JP2018098584A - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】スキャンにより得られた画像データを含むファイルを画像処理装置から外部記憶装置へ送信する際に、送信対象のファイルに対してアクセス権限の設定を行うための技術を提供する。【解決手段】MFP(画像処理装置)は、送信機能の実行の開始前に、送信対象のファイルに対するアクセス権限の設定を行うための設定画面を表示部に表示する(S404)。MFPは、スキャナ及びネットワークI/Fを制御して送信機能を実行することによって、ネットワークを介してファイルをクラウドへ送信する(S406)。MFPは、更に、設定画面で設定されたアクセス権限を、クラウドへ送信されたファイルに対して設定するよう、クラウドに要求する(S407,S408)。【選択図】図4
Description
本発明は、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
原稿の画像を読み取って得られた画像データ(スキャンデータ)を、ネットワークを介して接続されたクラウド又はサーバ等の外部記憶装置に送信する機能を搭載した、スキャナやMFP等の画像処理装置がある。スキャンデータの送信先となる外部記憶装置では、一般的に、ユーザ又はユーザタイプごとにアクセス権限(閲覧、編集、及び削除等の権限)が設定されることで、フォルダ及びファイルへのアクセス制御が行われる。例えば、管理ユーザにはファイルの編集及び削除の権限を与え、一般ユーザにはファイルの閲覧の権限のみを与える。これにより、外部記憶装置上のフォルダ及びファイルを、複数のユーザ間で適切に共有できるようになる。
特許文献1には、データベースシステム(外部記憶装置)を利用するユーザがデータベースシステムにアクセスする際のアクセス制御方法が記載されている。具体的には、ユーザのアクセス権限レベルとデータベース内の各データの秘密区分レベルとを、外部記憶装置において予め設定しておく。外部記憶装置は、アクセス権限レベルとデータの秘密区分レベルとの比較結果に基づいて、データベース内の各データへのアクセスを制御する。
上述の従来技術では、ネットワーク上の外部記憶装置においてフォルダ及びファイルのアクセス権限を設定することで、アクセス制御を実現している。しかし、画像処理装置から外部記憶装置へスキャンデータを含むファイルを送信する際に、送信対象のファイルのアクセス権限を画像処理装置において予め設定することはできない。
具体的には、画像処理装置から外部記憶装置(クラウド等)へスキャンデータを含むファイルを送信した場合、当該ファイルの保存先となるクラウド上のフォルダに設定されたアクセス権限が、保存されたファイルに対して設定される。このファイルが、例えば、一部のユーザのアクセス権限(編集権限等)を限定すべきファイルである場合には、ユーザは、PC等の別の端末からクラウドにアクセスしてアクセス権限を変更することが必要になりうる。このように、ユーザが別の端末の操作を行うことが必要になると、ユーザにとって手間がかかる。また、画像処理装置からクラウドへファイルを送信した後、別の端末から当該ファイルのアクセス権限を変更するまでの間に、ユーザにとって望まない編集(又は削除)が他のユーザによって行われる可能性がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、スキャンにより得られた画像データを含むファイルを画像処理装置から外部記憶装置へ送信する際に、送信対象のファイルに対してアクセス権限の設定を行うための技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像処理装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像処理装置は、ファイルに対するアクセス権限の設定を行うための設定画面を表示する表示手段と、原稿の画像を読み取って得られる画像データを含むファイルを外部記憶装置へ送信する送信手段と、前記設定画面で設定されたアクセス権限を、前記送信手段によって前記外部記憶装置へ送信された前記ファイルに対して設定するよう、前記外部記憶装置に要求する要求手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スキャンにより得られた画像データを含むファイルを画像処理装置から外部記憶装置へ送信する際に、送信対象のファイルに対してアクセス権限の設定を行うことが可能になる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以下の実施形態では、画像処理装置の一例として、印刷機能、読取機能、複写機能、画像送信機能等の多数の機能を有する画像処理装置である複合機(MFP:Multi Functional Peripheral)について説明する。なお、本実施形態は、MFPだけでなく、スキャナ装置、複写機、ファクシミリ装置等の画像処理装置にも同様に適用可能である。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る画像処理装置(MFP100)を含むシステムの構成例を示す図である。MFP100は、ネットワーク101を介して、クラウド102及びサーバ103等の外部装置と通信可能である。