JP2018099421A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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淳吾 香月
正宏 藤原
Masahiro Fujiwara
正宏 藤原
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Abstract

【課題】乾燥性能を向上させる構成を採用しても、脱水時に脱水槽からの飛び出し物と干渉することを防止した洗濯乾燥機を実現する。
【解決手段】熱風吹出部21が開口する外槽2と、外槽2内に回転自在に配設され周壁に孔4aが設けられたドラム式の脱水槽4と、外槽2の熱風吹出部21に一端が接続された吸気風路Xとを備え、脱水槽4の高回転域での脱水工程に続き前記脱水槽の中低速回転域での乾燥工程を実施するドラム式洗濯乾燥機において、熱風吹出部21の少なくとも一部を脱水槽4に対して接離可能に設けるとともに、脱水工程時に熱風吹出部21を脱水槽4から退避させ乾燥工程時に熱風吹出部21を脱水槽4に接近させる駆動手段5を設けることとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転する脱水槽内で洗濯済みの衣類を乾燥する機能を備えたドラム式の洗濯乾燥機に関する。
この種の洗濯乾燥機として、例えば特許文献1に示すものが知られている。図7は同従来例を示す斜視図であり、図8は図7におけるA−A線階段断面図である。この洗濯乾燥機は、筐体1の内部に、ドア3により略密閉される外槽2が配設されており、外槽2内には周面略円筒形状で多数の通気孔4aが穿設されたドラム式の脱水槽4が図示しない略水平な主軸を中心に回転自在に据えられている。
洗濯機能のうち、外槽2内へは図示しない給水系統が構成され、外槽2からは図示しない排水系統が構成されて、脱水槽4を中低速域で回転駆動することで、脱水槽4内に収容されている洗濯物の叩き洗いやもみ洗いが実行される。すすぎの際の動作も同様である。洗いやすすぎの実行後に脱水工程を実施する際には、外槽2内に貯留されている水を機外に排出し、脱水槽4を高速域で回転させることで洗濯物に染みこんでいる水を遠心力によって洗濯物から吐き出させ、通気孔4aを通して外槽2側に飛散させ、排水路14より排出する。
また、乾燥機能を達成するために、外槽2の一部には熱風吹出部21が形成され、この熱風吹出部21には熱風供給路であるダクト22が形成され、吸気路23との間は蛇腹状の連結管24で接続されている。即ち、この構成では、吸気路23、連結管24、及び熱風供給路22が吸気風路Xとなっている。また、吸気路23の内部には加熱手段として、都市ガス又はプロパンガスを用いたガス燃焼式の加熱器25が配設されている。
他方、外槽2の他の一部には排気部31が形成され、外槽2の外周面に沿って排気部31からほぼ真っ直ぐ前方に向かって排気取出路32が形成され、排気路33との間は蛇腹状の連結管37で接続されている。排気路33の末端は筐体1に開口する排気吐出口33aとなっている。即ち、この構成では、排気取出路32、連結管37、及び排気路33が排気風路Yとなっている。また、排気路33の内部にはファン36が送風手段として配設されている。
乾燥運転の際には、ファン36が回転駆動される。このファン36の作動により、図8中に白抜き矢印で示すように、外気が吸引されて吸気路23、連結管24、熱風供給路22を経て、熱風吹出部21から外槽2内に供給され、外槽2内を通った空気は排気部31から排気取出路32、連結管37、排気路33を経て排気吐出口33aから機外へと排出されるような空気流が形成される。このとき、加熱器25でガス燃焼による加熱が行われると、加熱器25で加熱された高温の空気が外槽2内に供給される。そして、外槽2内で高温の空気は通気孔4aから脱水槽4内に入り、脱水槽4内を通過する際に収容されている湿った洗濯物と高温の空気との間で熱交換が行われ、洗濯物は乾燥される。洗濯物から出た水蒸気を含む湿った空気は通気孔4aを外槽2側に抜け、最終的に排気吐出口33aから機外へと排出される。
