JP2018094009A - 関節可動域測定装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】関節の可動域を簡便に測定する。【解決手段】関節可動域測定装置は、関節の可動域を測定する関節可動域測定装置であって、関節を含む像を撮像する撮像部と、撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、表示部に対する操作を検出する操作検出部と、操作検出部が検出する操作が示す表示部上の座標に基づいて、撮像部が撮像した画像に含まれる関節の可動域を算出する演算部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、関節可動域測定装置及びプログラムに関する。
従来、関節手術後などにおける回復の状況の確認や、リハビリテーションの効果を確認するため、関節の可動域を測定することが行われている。この関節の可動域を測定するための技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2016−80395号公報
しかしながら、上述のような従来技術においては、角度計を用いるため測定が煩雑であるという課題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、関節の可動域を簡便に測定することができる関節可動域測定装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態は、関節の可動域を測定する関節可動域測定装置であって、関節を含む像を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、前記表示部に対する操作を検出する操作検出部と、前記操作検出部が検出する前記操作が示す前記表示部上の座標に基づいて、前記撮像部が撮像した画像に含まれる関節の可動域を算出する演算部と、を備える関節可動域測定装置である。
本発明の一実施形態は、上述の関節可動域測定装置において、前記演算部は、前記操作検出部が検出する前記操作が示す前記座標の数が、関節の種類に応じた所定数に達した場合に、前記可動域を算出する。
本発明の一実施形態は、上述の関節可動域測定装置において、前記表示部は、前記撮像部が撮像した画像に含まれる関節の種類に応じた説明画像を表示する。
本発明の一実施形態は、上述の関節可動域測定装置において、前記表示部は、前記演算部が算出した前記可動域を示す画像を、前記撮像部が撮像した日付順に表示する。
関節の可動域を測定する関節可動域測定装置のコンピュータに、関節を含む像を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて撮像された画像を表示する表示ステップと、前記表示ステップにおいて表示される画像に対する操作を検出する操作検出ステップと、前記操作検出ステップにおいて検出される前記操作が示す座標に基づいて、前記撮像ステップにおいて撮像された画像に含まれる関節の可動域を算出する演算ステップと、を実行させるためのプログラム。
この発明によれば、関節の可動域を簡便に測定することができる関節可動域測定装置及びプログラムを提供することができる。
本実施形態の関節可動域測定装置の外観構成の一例を示す図である。 本実施形態の関節可動域測定装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態の演算部の動作の一例を示す図である。 本実施形態の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本実施形態の表示部に表示される測定結果の一例を示す図である。 本実施形態の表示部に表示される説明画像の一例を示す図である。
[実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。まず、図1及び図2を参照して、関節可動域測定装置1の構成について説明する。
図1は、本実施形態の関節可動域測定装置1の外観構成の一例を示す図である。
図2は、本実施形態の関節可動域測定装置1の機能構成の一例を示す図である。
関節可動域測定装置1は、制御装置10と、カメラ20と、タッチパネル30と、表示部40と、通信部50とを備える。この関節可動域測定装置1は、例えば、スマートホンやタブレットなどの可搬型コンピュータ装置であって、カメラ20によって撮像された画像に基づいて、関節の可動域を測定する。
