JP2018097853A - 画像比較装置、方法及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の実施例は画像比較装置、方法及び電子機器を提供する。【解決手段】ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。【選択図】図1

Description

本発明は、情報技術の分野に関し、特に画像比較装置、方法及び電子機器に関する。
情報技術の継続的な発展に伴い、画像処理も各分野にますます幅広く応用されている。多くの場合は、2つの画像を比較し、この2つの画像が同一の画像であるか否か、及び2つの画像間の相違度を決定する必要がある。
例えば、ネットワーク技術の発展に伴い、ウェブページは日常生活における主要な情報源の1つとなる。ウェブページのデザイナーにとって、信頼性のないクロスプラットフォームのウェブページのレンダリングは共通の問題の1つとなる。同一のウェブアドレスについて、タイプが異なるブラウザ又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なるブラウザにより開いたウェブページは外観上の差異が多少存在する。現在、ウェブページの比較及び差異の検出は、一般的にソースファイルに基づくものであり、レイアウトの問題を検出できる。
なお、上述した技術背景の説明は、本発明の技術案を明確、完全に理解させるための説明であり、当業者を理解させるために記述されているものである。これらの技術案は、単なる本発明の背景技術部分として説明されたものであり、当業者により周知されたものではない。
上記従来のソースファイルに基づく検出方法は、異なるレンダリングエンジンによる細部の差異を無視し、且つ比較結果も直感的ではない。現在はウェブページに対して画像レベルの比較を行うことができる効果的な方法がまだ出現していない。
本発明の実施例は、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である、画像比較装置、方法及び電子機器を提供する。
本発明の実施例の第1態様では、画像比較装置であって、第1判定手法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する第1判定手段と、1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、2回目の第1判定を行うために位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第1補正手段と、2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、3回目の第1判定を行うためにスケール差分補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第2補正手段と、3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定手法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する第2判定手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第2態様では、本発明の実施例の第1態様に記載の装置を含む、電子機器を提供する。
本発明の実施例の第3態様では、画像比較方法であって、第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定するステップと、1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行うステップと、2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行うステップと、3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の効果としては、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。
本発明の特定の実施形態は、後述の説明及び図面に示すように、詳細に開示され、本発明の原理を採用されることが可能な方式を示している。なお、本発明の実施形態は、範囲上には限定されるものではない。本発明の実施形態は、添付されている特許請求の範囲の主旨及び内容の範囲内、各種の改変、修正、及び均等的なものが含まれる。
ある一つの実施形態に説明及び又は示されている特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は多くの他の実施形態に使用されてもよく、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよく、他の実施形態における特徴を代替してもよい。
なお、用語「包括/含む」は、本文に使用される際に、特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在を意味し、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在又は追加を排除するものではない。
ここで含まれる図面は、本発明の実施例を理解させるためのものであり、本明細書の一部を構成し、本発明の実施例を例示するためのものであり、文言の記載と合わせて本発明の原理を説明する。なお、ここに説明される図面は、単なる本発明の実施例を説明するためのものであり、当業者にとって、これらの図面に基づいて他の図面を容易に得ることができる。
本発明の実施例1の画像比較装置を示す図である。 本発明の実施例1の第2判定部104を示す図である。 本発明の実施例1の第2判定手法を示す図である。 本発明の実施例2の電子機器を示す図である。 本発明の実施例2の電子機器のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3の画像比較方法を示す図である。 本発明の実施例3の画像比較方法を示すもう1つの図である。
本発明の上記及びその他の特徴は、図面及び下記の説明により理解できるものである。明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態、即ち本発明の原則に従う一部の実施形態を表すものを公開している。なお、本発明は説明される実施形態に限定されず、本発明は、特許請求の範囲内の全ての修正、変更されたもの、及び均等なものを含む。
<実施例1>
本発明の実施例1は画像比較装置を提供し、図1は本発明の実施例1の画像比較装置を示す図である。図1に示すように、画像比較装置100は、第1判定部101、第1補正部102、第2補正部103及び第2判定部104を含む。
第1判定部101は、第1判定手法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する。
第1補正部102は、1回目の第1判定が行われた後に所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、2回目の第1判定を行うために位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアを第1判定部101に提供する。