加えて、このように外槽2の側方から熱風を吹き込む構造の洗濯乾燥機では、効率的に熱風を脱水槽4の内部に導くため、熱風吹出部21の一部を整流板29で構成し、熱風の流れを脱水槽4に向くように整えている。整流板29はぎりぎりまで脱水槽4の近傍まで延長されている方が熱風の漏れが少なくなり、乾燥性能が高くなるため、その効果に注目するなら、熱風供給路22を構成するダクト内で、脱水槽4に接しないギリギリの位置まで整流板29を設ける方がよいと考えられていた。
特開2008−119364号公報
しかしながら、毛足の長い衣類や絨毯の一部など、また洗濯前に除き忘れた釘や金具などの異物が、脱水槽4の孔から飛び出した状態で脱水することがある。この時に飛び出した部分が整流板29に対向する位置を通過する位置関係にあった場合、脱水中に飛び出した衣類、金具などの異物が整流板29に連続で衝突した際に、整流板29が破損し、さらに破損した整流板29が脱水槽4や外槽2を傷つけ、脱水槽4の破損や外槽2の水漏れにいたる恐れも考えられなくはない。逆を言えば、このようなことを想定した場合に、整流板29を脱水槽4から最小限の距離だけ離しておかなければならず、乾燥性能を上げることが難しいのが実情であった。
このようなことから、整流板29を極力脱水槽4に近づけて乾燥性能を上げても、孔4aからの衣類等の飛び出しが大きな支障とならない洗濯乾燥機が要望されていた。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、乾燥性能を向上させる構成を採用しても、脱水時に脱水槽からの飛び出し物と干渉することを防止した、従来にはない洗濯乾燥機を実現することを目的としている。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のドラム式洗濯乾燥機は、熱風吹出部が開口する外槽と、前記外槽内に回転自在に配設され周壁に孔が設けられたドラム式の脱水槽と、前記外槽の熱風吹出部に一端が接続された吸気風路とを備え、前記脱水槽の高回転域での脱水工程に続き前記脱水槽の中低速回転域での乾燥工程を実施するものにおいて、前記熱風吹出部の少なくとも一部を前記脱水槽に対して接離可能に設けるとともに、脱水工程時に前記熱風吹出部を前記脱水槽から退避させ乾燥工程時に前記熱風吹出部を前記脱水槽に接近させる駆動手段を設けたことを特徴とする。
また本発明は、前記熱風吹出部の一部が、該熱風吹出部から前記外槽内に吐き出される空気流の方向を前記脱水槽に向かう方向に揃える整流板によって構成され、この整流板を前記脱水槽に対し接離可能に設けて、前記駆動手段によって駆動可能とされていることを特徴とする。
また本発明は、前記熱風吹出部の一部が、前記脱水槽に対して接離可能な可動ダクトによって構成され、このダクトが、前記脱水槽に対向する位置に開口部を有する固定ダクト内に配されて、駆動手段によって駆動可能とされていることを特徴とする。
また本発明は、前記駆動手段が、重力を利用して前記熱風吹出部の少なくとも一部を接近位置に保持し、前記脱水槽の回転数が高くなった際の振動を利用し重力に抗して前記熱風吹出部を退避位置に駆動するものであることを特徴とする。
また本発明は、前記駆動手段が、シリンダ内を昇降可能なピストンと、固定軸回りに回転可能なプーリと、一端が前記ピストンに接続され他端が前記プーリの固定軸から偏心した位置に接続されたクランクシャフトと、一端が前記整流板に接続され他端が前記プーリに巻き掛けられた伝達要素とを備え、振動による前記ピストンの昇降動作で前記伝達要素のプーリへの巻取り、または重力による前記伝達要素のプーリからの繰り出しを行うように構成されていることを特徴とする。
以上説明した本発明によれば、脱水工程時には駆動手段によって熱風吹出部が脱水槽から退避するので、衣類や異物等の飛び出し物との干渉による機構部品の破損のおそれを回避することができ、乾燥工程時には駆動手段によって熱風吹出部が脱水槽に接近するので、乾燥性能を高めることができる。
また、整流板を用いた本発明によれば、整流板は熱風を外槽の孔から外槽内に適切な方向から導入するうえで奏功するものであり、この整流板を接離させることで、干渉を回避しつつより高い乾燥性能を得ることができる。