なお、以下の説明において、関節の可動域を角度によって示す場合には、この可動域を可動域角度AGLとも記載する。また、以下の説明においては、関節可動域測定装置1が測定対象者の肘関節EJの可動域を測定する場合を一例にして説明するが、測定対象の関節は肘関節EJに限られない。例えば、関節可動域測定装置1は、肩関節、腰部の関節、脚部の関節など、各種の関節の可動域を測定することができる。また、この一例では、関節可動域測定装置1は、図1に示すようにベッドBD上の仰臥位の測定対象者を撮像するが、測定対象者の姿勢はこれに限られない。
測定対象者とは、例えば、肘関節EJの手術後の患者である。一般に、手術直後の肘関節EJは可動域角度AGLが比較的小さい。測定対象者がリハビリテーションを行うことにより、肘関節EJの可動域角度AGLが増加する。ある測定対象者についての可動域角度AGLの経時的変化を記録することにより、測定者は、術後の回復の状態やリハビリテーションの効果を把握することができる。測定者とは、例えば医師や理学療法士である。
カメラ20は、関節可動域測定装置1の周辺の像を撮像する。この一例において、測定対象者は、ベッドBD上仰臥位になって肘関節EJを曲げる。カメラ20は、この測定対象者の像を撮像する。
表示部40は、例えば液晶パネル(LCD:Liquid Crystal Display)を備えており、文字や画像を表示する。この表示部40は、カメラ20が撮像した画像IMGを表示する。測定者が、カメラ20を測定対象者に向けて撮像すると、表示部40には測定対象者の画像IMGが表示される。
この画像IMGには、測定対象者の頭部H、体幹B、上腕UA、下腕LA、及び肘関節EJのそれぞれの画像が含まれている。
タッチパネル30は、表示部40に対する操作を検出する。具体的には、タッチパネル30は、表示部40の液晶パネル上に、例えば抵抗膜式の接触座標検出センサ(不図示)を備えている。タッチパネル30は、測定者の指が表示部40に触れた場合に、触れられた座標を検出する。タッチパネル30は、検出した座標を示す座標情報を制御装置10に出力する。
通信部50は、制御装置10の制御に基づいて、他の装置との無線又は有線による通信を行う。通信部50は、可動域角度AGLの測定結果を、他の装置に送信する。ここでいう他の装置とは、例えば、病院において診療録(カルテ)を保存管理するサーバ装置である。
制御装置10は、演算部100と、記憶部110とを備える。記憶部110には、演算部100による演算に用いられるプログラム及び各種の情報が記憶される。また、記憶部110には、演算部100による演算結果が記憶される。
演算部100は、中央演算処理装置(CPU)を備えており、種々の演算を行う。具体的には、演算部100は、タッチパネル30が出力する座標情報に基づいて、可動域角度AGLを算出する。演算部100は、算出した可動域角度AGLを示す情報を表示部40及び通信部50に出力する。
[演算部100の動作]
次に、図3を参照して、演算部100の動作の一例について説明する。
図3は、本実施形態の演算部100の動作の一例を示す図である。
測定者は、タッチパネル30を操作して測定対象者IDを指示する。測定対象者IDとは、測定対象者を識別する識別子である。例えば、測定対象者Aさんの測定対象者IDとは、「01」である。演算部100は、測定対象者IDによって測定対象者を識別する。
(ステップS10)演算部100は、タッチパネル30の操作によって測定者から指示された測定対象者IDを取得する。演算部100は、取得した測定対象者IDを記憶部110に記憶させる。
(ステップS20)カメラ20は、測定対象者の肘関節EJを撮像して、肘関節EJの画像IMGを生成する。カメラ20は、生成した肘関節EJの画像IMGを演算部100に出力する。演算部100は、カメラ20が生成した肘関節EJの画像IMGを取得する。肘関節EJの画像IMGを、単に「画像IMG」又は「ひじ画像」とも記載する。演算部100は、取得した画像IMGを記憶部110に記憶させる。
(ステップS30)演算部100は、カメラ20から取得した画像IMGを表示部40に出力する。表示部40は、演算部100が出力する画像IMGを表示する。この表示部40に表示される画像IMGの一例を図4に示す。
図4は、本実施形態の表示部40に表示される画像IMGの一例を示す図である。表示部40には、測定対象者の頭部Hの画像及び体幹Bの画像とともに、上腕UAの画像及び下腕LAの画像が表示される。
(ステップS40)図3に戻り、演算部100は、説明画像GIの表示の要否を判定する。この説明画像GIとは、可動域角度AGLの測定方法を測定者に対して説明する画像である。説明画像GIを「ガイド画像」とも記載する。説明画像GIの詳細については後述する。