ネットワーク101は、有線LAN、無線LAN及びインターネット等の、種々のネットワークを含みうる。例えば、MFP100は、ネットワーク101を介して、クラウド102及びサーバ103との間で、フォルダの構成情報の取得、原稿の画像のスキャン(読み取り)により得られた画像データの送信、及びファイルのアクセス権限の変更要求を行う。クラウド102及びサーバ103は、MFP100から受信したファイルを保存するとともに、MFP100からの要求に対する応答及び要求に従った動作を行う。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置(MFP100)を含むシステムの構成例を示す図である。MFP100は、ネットワーク101を介して、クラウド102及びサーバ103等の外部装置と通信可能である。ネットワーク101は、有線LAN、無線LAN及びインターネット等の、種々のネットワークを含みうる。例えば、MFP100は、ネットワーク101を介して、クラウド102及びサーバ103との間で、フォルダの構成情報の取得、原稿の画像のスキャン(読み取り)により得られた画像データの送信、及びファイルのアクセス権限の変更要求を行う。クラウド102及びサーバ103は、MFP100から受信したファイルを保存するとともに、MFP100からの要求に対する応答及び要求に従った動作を行う。
本実施形態に係るMFP100は、原稿の画像を読み取って得られる画像データを含むファイルを、ネットワーク101を介して外部記憶装置へ送信(アップロード)する送信機能を有する。クラウド102(クラウド102に含まれる記憶装置)及びサーバ102は、このような外部記憶装置の一例である。
<MFPの構成>
図2は、MFP100のハードウェア構成例を示すブロック図である。制御部201は、CPU202、RAM203、ROM204、プリンタインタフェース(I/F)206、スキャナI/F208、操作パネルI/F210、ネットワークI/F213、及びHDD214を含む。制御部201内のこれらのデバイスは、システムバス205に接続されている。
図2は、MFP100のハードウェア構成例を示すブロック図である。制御部201は、CPU202、RAM203、ROM204、プリンタインタフェース(I/F)206、スキャナI/F208、操作パネルI/F210、ネットワークI/F213、及びHDD214を含む。制御部201内のこれらのデバイスは、システムバス205に接続されている。
CPU202を含む制御部201は、MFP100全体の動作を制御する。CPU202は、ROM204に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、通信制御等の各種制御を行う。RAM203は、CPU202の主メモリ及びワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214には、データ、各種プログラム及び各種情報テーブルが格納される。
プリンタI/F206は、制御部201からプリンタ207(プリンタエンジン)へ画像データを出力するためのインタフェースとして機能する。スキャナI/F208は、スキャナ209(スキャナエンジン)から制御部201へ画像データを入力するためのインタフェースとして機能する。スキャナ209は、原稿の画像を読み取って画像データ(スキャンデータ)を生成し、生成した画像データを、スキャナI/F208を介して制御部201へ出力する。CPU202は、コピー機能を実現する場合には、スキャナI/F208を介して制御部201へ入力された画像データを処理し、プリント用の画像データとしてプリンタI/F206を介してプリンタ207へ出力する。
操作パネルI/F210は、表示部212と制御部201との間のインタフェース、及び入力部211と制御部201との間のインタフェースとして機能する。入力部211は、ユーザが操作可能な操作キー及びタッチパネルを含む。ネットワークI/F213は、ネットワーク101を介して外部装置と通信するための通信デバイスである。
図3は、MFP100のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図3に示す各ブロック(機能部)の機能は、ROM204又はHDD214に格納されている制御プログラムをCPU202が読み出して実行することによって実現される。なお、図3に示す各機能部の機能の一部又は全てが、FPGA又はASIC等のハードウェアによって実現されてもよい。
入力制御部301は、入力部211を制御することで、入力部211においてユーザからの指示の入力を受け付けて、受け付けた指示の内容を他の機能部へ通知する。記憶制御部302は、他の機能部からの指示に従って、RAM203又はHDD214にデータを格納し、また、RAM203又はHDD214からデータを読み出す。
表示制御部303は、表示部212の表示を制御する。例えば、表示制御部303は、操作メニュー及び他の機能部から指示された画面を表示部212に表示する。データ処理部304は、スキャナI/F208を介してスキャナ109から得られた画像データのファイル形式を変換する処理等の、画像データに対する処理を行う。通信制御部305は、ネットワークI/F213を介して行われる外部装置との通信を制御する。
<アクセス権限設定の概要>
