JP2006178522A - 駅務システムと駅務装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、許可された人間以外が装置の立ち上げを行うことを規制し、不審者の悪用を未然に防ぐことができる。
【解決手段】 この発明は、無線ICカードからID情報を読み取るとともに、本人からのパスワード手入力を待つ。ここで本装置を使用しようとしている係員が正しいパスワードを入力し、これを本装置からオンラインで接続されている管理サーバで認証確認させ、正しいと確認された場合に初めて装置が正常に使用できるところまで立ち上がることとなる。そのため、ここで使用している無線ICカードとしてのIDカードや使用者が入力すべきパスワードが正しいものでないと判断されれば、不審者の利用に制限をかけることができ、本装置不正使用を防止するためのセキュリティーアップにつながるものである。
【選択図】 図2
【解決手段】 この発明は、無線ICカードからID情報を読み取るとともに、本人からのパスワード手入力を待つ。ここで本装置を使用しようとしている係員が正しいパスワードを入力し、これを本装置からオンラインで接続されている管理サーバで認証確認させ、正しいと確認された場合に初めて装置が正常に使用できるところまで立ち上がることとなる。そのため、ここで使用している無線ICカードとしてのIDカードや使用者が入力すべきパスワードが正しいものでないと判断されれば、不審者の利用に制限をかけることができ、本装置不正使用を防止するためのセキュリティーアップにつながるものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行する駅務装置と、この駅務装置と通信回線を介して接続される管理サーバとを有する駅務システムと駅務装置に関する。
従来の駅務装置としては、係員対応の駅務処理機は磁気券(磁気媒体)に対するものであった。これは、券自体の磁気情報に顧客情報の書き込みを行っているものであり、データ量にもある程度の制限がある。無線ICカードでは、磁気券に比較すると、多くのデータを保有することが可能であり、また本駅務装置のようにセンタサーバとのオンライン接続を実現することにより、さらにセキュリティー度を向上させた、システムとしての構築も実現できる。(引用文献1)
例えば、前払い式の金額カードとしての無線ICカードの処理に関して、発行の場合、エンドユーザからの申し込みにより、発券作業を行うが、この申し込みの際、個人情報等も一緒に情報登録することにより、万が一無線ICカードをエンドユーザが紛失した時に紛失届けを出すことにより、あらかじめ登録されている個人情報から、無線ICカードを特定し、取得者が不正に利用しようとした場合に、その不正使用を防止することも可能である。
例えば、前払い式の金額カードとしての無線ICカードの処理に関して、発行の場合、エンドユーザからの申し込みにより、発券作業を行うが、この申し込みの際、個人情報等も一緒に情報登録することにより、万が一無線ICカードをエンドユーザが紛失した時に紛失届けを出すことにより、あらかじめ登録されている個人情報から、無線ICカードを特定し、取得者が不正に利用しようとした場合に、その不正使用を防止することも可能である。
また、本装置は、無線ICカードのカード処理システムに使用する無線ICカードに対する様々な処理を可能としているため、本装置自体が悪用されることを未然に防ぐ必要がある。
特開平9−330437号公報
この発明は、本装置が不審者に悪用されない用にするために、本装置を立ち上げる場合には、装置立ち上げに必要なID無線ICカードとパスワードをセットとして装置立ち上げを行う。これにより、許可された人間以外が装置の立ち上げを行うことを規制し、不審者の悪用を未然に防ぐことができる駅務システムと駅務装置を提供することを目的とする。
この発明は、金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行する駅務装置と、この駅務装置と通信回線を介して接続される管理サーバとを有する駅務システムにおいて、
上記駅務装置が、
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段の認証結果を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有するものである。
上記駅務装置が、
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段の認証結果を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有するものである。
この発明は、金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行するとともに、通信回線を介して管理サーバが接続される駅務装置において、
装置の立ち上げ時に、係員用の無線ICカードによる認証を行い、この無線ICカードによる認証がなされた際に、入力されるパスワードを上記管理サーバに送信し、この送信に応答してパスワードの一致を受信した際に、装置の立上げ処理を実行するものである。
装置の立ち上げ時に、係員用の無線ICカードによる認証を行い、この無線ICカードによる認証がなされた際に、入力されるパスワードを上記管理サーバに送信し、この送信に応答してパスワードの一致を受信した際に、装置の立上げ処理を実行するものである。
この発明は、金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行する駅務装置と、この駅務装置と通信回線を介して接続される管理サーバとを有する駅務システムにおいて、上記駅務装置が、
