JP2018093259A - 受信装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ受信機における番組の視聴可能状況に対応した番組情報を表示する。【解決手段】受信装置1は、テレビ受信機4に接続され、放送信号を受信する受信装置であって、受信装置1が受信する放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組表を取得するとともに、受信装置1が受信しない放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組表を取得する取得部151と、受信装置1が受信しない放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能である場合に、取得された第1番組表と、第2番組表とを統合した統合番組表を生成する生成部152と、生成された統合番組表をテレビ受信機4に表示させる表示制御部154と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置及び表示制御方法に関する。
ケーブルテレビでは、地上デジタル放送、BS放送、CS放送等の様々な放送の信号を受信可能な受信装置であるセットトップボックス(STB:Set Top Box)がユーザに貸与される(例えば、特許文献1参照)。STBは、テレビ受信機に接続した状態において、ユーザからリモートコントローラ(以下、リモコンともいう。)を介して操作を受け付けることにより、様々な番組や番組表等の番組情報をテレビ受信機に表示させることができる。
特開2015−70538号公報
ところで、4K・8K放送といった、従来のSTBでは対応していない放送が開始されている。このような放送に対応する番組表をユーザが確認するには、テレビ受信機のリモコンを操作する必要がある。したがって、ユーザは、CATVの有料放送の番組表を確認する場合には、STBのリモコンを操作し、4K・8K放送の番組表を確認する場合には、テレビ受信機のリモコンを操作することになり、ユーザの操作が煩雑になるという問題があった。
このような問題に対して、STBが、通信ネットワークを介して接続されるサーバ等から4K・8K放送の番組表を取得し、当該番組表と、STBが受信する放送信号から取得可能な番組表とを統合した統合番組表をテレビ受信機に表示させることが考えられる。
しかしながら、テレビ受信機が4K・8K放送に対応していない等の理由により、テレビ受信機が4K・8K放送に対応する番組を表示できない場合がある。この場合に、STBが統合番組表をテレビ受信機に表示させると、ユーザが4K・8K放送を視聴できないにもかかわらず、統合番組表に4K・8K放送の番組表が含まれてしまい、ユーザにとって不便であるという問題が発生してしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、テレビ受信機における番組の視聴可能状況に対応した番組情報を表示することができる受信装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る受信装置は、テレビ受信機に接続され、放送信号を受信する受信装置であって、前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組情報を取得する第1取得部と、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組情報を取得する第2取得部と、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能である場合に、取得された前記第1番組情報と、前記第2番組情報とを統合した統合番組情報を生成する生成部と、生成された前記統合番組情報を前記テレビ受信機に表示させる表示制御部と、を備える。
前記受信装置は、前記テレビ受信機から、前記テレビ受信機を識別する識別情報を取得する取得部をさらに備え、前記生成部は、取得された前記識別情報に基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成してもよい。
前記取得部は、前記識別情報と、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能か否かを示す情報とを関連付けた対応情報を取得し、前記生成部は、取得された前記識別情報と、前記対応情報とに基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する放送を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成してもよい。
前記受信装置は、前記受信装置のユーザの放送信号の受信に関する契約情報を取得する取得部をさらに備え、前記生成部は、取得された前記契約情報に基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成してもよい。
前記受信装置は、前記受信装置のユーザの放送信号の受信に関する契約情報を取得する取得部をさらに備え、前記生成部は、取得された前記契約情報に基づいて、前記ユーザが視聴可能な番組を特定し、特定した番組に対応する前記統合番組情報を生成してもよい。
前記生成部は、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組に、前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組と同じ番組が含まれている場合には、当該同じ番組の情報が重複しないように前記統合番組情報を生成してもよい。
前記第2取得部は、前記第2番組情報を管理する管理装置から前記第2番組情報を取得してもよい。
本発明の第2の態様に係る表示制御方法は、テレビ受信機に接続され、放送信号を受信する受信装置が実行する、前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組情報を取得するステップと、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組情報を取得するステップと、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能である場合に、取得された前記第1番組情報と、前記第2番組情報とを統合した統合番組情報を生成するステップと、生成された前記統合番組情報を前記テレビ受信機に表示させるステップと、を有する。
