JP2018103753A - ストッパボルト取付構造 - Google Patents

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遼太 外山
Ryota Toyama
遼太 外山
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Abstract

【課題】ストッパボルトがアウタレースの回転を阻害するのを防止する。【解決手段】ナックル2と、ハブ3と、ユニットベアリング4と、ナックル2のボルト穴2cにねじ込まれてナックル2の最大切れ角を規制するするストッパボルト5とを備え、ユニットベアリング4は、第一インナレース11及び第二インナレース12と、アウタレース13と、第一転動体14及び第二転動体15と、を有し、第一インナレース11のキングピン7側の端面であるインナレース端面11aは、アウタレース13のキングピン7側の端面であるアウタレース端面13aよりも、キングピン7側に位置し、ボルト穴2cに対するストッパボルト5のねじ込み方向から見て、第一インナレース11は、ボルト穴2cの少なくとも一部を塞ぐ位置に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、ナックルの最大切れ角を規制するストッパボルトを取り付けるためのストッパボルト取付構造に関する。
特許文献1には、Iビームの左右端部にキングピンを介してそれぞれナックルを揺動可能に連結して構成されたフロントアクスルが記載されている。このフロントアクスルでは、ステアリング操作に応じたナックルの揺動は、ナックル側に設けられたストッパボルトをIビーム側のストッパ面に当接させることで規制されるようになっている。
特開2015−013547号公報
ところで、ナックルには、車輪が装着されるハブを回転自在に支承するためのユニットベアリングが取り付けられている。ユニットベアリングは、ナックルに外嵌されたインナレースと、インナレースの外周側に配置されてハブに固定されたアウタレースと、インナレースとアウタレースとの間に回転自在に配置された転動体と、により構成される。
ナックルに対するストッパボルトのねじ込み量が過大になると、ストッパボルトがユニットベアリングのアウタレースに当接して、アウタレースの回転を阻害する可能性がある。
そこで、本発明は、ストッパボルトがアウタレースの回転を阻害するのを防止することができるストッパボルト取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係るストッパボルト取付構造は、キングピンを軸として揺動可能に設けられたナックルと、車輪が装着されるハブと、ナックルに対してハブを回転自在に支承するユニットベアリングと、ナックルに形成されたボルト穴にねじ込まれてナックルの最大切れ角を規制するストッパボルトと、を備え、ユニットベアリングは、ナックルに外嵌されたインナレースと、インナレースの外周側に配置されてハブに固定されたアウタレースと、インナレースとアウタレースとの間に回転自在に配置された転動体と、を有し、インナレースのキングピン側の端面であるインナレース端面は、アウタレースのキングピン側の端面であるアウタレース端面よりも、キングピン側に位置し、ボルト穴に対するストッパボルトのねじ込み方向から見て、インナレースは、ボルト穴の少なくとも一部を塞ぐ位置に位置する。
このストッパボルト取付構造では、インナレースがボルト穴の少なくとも一部を塞ぐため、ボルト穴にねじ込まれたストッパボルトは、インナレースに当接される。これにより、キングピンの反対側への移動が規制される。そして、インナレース端面がアウタレース端面よりもキングピン側に位置するため、ストッパボルトは、インナレースに当接されても、アウタレースに当接されない。これにより、ストッパボルトがアウタレースの回転を阻害するのを防止することができる。
本発明によれば、ストッパボルトがアウタレースの回転を阻害するのを防止することができる。
実施形態のストッパボルト取付構造の一部を示す模式図である。 実施形態のストッパボルト取付構造の一部を示す断面図である。 比較例のストッパボルト取付構造の一部断面図である。
以下、実施形態に係るストッパボルト取付構造について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態は、操舵輪が配置されるフロントアクスルにおいて、ナックルにストッパボルトを取り付けるにストッパボルト取付構造である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るストッパボルト取付構造1は、ナックル2と、ハブ3と、ユニットベアリング4と、ストッパボルト5と、を備える。
