JP2018091774A - 成形品の検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形品の複数のドットを一度に検査することができ、検査作業の迅速化や簡素化を図ることのできる成形品の検査装置及び検査方法を提供する。
【解決手段】樹脂シート2に複数のドット3が配列形成された光透過性のスペーサ部品1を検査する成形品の検査装置であり、スペーサ部品1用の模様用紙20と、この模様用紙20にスペーサ部品1を対向させて支持する光透過性の支持板40と、この支持板40に支持されたスペーサ部品1の複数のドット3を撮像する撮像検査カメラ50と、支持板40と撮像検査カメラ50とをそれぞれ昇降させる昇降機構60とを備え、模様用紙20を、所定の用紙21と、この用紙21の表面に形成される連続模様とから形成し、連続模様を形成する複数の模様を二色以上の異なる色彩で着色することにより、スペーサ部品1の複数のドット3に対向してその少なくとも輪郭を強調する顕現模様25とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯機器、情報機器、電子機器等に使用される光透過性の成形品の検査装置及び検査方法に関するものである。
携帯機器、情報機器、測定機器、電子機器には様々な部品が使用されているが、その一つに光透過性の成形品であるスペーサ部品があげられる。この成形品であるスペーサ部品は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる透明の樹脂シートを備え、この樹脂シートの表面に複数のドットが所定の間隔をおいて配列形成されており、各ドットが透明のゴム等により50μm程度の高さ(厚さ)を有する円柱形等に成形されている。
このようなスペーサ部品は、例えば静電容量方式の小型の測定機器にキャパシタの空気層用として内蔵される場合、複数のドットが測定機器の検出精度に大きな影響を及ぼすことになるので、複数のドットの特徴が重要となる。したがって、スペーサ部品を製造して出荷する場合には、複数のドットの特徴、具体的にはドットの形状や高さ等が一律に揃っているか否かを正確に検査する必要がある。
従来、スペーサ部品の複数のドットを検査する場合には、レーザ方式や接触方式の変位計、レーザ顕微鏡を用いて検査するようにしている(特許文献1、2、3参照)。
特開2005‐189873号公報 特開2007‐213092号公報 特開2008‐511014号公報
従来におけるスペーサ部品は、以上のように構成され、複数のドットがレーザ方式や接触方式の変位計、レーザ顕微鏡により検査されるが、変位計やレーザ顕微鏡が専用品ではなく、しかも、測定範囲が非常に狭いので、樹脂シート表面の広範囲に配列されている複数のドットの高さを一度に検査することはきわめて困難である。また、レーザを用いた測定装置では、被測定物であるドットの表面状態や色調により、測定値の安定を図ることができない。特に、表面状態が粗面であったり、色調が透明の場合には、いわゆる測定値暴れが大きくなる。
係る点に鑑み、従来においては、樹脂シート表面の広範囲に配列されている複数のドットを検査する場合、変位計やレーザ顕微鏡を順次移動させて測定・検査するが、これでは、測定時間の他に移動時間が必要不可欠となるので、作業時間が数時間になる等、作業が著しく遅延したり、煩雑になるという問題が生じる。
本発明は上記に鑑みなされたもので、成形品の複数のドットを一度に検査することができ、検査作業の迅速化や簡素化を図ることのできる成形品の検査装置及び検査方法を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、シートに複数のドットが配列形成された光透過性の成形品を検査する装置であって、
成形品用の模様部材と、この模様部材に成形品を対向させて支持する光透過性の支持板と、この支持板に支持された成形品の少なくとも複数のドットを撮像する撮像検査手段と、支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させる昇降機構とを含み、
模様部材は、所定の用紙と、この用紙に形成される連続模様とを含み、この連続模様を形成する複数の模様が二色以上の異なる色彩の着色により、成形品の複数のドットに対向してその少なくとも輪郭を強調する顕現模様とされることを特徴としている。
なお、模様部材が配置されるテーブルと、成形品と模様部材のうち、少なくとも成形品を照光する光源とを含むことが好ましい。
