JP2018100120A - Article holding equipment in horizontal bag filling machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、横形製袋充填機において、筒状に形成されたフィルム内の物品をフィルムとともに上方から押さえて搬送するようにした物品押さえ装置に関するものである。 The present invention relates to an article pressing device in a horizontal bag making and filling machine that presses and conveys an article in a cylindrical film together with the film from above.
特許文献1には、製袋手段によりフィルムが筒状に形成されるとともに、筒状のフィルム内に物品が供給されるようにした横形製袋充填機が開示されている。そして、この特許文献1の横形製袋充填機においては、フィルムを円筒状にするための製袋手段と、物品を筒状のフィルム内に封入した状態においてフィルムをシールするための横シール手段との間に位置する物品押さえ装置が設けられている。この物品押さえ装置は、物品をフィルムとともに上方から押さえて、物品の搬送姿勢の乱れや物品の位置ずれを防止し、また筒状フィルム内の余分な空気を排除するものである。 Patent Document 1 discloses a horizontal bag making and filling machine in which a film is formed into a cylindrical shape by bag making means and an article is supplied into the cylindrical film. And in this horizontal bag making and filling machine of Patent Document 1, bag making means for making the film cylindrical, and horizontal sealing means for sealing the film in a state in which the article is enclosed in the cylindrical film, An article pressing device located between the two is provided. This article pressing device presses an article together with the film from above to prevent disturbance in the conveying posture of the article and displacement of the article, and eliminate excess air in the cylindrical film.
この特許文献1の物品押さえ装置においては、支持部材にアームが一端部において片持ち支持され、そのアームに無端コンベヤが支持されている。そして、搬送ベッドの清掃などのメンテナンスの場合などには、無端コンベヤが前記支持部材を中心に上方に回動されて、無端コンベヤの下面と搬送ベッドの上面との間が大きく開放される。 In the article pressing device of Patent Document 1, an arm is cantilevered at one end by a support member, and an endless conveyor is supported by the arm. In the case of maintenance such as cleaning of the transfer bed, the endless conveyor is pivoted upward about the support member, and the space between the lower surface of the endless conveyor and the upper surface of the transfer bed is greatly opened.
また、この種の物品押さえ装置が特許文献2にも開示されている。この特許文献2の物品押さえ装置においては、ネジ軸に設けられたハンドルにてネジ軸を回転させることで上下に移動可能な移動台、移動台に対してピンにより着脱可能にされるとともに、支持ロッドに対して上下に移動可能にした作動ブロック、作動ブロックに支持される搬送ベルトなどが備えられている。 This kind of article pressing device is also disclosed in Patent Document 2. In the article pressing device of Patent Document 2, a moving base that can be moved up and down by rotating the screw shaft with a handle provided on the screw shaft, and being detachable by a pin with respect to the moving base, is also supported. An operation block that is movable up and down with respect to the rod, a transport belt supported by the operation block, and the like are provided.
この特許文献2においては、搬送ベルトを支持する作動ブロックが係合ピンによって移動台と一体化され、この状態でハンドルによってネジ軸を回転させることにより、ネジの作用によって移動台を上下に移動させて、搬送ベルトをネジ軸に対して同方向に移動させることができる。また、作動ブロックを支持する支持ロッド上には、係止ピンによる係止時に作動ブロックによって圧縮された状態のコイルスプリング設けられている。そして、係止ピンによる係止を解除することで、作動ブロックがコイルスプリングのバネ力によって上方へ移動され、従って、搬送ベルトも上方に移動される。 In this Patent Document 2, an operation block that supports a conveyor belt is integrated with a moving table by an engagement pin. In this state, a screw shaft is rotated by a handle to move the moving table up and down by the action of a screw. Thus, the conveyor belt can be moved in the same direction with respect to the screw shaft. In addition, a coil spring is provided on the support rod that supports the operation block and is compressed by the operation block when locked by the locking pin. Then, by releasing the locking by the locking pin, the operation block is moved upward by the spring force of the coil spring, and thus the conveying belt is also moved upward.
