コードと合致するものがあるか否かを判別してもよい。この場合、読取装置100は、合致するものがあると判別した場合、組み合わせが正しいと判別し、合致するものがないと判別した場合、組み合わせが間違いであると判別する。
組み合わせが正しい場合(ステップS102;Yes)、読取装置100は、組み合わせが正しいことをユーザに通知する(ステップS103)。組み合わせが間違いである場合(ステップS102;No)、読取装置100は、組み合わせが間違いであることをユーザに通知する(ステップS104)。通知は、読取装置100から、組み合わせが正しい場合と間違いである場合とで異なるビープ音を出すようにしてもよいし、表示部にメッセージを表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る包装材1によれば、外装材2と内装材3a、3b、3cとを重ね合わせた場合に形成される識別パターンによって、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせが正しいか否かを判別することができる。外装材2及び内装材3a、3b、3c間でも関連付けを行って、外装材2と内装材3a、3b、3cと組み合わせまで含めた正確な物流管理をすることができる。
また、内装材3a、3b、3cの識別パターン40は印刷ではなく、貫通孔42、44を設けることによって付与している。そのため、印刷に伴う手間とコストが不要となる。また、印刷をしないことが前提となっている簡素な内装材3a、3b、3cにも適用可能である。例えば識別パターン60、66、68、80、84、86、88は、読取装置100で読み取り可能であるため、ユーザが手入力する必要がなく、人件費も低減できる。
また、外装材2と内装材3a、3b、3cとは、それぞれ固有の識別パターン30、40を有する。そのため、外装材2を共通化し、内装材3a、3b、3cを使い分けることで複数種の製品を梱包される場合であっても、外装材2と内装材3a、3b、3cの組み合わせに応じて形成される複数種の識別パターン60、80によって、組み合わせが正しいかどうかまで判断することができる。
以上のように、本実施形態に係る包装材1によれば、コストの抑制と物流管理の容易化とを実現することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変形及び応用が可能である。以下、さらなる変形例について説明する。
(変形例)
上記実施形態において、外装材2は段ボール箱である。しかし、外装材2は、段ボール箱に限られない。紙製ではなく、ビニール製、プラスチック製、金属製等の異なる材質から構成された容器であってもよいし、箱状ではなく袋状の容器であってもよい。外装材2は、内装材3a、3b、3cを収納できる大きさを有し、輸送に適した形態であればよい。
上記実施形態において、内装材3a、3b、3cは、紙袋に限られない。紙製ではなく、ビニール製、プラスチック製、金属製等の異なる材質から構成された容器であってもよいし、袋状ではなく箱状の容器であってもよい。内装材3a、3b、3cは、製品を収納できる大きさを有し、外装材2に収納しやすい形態であればよい。
外装材2を識別するための識別パターン30は、外装材2の内フラップ10の外面ではなく、他の位置に表示されていてもよい。例えば、外装材2を識別するための識別パターン30は、外フラップ20の外面、内フラップ10の内面、外装材2の底面等に表示されてもよい。
ただし、外装材2を識別するための識別パターン30は、識別時に外装材2の外側から内装材3a、3b、3cを重ね合わせやすいように外装材2の外面に表示されていることが好ましい。また、識別パターン30を使用するのは、消費者ではなく、生産管理者、物流管理者等である。そのため、識別パターン30は、外装材2の内フラップ10のように目立たない場所に位置に表示されていることが好ましい。
内装材3a、3b、3cを識別するための識別パターン40は、内装材3a、3b、3cの蓋50ではなく、他の位置に設けられていてもよい。例えば、内装材3a、3b、3cが箱状であれば、一つの側面、一つのフラップ又は一つの底面に貫通孔42、44、72を設ければよい。
また、内装材3a、3b、3cを識別するための識別パターン40は、内装材3a、3b、3cの収納本体55に設けてもよい。ただし、内装材3a、3b、3cが封筒状である場合、収納本体55内の隙間が小さいため、外装材2との重ね合わせが困難である。
かかる場合には、内装材3a、3b、3cの収納本体55に設けられた識別パターン40に光を照射した場合に、照射光が貫通して奥側に位置する外装材2の識別パターン30に照射されるようにする必要がある。そのため、収納本体55を構成する表面と裏面の2枚に同一の貫通孔42、44、72を設けなければならない。この点、内装材3a、3b、3cが封筒状であっても、蓋50に貫通孔42、44、72を設ける場合、1枚の蓋50だけに貫通孔42、44、72を設ければよいため、利点がある。
黒地32は、四角形状ではなく、円形、三角形等の集合によって示されてもよい。すなわち、二次元コードの白又は黒を示す部分は四角形状に限られない。また、二次元コードは、実施形態のように白地と黒地32とによってモノクロ表示するものに限らず、赤地、黄色地、白地等によってカラー表示するものであってもよい。
上記実施形態では、領域A1と領域A2、領域A3と領域4、領域A5と領域A6とはそれぞれ上段と下段に配置され、隣接している。しかし、このような配置に限られない。隣接せずに間隔があってもよいし、右側と左側に配置されてもよい。
1 包装材、2 外装材、3a,3b,3c 内装材、10 内フラップ、15,55 収納本体、20 外フラップ、30,40,46,48,60,66,68,70,74,76,78,80,84,86,88 識別パターン(二次元パターン)、32 黒地、42,44,72 貫通孔、50 蓋、62 プロット、100 読取装置、200 サーバ、300 ネットワーク、400 印刷装置、500 穿孔装置、600 物流管理システム

