JP2018097946A - ペンライト - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な操作で目的の色を発するペンライトを提供する。
【解決手段】本開示のペンライト1は発光部2と、環状の色情報保持部5を有する。色情報保持部5には環の部分毎に色情報が設定されている。ペンライト1には操作子6が配置される。ユーザが操作子6を用いて色情報保持部5の環の一部を特定する操作を行うとペンライト1は当該操作に応じて発光部2で発光する色を定める。このようにすると、ユーザが色情報保持部5に設定された色情報を特定する操作を行うことで、発光部2が特定された色情報に応じた色で発光する。
【選択図】図1

Description

本開示は、ペンライトに関する。
特許文献1は、2つのボタンを備えたペンライトを開示する。特許文献1に開示のペンライト装置は一方のボタンに色順送り機能を備え、他方のボタンに色順逆送り機能を備える。
特開2014−199772号公報
発光部を有する棒状の部材(ペンライト)を所定の色の順番で発光させるための技術としてメモリ機能と呼ばれる技術が知られている。メモリ機能を用いてペンライトに色順を登録した後に、上記特許文献1に開示されるようなボタンを操作することで、当該色順に即した順序でペンライトを発色させることができる。このようにすることで、ユーザはコンサートで演奏される曲の進行に沿った順序でペンライトを発色させることができた。
しかし、コンサート会場においては、ユーザが興奮し過ぎてしまったり、他人とぶつかってしまうことで、ユーザがボタンを誤操作してしまうおそれがある。
特許文献1の技術によれば、誤操作(色順送り又は色順逆送りボタンの押下)を打ち消すボタン操作(色順逆送り又は色順送りボタンの押下)を行うことで、目的の色でペンライトを発色させることができるようにも思える。しかし、誤操作によって押下したボタンが果たして順送りなのか、逆送りなのかをユーザが確知することは実際には困難である。よって結局のところ、一度誤操作が生じると、目的の色でペンライトを発色させるために、ユーザが複数回のボタン押下動作を行う必要があった。
また、メモリ機能においては事前に色順を登録する必要がある。そのためコンサートで演奏される曲が事前にユーザに想定されてないものである場合には、事前に色順を登録することができないため、そもそもメモリ機能を役立てることができない。事前に色順を登録することができなかった曲に対して曲の進行に沿った順でペンライトを発色させるために、ユーザは順送り、順逆送りボタンを駆使して、曲の進行の都度目的の色を探すことになる。よって、コンサートで演奏される曲がユーザに想定されてないものである場合には、ユーザは複数回のボタン押下動作を行う必要がある。
また同様にメモリ機能が存在していたとしても、コンサートで演奏される曲の順番をユーザが事前に知ることは困難である。よってユーザは曲が始まる度に、ペンライトを目的の色に切り替えるため、複数回のボタン押下動作を行う必要があった。
以上に述べたように、トラブルを抱えたユーザは、目的の色でペンライトを発色させようとすると、複数回のボタン押下動作を行う必要があった。
ここで、複数回のボタン押下動作を行うと(1)短期間にペンライトの発色がめまぐるしく変化する(2)色切り替えに要する時間が長いという事態が生じる。
昨今のコンサートにおいて、観客は観客同士の一体感を重視する傾向にある。観客同士の一体感とは、例えば観客が曲の進行に合わせて、同じ色のペンライトを同じタイミング振ることであったり、推しメンバーのイメージカラー発色したペンライトを当該推しメンバーのファン全員で振ることであると言われる。
そのような中、目的の色でペンライトを発色させようとする度に、ペンライトの発色がめまぐるしく変化する事態が生じると、当該ペンライトのユーザのみが観客の中から「浮く」存在となり、ユーザの焦燥感を煽るのみならず観客全体の一体感をも削ぐ原因なる。
また、色切り替えに要する時間が長いという現象が生じると、他の観客が即座に色の切り替えを行っている場合には、他のユーザとの切り替え時間の差がユーザの焦燥感を煽るのみならず観客全体の一体感をも削ぐ原因になる。
本開示は、簡便な操作で目的の色を発することができるペンライトを提供する。
本開示のペンライトは発光部と、環状の色情報保持部を有する。色情報保持部には環の部分毎に色情報が設定されている。ペンライトには操作子が配置される。ユーザが操作子を用いて色情報保持部の環の一部を特定する操作を行うとペンライトは当該操作に応じて発光部で発光する色を定める。
