JP2018094532A - めっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法 - Google Patents

めっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 めっき廃液の種類にかかわらず一括でめっき廃液を処理することが可能であって、コンパクトでランニングコストを抑えることが可能なめっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法を提供すること。【解決手段】 複数種類のめっき廃液を混合めっき廃液として混合めっき廃液貯留槽10に貯留し、混合めっき廃液に石灰水供給部20から石灰水を供給して第1沈殿槽18で沈殿処理した後、凝集剤供給部25から凝集剤を供給して第2沈殿槽32にて沈殿処理を行い、オゾンばっ気処理槽34にてオゾンばっ気処理を行った後ばっ気処理槽36にてばっ気処理を行い、pH調整剤供給部40からpH調整剤を投入し、第3沈殿槽39にて沈殿処理を行った後不要物吸着処理部50を通過させた後の水を放流または装置内で再利用することを特徴とするめっき廃液処理装置100である。【選択図】図1

Description

本発明はめっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法に関し、より詳細には、複数種類のめっき廃液を一括処理することが可能なめっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法に関する。
めっき装置から排出されためっき廃液は、めっき廃液の種類に応じた廃液処理が施された後、河川等への放流やめっき装置内において再利用されている。従来技術におけるめっき廃液処理は、特許文献1〜3のようにめっき廃液の種類(シアン系廃液、クロム系廃液、重金属系廃液)に応じた廃液処理が行われている。
特開2013−123655号公報 特開2012−126843号公報 特開平10−277565号公報
このようにめっき廃液の種類に応じて個別に廃液処理が行われている現状においては、めっき廃液処理の工程が複雑になってしまうため、めっき廃液を処理するにあたっては広大な面積が必要になるという課題がある。また、めっき廃液を浄化処理する際には様々な薬品を使用することから、めっき廃液の浄化処理のランニングコストが嵩むと共に、薬品管理には専門家が必要であるため薬品の維持管理が煩雑である上に人為的なミスも生じ易いといった課題を有している。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは次のとおりである。すなわち、めっき廃液の種類にかかわらず一括でめっき廃液を処理することが可能であって、コンパクトでランニングコストを抑えることが可能なめっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。
すなわち、本発明は、複数種類のめっき廃液を混合めっき廃液として貯留する混合めっき廃液貯留槽と、前記混合めっき廃液貯留槽から所定量取り出された前記混合めっき廃液に対し、所定量の石灰水を供給する石灰水供給部と、前記混合めっき廃液貯留槽に連通し、前記混合めっき廃液と前記石灰水を混合する第1混合槽と、前記第1混合槽に連通し、前記混合めっき廃液に前記石灰水が混合された第1混合液を貯留して前記第1混合液内のフロックを沈殿させる第1沈殿槽と、前記第1沈殿槽から所定量取り出された前記第1混合液に対し、所定量の凝集剤を供給する凝集剤供給部と、前記第1沈殿槽に連通し、前記第1混合液に前記凝集剤が混合された第2混合液を貯留して前記第2混合液内のフロックを沈殿させる第2沈殿槽と、前記第2沈殿槽に連通し、前記第2沈殿槽から所定量取り出された前記第2混合液に対し、オゾンばっ気を行うオゾンばっ気処理槽と、前記オゾンばっ気処理槽に連通し、前記第2混合液をオゾンばっ気処理したオゾンばっ気処理後混合液に対してばっ気処理を行うばっ気処理