JP2018100490A - 便器装置 - Google Patents

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岡野 正紀
Masanori Okano
正紀 岡野
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Abstract

【課題】洗浄水使用量について、各使用地域の好み、生活習慣に合わせて仕様変更可能が可能な便器装置を提供する。
【解決手段】便器装置1は、ボウル22への給水を制御する電磁弁10aと、予め用意された複数の地域選択肢から特定の地域を選択する地域選択部15と、複数の地域の各々に対して前記給水のための電磁弁開時間情報が予め登録された地域別制御情報参照部16と、地域選択部15によって特定の地域が選択されたときに地域別制御情報参照部16を参照して対応した電磁弁開時間を選択する制御部13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、水道管から供給される水道水をボウルの洗浄水としてそのまま利用するタンクレス形式の便器装置に関する。
従来、便器装置は、その使用地域(日本、台湾、中国等)の好み、生活習慣等に適合する仕様で設計、製造されていた。例えばボウルの洗浄水について云えば、日本の場合は比較的多量の洗浄水を流すことが好まれる傾向なのに対して、台湾では比較的少量の洗浄水を流すことが好まれる傾向である。このようなとき、日本向けの製品と、台湾向けの製品とで洗浄水使用量の関する仕様を異ならせると云った具合である。
なお便器装置の節水性能を向上させる従来例として、次の特許文献には、ボウルを洗浄する第1の給水動作と、ボウルに封水を充填する第2の給水動作とを行い、第1の給水動作に応じて第2の給水動作での水量を調節することが記載されている。
特開2010−209551号公報
本発明は、前記のような洗浄水使用量についての各地域での好み、生活習慣の違いに着目してなされたものであり、洗浄水使用量について、各使用地域の好み、生活習慣に合わせて仕様変更可能が可能な便器装置を提供することを目的としている。
本発明による便器装置は、ボウルへの給水を制御する電磁弁と、予め用意された複数の地域選択肢から特定の地域を選択する地域選択部と、前記複数の地域の各々に対して前記給水のための電磁弁開時間情報が予め登録された地域別制御情報参照部と、前記地域選択部によって特定の地域が選択されたときに前記地域別制御情報参照部を参照して対応した電磁弁開時間を選択する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明による便器装置は、使用地域が選択されると、その地域に対応した電磁弁開時間を選択し、これによって洗浄水使用量を調節するようにしている。そのためこの便器装置は、複数の使用地域に対して共通の電磁弁を用いて構成しても、洗浄水使用量について、各使用地域の好み、生活習慣に合わせて仕様変更が可能である。
実施形態の一例とされる便器装置の基本的な回路構成を示すブロック図である。 図1に示した便器装置の具体的な構造を示す縦断面図である。 地域別制御情報参照部に登録されている情報の一例を示す表である。 地域別制御情報参照部に登録されている情報の他例を示す表である。 地域別制御情報参照部に登録されている情報の他例を示す表である。 地域別制御情報参照部に登録されている情報の他例を示す表である。 (a)、(b)は、日本及び台湾での電動式トラップの制御パターンの例を具体的に説明するグラフである。
図1は実施形態の一例とされる便器装置の基本的な回路構成を示すブロック図、図2はこの便器装置の具体的な構造を示す縦断面図である。
便器装置1は、水道管から供給される水道水をボウル22の洗浄水として直接放出するタンクレス形式のものを想定している。しかしながら本実施形態では、便器装置1は、以下に説明するように、複数の使用地域に対して共通の構成部品(例えば給水を制御する電磁弁)を用いて構成しても、洗浄水使用量について、各使用地域の好み、生活習慣に合わせて仕様変更が可能である。これにより製品コストを抑えながら、洗浄水使用量について地域によらず使用者の満足感が得られる。
便器装置1は、ボウル22、外郭部23、便座24、便蓋25等からなり、外郭部23の内側にボウル22の給水を行う給水回路10と、ボウル22の排水を行う排水回路11と、局部洗浄を行う局部洗浄回路12等が設けられている。これらの回路の構成部品を各地域で共通化すれば便器装置1の部品コスト、組立コストが大幅に抑えられる。以下、図1及び図2を参照しながら便器装置1を構成する各回路を順番に説明していく。
給水回路10は、水道水のボウル22への給水を制御する電磁弁10a等を含む回路である。電磁弁10aは、水道管に接続される水道管接続部26と、ボウル22の注水口22aとを繋ぐ管路10bに介装されている。
排水回路11は、ボウル22の排出口22bに接続された電動式トラップ11a等を含む回路である。電動式トラップ11aは、密閉容器11bに変形可能なトラップ管11cを収容した基本構造である。密閉容器11bは下水管に接続されている。トラップ管11cの固定端11dはボウル22の排出口22bに連結されている。またトラップ管11cの開放端11eはモータ、ギヤ11f等によって上下移動されるようになっており、これによって排水制御が行われる。
