JP2018092410A - 帳票作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ好適にデータを受け渡すことができる帳票作成システムを提供することである。【解決手段】実施形態の帳票作成システムは、監視装置と、帳票出力装置とを持つ。監視装置は、通信部と、帳票情報生成部と、コード化画像生成部とを持つ。通信部は、自動改札機と通信する。帳票情報生成部は、前記通信部により前記自動改札機から受信された情報に基づいて、前記自動改札機における処理履歴に基づく帳票情報を生成する。コード化画像生成部は、前記帳票情報生成部により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、第1の印刷装置に、媒体に前記コード画像を印刷させる。帳票出力装置は、前記媒体に印刷されたコード画像をデコードして前記帳票情報を読み取るリーダにより読み取られた帳票情報に基づいて、第2の印刷装置に帳票を印刷させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、帳票作成システムに関する。
従来、鉄道の駅などの設置された自動改札機は、監視盤と称される装置に接続され、監視盤に処理結果を送信している。監視盤では、その駅の利用状況などを示す帳票と称される書面を作成するための処理が行われる。ところで、監視盤と、帳票の印刷を制御する装置とが別体であることが想定されるが、この場合、安全かつ好適にデータを受け渡すことができない可能性があった。
特開2014−119843号公報
本発明が解決しようとする課題は、安全かつ好適にデータを受け渡すことができる帳票作成システムを提供することである。
実施形態の帳票作成システムは、監視装置と、帳票出力装置とを持つ。監視装置は、通信部と、帳票情報生成部と、コード化画像生成部とを持つ。通信部は、自動改札機と通信する。帳票情報生成部は、前記通信部により前記自動改札機から受信された情報に基づいて、前記自動改札機における処理履歴に基づく帳票情報を生成する。コード化画像生成部は、前記帳票情報生成部により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、第1の印刷装置に、媒体に前記コード画像を印刷させる。帳票出力装置は、前記媒体に印刷されたコード画像をデコードして前記帳票情報を読み取るリーダにより読み取られた帳票情報に基づいて、第2の印刷装置に帳票を印刷させる。
帳票作成システムを含む駅システム1の構成図。 1つの自動改札機10を上方から見た図。 自動改札機10の機能構成の一例を示す図。 監視盤50の機能構成を示す図。 自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャート。 監視盤50により実行される処理の流れを示すフローチャート。 コード画像が印刷されたコード印刷紙片CDの一例を示す図。 コードリーダ70および帳票出力端末80により実行される処理の流れを示すフローチャート。 駅システム1のネットワーク環境の一例を示す図。
以下、実施形態の帳票作成システムを、図面を参照して説明する。
図1は、帳票作成システムを含む駅システム1の構成図である。駅システム1は、例えば、一以上の自動改札機10と、監視盤(監視装置)50と、コード印刷紙片CDを発行するコードプリンタ60と、コード印刷紙片CDにエンコードされた情報を読み取るコードリーダ70と、帳票出力端末80と、帳票プリンタ90とを備える。
[自動改札機]
図2は、1つの自動改札機10を上方から見た図である。自動改札機10は、通路を挟んで対向配置される主機20と従機30とを備える。主機20は、例えば、リーダライタ部21と、上面表示部22と、正面表示部23と、扉部24および25と、制御部26とを備える。また、従機30は、リーダライタ部31と、上面表示部32と、正面表示部33と、扉部34および35とを備える。
主機20のリーダライタ部21は、図2のa方向に通過しようとする(駅から出場しようとする)利用者によって翳された媒体に記憶された情報を読み取って、読み取った情報を制御部26に送信する。上面表示部22は、制御部26によって処理された結果を表示する。正面表示部23は、図2のa方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部23の表示内容は、制御部26によって決定される。図2の例では、自動改札機10は、a方向の通過のみ許可する動作モード(第1の動作モード)に設定されているため、主機20の正面表示部23は、通過を許可することを示すマークを表示している。制御部26は、主機20と従機30の各部を制御する。