槽と、前記ばっ気処理槽によりばっ気処理されたばっ気処理後混合液が所定のpH値になるようにpH調整剤を所定量供給するpH調整剤供給部と、前記ばっ気処理槽に連通し、前記ばっ気処理後混合液に前記pH調整剤が混合された第3混合液を貯留して前記第3混合液内のフロックを沈殿させる第3沈殿槽と、前記第3沈殿槽に連通し、前記第3混合液内の不要物を吸着処理する不要物吸着処理部と、前記不要物吸着処理部を通過した不要物吸着処理済水を貯留し、前記不要物吸着処理済水を放流または再利用する放流前水槽と、を具備することを特徴とするめっき廃液処理装置である。
これにより、従来は廃液の主成分に応じて個別に廃液処理をしていた複数種類のめっき廃液を一括で処理することができ、薬品の維持管理が容易になり、コンパクトでランニングコストを抑えることができると共に、人為的なミスをなくすことができるめっき廃液処理装置の提供が可能になる。
また、少なくとも前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽と、前記第2沈殿槽および前記第3沈殿槽と、前記放流前水槽のいずれかにはCOD計測手段が配設され、前記COD計測手段の配設箇所におけるCOD値が常時計測されていて、薬剤供給量算出部が、前記COD計測手段により計測された前記COD値に基づいて、前記石灰水供給部における前記石灰水の供給量および前記凝集剤供給部における前記凝集剤の供給量ならびに前記pH調整剤供給部における前記pH調整剤の供給量をそれぞれ算出していることが好ましい。
これにより、めっき廃液処理を行うにあたり使用する薬品量を自動的に算出することができるためより一層薬品の維持管理が容易になる。また、めっき廃液処理が適切に行われているか否かを客観的に判断することもできる。
また、前記不要物吸着処理部は、ゼオライトとの接触を行うゼオライト接触槽と、前記ゼオライト接触槽を通過させた後に活性炭に接触させる活性炭接触槽または前記ゼオライト接触槽を通過させた後に膜分離処理させる膜分離処理槽のうちのいずれか一方と、を有していることが好ましい。
これにより、吸着処理対象物に応じて不要物吸着処理部の構成を使い分けることができるため、より効果的なめっき廃液処理をすることが可能になる。
また、前記ゼオライト接触槽と、前記活性炭接触槽または前記膜分離処理槽は、前記第3沈殿槽の下流側に同一構成で複数系統配設されていて、前記第3沈殿槽と、一方または他方の前記ゼオライト接触槽への流入部との間には流路切替弁が配設されていることが好ましい。
これにより、不要物吸着除去部により除去された不要物が不要物吸着除去部に所定量たまった際において、新しい不要物吸着除去部への切り替えを即座に行うことができるため、段取り替え時においても廃液処理装置を連続的に運転させることが可能になる。
また、前記混合めっき廃液貯留槽と、前記石灰水供給部と、前記第1混合槽と、前記第1沈殿槽と、前記凝集剤供給部と、前記第2沈殿槽と、前記オゾンばっ気処理槽と、前記ばっ気処理槽と、前記pH調整剤供給部と、前記第3沈殿槽と、前記放流前水槽と、はいずれも複数系統配設されていることが好ましい。
これにより、めっき廃液処理装置に不具合が生じた場合であっても、他方の系統を用いて継続的にめっき廃液処理を行うことができる。
また、複数種類のめっき廃液を混合して混合めっき廃液貯留槽に貯留する混合めっき廃液貯留工程と、前記混合めっき廃液貯留槽から所定量取り出された前記混合めっき廃液に対し、所定量の石灰水を供給する石灰水供給工程と、前記混合めっき廃液に前記石灰水が混合された第1混合液を第1沈殿槽に貯留して前記第1混合液内のフロックを沈殿させる第1沈殿工程と、前記第1沈殿槽から所定量取り出された前記第1混合液に対し、所定量の凝集剤を供給する凝集剤供給工程と、前記第1混合液に前記凝集剤が混合された第2混合液を第2沈殿槽に貯留して前記第2混合液内のフロックを沈殿させる第2沈殿工程と、前記第2沈殿槽から所定量取り出された前記第2混合液をオゾンばっ気処理槽に貯留すると共に、オゾンばっ気を行うオゾンばっ気処理工程と、前記第2混合液をオゾンばっ気処理したオゾンばっ気処理後混合液をばっ気処理槽に貯留すると共にばっ気処理を行うばっ気処理工程と、前記ばっ気処理槽によりばっ気処理されたばっ気処理後混合液が所定のpH値になるようにpH調整剤を所定量供給するpH調整剤供給工程と、前記ばっ気処理後混合液に前記pH調整剤が混合された第3混合液を第3沈殿槽に貯留し、前記第3混合液内のフロックを沈殿させる第3沈殿工程と、前記第3混合液内の不要物を吸着処理する不要物吸着処理工程と、を実行することを特徴とするめっき廃液処理方法の発明もある。