本実施形態のMFP100は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、当該画像データを含むファイルを、ネットワーク101を介して外部記憶装置へ送信する送信機能(スキャン送信機能)を有する。この機能では、外部記憶装置上のいずれかのフォルダを送信先として設定できる。画像データの送信先となる外部記憶装置は、ネットワーク101を介してMFP100と通信可能なサーバ装置であり、例えば、クラウド102(クラウドに含まれる記憶装置)及びサーバ103である。以下では、送信機能の設定画面においてクラウド102への送信がユーザによって選択された場合の処理について説明するが、例えばサーバ103への送信が選択された場合も同様である。
本実施形態のMFP100は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、当該画像データを含むファイルを、ネットワーク101を介して外部記憶装置へ送信する送信機能(スキャン送信機能)を有する。この機能では、外部記憶装置上のいずれかのフォルダを送信先として設定できる。画像データの送信先となる外部記憶装置は、ネットワーク101を介してMFP100と通信可能なサーバ装置であり、例えば、クラウド102(クラウドに含まれる記憶装置)及びサーバ103である。以下では、送信機能の設定画面においてクラウド102への送信がユーザによって選択された場合の処理について説明するが、例えばサーバ103への送信が選択された場合も同様である。
本実施形態のMFP100は、スキャンにより得られた画像データを含むファイルを外部記憶装置(クラウド102)へ送信する際に、送信対象のファイルに対してアクセス権限の設定を予め行うことを可能にする。具体的には、MFP100のCPU202は、送信機能の実行の開始前に、送信対象のファイルに対するアクセス権限の設定を行うための設定画面を表示部212に表示する。その後、CPU202は、スキャナ209及びネットワークI/F213を制御して送信機能を実行することによって、ネットワーク101を介してファイルをクラウド102へ送信する。CPU202は、更に、ネットワークI/F213を制御して、設定画面で設定されたアクセス権限を、クラウド102へ送信されたファイルに対して設定するよう、クラウド102に要求する。
このように、本実施形態では、送信機能の実行の開始前に、送信対象のファイルに対するアクセス権限の設定をユーザが行うことを可能にする。更に、クラウド102へのファイルの送信とともに、当該ファイルに対するアクセス権限の設定をクラウド102へ要求する。これにより、MFP100から送信してクラウド102に保存するファイルに対するアクセス権限の設定を、MFP100において行うことが可能になる。
また、CPU202は、スキャンにより得られた画像データを含むファイルのクラウド102への送信の完了に従って、例えば当該送信が完了した際に(直後に)、設定画面における設定内容を含む要求をクラウド102へ送信しうる。これにより、クラウド102が、MFP100から受信したファイルに対するアクセス権限の設定(変更)を迅速に行うことが可能になる。したがって、MFP100からクラウド102へファイルを送信した後に、当該ファイルに対して、ユーザが望まない編集(又は削除)が他のユーザによって行われることをより確実に防止できるようになる。なお、CPU202は、設定画面における設定内容を含む要求を、スキャンにより得られた画像データを含むファイルと一緒にクラウド102へ送信するように送信処理を制御してもよい。
<アクセス権限設定の具体例>
以下では、図4及び図5を参照して、本実施形態のMFP100の動作の具体例について説明する。図4は、本実施形態に係るMFP100における、クラウド102へのファイル送信及びアクセス権限の変更要求の手順を示すフローチャートである。図4に示す各ステップの処理は、ROM204又はHDD214に格納されている制御プログラムをCPU202がRAM203に読み出して実行することによってMFP100において実現されうる。
以下では、図4及び図5を参照して、本実施形態のMFP100の動作の具体例について説明する。図4は、本実施形態に係るMFP100における、クラウド102へのファイル送信及びアクセス権限の変更要求の手順を示すフローチャートである。図4に示す各ステップの処理は、ROM204又はHDD214に格納されている制御プログラムをCPU202がRAM203に読み出して実行することによってMFP100において実現されうる。
ユーザは、MFP100のスキャン送信機能を利用する場合、表示部212に表示される設定画面で必要な設定を行う。スキャン送信機能の設定画面において、クラウドへの送信が選択され、送信先(宛先)としてクラウド102が指定されると、CPU202は、図4に示すフローチャートに従った処理の実行を開始する。
S401で、CPU202(通信制御部305)は、ネットワークI/F213を介してクラウド102へアクセスし、クラウド102上のフォルダ(共有フォルダ)の構成情報を、クラウド102との通信により取得する。この構成情報は、クラウド102上の各フォルダに設定されているアクセス権限を示す情報を含む。なお、構成情報は、クラウド102上のフォルダの階層構成を示す情報を含んでいてもよい。CPU202は、CPU202は、クラウド102から取得した、クラウド102上のフォルダの構成情報をRAM203に格納する。
