JP2018097434A - 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線メッシュネットワークに含まれる通信装置が該ネットワークから離れる虞に応じて通知を行う。【解決手段】 通信装置101は、互いに所定の範囲内に位置する通信装置101同士が通信する無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、無線メッシュネットワークに含まれる第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知し、該検知に応じて所定の通知を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線メッシュネットワークを構成する複数の通信装置を有する通信システムに関する。
従来、複数の通信装置が互いに所定の範囲の外へ離れてしまう虞がある場合に、通信装置を所有するユーザに対して通知を行うシステムがある。特許文献1には、親機と複数の子機とが近距離の無線通信を行い、親機からの無線信号の到達エリア外まで子機が離れたことや、到達エリアの境界付近まで子機が離れたことが通信状況に基づいて検知され、警報が行われることが記載されている。
なお特許文献1では、親機が複数の子機全てと直接通信するスター型のネットワークが構成されている。一方、複数の通信装置がメッシュ状に無線接続され、直接無線接続されていない通信装置同士でもマルチホップ通信によって通信を行うことが可能な無線メッシュネットワークの技術がある。無線メッシュネットワークによれば、各通信装置は近傍の通信装置とだけ直接通信ができればよいので、スター型のネットワークと比べて各通信装置が出力する無線信号の強度を小さくすることができる。
特開2004−185162号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置が該ネットワークから離れる虞に応じて通知を行うことはできないと考えられる。無線メッシュネットワークにおいてはマルチホップ通信が可能なため、通信装置がネットワークから離れる虞があるか否かを、該通信装置と特定の通信装置との間の位置関係に基づいて判定することはできない。
本発明は上記課題に鑑み、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置が該ネットワークから離れる虞に応じて通知を行うことを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る通信装置は、例えば以下の構成を有する。すなわち、互いに所定の範囲内に位置する通信装置同士が通信する無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、前記無線メッシュネットワークに含まれる第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知する検知手段と、前記検知手段による検知に応じて所定の通知を行う通知手段とを有する。
本発明によれば、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置が該ネットワークから離れる虞に応じて通知を行うことができる。
通信システム100の構成について説明するための図である。 通信装置101のハードウェア構成について説明するための図である。 通信装置101の機能構成について説明するための図である。 通信装置101の動作について説明するためのフローチャートである。 通信装置101による通知対象装置の決定に係る動作について説明するためのフローチャートである。 通信装置101による通知停止判定に係る動作について説明するためのフローチャートである。 通信装置101による分離群判定に係る動作について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態で説明する全ての構成が本発明に必須であるとは限らない。
[システム構成]
図1は、本実施形態における通信システム100の構成を表した図である。通信システム100は、通信装置101−1から通信装置101−9の9台の通信装置を有する。本実施形態では、9人のユーザがそれぞれ1台の通信装置を所有しているものとする。なお、通信システム100に含まれる通信装置の数はこれに限定されない。本実施形態において、通信装置101−1から通信装置101−9の複数の通信装置を特に区別しない場合には、単に通信装置101と記載する。各通信装置101は、自装置から所定の範囲内に位置する他の通信装置101と無線で接続され通信を行う。例えば通信装置101−1と通信装置101−2は無線接続103により接続されている。
通信システム100において、複数の通信装置101は、無線メッシュネットワークを構成する。無線メッシュネットワークにおいては、自装置と共に無線メッシュネットワークを成す他の通信装置101すべてと無線接続される通信装置101は存在しない。一方で、複数の通信装置101はメッシュ状に接続され、マルチホップ通信によって複数の通信経路で互いに通信可能である。具体的には、通信装置101は、自装置と直接接続されている通信装置101(隣接する通信装置101と呼ぶ)との間で通信を行うだけでなく、隣接する通信装置101を介してその他の通信装置101との間での通信も行う。例えば、通信装置101−2が通信装置101−1から送信された情報を受信し、通信装置101−5へ転送することで、通信装置101−1から通信装置101−5への情報の送信が実現される。また、通信装置101−2が通信装置101−1から受信した情報を101−4へ転送し、さらにその情報を通信装置101−4が通信装置101−5に転送することで、通信装置101−1から通信装置101−5への情報の送信を別の通信経路でも実現できる。