また、可動ダクトを用いた本発明によれば、可動ダクト全体を接離させることで、干渉を回避しつつ固定ダクトから吹き出した熱風が脱水槽と外槽の間に漏れることを防止することができる。
また、駆動手段に重力および振動を利用する本発明によれば、接近位置への保持と退避位置への駆動を行うにあたってエネルギー元が不要であり、製品の消費電力を増加することがない。また、モータ等の動力元が不要であり、部品材料費の上昇を抑えることができる。また、特に制御も必要としない。
また、駆動手段にクランク機構を利用する本発明によれば、簡単な要素部品で駆動手段を構成することができ、プーリやクランクシャフトの配置の自由度も向上する。
本発明の第1実施形態に係る洗濯乾燥機の要部説明図。 本発明の比較例を示す図1に対応した図。 同実施形態の変形例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る洗濯乾燥機の要部を示す斜視図。 図4の対応した要部断面図。 図5の作用説明図。 従来例に係る洗濯乾燥機の斜視図。 図7におけるA−A線階段断面図。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
本実施形態に係る洗濯乾燥機の基本的な構成および作用は図7及び図8に基づいて説明したとおりであり、図1は本実施形態に係る洗濯乾燥機の要部説明図である。以下、本実施形態において図7および図8と共通する部分の概要を説明したうえで、異なる部分を中心に説明を進める。
この洗濯乾燥機は、熱風吹出部21が開口する外槽2と、外槽2内に回転自在に配設され周壁に孔4aが設けられたドラム式の脱水槽4と、外槽2の熱風吹出部21に一端が接続された吸気風路Xとを備え、脱水槽4の高回転域での脱水工程に続き脱水槽4の中低速回転域での乾燥工程を実施するように制御される。
このような構成において、熱風吹出部21をぎりぎりまで脱水槽4の近傍まで近づけると、衣類や異物等の飛び出し物Zが熱風吹出部21の構成要素と干渉するという不具合が生じる。例えば、脱水槽4、外槽2、給気風路Xの一部に相当する図2の比較例に示すように、熱風吹出部21の一部を、該熱風吹出部21から外槽2内に吐き出される空気流の方向を脱水槽4に向かう方向に揃える整流板29が熱風供給路を構成するダクト22内に固定して設ける場合を考える。熱風の流れを脱水槽4に向くように整えるにあたり、整流板29を図示のようにぎりぎりまで脱水槽4の近傍まで延長させると、洗濯物や異物等の飛び出し物Zと整流板29が干渉する不具合があり、これを回避するために整流板29の先端29aを図示の位置よりも脱水槽4から遠ざけて配置すると、乾燥性能が低下するというジレンマがある。
そこで図1に示す本実施形態では、熱風吹出部21の少なくとも一部を脱水槽4に対して接近Pと退避位置Qとの間で接離可能に設けるとともに、脱水工程時に熱風吹出部21を脱水槽4から退避させ、乾燥工程時に熱風吹出部21を脱水槽4に接近させる駆動手段5を設けている。図示例では、後述する整流板29の先端29aとダクト22の取付端22aを結ぶラインが熱風吹出部21の接近位置(P)に相当し、ダクト22の取付ラインを整流板29が退避したときの熱風吹出部29の退避位置(Q)に相当する。
このように構成することにより、脱水工程時には駆動手段5によって熱風吹出部21が脱水槽4から退避するので、衣類や異物等の飛び出し物Zとの干渉による熱風吹出部21の構成部分すなわち整流板29の破損のおそれを回避することができ、乾燥工程時には駆動手段5によって熱風吹出部29が脱水槽4に接近するので、乾燥性能を高めることができる。
また、前述した整流板29は、熱風吹出部29の一部を構成し、熱風吹出部29から外槽2内に吐き出される空気流の方向を脱水槽4に向かう方向に揃える役割をなすものであり、この整流板29を脱水槽4に対し接離可能に設けて駆動手段5によって駆動することで、熱風吹出部29の接離動作を実現するようにしている。