これにより、従来は廃液の主成分に応じて個別に廃液処理をしていた複数種類のめっき廃液を一括で処理することができ、薬品の維持管理が容易になり、簡素な工程でランニングコストを抑えることができると共に、人為的なミスをなくすことができるめっき廃液処理方法を提供することができる。
また、少なくとも前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽および前記第2沈殿槽ならびに前記第3沈殿槽のいずれかにはCOD計測手段が配設され、前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽および前記第2沈殿槽ならびに前記第3沈殿槽におけるCOD値を常時計測するCOD計測工程と、前記石灰水供給工程と、前記凝集剤供給工程と、前記pH調整剤供給工程は、前記COD計測工程により計測された前記COD値に基づいて前記石灰水の供給量および前記凝集剤の供給量ならびに前記pH調整剤の供給量が薬剤供給量算出部により算出される薬剤供給量算出工程と、をさらに有していることが好ましい。
これにより、めっき廃液処理を行うにあたっての薬品使用量を自動的に算出することができると共に、めっき廃液処理が適切に行われているか否かを客観的に判断することができる。
また、前記不要物吸着処理工程は、前記第3混合液をゼオライト接触槽に通過させた後、活性炭接触槽または膜分離処理槽のうちいずれかを通過させた後、放流前水槽に貯留する工程であることが好ましい。
これにより、吸着処理対象物に応じて不要物吸着処理工程を使い分けることができるため、より効果的なめっき廃液処理をすることが可能になる。
本発明にかかるめっき廃液処理装置およびめっき廃液処理方法の構成を採用することにより、めっき廃液の種類にかかわらず一括でめっき廃液を処理することが可能であって、コンパクトな装置構成でランニングコストを抑えることが可能なめっき廃液処理装置を提供することができる。また、めっき廃液処理の各工程を簡素化することができるため、めっき廃液処理装置の維持管理や工程管理を容易にすることができる。このようにメッキは液処理をシンプルにすることができるため、使用する薬品の維持管理がようになるため、取り扱いが容易で、人為的ミスをなくすことも可能になる。
第1実施形態におけるめっき廃液処理装置の概略構成図である。 第1実施形態におけるめっき廃液処理装置を用いためっき廃液処理工程のフロー図である。 第2実施形態におけるめっき廃液処理装置の概略構成図である。 混合めっき廃液の原液の成分と、放流水成分の基準値と、処理水の成分の一覧図である。
以下、本発明にかかるめっき廃液処理装置とこれを用いためっき廃液処理方法の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1および図2により、本実施形態におけるめっき廃液処理装置100について説明する。めっき廃液処理装置100は、複数種類のめっき廃液を一括処理するため、複数種類のめっき廃液を混合した混合めっき廃液に石灰水および他の複数種類の薬剤を投入した後、オゾンばっ気処理と通常のばっ気処理を行った後、pH処理を行うと共に、臭気や浮遊物質に代表される不要物吸着処理を実行して得られた処理水を放流またはめっき廃液処理装置100内で再利用することを可能にした構成を具備する。
続いてめっき廃液処理装置100における各構成について説明する。