本発明によれば、テレビ受信機における番組の視聴可能状況に対応した番組情報を表示することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る受信システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係るリモコンの構成を示す図である。 第1実施形態に係る操作部の詳細な構成を示す図である。 第1実施形態に係る受信システムにおける初期設定に係る処理の流れを示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る4Kボタンが操作された場合のリモコンの処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係るリモコンがテレビ操作モードで動作する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る受信装置における番組表の生成に係る処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る受信装置及びリモコンにおける統合番組表の操作に係る処理の流れを示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る受信システムにおける初期設定に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[受信システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る受信システムSの概要を示す図である。受信システムSは、放送信号を受信する受信装置1と、受信装置1のリモートコントローラとしてのリモコン2とを備え、放送信号に対応する映像及び音声をテレビ受信機4に表示させるためのシステムである。
受信装置1は、例えば、ケーブルテレビ用のセットトップボックス(STB)である。受信装置1は、例えば、ケーブルテレビ事業者によって、ケーブルテレビを視聴するユーザに提供される。受信装置1は、同軸ケーブルCCを介して分波器3に接続されているとともに、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブルHCを介してテレビ受信機4に接続されている。分波器3は、ケーブルテレビ放送局から有線により放送信号を受信し、受信装置1が受信可能な第1周波数帯の放送信号を受信装置1に出力するとともに、受信装置1が受信しない第2周波数帯の放送信号をテレビ受信機4に出力する。
ここで、第1周波数帯の放送信号は、例えば、CATV有料放送に対応する放送信号である。また、第2周波数帯の放送信号は、例えば、4K放送に対応する放送信号である。なお、以下の説明では、第1周波数帯の放送信号を第1放送信号、第2周波数帯の放送信号を第2放送信号という。また、第1実施形態では、第2周波数帯の放送信号が、4K放送に対応する放送信号であることとしたが、これに限らず、8K放送に対応する放送信号や、テレビ受信機でのみ受信可能なIPTV信号、VOD(Video On Demand)サービスであってもよい。
受信装置1は、分波器3を介して、自身が受信可能な第1放送信号を受信し、当該第1放送信号に対応する映像信号及び音声信号をテレビ受信機4に出力する。また、受信装置1は、第1放送信号に含まれる、第1放送信号に対応する番組の番組表である第1番組表(第1番組情報)を取得する。受信装置1は、通信ネットワークNを介して番組表を提供する番組表サーバ5に接続されており、番組表サーバ5から、第2放送信号に対応する番組の番組表である第2番組表(第2番組情報)を取得する。受信装置1は、テレビ受信機4が、第2放送信号を表示可能である場合に、取得した番組表を統合した統合番組情報としての統合番組表を生成し、当該統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。
テレビ受信機4は、HDMIケーブルHCを介して受信装置1に接続されており、受信装置1から出力された映像信号及び音声信号に基づいて、映像及び音声を出力する。また、テレビ受信機4は、同軸ケーブルCCを介して分波器3に接続されており、分波器3から出力された第2放送信号に対応する映像及び音声を出力する。
リモコン2は、受信装置1とBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によって無線通信を行うことにより、受信装置1に各種操作情報を送信する。また、リモコン2には、赤外線信号等の、テレビ受信機4が受信可能な信号を発信する発信部が設けられている。また、リモコン2には、テレビ受信機4から出力される映像及び音声を、受信装置1が受信する第1放送信号に対応する映像及び音声から、第2放送信号に対応する映像及び音声に切り替えるためのボタンが設けられている。リモコン2は、当該ボタンが操作されると、テレビ受信機4から出力される映像及び音声を第2放送信号に対応する映像及び音声に切り替えるための情報を発信部に発信させる。テレビ受信機4は、リモコン2から発信された情報を受信すると、第2放送信号に対応する映像及び音声を出力する。
このようにすることで、受信システムSでは、テレビ受信機4に設けられた、HDMI−CECに対するメーカー独自の拡張機能を用いずに、受信装置1では対応していない放送をテレビ受信機4に表示させることができる。また、ユーザは、リモコン2のみを操作することで、第1放送信号に対応する映像及び音声、又は第2放送信号に対応する映像及び音声をテレビ受信機4に出力させることができる。さらに、受信システムSでは、テレビ受信機4への制御と、受信装置1への制御とを、リモコン2が適切に出し分けることにより、ユーザは受信装置1とテレビ受信機4のどちらを操作するかを意識することなく、あたかも1つの装置を利用しているかのような操作感で利用できる。
また、受信装置1は、統合番組表がテレビ受信機4に表示されている場合に、リモコン2から、統合番組表に含まれている番組を選択する操作を示す操作情報を受信する。受信装置1は、選択された番組が第1放送信号に対応している場合には、第1放送信号に基づいて選択された番組をテレビ受信機4に表示させる。受信装置1は、選択された番組が第2放送信号に対応している場合には、当該番組をテレビ受信機4に表示させるための指示情報をリモコン2に送信する。リモコン2は、発信部に受信装置1から受信した指示情報を発信させる。テレビ受信機4は、リモコン2から発信された指示情報を受信すると、選択された番組を表示させる。このようにすることで、受信システムSでは、番組の放送種別にかかわらず、統合番組表から選択された番組をテレビ受信機4に表示させることができる。
以下、受信装置1及びリモコン2の構成について説明する。
[受信装置1の構成例]
まず、受信装置1の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る受信装置1の構成を示す図である。受信装置1は、操作部11と、通信部12と、第2通信部としての無線通信部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