また、成形品は、透明の樹脂シートと、この樹脂シートのXY方向に所定の間隔をおいて配設された複数のドットとを含み、この複数のドットが透明の凹形、凸形、あるいは凹凸形とされるようにすることができる。
また、模様部材は、所定の用紙と、この用紙のXY方向に配設される市松模様とを含み、この市松模様を交互に並んで形成する複数の矩形模様が二色の異なる色彩の着色により、顕現模様とされるようにすることができる。
また、模様部材の上方に支持板が昇降可能に配置され、この支持板の上方に撮像検査手段が昇降可能に配置されており、支持板がガラス板とされるとともに、撮像検査手段がCCDカメラとされるようにすることもできる。
また、本発明においては上記課題を解決するため、シートに複数のドットが配列形成された光透過性の成形品を請求項1ないし5のいずれかに記載した成形品の検査装置により検査する成形品の検査方法であって、
支持板に成形品のシートを支持させ、この成形品を模様部材に上方から対向させ、成形品の少なくとも複数のドットとその内部に映った模様部材の顕現模様を撮像検査手段により撮像するとともに、支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させて成形品のドットに対する焦点距離を調整し、成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの少なくとも形状を検査することを特徴としている。
なお、成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの高さを検査することができる。
また、成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、撮像した成形品の複数のドットに関するデータと基準規格データとを比較することにより、成形品の複数のドットの良否を判定することができる。
また、支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させて成形品のドットの内部に映った顕現模様に対する焦点距離を調整し、成形品のドットの内部に映った顕現模様に撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの少なくとも形状を検査することが可能である。
ここで、特許請求の範囲における成形品は、光透過性があれば、透明でも半透明でも良く、剛性や柔軟性の有無を問うものではない。この成形品のシートには、少なくとも各種の樹脂シートや樹脂フィルムが含まれる。ドットは、円柱形、円錐台形、半球形、中空の半球形、ドーム形、半球状殻形、角柱形、角錐台形等に形成することができる。このドットは、突き出ていても良いし、凹んでいても良く、凹凸でも良い。また、ドットには、必要に応じ、レンズ機能を付与することができる。
模様部材の所定の用紙には、少なくとも植物繊維その他の繊維を膠着させて製造した各種の紙、樹脂板、樹脂シート等が含まれる。連続模様には、少なくとも格子模様、縞模様、千鳥格子模様、市松模様、連続した菱形模様や星形模様、水玉模様、鱗紋模様等が含まれる。また、光源は、LEDや蛍光灯等が使用され、少なくとも成形品を直接的、あるいは反射光により間接的に照光する。この光源は、支持板に必要数取り付けたり、テーブルに必要数内蔵することができる。
本発明によれば、成形品の複数のドットの少なくとも形状を検査する場合には、支持板に成形品のシートを配置してその複数のドットを上向きとし、成形品のシートと模様部材の連続模様とを対向させる。成形品と模様部材の連続模様とを対向させたら、撮像検査手段を起動して成形品の少なくとも複数のドットを撮像するとともに、昇降機構を駆動して少なくとも撮像検査手段を昇降させ、成形品のドットに撮像検査手段の焦点を調整しながら合わせる。
成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合うと、ドットの内部の複数の顕現模様が明瞭に映し出され、ドットを形作る重要な線が強調されるので、例えドットが透明でも、ドットの認識が容易となり、ドットに対する視認性が向上する。ドットに対する視認性が向上したら、ドットを観察することにより、複数のドットの少なくとも形状を検査することができる。
本発明によれば、成形品の複数のドットの特徴を一度に検査することができ、検査作業の迅速化や簡素化を図ることができるという効果がある。