すなわち、この構成の場合、ハンドルで移動台を上下に移動させることにより、搬送ベルトの高さ位置を合わせることができ、係止ピンの係止を解除することでコイルスプリングにより搬送ベルトを上昇させることができる。これにより、搬送ベルトの下方にメンテナンスなどのための広い作業空間を確保することができる。 That is, in this configuration, the height of the conveyor belt can be adjusted by moving the movable table up and down with the handle, and the conveyor belt is raised by the coil spring by releasing the latch pin. be able to. As a result, a wide working space for maintenance or the like can be secured below the conveyor belt.
しかしながら、前記特許文献1においては、搬送ベルトを上方へ退避させる場合、搬送ベルトがその一端部において支持部材を中心に回動されるものであるため、回動中心部の下方は広がることはなく、その結果、支持アームの下方には十分な広さの作業空間を得ることができない。 However, in Patent Document 1, when the conveyor belt is retracted upward, the conveyor belt is rotated about the support member at one end thereof, so that the lower part of the center of rotation does not spread. As a result, a sufficiently wide working space cannot be obtained below the support arm.
また、前記特許文献2においては、搬送ベルトを上下させるためのネジ軸,支持ロッド,移動台,作動ブロック,コイルスプリング,係止ピン等の多数の部品が必要であって、機構が煩雑になってしまうという問題がある。また、コイルスプリングを用いることで、係止ピンによる係止を解除するだけで搬送ベルトを上昇させることができるものの、搬送ベルトの重量によっては弾性復元力が適切に働かないおそれがある。また、再度係止ピンを係止状態にする際には、コイルスプリングを圧縮させる必要があり、すなわち、人力で搬送ベルトを下方に押し戻す必要があって、作業者にとって作業負担が大きくなるという問題もある。 In Patent Document 2, many parts such as a screw shaft for moving the conveyor belt up and down, a support rod, a moving base, an operating block, a coil spring, and a locking pin are necessary, and the mechanism becomes complicated. There is a problem that it ends up. In addition, by using the coil spring, the conveyor belt can be raised only by releasing the locking by the locking pin, but the elastic restoring force may not work properly depending on the weight of the conveyor belt. Further, when the locking pin is again locked, it is necessary to compress the coil spring, that is, it is necessary to push back the conveyor belt downward manually, which increases the work load for the operator. There is also.
本発明は、上記した問題に鑑み、煩雑な機構を必要とせず、簡素な構成によって無端コンベヤと搬送路との間に広い作業空間を確保することができる横形製袋充填機における物品押さえ装置を提供することを目的とする。 In view of the above problems, the present invention provides an article pressing device in a horizontal bag making and filling machine that does not require a complicated mechanism and can secure a wide working space between an endless conveyor and a conveyance path with a simple configuration. The purpose is to provide.