ここで、図1における通信装置101−1のように、単一の通信経路(無線接続103)でしか通信できない相手(通信装置101−2)が存在する通信装置101を、本実施形態ではボーダー端末と呼ぶ。図1において101−2も同様にボーダー端末である。仮にボーダー端末同士が離れることにより接続を維持できなくなると、通信システム100を構成する複数の通信装置101は互いに通信可能な所定の範囲の外に位置する群150と群151とに分離してしまう。
そこで本実施形態における通信システム100は、通信システム100内にボーダー端末が発生したことに応じて、ユーザに通知を行う。例えば、通信装置101−9を所有するユーザが、通信装置101−1から通信装置101−8のそれぞれを所有する8人の子供を引率している場合に、集団からはぐれる虞の高い子供がいることを通信システム100による通知によって知ることができる。なお、図1に示す群150や群151のように、ボーダー端末同士の接続を介さずに相互に通信可能な通信装置101の群を、本実施形態では分離群と呼ぶ。分離群を構成する通信装置101は複数でもよいし1台でもよい。
[ハードウェア構成]
図2は通信装置101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施形態では通信システム100内の複数の通信装置101は何れも同様の構成であるものとするが、これに限定されない。通信装置101は、CPU302、ROM303、RAM304、内部メモリ305、入力部306、表示部307、LED308、アンテナ310、無線モジュール311、マイク312、スピーカー313、電源部314、及びカメラ315を有する。
CPU302は、ROM303に格納されたコンピュータプログラムをRAM304に展開して実行することで、通信装置101全体を制御する。ROM303は、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。RAM304は、内部メモリ305から供給されるデータや、無線モジュール311を介して外部から供給されるデータ等を一時記憶する。内部メモリ305は、例えばハードディスクドライブ等で構成され、撮影画像等の画像データや音声を録音したオーディオデータ等のコンテンツを記憶する。なお通信装置101は、内部メモリ305に加えて、又は内部メモリ305に代えて、通信装置101に接続される外部メモリにコンテンツを記憶してもよい。
入力部306は、電源ボタンや音量ボタンなどのボタンや、タッチディスプレイ等により構成され、ユーザによる操作を受けて各種の指示をCPU302に入力する。表示部307は、例えば液晶ディスプレイや有機EL等で構成され、ユーザが通信装置101を操作するためのGUI(Graphical User Interface)を表示したり、画像表示によりユーザに対する通知を行ったりする。LED(発光ダイオード)308は、発光によりユーザに対する通知を行う。なお、通信装置101は、振動による通知を行うための振動部等を有していてもよい。
無線モジュール311は、OSI参照モデルにおける第1層及び第2層の処理を行う処理チップを含み、アンテナ310を制御して他の通信装置101と通信を行う。無線モジュール311は、例えばBluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、及びIEEE802.11シリーズなどの通信方式に従って通信を行う。ただし、無線モジュール311はその他の通信方式に従って無線通信を行ってもよい。
マイク312は、集音を行ってオーディオデータを取得し、取得したオーディオデータを内部メモリ305に記憶する。スピーカー313は、音声を再生したり警報音を鳴らしたりすることで、音の発信によるユーザに対する通知を行う。電源部314は、電池と充電部を有し、通信装置101の各処理部が動作するための電力を供給する。
カメラ315は、撮影を行って画像データを取得し、取得した画像データを内部メモリ305に記憶する。なお通信装置101は、カメラ315に加えて、又はカメラ315に代えて、加速度センサ、照度センサ、及び人感センサなどを有していてもよい。これらのセンサによる検知結果は画像データと同様に内部メモリ305に記憶される。
[機能構成]
図3は、通信装置101の機能構成の一例を表すブロック図である。以下で説明する各機能部は、CPU302が、ROM303に格納されたプログラムに基づいて各ハードウェア構成要素を制御することで実現される。ただし、以下の各機能部の少なくとも一部を専用のハードウェアで実現してもよい。通信装置101は、主に通信部200、制御部210及び出力部220を有する。
通信部200は、送受信部201、トポロジ判定部202及びネットワーク接続部203を有し、他の通信装置101との通信に係る機能を実現する。具体的には、通信部200は、受信したデータや通信状態に関する情報を制御部210に入力する。また通信部200は、送信すべきデータや通信設定に関する情報を制御部210から取得し、他の通信装置101に対してデータを送信する。
ネットワーク接続部203は、自装置と通信可能な所定の範囲内に位置する他の通信装置101を検出し、検出された通信装置101との通信を開始するための接続処理を行う。なお、上記の所定の範囲は、通信装置101が他の通信装置101と通信可能な範囲であってもよいし、それよりも小さく設定された範囲であってもよい。上記の所定の範囲が通信可能な範囲よりも小さい場合には、ネットワーク接続部203は、接続済みの通信装置101が上記の所定の範囲外に移動した際に、通信を終了するための通知をその通信装置101へ送信してもよい。