第2補正部103は、2回目の第1判定が行われた後に所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、3回目の第1判定を行うためにスケール差分補正後の比較すべき画像ペアを第1判定部101に提供する。
第2判定部104は、3回目の第1判定が行われた後に所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定手法を用いて第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する。
上記実施例によれば、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。
本実施例では、該比較すべき画像ペアは予め取得されたものであり、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像は任意の形の画像であってもよい。例えば、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像はウェブページ上の画像である。なお、本発明の実施例はウェブページ上の画像の比較に限定されない。
例えば、画像比較装置100は画像ペア取得部105をさらに含んでもよい。画像ペア取得部105は、タイプが異なる2つのブラウザ、又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なる2つのブラウザを用いて開いた同一のウェブアドレスのウェブページにおける各画像要素のID(Identification)に基づいて、該比較すべき画像ペアを決定する。例えば、2つのウェブページにおける同一のIDを有する2つの画像要素を1つの比較すべき画像ペアとする。ウェブページファイルでは、全ての画像要素は基本的にIDを有し、IDを有しない場合、画像要素の名称に基づいてIDを作成してもよい。
本実施例では、比較すべき画像ペアを決定する前に、スライド排除法を用いて、ウェブページにおける内容が経時的に変化する部分を除去してもよい。
本実施例では、第1判定部101により用いられる第1判定手法は最大画素計数法(Maximum Pixels Counting:MPC)であり、所定条件は、最大画素計数法を用いて算出された値が第1閾値よりも大きいことである。MPC法を用いて判定を行うことで、判定速度が比較的に速く、判定結果の信頼性が高いため、画像比較結果の正確性をさらに向上できる。
本実施例では、第1判定部101は他の判定手法、例えば相互相関法や最小二乗平均アルゴリズムなどを用いてもよい。
本実施例では、該第1閾値は実際の要求に応じて設定されてもよく、例えば該第1閾値を0.99に設定してもよい。
本実施例では、1回目の第1判定が行われた後に所定条件を満たしている場合、比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定し、1回目の第1判定が行われた後に該所定条件を満たしていない場合、該比較すべき画像ペアを第1補正部102に提供する。第1補正部102は、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、2回目の第1判定を行うために、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアを第1判定部101に提供する。
本実施例では、第1補正部102による推定及び該位置ずれの補正は従来技術、例えばフーリエ変換に基づく方法又はテンプレートマッチング方法を用いてもよい。
本実施例では、第1判定部101は位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行い、その判定手法は1回目の第1判定と同じであり、ここでその説明を省略する。2回目の第1判定が行われた後に所定条件を満たしている場合、比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定し、2回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない場合、該比較すべき画像ペアを第2補正部103に提供する。第2補正部103は、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、3回目の第1判定を行うために、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアを第1判定部101に提供する。
本実施例では、第2補正部103による推定及び該スケール差分の補正は従来技術、例えば加速ロバスト特徴(Speeded Up Robust Features:SURF)に基づく画像レジストレーション方法を用いてもよい。
本実施例では、第1判定部101はスケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行い、その判定手法は1回目の第1判定と同じであり、ここでその説明を省略する。3回目の第1判定が行われた後に所定条件を満たしている場合、比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定し、3回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない場合、該比較すべき画像ペアを第2判定部104に提供する。第2判定部104は、該比較すべき画像ペアについて第2判定手法を用いて第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する。
例えば、第2判定部104により用いられる第2判定手法は反復的知覚ハッシュアルゴリズム(Perceptual Hash Algorithm:PHA)である。反復的知覚ハッシュアルゴリズムを用いることで、その判定速度が速く、例えば1つの比較すべき画像ペアについて、僅か0.02秒の処理時間が必要である。よって、画像比較の速度をさらに向上できる。また、反復的知覚ハッシュアルゴリズムを用いて第2判定を行うことで、ブラウザエンジン又は画像取込プロセスの差異によるユーザの興味を持っていない画像差異を除去でき、ユーザの望ましい比較結果を取得できる。なお、本実施例の第2判定部104は他の第2判定手法を用いてもよい。
以下は、第2判定部104の構成及び第2判定手法の例を説明する。
図2は本発明の実施例1の第2判定部104を示す図である。図2に示すように、第2判定部104は、分割部201、算出部202、判断部203、調整部204及び決定部205を含む。
分割部201は、第1所定サイズに基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得する。
算出部202は、分割後の画像ブロックについて変形指標を算出する。
判断部203は、今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否か、或いは今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断する。
調整部204は、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが該第2所定サイズ以上である場合、分割部201が調整後の第1所定サイズに基づいて2つの画像を分割し直すように、分割部201による分割を行うための第1所定サイズを調整する。