操作部11は、例えば、操作ボタンであり、ユーザの操作を受け付ける。
通信部12は、同軸ケーブルCCを介して、分波器3によって分波された第1放送信号を受信する。また、通信部12は、制御部15の制御により、HDMIケーブルを介してテレビ受信機4と通信を行う。また、通信部12は、LANやインターネット等の通信ネットワークを介して、外部機器と通信を行う。
無線通信部13は、Bluetooth等の近距離無線通信により、リモコン2と無線通信を行う。
記憶部14は、例えば、ROM、RAM及びハードディスク等により構成される。記憶部14は、番組表や、リモコン2の設定情報や、テレビ受信機4に関する情報等を記憶する。また、記憶部14は、受信装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。記憶部14は、受信装置1の制御部15を、取得部151、生成部152、選択部153、表示制御部154、特定部155、及び第2送信制御部156として機能させるための受信装置用プログラムを記憶する。
制御部15は、例えばCPUである。制御部15は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを実行することにより、受信装置1に係る機能を制御する。制御部15は、受信装置用プログラムを実行することにより、取得部151、生成部152、選択部153、表示制御部154、特定部155、及び第2送信制御部156として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[リモコン2の構成例]
続いて、リモコン2の構成について説明する。図3は、第1実施形態に係るリモコン2の構成を示す図である。リモコン2は、操作部21と、第1通信部としての無線通信部22と、発信部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
操作部21は、例えば、操作ボタンであり、ユーザから操作を受け付ける。図4は、第1実施形態に係る操作部21の詳細な構成を示す図である。図4に示すように、操作部21には、第1操作部としての4Kボタン211と、第2操作部としての共用ボタン212及びSTB専用ボタン213とが設けられている。
第2操作部として機能するボタンのうち、共用ボタン212は、例えば、音量調整ボタン、選局ボタン、上下左右ボタン、決定ボタン、番組表ボタン等である。共用ボタン212は、テレビ受信機4及び受信装置1のいずれかの操作を受け付ける第3操作部として機能する。STB専用ボタン213は、例えば、電源ボタン、ホームボタン、CS放送選択ボタンである。STB専用ボタン213は、受信装置1の操作を受け付ける第4操作部として機能する。
無線通信部22は、Bluetooth等の近距離無線通信により、受信装置1と無線通信を行う。
発信部23は、例えば、テレビ受信機4が受信可能な赤外線信号を発信する。ここで、発信部23は、テレビ受信機4が受信可能な形式で情報を発信する。
記憶部24は、例えば、ROM、RAM等により構成される。記憶部24は、受信装置1から受信したリモコン2の設定情報等を記憶する。また、記憶部24は、リモコン2を機能させるための各種プログラムを記憶する。
制御部25は、例えばCPUである。制御部25は、第1送信制御部251を備える。第1送信制御部251の機能の詳細については後述する。
[初期設定に係る処理の流れ]
続いて、受信システムSにおける処理の流れについて説明する。まず、受信システムSにおける初期設定に係る処理について説明する。図5は、第1実施形態に係る受信システムSにおける初期設定に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、受信装置1とリモコン2とが近距離無線通信のペアリングを行う(S10)。例えば、受信装置1の操作部11と、リモコン2の操作部21とのそれぞれが初期設定に係る所定操作を受け付けると、操作部11の無線通信部13と、リモコン2の無線通信部22とが近距離無線通信を行うことによりペアリングを行う。
続いて、受信装置1の取得部151は、HDMIケーブルHC及び通信部12を介して、テレビ受信機4から、テレビ受信機4に関する情報を取得する(S20)。具体的には、取得部151は、HDMI−CECを用いて、テレビ受信機4から、テレビ受信機4に関する情報として、テレビ受信機4のメーカー、型番、解像度、及びテレビ受信機4が対応可能なHDCP(High-Bandwidth Digital Content Protection)のバージョンを示す情報を取得する。
続いて、第2送信制御部156は、取得されたテレビ受信機4に関する情報に基づいて、受信装置1が受信しない第2放送信号をテレビ受信機4が受信可能か否かを示すテレビ受信機情報を生成する(S30)。例えば、第2送信制御部156は、テレビ受信機4のメーカーと、型番と、テレビ受信機4が第2放送信号を表示可能か否かを示す情報とを関連付けた対応情報を外部サーバ(不図示)から取得する。そして、第2送信制御部156は、当該対応情報と、テレビ受信機4に関する情報に含まれるメーカー及び型番とに基づいて、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能かつ表示可能か否かを判定する。第2送信制御部156は、当該判定結果に基づいて、テレビ受信機情報を生成する。
なお、第2送信制御部156は、テレビ受信機4に関する情報に含まれる解像度と、HDCPのバージョンとに基づいて、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能かつ表示可能か否かを判定し、当該判定結果に基づいて、テレビ受信機情報を生成してもよい。
続いて、第2送信制御部156は、取得されたテレビ受信機4に関する情報に基づいて、テレビ受信機4が受信可能な情報の形式を特定する(S40)。例えば、第2送信制御部156は、テレビ受信機4のメーカーと、型番と、リモコン2の赤外線信号が示す情報の形式とを関連付けた受信機別形式情報を外部サーバから取得する。第2送信制御部156は、当該受信機別形式情報を参照し、テレビ受信機4に関する情報に含まれるテレビ受信機4のメーカーと型番とに関連する情報の形式を特定する。第2送信制御部156は、特定した情報の形式を示す形式情報を記憶部14に記憶させる。
続いて、第2送信制御部156は、無線通信部13により、生成したテレビ受信機情報と、特定した情報の形式を示す形式情報とをリモコン2に送信する(S50)。
リモコン2の制御部25は、無線通信部22が、受信装置1からテレビ受信機情報と、形式情報とを受信すると、これらの情報を設定情報として記憶部24に記憶させる(S60)。S60に係る処理が終了すると、初期設定処理が終了する。