通信システム100内の各通信装置101のネットワーク接続部203が接続処理を行うことで、無線メッシュネットワークが構成される。すなわち、本実施形態における通信システム100内の無線メッシュネットワークは、互いに所定の範囲内に位置する通信装置101同士の無線接続に基づく無線メッシュネットワークである。
送受信部201は、無線メッシュネットワークに含まれる、複数の通信装置101との間で通信を行う。具体的には、送受信部201は、制御部210から入力された送信すべきデータを、無線モジュール311を用いて送信する。また、無線モジュール311を用いて受信したデータを制御部210に入力する。なお、送受信部201による無線通信は、無線モジュール311を用いた通信に限らず、例えばスピーカー313とマイク312を使った音波通信などであっても良い。
トポロジ判定部202は、自装置と通信可能な複数の通信装置101により構成される無線メッシュネットワークのトポロジ状態を判定する。本実施形態におけるトポロジ状態とは、どの通信装置101とどの通信装置101とが直接接続されているかを示す情報である。トポロジ状態の判定方法としては、例えば、通信システム100内の各通信装置101が、隣接する通信装置101を特定する接続情報をブロードキャストし、他端末から受信した接続情報に基づいてトポロジ状態を判定する方法がある。ただし、トポロジ判定部202によるトポロジ状態の判定方法はこれに限定されない。また、トポロジ判定部202は無線メッシュネットワーク全体のトポロジ状態を判定せず、自装置を含む一部のトポロジ状態を判定してもよい。またトポロジ判定部202は、トポロジ状態に代えて、又はトポロジ状態に加えて、他の通信装置101との通信に用いられる通信経路を判定してもよい。
制御部210は、ワーニング管理部211、群管理部212、ボタン判定部213、及びロギング部214を有し、通信部200及び出力部220に対する情報の出力などの各種の制御を行う。群管理部212は、トポロジ判定部202によるトポロジ状態の判定結果や通信経路の判定結果に基づいて、自装置がボーダー端末となっているかを判定する。また群管理部212は、自装置がボーダー端末となっている場合に、自装置の属する分離群に含まれる通信装置101の数を判定する。
ワーニング管理部211は、群管理部212による判定結果に応じて通信部200及び出力部220を制御し、通知処理を実行する。また、ワーニング管理部211は、ボタン判定部213および群管理部212による判定結果に応じて、実行中の通知処理を停止する。
通知処理の内容としては、通信装置101は例えば、画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことで、自装置を所有するユーザに対する通知を行う。これにより通信装置101は、集団からはぐれる虞の高くなったユーザに通知を行い、集団に近づくように促すことなどができる。また例えば、通信装置101は、通信システム100内の複数の通信装置101の少なくとも何れかに対して警報指示を通知し、通知先の通信装置101に画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行わせる。これにより通信装置101は、自装置を所有するユーザがはぐれる虞が高くなったことを集団内の別のユーザに気付かせることができる。
また例えば、通信装置101は、撮影による画像データの取得及び集音によるオーディオデータの取得の少なくとも何れかを行い、通信システム100内の複数の通信装置101の少なくとも何れかに対して取得したデータを含む情報を通知する。そしてこの通知を受け取った通知先の通信装置101は、通知された画像データやオーディオデータを記憶する。記憶されたデータは自動的に再生されてもよいし、ユーザによる操作に応じて再生されてもよい。また、通信装置101がカメラ315やマイク312以外の各種センサを備えている場合には、それらのセンサによる検知結果が通知されてもよい。これにより、通知先の通信装置101を所有するユーザは、通知元の通信装置101を所有するユーザがどのような状況下にいるのかを判断することができる。
本実施形態では、通信装置101が音の発信及び発光によりユーザに対する通知を行い、且つ、他の通信装置101に対して画像データ及びオーディオデータの記憶と再生を実行させるための通知を行う場合を中心に説明する。なお通知処理の内容は上記の例に限定されない。
ボタン判定部213は、入力部306が有するボタンが押されたことを判定し、入力情報をワーニング管理部211に通知する。ロギング部214は、カメラ315により撮影を行い、取得された画像データをRAM304や内部メモリ305に記憶する。同様にロギング部214は、マイク312により集音を行い、取得されたオーディオデータをRAM304や内部メモリ305に記憶する。さらにロギング部214は、その他のセンサによる検知結果や、トポロジ判定部202及び群管理部212による判定結果などを記憶してもよい。
出力部220は、音発信部221、発光部222、及び表示制御部223を有し、通信装置101を所有するユーザに対して情報の出力を行う。音発信部221は、ワーニング管理部211による制御に応じて、スピーカー313を用いて警報音を鳴らす。発光部222は、ワーニング管理部211による制御に応じて、LED308を用いて警報状態を発光によって示す。表示制御部223は、表示部307による画像の表示を制御する。
[動作フロー]
図4を用いて、本実施形態に係る通信装置101の動作について説明する。図4に示す処理は、CPU302がROM303に格納されたプログラムをRAM304に展開して実行することで実現される。なお、図4に示す処理の少なくとも一部を、CPU302とは異なる専用のハードウェアにより実現してもよい。図4に示す処理は、通信装置101がネットワーク接続部203により自装置から所定の範囲内に位置する1以上の通信装置101と無線接続されたタイミングで開始される。上記の所定の範囲は、例えば通信装置101が他の通信装置101と通信可能な範囲である。なお、図4に示す処理の開始タイミングは上記タイミングに限定されない。