本開示によれば、簡便な操作で目的の色を発するペンライトを提供することができる。
図1は、実施の形態1におけるペンライトを示す図である。 図2は、実施の形態1における色情報保持部および操作子を横から見た図である。 図3は、実施の形態1における回路基盤のブロック図である。 図4は、実施の形態1における外部情報端末を示す図である。 図5は、実施の形態1における色情報設定操作を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態1における記憶部に記録された色設定情報を示すテーブルを表した図である。 図7は、実施の形態1における発光動作によって実現される状態遷移図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜7を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1は、実施の形態1におけるペンライトを示す図である。
ペンライト1は発光部2と、把持部3と、柄部4を有する。
発光部2は内部にLED等の発光体が配置された、透過性を有する筒である。
把持部3はペンライト1のユーザが把持する部分である。
柄部4は発光部2と把持部3の間であって把持部の近傍に配置される。柄部4には色情報保持部5と操作子6とが配置される。
色情報保持部5は環状の形状を有する。色情報保持部5の内部にはディスプレイなどの発光体が配置されている。色情報保持部5は当該発光体の光の少なくとも一部を透過させる。また、色情報保持部5の環の部分にはそれぞれ部分毎に色情報が設定されている。色情報とは特定の色を表す情報のことである。なお、本開示において「環状の形状」とは必ずしも途切れの無い環であることを意味するのではない。中心点から略等距離に配置された、所定の色情報を指し示す論理的な座標の集合は本開示の「環状の形状」に含まれる。つまり、色情報保持部5は、途切れた環の形状でも良いし、半円、あるいは円の一部分のみからなる形状でも良い。また、環の向きは図1に示すように把持部の面と平行なものに限られない。後述するように把持部3に埋め込まれたダイヤルで操作子6を形成した場合は、色情報保持部5も把持部の面と垂直に配置される。
また、色情報保持部5が操作子6と一体に形成されてもよい。つまり、操作子6自体が環状の出力(ダイヤル、ホイールなど)を有している場合には操作子6とは別体に色情報保持部5を形成するのではなく、操作子6自体が色情報保持部5を兼用し、操作子6の出力座標それぞれに色情報が設定されるようにしても良い。
操作子6は色情報保持部の中央に配置される。操作子6は、ペンライト1のユーザが把持部を把持した際に当該ユーザの親指が添えられる範囲に配置される。本実施の形態では操作子6としてジョイスティックを用いる例を説明する。操作子6はジョイスティックの他にタッチパネルなどのセンシングデバイスを用いることでも構成することができる。操作子6をタッチパネルで形成する際には、色情報保持部5の環の内部をタッチパネルにしても良いし、色情報保持部5の環そのものがタッチを検出するようにしても良い。センシングデバイスの他の例としては、把持部3の面と略平行な面に指を回転させることで入力をおこなうホイール(物理的なホイールおよびタッチパネルで形成したホイールを含む)や、把持部3の面と略平行な方向に指を直線状にスライドさせることで入力を行う把持部3に埋め込まれたダイヤルが挙げられる。
図2を用いて色情報保持部5と操作子6について更に説明を行う。
図2は、実施の形態1における色情報保持部および操作子を横から見た図である。
図2に示されるように、色情報保持部5の中央にはジョイスティック形状の操作子6が存在する。操作子6を図2中に示す矢印の示す向きのように倒すことで、色情報保持部の一部を特定することができる。また操作子6は図2の真下方向への押下も可能である。
図1に戻ってペンライト1の他の要素の説明を行う。
把持部3には、順送りボタン7と逆送りボタン8が配置される。
把持部3の底面にはメモリ切り替えボタン9が配置される。
順送りボタン7、逆送りボタン8およびメモリ切り替えボタン9は押下可能なボタンである。
ペンライト1は内部に回路基盤を有する。
図3は、実施の形態1における回路基盤のブロック図である。
回路基盤100は、プロセッサ301と、記憶部302と、入力部303と、出力部304と、通信部305と、バス306を有する。