請求項2記載の発明によれば、テーブルを用いれば、このテーブルに配置される模様部材と支持板との平行関係の高精度化を図ることができ、しかも、模様部材の位置ずれを防ぐことができる。また、光源を用いれば、成形品の検査時に成形品の各ドットと、各ドットの内部に映った模様部材の複数の顕現模様とを撮像検査手段により明瞭に撮像し、把握することができる。
請求項3記載の発明によれば、凹形、凸形、あるいは凹凸形を呈した透明で複数のドットの特徴を一度に検査することができ、検査作業の迅速化や簡素化を図ることができる
請求項4記載の発明によれば、ドットの内部の市松模様の複数の顕現模様がきわめて明瞭に映し出されてドットを浮き立たせ、ドットの輪郭が強調されるので、透明のドットに対する認識性を大幅に向上させることが可能になる。また、二色の色彩の市松模様は、落ち着いて見える効果があるので、ドットの検査の際の背景として落ち着いて見え、成形品の慎重、かつ冷静な検査が期待できる。
請求項5記載の発明によれば、支持板を優れた面精度が期待できるガラス板とすれば、模様部材と支持板との重要な平行関係の高精度化が期待でき、検査時の誤差の発生を防止することが可能になる。また、支持板の上方に撮像検査手段が昇降可能に配置され、焦点距離の調整が容易なので、例え成形品の表面が広くても、成形品の表面を一度に撮像することが可能になる。また、撮像検査手段を感度の高いCCDカメラとすれば、解像度が高いので、優れた画質を得ることが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、全ドットのうち、一部のドットの高さが許容範囲を越えて異常に高かったり、低い場合には、検査した成形品を不良品として系外排出することができる。
請求項8記載の発明によれば、全ドットのうち、一部のドットの表面面積が許容範囲を越えて広い場合やドットの表面周縁部等が部分的に欠けているような場合には、検査した成形部品を不良品として系外排出することができる。
本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態を模式的に示す全体説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態におけるスペーサ部品と模様用紙の関係を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態におけるスペーサ部品を模式的に示す斜視説明図である。 図3のIV部を拡大して示す斜視説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態における模様用紙にスペーサ部品が上方から重なった状態を模式的に示す平面説明図である。 図5のVI部を拡大して示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態における模様用紙を省略した場合のスペーサ部品を模式的に示す平面説明図である。 図7のVIII部を拡大して示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の実施形態における模様用紙を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第2の実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第3の実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第4の実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第5の実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第6の実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法の第7の実施形態を模式的に示す平面説明図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態における成形品の検査装置は、図1ないし図9に示すように、樹脂シート2に複数のドット3が配列形成された光透過性のスペーサ部品1を検査する専用の装置であり、作業用のテーブル10と、このテーブル10に配置されるスペーサ部品1用の模様用紙20と、この模様用紙20にスペーサ部品1を対向させて支持する光透過性の支持板40と、この支持板40に支持されたスペーサ部品1の広範囲な表面を撮像可能な撮像検査カメラ50と、支持板40と撮像検査カメラ50とをそれぞれ昇降させる昇降機構60とを備え、模様用紙20に、スペーサ部品1の複数のドット3に対向してその輪郭を強調する複数の顕現模様25を形成するようにしている。