ナックル2は、キングピン7によりアクスルビーム6に揺動可能に連結されている。アクスルビーム6は、車幅方向に延びるアクスルの構成要素である。アクスルビーム6としては、例えば、断面I型のIビームを用いることができる。
ナックル2は、車幅方向に延びる細長い円筒状に形成されている。ナックル2の先端部には、肩部2aを介して軸方向Aに延びる小径段部2bが形成されている。肩部2aは、ナックル2を段状に小径化した部分であり、後述する第一インナレース11が突き当てられる部分である。小径段部2bは、肩部2aの底部からキングピン7の反対側(車幅方向外側)に向けて延びる部分であり、後述する第一インナレース11及び第二インナレース12が外嵌される部分である。外嵌されるとは、外側に嵌め込まれることをいう。外嵌の形態としては、例えば、圧入がある。
ハブ3は、車輪が装着されるリング状の部材であり、車輪と一体となって回転する回転体である。
ユニットベアリング4は、ナックル2に対してハブ3を回転自在に支承する軸受である。なお、ナックル2及びハブ3は、ユニットベアリング4により一体となって、キングピン7を軸として揺動可能となっている。ユニットベアリング4は、外輪が回転する第一世代のベアリングであり、トラック等の商用車に多く搭載されているものである。なお、ナックル2、ハブ3及びユニットベアリング4は一体的に組み付けられているため、ナックル2がキングピン7を軸として揺動すると、ハブ3及びユニットベアリング4もナックル2と一緒にキングピン7を軸として揺動する。ユニットベアリング4は、第一インナレース11と、第二インナレース12と、アウタレース13と、複数の第一転動体14と、複数の第二転動体15と、第一シール部材16と、第二シール部材17と、を備える。
第一インナレース11は、小径段部2bに外嵌されて肩部2aに突き当てられる内輪である。第二インナレース12は、小径段部2bに外嵌されて第一インナレース11に突き当てられる内輪である。第一インナレース11は、第二インナレース12のキングピン7側(車幅方向内側)に配置される。
第二インナレース12のキングピン7の反対側には、ベアリングナット18及びワッシャ19が配置されている。ベアリングナット18は、ナックル2に螺合されて、第一インナレース11及び第二インナレース12を肩部2a側に締め付ける部材である。ワッシャ19は、ナックル2に嵌め込まれて、第二インナレース12とベアリングナット18との間に配置される部材である。そして、第一インナレース11及び第二インナレース12は、ベアリングナット18により締め付けられることで、肩部2aとワッシャ19及びベアリングナット18との間で、軸受予圧が付与された状態で固定されている。
アウタレース13は、第一インナレース11及び第二インナレース12の外周側に配置されてハブに固定される外輪である。なお、アウタレース13は、第一インナレース11及び第二インナレース12のようにナックル2の軸方向Aに分割されていてもよいが、本実施形態では、一部材で構成されるものとして説明する。
第一転動体14は、第一インナレース11とアウタレース13との間に回転自在に配置された転動体である。第二転動体15は、第二インナレース12とアウタレース13との間に回転自在に配置された転動体である。第一転動体14及び第二転動体15としては、特に限定されないが、半径方向及び軸方向Aの力を支承することができる観点から、テーパローラ(円錐ころ)であることが好ましい。トラック等の商用車には、第一転動体14及び第二転動体15としてテーパローラが用いられる。このため、本実施形態では、第一転動体14及び第二転動体15はテーパローラであるものとして説明する。
第一シール部材16は、第一転動体14のキングピン7側において、第一インナレース11とアウタレース13との間をシールする部材である。第二シール部材17は、第二転動体15のキングピン7の反対側において、第二インナレース12とアウタレース13との間をシールする部材である。
ストッパボルト5は、ナックル2の最大切れ角を規制するする部材である。ナックル2の切れ角は、ステアリング(不図示)の切れ角と同義であり、ナックル2の揺動角ともいう。ストッパボルト5は、頭部5aがナックル2のキングピン7側(アクスルビーム6側)に配置されるように、ナックル2に形成されたボルト穴2cにねじ込まれている。そして、ストッパボルト5の頭部5aがアクスルビーム6の凸部6aに当接されることで、ナックル2の最大切れ角が規制される。アクスルビーム6には2つの凸部6aが形成されている。一方の凸部6aは、アクスルビーム6の車両前後方向前側に形成されており、他方の凸部6aは、アクスルビーム6の車両前後方向後側に形成されている。