プロセッサ301は、回路基盤100の他の構成要素の制御と演算を行う。
記憶部302は、情報を記録するROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)で構成される。
入力部303は操作子6の操作入力、順送りボタン7、逆送りボタン8、メモリ切り替えボタン9の押下入力を受け付ける。
出力部304は、発光部2内部の発光体への発光指示と色情報保持部5内部の発光体への発光指示を行う。
通信部305は外部情報端末との通信を行う。
バス306は回路基盤100の他の要素同士の情報のやり取りを行うための経路である。
[1−2.動作]
図4および図5を用いてペンライト1の動作を説明する。
ペンライト1は(1)色設定操作によって送信された色設定情報を受信する動作と、(2)受信した色設定情報に基づいて発光部2内部の発光体を発光させる発光動作とを行う。
[1−2−1.色情報設定操作]
色情報設定操作は外部情報端末400がペンライト1へ色設定情報を送信することで行われる。
図4は、実施の形態1における外部情報端末を示す図である。
外部情報端末400はスマートフォンやタブレットなどの情報処理端末である。
外部情報端末400はタッチパネル410を有する。タッチパネル410はユーザのタッチ入力を受け付ける。
ペンライト1のユーザはタッチパネル410へのタッチ入力によって色情報設定操作を行う。
図5は、実施の形態1における色情報設定操作を示すフローチャートである。
以下、図4及び図5を参照しながらフローチャートに沿って色情報設定操作を説明する。
ステップS500において外部情報端末400は色情報設定操作を開始させる。色情報設定操作を開始させるタイミングは外部情報端末400に事前にインストールされたアプリケーションが実行されるタイミングなどが挙げられる。
ステップS501において外部情報端末400はメモリ番号選択領域420へのユーザのタッチ入力を受け付けることによって、メモリ番号の選択を受け付ける。メモリ番号とは色相環(詳細は後述)の色情報を記録する記憶部302上の領域を表す番号のことである。図4においてはメモリ番号「1」が選択されたものとする。選択可能なメモリ番号の量はペンライト1の記憶部302が有する容量に従う。
ステップS502において外部情報端末400は色の数選択領域430へのユーザのタッチ入力を受け付けることによって、ステップS501で選択したメモリ番号における色の数の選択を受け付ける。色の数とは色相環(詳細は後述)を構成する色の数のことである。図4においては色の数「6」が選択されたものとする。選択可能な色の数の量は色情報保持部5の構造に従う。
ステップS503において外部情報端末400は色相環表示領域440にステップS502で選択された色の数に対応する色情報設定領域450を有する色相環460を表示する。図4においては6つの色情報設定領域450を有する色相環460が色相環表示領域440に表示されている。
ステップS504において外部情報端末400はステップS503で表示した色相環の色情報設定領域450に対する操作によって色相環内の色の順番および色情報を受け付ける。図4に示されるように色相環表示領域440には6つの色情報設定領域450が表示されている。当該色情報設定領域450の各々をタッチするとタッチパネル410上にはカラーパレットが表示される。表示されたカラーパレットから特定の色を選択すると、色情報設定領域450に当該色を表す情報が色情報として設定される。
外部情報端末400において、色相環内の特定の色情報設定領域450を基準として時計回り方向に存在する色情報設定領域450に設定された色情報に順番が振られる。この順番を色の順番と呼ぶ。
ステップS505において外部情報端末400は、ステップS504までに設定された色設定情報(メモリ番号、色相環の色の数、色の順番および色情報)をペンライト1に送信する。ステップ505を実行するタイミングは送信ボタン470がタッチされたタイミングなどが挙げられる。また、ユーザはステップS504の後にステップS501以降のフローに戻って色情報設定操作を行っても良い。つまり、ユーザは二度目以降のステップS501において異なるメモリ番号を選択した上で他のメモリ番号で設定した内容とは異なる色相環の色の数、色の順番および色情報を設定した後に、ステップS504を実行することで、色設定情報をまとめて送信することもできる。
以上で色情報設定操作が終了する(ステップS510)。