決定部205は、今回算出された変形指標がゼロよりも大きい場合、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定し、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さい場合、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する。
図3は本発明の実施例1の第2判定手法を示す図である。図3に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ301:第1所定サイズに基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得する。
ステップ302:分割後の画像ブロックについて変形指標を算出する。
ステップ303:今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ304に進み、判断結果がNOの場合、ステップ305に進む。
ステップ304:該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定する。
ステップ305:今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断し、判断結果がNOの場合、ステップ306に進み、判断結果がYESの場合、ステップ307に進む。
ステップ306:ステップ301において調整後の第1所定サイズに基づいて該2つの画像を分割し直すように、分割を行うための第1所定サイズを調整する。
ステップ307:該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する。
本実施例では、算出部202は、分割後の画像ブロックについて、全体的構造の差分及び内容の差分に基づいて該変形指標を算出してもよい。例えば、下記の式(1)に従って該変形指標を算出してもよい。
Figure 2018097853
ここで、Ndisは変形指標を表し、Nは全体的構造の差分を表し、Nは内容の差分を表す。該変形指標はゼロ以上の数値である。
本実施例では、全体的構造の差分Nはハッシュコードで表されてもよく、内容の差分Nは画像ブロックの平均絶対差分で表されてもよい。
本実施例では、該第1所定サイズ及び第2所定サイズは実際の状況に応じて設定されてもよく、例えば比較すべき画像ペアにおける2つの画像のサイズに基づいて決定されてもよい。例えば、第2所定サイズは16個の画素である。
本実施例では、調整部204は、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが該第2所定サイズ以上である場合、画像のサイズに基づいて、分割部201による分割を行うための所定サイズを調整する。例えば、調整部204は、下記の式(2)に従って調整後の第1所定サイズを決定してもよい。
Figure 2018097853
ここで、Sはn回目の反復のための第1所定サイズを表し、H及びWは比較すべき画像ペアの2つの画像の高さ及び幅をそれぞれ表し、その単位は画素の数であり、nは正整数である。
本実施例では、画像比較装置100は相違度算出部106をさらに含んでもよい。相違度算出部106は、第2判定部104による第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出する。このように、構造の類似度及び色の類似度という2つの要素両方を考慮して2つの画像の相違度を算出することで、算出結果の相関性が良く、且つ信頼性が高い。
本実施例では、相違度算出部106は、顕著性情報及び位置情報を用いて構造の類似度と色の類似度を合成して、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を取得してもよい。例えば、相違度算出部106は、下記の式(3)に従って該相違度を算出してもよい。
Figure 2018097853
ここで、SCSは該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を表し、Sは色の類似度を表し、Sは構造の類似度を表し、Wは位置情報の重みを表し、Wは顕著性情報の重みを表す。
本実施例では、例えば色相−彩度−輝度(Hue, Chroma and Luminance:HCL)の方法を用いて色の類似度を算出してもよく、ローカル・ステアリング・カーネル(Local Steering Kernel:LSK)に基づく方法を用いて構造の類似度及び顕著性情報を表現する顕著性マップ(saliency map)を算出してもよい。
上記の実施例によれば、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。
<実施例2>
本発明の実施例は電子機器をさらに提供し、図4は本発明の実施例2の電子機器を示す図である。図4に示すように、電子機器400は画像比較装置401を含み、画像比較装置401の構成及び機能は実施例1に記載されたものと同じであり、ここでその説明を省略する。
図5は本発明の実施例2の電子機器のシステム構成を示すブロック図である。図5に示すように、電子機器500は、中央処理装置(CPU)501及び記憶装置502を含んでもよく、記憶装置502は中央処理装置501に接続される。該図は単なる例示的なものであり、電気通信機能又は他の機能を実現するように、他の種類の構成を用いて、該構成を補充又は代替してもよい。
図5に示すように、電子機器500は、入力出力部503、ディスプレイ504及び電源505をさらに含んでもよい。
1つの態様では、実施例1の交差点の交通信号の制御装置の機能は中央処理装置501に統合されてもよい。ここで、中央処理装置501は、第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定し、1回目の第1判定が行われた後に該所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行い、2回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行い、3回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するように構成されてもよい。
ここで、該第1判定手法は最大画素計数法であり、該所定条件は、最大画素計数法を用いて算出された値が第1閾値よりも大きいことである。
ここで、該第2判定手法は反復的知覚ハッシュアルゴリズムである。
ここで、3回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するステップは、第1所定サイズに基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得するステップと、分割後の画像ブロックについて変形指標を算出するステップと、今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否か、或いは今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断するステップと、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが該第2所定サイズ以上である場合、調整後の第1所定サイズに基づいて該2つの画像を分割し直すように、分割を行うための第1所定サイズを調整するステップと、今回算出された変形指標がゼロよりも大きい場合、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定し、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さい場合、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定するステップと、を含む。
