JP2018092766A - 接続部材及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents

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雄高 松村
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雄高 松村
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Abstract

【課題】被覆電線同士の電気的接続の工程を簡素化することができる接続部材を提供する。【解決手段】接続部材13は、絶縁性を有するシート基材14と、シート基材14の一方の主面に設けられ、導電性を有し、第1の被覆電線11の絶縁被覆11bを貫通可能な第1突起15と、シート基材14の前記主面に設けられ、導電性を有し、第2の被覆電線12の絶縁被覆12bを貫通可能な第2突起16と、シート基材14の前記主面に設けられ、第1突起15と第2突起16とを電気的に接続する導電部17とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤハーネスの被覆電線同士の電気的な接続に関するものである。
従来、車両に配索されるワイヤハーネスにおいて、並列配置された被覆電線同士を電気的に接続する場合、該電線の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線を露出させ、該芯線の露出部分を溶接、半田付け、または端子圧着などにより接続している(例えば特許文献1参照)。
特開2005−322537号公報
上記のような被覆電線同士の接続態様では、各電線の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線を露出させる工程が必要であり、ワイヤハーネスの製造を煩雑化させていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、被覆電線同士の電気的接続の工程を簡素化することができる接続部材及びワイヤハーネスの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する接続部材は、第1の被覆電線の芯線と、前記第1の被覆電線と並列して配置される第2の被覆電線の芯線とを電気的に接続する接続部材であって、絶縁性を有するシート基材と、前記シート基材の一方の主面に設けられ、導電性を有し、前記第1の被覆電線の絶縁被覆を貫通可能な第1突起と、前記シート基材の前記主面に設けられ、導電性を有し、前記第2の被覆電線の絶縁被覆を貫通可能な第2突起と、前記シート基材の前記主面に設けられ、前記第1突起と前記第2突起とを電気的に接続する導電部とを備える。
この構成によれば、第1及び第2の被覆電線の各絶縁被覆を貫通する第1及び第2突起と、それらを互いに電気的に導通する導通部を介して、各電線の芯線同士の電気的導通を図ることができる。これにより、各電線の芯線同士の電気的な接続に際し、各電線の絶縁被覆の一部を除去して内部の芯線を露出させる工程を省略することができ、被覆電線同士の電気的接続の工程を簡素化できる。
上記接続部材において、前記シート基材の前記主面に積層され、前記第1の被覆電線及び前記第2の被覆電線に粘着可能に構成された粘着層を備える。
この構成によれば、シート基材の粘着層が第1及び第2の被覆電線に粘着されるため、接続部材を第1及び第2の被覆電線に好適に装着することができる。
上記接続部材において、前記シート基材は、長さ方向を有し、前記第1突起、前記第2突起及び前記導電部は、前記シート基材の幅方向において内側に設けられている。
この構成によれば、接続部材を被覆電線に装着した状態において、導電性を有する第1突起、第2突起及び導電部の外周が、絶縁性を有するシート基材に被覆されるため、絶縁性の向上を図ることができる。
上記接続部材において、前記第1突起及び前記第2突起は、それぞれ複数設けられている。
この構成によれば、第1及び第2突起がそれぞれ複数設けられるため、各電線の芯線同士の電気的接続の信頼性を向上させることができる。
上記課題を解決するワイヤハーネスの製造方法は、上記記載の接続部材を用いて前記第1の被覆電線と前記第2の被覆電線の各芯線同士を電気的に接続する接続工程を備える。
この製造方法によれば、各電線同士の電気的な接続に際し、各電線の絶縁被覆の一部を除去して内部の芯線を露出させる工程を省略することができ、工程の簡素化を図ることができる。
本発明の接続部材及びワイヤハーネスの製造方法によれば、被覆電線同士の電気的接続の工程を簡素化することができる。
実施形態のワイヤハーネスの各被覆電線及び接続部材を示す斜視図。 同形態のワイヤハーネスの断面構造を示す模式図。 変形例の接続部材を示す斜視図。
以下、接続部材及びワイヤハーネスの製造方法の一実施形態について、図1及び図2に従って説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1に示すように、第1の被覆電線11及び第2の被覆電線12は、車載用ワイヤハーネスに用いられる電線である。本実施形態では、第1の被覆電線11は幹線、第2の被覆電線12は枝線であり、並列して配置されている。そして、第1の被覆電線11及び第2の被覆電線12は、接続部材13によって互いに電気的に接続されるようになっている。