スペーサ部品1は、図1ないし図4に示すように、例えば強度や耐熱性等に優れるB5サイズ、A4サイズのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる透明の薄い樹脂シート2を備え、この薄い樹脂シート2の表面XY方向に透明な複数のドット3が所定の間隔をおいて配列形成された光透過性の成形品である。このスペーサ部品1のドット3は、耐熱性、光透過性、ゴム弾性等に優れるシリコーンゴム等により、レンズ機能を有する凸形にプレス成形され、50μm程度の高さ(厚さ)を有する微細な円錐台形に形成される。
テーブル10は、図1に示すように、模様用紙20を搭載可能な大きさの平面矩形に構成され、ベース板11上に設置されて支持板40や撮像検査カメラ50の下方に位置するとともに、昇降機構60に隣接しており、平坦な表面(上面)に模様用紙20が着脱自在に配置される。このテーブル10は、スペーサ部品1と模様用紙20とを共に照光する場合には、ディスプレイタイプに構成される。具体的には、中空の箱形に構成されてLED等の光源を内蔵し、表面に透明の樹脂板等が覆着されることにより、光透過性が付与される。
テーブル10は、模様用紙20の位置ずれを防止する場合には、真空ポンプ等のバキューム装置に接続される負圧室と、この負圧室の開口した上面を被覆する多孔質テーブルとを備えた上下二層構造に構成される。多孔質テーブルは、例えばセラミック板やハニカムパネル等により平坦な平面矩形に形成され、厚さ方向に多数の孔が形成されており、この多数の孔が吸着孔として負圧室に連通する。この場合のテーブル10は、スペーサ部品1の検査時にバキューム装置が駆動して負圧を発生させ、多孔質テーブルの平坦な搭載面が模様用紙20を着脱自在に吸着固定する真空吸着テーブルとして機能する。
模様用紙20は、図1、図2、図6、図9に示すように、テーブル10の表面に配置される所定の用紙21と、この用紙21のXY方向に印刷される連続模様22とを備え、この連続模様22を形成する複数の模様が二色以上の異なる色彩で着色されることにより、ドット3用の顕現模様25とされる。
具体的には、A4サイズ等の上級印刷用紙、特殊印刷用紙、コピー用紙等からなる白紙の用紙21と、この用紙21の表面XY方向に印刷されて落ち着いた印象を与える連続模様22である市松模様(チェスボード模様)23とを備え、この市松模様23を交互に並んで形成する複数の矩形模様(正方形の模様)24が白黒二色の異なる色彩で印刷されることにより、複数の矩形模様24がスペーサ部品1の各ドット3に下方から対向してその輪郭を強調する顕現模様25とされる。
用紙21は、テーブル10の表面に配置されると、表面がスペーサ部品1の裏面に支持板40を介して下方から対向する。また、矩形模様24の大きさは、線図が小さ過ぎる場合には、視覚的な認識が困難となり、逆に線図が大き過ぎる場合には、ドット3の一部が背景に馴染んで視認性が悪化するので、ドット3の大きさに留意して設定される。例えば、ドット3の大きさがφ5mmの場合には、6mm程度の大きさに印刷される。
支持板40は、図1に示すように、例えば上下両面の面精度が期待できる平面矩形の透明なガラス板からなり、平面枠形の保持板41内に嵌着され、この保持板41がスタンド42に昇降可能に嵌通支持されており、このスタンド42がベース板11に立設されて昇降機構60に隣接する。この支持板40は、スペーサ部品1の樹脂シート2よりも大きく形成されてテーブル10の表面に水平に対向し、表面にスペーサ部品1を着脱自在に搭載する。
支持板40の表面周縁部には、図示しない位置決め具が必要に応じて配設され、この位置決め具がスペーサ部品1の周縁部に干渉してこれを位置決めする。この位置決め具としては、例えば断面L字形の位置決め片や光透過性を有する弱粘着性の両面粘着テープ等があげられるが、真空吸着手段等でも良い。
このような支持板40は、スペーサ部品1を搭載すると、このスペーサ部品1の各ドット3内に映る模様用紙20の複数の顕現模様25を視覚を通じ、明瞭に把握することができるよう、昇降機構60により適宜昇降する。
撮像検査カメラ50は、図1に示すように、例えば低消費電力のフレーム転送方式、扱いやすい標準的なインターライン転送方式、高性能のフレームインターライン転送方式のCCDカメラからなり、アーム51の先端部に下向きに吊持され、このアーム51がベース板11のスタンド42に昇降可能に嵌通支持されることにより、支持板40の略中央直上に位置する。