S401において、トポロジ判定部202は、通信システム100における無線メッシュネットワークのトポロジ状態(どの通信装置101とどの通信装置101とが直接接続されているか)を判定する。S402において、群管理部212はS401における判定結果に基づいて、自装置がボーダー端末であるか判定する。即ち群管理部212は、自装置と通信を行うための通信経路を1つだけ有する別の通信装置101が存在するかを判定する。自装置がボーダー端末であると判定した場合、即ち自装置がボーダー端末であることを検知した場合にはS403へ進み、自装置がボーダー端末でないと判定した場合にはS401へ戻る。なお、自装置との間で通信経路を1つだけ有する別の通信装置101を、本実施形態では対向ボーダー端末と呼ぶ。
S403において、群管理部212はS401における判定結果に基づいて、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数が所定数以下であるかを判定する。自装置が属する分離群に含まれる通信装置101とは、即ち、無線メッシュネットワーク内の通信装置101のうち自装置が対向ボーダー端末を介さずに通信できる相手の通信装置101である。このような通信装置101の数が所定数以下である場合にはS404へ進み、そうでない場合にはS401へ戻る。なお通信装置101は、S402において自装置がボーダー端末であると判定した場合に、S403の処理を行わずにS404へ進んで通知処理を行ってもよい。
S404において、ワーニング管理部211は音発信部221及び発光部222を用いて、音の発信及び発光による警報の発信により、ユーザに対する通知を行う。S405において、ロギング部214は、カメラ315による撮影及びマイク312による集音を行い、取得された画像データとオーディオデータを記憶する。なおロギング部214は、照度センサや温度センサによりセンシングを行って得られた検知結果を記憶してもよい。
S406において、ワーニング管理部211は、画像データ及びオーディオデータの通知対象となる他の通信装置101を決定する。S406における処理の詳細については、図5を用いて後述する。S407において、送受信部201は、S406で決定された通知対象の通信装置101に対して、ロギング部214が記憶している画像データ及びオーディオデータを含む情報を通知する。通知された画像データ及びオーディオデータは、通知先の通信装置101において記憶及び再生される。
S408において、ワーニング管理部211は、通知処理を停止するか否かを判定する。S408における処理の詳細については、図6を用いて後述する。通知処理を停止すると判定された場合はS410に進み、通知処理を継続すると判定された場合にはS404へ戻る。S410において、ネットワーク接続部203は、無線メッシュネットワークにおける通信を終了するか否か判定する。通信を終了する場合には図4の処理を終了し、通信を継続する場合にはS401へ戻る。
次に、図4のS406において通信装置101が通知対象となる他の通信装置101を決定する処理の詳細について、図5を用いて説明する。S501において、ワーニング管理部211は、通信システム100内に監視端末が存在するか否かを判定する。監視端末とは、通信システム100内の複数の通信装置101のうち予め定められた通信装置101であり、各通信装置101に関する情報が監視端末に集められる。例えば、監視端末に設定された通信装置101を引率者であるユーザが所有し、その他の通信装置101を子供が所有することで、引率者が子供の状況を管理する等の使い方がある。なお、通信システム100内には監視端末が存在しなくてもよいし、複数存在してもよい。
本実施形態では、どの通信装置101が監視端末に設定されているかを特定する情報が、トポロジ判定部202により判定されるトポロジ状態に含まれるものとする。そしてワーニング管理部211は、トポロジ判定部202による判定結果に基づいて監視端末の有無を判定する。ただし、ワーニング管理部211が監視端末の存在を判定する方法はこれに限らない。例えばワーニング管理部211は、送受信部201を制御して、監視端末に向けた探索メッセージをブロードキャストし、探索メッセージに対する応答が所定期間内に受信された場合に、その応答の送信元の通信装置101を監視端末であると判定してもよい。
S501において監視端末が存在すると判定された場合は、S502に進み、ワーニング管理部211は監視端末を通知対象の通信装置101として設定する。即ち、図4のS407における通信装置101による通知は、通信システム100内の複数の通信装置101のうちの予め定められた通信装置101に対する通知となる。これにより、監視端末を所有するユーザは、他の通信装置101を所有するユーザの一部が集団から離れてしまう虞が高いことに気づくことができる。一方、S501において監視端末が存在しないと判定された場合は、S503に進む。
S503において、ワーニング管理部211は、トポロジ判定部202による判定結果に基づいて、通信システム100内の複数の通信装置101のうち所定数以上の通信装置101と直接接続されている通信装置101を特定する。直接接続されている通信装置101とは、言い換えると、自装置が他の通信装置101を介さずに通信できる相手の通信装置101である。図1の例においては、通信装置101−2、通信装置101−5、通信装置101−6及び通信装置101−9の4台の通信装置101と接続されている通信装置101−4が、最も多くの通信装置101と直接接続されている通信装置101に該当する。