なお、テレビ受信機4は、多種多様なメーカーから販売されているテレビ受信機を想定しており、共用ボタン212として利用可能なキーは、テレビ受信機4の種別によって異なる。このため、リモコン2では、テレビ受信機4の種別に応じて、必要な共用ボタンを割り当てるようにしてもよい。例えば、受信機別形式情報に、リモコン2において共用ボタン212として用いられるボタンを識別するボタン識別情報(操作設定情報)を関連付けておく。そして、第2送信制御部156は、取得した受信機別形式情報に含まれているボタン識別情報に基づいて、リモコン2の共用ボタン212を設定してもよい。そして、第1送信制御部251は、ボタン識別情報に基づいて共用ボタン212を特定するようにしてもよい。このようにすることで、テレビ受信機4の機種ごとに適したボタンを共用ボタン212にすることができる。
[STB操作モードである場合の処理の流れ]
続いて、受信システムSにおいてリモコン2が操作された場合の処理について説明する。リモコン2は、操作モードとして、受信装置1を操作するモードであるSTB操作モードと、テレビ受信機4を操作するモードであるテレビ操作モードとを有している。まず、リモコン2の操作モードがSTB操作モードである場合の処理について説明する。
第1送信制御部251は、リモコン2の操作モードがSTB操作モードである場合に、操作部21により、第2放送信号に対応する放送を選択する操作とは異なる操作、すなわち、共用ボタン212又はSTB専用ボタン213の操作(第2操作)を受け付けると、無線通信部22に、操作されたボタンに対応する操作情報(第2操作を示す第2操作情報)を送信させる。
受信装置1の表示制御部154は、無線通信部13が第2操作情報を受信すると、第2操作に対応する画面を表示させる。例えば、第2操作がチャンネルを選択する操作である場合、表示制御部154は、通信部12が受信する第1放送信号から、選択されたチャンネルに対応する放送信号を抽出し、当該放送信号に基づいて映像信号及び音声信号を抽出する。表示制御部154は、抽出した映像信号及び音声信号を、通信部12及びHDMIケーブルHCを介してテレビ受信機4に出力することにより、当該映像信号及び音声信号に対応する映像及び音声をテレビ受信機4に表示させる。
また、表示制御部154は、第2操作が番組表ボタンの操作である場合、第1放送信号に対応する放送の番組表である第1番組表と、第2放送信号に対応する放送の番組表である第2番組表とを統合した統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。番組表の表示制御に関する詳細については後述する。
第1送信制御部251は、操作部21により、第2放送信号に対応する放送を選択する操作、すなわち、4Kボタン211の操作(第1操作)を受け付けると、発信部23に、4Kボタン211が操作されたことを示す第1操作情報を発信させる。ここで、第1送信制御部251は、記憶部24に記憶されている形式情報に基づいて、テレビ受信機4が受信可能な形式の第1操作情報を特定し、当該第1操作情報を発信部23に発信させる。
図6は、第1実施形態に係る4Kボタン211が操作された場合のリモコン2の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1送信制御部251は、4Kボタン211が操作されると、テレビ受信機4が第2放送信号に対応しているか否かを判定する(S110)。具体的には、第1送信制御部251は、4Kボタン211が操作されると、記憶部24に記憶されているテレビ受信機情報を参照し、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能か否かを判定する。第1送信制御部251は、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能と判定すると、S120に処理を移し、発信部23に第1操作情報を発信させる。
第1操作情報には、例えば、テレビ受信機4の入力切替を指示する情報と、4K放送に対応する1つのチャンネルを選択、又は最後に表示していた4K放送のチャンネル(ラストチャンネル)を表示するチャンネル選択情報とが含まれている。テレビ受信機4は、第1操作情報を受信すると、表示する画面を、テレビ受信機4が受信する放送信号に基づく映像を出力する画面に切り替えるとともに、選択された4K放送のチャンネルに対応する映像及び音声を出力する。
続いて、第1送信制御部251は、リモコン2の操作モードをSTB操作モードからテレビ操作モードに切り替える(S130)。
また、第1送信制御部251は、S110において、テレビ受信機4が第2放送信号を受信しないと判定すると、S140に処理を移し、無線通信部22により、テレビ受信機4が当該放送信号を受信しないことを示すエラー情報を受信装置1に送信させる。受信装置1の表示制御部154は、無線通信部13がエラー情報を受信すると、テレビ受信機4が4K放送に対応していない旨を示す情報をテレビ受信機4に表示させる。このようにすることで、ユーザは、テレビ受信機4が4K放送に対応していないことを把握することができる。
[テレビ操作モードである場合の処理の流れ]
続いて、リモコン2の操作モードがテレビ操作モードである場合の処理について説明する。第1送信制御部251は、発信部23に第1操作情報を発信させ、リモコン2の操作モードをテレビ操作モードに切り替えた後に、操作部21により、第2操作に対応する複数の操作のうち、一部の操作である第3操作を受け付けると、発信部23に第3操作を示す第3操作情報を発信させ、第2操作に対応する複数の操作のうち、当該一部の操作とは異なる操作である第4操作を受け付けると、無線通信部22に第4操作を示す第4操作情報を送信させる。
図7は、第1実施形態に係るリモコン2がテレビ操作モードで動作する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1送信制御部251は、STB専用ボタン213が操作されたか否かを判定する(S210)。第1送信制御部251は、STB専用ボタン213が操作されたと判定すると、S220に処理を移し、STB専用ボタン213が操作されていないと判定すると、S240に処理を移す。
S220において、第1送信制御部251は、第2操作に対応する複数の操作のうち、STB専用ボタン213の操作(第4操作)を受け付けると、無線通信部22により、操作されたSTB専用ボタン213に対応する操作情報(第4操作情報)を受信装置1に送信する。受信装置1の表示制御部154は、無線通信部13が第4操作情報を受信すると、テレビ受信機4に、操作されたSTB専用ボタン213に対応する画面を表示させる。