上記フローは色情報設定操作を実現するための一例である。各ステップが行われる順序や入力方法は上述したものに限られない。
また、本開示においてペンライト1を外部情報端末400と通信可能に設定することおよび、ペンライト1が色設定情報を外部情報端末400から受信することは必須の構成ではない。色設定情報をペンライト1自身への操作で設定可能なものとしてもよい。または色設定情報は予め定められた固定の情報としてもよい。ただし、ペンライト1を外部情報端末400と通信可能に設定し、ペンライト1が色設定情報を外部情報端末400から受信するようにすると、色情報保持部5の環の部分へ色情報を設定する操作を、ユーザにとって操作がしやすく画面表示方法も豊富な外部情報端末を用いて行うことができるという利点がある。
[1−2−2.発光動作]
ペンライト1は通信部305を介して色方法設定操作で設定された色設定情報を受信する。
受信された色設定情報は記憶部302に記録される。
図6は、実施の形態1における記憶部に記録された色設定情報を示すテーブルを表した図である。
図6におけるテーブル600に示されるように、各メモリ番号に色相環の色の数、色の順番及び色情報が対応する形で、色設定情報が記憶部302に記録されているものとする。
記憶部302に記録された色設定情報に基づいてペンライト1は発光動作を行う。
図1および図7を用いて発光動作の説明を行う。
図7は、実施の形態1における発光動作によって実現される状態遷移図である。
[初期発光状態]
電源OFF状態(図示しない)において、ペンライト1のスイッチ(図示しない)又は操作子6が押し込まれるとペンライト1は初期発光状態ST700に状態が遷移する。
同様に、後述する他の状態において、メモリ切り替えボタン9が押下されると、初期発光状態ST700に状態が遷移する。
ST700では、まずプロセッサ301が参照するメモリ番号を決定する。参照するメモリ番号はST700の前の状態によって決定される。前の状態が電源OFF状態であれば、参照するメモリ番号は電源OFF状態になる前のメモリ番号(記憶部302に記録されているものとする)となる。前の状態が電源OFF状態以外の状態であれば、前のメモリ番号にプラス1(上限までカウントされた場合はメモリ番号1に戻る)をしたメモリ番号が参照するメモリ番号となる。
ST700では、発光部2の内部の発光体が所定の色で発光する。具体的には、まずプロセッサ301が記憶部302に記録された色設定情報のうち参照するメモリ番号によって示される情報を参照する。プロセッサ301は、当該メモリ番号における色の順番において最初に存在する色情報を記憶する。プロセッサ301は記憶した色情報が示す色で、発光部2の内部の発光体を発光させるよう出力部304を制御する。このようにして、発光部2の内部の発光体が所定の色で発光する。
ST700では並行して、色情報保持部5の環の部分に色情報が設定される。具体的には、上述した動作と同じく、まずプロセッサ301が記憶部302に記録された色設定情報のうち参照するメモリ番号によって示される情報を参照する。プロセッサ301は記憶部302に記録された色設定情報の色相環の色の数に応じて、色情報保持部5の環の領域を区分する。環の領域の区分は具体的には色情報保持部5の環の背面に存在する発光体の座標範囲を指定することで行われる。例えば色相環の色の数が「8」であれば、図1に示すように、色相環の色の数色情報保持部の環の領域が8つに区分される。プロセッサ301は、当該区分された領域を、色設定情報における色の順番及び色情報に従って発光させる。例えば、テーブル600におけるメモリ番号1が参照されている場合には、色情報保持部5の環が「上、右上、右下、下、左下、左上」の領域に区分される。そして色情報保持部5の背面に存在するディスプレイの上側の領域が赤、右上の領域が青、右下の領域が黄色、下の領域が緑、左下の領域が紫、左上の領域が白で発光するようにプロセッサ301が出力部304を制御する。このようにして、色情報保持部5の環の部分に色情報が設定される。色情報保持部5の環の部分に色情報が設定されると、色情報保持部5は色相環の外観を呈する。
なお、本実施の形態においては、色情報保持部5の背面に存在するディスプレイが発光することで、色情報保持部5の一部が環の部分毎に設定された色情報に応じて発色するようにしたが、色情報保持部5を発色させることは本開示において必須ではない。