一方、従機30のリーダライタ部31は、b方向に通過しようとする(駅に入場しようとする)利用者によって翳された媒体に記憶された情報を読み取って、読み取った情報を主機20の制御部26に送信する。上面表示部32は、リーダライタ部31に媒体が翳された場合に、主機20の制御部26によって処理された結果を表示する。正面表示部33は、b方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部33の表示内容は、主機20の制御部26によって決定される。図2の例では、自動改札機10は、a方向の通過のみ許可する第1の動作モードに設定されているため、従機30の正面表示部33は、通過を禁止することを示すマークを表示している。
主機20の制御部26は、自動改札機10が第1の動作モードに設定されている場合には、扉部25および35を開放状態に維持すると共に、扉部24および34を開放状態または閉止状態に制御することで、a方向の利用者の通過を許可または禁止する。また、制御部26は、自動改札機10が図2のb方向の通過のみ許可する動作モード(第2の動作モード)に設定されている場合には、扉部24および34を開放状態に維持すると共に、扉部25および35を開放状態または閉止状態に制御することで、b方向の利用者の通過を許可または禁止する。
リーダライタ部21および31は、例えば、自身に翳された媒体から乗車券情報を読み取る。媒体は、例えばICカードである。本実施形態において、乗車券として使用される媒体は、少なくとも、利用者または媒体の乗車券情報を保持可能なものであればよく、ICカードの他、カードエミュレーション機能を有する携帯電話などの電子デバイス、QRコード(登録商標)、バーコードなどのコード画像が印刷された紙媒体、無線通信機能を有するRFIDタグなどが乗車券として使用されてよい。以下の説明では、乗車券としてICカードが使用されるものとする。乗車券情報は、乗車券の識別情報や、乗車券の効力を示す効力情報(例えば利用することができる区間を示す情報)、入場駅の識別情報、入場駅に入場した時刻等を含む。リーダライタ部21および31は、例えば、13.56[MHz]の通信帯域を使用して媒体と通信を行う。
図3は、自動改札機10の機能構成の一例を示す図である。自動改札機10は、図2に示す構成の他、例えば、監視盤50と通信を行う改札機側通信部40と、種々の情報を格納する改札機側記憶部42とを更に備える。
制御部26は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが改札機側記憶部42に記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、制御部26は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現され、制御部26の機能を実現するための回路構成を有してもよい。また、制御部26は、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
改札機側記憶部42は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDカード等の不揮発性の記憶媒体と、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶媒体とによって実現される。改札機側記憶部42は、プロセッサが実行するプログラムや、各駅間(または利用距離ごと)の料金が記憶された運賃テーブル44を格納する他、自機が設置された駅の識別情報や、自機の識別情報、各駅間の距離等を格納する。
制御部26は、リーダライタ部21(31)により取得された取得情報に基づいて、利用者の通過可否を判定し、判定結果に基づいて、利用者の通過を許可、あるいは禁止する制御を行う。例えば、制御部26は、乗車券情報に含まれる効力情報が、利用者が利用した区間を満たす場合、利用者の通過を許可し、利用者が利用した区間を満たさない場合、利用者の通過を禁止する。制御部26は、通過の許可または禁止の判定に応じて、扉部24,25、34,35、上面表示部22、32、または正面表示部23、33を制御する。