この一例の場合、演算部100は、「説明画像GIの表示の要否」を測定者に尋ねる画面を表示部40に表示する。測定者は、説明画像GIを表示するか否かを、タッチパネル30の操作によって演算部100に指示する。演算部100は、タッチパネル30に対する操作が説明画像GIの表示を要すると判定した場合(ステップS40;YES)には、処理をステップS50に進める。ステップS50及びステップS60の動作については後述する。
演算部100は、タッチパネル30に対する操作が説明画像GIの表示を要しないと判定した場合(ステップS40;NO)には、処理をステップS70に進める。
(ステップS70)測定者は、タッチパネル30を操作して、上腕UAの方向と、下腕LAの方向とを指示する。具体的には、測定者は、表示部40に表示される上腕UAの画像及び下腕LAの画像を参照しつつ、タッチパネル30上の位置のうち、上腕UAの方向を示す2点と、下腕LAの方向を示す2点とをタップすることにより指示する。
ここで、上腕UAの方向とは、直線L1の方向である。上腕UAの方向を示す2点とは、図4に示す点P1及び点P2である。点P1とは、上腕UAのうち、肩関節SJよりの点である。点P2とは、上腕UAのうち、肘関節EJよりの点である。すなわち、上腕UAの方向とは、点P1と点P2とを結ぶ直線L1の方向である。
また、下腕LAの方向とは、直線L2の方向である。下腕LAの方向を示す2点とは、図4に示す点P3及び点P4である。点P3とは、下腕LAのうち、肘関節EJよりの点である。点P4とは、下腕LAのうち橈骨手根関節WJよりの点である。すなわち、下腕LAの方向とは、点P3と点P4とを結ぶ直線L2の方向である。
(ステップS80)演算部100は、上述の点P1〜点P4の4点がタップ済みであるか否かを判定する。演算部100は、4点のうち少なくとも1点がタップ済みでないと判定する場合(ステップS80;NO)には、処理をステップS70に戻す。演算部100は、4点のすべてがタップ済みであると判定する場合(ステップS80;YES)には、処理をステップS90に進める。
(ステップS90)演算部100は、タップされた各点Pの座標に基づいて、肘関節EJの可動域角度AGLを算出する。具体的には、演算部100は、点P1の座標と点P2の座標とに基づいて、直線L1を算出する。演算部100は、点P3の座標と点P4の座標とに基づいて、直線L2を算出する。演算部100は、算出した直線L1と直線L2との交点の座標を算出し、交点周りの直線L1と直線L2とのなす角度(すなわち、可動域角度AGL)を算出する。
なお、上述したタップ済み判定のための「4点」とは、肘関節EJの可動域を測定する場合の一例であって、4点に限られない。演算部100は、測定対象の関節の種類に応じて、ステップS90に処理を進めるための条件を変更する。すなわち、演算部100は、タッチパネル30が検出する操作が示す座標の数が、関節の種類に応じた所定数に達した場合に、可動域角度AGLを算出する。
(ステップS100)演算部100は、測定日付及び測定時刻を取得する。関節可動域測定装置1は、カレンダー機能及び時計機能を備えており、現在の日付や時刻を算出可能である。演算部100は、これらカレンダー機能及び時計機能が算出する日付や時刻を、測定日付及び測定時刻として取得する。
(ステップS110)演算部100は、測定結果を記憶部110に記憶させて一連の処理を終了する。この測定結果には、ステップS10において取得された測定対象者ID、ステップS20において生成された肘関節EJの画像IMG、ステップS90において算出した可動域角度AGL、及びステップS100において取得する測定日付及び測定時刻が含まれる。すなわち演算部100は、測定対象者ID、肘関節EJの画像IMG、可動域角度AGL、測定日付、及び測定時刻を互いに関連付けて、記憶部110に記憶させる。
なお、ここでいう測定日付や測定時刻とは、カメラ20が測定対象者を撮像したタイミングを示してもよく、演算部100が測定結果を記憶部110に記憶させたタイミングを示してもよい。
[測定結果の表示]
演算部100は、記憶部110に記憶されている測定結果を、図5に示すように表示部40に表示させることができる。
図5は、本実施形態の表示部40に表示される測定結果の一例を示す図である。演算部100は、測定結果を、測定対象者毎かつ撮像日付順に並べて表示部40に表示する。具体的には、測定者がタッチパネル30を操作して測定対象者IDを指示すると、演算部100は、測定対象者IDに対応づけられている測定結果を記憶部110から読み出す。演算部100は、読み出した測定結果を、測定日付及び測定時刻順に並べて表示部40に表示する。
