JP2018098446A - タッチパネルセンサー中間体、及びタッチパネルセンサーの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
基材上に並設された複数のセンサー電極と、
前記複数のセンサー電極の一端にそれぞれ接続された複数の引き出し線と、
前記複数の引き出し線に結合されたバスライン電極とを備えることを特徴とするタッチパネルセンサー中間体。
2.
前記バスライン電極は、前記複数の引き出し線が集約した個所で前記複数の引き出し線に結合され、前記複数のセンサー電極及び前記複数の引き出し線からなるタッチパネルセンサー領域の外部に存在することを特徴とする前記1記載のタッチパネルセンサー中間体。
3.
前記センサー電極は金属細線からなり、
前記金属細線の線幅Aは0.01μm以上10μm以下であり、
前記引き出し線の線幅Bは5μm以上200μm以下であり、
前記バスライン電極の線幅Cは100μm以上10mm以下であり、
各線幅がA<B<Cの条件を満たすことを特徴とする前記1又は2記載のタッチパネルセンサー中間体。
4.
前記センサー電極における前記一端とは反対側の他端と、前記バスライン電極との距離が30mm以上であることを特徴とする前記1〜3の何れかに記載のタッチパネルセンサー中間体。
5.
前記バスライン電極は、長尺状の前記基材の幅方向最外部に配置されていることを特徴とする前記1〜4の何れかに記載のタッチパネルセンサー中間体。
6.
前記1〜6の何れかに記載の前記タッチパネルセンサー中間体の前記バスライン電極から通電して、前記複数の引き出し線及び前記複数のセンサー電極に電解メッキを施す電解メッキ工程を含むことを特徴とするタッチパネルセンサーの製造方法。
7.
前記2記載の前記タッチパネルセンサー中間体の前記バスライン電極から通電して、前記複数の引き出し線及び前記複数のセンサー電極に電解メッキを施す電解メッキ工程と、
前記電解メッキ工程に次いで、前記複数の引き出し線が集約した個所において、前記複数の引き出し線を切断する切断工程とを含むことを特徴とするタッチパネルセンサーの製造方法。
図1は、タッチパネルセンサー中間体の第一態様を示す平面図である。
図2は、タッチパネルセンサー中間体の第二態様を示す平面図である。図2において、図1と同一の符号は同一の構成であるため、詳しい説明は省略する。
図4は、タッチパネルセンサー中間体の第三態様を示す平面図である。図4において、図1及び図2と同一の符号は同一の構成であるため、詳しい説明は省略する。
次に、タッチパネルセンサー中間体の製造方法について説明することで、タッチパネルセンサー中間体について更に詳しく説明する。
センサー電極3を金属細線等のような導電性細線によって構成する場合は、該導電性細線の形成にコーヒーステイン現象を利用することが好ましい。これについて、図5を参照して説明する。
メッシュパターン形成の第一態様においては、まず、図6(a)に示すように、基材1上に、所定の間隔で並設された複数のライン状液体30を形成する。
メッシュパターン形成の第二態様においては、まず、図7(a)に示すように、基材1上に、基材1の長手方向(図中、上下方向)及び幅方向(図中、左右方向)に所定の間隔で並設された、複数の四角形を成すライン状液体30を形成する。
1.タッチパネルセンサー中間体の製造
図1に示したものと同様のタッチパネルセンサー中間体1を製造した。
(1)電解メッキ工程
得られたタッチパネルセンサー中間体1のバスライン電極5から通電して、複数の引き出し線4及び複数のセンサー電極3に電解メッキを施した。
バスライン電極5と平行に、複数の引き出し線4を横切るように、タッチパネルセンサー中間体1を基材2ごと切断し、センサー領域6からバスライン電極5を分離、除去し、タッチパネルセンサーを得た。
上記により得られた2枚のタッチパネルセンサーを、一方をX電極用、他方をY電極用として、それぞれのセンサー電極が交差するように重ねて貼付けした。また、各タッチパネルセンサーの引き出し線は、ICに接続した。これにより、XYセンサー(XY座標上の位置検出を行うタッチパネルセンサー)を得た。得られたXYセンサー平面を5mm□領域ごとに分割し、各領域に導体タッチで刺激を与えたときの入力信号に対する、検出領域出力信号との差分(誤差)をノイズ量(db)として計算した。結果を表1に示す。