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証ID番号が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記認証ID番号とともに上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ上記認証ID番号に対応して記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段による認証時に、認証ID番号を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有するものである。
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証ID番号が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記認証ID番号とともに上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ上記認証ID番号に対応して記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段による認証時に、認証ID番号を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有するものである。
以上のように、この発明によれば、許可された人間以外が装置の立ち上げを行うことを規制し、不審者の悪用を未然に防ぐことができる駅務システムと駅務装置を提供できる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態に係わる駅務無線システムについて説明する。
この駅務無線システムは、交通機関の各駅ごとに設けられている係員対応の駅務装置としての無線ICカード処理装置1と、この無線ICカード処理装置1とLAN等の通信回線2を介して接続される管理サーバ3と、係員が所持する携帯端末としてのハンディターミナル(HT)4とにより構成されている。
この駅務無線システムは、交通機関の各駅ごとに設けられている係員対応の駅務装置としての無線ICカード処理装置1と、この無線ICカード処理装置1とLAN等の通信回線2を介して接続される管理サーバ3と、係員が所持する携帯端末としてのハンディターミナル(HT)4とにより構成されている。
管理サーバ3には、データベース5が接続されている。
無線ICカード処理装置1は、無線ICカード専用の係員処理機である。
無線ICカード処理装置1は、無線ICカードのシステムで使用される定期券発行処理を除く様々な処理を可能とし、エンドユーザが自ら操作するものでは無く、決められた係員が作業を行うことを前提に、ある程度複雑な処理に関しても、状態表示画面の情報を見ながら、処理を行っていくことができる装置である。またセキュリティー確保、売上データ管理等のためにオンラインによる管理サーバ3との接続を可能としており、無線ICカードの処理システムの構築にも十分使用できるものである。
そのため、今後様々な場面で使用が増えると思われる無線ICカードの処理に関して無線ICカード専用の係員処理機として、構造を簡略化することにより、セキュリティー度を損なうことなく処理を行うことができる装置であり、無線ICカードの処理に特化したため、従来の磁気券処理装置に比べても小型化を実現。様々な設置環境での本装置設置を可能としている。
データベース5には、無線ICカード処理装置1により発行された無線ICカードBのカード番号に対応して、その発行時に設定された個人情報としてのパスワード、生年月日等を記憶するとともに、紛失、盗難等も記憶されるようになっている。また、データベース5には、上記無線ICカード処理装置1の立上げ時に用いる、認証用のパスワードがあらかじめ記憶されている。
上記無線ICカード処理装置1の概略構成について、図1を用いて説明する。
この無線ICカード処理装置1は、全体を制御する制御部11、種々の設定を行うマウス、キーボード等の操作部12、種々の設定に基づく表示がなされる表示部13、無線ICカード処理ユニット14、プリンタユニット15、ハンディーターミナル通信ユニット16により構成されている。制御部11、操作部12、表示部13から構成されるノートパソコン17に無線ICカード処理ユニット14、プリンタユニット15、ハンディーターミナル通信ユニット16を追加した構成となっている。
上記無線ICカード処理装置1は、無線ICカードだけが扱われるようになっている。この無線ICカードとしては、上記無線ICカード処理装置1の立上げ処理の認証用の無線カードとしてのIDカードAと、金額カードとしての無線ICカードBが扱われるようになっている。
IDカードA、無線ICカードBは、CPUとメモリmと通信部とを内蔵するものであり、IDカードAのメモリmには係員用のカード種別番号とID番号情報が予め登録され、無線ICカードBのメモリには利用可能な金額(残額、利用状況としての履歴)が記憶されるようになっている。
上記無線ICカード処理装置1は、無線ICカード専用係員処理機で無線ICカード定期券処理業務以外の係員処理を行うことが可能である。主な処理としては、無線ICカードBによる入出場処理、無線ICカードBによる入場キャンセル、無線ICカードBの発行処理、無線ICカードBに対する残額積み増し処理、無線ICカードBに対する利用履歴印字・表示、登録(紛失、障害、個人情報)、有効期限更新等である。また、装置1の不正使用を未然に防ぐために、装置1の立上時に無線ICカードとしてのIDカードAでの認証とパスワード入力により、認証確認がされると、装置1の立上となる。