図5に示す一例では、演算部100は、3日分の測定結果を時系列に並べて表示部40に一覧表示する。例えば、表示部40には、Aさん(測定対象者ID:01)の測定結果が表示される。表示部40には、Aさんの測定対象者IDが、測定対象者表示欄UIDに表示される。また、表示部40には、測定日付「2016年10月1日」の肘関節EJの画像AI1及び角度「100度」を示す可動域角度画像AGLI1が表示される。また、表示部40には、測定日付「2016年11月1日」の肘関節EJの画像AI2及び角度「110度」を示す可動域角度画像AGLI2が表示される。測定日付「2016年12月1日」の肘関節EJの画像AI3及び角度「120度」を示す可動域角度画像AGLI3が表示される。このように演算部100によれば、可動域角度AGLの測定結果が表示部40に時系列に表示されるため、関節手術後などにおける回復の状況や、リハビリテーションの効果を容易に確認することができる。
なお、演算部100は、操作ボタン画像PAと、操作ボタン画像FTとを表示部40に表示する。演算部100は、操作ボタン画像PAがタップされたことをタッチパネル30によって検出すると、より古い測定日時の測定結果を表示部40に表示する。また、演算部100は、操作ボタン画像FTがタップされたことをタッチパネル30によって検出すると、より新しい測定日時の測定結果を表示する。
[説明画像GI]
次に、図6を参照して説明画像GIについて説明する。
図6は、本実施形態の表示部40に表示される説明画像GIの一例を示す図である。説明画像GIとは、上述したように、可動域角度AGLの測定方法を測定者に対して説明する画像である。この説明画像GIには、測定対象の関節の種類ごとに、可動域角度AGLの測定軸に関する知見が含まれている。この可動域角度AGLの測定軸に関する知見には、例えば、可動域角度AGLの測定基準軸(つまり、可動域角度AGL0[度]の方向)、関節の伸展や屈曲の方向などが含まれる。
具体的には、記憶部110には、測定対象の関節の種類ごとに、説明文章TXTと説明画像GIとが互いに関連付けられて記憶されている。例えば、記憶部110には、「上腕2点 下腕2点 をタップしてください。」とのテキスト情報が、肘関節EJの説明文章TXTとして記憶されている。また、記憶部110には、肘関節EJの可動域角度AGLを測定する場合にタッチパネル30のタップすべき位置としてのガイド点GP1〜GP4を示す画像が、説明画像GIとして記憶されている。
測定対象の関節を選択する選択ボタン画像SELに対する操作がタッチパネル30によって検出されると、演算部100は、記憶部110から測定対象の関節に対応する説明文章TXTと説明画像GIとを読み出す。演算部100は、読み出した説明文章TXTと説明画像GIとを表示部40に表示する。
[説明画像GIの変形例]
演算部100は、カメラ20によって撮像された画像IMGに重ねてガイド点GP1〜GP4を表示してもよい。この場合の演算部100の動作について、再び図3を参照して説明する。
(ステップS50)演算部100は、カメラ20によって撮像された画像IMGから肘関節EJの画像の座標を演算する。この座標演算には、既知の画像抽出手段や抽出された画像に対する座標演算手段が用いられる。
(ステップS60)演算部100は、記憶部110から説明画像GIを読み出すとともに、ステップS50において算出された肘関節EJの座標に基づいて、説明画像GIの表示位置を演算する。演算部100は、演算した表示位置に説明画像GIを表示する。
このように構成すれば、関節可動域測定装置1は、より具体的に可動域角度AGLを測定するための、タッチパネル30のタップ位置を提示することができる。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態の関節可動域測定装置1は、スマートホンなど可搬型の装置であるため、可動域角度AGLの測定のための持ち運びが容易であり、かつ測定作業が簡便である。
すなわち、従来技術によると、角度計などの器具を用いて可動域角度AGLを測定している。この従来技術の場合、可動域角度AGLのために角度計を持ち運ばなければならず、不便であった。また、この従来技術によると、測定対象者の測定部位に角度計を直接当てて測定しなければならず、角度計を持つために両手がふさがってしまう。このため、従来技術によると、可動域角度AGLの測定と、測定結果の記録とを同時に行うことができず、測定作業に手間がかかり面倒であるという問題があった。
一方、本実施形態の関節可動域測定装置1は、スマートホンなど可搬型の装置であるため、持ち運びが容易である。また、関節可動域測定装置1は、可動域角度AGLの測定作業と測定結果の記録とを1台の装置で行うことが可能であるため、測定作業が簡便である。