また、制御部26は、入出場処理に関して行った処理の履歴を改札機側記憶部42に記憶させておき、監視盤50からの要求に従って処理の履歴を監視盤50に送信する。入出場処理に関して行った処理の履歴とは、鉄道を利用した利用者の入場駅や、出場駅、入場駅への入場時刻、出場駅からの出場時刻、乗車券の識別情報、後述する利用した路線の情報等である。例えば、制御部26は、図2のa方向に通過しようとする利用者に関して行った処理の履歴、および図2のb方向に通過しようとする利用者に関して行った処理の履歴のうち、一方または双方を監視盤50に送信する。
[監視盤]
図4は、監視盤50の機能構成を示す図である。監視盤50は、例えば、ネットワーク通信部51と、操作入力部52と、制御部53と、記憶部58とを備える。
ネットワーク通信部51は、自動改札機10により送信された処理の履歴を受信し、制御部53に出力する。
操作入力部52は、監視盤50を管理する管理者によって入力された情報を受け付ける。操作入力部52は、例えば、表示部と入力部が一体に形成されたタッチパネルである。なお、操作入力部は、キーボードや、スイッチ等であってもよい。
制御部53は、例えば、利用状況リクエスト送信制御部54と、帳票情報生成部55と、コード画像生成部56とを備える。利用状況リクエスト送信制御部54は、所定の時刻や、所定の時間間隔ごと、或いは操作入力部52に対してなされた操作に応じて、自動改札機10に処理の履歴の送信を要求する。
帳票情報生成部55は、ネットワーク通信部51により自動改札機10から受信された情報に基づいて、自動改札機10における処理の履歴に基づく帳票情報を生成する。コード画像生成部56は、帳票情報生成部55により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、コードプリンタ60に印刷させる。コード画像は、例えば、QRコードを含む画像である。
記憶部58には、自動改札機10から送信された入出場処理に関して行った処理の履歴が記憶される。
[その他の機器等]
コードプリンタ60は、例えば、装着されたロール紙などの媒体にコード画像を印刷するプリンタである。
コードリーダ70は、例えば、カメラと、画像処理部とを備える。カメラは、コードリーダ70に翳されたコード印刷紙片CDを撮像する。画像処理部は、例えば、カメラにより撮像された画像を解析してコード画像の配列情報を取得し、配列情報をデコードして、ビット列などで表されるコンピュータが認識可能な電子情報(元の帳票情報)に変換する。
帳票出力端末80は、コードリーダ70により読み取られた帳票情報に基づいて、帳票プリンタ90に帳票を印刷させる。
帳票プリンタ90は、例えば、装着された印刷用紙などの媒体に、帳票出力端末80により生成された帳票情報を印刷する。
本実施形態では、監視盤50は、例えば、二以上の鉄道事業者の路線が乗り入れられ、自動改札機10が二以上の路線で共用される乗り入れ駅に設置される。監視盤50は、例えば、二以上の鉄道事業者のうち第1の鉄道事業者によって管理され、コードリーダ70、帳票出力端末80、および帳票プリンタ90は、二以上の鉄道事業者のうち第2の鉄道事業者によって管理される。従って、コード印刷紙片CDは、鉄道事業者間で受け渡される情報媒体である。
[自動改札機の処理]
図5は、自動改札機10により実行される処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、利用者が駅を出場する際に実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部26が、リーダライタ部21にICカードが翳されるまで待機する(ステップS100)。ICカードが翳され、リーダライタ部21とICカードとが通信すると、制御部26は、通信結果からICカードに記憶された情報(効力情報や入場駅の情報等)を取得する(ステップS102)。次に、制御部26は、効力情報が当該駅を出場するための条件を満たすか否かを判定する(ステップS104)。効力情報が当該駅を出場するための条件を満たさない場合、本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。この場合、制御部26は、扉部24、34を閉止状態に制御する。
効力情報が当該駅を出場するための条件を満たす場合、制御部26は、改札処理を実行する(ステップS106)。例えば、制御部26は、利用者が利用したICカードが定期券でない場合、利用者のICカードにチャージされた金額から利用区間に応じた金額を差し引き、扉部24、34を開放状態に制御する。