S504において、ワーニング管理部211は、S503で特定された通信装置101を通知対象の通信装置101に設定する。すなわち、図4のS407における通信装置101による通知は、通信システム100内の複数の通信装置101のうち、他の通信装置101を介さずに通信できる相手の通信装置101の数が所定数以上である通信装置101に対する通知となる。なお、接続の数に基づいて通知対象を決定する方法はこれに限らない。例えば、S407における通信装置101による通知は、通信システム100内の複数の通信装置101のうち、他の通信装置101を介さずに通信できる相手の通信装置101の数が最も多い通信装置101に対する通知であってもよい。
このように決定された通知対象の通信装置101は、自装置から所定の範囲内に多くの他の通信装置101が存在するため、後に通信装置101の集団からはぐれる虞が小さいと考えられる。そのため、このように通知対象を決定することで、はぐれていない集団内のユーザが、通知元の通信装置101における撮影画像など、通知対象の通信装置101に通知された情報を確認できる可能性が高くなる。
以上のように、S502又はS504において通知対象の通信装置101が決定されると、図5の処理を終了する。なお、通知対象の通信装置101の決め方は図5に示した例に限定されず、通信装置101は、通信システム100内の通信装置101の少なくとも何れかに対する通知処理を行えば良い。例えば通信装置101は、対向ボーダー端末に対する通知を行ってもよいし、無線メッシュネットワーク内のすべての通信装置101に対する通知を行ってもよい。また、通信装置101は、音の発信や発光、画像表示等によりユーザに対する通知を行い、他の通信装置101に対する通知は行わなくてもよい。
次に、図4のS408において通信装置101が通知を停止するか判定する処理の詳細について、図6を用いて説明する。S601において、群管理部212は、自装置がボーダー端末でなくなったか否かを判定する。ボーダー端末でなくなった場合はS604へ進み、ボーダー端末である場合にはS602に進む。S602において、ボタン判定部213は、通知を停止するためのボタンが押されたか否かを判定する。通知停止ボタンが押された場合はS604へ進み、押されていない場合はS603へ進む。S603において、ワーニング管理部211は、通知を開始してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していた場合はS604に進み、経過していない場合はS606に進む。
S604において、ワーニング管理部211は、自装置と通信可能な相手の通信装置の数が所定数以上であるかを判定する。自装置と通信可能な相手が所定数以上である場合はS605へ進み、ワーニング管理部211は通知処理を停止することを決定する。一方、自装置と通信可能な相手が所定数未満である場合には、S606へ進む。S606において、ワーニング管理部211は、通知処理を継続することを決定する。
以上、本実施形態に係る通信装置101の主な動作フローについて説明した。なお上記の説明では、図4のS403において、ボーダー端末となった群管理部212が、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数が所定数以下であるかを判定するものとした。そして通信装置101は、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数が所定数以下である場合に、通知処理を実行するものとした。これにより通信装置101は、通信システム100の無線メッシュネットワークから自装置又は自装置を含む少数の通信装置101が分離する虞が高い場合に、通知処理を実行してユーザにその虞を知らせることができる。ただし、S403における判定の内容はこれに限らない。
例えば、S403における判定の一例として、ボーダー端末となった通信装置101は、自装置が属する分離群と対向ボーダー端末が属する分離群のどちらがより多くの通信装置101を有しているかを判定してもよい。通信装置101が、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の方が多い場合に通知処理を実行することで、無線メッシュネットワークが分離した後でも、最多の接続を有する通信装置101などの通知先へ通知が届く可能性が高くなる。
ここで、トポロジ判定部202により判定されたトポロジ状態から各分離群に含まれる通信装置101の数が特定できる場合は、通信装置101はトポロジ状態の判定結果を用いて、各分離群に含まれる通信装置101の数を比較する。一方、トポロジ判定部202による判定結果が無線メッシュネットワークの一部のトポロジ状態に関する情報しか含んでいない場合などには、図7に示す以下の方法を用いて各分離群に含まれる通信装置101の数を比較してもよい。
図7は、S403において通信装置101が、自装置が属する分離群と対向ボーダー端末が属する分離群のどちらがより多くの通信装置101を有しているか判定する処理の一例である。S701において群管理部212は、自装置と対向ボーダー端末以外の通信装置101との間の接続を介した送受信部201の通信により、各通信装置101に応答を要求する確認メッセージをブロードキャストする。S702において、群管理部212は送受信部201を用いて、確認メッセージに対する応答を所定時間待ちうけて受信する。受信された応答は、ロギング部214を用いてRAM304に保持される。
