JP2018099495A5 - - Google Patents
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Description
遮音機構の一例は、図1,3に示すように、物品処理装置(食器洗浄機6)の処理部1の筐体の入口部1aまたは出口部1bに対向して配置されるカバー部8と、カバー部8に取り付けられたカーテン部9とを含む。具体的には、カバー部8は、アクリル板等からなりコンベア3の一部を覆う上板8aと側板8bとからなるフレーム状の剛体である。このカバー部8は、コンベア3による被処理物10の搬送を妨げないような内部空間8cを有するとともに、被処理物10を内部空間8cに進入または内部空間8cから退出させるための開口部8dと、処理部1の入口部1aまたは出口部1bに接続される接続部8eを有しており、処理部1の筐体の内部と連通するトンネル状に形成されている。そして、このカバー部8の開口部8dを塞ぐように、スリット9aが形成された樹脂製の可撓性のシート状部材または布材からなるカーテン部9が取り付けられている。カーテン部9は、遮音機構7が物品処理装置(食器洗浄機6)に取り付けられた状態で、開口部8dを塞いで内部空間8cを外部から遮断可能である。また、カーテン部9はコンベア3の延びる方向においてコンベア3の端部の外側に位置しており、スリット9aで分割された各部がそれぞれ弾性変形することによって隙間を生じさせ、被処理物10の内部空間8c内への進入や内部空間8cからの退出を許容することができる。
図7には、遮音機構の変形例として、カバー部とカーテン部が可撓性のシート状部材または布材12によって一体的に形成された構成が示されている。すなわち、本変形例では
、処理部の筐体の入口部1aを塞ぐ位置に、入口カーテン5と重なるように、可撓性のシート状部材または布材12が取り付けられている。この可撓性のシート状部材または布材12は、入口部1aの高さ方向の寸法よりも長さが長いため、処理部1の筐体と搬送機構2のコンベア(図7では図示省略しているが、図2と実質的に同じ構成である)とに沿うように緩やかに湾曲している。それにより、この可撓性のシート状部材または布材12は、搬送機構2のコンベアの、処理部1の筐体の外側に位置する部分を覆っている。そして、スリット12aが設けられているため、スリット12aで分割された各部がそれぞれ弾性変形することによって隙間を生じさせ、被処理物10の進入や退出を許容することができる。すなわち、この可撓性のシート状部材または布材12が、カバー部とカーテン部の機能を兼ね備えた遮音機構として機能する。本変形例の可撓性のシート状部材または布材12も、処理部1の入口部1aに設けられた入口カーテン5と重なるように配置されており、多重カーテン構造を構成している。なお、図7には、処理部1の入口部1aに遮音機構12が取り付けられた構成を示しているが、処理部1の出口部1bにおいても、同様の遮音機構12を取り付けることができ、同様の効果を得ることができる。
、処理部の筐体の入口部1aを塞ぐ位置に、入口カーテン5と重なるように、可撓性のシート状部材または布材12が取り付けられている。この可撓性のシート状部材または布材12は、入口部1aの高さ方向の寸法よりも長さが長いため、処理部1の筐体と搬送機構2のコンベア(図7では図示省略しているが、図2と実質的に同じ構成である)とに沿うように緩やかに湾曲している。それにより、この可撓性のシート状部材または布材12は、搬送機構2のコンベアの、処理部1の筐体の外側に位置する部分を覆っている。そして、スリット12aが設けられているため、スリット12aで分割された各部がそれぞれ弾性変形することによって隙間を生じさせ、被処理物10の進入や退出を許容することができる。すなわち、この可撓性のシート状部材または布材12が、カバー部とカーテン部の機能を兼ね備えた遮音機構として機能する。本変形例の可撓性のシート状部材または布材12も、処理部1の入口部1aに設けられた入口カーテン5と重なるように配置されており、多重カーテン構造を構成している。なお、図7には、処理部1の入口部1aに遮音機構12が取り付けられた構成を示しているが、処理部1の出口部1bにおいても、同様の遮音機構12を取り付けることができ、同様の効果を得ることができる。
図9には、中間シート材15の取り付け方法の一例を示している。具体的には、カバー部8の天板8fの内面にL字形のアンクル16を取り付け、このアンクル16にフック17を取り付けておく。一方、図8,9に示すように、前述した通り2つ折りのシート材からなる中間カーテン部15の折り曲げ部に支持軸18を通すとともに、折り曲げ部の一部に切り欠き15bを設けて支持軸18を露出させる。そして、切り欠き15bを介して露出している支持軸18をフック17に係止させることにより、カバー部8の天板8fに吊り下げられた形態で中間カーテン部15が支持される。カバー部8の開口部8dに位置するカーテン部9も同様な方法で支持してもよいが、カーテン部9は、図1,3〜6に示すようにカバー部8の開口部8dの外側に貼り付けてもよい。
Claims (2)
- 前記カバー部内に、前記カーテン部に対して実質的に平行に並べられている1つまたは複数の中間カーテン部をさらに含み、前記カバー部内に前記カーテン部と前記中間カーテン部の多重構造が構成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の遮音機構。
- 前記物品処理装置の前記入口部には、噴射される流体の飛散を抑制可能であるとともに、弾性変形することにより前記被処理物の前記処理部内への搬入を許容する入口カーテンが設けられ、
前記物品処理装置の前記出口部には、噴射される流体の飛散を抑制可能であるとともに、弾性変形することにより前記被処理物の前記処理部内から外部への搬出を許容する出口カーテンが設けられ、
前記入口カーテンと前記一側部側の前記遮音機構の前記カーテン部とは被処理物の搬送方向の上流側から見て重なる位置にあって多重カーテン構造を構成し、
前記出口カーテンと前記他側部側の前記遮音機構の前記カーテン部とは被処理物の搬送方向の下流側から見て重なる位置にあって多重カーテン構造を構成している、請求項12から17のいずれか1項に記載の物品処理システム。
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- 2017-01-31 JP JP2017015492A patent/JP6826900B2/ja active Active
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