続いて、第1送信制御部251は、リモコン2の操作モードを、テレビ操作モードからSTB操作モードに切り替える(S230)。このように、リモコン2の操作モードが、テレビ操作モードからSTB操作モードに切り替わることから、第1送信制御部251は、無線通信部22に第4操作情報を送信させた後に、第3操作としての共用ボタン212を受け付けると、無線通信部22に第3操作情報を送信させる。よって、ユーザは、リモコン2によるテレビ受信機4の操作と、受信装置1の操作とを容易に切り替えることができる。
なお、第1送信制御部251は、STB専用ボタン213のうち、電源ボタンが押下されると、リモコン2の操作モードを、テレビ操作モードからSTB操作モードに切り替えた後、無線通信部22により、電源ボタンが押下されたことを示す操作情報を受信装置1に送信する。
第1送信制御部251は、S210においてSTB専用ボタン213が操作されていないと判定すると、共用ボタン212が操作されたか否かを判定する(S240)。第1送信制御部251は、共用ボタン212が操作されたと判定すると、S250に処理を移し、共用ボタン212が操作されていないと判定すると、S210に処理を移す。
S250において、第1送信制御部251は、共用ボタン212に対応する操作情報(第3操作情報)を発信部23に発信させる。ここで、第1送信制御部251は、記憶部24に記憶されている形式情報に基づいて、テレビ受信機4が受信可能な形式の第3操作情報を特定し、当該第3操作情報を発信部23に発信させる。テレビ受信機4は、第3操作情報を受信すると、第3操作情報に基づく映像及び音声を出力する。
[番組表の生成]
受信装置1は、第2放送信号に対応する番組の映像をテレビ受信機4が表示可能である場合に、統合番組表をテレビ受信機4に表示させるために、統合番組表を所定時間おきに生成する。以下に、番組表の生成に係る受信装置1の機能についてフローチャートを参照しながら説明する。
図8は、第1実施形態に係る受信装置1における番組表の生成に係る処理の流れを示すフローチャートである。
まず、受信装置1の取得部151は、第1取得部として機能し、第1放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組表を取得する(S310)。例えば、取得部151は、所定時間おきに第1放送信号に含まれている電子番組表情報(電子番組表:Electronic Program Guide)を第1番組表として取得する。取得部151は、取得した第1番組表を記憶部14に記憶させる。取得部151は、第1番組表が記憶部14に既に記憶されている場合には、記憶部14に記憶されている第1番組表を、取得した第1番組表に更新する。
続いて、取得部151は、第2取得部として機能し、第2放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組表を取得する(S320)。具体的には、取得部151は、通信部12を介して、通信ネットワークNに接続され、番組表を管理する番組表サーバ5から第2番組表を取得する。取得部151は、取得した第2番組表を記憶部14に記憶させる。取得部151は、第2番組表が記憶部14に既に記憶されている場合には、記憶部14に記憶されている第2番組表を、取得した第2番組表に更新する。
続いて、生成部152は、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能かつ表示可能か否かを示すテレビ受信機情報に基づいて、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能か否かを判定する(S330)。生成部152は、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能と判定すると、S340に処理を移し、統合番組表を生成する。
続いて、生成部152は、生成した統合番組表を記憶部14に記憶させる(S350)。生成部152は、統合番組表が記憶部14に既に記憶されている場合には、記憶部14に記憶されている統合番組表を、取得した統合番組表に更新する。
なお、取得部151は、テレビ受信機4から、テレビ受信機4のユーザの契約情報を取得したり、通信ネットワークNに接続され、受信装置1のユーザの放送信号の受信に関する契約情報を管理する契約管理装置(不図示)から、テレビ受信機4のユーザの契約情報を取得したりしてもよい。そして、生成部152は、取得された契約情報に基づいて、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能と判定すると、統合番組表を生成してもよい。また、生成部152は、取得された契約情報に基づいて、ユーザが視聴可能な番組を特定し、第1番組表及び第2番組表に含まれる番組の情報のうち、ユーザが視聴可能な番組に対応する番組の情報を統合して統合番組表を生成してもよい。
このようにすることで、受信装置1は、ユーザが視聴することができない番組に対応する番組表をテレビ受信機4に表示させないようにすることができる。これにより、ユーザは、番組表において自身が視聴できない番組の情報を見ることなく番組を選択することができる。
また、受信装置1の記憶部14は、ユーザとケーブルテレビ事業者との契約情報を記憶してもよい。当該契約情報には、受信装置1が設置されている地域を示す地域情報や、チャンネルの割当に関する情報が含まれている。取得部151は、番組表サーバ5に契約情報を送信し、番組表サーバ5から、当該契約情報に基づく統合番組表を取得してもよい。
この場合、取得部151は、記憶部14に記憶されている契約情報と、テレビ受信機4の型番とを含み、番組表の取得を要求する取得要求情報を、番組表サーバ5に送信する。番組表サーバ5は、地域情報と、型番と、統合番組表とを関連付けて記憶している。番組表サーバ5は、取得要求情報を受信すると、当該情報に含まれている契約情報と、型番とに関連付けられている統合番組表を特定する。番組表サーバ5は、特定した統合番組表を受信装置1に送信する。受信装置1の取得部151は、番組表サーバ5から統合番組表を受信する。
また、生成部152は、第2番組表に対応する番組に、第1番組表に対応する番組と同じ番組であって同じ時間に放送される番組が含まれている場合には、当該番組の情報が重複しないように統合番組表を生成してもよい。例えば、生成部152は、第1番組表に含まれている番組の情報としての番組名や番組説明情報と、第2番組表に含まれている番組名や番組説明情報とに基づいて、同一の番組を特定する。そして、生成部152は、複数の同一の番組のいずれかが含まれる統合番組表を生成する。このようにすることで、受信装置1は、統合番組表において同じ時間に放送される同じ番組が重複表示されることを防止することができる。
ここで、生成部152は、同一の番組を特定した場合には、第1番組表に含まれている当該同一の番組に対応する番組の情報が含まれないように統合番組表を生成してもよい。第2放送信号に対応する映像は、第1放送信号の映像に比べて高画質であることから、同一の番組が放送される場合には、ユーザは、高画質の映像で番組を視聴することができる。