混合めっき廃液貯留槽10は、複数種類のめっき廃液を混合めっき廃液として貯留する(混合めっき廃液貯留工程)ものである。混合めっき廃液貯留槽10の内部には流量調整ポンプ12が配設されている。流量調整ポンプ12は混合めっき廃液貯留槽10から混合めっき廃液を所定量取り出して計量槽14に貯留させるものである。流量調整ポンプ12のオンオフ動作や混合めっき廃液貯留槽10からの汲み上げ容量(流量調整ポンプ12の出力)は、後述する動作制御部90により制御されている。
石灰水供給部20は、石灰水貯留容器21と攪拌機22と石灰水注入ポンプ23を有している。石灰水貯留容器21には動作制御部90によって石灰水貯留容器21内の石灰水濃度が予め設定された濃度になるように給水量および石灰投入量と、攪拌機22の動作がそれぞれ制御されている。また、動作制御部90は計量槽14から供給される混合めっき廃液の容量に応じた石灰水を石灰水貯留容器21から汲み出すよう石灰水注入ポンプ23の動作を制御している。このように計量槽14から供給された混合めっき廃液と石灰水貯留容器21から供給された石灰水(石灰水供給工程)は第1混合液として第1混合槽16に貯留される。
第1混合槽16には、第1混合液を貯留すると共に第1混合液内で生成されたフロックを沈殿処理するための第1沈殿槽18が連設されている(第1沈殿工程)。ここでは、第1混合槽16の底部に連通させた状態で第1沈殿槽18が配設されているので、第1混合槽16内におけるフロックの滞留を防止している。第1沈殿槽18においてフロックの沈殿処理がなされた第1混合液の上澄み液は、図示しない汲み上げポンプにより所定量が汲み上げられると共に第2混合槽30に供給される。
凝集剤供給部25は、凝集剤液貯留容器26と攪拌機27と凝集剤液注入ポンプ28を有している。凝集剤液貯留容器26には後述する動作制御部90によって凝集剤液貯留容器26内の凝集剤液濃度が予め設定された濃度になるように給水量および凝集剤投入量と、攪拌機27の動作がそれぞれ制御されている。凝集剤液に用いられる凝集剤としては、無機凝集剤および有機凝集剤ならびにこれらを組み合わせたものを使用することができる。無機凝集剤や有機凝集剤については公知であるためここでの詳細な説明は省略する。
また、動作制御部90は第1沈殿槽18から供給される所定量の第1混合液の上澄み液に応じた凝集剤液を凝集剤液貯留容器26から汲み出すよう凝集剤液注入ポンプ28の動作を制御している。このように第1沈殿槽18から供給された第1混合液の上澄み液と凝集剤液貯留容器26から供給された凝集剤液(凝集剤供給工程)は第2混合液として第2混合槽30で混合されることになる。
第2混合槽30には、第2混合液を貯留すると共に第2混合液内で生成されたフロックを沈殿処理するための第2沈殿槽32が連設されている。ここでは、第2混合槽30の底部に連通させた状態で第2沈殿槽32が配設されているので、第2混合槽30内におけるフロックの滞留を防止している。第2沈殿槽32内においてフロックの沈殿処理(第2沈殿工程)がなされた第2混合液の上澄み液は、図示しない汲み上げポンプによりオゾンばっ気処理槽34に所定量が供給される。
オゾンばっ気処理槽34にはオゾン供給部35が配設されている。ここでは酸素発生機35Aとオゾン生成機35Bとアドックス35Cによりオゾン供給部35を構成している。酸素発生機35Aは、PSA(Pressure Swing Adsorption)式の酸素濃縮機に代表される公知の構成を採用することができる。酸素発生機35Aの酸素排出部はオゾン生成機35Bの酸素取込部に接続されている。アドックス35Cは、オゾン生成機35Bにより生成されたオゾンをオゾンばっ気処理槽34に気泡として供給している(オゾンばっ気処理工程)。このようなオゾン供給部35は動作制御部90により各々のオンオフ動作や出力等が動作制御されている。