局部洗浄回路12は、水道水を加熱するヒータ12a、ヒータ12aで加熱された水道水を局部に向けて吐出させる電動ノズル12b、水道管接続部26とヒータ12aとを連絡する管路12dに介装される電磁弁12c等からなる。電動ノズル12bは、ボウル上縁後部に形成されたノズル穴22cから電動で進退するように構成されている。
制御部13は、給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等を制御する回路であり、マイコン基板等からなる。破線は、制御部13と前記各回路10〜12とを繋ぐ制御信号線を示している。また制御部13は、洗浄指令等の操作を受け付ける操作部14、地域の選択を受け付ける地域選択部15、地域毎の制御情報が登録された地域別制御情報参照部16、設定情報等を記憶する設定記憶部17等を備えている。
操作部14は、使用者の指令操作を受け付ける回路であり、メンブレンスイッチ等からなる。操作部14は、便器装置1と一体になっていても、別体のリモコン装置になっていてもよい。
地域選択部15は、予め用意された複数の地域選択肢からの特定の地域を選択を受け付ける回路であり、ディップスイッチ等からなる。地域選択肢の数は特に制限されない。地域選択部15は操作部14に組み込まれていてもよい。あるいは地域選択部15は、商用電源の電圧レベルや周波数、又はGPSによる位置情報等を検知して地域を自動選択するように構成してもよい。地域を自動選択する構成では使用者の手間が省け、選択ミスも生じない。
地域別制御情報参照部16は、給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等の制御情報、例えば電磁弁10aの開時間、電動式トラップ11aの制御パターン、ヒータ12aの目標温度等が地域毎に予め登録された記憶回路である。地域別制御情報参照部16は例えばフラシュROM、マスクROM等で構成できる。なお制御情報としては、洗浄水使用量、温水温度等、地域毎の好み、生活習慣に対応するための情報だけでなく、商用電源の電圧レベル、周波数、水道水圧等、地域毎の環境に対処するための情報もある。
設定記憶部17は、地域選択部15によって選択された地域に対応した制御情報が記憶される回路であり、フラッシュROM、SRAM等の書換可能なメモリからなる。制御部13は、地域選択部15において地域が選択されたときには、地域別制御情報参照部16を参照して、その地域に対応した制御情報を読出し設定記憶部17に記憶させる。その後制御部13は、指令操作がなされると、設定記憶部17に記憶されている制御情報を参照して給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等を制御する。一例として洗浄水の使用量について説明すると、地域別制御情報参照部16には、制御情報として電磁弁10aの開時間が地域毎に登録されている。そして制御部13は、地域選択部15によって特定の地域が選択されると、地域別制御情報参照部16を参照して、対応した電磁弁10aの開時間を選択しその値を設定記憶部17に記憶させる。
整流回路18は、商用電源を整流する回路であり、例えばダイオードブリッジ等からなる。
電源検知部19は、商用電源の周波数や電圧レベル等を監視する回路である。電源検知部19の検知信号は制御部13あるいは地域選択部15に送信される。
定電圧回路20は、整流回路18で整流された電源を受けて、制御部13等の低電圧(1〜3.5V程度)で動作する回路に直流電源を供給する回路である。定電圧回路20は、例えばスイッチング電源回路によって構成できる。
PWM回路21は、整流回路18によって整流された電源を、PWM(パルス幅変調)でオンオフすることで電力調節して給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等に供給する回路である。PWM回路21の出力は平滑化してもよい。PWM回路21ではオン比率を電源検知部19が検知した電圧レベルや周波数に基づいて調節することで、地域毎に商用電源の電圧レベルや周波数が異なっていても、給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等を一定電力で作動させることができる。
便器装置1の基本動作は従来と同様である。すなわち便器装置1は指令操作に応じてボウル22の洗浄、局部洗浄を行う。しかしながら本実施形態は、前記の通り、共通の構成部品を用いて構成しても、地域毎に、洗浄水の使用量等の仕様変更が可能なことを特徴としている。構成部品の共通化は、例えば給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等が主な対象であり、これらのコストを抑えるのに特に有効である。そして地域毎に仕様を変更することにより各地域の顧客満足度も高くできる。
以下、地域毎の仕様変更について詳細に説明する。
図3は、地域別制御情報参照部16に登録されている情報の一例であって、地域毎に商用電源の電圧レベル、周波数の標準値を表形式にしたものである。地域としては日本(標準)と台湾を例示している。表T1に示すように、日本の商用電源の電圧レベルは100V、周波数は50又は60Hzである。また台湾の商用電源の電圧レベルは110V、周波数は60Hzである。このような地域毎のデータを地域別制御情報参照部16に予め登録しておけば、地域選択部15は、これらのデータと、電源検知部19によって検知した商用電源の電圧レベル、周波数とを対比することで地域を自動選択することが可能になる。