各被覆電線11,12は、導体よりなる芯線11a,12aが樹脂製の絶縁被覆11b,12bにて被覆されて構成されている。なお、芯線11a,12aは、例えばアルミニウム系金属材料からなる。また、芯線11a,12aは、複数の素線を撚り合わせた撚り線からなる。
接続部材13は、絶縁性を有するシート基材14と、導電性を有する第1及び第2突起15,16と、第1突起15と第2突起16とを電気的に接続する導電部17とを備えている。なお、図1では、第1及び第2の被覆電線11,12に装着された状態の接続部材13を2点鎖線で図示し、装着前の接続部材13を実線で図示している。
本実施形態のシート基材14は、絶縁性を有する粘着テープであり、該シート基材14の一方の主面14aに粘着層14bを有している。また、シート基材14は、長さ方向を有する帯状をなしている。
導電部17は、シート基材14の長さ方向に沿って延びる帯状の金属箔からなり、シート基材14の粘着層14bに固着されている。導電部17の幅方向寸法は、シート基材14の幅方向寸法よりも小さく設定されている。そして、導電部17は、シート基材14の幅方向の中央に固着されている。つまり、導電部17がシート基材14の粘着層14bに固着された状態において、該導電部17の幅方向両側には粘着層14bが露出するようになっている。なお、本実施形態では、シート基材14の長さ方向の両端部の粘着層14bも露出されている。
第1及び第2突起15,16は、先細形状(針状)をなす金属部材であり、それぞれ複数設けられている。各第1突起15及び各第2突起16は、導電部17の表面(粘着層14bと接する側とは反対側の面)に対して、例えば溶接などによって固定されている。これにより、接続部材13は、シート基材14の主面側に第1及び第2突起15,16を有する構成となっている。なお、本実施形態では、第1及び第2突起15,16は、シート基材14の長さ方向に沿って並んでいる。
本実施形態のワイヤハーネスの製造方法では、上記構成の接続部材13を、並列に配置した第1及び第2の被覆電線11,12に対して一括に束ねるように巻装することで、第1及び第2の被覆電線11,12の各芯線11a,12a同士を電気的に接続する接続工程を備える。この接続工程では、第1突起15を第1の被覆電線11の絶縁被覆11bに貫通させ、第2突起16を第2の被覆電線12の絶縁被覆12bに貫通させる。また、このとき、シート基材14の幅方向両側部の粘着層14bを、第1及び第2の被覆電線11,12の各絶縁被覆11b,12bに粘着させる。また、本実施形態では、シート基材14は、第1及び第2の被覆電線11,12の束の外周を1周以上巻回されており、シート基材14の長さ方向の両端部が互いに重なり合うように巻回されている。
図2には、接続部材13が第1及び第2の被覆電線11,12に装着された状態を図示している。同図に示すように、各第1突起15は、第1の被覆電線11の絶縁被覆11bを径方向に貫通するとともに、該絶縁被覆11b内の芯線11aと接触している。また、各第2突起16は、第2の被覆電線12の絶縁被覆12bを径方向に貫通するとともに、該絶縁被覆12b内の芯線12aと接触している。これにより、芯線11a,12a同士が、第1及び第2突起15,16及び導電部17を介して電気的に接続されている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)接続部材13は、絶縁性を有するシート基材14と、シート基材14の一方の主面14aに設けられた導電性を有する第1及び第2突起15,16と、シート基材14の前記主面14aに設けられ、第1突起15と第2突起16とを電気的に接続する導電部17とを備える。そして、第1突起15は、第1の被覆電線11の絶縁被覆11bを貫通可能に構成され、第2突起16は、第2の被覆電線12の絶縁被覆12bを貫通可能に構成される。この構成によれば、第1及び第2突起15,16と、それらを互いに電気的に導通する導通部を介して、各被覆電線11,12の芯線11a,12a同士の電気的導通を図ることができる。これにより、各芯線11a,12a同士の電気的な接続に際し、絶縁被覆11b,12bの一部を除去して内部の芯線11a,12aを露出させる工程を省略することができ、被覆電線11,12同士の電気的接続の工程を簡素化できる。
(2)接続部材13は、シート基材14の主面14aに積層され、第1の被覆電線11及び第2の被覆電線12に粘着可能に構成された粘着層14bを備える。この構成によれば、シート基材14の粘着層14bが第1及び第2の被覆電線11,12に粘着されるため、接続部材13を第1及び第2の被覆電線11,12に好適に装着することができる。
(3)シート基材14は、長さ方向を有し、第1突起15、第2突起16及び導電部17は、シート基材14の幅方向において内側に設けられている。この構成によれば、接続部材13を被覆電線11,12に装着した状態において、第1突起15、第2突起16及び導電部17の外周が、絶縁性を有するシート基材14に被覆されるため、絶縁性の向上を図ることができる。