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、フィルム101の搬送路の上方に配置され、筒状に成形されたフィルム101中に供給された物品102をフィルム101とともに上方から押さえて搬送させるための無端コンベヤ67が備えられた横形製袋充填機における物品押さえ装置21において、前記横形製袋充填機の機枠上の支持部材22に対して一端において回動可能にそれぞれが平行に支持された第1リンク24及び第2リンク33と、前記第1リンク24及び第2リンク33の他端に一端が回動可能に支持されて、搬送方向に延在し、前記無端コンベヤ67を巻き掛けるための一対の巻き掛け部64,66を備えた支持アーム26とからなる平行リンク機構36と、前記支持アーム26を昇降させるための操作部71と、前記支持アーム26の高さを調節し、調節した高さを維持する前記支持アーム26の高さ位置を規制する規制手段44,47と、前記無端コンベヤ67の下方の作業空間を確保可能な所定の高さ位置において前記支持アーム26を保持する保持手段41,43とを備えている。
In order to achieve the above-described object, the invention described in claim 1 is configured such that an
以上の構成においては、規制手段44,47より支持アーム26の高さが調節されて、その位置が維持される。そして、操作部71に対する操作により、平行リンク機構36の回転をともないながら無端コンベヤ67が昇降される。この場合、この平行リンク機構36の作用により、無端コンベヤ67が搬送路に対して例えば水平などの所定の角度を保った状態で平行移動により昇降される。従って、無端コンベヤ67の上昇状態において、無端コンベヤ67と搬送路との間に広い作業空間を確保することが可能になる。そして、保持手段41,43により、作業空間を確保可能な所定の高さ位置において前記支持アーム26を保持することができる。このため、搬送路の清掃やフィルム101のセットなどメンテナンスを容易に行うことができる。また、無端コンベヤ67が、第1,第2リンク24,33および、第1,第2リンク24,33の他端に回動可能に支持された支持アーム26の一端とから構成される平行リンク機構36により昇降されるものであるため、特許文献2とは異なり、ネジ軸,支持ロッド,移動台,作動ブロックなどの多数の部品を用いる必要はなく、構成は簡素である。
In the above configuration, the height of the
請求項2に記載の発明においては、前記保持手段41,43は、付勢手段43の作用により動作されて前記支持アーム26を前記所定の高さ位置にて保持するものである。
従って、請求項2の構成においては、支持アーム26及び無端コンベヤ67を所定の位置に上昇させれば、付勢手段43の作用に基づいて、保持手段41,43により支持アーム26及び無端コンベヤ67が上昇位置に自動的に保持される。このため、無端コンベヤ67の下方の作業空間を簡単な操作で開放状態に維持できて、メンテナンス作業を容易に行なうことができる。
In the second aspect of the invention, the holding means 41 and 43 are operated by the action of the urging means 43 to hold the
Therefore, in the configuration of the second aspect, when the
請求項3に記載の発明においては、前記保持手段41,43は、前記機枠側に設けられた固定側ロック部412と、前記平行リンク機構36側に設けられた可動側ロック部431とを有し、前記両ロック部412,431は凹凸の関係で係合するものである。
In the invention according to claim 3, the holding means 41, 43 includes a fixed
従って、請求項3に記載の発明においては、両ロック部412,431の係合によって支持アーム26が上昇位置に保持される。支持アーム26を上昇させれば、可動側ロック部431と固定側ロック部412との係合により保持手段41,43がロック状態になるため、無端コンベヤ67の下方の作業空間を広げる作業を容易に行なうことができるとともに、支持アーム26を上昇位置に保持できて、メンテナンスの作業を容易に行なうことができる。
Therefore, in the third aspect of the invention, the
請求項4に記載の発明においては、前記操作部は、前記支持アーム26の延出端側に設けられたハンドル71である。
従って、請求項4に記載の発明においては、支持アーム26の延出端側のハンドル71を持つことにより、支持アーム26及び無端コンベヤ67を容易に昇降させることができる。
According to a fourth aspect of the present invention, the operation portion is a
Therefore, in the invention according to the fourth aspect, the
請求項5に記載の発明においては、前記規制手段は、支持アーム26に螺合された調節ネジ棒47と、該調節ネジ棒47を受け止める受け部材44により高さを調節するようになっており、前記調節ネジ棒47は、支持部材22に第1リンク24を回動可能に支持する回動中心の近傍に設けられるものである。
In the invention according to claim 5, the restricting means adjusts the height by an