このため、整流板29は熱風を脱水槽4の孔4aから脱水槽4内に適切な方向から導入するうえで奏功するものであり、この整流板29を接離させることで、干渉を回避しつつより高い乾燥性能を実現することができる。
この実施形態の整流板29は、耐熱性や耐水性、強度に優れた材料、例えばSUS304により構成されたもので、基端29bをヒンジHによってダクト22の内壁に回転可能に取り付け、先端29aが自由端とされている。整流板29は図示例では一枚のみ配置しているが、必要に応じて複数枚配置してもよい。
駆動手段5は、重力を利用して熱風吹出部21の少なくとも一部を接近位置Pに保持し、脱水槽4の回転数が高くなった際の振動を利用し重力に抗して熱風吹出部21を退避位置Qに駆動するように構成される。
具体的に駆動手段5は、シリンダ51内を昇降可能なピストン52と、固定軸mの回りに回転可能なプーリ53と、一端がピストン52に接続され他端がプーリ53の固定軸mから偏心した位置に接続されたクランクシャフト54と、一端が整流板29の先端29aに接続され他端がプーリ53の巻取部53aに巻き掛けられた伝達要素たるワイヤ55とを備え、振動によるピストン52の昇降動作でワイヤ55のプーリ53への巻取り、または重力によるワイヤ55のプーリ53からの繰り出しを行うように構成される。シリンダ51と固定軸mは外槽2に形成したダクト22の外壁に固定され、ワイヤ55はダクト22の一部に設けた挿通孔22bを介してダクト22内に挿通されている。
クランクシャフト54のプーリ53への接続点nが図1の位置から移動して下死点に到達した状態から、脱水工程時に回転数が高くなったときの振動でピストン52が上昇すると、プーリ53を巻取り方向に駆動するように接続点nの位置およびクランクシャフト54とピストン52の接続点rの位置が設定されている。巻取部53aの径とワイヤ55の長さは、ワイヤ55が最大に繰り出された際に整流板29が脱水槽4に略直交し、ピストン52が数ストローク動作したときに整流板29がダクト22の上壁22cに当接してそれ以上のワイヤ55の巻取りが禁止される関係に設定されている。逆に、脱水工程前、あるいは脱水工程後には、整流板29に作用する重力がピストン52やクランクシャフト54に作用する重力に勝ることでピストン52が上がり、整流板29が下がる関係に設定されている。
このように、駆動手段5が重力と振動を利用するだけあるため、熱風吹出部21の接近位置Pへの保持と退避位置Qへの駆動を行うにあたってエネルギー元が不要であり、製品の消費電力を増加することがない。また、モータ等の動力元が不要であり、部品材料費の上昇を抑えることができる。また、特に制御も必要としない。
また、駆動手段5を簡単な要素部品で駆動手段を構成することができ、プーリ53やクランクシャフト52の配置の自由度も向上したものになる。
なお、整流板の接離動作は回転動作に限定されず、例えば図3に示すような進退動作によることもできる。この整流板29xは、ダクト22内に配置したガイド29y内に収容されて、先端29xaを脱水槽4に対向させ、基端を図1と同様の駆動手段5の伝達要素であるワイヤ55に接続したものであり、プーリ53へのワイヤ55の巻き掛け方向や、クランクシャフト54とプーリ53の接続点nの位置、クランクシャフト54とピストン52の接続点rの位置を調整したものである。
このように構成しても、整流板29は自重で脱水槽4に接近し、また回転数が高くなったときの振動でピストン52が昇降することにより後退して、上記実施形態と同様に熱風吹出部21を接近位置Pと退避位置Qに切り替えることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を、図4〜図6を参照して説明する。図4の構成は図1の構成と比べて、主として熱風吹出部121および駆動手段105の構成が異なり、他の洗濯乾燥機の構成は同様であるため説明を省略する。
この熱風吹出部121は、脱水槽4に対して接離可能な可動ダクト106を用いて構成され、この可動ダクト106が、脱水槽4に対向する位置に開口部107aを有する固定ダクト107内に配されて、駆動手段105によって駆動可能とされている。