図4は、地域別制御情報参照部16に登録されている情報の他例であって、地域毎にPWM回路21のオン比率の制御値を表形式にしたものである。地域としては日本(標準)と台湾を例示している。表T2に示すように、日本でのオン比率は1.0、台湾でのオン比率は0.83になっている。この1あるいは0.83という値は、日本の商用電源の電圧レベル100Vと、台湾の商用電圧110Vから算出されたものである。このようなオン比率でPWM回路21を制御すれば、日本及び台湾において、給水回路10、排水回路11、局部洗浄回路12等を一定電力で作動させることができる。
図5は、地域別制御情報参照部16に登録されている情報の他例であって、地域毎に洗浄水の使用量を表形式にしたものである。地域としては日本(標準)と台湾を例示している。表T3に示すように、日本での洗浄水の使用量は3.6L、台湾での洗浄水の使用量は3.0Lが仕様になっている。ここで便器装置1の構成部品、すなわち給水回路10の電磁弁10aが同一仕様であっても、その電磁弁10aの開時間を地域毎に変更すれば、洗浄水使用量ついて仕様変更することが可能になる。具体例として、電磁弁10aの開時間は、例えば日本に対しては6S(100%)、台湾に対しては5S(83%)としているが、これらの値は電磁弁10aの規格等に依存している。
また洗浄水の使用量、つまり電磁弁10aの開時間を前記のように変更したときには、電動式トラップ11aの制御パターンもそれに合わせて変更する必要がある。
図6は、地域別制御情報参照部に登録されている情報の他例であって、地域毎に電動式トラップ11aの制御パターンを表形式にしたものである。地域としては日本(標準)と台湾を例示している。表T4では、制御パターンを、上位置時間、下位置時間、溜水時間として規定している(後述する)。
そして図7(a)、(b)は、図6に示した日本及び台湾での電動式トラップの制御パターンを具体的に説明するグラフである。グラフG1、G2では、電磁弁10aの開のタイミングと、開放端11eの位置との関係をグラフ化している。グラフG1、G2の横軸Tは、制御開始からの時間経過を示している。
電動式トラップ11aは、給水回路10の電磁弁10aに同期して作動される。具体的には、電磁弁開と同タイミングで開放端11eの移動が開始される。制御パターン内の上位置時間は開放端11eを上限まで上昇移動させてボウル22の水位を一旦高くする。その後の下位置時間は開放端11eを下限まで下降移動させてボウル22の汚物等を下水管に一気に排出する。更にその後の溜水時間は開放端11eを標準位置まで上昇移動させてボウル22に封水を貯める。
電動式トラップ11aの制御パターンの合計時間は、日本の場合は6S、台湾の場合は5Sであって、いずれも電磁弁10aの開時間と一致している。また日本の場合に比べて、台湾の場合は、上位置時間、下位置時間は短縮されているが、溜水時間は短縮されておらず同一である。
表T3、T4、グラフG1、G2を用いて説明したように、日本及び台湾に対して電磁弁10aの開時間及び電動式トラップ11aの制御パターンを変更すれば、台湾では洗浄水使用量を抑えながらも重要な封水性能を同等に保つことができる。
1 便器装置
22 ボウル
10a 電磁弁
15 地域選択部
16 地域別制御情報参照部
13 制御部
11a 電動式トラップ
19 電源検知部

Claims (3)

  1. ボウルへの給水を制御する電磁弁と、
    予め用意された複数の地域選択肢から特定の地域を選択する地域選択部と、
    前記複数の地域の各々に対して前記給水のための電磁弁開時間情報が予め登録された地域別制御情報参照部と、
    前記地域選択部によって特定の地域が選択されたときに前記地域別制御情報参照部を参照して対応した電磁弁開時間を選択する制御部とを備える便器装置。
  2. ボウルからの排水を制御する電動式トラップを更に備え、
    前記地域別制御情報参照部は、前記複数の地域の各々に対して前記排水のための電動式トラップ制御パターンが更に登録されており、
    前記制御部は、前記地域選択部によって特定の地域が選択されたときに対応した電磁弁開時間と電動式トラップ制御パターンとを選択することを特徴とする請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記地域選択部は、商用電源の電圧レベル、周波数の少なくとも一方を検知する電源検知部を備えており、その検知結果に基づいて前記特定の地域を自動選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の便器装置。
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JP6832515B1 (ja) * 2020-05-15 2021-02-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 水洗便器
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