ここで、分割後の画像ブロックについて変形指標を算出するステップは、分割後の画像ブロックについて、全体的構造の差分及び内容の差分に基づいて該変形指標を算出するステップを含む。
ここで、中央処理装置501は、第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出するように構成されてもよい。
ここで、第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出するステップは、第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、顕著性情報及び位置情報を用いて該構造の類似度と該色の類似度を合成して、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を取得するステップを含む。
ここで、中央処理装置501は、タイプが異なる2つのブラウザ、又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なる2つのブラウザを用いて開いた同一のウェブアドレスのウェブページにおける各画像要素のIDに基づいて、該比較すべき画像ペアを決定するように構成されてもよい。
本実施例における電子機器500は、図5に示されている全ての構成部を含まなくてもよい。
図5に示すように、中央処理装置501は、コントローラ又は操作制御部とも称され、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでもよく、中央処理装置501は入力を受信し、電子機器500の各部の操作を制御する。
記憶装置502は、例えばバッファ、フラッシュメモリ、ハードディスク、移動可能な媒体、発揮性メモリ、不発揮性メモリ、又は他の適切な装置の1つ又は複数であってもよい。また、中央処理装置501は、記憶装置502に記憶されたプログラムを実行し、情報の記憶又は処理などを実現してもよい。他の部材は従来技術に類似するため、ここでその説明が省略される。電子機器500の各部は、本発明の範囲から逸脱することなく、特定のハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせによって実現されてもよい。
上記の実施例によれば、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。
<実施例3>
本発明の実施例は、実施例1の画像比較装置に対応する画像比較方法をさらに提供する。図6は本発明の実施例3の画像比較方法を示す図である。図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ601:第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する。
ステップ602:1回目の第1判定が行われた後に該所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行う。
ステップ603:2回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行う。
ステップ604:3回目の第1判定が行われた後に該所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する。
図7は本発明の実施例3の画像比較方法を示すもう1つの図である。図7に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ701:第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行う。
ステップ702:1回目の第1判定が行われた後に所定条件を満たすか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ703に進み、判断結果がNOの場合、ステップ704に進む。
ステップ703:該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する。
ステップ704:該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正する。
ステップ705:位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行う。
ステップ706:2回目の第1判定が行われた後に該所定条件を満たすか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ703に進み、判断結果がNOの場合、ステップ707に進む。
ステップ707:該比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正する。
ステップ708:スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行う。
ステップ709:3回目の第1判定が行われた後に該所定条件を満たすか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ703に進み、判断結果がNOの場合、ステップ710に進む。
ステップ710:第2判定方法を用いて該比較すべき画像ペアに対して第2判定を行い、該比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する。
ステップ711:第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて該比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出する。
本実施例では、上記の各ステップにおける具体的な方法は実施例1に記載されたものと同じであり、ここでその説明を省略する。
上記の実施例によれば、ウェブページの画像の特性により画像のずれ及びスケールを補正して補正処理において第1判定手法で判定を行うことで、大部分の同一画像を除去でき、第2判定手法で判定をさらに行うことで、比較結果の正確性をさらに向上でき、比較速度がより速く、且つ比較結果が正確である。