実施例1において、バスライン電極5の線幅Cを3mmとしたこと以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
実施例1において、バスライン電極5の線幅Cを1mmとしたこと以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
実施例1において、バスライン電極5の線幅Cを120μmとしたこと以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
実施例1において、バスライン電極5の線幅Cを80μmとしたこと以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
実施例1において、図8(a)に示すタッチパネルセンサー中間体101を製造したこと以外は、実施例1と同様にした。タッチパネルセンサー中間体101において、バスライン電極3に接続された引き出し線4は、センサー電極3の両端に接続されている。そのため、比較例1では、電解メッキに際して、センサー電極には両端から(多方向から)通電されるようになっている。
実施例1〜5では、比較例1との対比で、ノイズ量を大幅に低減できることがわかる。比較例1におけるノイズの原因は必ずしも明らかではないが、例えば、センサー電極の他端に引き出し線の一部が残留していること等が推定される。従って、本発明のタッチパネルセンサー中間体は、ノイズ発生が抑制されたタッチパネルセンサーを製造するために好ましく用いることができる。
実施例6では、図9に示すタッチパネルセンサー中間体1を用いた。
実施例7では、図10に示すタッチパネルセンサー中間体1を用いた。
実施例6、7では、センサー電極3、引き出し線4及びバスライン電極5からなるセットを基材2上に2つ設けている。そのため、1セットのみの場合(実施例3)と比較して、タッチパネルセンサーの製造効率が向上する。
2:基材
3:センサー電極
4:引き出し線
5:バスライン電極
6:タッチパネルセンサー領域
Claims (7)
- 基材上に並設された複数のセンサー電極と、
前記複数のセンサー電極の一端にそれぞれ接続された複数の引き出し線と、
前記複数の引き出し線に結合されたバスライン電極とを備えることを特徴とするタッチパネルセンサー中間体。 - 前記バスライン電極は、前記複数の引き出し線が集約した個所で前記複数の引き出し線に結合され、前記複数のセンサー電極及び前記複数の引き出し線からなるタッチパネルセンサー領域の外部に存在することを特徴とする請求項1記載のタッチパネルセンサー中間体。
- 前記センサー電極は金属細線からなり、
前記金属細線の線幅Aは0.01μm以上10μm以下であり、
前記引き出し線の線幅Bは5μm以上200μm以下であり、
前記バスライン電極の線幅Cは100μm以上10mm以下であり、
各線幅がA<B<Cの条件を満たすことを特徴とする請求項1又は2記載のタッチパネルセンサー中間体。 - 前記センサー電極における前記一端とは反対側の他端と、前記バスライン電極との距離が30mm以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタッチパネルセンサー中間体。
- 前記バスライン電極は、長尺状の前記基材の幅方向最外部に配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のタッチパネルセンサー中間体。
- 請求項1〜6の何れかに記載の前記タッチパネルセンサー中間体の前記バスライン電極から通電して、前記複数の引き出し線及び前記複数のセンサー電極に電解メッキを施す電解メッキ工程を含むことを特徴とするタッチパネルセンサーの製造方法。
- 請求項2記載の前記タッチパネルセンサー中間体の前記バスライン電極から通電して、前記複数の引き出し線及び前記複数のセンサー電極に電解メッキを施す電解メッキ工程と、
前記電解メッキ工程に次いで、前記複数の引き出し線が集約した個所において、前記複数の引き出し線を切断する切断工程とを含むことを特徴とするタッチパネルセンサーの製造方法。
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-
2016
- 2016-12-16 JP JP2016244389A patent/JP2018098446A/ja active Pending
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