固定ダクト107は外槽2に固定されており、この固定ダクト107に可動ダクト106が回転可能に取り付けられている。可動ダクト106の開口部106aは脱水槽4に向いており、外槽2に設けた窓102を介して脱水槽4に接近した位置とそこから退避した位置との間で可動とされている。駆動手段105は、ここでは自重と振動を利用するのではなく、アクチュエータが採用され、その出力軸が可動ダクト106の先端を接続した伝達要素例えばロッド155を進退駆動するように構成されている。勿論、上記第1実施形態のように重力と振動を利用して構成しても構わない。
このような構成により、可動ダクト106を接離させると、可動ダクト106の開口部106aが脱水槽4に近づいた図6の状態でその開口部106aが熱風吹出部121の接近位置Pとなり、可動ダクト106の開口部106aが脱水槽4から遠ざかった図5の状態で固定ダクト107の開口部107aが熱風吹出部121の退避位置Qとなって、上記第1実施形態に準じた作用効果が奏される。
この場合、可動ダクト106が接近位置Pとなることにより、外槽2と脱水槽4の間に熱風が漏れることなく、効率良く熱風を脱水槽4に供給することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、本発明は水平軸をもつ洗濯乾燥機だけではなく、傾斜軸をもつ洗濯乾燥機にも同様に適用することができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
2…外槽
2a…孔
4…脱水槽
5…駆動手段
21、121…熱風吹出部
29、29x、129…整流板
51…シリンダ
52…ピストン
53…プーリ
54…クランクシャフト
55…伝達要素(ワイヤ)
X…吸気風路


Claims (5)

  1. 熱風吹出部が開口する外槽と、前記外槽内に回転自在に配設され周壁に孔が設けられたドラム式の脱水槽と、前記外槽の熱風吹出部に一端が接続された吸気風路とを備え、前記脱水槽の高回転域での脱水工程に続き前記脱水槽の中低速回転域での乾燥工程を実施するものにおいて、
    前記熱風吹出部の少なくとも一部を前記脱水槽に対して接離可能に設けるとともに、脱水工程時に前記熱風吹出部を前記脱水槽から退避させ乾燥工程時に前記熱風吹出部を前記脱水槽に接近させる駆動手段を設けたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 前記熱風吹出部の一部が、該熱風吹出部から前記外槽内に吐き出される空気流の方向を前記脱水槽に向かう方向に揃える整流板によって構成され、この整流板を前記脱水槽に対し接離可能に設けて、前記駆動手段によって駆動可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 前記熱風吹出部の一部が、前記脱水槽に対して接離可能な可動ダクトによって構成され、この可動ダクトが、前記脱水槽に対向する位置に開口部を有する固定ダクト内に配されて、駆動手段によって駆動可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 前記駆動手段が、重力を利用して前記熱風吹出部の少なくとも一部を接近位置に保持し、前記脱水槽の回転数が高くなった際の振動を利用し重力に抗して前記熱風吹出部を退避位置に駆動するものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかにドラム式洗濯乾燥機。
  5. 前記駆動手段が、シリンダ内を昇降可能なピストンと、固定軸回りに回転可能なプーリと、一端が前記ピストンに接続され他端が前記プーリの固定軸から偏心した位置に接続されたクランクシャフトと、一端が前記整流板に接続され他端が前記プーリに巻き掛けられた伝達要素とを備え、振動による前記ピストンの昇降動作で前記伝達要素のプーリへの巻取り、または重力による前記伝達要素のプーリからの繰り出しを行うように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のドラム式洗濯乾燥機。


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