JP2018096506A - セルフドリリングリベットおよびリベット締結用工具 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、シャフト30の第2多角棒部32をマンドレル20の多角穴23(図4参照)に嵌め込むとともに、ソケット部材40の多角穴41をスリーブ10の多角頭部11に嵌め込む(図7(A)参照)。次いで、シャフト30の第1多角棒部31を電動回転工具(図示略)に取り付け、同期回転可能状態で電動回転工具を動力源としてシャフト30を右回転させることにより、スリーブ10およびマンドレル20を同期回転させて金属板M1,M2を切削して穿孔する(図7(B)参照)。
(1)スリーブ10の多角頭部11およびマンドレル20の多角穴23に締結工具2を嵌め込み、スリーブ10とマンドレル20の双方を回転させることで、マンドレル20のドリル部21で締結対象に穴を開けるとともに、締結対象にスリーブ10を挿し入れることができる。そして、スリーブ10に対してマンドレル20を回転させることで、マンドレル20のドリル部21をスリーブ10の胴部13に侵入させ、この胴部13の外径を拡大することができる。こうして、胴部13の外径を拡大することで締結対象を締結することができ、胴部13の外径を拡大させた後にマンドレル20の多角穴23から締結工具2を抜くことで、締結を完了することができる。したがって、締結対象の穴開けと締結とを一連の処理として容易に行うことができ、マンドレル20を破断することなく締結することができる。その結果、マンドレル20を破断する必要が無くなるため、マンドレル20の外径を大きくして締結強度や剪断強度を向上することができ、資源を節約することができ、穴開けと締結とを含む一連の処理の自動化を容易に図ることができる。
(3)スリーブ10およびマンドレル20に締結工具2のシャフト30およびソケット部材40を嵌め込み、クラッチ部材60がシャフト30の回転をソケット部材40に伝達可能な状態として、シャフト30を回転させることで、マンドレル20のドリル部21で締結対象に穴を開けるとともに、締結対象にスリーブ10を挿し入れることができる。そして、ハウジング50を軸方向Xに移動させることで、シャフト30からソケット部材40への回転の伝達を遮断する状態に遷移させ、シャフト30を回転させることで、マンドレル20のドリル部21をスリーブ10の胴部13に侵入させ、この胴部13の外径を拡大することができる。こうして、胴部13の外径を拡大することで締結対象を締結することができ、胴部13の外径を拡大させた後にマンドレル20の多角穴23からシャフト30を抜くことで、締結を完了することができる。したがって、上記(1)に記載の効果を奏することができる。
2 リベット用締結工具
10 スリーブ
10A 基端部
10B 先端部
11 多角頭部
12 フランジ部
13 胴部
14 雌ねじ部
20 マンドレル
20A 基端部
20B 先端部
21 ドリル部
22 雄ねじ部
23 多角穴
30 シャフト
31,32 多角棒部
40 ソケット部材
41 多角穴
42 傾斜端面
43 溝部
44 リング
50 ハウジング
51 クラッチ収容凹部
52 ソケット収容凹部
60 クラッチ部材
61 円板部
62 爪部
70 第1ピン
80 第2ピン
90 ばね部材
M1,M2 金属板(締結対象)
Claims (5)
- 中空のスリーブと、当該スリーブ内に嵌め込まれるマンドレルと、を備え、前記マンドレルが締結対象に穴を開け、前記スリーブが塑性変形して前記締結対象を締結するセルフドリリングリベットであって、
前記スリーブは、当該スリーブの基端部に設けられた多角頭部と、当該頭部に繋がるフランジ部と、当該フランジ部に繋がる胴部と、当該スリーブの内表面に形成された雌ねじ部とを有し、
前記マンドレルは、当該マンドレルの先端部に設けられたドリル部と、当該ドリル部に繋がる外表面に形成された雄ねじ部と、当該マンドレルの先端部の反対側端部である基端部の端面に形成された多角穴とを有し、
前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とが嵌め合わせられ、前記スリーブに対して前記マンドレルが回転することにより、前記ドリル部が前記胴部に侵入して当該胴部の外径が拡大する
ことを特徴とするセルフドリリングリベット。 - 前記雄ねじ部および前記雌ねじ部は、左ねじであることを特徴とする。
ことを特徴とする請求項1に記載のセルフドリリングリベット。 - 前記多角穴に所定以上の回転力が発生したとき、前記マンドレルの先端部の反対側端部である基端部の外径が拡大する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセルフドリリングリベット。 - 中空のスリーブと当該スリーブ内に嵌め込まれるマンドレルとを備えたセルフドリリングリベットを回転させ、前記マンドレルの先端部に設けられたドリル部で締結対象に穴を開け、前記スリーブに対して前記マンドレルを回転させることで前記ドリル部を前記スリーブの胴部に侵入させて、塑性変形した前記スリーブの胴部で前記締結対象を締結するリベット用締結工具であって、
前記マンドレルの先端部の反対側端部である基端部の端面に形成された多角穴に嵌め込まれるシャフトと、
前記スリーブの基端部に形成された多角頭部に嵌め込まれるソケット部材と、
前記シャフトの回転を前記ソケット部材に伝達可能なクラッチ部材と、
前記ソケット部材および前記クラッチ部材を収容するハウジングと、を備え、
前記ハウジングが前記シャフトに対して軸方向に移動することにより、前記クラッチ部材は、前記ハウジングを介して前記シャフトの回転を前記ソケット部材に伝達可能な状態から、前記シャフトから前記ソケット部材への回転の伝達を遮断する状態に遷移する
ことを特徴とするリベット用締結工具。 - 前記ソケット部材は、前記軸方向に延びた溝部を有し、
前記クラッチ部材は、前記シャフトに固定された円板部と、前記円板部から前記軸方向に突出した複数の爪部とを有し、
前記ハウジングには、前記複数の爪部の間に挿し込まれる第1ピンと、前記溝部に挿し込まれた第2ピンとが固定され、
前記第1ピンは、前記クラッチ部材の回転を前記ハウジングに伝達するとともに、前記第2ピンは、前記ハウジングの回転を前記ソケット部材に伝達する
ことを特徴とする請求項4に記載のリベット用締結工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016243942A JP6765673B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | セルフドリリングリベットおよびリベット用締結工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016243942A JP6765673B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | セルフドリリングリベットおよびリベット用締結工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018096506A true JP2018096506A (ja) | 2018-06-21 |
JP6765673B2 JP6765673B2 (ja) | 2020-10-07 |
Family
ID=62633385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016243942A Active JP6765673B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | セルフドリリングリベットおよびリベット用締結工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6765673B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD990301S1 (en) | 2020-08-07 | 2023-06-27 | Peri Se | Multi-head bolt |
US11788571B2 (en) | 2020-08-07 | 2023-10-17 | Peri Se | Multi-head bolt and fastener system |
-
2016
- 2016-12-16 JP JP2016243942A patent/JP6765673B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD990301S1 (en) | 2020-08-07 | 2023-06-27 | Peri Se | Multi-head bolt |
US11788571B2 (en) | 2020-08-07 | 2023-10-17 | Peri Se | Multi-head bolt and fastener system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6765673B2 (ja) | 2020-10-07 |
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