また、本実施形態の関節可動域測定装置1は、測定対象の関節の種類に応じた所定数に達した場合に、可動域角度AGLを算出する。このため関節可動域測定装置1は、測定者が不慣れで、タッチパネル30をタップする点の数が分からない場合であっても、正しく可動域角度AGLを算出することができる。
また、本実施形態の関節可動域測定装置1は、測定者が必要である場合に説明画像GIを表示する。このため関節可動域測定装置1は、測定者が不慣れであり、可動域角度AGLを測定すべき位置が分からない場合であっても、正しく可動域角度AGLを算出することができる。
つまり、本実施形態の関節可動域測定装置1によれば、関節の可動域を簡便に測定することができる。
また、本実施形態の関節可動域測定装置1は、表示部40に測定対象の関節の画像IMGを表示しつつ、タッチパネル30をタップすることにより可動域角度AGLを測定する。ここで、関節可動域測定装置1は、タッチパネル30のタップ座標位置に基づいて可動域角度AGLを算出している。関節可動域測定装置1は、可動域角度AGLの算出に画像IMGの情報を用いていない。
従来技術の一例として、カメラで撮像した関節の画像を画像処理することにより関節周囲の座標を算出して、この算出した座標に基づいて可動域の角度を求める技術が考えられる。
一方、関節可動域測定装置1は、画像IMGを表示する際に、画像IMGに含まれる関節の座標を算出せずに、可動域角度AGLを算出する。つまり、関節可動域測定装置1は、座標算出のための画像処理を行うことなく可動域角度AGLを算出することができる。このため、関節可動域測定装置1は、上述した従来技術の一例に比べて簡易なソフトウエアにより実現することができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上記の実施形態における各装置が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、各装置が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、各装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御部が備える各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1…関節可動域測定装置、10…制御装置、20…カメラ(撮像部)、30…タッチパネル(操作検出部)、40…表示部、50…通信部、100…演算部、110…記憶部
EJ…肘関節、GI…説明画像

Claims (5)

  1. 関節の可動域を測定する関節可動域測定装置であって、
    関節を含む像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対する操作を検出する操作検出部と、
    前記操作検出部が検出する前記操作が示す前記表示部上の座標に基づいて、前記撮像部が撮像した画像に含まれる関節の可動域を算出する演算部と、
    を備える関節可動域測定装置。
  2. 前記演算部は、
    前記操作検出部が検出する前記操作が示す前記座標の数が、関節の種類に応じた所定数に達した場合に、前記可動域を算出する
    請求項1に記載の関節可動域測定装置。
  3. 前記表示部は、
    前記撮像部が撮像した画像に含まれる関節の種類に応じた説明画像を表示する
    請求項1又は請求項2に記載の関節可動域測定装置。
  4. 前記表示部は、
    前記演算部が算出した前記可動域を示す画像を、前記撮像部が撮像した日付順に表示する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の関節可動域測定装置。
  5. 関節の可動域を測定する関節可動域測定装置のコンピュータに、
    関節を含む像を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにおいて撮像された画像を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示される画像に対する操作を検出する操作検出ステップと、
    前記操作検出ステップにおいて検出される前記操作が示す座標に基づいて、前記撮像ステップにおいて撮像された画像に含まれる関節の可動域を算出する演算ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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