従って、請求項5に記載の発明においては、調節ネジ棒47を受け部材44上に受けさせることにより、支持アーム26の高さ位置が位置決めされる。そして、調節ネジ棒47を回転させてその位置を進退方向に調節することにより、支持アーム26の高さを搬送される物品102の形状などに応じて調節できる。このため、物品102に対して適切な搬送作用を付与することができる。また、前記調節ネジ棒47は、前記支持部材22に第1リンク24を回動可能に支持する回動中心C1の近傍に設けられるため、調節ネジ棒47を平行リンク機構36の回動支点に接近して配置させることができる。このため、支持部材22に設けられる受け部材44を大きくする必要がなく、コンパクトで丈夫な構成を得ることができるとともに、調節ネジ棒47の調節量を小さくできて、支持アーム26の高さ調節を容易に行なうことができる。
Therefore, in the fifth aspect of the present invention, the height position of the
請求項6に記載の発明においては、前記第1リンク24または第2リンク33の両端部の支点間距離を調節するための支点間距離調節手段38,39を備えたものである。
従って、請求項6の発明においては、前記支点間距離調節手段38,39により、第1リンク24または第2リンク33の支点間距離を調節することにより、第1,第2リンク24,33の他端に回動可能に支持された支持アーム26の一端の角度が調節される。従って、支持アーム26の角度が変更されて、搬送路に対する無端コンベヤ67の角度を物品102の形状や種類などに応じて調節できる。このため、物品102に対して適切な搬送作用を付与することができる。
The invention according to claim 6 is provided with fulcrum distance adjusting means 38 and 39 for adjusting the distance between fulcrums at both ends of the
Accordingly, in the invention of claim 6, the distance between the fulcrums of the
請求項7に記載の発明においては、前記無端コンベヤ67に回転を伝達するためのプーリ53,62が、前記第1リンク24の一端部の回動中心C1および他端部の回動中心C3にそれぞれ回転自在に取り付けられた回転軸52,61と一体回転可能に配設され、そのプーリ53,62間に無端索体63が掛け渡されたものである。
In the invention according to claim 7, pulleys 53 and 62 for transmitting rotation to the
従って、請求項7の発明においては、平行リンク機構36の回転軸52,61と一体回転可能にしたプーリ53,62間に無端索体63が掛け渡されたことにより、無端索体63が平行リンク機構36の外側に位置することがなく、同平行リンク機構36内に無理なく納めることができる。しかも、リンクの両端の回転中心と同軸上にプーリ53,62が位置しているため、平行リンク機構26が回転されるリンク動作を行っても、タイミングプーリ53,62の回転には影響がなく、円滑な動力伝達作用を得ることができる。
Therefore, in the seventh aspect of the invention, the
本発明によれば、煩雑な機構を必要とせず、容易な構成のみで無端コンベヤと搬送路との間に広い作業空間を確保することができるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that a wide working space can be secured between the endless conveyor and the conveyance path with only a simple configuration without requiring a complicated mechanism.
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の物品押さえ装置21を備えた横形製袋充填機においては、同機の図1の左側のフィルム供給源(図示しない)から右方へ引き出された帯状のフィルム101が製袋手段10で筒状に形成される。その筒状に形成されたフィルム101に内に向けて、供給コンベヤ11の押送体12により被包装物品(以下、物品という)102が搬送ベッド13の上面の搬送路に沿って所定間隔ごとに押送される。そして、物品102を内包した筒状のフィルム101は、前記製袋手段10の下流側においてその長手方向の端縁部が一対の送りローラ14で挟持されることにより重合されながら搬送され、送りローラ14の下流に設けたシールローラ15によって重合端縁部が縦シールされる。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments embodying the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, in the horizontal bag making and filling machine provided with the
また、筒状のフィルム101中の被包装物品102を挟む搬送方向の前後位置において、横シール機構16の一対のシール体17によって筒状フィルム101がその搬送方向と交差する方向に横シールされるとともに切断されて、袋詰めの包装品103が得られる。包装品103は搬出コンベヤ18により次工程に向けて搬出される。
Further, the