次に、制御部26は、ステップS102で取得した情報に基づいて、利用者が第1の事業者の路線を利用したか否かを判定する(ステップS108)。制御部26は、ICカードに記憶された入出場に関する処理の履歴を参照して、第1の事業者の路線を利用したか否かを判定する。例えば、制御部26は、利用者の入場駅が第1の事業者の路線である場合、第1の事業者の路線を利用したと判定し、利用者の入場駅が第2の事業者の路線である場合、第2の事業者の路線を利用したと判定する。
利用者が第1の事業者の路線を利用している場合、制御部26は、改札処理の結果に対応付けて、第1の事業者の路線を利用したことを示す情報を改札機側記憶部42に記憶させる(ステップS110)。利用者が第1の事業者の路線を利用していない場合、制御部26は、改札処理の結果に対応付けて、第2の事業者の路線を利用したことを示す情報を改札機側記憶部42に記憶させる(ステップS112)。これにより本フローチャートの処理は終了する。
上述した処理によって、改札機側記憶部42には、改札処理の結果と、利用者が利用した路線の情報とが対応付けられて記憶される。
[監視盤の処理]
図6は、監視盤50により実行される処理の流れを示すフローチャートである。まず、利用状況リクエスト送信制御部54が、情報取得タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS200)。情報取得タイミングが到来すると、利用状況リクエスト送信制御部54は、入出場処理に関して行った処理の履歴を自動改札機10に送信するように要求する(ステップS202)。次に、帳票情報生成部55が、自動改札機10から入出場処理に関して行った処理の履歴を取得するまで待機する(ステップS204)。
なお、ステップS202の処理で、利用状況リクエスト送信制御部54が、第2の事業者の路線を利用した出場処理の履歴のみを送信することを要求した場合、帳票情報生成部55は、自動改札機10から第2の事業者の路線を利用した出場処理に関して行った処理の履歴のみを取得してもよい。また、利用状況リクエスト送信制御部54は、任意の条件を満たす情報の送信を要求してもよい。任意の条件とは、例えば、所定の時間帯の入出場に関する処理の履歴や、入場駅が所定の区間に含まれる利用者の出場処理に関する処理の履歴等である。
自動改札機10から入出場処理に関して行った処理の履歴を取得すると、帳票情報生成部55は、情報を生成する処理を実行し(ステップS206)、情報の生成に成功したか否かを判定する(ステップS208)。例えば、帳票情報生成部55は、自動改札機10が入出場に関する処理を行って収受した金額や、駅を入出場した人数、当該駅の識別情報、入出場に関する処理が行われた日時等の情報(帳票情報)を生成する。より具体的には、帳票情報生成部55は、入出場に関する処理の履歴のうち、第2の事業者の路線を利用し、且つ第1の事業者および第2の事業者の路線が乗り入れられ、自動改札機10が二以上の路線で共用される乗り入れ駅で出場した利用者に関する処理の履歴の情報(例えば利用金額および利用人数)を生成する。ここで、帳票情報生成部55は、予め設定された条件や、操作入力部52により入力された条件に基づいて、情報を生成してもよい。上記の条件とは、例えば、入出場に関する処理の履歴のうち、所定の区間を利用した利用者数や、所定時間帯に入出場した利用者に関する処理の履歴、自動改札機ごとの利用者に関する処理の履歴等である。
データの生成に成功しなかった場合、帳票情報生成部55は、異常を示す情報を操作入力部52の表示部に表示させる(ステップS222)。データの生成に成功した場合、コード画像生成部56が、コード画像を生成する(ステップS210)。次に、コード画像生成部56が、コードプリンタ60を印刷可能な状態に制御する(ステップS212)。次に、コード画像生成部56は、印刷が指示されているか否かを判定する(ステップS214)。印刷が指示されていない場合、本フローチャートの処理は終了する。印刷が指示された場合、コード画像生成部56は、コードプリンタ60に印刷を実行させる(ステップS216)。
次に、コード画像生成部56は、コードプリンタ60の処理状況を取得し、取得した処理状況に基づいて、印刷が成功したか否かを判定する(ステップS218)。印刷が成功しなかった場合、ステップS222の処理に進む。印刷が成功した場合、コード画像生成部56は、印刷が成功したことを示す情報を表示部に表示させる(ステップS220)。そして、コード画像が印刷されたコード印刷紙片CDが出力される。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