本発明の実施例は、画像比較装置又は電子機器においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、該画像比較装置又は電子機器において上記実施例3に記載の画像比較方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、画像比較装置又は電子機器において上記実施例3に記載の画像比較方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例を参照しながら説明した画像比較装置又は電子機器において実行されている画像比較方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図1に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせは、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図6又は図7に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD−ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置する。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA−SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA−SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図1に記載されている一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図1に記載されている一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
画像比較装置であって、
第1判定手法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する第1判定手段と、
1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、2回目の第1判定を行うために位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第1補正手段と、
2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、3回目の第1判定を行うためにスケール差分補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第2補正手段と、
3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定手法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する第2判定手段と、を含む、装置。
(付記2)
前記第1判定手段により用いられる第1判定手法は最大画素計数法であり、
前記所定条件は、最大画素計数法を用いて算出された値が第1閾値よりも大きいことである、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記第2判定手段により用いられる第2判定手法は反復的知覚ハッシュアルゴリズムである、付記1に記載の装置。
(付記4)
前記第2判定手段は、
第1所定サイズに基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得する分割手段と、
分割後の画像ブロックについて変形指標を算出する算出手段と、
今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否か、或いは今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断する判断手段と、
今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが前記第2所定サイズ以上である場合、前記分割手段が調整後の第1所定サイズに基づいて前記2つの画像を分割し直すように、分割を行うための第1所定サイズを調整する調整手段と、
今回算出された変形指標がゼロよりも大きい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定し、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する決定手段と、を含む、付記3に記載の装置。
(付記5)
前記算出手段は、分割後の画像ブロックについて、全体的構造の差分及び内容の差分に基づいて前記変形指標を算出する、付記4に記載の装置。
(付記6)
前記第2判定手段による第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出する相違度算出手段、をさらに含む、付記1に記載の装置。
(付記7)
前記相違度算出手段は、前記第2判定手段により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、顕著性情報及び位置情報を用いて前記構造の類似度と前記色の類似度を合成して、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を取得する、付記6に記載の装置。
(付記8)
タイプが異なる2つのブラウザ、又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なる2つのブラウザを用いて開いた同一のウェブアドレスのウェブページにおける各画像要素のIDに基づいて、前記比較すべき画像ペアを決定する画像ペア取得手段、をさらに含む、付記1に記載の装置。
(付記9)
付記1に記載の装置を含む、電子機器。
(付記10)
画像比較方法であって、
第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定するステップと、
1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行うステップと、
2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行うステップと、
3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するステップと、を含む、方法。
(付記11)
前記第1判定手法は最大画素計数法であり、
前記所定条件は、最大画素計数法を用いて算出された値が第1閾値よりも大きいことである、付記10に記載の装置。
(付記12)
前記第2判定手法は反復的知覚ハッシュアルゴリズムである、付記10に記載の装置。
(付記13)
前記3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するステップは、
第1所定サイズに基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得するステップと、
分割後の画像ブロックについて変形指標を算出するステップと、
今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否か、或いは今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断するステップと、
今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが前記第2所定サイズ以上である場合、調整後の第1所定サイズに基づいて前記2つの画像を分割し直すように、分割を行うための第1所定サイズを調整するステップと、