横形製袋充填機においては、物品押さえ装置21が設けられている。この物品押さえ装置21は、筒状に成形されたフィルム101中に供給された物品102をフィルム101とともに上方から押さえて搬送させるものであって、前記製袋手段10と横シール機構16との間において、前記搬送ベッド13の搬送路の上方に設けられている。以下に、この物品押さえ装置21及びその関連構成について説明する。
In the horizontal bag making and filling machine, an
図1〜図3に示すように、横形製袋充填機の機枠(図示しない)には支持部材22が立設されており、この支持部材22は、支持柱221と、その支持柱221の上端部に固定されて機枠の前方に突出する支持筒222とを備えている。図4に示すように、支持筒222の前端面にはクロスローラベアリング23の回転可能な内輪25を介して第1リンク24の一端部が上下方向に回動可能に支持されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, a
図5に示すように、第1リンク24の他端部には、支持アーム26がその一端部においてクロスローラベアリング28の回転可能な内輪27を介して第1リンク24に対して上下方向に相対回動可能に支持されている。図2に示すように、前記支持アーム26は、前記搬送ベッド13の搬送路に沿って搬送方向である左右方向に延在する延在部29と、その延在部29の一端部から上方に向かって突出する突出部26aとが一体形成されている。
As shown in FIG. 5, at the other end of the
図4及び図6に示すように、前記支持筒222内には、前記第1リンク24の一端部の回動中心C1と同軸上に位置するように、回転軸52が回転可能に支持され、その前後両端にはタイミングプーリ53,54が固定されている。後端側のタイミングプーリ54はタイミングベルト55及び複数のタイミングプーリ56を介して図示しない駆動モータにより一方向に回転される。この駆動モータは前記供給コンベヤ11及び搬出コンベヤ18を駆動するようになっており、このため、前記回転軸52は、供給コンベヤ11及び搬出コンベヤ18と同期して回転される。
As shown in FIGS. 4 and 6, a
図5及び図6に示すように、前記第1リンク24の他端部には、その他端部の回動中心C3と同軸上に位置する回転軸としての軸61が支持され、その軸61上にはタイミングプーリ62が支持されており、このタイミングプーリ62と前記タイミングプーリ53との間に無端索体としてのタイミングベルト63が掛け渡されている。そして、前記回転軸52の回転により、タイミングベルト63を介してこの軸61が回転される。
As shown in FIGS. 5 and 6, the other end portion of the
図1,図5及び図6に示すように、前記軸61にはタイミングプーリ64が支持されるとともに、前記支持アーム26の延在部29の先端部には軸65を介してタイミングプーリ66が支持され、両タイミングプーリ64,66間には無端コンベヤとしての無端ベルト67がその内周面に一体形成したタイミングベルト671において掛け渡されている。そして、前記軸61の回転により、タイミングプーリ64,66を介して無端ベルト67のタイミングベルト671が回転され、従って、無端ベルト67が回転される。なお、図2,図3及び図6においては、無端ベルト67の図示を省略している。
As shown in FIGS. 1, 5, and 6, a timing
無端ベルト67の外周面には、周方向に等間隔をおいて櫛歯状のシリコーンゴムよりなる複数の押さえ部材68が等間隔をおいて配設されている。そして、前記無端ベルト67は、その下部側走行部が前記搬送ベッド13の搬送路に沿って走行するように配設されており、無端ベルト67の回転により、下部側走行部の押さえ部材68が前記フィルム101の筒状部分及び物品102を上側から押さえて搬送させるようになっている。
On the outer peripheral surface of the
図3に示すように、前記第1リンク24には前記タイミングプーリ53,62及びタイミングベルト63を覆う第1保護カバー69が取り付けられている。前記支持アーム26の図1の左側の延出端部には無端ベルト67のプーリによって支持された部分の端部を覆うとともに、下面を開放した第2保護カバー70が取り付けられ、この第2保護カバー70の前面には支持アーム26の延出端側に位置する操作部としてのハンドル71が取り付けられている。作業者がこのハンドル71を操作することにより、支持アーム26及び無端ベルト67が後述する平行リンク機構36による回転をともないながら昇降される。なお、図1においては、保護カバー69,70の図示を省略している。
As shown in FIG. 3, a first