上記無線ICカード処理ユニット14は、無線カードリーダライタ(無線R/W部)41を内蔵するものであり、上部に置かれる無線カードBに対して、無線により情報の書込み、読取りを行うものである。
次に、上記のような構成において、この発明による上記無線ICカード処理装置1の操作及び処理について説明する。
上記無線ICカード処理装置1は、様々な無線ICカードにまつわる処理を可能としているため、不審者に不正に使用されることを未然に防ぐために、装置立ち上げに関してセキュリティー対策を実施している。すなわち使用しようとしている係員が本装置1の電源を入れ、本装置1を立ち上げようとした時に、使用可能状態までは立ちあがらず、ID認証のための待機状態となる。ここで本装置1を使用しようとしている係員が無線ICカードとしてのIDカードAを本装置1の無線ICカード処理ユニット14により、無線情報の読取を行わせる。本装置1は、この無線ICカードとしてのIDカードAのID情報を読み取ると同時に、使用者からのパスワード入力待ち状態となる。本装置1を使用しようとしている係員は、手入力でパスワードを入力すると、オンラインで接続された管理サーバ3にこのパスワードを照会確認し、不審者の不正使用を未然に防ぐことができる。ここで入力されたパスワードが正しいものと判断された場合に初めて、本装置1は正常に立ち上がりまで実施をする。
上記立上げ処理について、図2に示すフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
まず、この上記無線ICカード処理装置1を係員が使用できるようにするために、ID認証を行う。これは、係員以外が上記無線ICカード処理装置1を立ち上げ、不正に使用することを未然に防ぐためのセキュリティ対策である。ID認証の手順は次の通りである。この際、係員は、事前に発行された無線ICカードであるIDカードAを所有している。
まず、係員は図示しない電源スイッチにより上記無線ICカード処理装置1の電源を立ち上げる(ST1)。これにより、上記無線ICカード処理装置1の制御部11は、準備状態になった後に、表示部13により「認証用のIDカードAを上記無線ICカード処理ユニット14の上に置いてください。」という案内を表示する(ST2)。この案内に応じて、係員は所持するIDカードAを無線ICカード処理ユニット14の上部に置く(ST3)。これにより、無線ICカード処理ユニット14の無線R/W部41によりIDカードAへの電源供給を行うとともに、IDカードAのCPUから送信されるカード種別情報を受信し、制御部11に出力する(ST4)。
そして、制御部11は受信したカード種別情報によりIDカードAを判断する(ST5)。このIDカードAが判断された際、制御部11は、認証情報としてのID情報を無線ICカード処理ユニット14の無線R/W部41によりIDカードAのCPUに無線送信する(ST6)。
そして、IDカードAのCPUは受信したID情報とメモリmに予め記憶されているID情報とを照合し(ST7)、この一致する際に照合結果としてメモリmから読み出したID番号情報を無線ICカード処理ユニット14の無線R/W部41により制御部11に送信する(ST8)。この際、制御部11は照合結果として一致を受け取った際に、表示部13によりパスワードの入力画面を案内表示する(ST9)。この案内に応じて、係員は操作部12によりパスワードを入力する(ST10)。これにより、制御部11はそのパスワードとID番号情報をLAN2を介して管理サーバ3に送信する(ST11)。
そして、管理サーバ3は上記無線ICカード処理装置1の制御部11から供給されるパスワードとデータベース5にID番号情報に対応して予め記憶されているセキュリティ情報のパスワードとを照合し(ST12)、この一致するか否かの照合結果(認証結果)をLAN2により上記無線ICカード処理装置1の制御部11に送信する(ST13)。この際、制御部11は照合結果として一致を受け取った際に、本装置1が使用可能な係員であると判断することにより(ST14)、本装置1が使用できる状態になり(ST15)、照合結果として不一致を受け取った際に、本装置1が使用不可能な係員であると判断することにより(ST16)、本装置1が使用できない状態となる(ST17)。この係員の確認により、装置1が使用可能状態あるいは使用不能状態となる。
上記ステップ14あるいは16による判断が行われた後、IDカードAは係員に返却される。
このセキュリティー対策により、不審者が本装置1の電源を入れた場合でも、装置自体は、準備状態にしかならず、本装置1が使用できる状態にはならない。そのため、不審者の不正使用を事前に防ぐことが可能となり、装置1の安全性が確保される。
次に無線ICカードを使用するエンドユーザに対しての駅入場処理、出場処理に関して説明する。
入場処理を希望するエンドユーザが本装置1がある係員の窓口に来ると、係員は、エンドユーザから無線ICカードBを受け取り、この無線ICカードBが使用可能なカードか否かを確認する。ここで無線ICカードBが何らかの理由で壊れていたり、あるいは先述の紛失届で済みの無線ICカードBであると認識された場合には、処理ができないことになる。もし処理できないカードである場合は、係員がエンドユーザへ理由を説明し、何らかの理由で壊れたカードである場合は、前払いタイプの無線ICカードBであれば、変わりのカードを発行し、紛失届出のあるカードであれば、その旨連絡し、個人が特定できれば、再発行し、特定できなければ使用できない旨、エンドユーザに連絡する。エンドユーザから受け取った無線ICカードBが正常に処理できるものであると判断された場合には、そのまま無線ICカードBに対して、入場処理を行い、処理完了した無線ICカードBをエンドユーザに返却する。