この撮像検査カメラ50は、スペーサ部品1のドット3の特徴(例えば、ドット3の良品の形、高さ、幅、面積等)に関する情報を予め記録し、必要に応じ、コンピュータ機器に接続される。撮像検査カメラ50の種類は、撮像するスペーサ部品1の測定範囲の大きさに応じて変更されるが、例えば27cm×22cmの測定範囲を撮像する場合、3840×3072画素で350dpiのCCDカメラが採用されることが好ましい。
このような撮像検査カメラ50は、スペーサ部品1の検査時に樹脂シート2の広範囲な表面と複数のドット3とを上方から常時撮像するとともに、各ドット3内に映る模様用紙20の複数の顕現模様25を撮像し、各ドット3の特徴、具体的には形、高さ、面積等を測定・検査し、ドット3の良否を判定するよう機能する。
昇降機構60は、図1に示すように、例えばサーボモータと歯車機構、螺子機構、リンク機構、あるいはカム機構と組み合わされることで構成され、ベース板11に設置されてテーブル10とスタンド42との間に介在する。昇降機構60が歯車機構の場合、歯車機構は、例えば昇降の対象が支持板40のときには、支持板40を保持する保持板41に装着されるラックと、サーボモータの出力軸に嵌着されるピニオンとを備え、これらラックとピニオンとが相互に噛合する。これに対し、昇降の対象が撮像検査カメラ50のときには、撮像検査カメラ50を吊持するアーム51に装着されるラックと、サーボモータの出力軸に嵌着されるピニオンとを備え、これらラックとピニオンとが相互に噛合する。
また、昇降機構60が螺子機構の場合、螺子機構は、例えば昇降の対象が支持板40のときには、サーボモータの出力軸に接続される螺子棒と、この螺子棒にスライド可能に螺嵌されるスライダとを備え、このスライダが支持板40を保持する保持板41に接続される。これに対し、昇降の対象が撮像検査カメラ50のときには、サーボモータの出力軸に接続される螺子棒と、この螺子棒にスライド可能に螺嵌されるスライダとを備え、このスライダが撮像検査カメラ50を吊持するアーム51に接続される。
このような昇降機構60は、サーボモータの駆動により、テーブル10に対して支持板40を自動的に下降させて接近させたり、自動的に上昇させて離隔する。また、サーボモータの駆動により、支持板40に対して撮像検査カメラ50を自動的に下降させて接近させたり、自動的に上昇させて離隔する。
上記構成において、スペーサ部品1の複数のドット3の形が一律に揃っているか否かを検査する場合には、先ず、テーブル10と支持板40とを僅かな間隔をおいて対向させ、撮像検査カメラ50を最下方の基準位置に位置させ、支持板40の表面にスペーサ部品1の樹脂シート2を位置決め配置してその複数のドット3を上向きにするとともに、テーブル10の表面に模様用紙20を配置してその表面の市松模様23を上向きとし、スペーサ部品1の樹脂シート2裏面に模様用紙20表面の市松模様23を対向させる。
この際、スペーサ部品1の各ドット3が画像を拡大させるレンズ機能を有し、ドット3の内部に映る市松模様23の複数の顕現模様25が拡大表示されるので、複数の顕現模様25の把握の容易化を図る観点から、昇降機構60を駆動し、支持板40をスペーサ部品1の検査に最適な位置に昇降させ、停止させる。模様用紙20の市松模様23は、スペーサ部品1と支持板40とが共に透明なので、スペーサ部品1を上方から見下ろした場合、透けて視認することができる。
スペーサ部品1と模様用紙20の市松模様23とを対向させたら、光源を点灯させてスペーサ部品1と模様用紙20とを共に照光し、撮像検査カメラ50を起動してスペーサ部品1の表面を撮像するとともに、昇降機構60を駆動して撮像検査カメラ50を徐々に上昇させ、スペーサ部品1の各ドット3に撮像検査カメラ50の焦点を微調整しながら合わせる。この際、スペーサ部品1の各ドット3と、各ドット3の内部に映った模様用紙20の複数の顕現模様25とが撮像検査カメラ50により上方から撮像される。
各ドット3に撮像検査カメラ50の焦点が合うと、ドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25がぼやけて見えるので、ドット3の知覚に最も重要な輪郭が強調され、透明のドット3に対する視認性が向上する。透明のドット3に対する視認性が向上したのを確認したら、各ドット3の形を観察して検査することにより、複数のドット3の形が一律に揃っているか否かを検査することができる。