図2及び図3に示すように、前記第1リンク24の奥側において、支持筒222の外周にはホルダ32が突設固定され、そのホルダ32には第1リンク24と平行な第2リンク33が一端部において軸34を介して回動可能に支持されている。第2リンク33は、その他端部が連結軸35を介して前記支持アーム26の突出部26aに回動可能に連結されている。そして、第1リンク24と第2リンク33とは平行をなしており、両リンク24,33間における前記突出部26aから支持アーム26の回動中心C3までが中間リンク31となっている。これら両リンク24,33及び中間リンク31は、正面視において、第1リンク24の一端部の回動中心C1と第2リンク33の一端部の回動中心C2とを仮想線で結ぶとともに、第1リンク24の他端部の回動中心C3と第2リンク33の他端部の回動中心C4とを仮想線で結ぶことで、対向する第1リンクと第2リンク33の軸間距離と、対向するそれぞれの仮想線が平行且つ同一長さとなる、いわゆる平行四辺形が画成される関係で構成されている。従って、両リンク24,33及び支持アーム26の突出部26aから支持アーム26の回動中心C3までの中間リンク31により平行リンク機構36が構成されており、両リンク24,33はそれぞれ平行を保持した状態において内輪25,軸34を中心に上下に回動可能である。この場合、平行リンク機構36の作用により、両リンク24,33がそれぞれ前記内輪25及び軸34を中心に回転されても、図1の実線及び2点鎖線から明らかなように、支持アーム26は、その角度を変更することなく、同角度の姿勢を保持した状態で上下に平行移動され、支持アーム26の延在部29及び無端ベルト67の下部側走行部は搬送ベッド13の搬送路に沿う姿勢を維持する。
As shown in FIGS. 2 and 3, on the back side of the
なお、支持アーム26の突出部26aは上方へ向かって突出されており、このため、ホルダ32及び第2リンク33が第1リンク24の上側に位置している。これに対し、突出部26aを下側へ向かって突出させて、ホルダ32及び第2リンク33を第1リンク24の下側に位置させてもよい。また、第2リンク33が第1リンク24の奥側に配置されているが、第2リンク33を第1リンク24の前側に位置させてもよい。この場合、ホルダ32と第2リンク33とを連結する軸34は奥側のホルダ32と前側の第2リンク33との間に位置する長いものとなり、逆に連結軸35は短いものとなる。
Note that the protruding portion 26 a of the
図3の拡大図に示すように、前記第2リンク33の軸34側の端部は、その軸34の支持孔37に出入り方向に移動可能支持されている。第2リンク33の軸34側の端部にはその長さ方向に沿って複数の位置決め孔38が形成されている。前記軸34の軸心部には孔(図示しない)が形成され、この孔には位置決めピン39がスプリング(図示しない)により位置決め孔38の方向に付勢された状態で挿入されている。この位置決めピン39が前記スプリングの付勢力によって位置決め孔38に係合することにより、第2リンク33が軸34に固定される。従って、前記スプリングの付勢力に抗して位置決めピン39を後退させるとともに、スプリングの付勢力により、位置決めピン39を選択された位置決め孔38と係合させることにより、第2リンク33の両端部の支点間距離,言い換えれば第2リンク33の実質長さを変更できて、中間リンク31を構成する前記突出部26aから支持アーム26の回動中心C3における角度を調節できる。従って、支持アーム26及び無端ベルト67の垂直面内の角度,言い換えれば無端ベルト67の搬送路に対する角度を調節できる。この位置決めピン39や位置決め孔38により第2リンク33の支点間距離を調節するための支点間距離調節手段が構成されている。
As shown in the enlarged view of FIG. 3, the end of the
図3に示すように、前記ホルダ32の後側において前記支持筒222の外周には保持部材41が固定されており、この保持部材41の外周には、支持筒222の軸心を中心とした当接面としての円周面411と、固定側ロック部としての切り欠き状のロック部412とが形成されている。第1リンク24の背面には軸42によりロック部材43が回動可能に支持され、その一端部には可動側ロック部としての爪部431が形成されるとともに、他端部にはウェイト部432が形成されている。そして、ウェイト部432を含むロック部材43全体の重量バランスに基づく付勢力により、爪部431が常に前記保持部材41の円周面411に当接されている。そして、支持アーム26が上昇されたときに、平行リンク機構36を介して第1リンク24が上方へ回動されて、平行リンク機構36を介して支持アーム26が上昇されたときに、爪部431が前記重量バランスにより円周面411を摺動してロック部412に凹凸の関係で係合する。この係合により、平行リンク機構36の回動が阻止されて、支持アーム26はそれ以上の上昇が阻止された状態にロックされて、上昇位置に保持される。従って、ロック部材43はそれ自身が付勢手段を構成し、保持部材41とロック部材43とによって保持手段が構成されている。
As shown in FIG. 3, a holding
前記第1リンク24の回動中心C1に位置する支持筒222の下部には受け部材としての受け板44が側方へ延出するよう配設されている。前記支持アーム26が延在する長さの中間位置であって、支持筒222に対する第1リンク24の回動中心近傍には、支持アーム26から奥側に延出するブラケット45に設けたネジ孔46に螺合する調節ネジ棒47が立設される。この調節ネジ棒47は、上端にハンドル471が設けられ、下端に当接部材472が配設されている。そして、当接部材472が前記受け板44の受け面に受けられて、支持アーム26が所定高さに保持される。従って、ネジ孔46に対する調節ネジ棒47の螺合量を調節することで、支持アーム26に支持された無端ベルト67による筒状フィルムの案内高さ位置が設定変更される。前記受け板44と調節ネジ棒47とにより規制手段が構成されている。ここで、規制手段は、前記平行リンク機構36を構成する前記第1リンク24と前記支持筒222との回動中心近傍に配置することで、該回動中心から離れた位置に設ける場合に比べて調節ネジ棒47のねじ込み量を少なく設定できる。
A receiving