[番組表の表示]
受信装置1は、STB操作モードにおいて番組表ボタンが操作されると、番組表をテレビ受信機4に表示させる。
具体的には、表示制御部154は、STB操作モードで動作している場合において、リモコン2の番組表ボタンが操作されると、記憶部14に統合番組表が記憶されているか否かを判定する。
表示制御部154は、記憶部14に統合番組表が記憶されていると判定すると、当該統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。また、表示制御部154は、記憶部14に統合番組表が記憶されていないと判定すると、記憶部14に記憶されている第1番組表をテレビ受信機4に表示させる。
このようにすることで、受信装置1は、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示することができる場合にのみ統合番組表を表示させることができる。
[番組表の操作]
続いて、受信システムSにおける統合番組表の操作に係る処理について説明する。ユーザは、リモコン2を介して統合番組表を操作することができる。以下に、統合番組表の操作に係る受信装置1及びリモコン2に係る処理について説明する。
図9は、第1実施形態に係る受信装置1及びリモコン2における統合番組表の操作に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、リモコン2の第1送信制御部251は、ユーザから操作を受け付けると、操作情報を受信装置1に送信する(S410)。受信装置1の無線通信部13は、操作情報を受信する。
選択部153は、無線通信部13がリモコン2から受信する操作情報に基づいて、統合番組表に含まれている、第1放送信号に対応する番組、及び第2放送信号に対応する番組のいずれかを表示対象の番組として選択する(S420)。
表示制御部154は、選択された番組が、第1放送信号に対応する番組か否かを判定する(S430)。表示制御部154は、第1放送信号に対応する番組であると判定すると、S440に処理を移し、テレビ受信機4に、第1放送信号に対応する番組の映像を表示させる。例えば、表示制御部154は、選択された番組が、第1放送信号に対応する番組であり、現在放送されている番組である場合、当該番組が放送されているチャンネルを特定し、テレビ受信機4に、当該チャンネルに対応する映像を表示させる。また、表示制御部154は、選択された番組が、第1放送信号に対応する番組であり、現在放送されていない番組である場合、テレビ受信機4に、当該番組の詳細情報を表示させる。
選択された番組が第1放送信号に対応する番組ではないと表示制御部154が判定すると、選択された番組は、第2放送信号に対応する番組となる。特定部155は、選択された番組が第2放送信号に対応する番組である場合に、テレビ受信機4に当該番組に対応する映像を表示させるための指示情報を特定する(S450)。例えば、特定部155は、選択された番組が第2放送信号に対応する番組であり、現在放送されている番組である場合、当該番組に対応するチャンネルを識別するチャンネル識別情報を特定する。そして、特定部155は、指示情報として、テレビ受信機4が表示されている映像を、特定されたチャンネルに切り替えるための情報を生成する。
具体的には、特定部155は、特定されたチャンネル識別情報と、初期設定において機器識別情報に基づいて特定されたリモコン2の赤外線信号が示す情報の形式とに基づいて指示情報を特定する。指示情報には、例えば、テレビ受信機4の入力切替を指示する情報と、4K放送に対応する1つのチャンネルを選択するチャンネル選択情報とが含まれている。
なお、特定部155は、チャンネル識別情報と、機器識別情報と、指示情報とを関連付けて記憶する外部サーバに、特定されたチャンネル識別情報と、初期設定において取得された機器識別情報とを送信し、当該外部サーバから、当該チャンネル識別情報と、当該機器識別情報とに関連付けられている指示情報を受信することにより、指示情報を特定してもよい。このようにすることで、受信装置1は、指示情報を記憶していない場合であっても指示情報を特定することができる。
第2送信制御部156は、無線通信部13により、特定された指示情報をリモコン2に送信する(S460)。
リモコン2の第1送信制御部251は、操作情報の送信後に、無線通信部22が指示情報を受信すると、発信部23に当該指示情報を発信させる(S470)。テレビ受信機4は、指示情報を受信すると、当該指示情報に基づいて、表示する画面を、テレビ受信機4が受信する放送信号に基づく映像を出力する画面に切り替えるとともに、選択された4K放送のチャンネルに対応する映像及び音声を出力する。
ここで、受信装置1の取得部151は、第3取得部として機能し、無線通信部13が指示情報を送信した後に、テレビ受信機4から、テレビ受信機4に表示されている画面の状態を示す情報を取得してもよい。そして、第2送信制御部156が、画面の状態が、受信装置1によって画面が表示されている状態である第1状態を示している場合に、無線通信部13に、指示情報を再送させるようにしてもよい。このようにすることで、受信装置1は、リモコン2から発信された指示情報をテレビ受信機4が受信できなかった場合に、リモコン2に当該指示情報を再発信させることができる。
また、表示制御部154は、第2送信制御部156が指示情報を送信した後に、画面の状態が第1状態を示している場合に、テレビ受信機4が指示情報を受信していない旨を示す情報をテレビ受信機4に表示させるようにしてもよい。また、表示制御部154は、指示情報が再送された後に、画面の状態が第1状態を示している場合に、テレビ受信機4が指示情報を受信していない旨を示す情報をテレビ受信機4に表示させるようにしてもよい。このようにすることで、受信装置1は、リモコン2から発信された指示情報をテレビ受信機4が受信できず、テレビ受信機4の表示が切り替わっていないことを、ユーザに通知することができる。
[第1実施形態における効果]
以上のとおり、第1実施形態に係る受信システムSにおいて、受信装置1は、受信装置1が受信する第1放送信号に対応する第1番組表を取得するとともに、受信装置1が受信しない第2放送信号に対応する第2番組表を取得し、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能である場合に、取得された第1番組表と、第2番組表とを統合した統合番組表を生成し、生成された統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。
このようにすることで、受信装置1は、テレビ受信機4における番組の視聴可能状況に対応した番組情報を表示することができる。また、受信装置1は、第2放送信号に対応する番組をテレビ受信機4が表示可能である場合に、統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。これにより、ユーザは、第1放送信号に対応する番組の情報と、受信装置1が受信しない第2放送信号に対応する番組の情報とを統合番組表によって一度に確認することができる。