次に、ボルト穴2c及びユニットベアリング4の位置について詳しく説明する。
第一インナレース11のキングピン7側の端面をインナレース端面11aとし、アウタレース13のキングピン7側の端面をアウタレース端面13aとする。この場合、インナレース端面11aは、アウタレース端面13aよりもキングピン7側に位置する。このため、インナレース端面11aとアウタレース端面13aとの間に、インナレース端面11aがキングピン7側となる段差Bが設けられている。
また、ボルト穴2cに対するストッパボルト5のねじ込み方向から見て、アウタレース13は、ボルト穴2cの少なくとも一部を塞ぐ位置に位置する。このため、ボルト穴2cにストッパボルト5をねじ込むと、ストッパボルト5がアウタレース13に当接する。これにより、アウタレース13は、ストッパボルト5がアウタレース端面13aよりもキングピン7の反対側に移動するのを規制する。ボルト穴2cにねじ込まれたストッパボルト5がアウタレース13に当接されれば、アウタレース13がボルト穴2cを塞ぐ量は特に限定されるものではない。例えば、アウタレース13は、ボルト穴2cの一部を塞いでもよく、ボルト穴2cの前部を塞いでいてもよい。なお、ボルト穴2cに対するストッパボルト5のねじ込み方向は、軸方向Aと同じ方向となる。
ここで、図3に示した比較例と対比しながら、本実施形態の効果を説明する。
図3に示すように、比較例のストッパボルト取付構造100では、ナックル2の軸方向Aにおいて、インナレース端面11aとアウタレース端面13aとが同じ位置に位置する。そして、ボルト穴2cに対するストッパボルト5のねじ込み方向において、アウタレース13は、ボルト穴2cを塞いでいない。
このため、比較例のストッパボルト取付構造100では、ボルト穴にねじ込まれたストッパボルト5のキングピン7の反対側への移動は、第一インナレース11により規制されない。しかも、ストッパボルト5は、第一インナレース11に当接すると、アウタレース13にも当接する。その結果、ボルト穴2cにストッパボルト5をねじ込み過ぎると、ストッパボルト5は、アウタレース13に当接することで、アウタレース13の回転を阻害してしまう。
これに対し、本実施形態に係るストッパボルト取付構造1では、第一インナレース11がボルト穴2cの少なくとも一部を塞ぐため、ボルト穴2cにねじ込まれたストッパボルト5は、第一インナレース11に当接される。これにより、キングピン7の反対側への移動が規制される。そして、インナレース端面11aがアウタレース端面13aよりもキングピン7側に位置するため、ストッパボルト5は、第一インナレース11に当接されても、アウタレース13に当接されない。これにより、ストッパボルト5がアウタレース13の回転を阻害するのを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
1…ストッパボルト取付構造、2…ナックル、2a…肩部、2b…小径段部、2c…ボルト穴、3…ハブ、4…ユニットベアリング、5…ストッパボルト、5a…頭部、6…アクスルビーム、6a…凸部、7…キングピン、11…第一インナレース、11a…インナレース端面、12…第二インナレース、13…アウタレース、13a…アウタレース端面、14…第一転動体、15…第二転動体、16…第一シール部材、17…第二シール部材、18…ベアリングナット、19…ワッシャ、100…ストッパボルト取付構造。

Claims (1)

  1. キングピンを軸として揺動可能に設けられたナックルと、
    車輪が装着されるハブと、
    前記ナックルに対して前記ハブを回転自在に支承するユニットベアリングと、
    前記ナックルに形成されたボルト穴にねじ込まれて前記ナックルの最大切れ角を規制するするストッパボルトと、
    を備え、
    前記ユニットベアリングは、前記ナックルに外嵌されたインナレースと、前記インナレースの外周側に配置されて前記ハブに固定されたアウタレースと、前記インナレースと前記アウタレースとの間に回転自在に配置された転動体と、を有し、
    前記インナレースの前記キングピン側の端面であるインナレース端面は、前記アウタレースの前記キングピン側の端面であるアウタレース端面よりも、前記キングピン側に位置し、
    前記ボルト穴に対する前記ストッパボルトのねじ込み方向から見て、前記インナレースは、前記ボルト穴の少なくとも一部を塞ぐ位置に位置する、
    ストッパボルト取付構造。
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