次に、前記実施形態の物品押さえ装置21の作用を説明する。
横形製袋充填機が稼働される通常状態においては、物品押さえ装置21が自重によって下方位置に配置されている。すなわち、調節ネジ棒47の当接部材472が受け板44に受けられて、同物品押さえ装置21が下方位置に保持されている。従って、無端ベルト67の下部側走行部が搬送ベッド13の搬送路に対して接近した位置に配置される。
Next, the operation of the
In a normal state where the horizontal bag making and filling machine is operated, the
また、この状態では、ロック部材43の爪部431が保持部材41の円周面411に当接していて、第1リンク24を含む平行リンク機構36は回動を阻止されることなく、上方へ回動可能な状態にある。
Further, in this state, the claw portion 431 of the
この状態において、調節ネジ棒47の螺合量を変更して調節ネジ棒47を上下に位置調節すれば、無端ベルト67の下部側走行部の高さを調節できて、その下部側走行部と前記搬送ベッド13の搬送路との間の間隔を物品102の高さなどに応じて適切に調節することができる。また、第2リンク33の位置決め孔38を選択することによって第2リンク33における軸34と連結軸35との軸間長さを調節すれば、平行リンク機構36の中間リンク31を構成する支持アーム26の突出部26aが、該支持アーム26の回動中心C3を軸として角度が調節される。このため、搬送される物品102の形状などに応じて、前記搬送路に対する支持アーム26及び無端ベルト67の角度を適正な角度に調節できる。
In this state, by changing the screwing amount of the adjusting
この状態において駆動モータが回転されると、供給コンベヤ11,搬出コンベヤ18及び無端ベルト67が走行されて、フィルム101及び物品102が図1の右方へ搬送される。このとき、シリコーンゴムよりなる押さえ部材68が物品102を押さえながら、その物品102の形状に応じて容易に変形するため、物品102の形状に関わらず、物品102を無端ベルト67により適切に搬送できて、フィルム101が物品102の角に当たって塑性変形したり、傷ついたりすることはない。
When the drive motor is rotated in this state, the
搬送ベッド13に対するフィルム101のセットや、搬送路の清掃などのメンテナンスの際には、ハンドル71を持って支持アーム26及び無端ベルト67を上昇させれば、第1リンク24がクロスローラベアリング23の内輪25を中心に上方に回動されるとともに、第2リンク33が軸34を中心に上方に回動される。このため、平行リンク機構36の作用により、支持アーム26及び無端ベルト67が前記搬送ベッド13の搬送路に対して所定角度を維持した状態で上方に平行移動されて、無端ベルト67の下部側走行部と搬送路との間に広い作業空間が確保される。また、支持アーム26及び無端ベルト67が所定の上方位置まで上昇されると、ロック部材43の爪部431が保持部材41のロック部412に係合して、平行リンク機構36が上方の回動位置で保持される。従って、前記の広い作業空間が確保された状態が保持され、フィルム101のセットや搬送路の清掃などのメンテナンスを容易に行なうことができる。ここで、作業空間を確保する位置とは、規制手段により調節しうる支持アーム26の調節可能な高さ位置よりも少なくとも上方位置である。
When performing maintenance such as setting the
メンテナンス終了後は、作業者がロック部材43をロック解除方向に回転させて、爪部431をロック部412から外せば、平行リンク機構36を下方に回転させることができて、支持アーム26及び無端ベルト67を、調節ネジ棒47の当接部材472が受け板44によって受けられる位置に復帰させることができる。
After the maintenance is completed, if the operator rotates the
ところで、本実施形態の物品押さえ装置21においては、第1リンク24の両端の回転中心と同軸上に、いわば第1リンク24の関節において、無端ベルト67に回転を伝達するためのタイミングプーリ53,62,64が支持され、それらのタイミングプーリ53,62,64にタイミングベルト63,671が掛け渡されている。従って、平行リンク機構36を構成する第1リンク24の関節間にタイミングベルト63,671を設けているため、タイミングベルト63,671が平行リンク機構36の外側に位置することがなく、タイミングベルト63,671を同平行リンク機構36内に無理なく納めることができる。しかも、第1リンク24の両端の回転中心と同軸上にタイミングプーリ53,62,64が位置しているため、平行リンク機構36が回転されるリンク動作が行なわれても、タイミングプーリ53,62,64の回転には影響がなく、円滑な動力伝達作用を得ることができる。
By the way, in the
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・無端ベルト67に代えて無端コンベヤを搬送方向に沿って配列された複数のローラによって構成すること。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It is also possible to embody in the following aspects.