S703において、群管理部212は、RAM304に保持された応答から自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数を算出し、算出結果を含む分離群情報を対向ボーダー端末に送信する。S704において、群管理部212は、対向ボーダー端末から送信される分離群情報を受信する。S705において、通信装置101は、自装置が算出した分離群情報と対向ボーダー端末から受信した分離群情報とを比較する。以上の処理により、通信装置101は、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数と、対向ボーダー端末が属する分離群に含まれる通信装置101の数とを比較することができる。
以上の例では、通信装置101は、自装置がボーダー端末になったことを検知した場合に、自装置が属する分離群に含まれる通信装置101の数に応じて、通知処理を行う。ただしこれに限らず、例えば、ボーダー端末となった通信装置101は、自装置が属する分離群に監視端末が存在するかを判定してもよい。そして通信装置101は、自装置が属する分離群に監視端末が存在しないと判定された場合に、通知処理を行ってもよい。これにより通信装置101は、自装置又は自装置を含む通信装置101の群が監視端末と通信できなくなる虞が高い場合に、通知処理を実行してユーザにその虞を知らせることができる。また別の一例として、通信装置101は、自装置が属する分離群に監視端末が存在すると判定された場合に、通知処理を行ってもよい。これにより、無線メッシュネットワークから1以上の通信装置101の群が分離した後でも、監視端末に通知を届けられる可能性が高くなる。以上をまとめると、通信装置101は、自装置がボーダー端末になったことを検知した場合に、自装置が対向ボーダー端末を介さずに予め定められた監視端末と通信できるかに応じて、通知処理を行う。
なお、以上の説明においては、通信装置101がボーダー端末であることを検知した結果に応じて、即ち自装置と別の通信装置101との間で通信を行うための通信経路の数が1であることを検知したことに応じて、通知処理を行うものとした。ただしこれに限らず、通信装置101は、自装置と別の通信装置101との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知し、該検知に応じて通知処理を行ってもよい。これまでの説明は閾値が2の場合に相当するが、上記の閾値は3以上であってもよいし、1であってもよい。上記の閾値が1の場合には、通信システム100が有する単一の無線メッシュネットワークから1以上の通信装置101が分離したことに応じて、通知処理が行われることになる。
また、閾値が2の場合として以上で説明した各例は、閾値が1の場合にも同様に適用できる。例えば、通信装置101は、自装置と別の通信装置101との間の通信経路の数が0であることを検知した場合に、通信システム100内の通信装置101のうち自装置が通信できる相手の通信装置101の数に応じて、通知処理を行ってもよい。また例えば、通信装置101は、自装置と別の通信装置101との間の通信経路の数が0であることを検知した場合に、自装置が予め定められた監視端末と通信できるかに応じて、通知処理を行ってもよい。上記の閾値が2の場合の例では、無線メッシュネットワークから通信装置101が分離する虞が高いことをユーザが知ることができる。一方、閾値が1の場合には、実際に1以上の通信装置101が無線メッシュネットワークから分離したことをユーザが知ることができる。
なお、上記の閾値が2以上の場合、通信装置101は、自装置と別の通信装置101との間の通信経路の数が1以上且つ閾値未満であることを検知し、該検知に応じて通信システム100内の複数の通信装置101の少なくとも何れかに対する通知を行う。この通知は、無線メッシュネットワークを介して行われる。これにより通信装置101は、通信可能範囲が小さい通信方法を用いつつ、無線メッシュネットワーク内の任意の通信装置101に通知を行うことができる。一方、上記の閾値が1の場合には、通知処理を行うタイミングでは既に無線メッシュネットワークが分断している。そこで通信装置101は、無線メッシュネットワークを構成するための通信よりも通信可能範囲が大きい別の通信方法により、他の通信装置101へ通知を行ってもよい。また、通信装置101は、他の通信装置101への通知を行わず、音の発信や発光、画像表示等によるユーザへの通知だけを行ってもよい。なお、上記の閾値が2以上の場合も、無線メッシュネットワークを構成するための通信と通知処理のための通信の方法が異なっていてもよい。
また以上の説明では、通信装置101が、第1通信装置である自装置と、自装置とは別の第2通信装置との間の通信経路の数に応じて通知処理を行うものとした。しかしながら、通信装置101は、無線メッシュネットワークにおいて、自装置には限らない第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを、トポロジ判定部202による判定結果に基づいて検知してもよい。そして通信装置101は、該検知に応じて通知処理を行ってもよい。例えば、監視端末が、無線メッシュネットワーク内の少なくとも何れかの通信装置101がボーダー端末となったことを検知し、そのボーダー端末に対して通知を行ってもよい。通知される内容としては、例えば、ユーザに対する注意を促す所定の画像をボーダー端末に表示させたり、ボーダー端末に警報音を発信させたりするための警報指示が挙げられる。
また以上の説明では、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置101が通知処理を行うものとしたが、これに限らない。例えば、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置101とは別に、無線メッシュネットワークのトポロジ状態に関する情報を保持する管理端末が存在し、その管理端末が無線メッシュネットワークにおける通信経路の数を判定して通知処理を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る通信装置101は、無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知し、該検知に応じて所定の通知を行う。これにより、無線メッシュネットワークに含まれる通信装置101が該ネットワークから離れる虞に応じて通知を行うことができる。