この検査の際、撮像検査カメラ50が撮像したドット3の画像を画像処理したり、撮像検査カメラ50を昇降させ、この撮像検査カメラ50が撮像した複数の画像を合成して焦点位置の差を求めること等により、各ドット3の高さを測定・検査することができる。また、撮像した各ドット3に関するデータと、ドット3の良品の基準規格データとを比較し、比較結果を活用すれば、各ドット3が良品か不良品かを判定することができる。
また、スペーサ部品1の各ドット3に撮像検査カメラ50の焦点を合わせたら、各ドット3の形を直ちに観察して検査しても良いが、撮像検査カメラ50の高さを微調整し、各ドット3の表面ではなく、内部に映った複数の顕現模様25に対する焦点距離を調整し、各ドット3の内部に映った複数の顕現模様25に撮像検査カメラ50の焦点が合った段階で撮像検査カメラ50の昇降を停止させることもできる。
こうすれば、ドット3の内部の複数の顕現模様25がきわめて明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常にぼやけて不明瞭になるので、ドット3の知覚に最も重要な輪郭がより強調され、透明のドット3に対する視認性が大幅に向上する(図6参照)。透明のドット3に対する視認性が大幅に向上したのを確認したら、各ドット3の形を観察して検査することにより、複数のドット3の形が一律に揃っているか否かを検査することができる。この検査の際、撮像した各ドット3に関するデータと、ドット3の良品の基準規格データとを比較し、比較結果を活用すれば、各ドット3が良品か不良品かを判定することができる。
上記構成によれば、撮像検査カメラ50の撮像範囲が非常に広いので、樹脂シート2表面の広範囲に配列されている複数のドット3の形や高さを一度に測定・検査することができる。したがって、従来の測定機器の移動時間が不要となり、測定時間のみで測定・検査することができ、作業時間が数分になる等、検査作業の著しい迅速化や簡素化を図ることができる。また、測定にレーザを用いないので、ドット3の表面状態や色調にかかわらず、測定値の安定が期待できる。また、複数のドット3の高さを短時間で測定・検査することもできるので、複数のドット3と別のフィルムとの貼着作業の迅速化も期待できる。
また、複数の顕現模様25が存在しない場合には、ドット3の輪郭の強調が期待できない(図7、図8参照)が、複数の顕現模様25が存在する場合には、ドット3の輪郭の強調が期待でき、透明のドット3に対する視認性が向上する(図5、図6参照)ので、ドット3の内部に混在した異物や気泡、ドット3の欠け等を容易に発見することが可能になる。また、支持板40が優れた面精度を期待できるガラス板なので、テーブル10と支持板40との重要な平行関係の高精度化が期待でき、測定・検査時の誤差の発生を有効に防止することが可能になる。さらに、撮像検査カメラ50として、感度の高いCCDカメラを用いるので、例え放出光が微小な光量でも、確実な測定・検査が大いに期待できる。
次に、図10は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を形成する複数の模様をそれぞれ正方形の矩形模様24とし、この複数の矩形模様24を六色の異なる色彩でそれぞれ順次着色することにより、これら複数の矩形模様24をドット3用の顕現模様25とするようにしている。
六色の色彩は、図10では明瞭に示すことができないが、例えば黄色、赤色、青色、白色、黒色、緑色があげられる。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常にぼやけて不明瞭になるので、ドット3の輪郭が強調され、透明のドット3に対する視認性が向上するのは明らかである。また、模様用紙20の連続模様22のパターンの多様化が大いに期待できるので、市松模様23ではドット3の輪郭を明瞭に把握できない場合に、有意義である。
次に、図11は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を格子模様26とし、この格子模様26の縦横に間隔をおいて並ぶ複数の線条模様27を白色で印刷するとともに、この複数の線条模様27に包囲される複数の矩形模様(正方形あるいは長方形の模様)24を黒色で印刷し、これら複数の線条模様27と矩形模様24とを顕現模様25とするようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常にぼやけて不明瞭になるので、ドット3の輪郭が強調され、透明のドット3に対する視認性が向上するのは明らかである。また、模様用紙20の連続模様22のパターンの多様化が大いに期待できるので、市松模様23ではドット3の輪郭を明瞭に把握できない場合に、有効である。