オゾンばっ気処理槽34の下流にはオゾンばっ気処理槽34に連通するばっ気処理槽36が配設されている。ばっ気処理槽36にはオゾンばっ気処理槽34において第2混合液をオゾンばっ気処理したオゾンばっ気処理後混合液が貯留されると共にエアレーション装置37により通常空気の泡が供給され(ばっ気処理工程)、ばっ気処理後混合液が得られる。エアレーション装置37のオンオフ動作やエアレーション装置37による供給空気量の調整(エアレーション装置37の出力)等に代表されるエアレーション装置37の動作は動作制御部90により制御されている。
ばっ気処理槽36の下流にはばっ気処理槽36に連通するpH調整槽38が配設されている。このpH調整槽38にはpH調整剤供給部40が連設されている。本実施形態におけるpH調整剤供給部40は、pH調整剤液を貯留するpH調整剤液貯留容器41と、pH調整剤液貯留容器41のpH調整剤液を撹拌する攪拌機42と、pH調整剤液貯留容器41内のpH調整剤液をpH調整槽38に注入する(pH調整剤供給工程)pH調整剤液注入ポンプ43を有している。pH調整剤供給部40は、pH調整剤液貯留容器41内のpH調整剤液の濃度が所定濃度になるようにpH調整剤液貯留容器41内へのpH調整剤および水の供給量が動作制御部90により制御されている。また、攪拌機42およびpH調整剤液注入ポンプ43の動作も動作制御部90により制御されている。このようにしてpH調整槽38内のばっ気処理後混合液は、動作制御部90およびpH調整剤供給部40によって所定のpH値に調整された第3混合液となるように処理されている。
pH調整槽38内の第3混合液は、pH調整槽38の底面に連通して配設された第3沈殿槽39に流入し、第3混合液内のフロックの沈殿処理(第3沈殿工程)が行われる。第3沈殿槽39に所定時間滞留させた第3混合液は、第3沈殿槽39に連通する不要物吸着処理部50を通過させる(不要物吸着処理工程)ことにより、臭気、色素、浮遊物質等に代表される不要物が吸着除去される。本実施形態における不要物吸着処理部50は、ゼオライト吸着体(図示せず)を多数収容したゼオライト接触槽51、活性炭吸着体(図示せず)を多数収容した活性炭接触槽52を有している。ゼオライト吸着体および活性炭吸着体は公知のものを使用することができるため、ここでの詳細な説明は省略する。
また、図1に示すように第3沈殿槽39に対し、同一構成の2系統の不要物吸着処理部50が接続されている。第3沈殿槽39から不要物吸着処理部50への流入部には流路切替弁39Aが配設されていて、第3沈殿槽39から第3混合液を流入させるべき不要物吸着処理部50が選択可能になっている。このように複数の不要物吸着処理部50を配設することにより、不要物吸着処理部50の不要物吸着処理性能が低下した場合には、第3混合液を流入させるべき任意の不要物吸着処理部50の系統を変更することができる。すなわち、本実施形態におけるめっき廃液処理装置100は、混合めっき廃液処理の運転を停止させることなく不要物吸着処理部50のメンテナンスを行うことができる点において好都合である。
不要物吸着処理部50を通過させた後の不要物吸着処理済水は、各々の不要物吸着処理部50の下流に連通させた放流前水槽60に貯留される。放流前水槽60には供給ポンプ61が配設されており、放流前水槽60に貯留されている不要物吸着処理済水を河川に放流したり、めっき廃液処理装置100内における溶媒や希釈水として再利用される。
汚泥貯留槽70は、第1沈殿槽18、第2沈殿槽32、オゾンばっ気処理槽34、ばっ気処理槽36、第3沈殿槽39のそれぞれに連通させた状態で配設されている。汚泥貯留槽70の内部には攪拌装置71および汚泥移送ポンプ72が配設されている。汚泥移送ポンプ72は、第1沈殿槽18、第2沈殿槽32、オゾンばっ気処理槽34、ばっ気処理槽36、第3沈殿槽39内の沈殿物や活性汚泥を汚泥貯留槽70に移送させるためのものである。汚泥移送ポンプ72のオンオフ動作および出力等に代表される汚泥移送ポンプ72の動作は、動作制御部90により制御されている。
汚泥貯留槽70に貯留された沈殿物や活性汚泥はフィルタープレス80により脱水処理がなされた後にスラッジとして処理場に等に搬出される。沈殿物や活性汚泥をフィルタープレス80により脱水処理した際に得られた脱水液は混合めっき廃液貯留槽10に供給される。