この場合、装置1は、無線ICカードBから供給されるカード番号情報をオンライン接続してある管理サーバ3により、データベース5に登録されている盗難等をチェックし、このチェック結果を装置1へ返納する
出場処理に関しては、残額不足無しの場合と残額不足ありの場合とがあるが、処理の流れとしては、次のようになる。すなわち出場処理を希望するエンドユーザが係員へ無線ICカードBを渡す。係員は本装置にてまず、この無線ICカードBが使用可能なカードか否かを確認する。ここで無線ICカードBが何らかの理由で壊れていたり、あるいは先述の紛失届で済みの無線ICカードBであると認識された場合には、処理ができないことになる。もし処理できないカードである場合は、係員がエンドユーザへ理由を説明し、何らかの理由で壊れたカードである場合は、無線ICSFカードであれば、変わりのカードを発行し、紛失届出のあるカードであれば、その旨連絡し、個人特定できれば、再発行し、特定できなければ使用できない旨、エンドユーザに連絡するエンドユーザから受け取った無線ICカードBが正常に処理できるものであると判断された場合には、そのまま無線ICカードBに対して、出場処理を行う。ここで先述した、金額不足と判定された場合であるが、金額不定の場合は、利用客から現金をもらい、無線ICカードBヘの積み増し処理を行った後、出場処理を行う方法となる。従ってあくまでもエンドユーザが所有している無線ICカードBのSF部分にある金額から鉄道利用料金を収受することになる。
出場処理に関しては、残額不足無しの場合と残額不足ありの場合とがあるが、処理の流れとしては、次のようになる。すなわち出場処理を希望するエンドユーザが係員へ無線ICカードBを渡す。係員は本装置にてまず、この無線ICカードBが使用可能なカードか否かを確認する。ここで無線ICカードBが何らかの理由で壊れていたり、あるいは先述の紛失届で済みの無線ICカードBであると認識された場合には、処理ができないことになる。もし処理できないカードである場合は、係員がエンドユーザへ理由を説明し、何らかの理由で壊れたカードである場合は、無線ICSFカードであれば、変わりのカードを発行し、紛失届出のあるカードであれば、その旨連絡し、個人特定できれば、再発行し、特定できなければ使用できない旨、エンドユーザに連絡するエンドユーザから受け取った無線ICカードBが正常に処理できるものであると判断された場合には、そのまま無線ICカードBに対して、出場処理を行う。ここで先述した、金額不足と判定された場合であるが、金額不定の場合は、利用客から現金をもらい、無線ICカードBヘの積み増し処理を行った後、出場処理を行う方法となる。従ってあくまでもエンドユーザが所有している無線ICカードBのSF部分にある金額から鉄道利用料金を収受することになる。
次にその他の処理に関して説明する。
本装置は、無線ICカードBの発行処理も可能としている。この流れを説明する。
無線ICカードBの購入を希望しているエンドユーザが窓口へ来ると、その購入申し込み内容を係員へ伝える。これを元に係員は、本装置1に必要事項を入力し発行操作を行う。この時に購入を希望しているエンドユーザの個人情報を入手できれば、これから発行しようとしている無線ICカードBに個人情報をリンクさせ、例えば何らかの理由により無線ICカードBを紛失した場合などに、紛失した無線ICカードBが不正に利用されないようにするために、その無線ICカードBの使用を停止させるとも可能である。発行操作に関しては、本装置には無線ICカードBのホッパ機能は無く、無線ICカードBの無線情報処理の部分しかないため、発行処理をする前に手で無線ICカード処理ユニット14へ無線ICカードBを載せ、本装置の無線ICカード発行ボタンの押下により、無線ICカード発行処理を実施することとなる。発行処理が完了した無線ICカードBは、購入を希望していたエンドユーザへ渡される。
この場合、装置1によりユニークな番号をカード番号としてメモリmに登録するとともに、管理サーバ3に通知され、データベース5にカード番号に対して履歴、残額等が追加記録されるようになっている。
また、本装置は、駅係員の無線ICカードとしてのIDカードAの発行及び保守員が保守業務時に使用するいわゆる保守員カードの発行機も兼ねることができる。
無線ICカードの発行に関して、ある特定の時期に大量に発行が見込まれる場合には、事前にまとめ発行処理を実施しておくことも可能である。
上記したように、無線ICカードヘの定期券処理を除く様々な処理が可能である本係員処理機は、エンドユーザが使用する装置ではなく、係員が操作する装置として、汎用PCを入力方法としながら、様々な処理が可能である。
また、無線ICカード専用機としての本係員処理機は、不審者の装置不正使用を未然に防ぐために、無線ICカードとしてのIDカードの認証とともに、パスワードの入力により、オンライン接続により別に設けてあるセンタサーバと認証を行うことにより、装置の立上を行うことで、セキュリティーを確保できる。
また、無線ICカードの係員専用機に機能限定することにより、低コストでの装置実現となっており、今後展開が予想される地方駅への設置に対して、優位性がある。
また、無人駅対応として、電車常務者が携帯しているハンディーターミナルのデータ収受機として使用できる。このハンディーターミナルを運用で使用することにより、基本的に駅に機器設置が無い場合でも、係員がこの端末を持っていれば、その場での処理が可能となる。システム拡張のための要素となる。本装置は、この端末のデータ収受を受けることが可能である。