今回算出された変形指標がゼロよりも大きい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定し、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定するステップと、を含む、付記12に記載の装置。
(付記14)
前記分割後の画像ブロックについて変形指標を算出するステップは、分割後の画像ブロックについて、全体的構造の差分及び内容の差分に基づいて前記変形指標を算出するステップを含む、付記13に記載の装置。
(付記15)
第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出するステップ、をさらに含む、付記10に記載の装置。
(付記16)
前記第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出するステップは、
第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、顕著性情報及び位置情報を用いて前記構造の類似度と前記色の類似度を合成して、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を取得する、付記15に記載の装置。
(付記17)
タイプが異なる2つのブラウザ、又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なる2つのブラウザを用いて開いた同一のウェブアドレスのウェブページにおける各画像要素のIDに基づいて、前記比較すべき画像ペアを決定するステップ、をさらに含む、付記10に記載の装置。

Claims (10)

  1. 画像比較装置であって、
    第1判定手法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する第1判定手段と、
    1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、2回目の第1判定を行うために位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第1補正手段と、
    2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、3回目の第1判定を行うためにスケール差分補正後の比較すべき画像ペアを前記第1判定手段に提供する第2補正手段と、
    3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定手法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定する第2判定手段と、を含む、装置。
  2. 前記第1判定手段により用いられる第1判定手法は最大画素計数法であり、
    前記所定条件は、最大画素計数法を用いて算出された値が第1閾値よりも大きいことである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2判定手段により用いられる第2判定手法は反復的知覚ハッシュアルゴリズムである、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2判定手段は、
    第1所定サイズに基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像を分割し、分割後の画像ブロックを取得する分割手段と、
    分割後の画像ブロックについて変形指標を算出する算出手段と、
    今回算出された変形指標がゼロよりも大きいか否か、或いは今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さいか否かを判断する判断手段と、
    今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが前記第2所定サイズ以上である場合、前記分割手段が調整後の第1所定サイズに基づいて前記2つの画像を分割し直すように、分割を行うための第1所定サイズを調整する調整手段と、
    今回算出された変形指標がゼロよりも大きい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が異なる画像であると決定し、今回算出された変形指標がゼロに等しく、且つ今回分割後の画像ブロックのサイズが第2所定サイズよりも小さい場合、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定する決定手段と、を含む、請求項3に記載の装置。
  5. 前記算出手段は、分割後の画像ブロックについて、全体的構造の差分及び内容の差分に基づいて前記変形指標を算出する、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第2判定手段による第2判定により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、構造の類似度及び色の類似度に基づいて前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を算出する相違度算出手段、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記相違度算出手段は、前記第2判定手段により異なる画像として決定された比較すべき画像ペアについて、顕著性情報及び位置情報を用いて前記構造の類似度と前記色の類似度を合成して、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像の相違度を取得する、請求項6に記載の装置。
  8. タイプが異なる2つのブラウザ、又はタイプが同一であり、且つバージョンが異なる2つのブラウザを用いて開いた同一のウェブアドレスのウェブページにおける各画像要素のIDに基づいて、前記比較すべき画像ペアを決定する画像ペア取得手段、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  9. 請求項1に記載の装置を含む、電子機器。
  10. 画像比較方法であって、
    第1判定方法を用いて予め取得された比較すべき画像ペアに対して1回目の第1判定を行い、所定条件を満たしている比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一の画像であると決定するステップと、
    1回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間の位置ずれを推定し、該位置ずれを補正し、位置ずれ補正後の比較すべき画像ペアに対して2回目の第1判定を行うステップと、
    2回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像間のスケール差分を推定し、該スケール差分を補正し、スケール差分補正後の比較すべき画像ペアに対して3回目の第1判定を行うステップと、
    3回目の第1判定が行われた後に前記所定条件を依然として満たしていない比較すべき画像ペアについて、第2判定方法を用いて第2判定を行い、前記比較すべき画像ペアにおける2つの画像が同一であるか否かを決定するステップと、を含む、方法。
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