なお本実施形態では、通信装置101が、第1通信装置と第2通信装置との間の通信経路の数が閾値未満であることを検知したタイミングで通知処理を行う場合を中心に説明したが、これに限らない。通信装置101は例えば、第1通信装置と第2通信装置との間の通信経路の数が閾値未満である状態が所定時間継続したことを検知し、該検知に応じて通知処理を行ってもよい。これにより、例えば電波状況等により一時的に無線メッシュネットワークが分断された場合に不要な通知が行われることを抑制することができる。また例えば、通信装置101は、第1通信装置と第2通信装置との間の通信経路の数が閾値以上から閾値未満に変化したことを検知し、該検知に応じて通知処理を行ってもよい。これにより、例えば無線メッシュネットワークを構成するために最初に複数の通信装置101が接続処理を行っている際に不要な通知が行われることを抑制することができる。
また本実施形態では、複数の通信装置101それぞれを所有する複数のユーザが存在し、ユーザの集団から一部のユーザが分離する(はぐれる)虞に応じて通信装置101が通知を行う場合を中心に説明した。ただし、通信装置101及び通信システム100の適用先はこれに限らない。例えば別の適用例として、通信システム100を構成する複数の通信装置101がそれぞれ配送中の物品に設置されており、一部の物品が配送中に他の物品の集団から離れる(紛失する)虞に応じて通信装置101が通知を行ってもよい。このような場合における通知先は、例えば何れかの物品に設置された通信装置101であってもよいし、配送管理者が有する通信端末であってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC等)によっても実現可能である。また、そのプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
100 通信システム
101 通信装置
111 カメラ
201 送受信部
203 ネットワーク接続部
211 ワーニング管理部

Claims (23)

  1. 互いに所定の範囲内に位置する通信装置同士が通信する無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、前記無線メッシュネットワークに含まれる第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知に応じて所定の通知を行う通知手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうちの予め定められた通信装置に対する通知であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち、他の通信装置を介さずに通信できる相手の通信装置の数が所定数以上である通信装置に対する通知であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち、他の通信装置を介さずに通信できる相手の通信装置の数が最も多い通信装置に対する通知であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記第1通信装置と前記第2通信装置の少なくとも何れかに対する通知であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置の少なくとも何れかに対する通知であって、通知先の通信装置に画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行わせるための通知であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 撮影による画像データの取得及び集音によるオーディオデータの取得の少なくとも何れかを行う取得手段を有し、
    前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置の少なくとも何れかに対する通知であって、前記取得手段により取得されるデータを通知先の通信装置に記憶させるための通知であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。
  8. 前記閾値は2以上であり、
    前記検知手段は、前記通信経路の数が1以上且つ前記閾値未満であることを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が1以上且つ前記閾値未満であることが前記検知手段により検知されたことに応じて、前記無線メッシュネットワークを介して、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置の少なくとも何れかに対する前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記通知手段による前記所定の通知は、画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことによるユーザに対する通知であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記検知手段は、前記通信経路の数が前記閾値未満である状態が所定時間継続したことを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が前記閾値未満である状態が前記所定時間継続したことを前記検知手段が検知したことに応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記検知手段は、前記通信経路の数が前記閾値以上から前記閾値未満に変化したことを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が前記閾値以上から前記閾値未満に変化したことが前記検知手段により検知されたことに応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 