アクセス権限は、例えば、フォルダ又はファイルの閲覧、編集(変更)、及び削除の権限である。閲覧権限は、対象のフォルダ又はファイルを閲覧する権限である。編集権限は、対象のフォルダ又はファイルを編集(変更)する権限である。削除権限は、対象のフォルダ又はファイルを削除する権限である。本実施形態では、クラウド102上のフォルダ又はファイルのアクセス権限を、ユーザのタイプごとに設定できる。クラウド102では、管理者ユーザ、グループユーザ、及び一般ユーザの、3つのユーザタイプが存在し、各ユーザはこれら3つのユーザタイプのいずれかに設定されている。
次にS402で、CPU202(表示制御部303)は、S401で取得した構成情報に基づいて、スキャンによって得られる画像データを含むファイルの宛先として選択可能なフォルダのリストを表示部212に表示する。CPU202(入力制御部301)は、宛先のフォルダの選択を入力部211によってユーザから受け付けて、ユーザによって選択されたフォルダを、ファイルを送信する際の宛先フォルダとして設定する。
宛先フォルダの設定が完了すると、S403で、CPU202は、宛先フォルダへの送信対象ファイルのアクセス権限の設定を行うか否かを判定する。本例では、CPU202は、アクセス権限の設定を行うことを示す指示を、入力部211によってユーザから受け付けたか否かを判定する。CPU202は、そのような指示を受け付けた場合には、送信対象ファイルのアクセス権限の設定を行うと判定し、処理をS404へ進め、それ以外の場合には、アクセス権限の設定を行わないと判定し、処理をS406へ進める。
S404で、CPU202(表示制御部303)は、送信対象ファイルのアクセス権限を設定するための設定画面を表示部212に表示する。図5に示す設定画面501は、S404で表示部212に表示される画面の一例である。CPU202は、設定画面501を表示する際に、S401で取得してRAM203に格納されている構成情報に基づいて、クラウド102上の宛先フォルダに設定されているアクセス権限を、設定画面501にコピーして表示する。これにより、設定画面501では、宛先フォルダに設定されているアクセス権限が、送信対象ファイルのアクセス権限のデフォルト設定として表示される。
その後、S405で、CPU202は、設定画面501においてユーザによって行われる設定に従って、送信対象ファイルのアクセス権限を設定する。図5に一例として示すように、設定画面501では、ユーザタイプごとに、送信対象ファイルに対するアクセス権限として当該ファイルの閲覧、編集及び削除の権限を設定可能である。設定画面501においてチェックボックスが有効化された(チェックされた)権限が、送信対象ファイルのアクセス権限として設定される。なお、ユーザタイプ及びアクセス権限の種類は、外部記憶装置ごとに異なっていてもよく、宛先となる外部記憶装置に対応する設定画面が表示部212に表示されてもよい。また、設定画面501は、各権限の選択/非選択を、チェックボックスではなく、例えば反転表示によって示す画面であってもよい。
CPU202(記憶制御部302)は、設定画面501に基づくアクセス権限の設定が完了すると、アクセス権限の設定内容をRAM203に格納する。アクセス権限の設定は、例えば、スキャン送信機能の実行開始を指示するための「白黒スタート」ボタン又は「カラースタート」ボタンがユーザによって押下されると完了する。
次にS406で、CPU202(データ処理部304)は、スキャン送信機能の実行がユーザによって指示されると、スキャナ209に原稿の画像のスキャン(読み取り)を実行させ、当該スキャンによって得られた画像データを含むファイルを生成する。ファイルの生成が完了すると、CPU202(通信制御部305)は、生成したファイルを、ネットワークI/F213を介してクラウド102へ送信する。なお、CPU202は、S402で設定されたフォルダを宛先として設定してファイルを送信する。その結果、クラウド102は、MFP100から受信したファイルを、宛先として設定されたフォルダに格納(保存)する。
S407で、CPU202は、対象ファイルのアクセス権限がデフォルト設定から変更されたか否かを判定する。具体的には、CPU202は、設定画面501内に表示されたアクセス権限が(S405において)ユーザによって変更されたか否かを判定する。CPU202は、ユーザによっていずれかのアクセス権限が変更された場合には、処理をS408へ進め、いずれのアクセス権限も変更されていない場合には、後述する変更要求をクラウド102へ送信せずに、処理を終了する。
S408で、CPU202(記憶制御部302)は、S405におけるアクセス権限の設定内容を示すアクセス権限情報をRAM203から読み出す。更に、CPU202(通信制御部305)は、当該アクセス権限情報に従って、S406で送信した送信ファイルのアクセス権限を変更(設定)するよう、ネットワークI/F213を介してクラウド102に要求する。具体的には、RAM203から読み出したアクセス権限情報を含む(設定画面501における設定内容を含む)、アクセス権限の変更要求を、ネットワークI/F213を介してクラウド102へ送信する。クラウド102は、MFP100から受信して宛先フォルダに保存したファイルのアクセス権限を、MFP100から受信した変更要求に従って変更する処理を実行する。