ただし、色情報保持部5の一部が環の部分毎に設定された色情報に応じて発色させるようにすると、色情報保持部5の環の一部を特定した際に発光部がどの色で発光するかがユーザにとって明確となる。よって、より簡便な操作で目的の色を発することができる。
ST700では並行して、プロセッサ301が操作子6の出力範囲(角度、座標など)と、色情報とが対応するテーブルを作成して記憶部302に記録する。具体的には、上述した動作と同じく、まずプロセッサ301が記憶部302に記録された色設定情報のうち参照するメモリ番号によって示される情報を参照する。プロセッサ301は記憶部302に記録された色設定情報の色相環の色の数に応じて、操作子6の出力範囲を区分する。プロセッサ301は、当該区分された領域に、色設定情報における色の順番に従って、色情報を対応させる。本実施の形態では色情報保持部5が環であることに対応して、操作子6の出力範囲も操作子6の中心を基準にして環状に定義されている。つまり、テーブル600におけるメモリ番号1が参照されている場合には、操作子6の出力範囲が「上、右上、右下、下、左下、左上」の領域に区分される。そしてプロセッサ301は、当該領域にそれぞれ「赤、青、黄、緑、紫、白」の色情報が対応するテーブルを作成して記憶部302に記録する。このようにして、プロセッサ301が操作子6の出力範囲(角度、座標など)と、色情報とが対応するテーブルを作成して記憶部302に記録することができる。
[操作子で指示された色で発光]
ペンライト1のユーザが操作子6を操作することで、色情報保持部5の一部を特定する操作を行うと、ペンライト1は操作子6で指示された色で発光する指示色発光状態ST710に移行する。
色情報保持部5の一部を特定する操作としては、操作子6の具体的形態に応じて様々な態様が挙げられる。本実施の形態のように操作子6がジョイスティックである場合は、当該ジョイスティックを押し倒す操作によって色情報保持部5の一部を特定することができる。また、他の実施の形態として、操作子6がタッチパネルである場合は、当該タッチパネルに対するスライド操作によって色情報保持部5の一部を特定することができる。
上述した操作は、操作子6上においてユーザが親指を移動する操作によって色情報保持部5の環の一部を特定する操作といえる。このようにすると、ユーザは直感的に色情報保持部5の環の一部を特定する操作を行うことができる。
なお、色情報保持部5の環の一部を特定する操作は、操作子6上においてユーザが親指を移動する操作に限られない。操作子6がタッチパネルである場合であって、ユーザが触れた座標にもっとも近い位置が色情報保持部5の環の一部として特定されても良い。
指示色発光状態において、プロセッサ301は、入力部303を介して操作子6の出力を受け取ることで、発光部2の内部の発光体を発光させる色を決定する。記憶部302には上述したように、操作子6の出力範囲(角度、座標など)と、色情報とが対応するテーブルがあらかじめ記録されている。操作子6の出力と当該テーブルとを比較することで、プロセッサ301は、発光部2の内部の発光体を発光させる色を決定することができる。
上述した一連の動作によれば、色情報保持部5に設定された色情報と操作子6の出力範囲に対応付けられた色情報とが一致するので、ユーザが直感的に任意の色で発光部2を発光させることができる。例えばユーザが操作子6で色情報保持部5の赤色で発光している部分を特定すると、発光部2の内部の発光体も赤色で発光することになる。
[色相環上の順隣の色で発光]
ペンライト1の順送りボタン7が押下されると、ペンライト1は色情報保持部5の色相環上の順隣の色で発光する状態ST720に状態が遷移する。
ST720においてプロセッサ301は、記憶部302に記録された色設定情報のうち参照するメモリ番号によって示される情報を参照する。プロセッサ301は、現在発光している色と、色情報とを比較し、現在発光している色から、色の順番に従って次に存在する色で発光部2の内部の発光体を発光させる。
[色相環上の逆隣の色で発光]
ペンライト1の逆送りボタン8が押下されると、ペンライト1は色情報保持部5の色相環上の逆隣の色で発光する状態ST730に状態が遷移する。
ST720においてプロセッサ301は、記憶部302に記録された色設定情報のうち参照するメモリ番号によって示される情報を参照する。プロセッサ301は、現在発光している色と、色情報とを比較し、現在発光している色から、色の順番とは逆に存在する色で発光部2の内部の発光体を発光させる。
[1−3.効果等]