さらに、装置として、単体で業務できるが、セキュリティー確保のため、装置立ち上げ時には、無線ICカードとしてのIDカード及びパスワードを使用することにより、不審者の使用を未然に防ぐようになっている。
1…無線ICカード処理装置、A…IDカード(無線ICカード)、B…無線ICカード、3…管理サーバ、5…データベース、m…メモリ。
Claims (3)
- 金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行する駅務装置と、この駅務装置と通信回線を介して接続される管理サーバとを有する駅務システムにおいて、
上記駅務装置が、
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段の認証結果を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有する、
ことを特徴とする駅務システム。 - 金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行するとともに、通信回線を介して管理サーバが接続される駅務装置において、
装置の立ち上げ時に、係員用の無線ICカードによる認証を行い、この無線ICカードによる認証がなされた際に、入力されるパスワードを上記管理サーバに送信し、この送信に応答してパスワードの一致を受信した際に、装置の立上げ処理を実行することを特徴とする駅務装置。 - 金銭的価値を有する無線ICカードに対する処理を実行する駅務装置と、この駅務装置と通信回線を介して接続される管理サーバとを有する駅務システムにおいて、
上記駅務装置が、
装置の立ち上げ時に、認証用の無線ICカードから送信される認証カード情報を受信する受信手段と、
この受信手段により認証カード情報を受信した際に、上記認証用の無線ICカードに認証情報を送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段の送信に応答して認証ID番号が得られた際に、パスワードの入力を案内する案内手段と、
この案内手段の案内に応じて、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段により入力されたパスワードを上記認証ID番号とともに上記管理サーバに送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段の送信に応答して認証結果としてパスワードの一致が供給された際に、立上げ処理を許可する許可手段とを有し、
上記管理サーバが、
上記駅務装置から供給されるパスワードと、あらかじめ上記認証ID番号に対応して記憶されているパスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段による判断結果を認証結果として上記駅務装置に送信する第3の送信手段とを有し、
上記認証用の無線ICカードが、
上記駅務装置に認証カード情報を送信する第4の送信手段と、
この第4の送信手段の送信に応答して上記駅務装置から供給される認証情報に基づく認証を行う認証手段と、
この認証手段による認証時に、認証ID番号を上記駅務装置に送信する第5の送信手段とを有する、
ことを特徴とする駅務システム。
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JP2004368156A Pending JP2006178522A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | 駅務システムと駅務装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006178522A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011008458A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Casio Computer Co Ltd | 携帯端末管理システム |
JP2012243100A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Toshiba Corp | 駅務機器及びセンター装置 |
JP2016151948A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 株式会社東芝 | 駅務装置、および駅務システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11102419A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Kokusai Electric Co Ltd | リーダライタ |
JPH11154137A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Hitachi Ltd | 個人作業環境設定方式 |
JP2004341943A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Toshiba Corp | Icカード処理システム |
-
2004
- 2004-12-20 JP JP2004368156A patent/JP2006178522A/ja active Pending
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