また、本実施形態におけるめっき廃液処理装置100には処理中の液体のCODを計測するためのCOD計測手段85が混合めっき廃液貯留槽10、計量槽14、第1混合槽16、第1沈殿槽18、第2混合槽30、第2沈殿槽32、オゾンばっ気処理槽34、ばっ気処理槽36、pH調整槽38、第3沈殿槽39、不要物吸着処理部50、放流前水槽60、汚泥貯留槽70に配設されている。COD計測手段85はめっき廃液処理装置100内の配設箇所における処理中の液体のCOD値を常時計測(COD計測工程)している。これらの計測値は動作制御部90に送信されている。
薬剤供給量算出部としての動作制御部90は、第1沈殿槽18のCOD計測値に基づいて、第1混合槽16に供給すべき混合めっき廃液および石灰水の容量をそれぞれ算出(薬剤供給量算出工程)し、動作制御部90が計量槽14からの混合めっき廃液の流入量と石灰水供給部20からの石灰水の供給量をそれぞれ制御している。また、薬剤供給量算出部としての動作制御部90は、第2沈殿槽32のCOD計測値に基づいて、第2混合槽30に供給すべき第1混合液および凝集剤液の容量をそれぞれ算出(薬剤供給量算出工程)し、動作制御部90が第1沈殿槽18からの第1混合液および凝集剤供給部25からの凝集剤液の供給量をそれぞれ制御している。さらに薬剤供給量算出部としての動作制御部90は、第3沈殿槽39のCOD計測値に基づいて、pH調整槽38に供給すべきばっ気処理後混合液およびpH調整剤液の容量をそれぞれ算出(薬剤供給量算出工程)し、動作制御部90がばっ気処理槽36からのばっ気処理後混合液およびpH調整剤供給部40からのpH調整剤液の供給量をそれぞれ制御している。
また、動作制御部90は、COD計測手段85から送信されたCOD計測値に基づいて、オゾンばっ気処理槽34におけるオゾンばっ気処理時間や、ばっ気処理槽36におけるばっ気処理時間の調整を行うこともできる。
(第2実施形態)
図3は第2実施形態におけるめっき廃液処理装置100の概略構成を示す。本実施形態においては、第1実施形態と同一の構成については、第1実施形態で用いた符号と同一の符号を付すことにより、個別の構成に対する詳細な説明を省略している。
本実施形態における不要物吸着処理部50は、ゼオライト吸着体(図示せず)を多数収容したゼオライト接触槽51と、膜分離処理槽53とにより構成されている点が特徴的である。膜分離処理槽53に用いられる膜分離手段54としては、精密ろ過膜(MF膜)または限外ろ過膜(UF膜)と称される公知のものを用いることができる。膜分離処理槽53には膜分離手段54の他に真空圧力計55、汚水引抜ポンプ56、流量計57が配設されているが、これらの構成は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
このように第3混合液に対してゼオライト吸着体への接触処理および膜分離手段による膜分離処理(ろ過処理)を行うことにより、めっき廃液処理装置100からの活性汚泥および浮遊物質の流出を防ぐことができる。また、放流前水に対する砂ろ過処理や消毒処理を省略することができる点においても好都合である。
以上に説明しためっき廃液処理装置100を用いて出願人がめっき廃液の処理を行ったところ、混合めっき廃液を適切に処理することができることが第3者の分析結果により明らかになった。混合めっき廃液の原液の成分と、放流水成分の基準値と、本実施形態におけるめっき廃液処理装置100を用いて処理を行った後の処理水の成分と、をそれぞれ図4に示す。
なお、本発明の技術的範囲は、以上に説明しためっき廃液処理装置100の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲における各種の改変を行うことができる。例えば、以上の実施形態においては、不要物吸着処理部50を第3沈殿槽39の下流側位置に2系統配設した形態について説明したが、不要物吸着処理部50は1系統または3系統以上配設することもできる。