以上のように本実施の形態において、本開示のペンライト1は発光部2と、環状の色情報保持部5を有する。色情報保持部5には環の部分毎に色情報が設定されている。色情報保持部5の環の中央には操作子6が配置される。ユーザが操作子6を用いて色情報保持部5の環の一部を特定する操作を行うとペンライト1は当該操作に応じて発光部2で発光する色を定める。
このようにすると、ユーザが色情報保持部5に設定された色情報を特定する操作を行うことで、発光部2が特定された色情報に応じた色で発光する。色情報保持部5は環状であるので、特定の色から特定の色へ発光色を変更する際の操作が簡潔である。また、色情報保持部5に設定された色情報はユーザにとって既知であるので、ユーザは直感的に色を変更することができる。よって、本開示によれば、簡便な操作で目的の色を発するペンライトを提供することができる。
また、本実施の形態において、ペンライト1の色情報保持部5は把持部3の近傍に形成される。また、ペンライト1をユーザが把持した際にユーザの親指が存在する位置に操作子6が配置される。そして、操作子6上においてユーザの親指が移動する操作によって、色情報保持部5の環の一部を特定することができる。
このようにすると、上述したようにユーザは直感的に色情報保持部5の環の一部を特定する操作を行うことができる。よって、本開示によれば、より簡便な操作で目的の色を発するペンライトを提供することができる。
また、本実施の形態において、操作子6はジョイスティックである。
このようにすると、頻繁かつ高速に色変更を行う必要が有る場合でも、操作子6の入力応答速度を十分なものとすることができる。
また、他の実施の形態において、操作子6はタッチパネルであってもよい。
このようにすると、ペンライト1の機構部品数を削減させることができる。
また、本実施の形態において色情報保持部5の一部は環の部分毎に設定された色情報に応じて発色する。
このようにすると、上述したように、ユーザにとってより簡便な操作で目的の色を発することができる。
また、本実施の形態においてペンライト1は外部情報端末400と通信可能である。ペンライト1は、色情報保持部5の環の部分へ色情報を設定する情報を外部情報端末400から受信する。
このようにすると、色情報保持部5の環の部分へ色情報を設定する操作を、ユーザにとって操作がしやすく画面表示方法も豊富な外部情報端末を用いて行うことができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、コンサート会場で用いるペンライトなどに適用可能である。
1 ペンライト
2 発光部
3 把持部
4 柄部
5 色情報保持部
6 操作子
7 順送りボタン
8 逆送りボタン
9 メモリ切り替えボタン
100 回路基盤
301 プロセッサ
302 記憶部
303 入力部
304 出力部
305 通信部
306 バス
400 外部情報端末
410 タッチパネル
420 メモリ番号選択領域
430 数選択領域
440 色相環表示領域
450 色情報設定領域
460 色相環
470 送信ボタン
600 テーブル

Claims (6)

  1. 発光部を備えたペンライトであって、
    前記ペンライトは環状の色情報保持部を有し、
    前記色情報保持部は環の部分毎に色情報が設定され、
    前記ペンライトには操作子が配置され、
    前記操作子を用いて前記色情報保持部の環の一部を特定する操作に応じて前記発光部で発光する色が定まる、
    ペンライト。
  2. 前記色情報保持部は前記ペンライトの把持部近傍に形成され、
    前記ペンライトをユーザが把持した際に前記ユーザの親指が存在する位置に前記操作子が配置され、
    前記操作子上において前記ユーザの親指が移動する操作によって、前記色情報保持部の環の一部を特定する、
    請求項1に記載のペンライト。
  3. 前記操作子はジョイスティックである、
    請求項2に記載のペンライト。
  4. 前記操作子はタッチパネルである、
    請求項2に記載のペンライト。
  5. 前記色情報保持部の一部が環の部分毎に設定された色情報に応じて発色する、
    請求項1に記載のペンライト。
  6. 前記ペンライトは外部情報端末と通信可能であり、
    前記色情報保持部の環の部分へ色情報を設定する情報を前記情報端末から受信する、
    請求項1に記載のペンライト。
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