図7は、コード画像が印刷されたコード印刷紙片CDの一例を示す図である。監視盤50は、QRコードCを印刷したコード印刷紙片CDをコードプリンタ60に印刷させる。QRコードCには、複数の自動改札機10から受信した、鉄道事業者ごとの入出場に関する処理の履歴の情報(帳票情報)がエンコードされている。鉄道事業者ごとの入出場に関する処理の履歴の情報とは、鉄道事業者ごとの入出場に関する処理の履歴の集計値や統計値であって、例えば、入出場に関する処理が行われた日、駅ID、および利用者が利用した鉄道事業者の識別情報に対して、利用者数、収受した金額等が対応付けられたものである。なお、QRコードにエンコードされる情報は、上述したように駅ごとの利用者数および金額に限らず、自動改札機10ごとの利用者数および金額であってもよいし、時間帯ごとの利用者数および金額であってもよい。コード印刷紙片CDは、以下に述べるようにコードリーダ70により処理される。
[コードリーダおよび帳票出力端末の処理]
図8は、コードリーダ70および帳票出力端末80により実行される処理の流れを示すフローチャートである。まず、コードリーダ70が、コード印刷紙片CDが翳されるまで待機する(ステップS300)。コード印刷紙片CDが翳されると、コードリーダ70は、コード画像をデコードして、コード画像にエンコードされた情報(帳票情報)を取得することに成功したか否かを判定する(ステップS302)。コード画像にエンコードされた情報を取得することに成功しなかった場合、コードリーダ70は、異常を示す情報を表示部(不図示)に表示させる(ステップS318)。
コード画像にエンコードされた情報を取得することに成功した場合、帳票出力端末80が、コードリーダ70からコード画像にエンコードされた情報を取得し、取得した情報を復元する(ステップS304)。復元とは、例えば、コード画像のデコードによって取得された電子情報に対して所定のチェックを行って、人が視認可能なテキスト情報等に変換することである。
次に、帳票出力端末80は、情報の復元に成功したか否かを判定する(ステップS306)。情報の復元に成功しなかった場合、帳票出力端末80は、異常を示す情報を表示部に表示させる(ステップS318)。情報の復元に成功した場合、帳票出力端末80は、帳票プリンタ90を印刷可能な状態に制御する(ステップS308)。
次に、帳票出力端末80は、印刷が指示されているか否かを判定する(ステップS310)。印刷が指示されていない場合、本フローチャートの処理は終了する。印刷が指示されている場合、帳票出力端末80は、帳票プリンタ90に復元した情報の印刷を実行させる(ステップS312)。
次に、コード画像生成部56は、コードプリンタ60の処理状況を取得し、取得した処理状況に基づいて、印刷が成功したか否かを判定する(ステップS314)。印刷が成功しなかった場合、ステップS318の処理に進む。印刷が成功した場合、コード画像生成部56は、印刷が成功したことを示す情報を表示部に表示させる(ステップS316)。そして、復元された情報が印刷された媒体が出力される。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
上述したように、監視盤50が、入出場に関する処理の履歴をエンコードしたコード画像を印刷したコード印刷紙片CDを出力し、帳票出力端末80が、コード印刷紙片CDに印刷されたコード画像をデコードして、コード画像にエンコードされた入出場に関する処理の履歴を取得する。この結果、安全かつ好適にデータを受け渡すことができる。
図9は、駅システム1のネットワーク環境の一例を示す図である。監視盤50と自動改札機10とは、複数の鉄道事業者のうちA社(第1の鉄道事業者)により管理され、専らA社のネットワークに接続されている。一方、コードリーダ70、帳票出力端末80、および帳票プリンタ90は、B社(第2の鉄道事業者)により管理され、専らB社のネットワークに接続されている。ここでA社のネットワークとB社のネットワークとを電子的に接続するのは、セキュリティの問題から好ましくないと考えられる場合がある、このため、電子媒体に情報を格納して受け渡すことも考えられるが、電子媒体の規格が合わなかったり、依然としてウイルス混入のおそれなどが懸念されたりする。