-Instead of the
・無端ベルト67として、押さえ部材68を有することなく、押さえ面がフラットなものを用いること。
・無端ベルト67の高さ調節用の調節ネジ棒47を前記実施形態とは上下逆向きにして支持部材22に設けるとともに、上下逆向きにされた調節ネジ棒47の上端の当接部材472に当接する受け板44を支持アーム26に設けること。
-Use the
An
・当接部材472を調節ネジ棒47の先端に設ける代りに、受け板44の上面に設けること。
・前記実施形態では、ロック部材43を自身の重量バランスによって爪部431が保持部材41のロック部412に係合するようにしたが、付勢手段としてのスプリングの付勢力を用いて爪部431がロック部412に係合するように構成すること。
Instead of providing the
In the above-described embodiment, the claw portion 431 is engaged with the
・第2リンク33の支点間距離を調節するための構成として、第2リンク33を複数の短いリンク片が連結された構成とするとともに、リンク片間の連結部において第2リンク33全体の長さを調節するように構成すること。
As a configuration for adjusting the distance between the fulcrums of the
・支持アーム26及び無端ベルト67の調節した高さを維持するための規制手段を平行リンク機構36と横形製袋充填機の機枠との間に設けること。
・物品押さえ装置21を昇降させるためのハンドル71を平行リンク機構36の一部に設けること。
A restricting means for maintaining the adjusted height of the
A
・無端ベルト67を回転させるための駆動モータを支持アーム26に設けること。
・無端ベルト67を回転させるための駆動モータを平行リンク機構36に設けること。
・無端ベルト67を回転させるための駆動モータを支持部材22に設けること。
A drive motor for rotating the
A drive motor for rotating the
A drive motor for rotating the
・第2リンク33の長さを調節する構成に代えて、第1リンク24の長さを調節する構成を設けること。
-Instead of the structure which adjusts the length of the
21…物品押さえ装置、22…支持部材、24…第1リンク、25…内輪、26…支持アーム、29…延出部、26a…突出部、33…第2リンク、34…軸、35…連結軸、36…平行リンク機構、42…軸、44…受け板、47…調節ネジ棒、52…回転軸、61…軸、65…軸、67…無端ベルト、71…ハンドル、471…ハンドル、472…当接部材。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記横形製袋充填機の機枠上の支持部材に対して一端において回動可能にそれぞれが平行に支持された第1リンク及び第2リンクと、
前記第1リンク及び第2リンクの他端に一端が回動可能に支持されて、搬送方向に延在し、前記無端コンベヤを巻き掛けるための一対の巻き掛け部を備えた支持アームとからなる平行リンク機構と、
前記支持アームを昇降させるための操作部と、
前記支持アームの高さを調節し、調節した高さを維持する前記支持アームの高さ位置を規制する規制手段と、
前記無端コンベヤの下方の作業空間を確保可能な所定の高さ位置において前記支持アームを保持する保持手段と
を備えた横形製袋充填機における物品押さえ装置。 In an article presser in a horizontal bag making and filling machine provided with an endless conveyor for transporting an article supplied in a cylindrically formed film placed above a film conveyance path together with the film from above ,
A first link and a second link, each supported in parallel so as to be rotatable at one end with respect to a support member on a machine frame of the horizontal bag making and filling machine;
The other end of the first link and the second link is rotatably supported, and extends in the transport direction, and includes a support arm having a pair of winding portions for winding the endless conveyor. A parallel link mechanism;
An operation unit for raising and lowering the support arm;
Regulating means for regulating the height of the support arm and regulating the height position of the support arm for maintaining the adjusted height;
An article pressing device in a horizontal bag making and filling machine, comprising holding means for holding the support arm at a predetermined height position capable of securing a working space below the endless conveyor.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016248057A JP2018100120A (en) | 2016-12-21 | 2016-12-21 | Article holding equipment in horizontal bag filling machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2018100120A true JP2018100120A (en) | 2018-06-28 |
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ID=62714064
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018100120A (en) |
-
2016
- 2016-12-21 JP JP2016248057A patent/JP2018100120A/en active Pending
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