Claims (11)

  1. 外装材と内装材とを備える包装材であって、
    前記外装材には、該外装材を識別するための第1の二次元パターンが表示され、
    前記内装材には、前記第1の二次元パターンと同一の構成を有する第2の二次元パターンと、第3の二次元パターンと、を構成する貫通孔が設けられている、
    包装材。
  2. 前記外装材は、前記第2の二次元パターンが前記第1の二次元パターンに重ね合わされたときに、前記第3の二次元パターンの背景に位置する背景領域を備える、
    請求項1に記載の包装材。
  3. 前記第1の二次元パターンは、第1の色の領域のマトリクスパターンから形成され、前記背景領域は、前記第1の色を有する、
    請求項2に記載の包装材。
  4. 前記第1と第2の二次元パターンは、前記外装材の識別情報を表す、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の包装材。
  5. 前記第2の二次元パターンは、前記第1の二次元パターンに重ね合わされたときに前記第1の二次元パターンを露出させる少なくとも一つ以上の開口である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の包装材。
  6. 前記第3の二次元パターンは、前記外装材の識別情報に基づいて形成される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の包装材。
  7. 前記第3の二次元パターンは、前記内装材の識別情報に基づいて形成される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の包装材。
  8. 前記第1から第3の二次元パターンは、
    前記第1の二次元パターンより手前に前記第2の二次元パターンを重ね合わせた場合に、
    前記第2の二次元パターンを構成する前記貫通孔を介して観察される前記第1の二次元パターンと、前記第3の二次元パターンを介して観察される二次元パターンとが、一致する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の包装材。
  9. 前記第2と第3の二次元パターンは、隣接して配置されている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の包装材。
  10. 外装材と内装材とを備える包装材を使用した物流を管理する物流管理システムであって、
    前記外装材に表示されている第1の二次元パターンより手前に、前記内装材に設けられている第2の二次元パターンを示す貫通孔を重ね合わせた状態で形成される第3の二次元パターンを読み取る読取装置と、
    前記読取装置が読み取った第3の二次元パターンを示す信号に基づいて、前記外装材と前記内装材の組み合わせが正しいか否かを判別する判別手段と、
    を備える物流管理システム。
  11. 外装材と内装材とを備える包装材の識別方法であって、
    前記外装材に表示されている第1の二次元パターンより手前に、前記内装材に設けられている第2の二次元パターンを示す貫通孔を重ね合わせた状態で形成される第3の二次元パターンを読み取る読み取りステップと、
    前記読み取りステップにおいて読み取った第3の二次元パターンを示す信号に基づいて、前記外装材と前記内装材の組み合わせが正しいか否かを判別する判別ステップと、
    を含む包装材の識別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022040031A (ja) * 2020-08-26 2022-03-10 台湾ナノカーボンテクノロジー股▲ふん▼有限公司 匂い分子に基づいて物流管理を行うシステム及び方法

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