S409で、CPU202は、ネットワークI/Fを介してクラウド102から受信される通知に基づいて、クラウド102上で、S408で送信した変更要求に従ったアクセス権限の変更(設定)に成功したか否かを判定する。CPU202は、アクセス権限の変更(設定)に成功したことを示す通知をクラウド102から受信した場合には、処理を終了する。一方、CPU202は、アクセス権限の変更(設定)に失敗したことを示す通知をクラウド102から受信した場合には、処理をS410へ進める。
S410で、CPU202(表示制御部303)は、アクセス権限の変更に失敗したことを示すメッセージを含むエラー画面を表示部212に表示し、処理を終了する。このように、CPU202は、変更要求に対して、アクセス権限の変更に失敗したことを示すエラー通知がクラウド102から返された場合には、CPU202は、エラー画面を表示することによって、アクセス権限の変更の失敗をユーザに通知する。
以上説明したように、本実施形態によれば、MFP100から送信してクラウド102に保存するファイルに対するアクセス権限の設定を、MFP100において行うことが可能になる。また、MFP100からクラウド102へファイルを送信した後に、当該ファイルに対して、ユーザが望まない編集(又は削除)が他のユーザによって行われることを防止できる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:MFP、101:ネットワーク、102:クラウド、103:サーバ、202:CPU、208:スキャナI/F、スキャナ209、213:ネットワークI/F
Claims (10)
- 画像処理装置であって、
ファイルに対するアクセス権限の設定を行うための設定画面を表示する表示手段と、
原稿の画像を読み取って得られる画像データを含むファイルを外部記憶装置へ送信する送信手段と、
前記設定画面で設定されたアクセス権限を、前記送信手段によって前記外部記憶装置へ送信された前記ファイルに対して設定するよう、前記外部記憶装置に要求する要求手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記要求手段は、前記送信手段による前記ファイルの送信が完了した際に、前記設定画面における設定内容を含む要求を前記外部記憶装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記外部記憶装置の各フォルダに設定されているアクセス権限を示す構成情報を、前記外部記憶装置から取得する取得手段を更に備え、
前記表示手段は、前記取得手段によって取得された前記構成情報に基づいて、前記ファイルの送信先のフォルダに設定されているアクセス権限を、前記設定画面においてデフォルト設定として表示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記要求手段は、前記設定画面において前記アクセス権限が前記デフォルト設定から変更された場合には、前記設定画面における設定内容を含む要求を前記外部記憶装置へ送信し、前記設定画面において前記アクセス権限が前記デフォルト設定から変更されなかった場合には、前記要求を前記外部記憶装置へ送信しない
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記構成情報は、前記外部記憶装置におけるフォルダの階層構成を示す情報を含み、
前記表示手段は、更に、前記構成情報に基づいて、前記ファイルの送信先として選択可能なフォルダのリストを表示することで、前記送信先のフォルダの選択をユーザから受け付ける
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。 - 前記設定画面では、ユーザタイプごとに、前記ファイルの閲覧、編集及び削除の権限を設定可能である
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示手段は、更に、前記要求手段による要求に従った前記アクセス権限の設定に失敗したことが前記外部記憶装置から通知されると、前記アクセス権限の設定に失敗したことを示すエラー画面を表示する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取る読取手段を更に備え、
前記送信手段は、送信の実行がユーザによって指示されると、前記読取手段に原稿の画像の読み取りを実行させ、前記読み取りによって得られた画像データを含むファイルを、前記外部記憶装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 画像処理装置の制御方法であって、
ファイルに対するアクセス権限の設定を行うための設定画面を表示する表示工程と、
原稿の画像を読み取って得られる画像データを含むファイルを外部記憶装置へ送信する送信工程と、
前記設定画面で設定されたアクセス権限を前記送信工程で前記外部記憶装置へ送信された前記ファイルに対して設定するよう、前記外部記憶装置に要求する要求工程と、
を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項9に記載の画像処理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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