また、混合めっき廃液貯留槽10、計量槽14、第1混合槽16、第1沈殿槽18、石灰水供給部20、凝集剤供給部25、第2混合槽30、第2沈殿槽32、オゾンばっ気処理槽34、オゾン供給部35、ばっ気処理槽36、pH調整槽38、第3沈殿槽39、pH調整剤供給部40についても2系統とし、一方の系統を通常用系統とし、他方の系統を非常用系統としておくこともできる。
そして以上に説明した変形例の他、実施形態において説明した変形例等を適宜組み合わせた形態を採用することも可能である。
10 混合めっき廃液貯留槽,12 流量調整ポンプ,
14 計量槽,16 第1混合槽,18 第1沈殿槽,
20 石灰水供給部,
21 石灰水貯留容器,22 攪拌機,23 石灰水注入ポンプ,
25 凝集剤供給部,
26 凝集剤液貯留容器,27 攪拌機,28 凝集剤液注入ポンプ,
30 第2混合槽,32 第2沈殿槽,
34 オゾンばっ気処理槽,
35 オゾン供給部,
35A 酸素発生機,35B オゾン生成機,35C アドックス,
36 ばっ気処理槽,37 エアレーション装置,
38 pH調整槽,
39 第3沈殿槽,39A 流路切替弁,
40 pH調整剤供給部,
41 pH調整剤液貯留容器,42 攪拌機,43 pH調整剤液注入ポンプ,
50 不要物吸着処理部,
51 ゼオライト接触槽,52 活性炭接触槽,53 膜分離処理槽,
54 膜分離手段,55 真空圧力計,56 汚水引抜ポンプ,57 流量計,
60 放流前水槽,61 供給ポンプ,
70 汚泥貯留槽,71 攪拌装置,72 汚泥移送ポンプ,
80 フィルタープレス,85 COD計測手段,
90 動作制御部,
100 めっき廃液処理装置

Claims (8)

  1. 複数種類のめっき廃液を混合めっき廃液として貯留する混合めっき廃液貯留槽と、
    前記混合めっき廃液貯留槽から所定量取り出された前記混合めっき廃液に対し、所定量の石灰水を供給する石灰水供給部と、
    前記混合めっき廃液貯留槽に連通し、前記混合めっき廃液と前記石灰水を混合する第1混合槽と、
    前記第1混合槽に連通し、前記混合めっき廃液に前記石灰水が混合された第1混合液を貯留して前記第1混合液内のフロックを沈殿させる第1沈殿槽と、
    前記第1沈殿槽から所定量取り出された前記第1混合液に対し、所定量の凝集剤を供給する凝集剤供給部と、
    前記第1沈殿槽に連通し、前記第1混合液に前記凝集剤が混合された第2混合液を貯留して前記第2混合液内のフロックを沈殿させる第2沈殿槽と、
    前記第2沈殿槽に連通し、前記第2沈殿槽から所定量取り出された前記第2混合液に対し、オゾンばっ気を行うオゾンばっ気処理槽と、
    前記オゾンばっ気処理槽に連通し、前記第2混合液をオゾンばっ気処理したオゾンばっ気処理後混合液に対してばっ気処理を行うばっ気処理槽と、
    前記ばっ気処理槽によりばっ気処理されたばっ気処理後混合液が所定のpH値になるようにpH調整剤を所定量供給するpH調整剤供給部と、
    前記ばっ気処理槽に連通し、前記ばっ気処理後混合液に前記pH調整剤が混合された第3混合液を貯留して前記第3混合液内のフロックを沈殿させる第3沈殿槽と、
    前記第3沈殿槽に連通し、前記第3混合液内の不要物を吸着処理する不要物吸着処理部と、
    前記不要物吸着処理部を通過した不要物吸着処理済水を貯留し、前記不要物吸着処理済水を放流または再利用する放流前水槽と、を具備することを特徴とするめっき廃液処理装置。
  2. 少なくとも前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽と、前記第2沈殿槽および前記第3沈殿槽と、前記放流前水槽のいずれかにはCOD計測手段が配設され、前記COD計測手段の配設箇所におけるCOD値が常時計測されていて、
    薬剤供給量算出部が、前記COD計測手段により計測された前記COD値に基づいて、前記石灰水供給部における前記石灰水の供給量および前記凝集剤供給部における前記凝集剤の供給量ならびに前記pH調整剤供給部における前記pH調整剤の供給量をそれぞれ算出していることを特徴とする請求項1記載のめっき廃液処理装置。