次に、図12は本発明の第4の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を菱形の市松模様28とし、この菱形の市松模様28を交互に並んで形成する複数の菱形模様29を白黒二色の異なる色彩で印刷することにより、これら複数の菱形模様29を顕現模様25とするようにしている。
菱形模様29には、菱形と、半菱形のいずれもが含まれる。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常に掠れるので、ドット3の輪郭が強調され、透明のドット3に対する視認性が向上するのは明白である。また、模様用紙20の連続模様22のパターンの多様化を図ることもできる。
次に、図13は本発明の第5の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を水玉模様30とし、この水玉模様30を並んで形成する複数の円模様31を黒色で印刷するとともに、この複数の円模様31の間の模様32を白色で印刷し、これら複数の円模様31と模様32を顕現模様25とするようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常に不明瞭になるので、ドット3の輪郭が強調され、透明のドット3に対する認識性を向上させることができる。また、連続模様22のパターンの多様化を図ることが可能になるので、市松模様23ではドット3の輪郭を明瞭に把握できない場合に、有効である。
次に、図14は本発明の第6の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を水玉模様30とし、この水玉模様30を並んで形成する複数の円模様31を白色で印刷するとともに、この複数の円模様31の間の模様32を黒色で印刷し、これら複数の円模様31と模様32とを顕現模様25とするようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常に暈けるので、ドット3の輪郭が強調され、透明のドット3に対する認識性を向上させることができる。また、連続模様22のパターンの多種類化が期待できる。
次に、図15は本発明の第7の実施形態を示すもので、この場合には、模様用紙20の連続模様22を鱗紋模様33とし、この鱗紋模様33を連続して形成する複数の三角模様34を白黒二色の異なる色彩で印刷することにより、これら複数の三角模様34を顕現模様25とするようにしている。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、撮像検査カメラ50の撮像時にドット3の内部の複数の顕現模様25が明瞭に映し出されてドット3を浮き立たせ、他の顕現模様25が非常に不明瞭になるので、ドット3の輪郭強調が期待でき、透明のドット3に対する認識性を向上させることが可能になる。さらに、連続模様22のパターンの多種類化も可能になるので、市松模様23ではドット3の輪郭を明瞭に把握できない場合に、有意義である。
なお、上記実施形態ではスペーサ部品1の樹脂シート2をポリエチレンテレフタレートフィルムとしたが、何らこれに限定されるものではない。例えば、ポリエステル系、ポリプロピレン系、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド、フェノール樹脂系、アクリル系のフィルムでも良い。また、ドット3をシリコーンゴムにより成形したが、何らこれに限定されるものではなく、例えばドット3を透明のフッ素ゴム等の各種ゴムにより成形しても良い。
また、上記実施形態ではテーブル10にLED等の光源を内蔵し、スペーサ部品1と模様用紙20とを共に下方から照光したが、何らこれに限定されるものではない。例えば、スペーサ部品1と模様用紙20とを横方向から照光しても良い。また、支持板40に光源を設置し、この光源からスペーサ部品1に光線を横方向から照射してスペーサ部品1のみを照光しても良い。また、支持板40に光源を設置し、この光源から支持板40内に光線を照射し、支持板40からスペーサ部品1に光線を入射させ、スペーサ部品1のみを照光することもできる。
また、模様用紙20の複数の矩形模様24等を白黒二色の異なる色彩で印刷しても良いが、赤色と緑色の二色でも良いし、青色、黄みの橙色、及び赤みの橙色の三色、青色、橙色、黄色、及び紫色の四色、黄色、赤色、青色、白色、及び黒色の五色等で印刷することもできる。また、撮像検査カメラ50として、ブルーミングやスミア現象が少なく、低消費電力化が期待できるCMOSカメラを採用することができる。