前記検知手段は、前記無線メッシュネットワークにおいて、前記第1通信装置である自装置と前記第2通信装置との間で通信を行うための前記通信経路の数が前記閾値未満であることを検知することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の通信装置。
  13. 前記検知手段は、前記通信経路の数が0であることを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が0であることが前記検知手段により検知された場合に、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち自装置が通信できる相手の通信装置の数に応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記検知手段は、前記通信経路の数が1であることを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が1であることが前記検知手段により検知された場合に、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち自装置が前記第2通信装置を介さずに通信できる相手の通信装置の数に応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  15. 前記検知手段は、前記通信経路の数が0であることを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が0であることが前記検知手段により検知された場合に、前記無線メッシュネットワークに含まれる予め定められた通信装置と自装置とが通信できるかに応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  16. 前記検知手段は、前記通信経路の数が1であることを検知し、
    前記通知手段は、前記通信経路の数が1であることが前記検知手段により検知された場合に、前記無線メッシュネットワークに含まれる予め定められた通信装置と自装置とが前記第2通信装置を介さずに通信できるかに応じて、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  17. 互いに所定の範囲内に位置する通信装置同士が通信する無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、前記無線メッシュネットワークに含まれる第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知に応じて所定の通知を行う通知手段を有することを特徴とする通信システム。
  18. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうちの予め定められた通信装置が画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことによる通知であることを特徴とする請求項17に記載の通信システム。
  19. 前記通知手段による前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち、他の通信装置を介さずに通信できる相手の通信装置の数が所定数以上である通信装置が、画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことによる通知であることを特徴とする請求項17に記載の通信システム。
  20. 互いに所定の範囲内に位置する通信装置同士が通信する無線メッシュネットワークにおける通信経路であって、前記無線メッシュネットワークに含まれる第1通信装置と第2通信装置との間で通信を行うための通信経路の数が閾値未満であることを検知する検知工程と、
    前記検知工程における検知に応じて所定の通知を行う通知工程とを有することを特徴とする通信方法。
  21. 前記通知工程における前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうちの予め定められた通信装置が画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことによる通知であることを特徴とする請求項20に記載の通信方法。
  22. 前記通知工程における前記所定の通知は、前記無線メッシュネットワークに含まれる複数の通信装置のうち、他の通信装置を介さずに通信できる相手の通信装置の数が所定数以上である通信装置が、画像表示、音の発信、発光、及び振動の少なくとも何れかを行うことによる通知であることを特徴とする請求項20に記載の通信方法。
  23. コンピュータを、請求項1乃至16の何れか1項に記載の通信装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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