  3. 前記不要物吸着処理部は、ゼオライトとの接触を行うゼオライト接触槽と、
    前記ゼオライト接触槽を通過させた後に活性炭に接触させる活性炭接触槽または前記ゼオライト接触槽を通過させた後に膜分離処理させる膜分離処理槽のうちのいずれか一方と、を有していることを特徴とする請求項1または2記載のめっき廃液処理装置。
  4. 前記ゼオライト接触槽と、前記活性炭接触槽または前記膜分離処理槽は、前記第3沈殿槽の下流側に同一構成で複数系統配設されていて、
    前記第3沈殿槽と、一方または他方の前記ゼオライト接触槽への流入部との間には流路切替弁が配設されていることを特徴とする請求項3記載のめっき廃液処理装置。
  5. 前記混合めっき廃液貯留槽と、前記石灰水供給部と、前記第1混合槽と、前記第1沈殿槽と、前記凝集剤供給部と、前記第2沈殿槽と、前記オゾンばっ気処理槽と、前記ばっ気処理槽と、前記pH調整剤供給部と、前記第3沈殿槽と、前記放流前水槽と、はいずれも複数系統配設されていることを特徴とする請求項4記載のめっき廃液処理装置。
  6. 複数種類のめっき廃液を混合して混合めっき廃液貯留槽に貯留する混合めっき廃液貯留工程と、
    前記混合めっき廃液貯留槽から所定量取り出された前記混合めっき廃液に対し、所定量の石灰水を供給する石灰水供給工程と、
    前記混合めっき廃液に前記石灰水が混合された第1混合液を第1沈殿槽に貯留して前記第1混合液内のフロックを沈殿させる第1沈殿工程と、
    前記第1沈殿槽から所定量取り出された前記第1混合液に対し、所定量の凝集剤を供給する凝集剤供給工程と、
    前記第1混合液に前記凝集剤が混合された第2混合液を第2沈殿槽に貯留して前記第2混合液内のフロックを沈殿させる第2沈殿工程と、
    前記第2沈殿槽から所定量取り出された前記第2混合液をオゾンばっ気処理槽に貯留すると共に、オゾンばっ気を行うオゾンばっ気処理工程と、
    前記第2混合液をオゾンばっ気処理したオゾンばっ気処理後混合液をばっ気処理槽に貯留すると共にばっ気処理を行うばっ気処理工程と、
    前記ばっ気処理槽によりばっ気処理されたばっ気処理後混合液が所定のpH値になるようにpH調整剤を所定量供給するpH調整剤供給工程と、
    前記ばっ気処理後混合液に前記pH調整剤が混合された第3混合液を第3沈殿槽に貯留し、前記第3混合液内のフロックを沈殿させる第3沈殿工程と、
    前記第3混合液内の不要物を吸着処理する不要物吸着処理工程と、を実行することを特徴とするめっき廃液処理方法。
  7. 少なくとも前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽および前記第2沈殿槽ならびに前記第3沈殿槽のいずれかにはCOD計測手段が配設され、前記混合めっき廃液貯留槽と、前記第1沈殿槽および前記第2沈殿槽ならびに前記第3沈殿槽におけるCOD値を常時計測するCOD計測工程と、
    前記石灰水供給工程と、前記凝集剤供給工程と、前記pH調整剤供給工程は、前記COD計測工程により計測された前記COD値に基づいて前記石灰水の供給量および前記凝集剤の供給量ならびに前記pH調整剤の供給量が薬剤供給量算出部により算出される薬剤供給量算出工程と、をさらに有していることを特徴とする請求項6記載のめっき廃液処理方法。
  8. 前記不要物吸着処理工程は、
    前記第3混合液をゼオライト接触槽に通過させた後、活性炭接触槽または膜分離処理槽のうちいずれかを通過させた後、放流前水槽に貯留する工程であることを特徴とする請求項6または7記載のめっき廃液処理方法。
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CN112811658A (zh) * 2020-12-29 2021-05-18 江西挺进环保科技有限公司 一种电镀污水处理方法

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