これに対して、本実施形態の駅システム1では、コード画像を印刷したコード印刷紙片CDを媒介して情報を受け渡すため、セキュリティ上の問題が生じにくく、安全かつ好適にデータを受け渡すことができる。
なお、上述した例では、駅システム1は、二つの鉄道事業者の路線が乗り入れられ、自動改札機10が二つの路線で共用される乗り入れ駅において適用されるものとして説明したが、二つの鉄道事業者に限らず、本実施形態の駅システム1は、三以上の鉄道事業者の路線が乗り入れられ、自動改札機10が三以上の路線で共用される乗り入れ駅に設けられる場合においても適用されてもよい。この場合、コード画像には、各鉄道事業者の識別情報に対して、利用者数および収受した金額がエンコードされる。そして、帳票出力端末80は、各鉄道事業者の識別情報に対して、利用者数および収受した金額が印刷された媒体を帳票プリンタ90に出力させる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、自動改札機10と通信するネットワーク通信部51と、ネットワーク通信部51により自動改札機10から受信された情報に基づいて、自動改札機10における処理履歴に基づく帳票情報を生成する帳票情報生成部55と、帳票情報生成部55により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、コードプリンタ60に、媒体にコード画像を印刷させるコード画像生成部56とを備える監視盤50、および媒体に印刷されたコード画像をデコードして帳票情報を読み取るコードリーダ70により読み取られた帳票情報に基づいて、帳票プリンタ90に帳票を印刷させる帳票出力端末80を持つことにより、安全かつ好適にデータを受け渡すことができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
自動改札機と通信する通信部と、
前記通信部により前記自動改札機から受信された情報に基づいて、前記自動改札機における処理履歴に基づく帳票情報を生成する帳票情報生成部と、
前記帳票情報生成部により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、第1の印刷装置に、媒体に前記コード画像を印刷させるコード画像生成部と、
を備える監視装置、および
前記媒体に印刷されたコード画像を解析して前記コード画像に含まれる配列情報を取得し、取得した配列情報をデコードして前記帳票情報を読み取るリーダにより読み取られた帳票情報に基づいて、第2の印刷装置に前記自動改札機における処理履歴に応じた帳票を印刷させる帳票出力装置を備える帳票作成システム。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…駅システム、10…自動改札機、50…監視盤、51…ネットワーク通信部、52…操作入力部、53…制御部、58…記憶部、54…利用状況リクエスト送信制御部、55…帳票情報生成部、56…コード画像生成部、60‥コードプリンタ、70…コードリーダ、80…帳票出力端末、90…帳票プリンタ

Claims (4)

  1. 自動改札機と通信する通信部と、
    前記通信部により前記自動改札機から受信された情報に基づいて、前記自動改札機における処理履歴に基づく帳票情報を生成する帳票情報生成部と、
    前記帳票情報生成部により生成された帳票情報をエンコードしたコード画像を生成し、第1の印刷装置に、媒体に前記コード画像を印刷させるコード画像生成部と、
    を備える監視装置、および
    前記媒体に印刷されたコード画像をデコードして前記帳票情報を読み取るリーダにより読み取られた帳票情報に基づいて、第2の印刷装置に帳票を印刷させる帳票出力装置を備える帳票作成システム。
  2. 複数業者の乗り入れ駅に設置される請求項1記載の帳票作成システムであって、
    前記監視装置は、前記自動改札機により判別された業者ごとの利用履歴に基づいて、前記帳票情報を生成する、
    請求項1記載の帳票作成システム。
  3. 前記監視装置は、前記業者ごとの利用金額または利用人数を集計した情報に基づいて、前記帳票情報を生成する、
    請求項2記載の帳票作成システム。
  4. 前記監視装置と前記帳票出力装置とは、それぞれ、異なる業者のネットワークに接続される、
    請求項2または請求項3記載の帳票作成システム。
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