(4)第1及び第2突起15,16がそれぞれ複数設けられるため、各被覆電線11,12の芯線11a,12a同士の電気的接続の信頼性を向上させることができる。
(5)本実施形態のワイヤハーネスの製造方法は、接続部材13を用いて第1の被覆電線11と第2の被覆電線12の各芯線11a,12a同士を電気的に接続する接続工程を備える。この製造方法によれば、被覆電線11,12同士の電気的接続の工程を簡素化できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・図3に示すように、シート基材14の長さ方向に沿って並ぶ第1及び第2突起(図3中、突起20)の列を2列設けてもよい。なお、同図の構成では、シート基材14の長さ方向において、一方の列の突起20間に他方の列の突起20が位置するように構成されている。このような構成によれば、突起20による各芯線11a,12a同士の電気的接続の信頼性を向上させることができる。
・第1突起15及び第2突起16の数は適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、第1突起15及び第2突起16をそれぞれ複数としたが、それぞれ1つとしてもよい。
・上記実施形態において、第1及び第2の被覆電線11,12に粘着可能に構成された粘着層を、導電部17の表面(粘着層14bと接する側とは反対側の面)に設けてもよい。
・上記実施形態において、接続部材13をより長い帯状とし、第1及び第2の被覆電線11,12の束に螺旋状に2周以上巻回するように構成してもよい。これによれば、絶縁被覆11b,12bを貫通する第1及び第2突起15,16の数を増やすことが可能であり、芯線11a,12a同士の電気的接続の信頼性向上に寄与できる。さらには、各被覆電線11,12同士をより強固に結束することが可能となる。
・上記実施形態では、導電部17を金属箔としたが、第1及び第2突起15,16同士を電気的に導通可能な構成であれば、金属箔以外の構成としてもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2突起15,16は、導電部17に対して溶接などにより固着されているが、導電部17に一体形成された構成としてもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2突起15,16及び導電部17が金属材料で構成されたが、導電性を有する材料であれば、金属以外の材料で構成してもよい。
・上記実施形態では、各被覆電線11,12の芯線11a,12aを、複数の素線からなる撚り線としたが、これに限らず、単芯線としてもよい。
・上記実施形態では、シート基材14は、第1及び第2の被覆電線11,12の束の外周を1周以上巻回されているが、これに限らず、シート基材14が1周しない構成としてもよい。
・接続部材13を用いた各被覆電線11,12の接続構造は、第1の被覆電線11(幹線)の長手方向中間部と、第2の被覆電線12(枝線)の端部との接続部分に限らず、被覆電線11,12の端部同士の接続部分などにも適用可能である。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
11…第1の被覆電線
11a…芯線
11b…絶縁被覆
12…第2の被覆電線
12a…芯線
12b…絶縁被覆
13…接続部材
14…シート基材
14a…主面
14b…粘着層
15…第1突起
16…第2突起
17…導電部

Claims (5)

  1. 第1の被覆電線の芯線と、前記第1の被覆電線と並列して配置される第2の被覆電線の芯線とを電気的に接続する接続部材であって、
    絶縁性を有するシート基材と、
    前記シート基材の一方の主面に設けられ、導電性を有し、前記第1の被覆電線の絶縁被覆を貫通可能な第1突起と、
    前記シート基材の前記主面に設けられ、導電性を有し、前記第2の被覆電線の絶縁被覆を貫通可能な第2突起と、
    前記シート基材の前記主面に設けられ、前記第1突起と前記第2突起とを電気的に接続する導電部と
    を備えたことを特徴とする接続部材。
  2. 請求項1に記載の接続部材において、
    前記シート基材の前記主面に積層され、前記第1の被覆電線及び前記第2の被覆電線に粘着可能に構成された粘着層を備えたことを特徴とする接続部材。
  3. 請求項1又は2に記載の接続部材において、
    前記シート基材は、長さ方向を有し、
    前記第1突起、前記第2突起及び前記導電部は、前記シート基材の幅方向において内側に設けられていることを特徴とする接続部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続部材において、
    前記第1突起及び前記第2突起は、それぞれ複数設けられていることを特徴とする接続部材。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接続部材を用いて前記第1の被覆電線と前記第2の被覆電線の各芯線同士を電気的に接続する接続工程を備えることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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