また、受信装置1は、統合番組表をテレビ受信機4に表示させ、無線通信部13が受信した操作情報が第1放送信号に対応する番組に対応している場合に、テレビ受信機4に第1放送信号に対応する番組に対応する映像を表示させ、無線通信部13が受信した操作情報が第2放送信号に対応する番組に対応している場合に、テレビ受信機4が第2放送信号に対応する番組に対応する映像を表示させるための指示情報を無線通信部13に送信させる。そして、リモコン2は、操作情報の送信後に、指示情報を受信すると、指示情報を発信する。このようにすることで、受信装置1は、番組の放送種別にかかわらず、統合番組表から選択された番組をテレビ受信機4に表示させることができる。
<第2実施形態>
[4K放送を受信可能な第2受信装置をリモコン2によって操作可能とする]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態において、テレビ受信機4が第2放送信号を受信可能であるものとして説明したが、テレビ受信機4が第2放送信号を受信できない機種である場合もある。テレビ受信機4が第2放送信号に対応する映像及び音声を出力するには、第2放送信号を受信可能な第2受信装置をテレビ受信機4に接続する必要がある。
しかしながら、第2受信装置を用いて第2放送信号に対応する映像及び音声をテレビ受信機4に出力させる場合には、第2受信装置のリモコンを操作する必要がある。このため、ユーザは、第1放送信号に対応する放送を視聴する場合には受信装置1のリモコン2を操作し、第2放送信号に対応する放送を視聴する場合には第2受信装置のリモコンを操作することとなり、視聴操作が煩雑になってしまう。第2実施形態では、リモコン2が、第2受信装置を操作可能とする点で第1実施形態と異なる。以下に、第2実施形態に係る受信システムSについて説明する。なお、本実施形態において、第2受信装置は、テレビ受信機4と同様に赤外線信号を受信可能であるものとする。また、発信部23は、第2受信装置が受信可能な形式で情報を発信可能であるものとする。
[初期設定に係る処理の流れ]
図10は、本実施形態に係る受信システムSにおける初期設定に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、受信装置1とリモコン2とが近距離無線通信のペアリングを行う(S510)。S510に係る処理は、第1実施形態におけるS10に係る処理と同じであるので説明を省略する。
続いて、受信装置1の取得部151は、HDMIケーブルHC及び通信部12を介して、テレビ受信機4から、テレビ受信機4に関する情報を取得するとともに、第2受信装置に関する情報を取得する(S520、S521)。具体的には、取得部151は、HDMI−CECを用いて、テレビ受信機4から、テレビ受信機4に関する情報として、テレビ受信機4のメーカー、型番、解像度、及びテレビ受信機4が対応可能なHDCPのバージョンを示す情報を取得する。また、取得部151は、HDMI−CECを用いて、テレビ受信機4から、第2受信装置に関する情報として、テレビ受信機4に接続されている外部機器の識別情報を取得する。
続いて、第2送信制御部156は、取得されたテレビ受信機4に関する情報と、第2受信装置に関する情報とに基づいて、受信装置1が受信しない第2放送信号に対応する映像及び音声をテレビ受信機4が出力可能か否かを示すテレビ受信機情報を生成する(S530)。
例えば、第2送信制御部156は、テレビ受信機4に関する情報に含まれる解像度と、HDCPのバージョンとに基づいて、テレビ受信機4が第2放送信号に対応する映像及び音声を出力可能か否かを判定する。また、第2送信制御部156は、テレビ受信機4又は第2受信装置のメーカーと、型番と、リモコン2の赤外線信号が示す情報の形式とを関連付けた受信機別形式情報を外部サーバから取得し、当該受信機別形式情報と、テレビ受信機4に接続されている外部機器の識別情報とに基づいて、テレビ受信機4に第2受信装置が接続されているか否かを判定する。第2送信制御部156は、当該判定結果に基づいて、テレビ受信機情報を生成する。
続いて、第2送信制御部156は、取得されたテレビ受信機4に関する情報に基づいて、テレビ受信機4又は第2受信装置が受信可能な情報の形式を特定する(S540)。例えば、第2送信制御部156は、S530において取得した受信機別形式情報を参照し、テレビ受信機4又は第2受信装置に対応する情報の形式を特定する。
S550及びS560に係る処理は、第1実施形態に係るS50及びS60に係る処理と同じであるので、説明を省略する。
[番組表の生成・表示]
続いて、受信装置1における番組表の生成及び番組表の表示に係る処理について説明する。
生成部152は、第2放送信号に対応する番組の映像をテレビ受信機4又は第2受信装置が表示可能である場合に、統合番組表をテレビ受信機4に表示させるために、統合番組表を所定時間おきに生成する。
表示制御部154は、第2放送信号に対応する番組の映像をテレビ受信機4又は第2受信装置が表示可能である場合にSTB操作モードにおいて番組表ボタンが操作されると、統合番組表をテレビ受信機4に表示させる。
[番組表の操作]
続いて、受信装置1及びリモコン2における番組表の操作に係る処理について説明する。
選択部153は、無線通信部13がリモコン2から受信する操作情報に基づいて、統合番組表に含まれている、第1放送信号に対応する番組、及び第2放送信号に対応する番組のいずれかを表示対象の番組として選択する。
特定部155は、選択された番組が第2放送信号に対応する番組である場合に、テレビ受信機4に当該番組に対応する映像を表示させるための指示情報を特定する。例えば、特定部155は、選択された番組が第2放送信号に対応する番組であり、現在放送されている番組である場合、当該番組に対応するチャンネルを識別するチャンネル識別情報を特定する。特定部155は、特定されたチャンネル識別情報と、初期設定において機器識別情報に基づいて特定されたリモコン2の赤外線信号が示す情報の形式とに基づいて指示情報を特定する。指示情報には、例えば、テレビ受信機4の入力切替を指示する情報と、4K放送に対応する1つのチャンネルを選択するチャンネル選択情報とが含まれている。
第2送信制御部156は、特定された指示情報を無線通信部13に送信させることにより、当該指示情報をリモコン2に送信する。
リモコン2の第1送信制御部251は、操作情報の送信後に、無線通信部22が指示情報を受信すると、発信部23に当該指示情報を発信させる。テレビ受信機4及び第2受信装置が指示情報を受信したとすると、テレビ受信機4は、当該指示情報に基づいて、表示する画面を、テレビ受信機4が受信する放送信号に基づく映像を出力する画面に切り替える。また、第2受信装置は、当該指示情報に基づいて、テレビ受信機4が表示する画面を、選択された4K放送のチャンネルに対応する映像に切り替える。