また、昇降機構60を、手動操作用のハンドルと歯車機構、螺子機構、リンク機構とを組み合わせて構成し、支持板40を手動で昇降操作することができる。また、昇降機構60のサーボモータを利用して位置情報を入手し、支持板40や撮像検査カメラ50の上昇位置、下降位置を設定する等、検査作業の便宜を図ることもできる。さらに、昇降機構60にデジタルダイヤルゲージを設置してその数値を記録し、検査作業の便宜を図ることが可能である。
本発明に係る成形品の検査装置及び検査方法は、光透過性を有する成形品の製造分野で使用される。
1 スペーサ部品(成形品)
2 樹脂シート(シート)
3 ドット
10 テーブル
20 模様用紙(模様部材)
21 用紙
22 連続模様
23 市松模様
24 矩形模様(模様)
25 顕現模様
26 格子模様
27 線条模様(模様)
28 菱形の市松模様
29 菱形模様(模様)
30 水玉模様
31 円模様(模様)
32 模様
33 鱗紋模様
34 三角模様(模様)
40 支持板
41 保持板
50 撮像検査カメラ(撮像検査手段)
60 昇降機構

Claims (9)

  1. シートに複数のドットが配列形成された光透過性の成形品を検査する成形品の検査装置であって、
    成形品用の模様部材と、この模様部材に成形品を対向させて支持する光透過性の支持板と、この支持板に支持された成形品の少なくとも複数のドットを撮像する撮像検査手段と、支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させる昇降機構とを含み、
    模様部材は、所定の用紙と、この用紙に形成される連続模様とを含み、この連続模様を形成する複数の模様が二色以上の異なる色彩の着色により、成形品の複数のドットに対向してその少なくとも輪郭を強調する顕現模様とされることを特徴とする成形品の検査装置。
  2. 模様部材が配置されるテーブルと、成形品と模様部材のうち、少なくとも成形品を照光する光源とを含んでなる請求項1記載の成形品の検査装置。
  3. 成形品は、透明の樹脂シートと、この樹脂シートのXY方向に所定の間隔をおいて配設された複数のドットとを含み、この複数のドットが透明の凹形、凸形、あるいは凹凸形とされる請求項1又は2記載の成形品の検査装置。
  4. 模様部材は、所定の用紙と、この用紙のXY方向に配設される市松模様とを含み、この市松模様を交互に並んで形成する複数の矩形模様が二色の異なる色彩の着色により、顕現模様とされる請求項1、2、又は3記載の成形品の検査装置。
  5. 模様部材の上方に支持板が昇降可能に配置され、この支持板の上方に撮像検査手段が昇降可能に配置されており、支持板がガラス板とされるとともに、撮像検査手段がCCDカメラとされる請求項1ないし4のいずれかに記載の成形品の検査装置。
  6. シートに複数のドットが配列形成された光透過性の成形品を請求項1ないし5のいずれかに記載した成形品の検査装置により検査する成形品の検査方法であって、
    支持板に成形品のシートを支持させ、この成形品を模様部材に上方から対向させ、成形品の少なくとも複数のドットとその内部に映った模様部材の顕現模様を撮像検査手段により撮像するとともに、支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させて成形品のドットに対する焦点距離を調整し、成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの少なくとも形状を検査することを特徴とする成形品の検査方法。
  7. 成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの高さを検査する請求項6記載の成形品の検査方法。
  8. 成形品のドットに撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、撮像した成形品の複数のドットに関するデータと基準規格データとを比較することにより、成形品の複数のドットの良否を判定する請求項6又は7記載の成形品の検査方法。
  9. 支持板と撮像検査手段のうち、少なくとも撮像検査手段を昇降させて成形品のドットの内部に映った顕現模様に対する焦点距離を調整し、成形品のドットの内部に映った顕現模様に撮像検査手段の焦点が合った段階で撮像検査手段を停止させ、成形品の複数のドットの少なくとも形状を検査する請求項6、7、又は8記載の成形品の検査方法。
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