[第2実施形態における効果]
以上のとおり、第2実施形態に係る受信システムSでは、テレビ受信機4に第2受信装置が接続されている場合、初期設定処理が完了すると、リモコン2によって第2受信装置を操作することが可能になる。そして、受信装置1は、統合番組表において第2放送信号に対応する番組が選択されると、テレビ受信機4に当該番組に対応する映像を表示させるための指示情報をリモコン2を介してテレビ受信機4及び第2受信装置に送信し、テレビ受信機4における表示を、選択された番組の映像に切り替えさせる。これにより、受信装置1は、第1実施形態と同様に、番組の放送種別にかかわらず、統合番組表から選択された番組をテレビ受信機4に表示させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述の実施形態では、リモコン2が、第1操作情報を発信部23に発信させることで、テレビ受信機4に第1操作情報を送信したが、これに限らない。例えば、テレビ受信機4及びリモコン2がLAN等の通信ネットワークを介して通信可能である場合に、リモコン2は、当該通信ネットワークを介して第1操作情報をテレビ受信機4に送信してもよい。また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・受信装置、11・・・操作部、12・・・通信部、13・・・無線通信部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・取得部、152・・・生成部、153・・・選択部、154・・・表示制御部、155・・・特定部、156・・・第2送信制御部、2・・・リモコン、21・・・操作部、211・・・4Kボタン、212・・・共用ボタン、213・・・STB専用ボタン、22・・・無線通信部、23・・・発信部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・第1送信制御部、3・・・分波器、4・・・テレビ受信機、5・・・番組表サーバ、S・・・受信システム

Claims (8)

  1. テレビ受信機に接続され、放送信号を受信する受信装置であって、
    前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組情報を取得する第1取得部と、
    前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組情報を取得する第2取得部と、
    前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能である場合に、取得された前記第1番組情報と、前記第2番組情報とを統合した統合番組情報を生成する生成部と、
    生成された前記統合番組情報を前記テレビ受信機に表示させる表示制御部と、
    を備える受信装置。
  2. 前記テレビ受信機から、前記テレビ受信機を識別する識別情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記生成部は、取得された前記識別情報に基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成する、
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記取得部は、前記識別情報と、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能か否かを示す情報とを関連付けた対応情報を取得し、
    前記生成部は、取得された前記識別情報と、前記対応情報とに基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する放送を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成する、
    請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記受信装置のユーザの放送信号の受信に関する契約情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記生成部は、取得された前記契約情報に基づいて、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能と判定すると、前記統合番組情報を生成する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記受信装置のユーザの放送信号の受信に関する契約情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記生成部は、取得された前記契約情報に基づいて、前記ユーザが視聴可能な番組を特定し、特定した番組に対応する前記統合番組情報を生成する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記生成部は、前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組に、前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組と同じ番組が含まれている場合には、当該同じ番組の情報が重複しないように前記統合番組情報を生成する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の受信装置。
  7. 前記第2取得部は、前記第2番組情報を管理する管理装置から前記第2番組情報を取得する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の受信装置。
  8. テレビ受信機に接続され、放送信号を受信する受信装置が実行する、
    前記受信装置が受信する放送信号に対応する番組の番組情報である第1番組情報を取得するステップと、
    前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組の番組情報である第2番組情報を取得するステップと、
    前記受信装置が受信しない放送信号に対応する番組を前記テレビ受信機が表示可能である場合に、取得された前記第1番組情報と、前記第2番組情報とを統合した統合番組情報を生成するステップと、
    生成された前記統合番組情報を前記テレビ受信機に表示させるステップと、
    を有する表示制御方法。

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